JPH0533933Y2 - - Google Patents

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JPH0533933Y2
JPH0533933Y2 JP433487U JP433487U JPH0533933Y2 JP H0533933 Y2 JPH0533933 Y2 JP H0533933Y2 JP 433487 U JP433487 U JP 433487U JP 433487 U JP433487 U JP 433487U JP H0533933 Y2 JPH0533933 Y2 JP H0533933Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、記録計であつて、表示部に表示さ
れる入力データがプロセス制御の所定条件を逸脱
したことを明瞭に確認し得るようにした記録計に
関する。
(ロ) 従来の技術 例えば、石油精製等の化学工業プロセスにおい
て、一連の工程における圧力・温度・流速・その
他の量の変動を観察し、プロセス制御の指針にす
る場合、これらの各変動量を検知器で検出し、得
られた複数の入力信号を一定時間毎に記録する記
録計が使用されている。この記録計の表示部に
は、複数の入力データがグラフ化表示されると共
に、このグラフデータを特定する、例えば%等の
単位目盛線(レンジと称される目盛線)も合わせ
て表示される。つまり、単位目盛線(一定間隔を
開いた複数の水平状の細線)の線上に連続的に変
動する各入力データがオーバーラツプして表示さ
れる。化学工業プラントの中央コントロール室で
は、この記録計の表示部(例えば記録紙或いは表
示画面)上に表示記録された複数の変量データを
見ることで、所望範囲のプロセス制御が実行され
ているか否かを判断することが行われている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 現在、記録計の表示部(例えば記録紙)に記録
表示される複数の入力データは、グラフ化した複
数のデータが一定時間毎に表示されるのみで、こ
の表示されているデータが、プロセスの所望制御
範囲を逸脱しているか否かを、特定の手段をもつ
て表示する方式ではない。
このため、プロセス制御の監視者は、記録計の
表示部に表示される複数の入力データを、余程慎
重に注意深く検討しなければ、複数のグラフ化デ
ータのうち、どのデータが所望の制御範囲を逸脱
したかを確認し難い等の不利があつた。
この考案は、以上のような問題点を解消させ、
入力データがプロセス制御の所望の範囲を逸脱し
たことを、一見して確認し得るようにした記録計
を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるために、この考案の記録
計では、次のような構成としている。
連続的に変動する複数の入力データを一定時間
毎に読取り、各入力データを記録表示する記録計
において、入力データの制御値を逸脱する所定条
件を設定する条件設定手段と、条件設定手段によ
り設定された所定条件を前記複数の入力データと
比較し、入力データが所定条件に該当するか否か
を判定する判定手段と、複数の入力データを単位
目盛線と共に表示する表示部と、前記判定手段の
条件成立信号が出力された時、上記表示部に表示
する単位目盛線の表示態様を変更する制御逸脱表
示手段とから構成されている。
このような構成を有する記録計では、予め、系
の監視者が望ましい制御を達成するために、所望
の制御範囲を逸脱する条件値をキー入力手段によ
り設定する。例えば、第1のチヤンネルでは温度
が100℃以上、第2のチヤンネルでは流量が25%
以下、更に第3のチヤンネルでは圧力が0.5Kg
f/cm2以上であること等の条件を設定し、メモリ
に記憶させる。そして、制御部では、これら各チ
ヤンネル毎に変量するデータ(入力信号)を一定
時間毎に得る。そして、今、仮に一定時間に得た
複数のデータ(複数のチヤンネル信号)のうち、
例えば2チヤンネルの流量が10%であるとする
と、設定条件に該当していると判定し、この流量
制御範囲(25%以上)を逸脱している時間帯に対
応する単位目盛線の表示態様を変化させる。この
表示態様の変化は、各変量データが何れも制御範
囲内にある場合は、例えば黒色の細線表示とし、
各変量データの何れか一つのデータが条件成立
(制御範囲を越えている)の場合には、その越え
ている時間帯の単位目盛線を、例えば赤色の太線
で表示する。これにより、プロセス監視者は、表
示部の単位目盛線を見るだけで、一見して制御範
囲を越えたデータのあること及びその時間帯を知
得し得る。
(ホ) 実施例 第2図は、この考案に係る記録計の具体的な回
路構成例を示すブロツク図である。
例えば、プロセス制御を行う化学工業プロセス
の各工程には、圧力計(流体の圧力下で変形する
柔軟なダイヤフラム等の検知器を持つ計器)と、
この圧力計により検出された圧力に対応した電気
信号を発生させる圧力変換器とが配備してある。
この圧力変換器から複数の圧力データ、実施例
では4つのチヤンネルからそれぞれ流体の圧力デ
ータが入力されるようになつている。
これら第1乃至第4チヤンネルの圧力データ
は、CPU(セントラルプロセツシングユニツト)
3の指令により、MPX(マルチプレクサ)1が順
次、時分割に取込む。例えば、MPX1では、1
秒間に一つのチヤンネルを取込む。そして、4秒
間で第1チヤンネルから第4チヤンネルまでのデ
ータ信号(圧力データ)を順次取込み、次の4秒
間で、これらのデータを表示部4に表示するサイ
クルに設定されている。
A/D変換器2は、アナログ量である入力信号
を、CPU3の処理し易いデジタル値に変換する。
キー入力部(条件設定手段)5は、プロセス監
視者が、各チヤンネル毎の制御範囲逸脱条件を設
定するためのものである。実施例では、第1乃至
第4チヤンネルは、プロセス工程の異なる4個所
(ポジシヨン)から、それぞれの流体圧データを
入力するものとしている。そして、キー入力部5
により設定される所定条件は、何れのチヤンネル
も同様の条件、つまり流体圧が25%以下或いは75
%以上である時に、所定条件に該当すると設定さ
れている。
前記CPU3は、A/D変換器2を介して1乃
至4チヤンネルの入力信号を順次取込み、これら
の圧力データを記憶装置6に記憶させる機能、表
示部4にグラフ表示させる機能を有する。更に、
CPU3では、順次入力される各データ値が25%
以下或いは75%以上であるか否か、つまりデータ
値が所定条件に該当するか否かの判定機能、何れ
かのデータ値が所定条件に該当している場合に、
表示部(例えば記録紙)4の単位目盛線7の表示
態様を変更させる機能を有する。この単位目盛線
7の表示は、通常は、一定間隔を開いた複数の水
平状細線で表示される。実施例では、単位が%で
ある目盛線7が表示される。仮に、何れかのデー
タ値が所定条件に該当する場合には、その該当す
る時間帯に対応して、単位目盛線7を太線で表示
させる(第3図参照)。
第1図は、実施例記録計の具体的な処理動作を
示すフローチヤートである。
連続的に変化する第1乃至第4チヤンネルの信
号データ(圧力データ)が、順次、CPU3に取
込まれる〔ステツプ(以下STという)1〕。
CPU3では、各チヤンネルの圧力データを記憶
装置6に記憶させる。同時に。CPU3では、各
4チヤンネルの圧力データが、内蔵するメモリに
記憶する所定条件に該当するか否か、つまり各4
ポジシヨンの流体圧が25%以下あるいは75%以上
であるか否かを判定する(ST2)。そして、何れ
の圧力データも例えば25%から75%の所望制御範
囲にあるとすると、この時間帯(4秒間)は各ポ
ジシヨンとも正常圧であり、正しく制御されてい
るとしてST2の判定がNOとなり、ST4で、表示
部(記録紙)4に各入力データが表示される。こ
の状態における表示部4の単位目盛線7は、第3
図で示す通り、通常どおりの細線で表示される。
今、仮に次の4秒間で入力された第1乃至第4
チヤンネルの入力データのうち、例えば1つの圧
力データ値が80%であるとすると、ST2の判定が
YESとなる。ここで、CPU3は、第3図で示す
ように、表示部(記録紙)4の単位目盛線7を太
線で表示させ(ST3)、且つ各圧力データを同時
に表示する(ST4)。仮に、次の4秒間に入力さ
れた圧力データ値の全てが、所定条件に該当しな
い場合は、単位目盛線7は元の細線で表示され
る。かくして、第1乃至第4チヤンネルの入力デ
ータのうち、1つのデータでも設定条件に該当す
るものがある場合には、その設定条件を充足する
時間幅に対応して単位目盛線7の表示態様を変更
するので、監視者は、一見して制御範囲を越えた
ポジシヨンの存在を確認し得る。
尚、実施例では、単位目盛線7の表示態様の変
更を細線から太線とする例を示したが、この考案
はこれに限らず、実線から破線(一点鎖線)或い
は黒色線から赤色線などの態様変化とさせても良
い。
(ヘ) 考案の効果 この考案では、以上のように、一定時間内に取
込んだ複数の入力データが、予め設定された所定
条件に該当するか否かを判定し、入力データ所定
条件に該当する場合、表示部に表示する単位目盛
線の表示態様を変更することとしたので、仮に入
力データが所望制御範囲を逸脱し、所定条件に該
当する場合は、所定条件に該当する時間帯に対応
して、単位目盛線が他の時間帯の目盛線表示と異
なる。従つて、制御の監視者は、表示部を一見し
ただけで、この単位目盛線の変化、つまり所望制
御範囲を逸脱したチヤンネル及び時間帯を容易に
検出し得る等、考案目的を達成した優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例記録計の処理動作を示すフロ
ーチヤート、第2図は、実施例記録計の回路構成
例を示すブロツク図、第3図は、記録計の表示部
を示す説明図である。 3……CPU、4……表示部、5……キー入力
部、6……記憶装置、7……単位目盛線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 連続的に変動する複数の入力データを一定時間
    毎に読取り、各入力データを記録表示する記録計
    において、 入力データの制御値を逸脱する所定条件を設定
    する条件設定手段と、条件設定手段により設定さ
    れた所定条件を前記複数の入力データと比較し、
    入力データが所定条件に該当するか否かを判定す
    る判定手段と、複数の入力データを単位目盛線と
    共に表示する表示部と、前記判定手段の条件成立
    信号が出力された時、前記表示部に表示する単位
    目盛線の表示態様を変更する制御逸脱表示手段と
    から成る記録計。
JP433487U 1987-01-13 1987-01-13 Expired - Lifetime JPH0533933Y2 (ja)

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JP433487U JPH0533933Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13

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JP433487U JPH0533933Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13

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Publication Number Publication Date
JPS63111613U JPS63111613U (ja) 1988-07-18
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