JPH05339254A - ヒドロキシラクトン化合物の製法 - Google Patents

ヒドロキシラクトン化合物の製法

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JPH05339254A
JPH05339254A JP4188535A JP18853592A JPH05339254A JP H05339254 A JPH05339254 A JP H05339254A JP 4188535 A JP4188535 A JP 4188535A JP 18853592 A JP18853592 A JP 18853592A JP H05339254 A JPH05339254 A JP H05339254A
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小槻  日吉三
Hideyuki Nishikawa
秀幸 西川
Yumi Mori
由美 森
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Abstract

(57)【要約】 トリフラート化された化合物を経由する効率的なヒドロ
キシラクトン化合物の合成方法の提供と、トリフラート
化された化合物との反応に使用する化合物の選択に依る
ヒドロキシラクトン化合物の多様化を可能とする方法の
提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヒドロキシラクトン
化合物の製法に係るものである。本発明により提供され
るヒドロキシラクトン化合物を水解して得られるもの
は、免疫抑制作用を有することが知られている化合物例
えばFK506やラパマイシンなどにおいて共通した構
造を示す部分である。従って、これら化合物の合成に利
用できるものである。
【0002】
【従来技術】この発明が提供するヒドロキシラクトン化
合物は、従来(R)−(−)−パントラクトンを出発原
料として、(S)−(+)−パントラクトンを得、これ
にアクリル酸を反応させて、(S)−(+)−パントラ
クトンのアクリルエステル体を得、得れたエステル体に
ブタジエンを反応させ、得られた化合物を更に数段階、
反応に付して造るというものである。(テトラヘドロン
レター 30No39,5231(1989))当該化
合物は、特別な立体構造を要求されるものであるから、
その造り方も複雑を極め煩瑣にならざるを得ない状況下
にある。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、ヒドロキ
シラクトン化合物の効率的合成方法を提供しようとする
ものであって、その中間体としてキラルトリフラート化
物を用いるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、D−酒石酸を
光学活性源化合物として、これから造られたベンジリデ
ン保護化合物式(I)を出発原料として、以下の反応式
に従うヒドロキシラクトン化合物の製造方法を提供する
ものである。即ち、
【0005】
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【化5】
【化6】
【化7】(上記反応式中において、Phはアルコキシ基
を置換していてもよいフェニル基を、Rは分枝していて
もよい低級アルキル基を、Mはアルカリ金属を示す。)
【0006】ここにおいて、出発原料となる式(I)で
示される化合物は、D−酒石酸を使って公知の方法(M
odern Synthetic Methods V
ol2,91(1980))に従い合成される。トリフ
レート化反応は、トリフルオロメタンスルホン酸又はそ
の無水物、トリフルオロメタンスルホニルクロリドなど
を使用し、ジクロロメタン、ジクロロエタン、エチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、イソプロピ
ルエーテル、ピリジン、トリエタノールアミン等の溶媒
中、式(I)で示される化合物と反応させることにより
達成される。
【0007】得られたトリフレート化合物式(II)
は、MCHCOORで示される化合物と反応させると
式(III)で示される化合物を与える。ここにおいて
Mは、Li,K,Naなどのアルカリ金属であり、Rは
〜Cの分枝していてもよい低級アルキル基を意味
する。反応は、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、
イソプロピルエーテルなどの溶媒中、低温(ドライアイ
ス−アセトン冷却下)で、両者を混合撹拌して行われ
る。この際、非プロトン性極性溶媒例えばDMPUやH
MPAを併用すると良い。
【0008】かくて得られた式(III)で示される化
合物は、これに、トリアルキルヒドロゲノシラン(例え
ば、トリメチルシラン、トリエチルシラン、トリプロピ
ルシランなど)を四塩化チタンと共に反応させると式
(IV)で示される化合物を与える。ここにおいて、反
応は、ジクロロメタン、ジクロロエタン、四塩化炭素な
どの溶媒を用い、低温(ドライアイス−アセトン、液体
窒素等冷却下)で両者を混合撹拌して行われる。かくて
得られた式(IV)で示される化合物は、分子内エステ
ル化反応に付し、式(V)で示される化合物に導かれ
る。反応は、ジクロロメタン、ジクロロエタン、四塩化
炭素、酢酸などの溶媒中、三弗化酢酸、濃塩酸を用い、
室温で、撹拌することにより進行せしめることができ
る。
【0009】かくて得られた式(V)で示される化合物
は、脱カルボキシル的ハロゲン化を行い、そのあと分子
内アルキル化反応を行うことにより式(VI)で示され
る化合物に導くことができる。脱カルボキシル的ハロゲ
ン化は、ベンゼン、トルエンなどの溶媒中、塩化リチウ
ム、四酢酸鉛を使用し加熱するか、四塩化炭素、クロロ
ホルムなどの溶媒中、酸化水銀、臭素を使用して行う
か、又は、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロホルム
などの溶媒中、フェニルヨード二酢酸、沃素を使用して
光照射下に加熱することによって行われる。次いで、テ
トラヒドロフラン、エチルエーテル、イソプロピルエー
テルなどの溶媒中、リチウムヘキサメチルジシラザン、
ポタシウムヘキサメチルジシラザンなどを用いて低温で
反応させると、分子内アルキル化が起こり式(VI)で
示される化合物を与える。
【0010】かくて得られた式(VI)で示される化合
物は、酢酸エチルエステル、テトラヒドロフランなどの
溶媒中、パラジウム−炭素、水酸化パラジウム−炭素等
の触媒を用い、脱ベンジル化を行うと本発明目的化合物
である式(VII)で示される化合物を与える。本発明
目的化合物は、D−マンニトールを原料として公知の方
法に従い造ることのできる4,5−O−イソプロピリデ
ン−4,5−ジヒドロキシ−2,6−オククジエンジオ
エート(Synthesis 1987年 1075参
照)を原料として、次の反応式に従っても造ることがで
きる。即ち、
【0011】
【化8】
【化9】
【化10】
【化11】
【化4】(式中Ph、Rは前記と同じ)かくして得られ
た化合物式(IV)は、前記した方法の後部を続いて実
施することによって本発明目的化合物を与える。
【0012】トリフラート化された化合物を経由して目
的化合物に到る方法においては、MCHCOORで示
される化合物を変えることによって、種々の構造の化合
物を得ることができる。例えばM−CR−COO
R(R,Rは同一又は異なりるアルキル基を示
す。)を使用するとき、種々のアルキル基が導入された
多くの化合物を得ることができるのである。また、光学
活性源にL−酒石酸を使用することにより、そのエナン
チオマー体の合成も容易になるのである。
【0013】
【実施例1】(4R,5R)−2−フェニル−4,5−
ジ(ヒドロキシメチル)−1,3−ジオキソラン 93
mg、ピリジン0.2mlをジクロロメタン1mlに溶
かし、−15℃で、トリフルオロメタンスルホン酸無水
物370mgをジクロロメタン0.5mlに溶かした溶
液を加えた。混合物を同温度で15分撹拌した。ジクロ
ロメタンを加え、硫酸銅水溶液、飽和重曹水、飽和食塩
水の順で洗浄し、硫酸ソーダで乾燥した。減圧濃縮し、
ジトリフラート体(4R,5R)−2−フェニル−4,
5−ジ(トリフルオロメタンスルホニロキシメチル)−
1,3−ジオキソランを殆ど純品状態で得た。Rf=
0.72(エチルエーテル)
【0014】
【実施例2】テトラヒドロフラン3ml中でブチルリチ
ウムとジイソプロピルアミンとから造ったリチウムジイ
ソプロピルアミド1.2ミリモルに、酢酸t−ブチルエ
ステル1.1ミリモルを加えた。混合物を30分撹拌し
た。次いで、混合物に、−78℃で、1,3−ジメチル
−2−オキソ−ヘキサヒドロピリミジン0.85mlを
加え、実施例1で得たジトリフラート体をTHF2ml
に溶かしたものを加え、30分撹拌した。飽和重曹水で
反応を止め、濃縮後エチルエーテルで抽出した。抽出液
を飽和食塩水で洗い、硫酸ソーダで乾燥し、濃縮した。
粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン:酢酸エチル 2:1)で精製し、油状物のジ−t
−ブチル(4R,5R)−4,5−O−ベンジリデン−
4,5−ジヒドロキシオクタンジオエートを得た。 得量 126mg(収率71%)、Rf=0.44(ヘ
キサン:酢酸エチル 2: 1369,1154,1096,1069,849,7
58,698cm−1H NMR(90MHz)δ
1.43(18H,s),1.6−2.1(4H,
m),2.44(4H,m),3.81(2H,m),
5.85(1H,s),7.37(5H,m);13
NMR(22.6MHz)δ28.16(×6),3
1.84(×2),32.00(×2),80.32
(×2),81.54(×2),102.76,12
6.55(×2),128.19(×2),129.1
1,137.95,172.10,172.16;MS
m/z(相対強度)406(M,1.4),349
(1.1),333(1.7),293(88),27
7(56),244(19),217(9),188
(93),171(100),153(28),107
(71),105(86),91(10),85(3
7),57(72),41(19);HRMS C23
34 計算値406.2355、実測値406.
2357。
【0015】
【実施例3】ジ−t−ブチル(4R,5R)−4,5−
O−ベンジリデン−4,5−ジヒドロキシオクタンジオ
エート216mg、トリエチルヒドロゲノシラン0.3
4mlをジクロロメタン7mlに溶かし、これに、四塩
化チタン0.152g(0.80ミリモル)を、−78
℃で加え、黄色溶液を同温度で20分撹拌した。水を加
えて反応を止め、酢酸エチルで抽出した。抽出物を硫酸
ソーダで乾燥し、濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラ
ムクロマト(石油エーテル:アセトン 9:1)し、無
色油状物のジ−t−ブチル−(4R,5R)−4−ベン
ジロキシ−5−ヒドロキシオクタンジオエートを得た。 得量 190mg(収率88%) Rf=0.32(石
油エーテル:アセトン6 3468,1728,1368,1154,1073,
849,737,698cm−1H NMR(90
MHz)δ1.44(18H,s),1.5−2.0
(4H,m),2.0−2.5(5H,m),3.2−
3.7(2H,m),4.53,4.65(2H,AB
q,JAB=11.4Hz),7.32(5H,s);
13C NMR(22.6MHz)δ25.38,2
8.03(×6),28.43,31.02,31.9
4,71.85,72.55,80.11,80.1
7,80.99,127.58,127.70(×
2),128.25(×2),138.01,172.
56,172.98; MS m/z(相対強度)40
9(M1,0.5)387(0.6),352(1.
1),296(13),279(36),249
(8),223(3),193(90),171(2
1),159(21),136(6),103(5
2),91(100),85(31),65(6),5
7(49),41(10);HRMSC2336
+H 計算値409.2590、実測値409.257
7。
【0016】
【実施例4】ジ−t−ブチル−(4R,5R)−4−ベ
ンジロキシ−5−ヒドロキシオクタンジオエート106
mg、三弗化酢酸水(7:3混合物)0.45mlをジ
クロロメエタン1ml中に入れ、室温で1時間撹拌し
た。減圧濃縮後、残渣を分取薄層クロマトグラフィーで
精製し、無色油状の(4R,5R)−5−ベンジロキシ
−7−カルボキシ−4−ヘプタノリドを得た。 得量 62mg(収率86%) H) FTIR(neat)3600−2800,17
71,1734,1713,1186,1100,10
67,1026,743,700cm−1HNMR
(90MHz)δ1.7−2.7(8H,m),3.5
4(1H,dt,J=6.8,5.6Hz),4.53
(1H,dt,J=6.6,5.3Hz),4.65
(2H,s),7.32(5H,s);13C NMR
(22.6MHz)δ24.28,24.98,28.
28,29.50,72.98,79.01,82.0
6,127.70,127.80(×2),128.2
8(×2),137.64,177.04,178.3
8;MS m/z(相対強度)278(M1.4),
260(5.3),193(12),172(12),
154(11),136(15),126(7),10
7(8),91(100),85(61),77(2.
2),65(8),57(3);HRMS C15
18 計算値278.1154、実測値278.1
178。
【0017】
【実施例5】(4R,5R)−5−ベンジロキシ−7−
カルボキシ−4−ヘプタノリド1.38gを四塩化炭素
85mlに溶かした溶液と、フェニルヨージンジアセテ
ート850mgとヨー素670mgを含んだテトラクロ
ロエタン20mlを混合し、これに、還流下500Wの
タングステンランプの光を20分間照射した。フェニル
ヨージンジアセテート850mgとヨーソ670mgを
追加し、同温度でさらに30分間照射を続けた。ジクロ
ロメタンを加え、チオ硫酸ソーダ水溶液で洗浄し、飽和
食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトし(エチルエー
テル)、(4R,5R)−5−ベンジロキシ−7−ヨー
ド−4−ヘプタノリドを得た。 得量1.18g(収率66%) m.p.45.5〜46.0℃(ヘキサン−エチルエー
テル) C l) FTIR(KBr)1777,1181,
1142,1100,1061,912,752,69
8cm−1H NMR(400 MHz)δ1.9
−2.15(3H,m),2.2−2.3(1H,
m),2.48(1H,ddd,J=17.6,9.
8,8.3Hz),2.57(1H,ddd,J=1
7.6,9.8,5.6Hz),3.29(2H,d
d,J=7.3,6.4Hz),3.65(1H,d
t,J=7.8,4.8Hz),4.56(1H,d
t,J=7.3,4.8Hz),4.69,4.75
(2H,ABq,JAB=11.5Hz),7.35
(5H,s);13C NMR(22.6MHz)δ
1.96,24.10,28.09,34.16,7
3.34,80.02,81.24,127.67(×
2),128.22(×2),137.55,176.
46;MS m/z(相対強度)360(M,3.
1),275(12),254(2.6),233(1
1),176(26),148(1.8),127(2
3),107(5.2),91(100),85(7
2),65(6.9),57(2.9),41(2)。 元素分析 C1417IO:計算値 C 46.6
8;H 4.76、実測値 C 46.75;H 4.
82。
【0018】
【実施例6】(4R,5R)−5−ベンジロキシ−7−
ヨード−4−ヘプタノリド330mgをテトラヒドロフ
ラン10mlに溶かし、−90℃で、ブチルリチウムと
ヘキサメチルジシラザンとから造ったリチウムヘキサメ
チルジシラジド1.1ミリモルをテトラヒドロフラン3
mlに溶かして加えた。混合物を同温で1時間撹拌し
た。希塩酸で反応を止め、濃縮後、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液をチオ硫酸ソーダ水溶液で洗い、飽和食塩水
で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒留去した。粗
生成物を分取薄層クロマトグラフィーにかけ(ヘキサ
ン:酢酸エチル 2:1)、(1R,4R,5R)−4
−ベンジロキシ−6−オキサビシクロ〔3.2.1〕オ
クタン−7−オンを得た。 得量200mg(収率94%) m.p.62.5〜63.0℃(ヘキサン−エチルエー
テル) Cl) FTIR(KBr)1794,1154,1
082,910cm−1H NMR(400MH
z)δ1.7−1.9(3H,m),1.97(1H,
m),2.21(1H,dt,J=11.7,5.9H
z),2.39(1H,d,J=11.7Hz),2.
59(1H,m),3.83(1H,brs),4.4
9,4.61(2H,ABq,JAB=11.7H
z),4.70(1H,t,J=5.4Hz),7.3
3(5H,m);13C NMR(22.6MHz)δ
23.03,23.73,31.69,38.22,7
1.51,72.30,77.70,127.40(×
2),127.80,128.44(×2),138.
01,178.44;MS m/z(相対強度)232
(M,5.4),214(4.3),204(3.
3),176(6.6),141(41),126(1
2),123(24),113(26),107(2
6),97(25),91(100),85(15),
67(27),65(15),57(4.7),41
(11)。 元素分析 C1416:計算値 C72.39,
H 6.94; 実測値C72.48;H 6.93。
【0019】
【実施例7】(1R,4R,5R)−4−ベンジロキシ
−6−オキサビシクロ〔3.2.1〕オクタン−7−オ
ン100mgを酢酸エチル2mlに溶かし、10%水酸
化パラジウム−炭素10mgを触媒として1.5時間水
素添加した。混合物をセライトを使って濾過し、酢酸エ
チルで、よくすすいだ。溶媒を留去して(1R,4R,
5R)−4−ヒドロキシ−6−オキサビシクロ〔3.
2.1〕オクタン−7−オンを得た。 得量62mg (収率100%) m.p.160.0〜162.0℃(ジクロロメタン−
ヘキサン),Rf=0. IR(KBr)3418,1753,1157,104
0,970,914,708cm−1H NMR
(400MHz)δ1.7−2.0(4H,m),2.
08(1H,m),2.17−2.23(1H,m),
2.39(1H,d,J=12.2Hz),2.60
(1H,m),4.18(1H,br s),4.66
(1H,t,J=5.4Hz);13C NMR(2
2.6MHz)δ22.61,26.94,31.0
2,38.46,64.56,79.41,179.3
2;MS m/z(相対強度)143(M1,9.
2),142(M,26),124(100),11
4(18),100(40),96(21),86(2
8),82(31),71(47),70(67),5
7(24),44(54)。 元素分析 C10:計算値 C,59.14;
H,7.09、実測値C,59.50;H,7.18。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 で示される化合物にトリフラート化反応を行い 式 【化2】 で示される化合物を得、得られた化合物にMCHCO
    ORで示される化合物を反応させて、式 【化3】 で示される化合物を得、得られた化合物にトリアルキル
    ヒドロゲノシランを反応させ、式 【化4】 で示される化合物を得、得られた化合物を分子内エステ
    ル化し、式 【化5】 で示される化合物を得、得られた化合物をハロゲン化物
    に変え、分子内アルキル化し、式 【化6】 で示される化合物を得、得られた化合物を還元して、式 【化7】 で示されるヒドロキシラクトン化合物得ることを特徴と
    するヒドロキシラクトン化合物の製法。(式中Phは、
    アルコキシ基を置換していてもよいフェニル基を、Rは
    分枝していてもよい低級アルキル基を、Mはアルカリ金
    属を示す。)
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