JPH05335951A - D/a変換装置 - Google Patents
D/a変換装置Info
- Publication number
- JPH05335951A JPH05335951A JP14185792A JP14185792A JPH05335951A JP H05335951 A JPH05335951 A JP H05335951A JP 14185792 A JP14185792 A JP 14185792A JP 14185792 A JP14185792 A JP 14185792A JP H05335951 A JPH05335951 A JP H05335951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processor
- data register
- pulse
- fault
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プロセッサ1によってデータレジスタ5に書込
まれた被変換デジタルデータをPWMカウンタ6を介し
該デジタルデータの値に比例したデューティ比のPWM
パルス6aに変換し、このパルス6aを平滑化しアナロ
グ出力AOとして出力するD/A変換装置にてプロセッ
サ1の異常時の誤ったD/A変換出力を防ぐ。 【構成】故障診断部9は故障診断用信号線10を介し常
時、プロセッサ1が正常か否かを監視しており、プロセ
ッサ1の異常を検出すると故障検出線12に“H”の故
障検出信号を出力する。これによりAND素子11(負
論理)によってプロセッサ1からのデータレジスタ5へ
の書込制御信号3が阻止され、データレジスタ5への異
常データ書込が防止される。またさらに設定スイッチ1
4を“ON”している時は、故障検出線12の故障検出
時のレベル“H”によってデータレジスタ5がクリアさ
れアナログ出力AOは0に保たれる。
まれた被変換デジタルデータをPWMカウンタ6を介し
該デジタルデータの値に比例したデューティ比のPWM
パルス6aに変換し、このパルス6aを平滑化しアナロ
グ出力AOとして出力するD/A変換装置にてプロセッ
サ1の異常時の誤ったD/A変換出力を防ぐ。 【構成】故障診断部9は故障診断用信号線10を介し常
時、プロセッサ1が正常か否かを監視しており、プロセ
ッサ1の異常を検出すると故障検出線12に“H”の故
障検出信号を出力する。これによりAND素子11(負
論理)によってプロセッサ1からのデータレジスタ5へ
の書込制御信号3が阻止され、データレジスタ5への異
常データ書込が防止される。またさらに設定スイッチ1
4を“ON”している時は、故障検出線12の故障検出
時のレベル“H”によってデータレジスタ5がクリアさ
れアナログ出力AOは0に保たれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルデータをPWM
パルスに変換して1〜5V,4〜20mA等のアナログ
信号を得るD/A変換装置に関する。なお以下各図にお
いて同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
パルスに変換して1〜5V,4〜20mA等のアナログ
信号を得るD/A変換装置に関する。なお以下各図にお
いて同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】この種のD/A変換装置は一般に図2に
示す構成を用いている。同図においてはプロセッサ1に
より、書込制御信号3の立上りに同期してPWMパルス
発生部4内のデータレジスタ5に、被変換デジタルデー
タがデータバス2を介して書込まれる。これにより同じ
くPWMパルス発生部4内のPWMカウンタ6が、その
デジタルデータに比例したデューティ比のパルスとして
のPWMパルス6aを発生する。そのパルス6aをフィ
ルタ7を介して平滑し、さらにバッファアンプ8を経て
アナログ信号AOとして出力する。
示す構成を用いている。同図においてはプロセッサ1に
より、書込制御信号3の立上りに同期してPWMパルス
発生部4内のデータレジスタ5に、被変換デジタルデー
タがデータバス2を介して書込まれる。これにより同じ
くPWMパルス発生部4内のPWMカウンタ6が、その
デジタルデータに比例したデューティ比のパルスとして
のPWMパルス6aを発生する。そのパルス6aをフィ
ルタ7を介して平滑し、さらにバッファアンプ8を経て
アナログ信号AOとして出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで図2のような
D/A変換装置においては、プロセッサ1が何らかの要
因により、誤動作してデータレジスタ5に誤ったデータ
を書込むと、誤ったアナログ出力をしてしまうという欠
点がある。そこでこの発明はプロセッサの誤動作による
誤ったアナログ出力を防止し、本装置によって制御され
る外部機器(プラント等)への影響を最小限にすること
ができる信頼性の高いD/A変換装置を提供することを
課題とする。
D/A変換装置においては、プロセッサ1が何らかの要
因により、誤動作してデータレジスタ5に誤ったデータ
を書込むと、誤ったアナログ出力をしてしまうという欠
点がある。そこでこの発明はプロセッサの誤動作による
誤ったアナログ出力を防止し、本装置によって制御され
る外部機器(プラント等)への影響を最小限にすること
ができる信頼性の高いD/A変換装置を提供することを
課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1のD/A変換装置は、プロセッサ(1な
ど)によってデータレジスタ(5など)に書込まれたデ
ジタルデータを(PWMカウンタ6などを介し)このデ
ジタルデータの値に比例したデューティ比を持つPWM
パルス(6aなど)に変換し、このPWMパルスを(フ
ィルタ7などを介し)平滑化してなるアナログ信号(ア
ナログ出力AOなど)として出力するD/A変換装置に
おいて、前記プロセッサの異常を検出する手段(故障診
断部9など)と、この異常検出に基づいて前記データレ
ジスタへのデジタルデータの書込みを禁止する手段(A
ND素子11など)とを備えたものとする。
めに、請求項1のD/A変換装置は、プロセッサ(1な
ど)によってデータレジスタ(5など)に書込まれたデ
ジタルデータを(PWMカウンタ6などを介し)このデ
ジタルデータの値に比例したデューティ比を持つPWM
パルス(6aなど)に変換し、このPWMパルスを(フ
ィルタ7などを介し)平滑化してなるアナログ信号(ア
ナログ出力AOなど)として出力するD/A変換装置に
おいて、前記プロセッサの異常を検出する手段(故障診
断部9など)と、この異常検出に基づいて前記データレ
ジスタへのデジタルデータの書込みを禁止する手段(A
ND素子11など)とを備えたものとする。
【0005】また請求項2のD/A変換装置は、請求項
1に記載のD/A変換装置において、前記異常検出に基
づいて必要に応じさらに前記データレジスタをクリアす
る手段(インバータ13,設定スイッチ14など)を備
えたものとする。
1に記載のD/A変換装置において、前記異常検出に基
づいて必要に応じさらに前記データレジスタをクリアす
る手段(インバータ13,設定スイッチ14など)を備
えたものとする。
【0006】
【作用】プロセッサが正常に動作しているか否かを判断
する手段を設け、正常の場合にはプロセッサ1からデー
タレジスタ5への書込みを許可する。他方、正常でない
場合には書込みを禁止することによって異常判別直前の
アナログ出力値を保持する(請求項1)。
する手段を設け、正常の場合にはプロセッサ1からデー
タレジスタ5への書込みを許可する。他方、正常でない
場合には書込みを禁止することによって異常判別直前の
アナログ出力値を保持する(請求項1)。
【0007】また本D/A変換装置によって制御される
外部機器(プラント等)によっては故障検出時にその直
前のアナログ出力値を保持しておくより、ゼロ値(最小
値)を出力した方が好ましい場合がある。そのような時
には故障検出時にデータレジスタを0クリアすることも
可能とする(請求項2)。これによって、プロセッサの
誤動作による誤ったアナログ出力を防止し、本装置によ
って制御される外部機器(プラント等)への影響を最小
限にできる。従って、信頼性の高いD/A変換装置を構
築することが可能となる。
外部機器(プラント等)によっては故障検出時にその直
前のアナログ出力値を保持しておくより、ゼロ値(最小
値)を出力した方が好ましい場合がある。そのような時
には故障検出時にデータレジスタを0クリアすることも
可能とする(請求項2)。これによって、プロセッサの
誤動作による誤ったアナログ出力を防止し、本装置によ
って制御される外部機器(プラント等)への影響を最小
限にできる。従って、信頼性の高いD/A変換装置を構
築することが可能となる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例としての構成を示す
ブロック図で図2に対応するものである。図1において
はプロセッサ1が正常に動作しているか否かを診断する
故障診断部9が新設され、この故障診断部9は故障診断
用信号線10を介しプロセッサの異常を検出すると故障
検出線12に“H”を出力する。プロセッサ1の書込み
制御信号3とデータレジスタ5への書込信号17の間に
は信号3を入力,信号17を出力とする形で新たにAN
D素子(負論理)11が挿入されており、このAND素
子11の入力の他方には前記の故障検出線12が接続さ
れる。これにより、プロセッサ1の異常が検出された場
合にデータレジスタ5への書込みが禁止され、アナログ
出力AOはこの異常検出直前の値に保持される。
ブロック図で図2に対応するものである。図1において
はプロセッサ1が正常に動作しているか否かを診断する
故障診断部9が新設され、この故障診断部9は故障診断
用信号線10を介しプロセッサの異常を検出すると故障
検出線12に“H”を出力する。プロセッサ1の書込み
制御信号3とデータレジスタ5への書込信号17の間に
は信号3を入力,信号17を出力とする形で新たにAN
D素子(負論理)11が挿入されており、このAND素
子11の入力の他方には前記の故障検出線12が接続さ
れる。これにより、プロセッサ1の異常が検出された場
合にデータレジスタ5への書込みが禁止され、アナログ
出力AOはこの異常検出直前の値に保持される。
【0009】また新設された設定スイッチ14が“O
N”の場合には、プロセッサ1の異常が検出されると、
常時はプルアップ抵抗15を介して“H”に維持されて
いるデータレジスタクリア信号16のレベルが、プロセ
ッサ異常時の故障検出線12のレベル“H”をインバー
タ素子13を介して反転したレベル“L”(アクティ
ブ)となり、データレジスタ5が強制的に0クリアされ
る。これにより、プロセッサ1の異常時にゼロ値(最小
値)のアナログ出力AOを出力した方が好ましい外部機
器(プラント等)への適応が可能となる。
N”の場合には、プロセッサ1の異常が検出されると、
常時はプルアップ抵抗15を介して“H”に維持されて
いるデータレジスタクリア信号16のレベルが、プロセ
ッサ異常時の故障検出線12のレベル“H”をインバー
タ素子13を介して反転したレベル“L”(アクティ
ブ)となり、データレジスタ5が強制的に0クリアされ
る。これにより、プロセッサ1の異常時にゼロ値(最小
値)のアナログ出力AOを出力した方が好ましい外部機
器(プラント等)への適応が可能となる。
【0010】故障診断部9はプロセッサ1の自己診断機
能部、ウオッチドッグタイマ、ハンドシェークのチェッ
ク手段など一般に用いられている故障診断手段で良い。
なお以上の実施例では、データレジスタ5の書込みを禁
止するためにAND素子(負論理)11を用いたが、他
の論理素子で構成しても良い。
能部、ウオッチドッグタイマ、ハンドシェークのチェッ
ク手段など一般に用いられている故障診断手段で良い。
なお以上の実施例では、データレジスタ5の書込みを禁
止するためにAND素子(負論理)11を用いたが、他
の論理素子で構成しても良い。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、プロセッサ1の異常を
検出したときは直ちにこのプロセッサ1によるデータレ
ジスタ5への被変換デジタルデータの書込を禁止すると
共に、必要に応じこの禁止中のアナログ出力AOの値を
0に保つようにしたので、プロセッサの誤動作による誤
ったアナログ出力を防止し、本装置によって制御される
外部機器(プラント等)への影響を最小限にできる信頼
性の高いD/A変換装置を構築することができる。
検出したときは直ちにこのプロセッサ1によるデータレ
ジスタ5への被変換デジタルデータの書込を禁止すると
共に、必要に応じこの禁止中のアナログ出力AOの値を
0に保つようにしたので、プロセッサの誤動作による誤
ったアナログ出力を防止し、本装置によって制御される
外部機器(プラント等)への影響を最小限にできる信頼
性の高いD/A変換装置を構築することができる。
【図1】本発明の一実施例としてのPWM方式のD/A
変換装置の構成を示すブロック図
変換装置の構成を示すブロック図
【図2】図1に対応する従来のブロック図
1 プロセッサ 2 データバス 3 書込み制御信号 4 PWMパルス発生部 5 データレジスタ 6 PWMカウンタ 7 フィルタ 8 バッファアンプ 9 故障診断部 10 故障診断用信号線 11 AND素子(負論理) 12 故障検出線 13 インバータ素子 14 設定スイッチ 15 プルアップ抵抗 16 データレジスタクリア信号 17 データレジスタ書込み信号
Claims (2)
- 【請求項1】プロセッサによってデータレジスタに書込
まれたデジタルデータをこのデジタルデータの値に比例
したデューティ比を持つPWMパルスに変換し、このP
WMパルスを平滑化してなるアナログ信号として出力す
るD/A変換装置において、 前記プロセッサの異常を検出する手段と、 この異常検出に基づいて前記データレジスタへのデジタ
ルデータの書込みを禁止する手段とを備えたことを特徴
とするD/A変換装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のD/A変換装置におい
て、前記異常検出に基づいて必要に応じさらに前記デー
タレジスタをクリアする手段を備えたことを特徴とする
D/A変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14185792A JPH05335951A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | D/a変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14185792A JPH05335951A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | D/a変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05335951A true JPH05335951A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15301785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14185792A Pending JPH05335951A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | D/a変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05335951A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980015425A (ko) * | 1996-08-21 | 1998-05-25 | 김광호 | 디지털 아날로그 변환기의 초기값 출력회로 |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP14185792A patent/JPH05335951A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980015425A (ko) * | 1996-08-21 | 1998-05-25 | 김광호 | 디지털 아날로그 변환기의 초기값 출력회로 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6076172A (en) | Monitoting system for electronic control unit | |
JPS60212028A (ja) | リセツト回路 | |
JPH05335951A (ja) | D/a変換装置 | |
JPH10105422A (ja) | 保護装置の制御回路 | |
JP2664144B2 (ja) | 多重化処理装置の切替方法および装置 | |
JPS5821281B2 (ja) | 演算装置 | |
JP2806603B2 (ja) | 故障報告回路 | |
JPH05241907A (ja) | 故障検出回路 | |
JPH0395636A (ja) | フェイルセーフ回路の診断方式 | |
JPS6323598B2 (ja) | ||
JPH0430617B2 (ja) | ||
JPH0751609Y2 (ja) | プログラマブルコントローラの故障情報記憶回路 | |
JP2511659B2 (ja) | 情報処理装置 | |
SU565295A1 (ru) | Устройство вывода информации | |
JPS5840674A (ja) | マイクロコンピュ−タの異常判定方法 | |
JPS59223816A (ja) | デ−タ−記録装置 | |
JPS59206951A (ja) | 制御記憶誤り検出回路の診断方式 | |
JP2725680B2 (ja) | バス異常検出回路 | |
JPH0535455B2 (ja) | ||
JPH04252344A (ja) | コンピュータシステム | |
JPH039487B2 (ja) | ||
JPH0411893B2 (ja) | ||
JPS61204719A (ja) | 情報処理システム | |
JPH04115644A (ja) | メモリ監視回路 | |
JPH05324410A (ja) | アドレスバスによるマイクロプロセッサの異常検出回路 |