JPH05335736A - Ic実装方法 - Google Patents
Ic実装方法Info
- Publication number
- JPH05335736A JPH05335736A JP4163598A JP16359892A JPH05335736A JP H05335736 A JPH05335736 A JP H05335736A JP 4163598 A JP4163598 A JP 4163598A JP 16359892 A JP16359892 A JP 16359892A JP H05335736 A JPH05335736 A JP H05335736A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- solder
- holes
- leads
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1216—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3447—Lead-in-hole components
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】部品本体101周縁より導出する多数のリード
102が下方に向かってピン状に突設されたIC100
をプリント基板110に確実に実装する方法を提供す
る。 【構成】プリント基板110にIC100の各リード位
置に対応してスルーホール118を形成し、プリント基
板110にカバー116付きのマスク板117を載置し
て該スルーホール118を含む所定部分にクリーム半田
120を塗布し、上記IC100の取付位置に応じて接
着剤122を塗布する。そして、IC100の各リード
102を対応するスルーホール108に位置させてプリ
ント基板表面側をリフロー工程にて加熱して半田付け
し、その後フロー工程にてプリント基板を半田槽に浸漬
させて上記各スルーホール118に半田を吸い上げてI
C100の各リード102をスルーホール118に半田
付けする。
102が下方に向かってピン状に突設されたIC100
をプリント基板110に確実に実装する方法を提供す
る。 【構成】プリント基板110にIC100の各リード位
置に対応してスルーホール118を形成し、プリント基
板110にカバー116付きのマスク板117を載置し
て該スルーホール118を含む所定部分にクリーム半田
120を塗布し、上記IC100の取付位置に応じて接
着剤122を塗布する。そして、IC100の各リード
102を対応するスルーホール108に位置させてプリ
ント基板表面側をリフロー工程にて加熱して半田付け
し、その後フロー工程にてプリント基板を半田槽に浸漬
させて上記各スルーホール118に半田を吸い上げてI
C100の各リード102をスルーホール118に半田
付けする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数本のリードがピン
状に突出したICの実装方法に関する。
状に突出したICの実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、図6に示すように部品本体101
の周縁からピン状のリード102が多数本下面に向かっ
て突出するようなIC100が開発されている。このよ
うなIC100をプリント基板110に取り付ける方法
としては、例えば、プリント基板110に、上記IC1
00の各リード102の位置と対応してスルーホール1
11を形成し、表面側に実装される他の電子部品103
を取り付けるためにクリーム半田を塗布し、リフロー工
程で加熱して他の電子部品103をそれぞれ半田付け固
定してから電解コンデンサ等の電子部品104の挿着と
同時にIC100の各リード102をプリント基板11
0の対応するスルーホール111に挿入位置決めし、次
のフロー工程で半田槽に浸漬して各スルーホール111
に溶融半田を吸い上げて各リード102を半田付け固定
する方法がある。
の周縁からピン状のリード102が多数本下面に向かっ
て突出するようなIC100が開発されている。このよ
うなIC100をプリント基板110に取り付ける方法
としては、例えば、プリント基板110に、上記IC1
00の各リード102の位置と対応してスルーホール1
11を形成し、表面側に実装される他の電子部品103
を取り付けるためにクリーム半田を塗布し、リフロー工
程で加熱して他の電子部品103をそれぞれ半田付け固
定してから電解コンデンサ等の電子部品104の挿着と
同時にIC100の各リード102をプリント基板11
0の対応するスルーホール111に挿入位置決めし、次
のフロー工程で半田槽に浸漬して各スルーホール111
に溶融半田を吸い上げて各リード102を半田付け固定
する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法でIC100を実装すると、各リード102の半田付
け不良が頻発するといった問題があった。これは、表面
側の電子部品103をリフロー工程で加熱して半田付け
固定するときに、その加熱によりクリーム半田が塗布さ
れていないプリント基板110の表面が酸化されるた
め、IC100の各リード102を対応するスルーホー
ル111も酸化されてしまい、溶融半田が吸い上げられ
なくなるためである。
法でIC100を実装すると、各リード102の半田付
け不良が頻発するといった問題があった。これは、表面
側の電子部品103をリフロー工程で加熱して半田付け
固定するときに、その加熱によりクリーム半田が塗布さ
れていないプリント基板110の表面が酸化されるた
め、IC100の各リード102を対応するスルーホー
ル111も酸化されてしまい、溶融半田が吸い上げられ
なくなるためである。
【0004】また、IC100の各リード102を対応
するスルーホール111に位置決めしただけでフロー工
程において半田槽に浸漬させると、溶融半田の噴出圧で
スルーホール111内のリード102を持ち上げること
があり、これでは各リード102を確実に十分な接着強
度で半田付けすることができなかった。
するスルーホール111に位置決めしただけでフロー工
程において半田槽に浸漬させると、溶融半田の噴出圧で
スルーホール111内のリード102を持ち上げること
があり、これでは各リード102を確実に十分な接着強
度で半田付けすることができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1のIC実装方法は、部品本体周縁より
導出する多数のリードが下方に向かってピン状に突設さ
れたICを、プリント基板に実装する方法であって、上
記プリント基板に上記ICの各リード位置に対応してス
ルーホールを形成し、該スルーホールを含む所定部分に
クリーム半田を塗布すると共に、上記ICの取付位置に
応じて接着剤を塗布してから、前記ICの各リードを対
応するスルーホールに位置させてプリント基板表面側を
リフロー工程にて加熱して半田付けし、その後フロー工
程にてプリント基板を半田槽に浸漬させて上記各スルー
ホールに半田を吸い上げて上記ICの各リードを半田付
けする工程を含むことを特徴とする。
め、本発明の第1のIC実装方法は、部品本体周縁より
導出する多数のリードが下方に向かってピン状に突設さ
れたICを、プリント基板に実装する方法であって、上
記プリント基板に上記ICの各リード位置に対応してス
ルーホールを形成し、該スルーホールを含む所定部分に
クリーム半田を塗布すると共に、上記ICの取付位置に
応じて接着剤を塗布してから、前記ICの各リードを対
応するスルーホールに位置させてプリント基板表面側を
リフロー工程にて加熱して半田付けし、その後フロー工
程にてプリント基板を半田槽に浸漬させて上記各スルー
ホールに半田を吸い上げて上記ICの各リードを半田付
けする工程を含むことを特徴とする。
【0006】また、第2のIC実装方法は、上記第1の
IC実装方法において、プリント基板のスルーホールに
クリーム半田を塗布する前に、プリント基板に予め外部
導出ピンを取り付けて、クリーム半田塗布時のプリント
基板固定治具とすることを特徴とし、第3のIC実装方
法は、前記第2のIC実装方法において、プリント基板
のスルーホールにクリーム半田を塗布するに際して、外
部導出ピンに付属するマスク板を取り付けることを特徴
とする。
IC実装方法において、プリント基板のスルーホールに
クリーム半田を塗布する前に、プリント基板に予め外部
導出ピンを取り付けて、クリーム半田塗布時のプリント
基板固定治具とすることを特徴とし、第3のIC実装方
法は、前記第2のIC実装方法において、プリント基板
のスルーホールにクリーム半田を塗布するに際して、外
部導出ピンに付属するマスク板を取り付けることを特徴
とする。
【0007】
【作用】上記実装方法によると、プリント基板に穿孔さ
れたスルーホールを含んで所定部分にクリーム半田を塗
布し、更にICの取付位置に応じて接着剤を塗布してか
ら、ICの各リードを対応するスルーホールに位置させ
ると、接着剤よってICがプリント基板に仮固定され
る。このままフロー工程で基板表面側を加熱するとIC
のリードがスルーホールに他の表面側の部品と同時に半
田付け固定される。更に、他の挿入部品を挿着してから
フロー工程で半田槽に浸漬して裏面側の半田付けを行う
とスルーホールに溶融半田が吸い上がげられ、ICの各
リードが確実に半田付けされる。このとき、ICが接着
剤によって接着されているので、溶融半田の噴出圧でス
ルーホール内のリードが持ち上げられることがなくな
る。
れたスルーホールを含んで所定部分にクリーム半田を塗
布し、更にICの取付位置に応じて接着剤を塗布してか
ら、ICの各リードを対応するスルーホールに位置させ
ると、接着剤よってICがプリント基板に仮固定され
る。このままフロー工程で基板表面側を加熱するとIC
のリードがスルーホールに他の表面側の部品と同時に半
田付け固定される。更に、他の挿入部品を挿着してから
フロー工程で半田槽に浸漬して裏面側の半田付けを行う
とスルーホールに溶融半田が吸い上がげられ、ICの各
リードが確実に半田付けされる。このとき、ICが接着
剤によって接着されているので、溶融半田の噴出圧でス
ルーホール内のリードが持ち上げられることがなくな
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【0009】図1は本発明のIC実装方法の概略を説明
する斜視図である。即ち、本発明のIC実装方法は、B
Sチューナ等の回路を構成するプリント基板110に矩
形状の部品本体101の四方周縁から多数本のリード1
02が下方に向かって突出したIC100を確実に半田
付け実装する方法である。上記IC100の各リード1
02は、下端の幅w2 がリード幅w1 に対して細く、突
出長さも短いピン状を呈したものである。このようなI
C100のプリント基板110への実装は次のような
る。
する斜視図である。即ち、本発明のIC実装方法は、B
Sチューナ等の回路を構成するプリント基板110に矩
形状の部品本体101の四方周縁から多数本のリード1
02が下方に向かって突出したIC100を確実に半田
付け実装する方法である。上記IC100の各リード1
02は、下端の幅w2 がリード幅w1 に対して細く、突
出長さも短いピン状を呈したものである。このようなI
C100のプリント基板110への実装は次のような
る。
【0010】まず、プリント基板110に、IC100
の各リード102の位置決めのため、スルーホール11
8が形成される。該スルーホール118は、リード10
2先端の幅が狭くなった部分だけが入り込むように外径
Rが上記リード幅w1 より若干狭く穿孔されたものであ
る。このスルーホール118の穿孔と共に、フロー工程
で半田付けされる電子部品104のリード104a,1
04aのリード挿通孔119,119の穿孔が行われ、
更に、一側縁にチューナ等を構成するための略L字状の
外部導出ピン115を木槌等で殴打して圧入し、プリン
ト基板110を構成する。この外部導出ピン115は各
電子部品103,104やIC100をプリント基板1
10に実装してから殴打圧入すると、その振動や衝撃で
実装部品が割れるなどの問題を生じる虞が強いので各部
品実装前に圧入される。この外部導出ピン115は、後
述する半田塗布時のプリント基板110の固定治具とし
ても役立つものである。
の各リード102の位置決めのため、スルーホール11
8が形成される。該スルーホール118は、リード10
2先端の幅が狭くなった部分だけが入り込むように外径
Rが上記リード幅w1 より若干狭く穿孔されたものであ
る。このスルーホール118の穿孔と共に、フロー工程
で半田付けされる電子部品104のリード104a,1
04aのリード挿通孔119,119の穿孔が行われ、
更に、一側縁にチューナ等を構成するための略L字状の
外部導出ピン115を木槌等で殴打して圧入し、プリン
ト基板110を構成する。この外部導出ピン115は各
電子部品103,104やIC100をプリント基板1
10に実装してから殴打圧入すると、その振動や衝撃で
実装部品が割れるなどの問題を生じる虞が強いので各部
品実装前に圧入される。この外部導出ピン115は、後
述する半田塗布時のプリント基板110の固定治具とし
ても役立つものである。
【0011】外部導出ピン115が圧入されたプリント
基板110には、図2に示すように、該外部導出ピン1
15を覆うカバー116が取り付けられたマスク板11
7が載置される。該マスク板117は、IC100の各
リード102に対応する各スルーホール118及び表面
側に実装される各電子部品103等の配線パターンに応
じた開口117aが形成されたものである。このような
マスク板117にクリーム半田120を塗布し、該クリ
ーム半田120をスキージ121で掻くことにより、マ
スク板117の上記各開口117aにクリーム半田12
1を塗り付けることができる。
基板110には、図2に示すように、該外部導出ピン1
15を覆うカバー116が取り付けられたマスク板11
7が載置される。該マスク板117は、IC100の各
リード102に対応する各スルーホール118及び表面
側に実装される各電子部品103等の配線パターンに応
じた開口117aが形成されたものである。このような
マスク板117にクリーム半田120を塗布し、該クリ
ーム半田120をスキージ121で掻くことにより、マ
スク板117の上記各開口117aにクリーム半田12
1を塗り付けることができる。
【0012】この外部導出ピン115及びこれに付属す
るカバー付きマスク板117を用いると、プリント基板
110の固定・位置決めが容易となり、外部導出ピン1
15がプリント基板110に予め圧入されていてもクリ
ーム半田を塗布する作業の邪魔にならず、外部導出ピン
115にクリーム半田120が付着する心配もなく、む
しろ、確実にクリーム半田120を塗布することができ
る。
るカバー付きマスク板117を用いると、プリント基板
110の固定・位置決めが容易となり、外部導出ピン1
15がプリント基板110に予め圧入されていてもクリ
ーム半田を塗布する作業の邪魔にならず、外部導出ピン
115にクリーム半田120が付着する心配もなく、む
しろ、確実にクリーム半田120を塗布することができ
る。
【0013】クリーム半田120をマスク板117を介
してプリント基板110の所定位置に塗布すると、図3
に示すように、IC100の各リード102で囲まれる
部分にエポキシ系の接着剤122をシリンジ等によって
適量滴下して塗布する。接着剤122を塗布すると、I
C100の各リード102の先端をプリント基板110
の対応するスルーホール118に載置すると共に、表面
側に実装される電子部品103を所定位置に挿入して載
置する。このとき、IC100の各リード102の先端
の先細部分だけがスルーホール118内に嵌まり込みI
C100がプリント基板110から多少浮いた状態とな
って接着剤122によって固定される。
してプリント基板110の所定位置に塗布すると、図3
に示すように、IC100の各リード102で囲まれる
部分にエポキシ系の接着剤122をシリンジ等によって
適量滴下して塗布する。接着剤122を塗布すると、I
C100の各リード102の先端をプリント基板110
の対応するスルーホール118に載置すると共に、表面
側に実装される電子部品103を所定位置に挿入して載
置する。このとき、IC100の各リード102の先端
の先細部分だけがスルーホール118内に嵌まり込みI
C100がプリント基板110から多少浮いた状態とな
って接着剤122によって固定される。
【0014】この状態でプリント基板110をリフロー
工程に送り、表面側に例えば、熱風を吹き付けてクリー
ム半田120を溶かし、図4に示すように、IC100
の各リード102を各スルーホール118に、電子部品
103をプリント基板110の表面に半田付け固定す
る。
工程に送り、表面側に例えば、熱風を吹き付けてクリー
ム半田120を溶かし、図4に示すように、IC100
の各リード102を各スルーホール118に、電子部品
103をプリント基板110の表面に半田付け固定す
る。
【0015】プリント基板110の表面側にIC100
や電子部品103を取り付けると、図1に示すように、
プリント基板110のリード挿通孔119,119に挿
入部品104のリード104a,104aをそれぞれ挿
着し、図4に示すように、プリント基板110をフロー
工程に送り込む。該フロー工程では、図示していない半
田槽にプリント基板110を浸漬し、プリント基板11
0の裏面側の半田付けが行われる。このフロー工程で
は、矢印で示すように噴出する溶融半田がスルーホール
118に吸い上げられ、各リード102がスルーホール
118内に半田付け固定される。このとき、溶融半田の
噴出圧によってスルーホール118内のリード102に
圧力が加えられてIC100を持ち上げようとするが、
上記リフロー工程におけるクリーム半田120で各リー
ド102の固定が不十分であっても、接着剤122によ
ってプリント基板110にIC100が接着固定されて
いるので、IC100が持ち上がる心配はなく、確実に
各リード102をスルーホール118に半田付け固定で
きる。
や電子部品103を取り付けると、図1に示すように、
プリント基板110のリード挿通孔119,119に挿
入部品104のリード104a,104aをそれぞれ挿
着し、図4に示すように、プリント基板110をフロー
工程に送り込む。該フロー工程では、図示していない半
田槽にプリント基板110を浸漬し、プリント基板11
0の裏面側の半田付けが行われる。このフロー工程で
は、矢印で示すように噴出する溶融半田がスルーホール
118に吸い上げられ、各リード102がスルーホール
118内に半田付け固定される。このとき、溶融半田の
噴出圧によってスルーホール118内のリード102に
圧力が加えられてIC100を持ち上げようとするが、
上記リフロー工程におけるクリーム半田120で各リー
ド102の固定が不十分であっても、接着剤122によ
ってプリント基板110にIC100が接着固定されて
いるので、IC100が持ち上がる心配はなく、確実に
各リード102をスルーホール118に半田付け固定で
きる。
【0016】このフロー工程を終了するとプリント基板
110にIC100が半田付けされて確実に実装され
る。
110にIC100が半田付けされて確実に実装され
る。
【0017】本発明のIC実装方法では、IC100の
各リード102に対応するスルーホール118にクリー
ム半田120を塗布しているのでリード102との接合
部分がリフロー工程の加熱によって酸化されることがな
くなると共に、IC100を接着剤122でプリント基
板110に接着固定して各半田付け作業が行われるの
で、フロー工程で溶融半田の噴出圧でIC100が持ち
上がることもなく、IC100の各リード102を確実
にプリント基板110に半田付け固定して実装できる。
各リード102に対応するスルーホール118にクリー
ム半田120を塗布しているのでリード102との接合
部分がリフロー工程の加熱によって酸化されることがな
くなると共に、IC100を接着剤122でプリント基
板110に接着固定して各半田付け作業が行われるの
で、フロー工程で溶融半田の噴出圧でIC100が持ち
上がることもなく、IC100の各リード102を確実
にプリント基板110に半田付け固定して実装できる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のIC実装方法では、部品本体周縁より導出する多数の
リードが下方に向かってピン状に突設されたICを、対
応するプリント基板のスルーホールにクリーム半田を塗
布すると共に、接着剤を塗布してICをプリント基板に
仮固定した状態で表面側のリフロー工程、裏面側のフロ
ー工程が行なわれ、スルーホールをリフロー工程で酸化
させることも、フロー工程でICを浮き上がることもな
く確実に溶融半田をスルーホール内に吸い上げて各リー
ドを半田付けしてプリント基板に実装できるといった効
果を奏する。
のIC実装方法では、部品本体周縁より導出する多数の
リードが下方に向かってピン状に突設されたICを、対
応するプリント基板のスルーホールにクリーム半田を塗
布すると共に、接着剤を塗布してICをプリント基板に
仮固定した状態で表面側のリフロー工程、裏面側のフロ
ー工程が行なわれ、スルーホールをリフロー工程で酸化
させることも、フロー工程でICを浮き上がることもな
く確実に溶融半田をスルーホール内に吸い上げて各リー
ドを半田付けしてプリント基板に実装できるといった効
果を奏する。
【図1】本発明の一実施例に係るIC実装方法の概略を
説明する斜視図である。
説明する斜視図である。
【図2】本発明のIC実装方法におけるクリーム半田塗
布を示す概略断面図である。
布を示す概略断面図である。
【図3】本発明のIC実装方法における接着剤の塗布を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図4】本発明のIC実装方法におけるリフロー工程を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図5】本発明のIC実装方法におけるフロー工程を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図6】従来のIC実装方法の概略を説明する斜視図で
ある。
ある。
100 IC 101 部品本体 102 リード 110 プリント基板 115 外部導出ピン 117 マスク板 118 スルーホール 120 クリーム半田 122 接着剤
Claims (3)
- 【請求項1】部品本体周縁より導出する多数のリードが
下方に向かってピン状に突設されたICをプリント基板
に実装する方法であって、 上記プリント基板に上記ICの各リード位置に対応して
スルーホールを形成し、該スルーホールを含む所定部分
にクリーム半田を塗布すると共に、上記ICの取付位置
に応じて接着剤を塗布してから、前記ICの各リードを
対応するスルーホールに位置させてプリント基板表面側
をリフロー工程にて加熱して半田付けし、その後フロー
工程にてプリント基板を半田槽に浸漬させて上記各スル
ーホールに半田を吸い上げて上記ICの各リードを半田
付けする工程を含むことを特徴とするIC実装方法。 - 【請求項2】請求項1記載のIC実装方法において、プ
リント基板のスルーホールにクリーム半田を塗布する前
に、プリント基板に予め外部導出ピンを取り付けて、ク
リーム半田塗布時のプリント基板固定治具とすることを
特徴とするIC実装方法。 - 【請求項3】請求項2記載のIC実装方法において、プ
リント基板のスルーホールにクリーム半田を塗布するに
際して、外部導出ピンに付属するマスク板を取り付ける
ことを特徴とするIC実装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4163598A JPH05335736A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | Ic実装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4163598A JPH05335736A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | Ic実装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05335736A true JPH05335736A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15776969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4163598A Withdrawn JPH05335736A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | Ic実装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH05335736A (ja) |
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1992
- 1992-05-29 JP JP4163598A patent/JPH05335736A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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