JPH05335504A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH05335504A
JPH05335504A JP4353625A JP35362592A JPH05335504A JP H05335504 A JPH05335504 A JP H05335504A JP 4353625 A JP4353625 A JP 4353625A JP 35362592 A JP35362592 A JP 35362592A JP H05335504 A JPH05335504 A JP H05335504A
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義明 豊島
Yukio Wada
幸夫 和田
Hiroshi Takakura
寛 高倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる複数の電源電圧を用いる集積回路装置
において、その入出力回路に対して電源電圧を越える入
力電圧が掛かるのを防止する。 【構成】 出力バッファ2とパッド1の間に出力バッフ
ァに供給される信号によって操作される電圧切換回路を
介在させ、出力バッファに外部から電源電圧より高い電
圧が印加された時に、その基板電位をその外部電圧と同
じかそれ以上に高くする。外部から加わる電圧を出力バ
ッファに掛かる前に出力バッファの電源電圧より低くす
ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相補型金属絶縁膜半導
体素子(CMOS)構造を有する入出力回路を備えた半
導体集積回路装置に係り、とくに、異なる電源電圧で動
作するデバイスとの入出力インタ−フェ−スを容易にす
る入出力回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日のIC、LSIなどの半導体集積回
路装置の技術の発展は、スケーリングに代表される素子
の微細化によるところが非常に大きい。これまでの1μ
m以前の世代においては、電源電圧は5Vのままで素子
寸法のみをスケーリングすることで対処してきたが、サ
ブミクロン世代においてはこの電源電圧5Vの維持が不
可能となりつつある。つまりゲート酸化膜厚の縮小によ
る耐圧の減少や、ゲート長の縮小によるホットキャリア
耐圧の減少が無視できなくなりつつある。一方、1チッ
プ当りの素子数増大に伴う消費電流の増大は、携帯機器
に代表される低消費電力の要請に反し、1チップ当りの
発熱量の増加は、パッケージ技術の限界に近付きつつあ
る。このように素子の立場からもまたユーザの立場から
も電源電圧の低電圧化が要請されている。ところが現実
には電源電圧の、例えば、3Vへの移行はスムーズに行
われていない。これはあるシステムにおいて全てのIC
を3V化にすることが可能であるためと、アナログIC
に代表される一部低電圧化に適さないICの存在のため
である。このためオール3Vのシステムに先立ち3V/
5V混在のシステムは必然的に必要とされる。本発明は
こうした異なる電源電圧を用いる集積回路間のインター
フェイスに関するもので、特にマイコン、メモリ、汎用
ロジック、ASICLSI等電源電圧の低電源電圧化が
必要とされる集積回路に使用されるものである。
【0003】図14は、通常用いられている半導体集積
回路装置の入出力回路である。一般にCMOS構造の集
積回路(LSI)の入出力回路には、その内部回路素子
と同様にCMOS回路を用いて構成される。この入出力
回路は、出力バッファ2と入力バッファ3とを備えてお
り、いずれも入出力端子1に接続されている。入出力端
子は、半導体基板の上では、パッドといわれ、半導体基
板の周辺部に形成される。これらバッファと入出力端子
1の間には、外部から加えられる静電気放電に対する保
護回路が接続されている。この保護回路は、抵抗R1 と
ダイオ−ドD1とを備えている。出力バッファ2は、N
チャネルMOSFET(以下、NMOSトランジスタと
いう)Q1 とPチャネルMOSFET(以下、PMOS
トランジスタという)Q2 とから構成され、入力バッフ
ァ3は、NMOSトランジスタQ3 とPMOSトランジ
スタQ4 とから構成されている。出力バッファ2のPM
OSトランジスタQ2 には信号Aが印加され、NMOS
トランジスタQ1 には信号Bが印加されるようになって
いる。この入出力回路において、その入出力状態は下記
の表1に示される。
【0004】動作状態は、3つの入出力状態からなる。
信号Aおよび信号Bがともに低いレベルのLレベル(Lo
w Level)のときは、NMOSトランジスタQ1 はオフ、
PMOSトランジスタQ2 はオンとなり、入出力状態
は、高い出力のH(High)出力になる。信号Aおよび信号
Bが共に高いレベルのHレベル(High Level)のときは、
Q1 はオン、Q2 はオフとなり、入出力状態は低い出力
のL(Low) 出力になる。信号AがHレベル、信号BがL
レベルの時は、Q1 およびQ2 はともにオフとなり、入
出力状態は、高インピ−ダンス入力状態になる。
【0005】
【表1】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなCMOS回
路で構成された入出力回路は、半導体集積回路装置には
広く用いられている。しかし、入出力端子1には、接地
電位0V以下もしくは電源電圧Vcc以上の電圧印加は許
されない。例えば、Vccを越える電圧が印加されると、
PMOSトランジスタQ2 のドレインに形成されるPN
接合が順方向バイアスされ、入出力端子1から電源Vcc
に大電流が流れてしまう。このために、入出力端子1に
印加される電圧の規格は、通常、電源電圧Vcc+0.5
V以下、接地電圧0V+0.5V以上の範囲に限られ
る。
【0007】しかし、CMOS構造の集積回路の微細
化、高集積化が進むに連れて、このような制限に対応す
ることが難しくなってきている。例えば、ゲ−ト長が
0.5μm以下のMOSトランジスタを用いるCMOS
−LSIでは、内部素子の電界上昇による素子信頼性の
低下を防止するために、従来用いられてきた5Vの電源
電圧を3V近くに低下させることが提案されている(JE
DEC STANDARD 8−1、1984)。また、集積回路の
入出力スイッチング時のノイズ発生を抑制する点から
も、電源電圧の低下、すなわち、信号振幅の低下は望ま
しい。しかしながら、CMOS回路は、集積回路に単独
で使用する訳では無く、多様な機能の他のCMOS−L
SIを接続してシステムを構成するが、これらCMOS
LSIの全てが低い電源電圧で動作することを前提とす
るわけではなく、それぞれ3Vおよび5Vの電源電圧を
有する複数の集積回路が混在する場合が発生する。その
ため、電源電圧3Vの集積回路の入出力回路にHレベル
入力として5Vが印加されることがあり、この場合に
は、前述のようにPN接合への順方向バイアスが発生す
るので、従来型の入出力回路をそのまま用いる事はでき
ない。このPN接合順方向バイアスは、場合によっては
素子の破壊を引起こす。
【0008】つぎに、図15を参照して、入出力インタ
−フェ−スを容易にすることを図った従来例について説
明する。図は、従来の異電源電圧間インターフェイス回
路を備えた入出力回路を示す。これは、異電源集積回路
のうちの低電源電圧側に装備されるものである。通常の
出力バッファであるNMOSトランジスタQ1 、PMO
SトランジスタQ2 からなるプッシュプル回路の出力と
入出力端子であるパッド1間にゲートを電源電圧に吊っ
たデプレッションタイプのNMOSトランジスタ(以
下、Dトランジスタという)を装備したものである(特
願平3−3827号)。デプレッションタイプのトラン
ジスタは、ノ−マリオンもしくはしきい値(Vth)が負
のトランジスタであり、インタ−フェ−ス回路を構成す
る。この従来のインターフェイス回路においては、Dト
ランジスタのVthにマージンがないことが問題であ
る。以下、これについて電源電圧を3、3V±0.3
V、入力する外部信号振幅を5Vとして説明する。
【0009】図においてDトランジスタは、相反する二
つの働きを行っている。一つは、5V入力時には外部よ
り印加された5Vを内部にはできるだけ伝えず入力電圧
Vaを低く押さえることと、二つは、Vcc出力時には、
今度はできるだけ内部のVccを外部に伝え、信号振幅で
あるVout を確保することである。このうち入力電圧V
a は、図の(1)、(4)に示す酸化膜耐圧約3.6V
や(2)に示すPMOSトランジスタ側のPN接合の順
方向バイアスVcc+0.3Vより低く押さえるなければ
回路素子は破壊されてしまう。一方、図の(3)に示す
Vout は、例えば、TTLのVohである2.7Vを確保
する必要がある。このときのDトランジスタのバイアス
状態を図16に示す。5V入力時には、ソース側のパッ
ド1に5Vが印加され、ゲートにVccが印加されてい
る。このためVa は、Vcc−Vthd(Vcc)となる。こ
こで、第2項は、バックゲートVccが印加された場合の
Dトランジスタのしきい値Vthである。一方、Vcc出力
時には、ソース、ドレインが逆転し、ソースとゲートに
Vccが印加された状態となり、Vout は、Vcc−Vthd
(Vcc)となる。
【0010】つまり、同一素子を同じバイアス条件で用
い、入力するVa はできるだけ低く押さえ、出力電圧V
out はできるだけ高くしなくてはならない。この様子を
図17の従来の回路マージンマップに示す。横軸は、V
cc、縦軸はVa もしくはVout のワースト・ケースを示
す。つまりVa のワーストは、Vcc=3.6Vのときに
酸化膜の耐圧3.6V以下でなければならない。このた
めに、バックゲ−ト電圧Vccが印加されたときのDトラ
ンジスタのしきい値は、Vthd (3.6V)≧0Vであ
る。一方、Vout のワーストは、Vcc=3VのときにV
oh=2.7Vが必要である。このためVthd (3.0)
≦0.3Vである。図18は、このDトランジスタのし
きい値のマージンを示す。横軸は、バックゲート電圧な
いしVccで、縦軸は、しきい値Vthd を示す。図におい
て、曲線Aは、Vout を所定の値に確保するに必要なV
thd のバックゲ−ト電圧依存性を示す曲線であり、曲線
Bは、入力する電圧Va を確保するために必要なVthd
のバックゲ−ト電圧依存性を示す曲線である。この図に
おいて、Vcc=3Vを調べると、Dトランジスタのしき
い値に許されるバラツキは、約0.5Vである。これは
製造バラツキおよび動作温度範囲保証を考えた場合に
は、極めて不満足な値である。またこの方式では動作電
源電圧範囲を広げることも不可能である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体集積回
路装置の入出力回路が高インピ−ダンス入力状態におい
て、CMOS構造を備えた出力バッファに加わるPN接
合に対する順方向バイアスを阻止する手段を設けたこと
を特徴としている。そして、この手段の第1はは、出力
バッファに外部から電源電圧より高い電圧が印加された
ときに、その基板電位をその外部電圧と同じかそれ以上
に高くすることにある。第2は、外部から印加される電
圧を出力バッファに掛かる前に出力バッファの電源電圧
より低くすることにある。第1及び第2においては、出
力バッファの2つの信号によって入出力回路を高インピ
−ダンス入力状態にする。
【0012】すなわち、本発明の半導体集積回路装置
は、半導体基板と、前記半導体基板に形成された入出力
端子と、前記半導体基板に形成され、前記入出力端子に
接続され、かつ、CMOS構造を有する出力バッファを
備えた入出力回路と、前記半導体基板に形成され、前記
入出力回路に接続された半導体集積回路素子と、前記出
力バッファに対してその出力電圧を越える入力電圧が掛
かる場合に、前記入出力端子から接合順方向電流が流入
することを防止する手段を備えていることを第1の特徴
としている。半導体基板と、前記半導体基板に形成され
た入出力端子と、前記半導体基板に形成され、前記入出
力端子に接続され、かつ、CMOS構造を有する出力バ
ッファを備えた入出力回路と、前記半導体基板に形成さ
れ、前記入出力回路に接続された半導体集積回路素子
と、前記出力バッファを構成するMOSFETの基板電
極に少なくとも2種類の電圧を与える電圧切換回路とを
備えていることを第2の特徴としている。前記電圧切換
回路は、ソ−ス電極が互いに接続されて前記基板電極に
接続され、ドレイン電極が大きさの異なる所定の電圧源
にそれぞれ接続された複数のMOSFETから構成さ
れ、前記MOSFETのうち1つが導通するように制御
される。前記電圧切換回路は、前記出力バッファに供給
される信号によって前記MOSFETのうち1つが導通
するように制御される。前記電圧切換回路がその出力に
接続されている電圧変換回路を備え、発生する電圧を前
記電圧源にすることができる。
【0013】また、半導体基板と、前記半導体基板に形
成された入出力端子と、前記半導体基板に形成され、前
記入出力端子に接続され、かつ、CMOS構造を有する
出力バッファを備えた入出力回路と、前記半導体基板に
形成され、前記入出力回路に接続された半導体集積回路
素子と、前記入出力端子と出力バッファの出力との間に
接続され、ゲ−ト電圧を可変にしたディプレッションタ
イプのMOSFETとを備えていることを第3の特徴と
している。電圧切換回路とバイアス発生回路とを前記デ
ィプレッションタイプのMOSFETのゲ−トに接続し
て、前記ゲ−ト電圧を可変にする。前記電圧切換回路
は、前記出力バッファに供給される信号によって制御す
る。前記バイアス発生回路は、電源電圧と前記ディプレ
ッションタイプのMOSFETのゲ−トとの間に接続さ
れたPチャネルMOSFETと、一方が前記電源電圧と
接続し、他方が前記ゲ−トと接続している第1の抵抗
と、一方が前記第1の抵抗の前記他方に接続している第
2の抵抗と、一方が前記第2の抵抗の他方に接続し、他
方は接地されているNチャネルMOSFETとを備える
ことができる。
【0014】前記一方が電源電圧と接続し、他方が前記
ディプレッションタイプのMOSFETのゲ−トと接続
しているPチャネルMOSFETと、一方が前記Pチャ
ネルMOSFETの前記他方と接続し、この一方とゲ−
トとが導通している第1のNチャネルMOSFETと、
一方が前記第1のNチャネルMOSFETの他方と接続
し、この一方とゲ−トとが導通している第2のNチャネ
ルMOSFETと、一方が前記第2のNチャネルMOS
FETの他方と接続し、他方は接地されている第3のN
チャネルMOSFETとを備えることができる。前記一
方が電源電圧と接続し、他方が前記ディプレッションタ
イプのMOSFETのゲ−トと接続している第1のNチ
ャネルMOSFETと、一方が前記第1のNチャネルM
OSFETの前記他方と接続し、この一方とゲ−トとが
導通している第2のNチャネルMOSFETと、一方が
前記第2のNチャネルMOSFETの他方と接続し、こ
の一方とゲ−トとが導通している第3のNチャネルMO
SFETと、一方が前記第3のNチャネルMOSFET
の他方と接続し、他方は接地されている第4のNチャネ
ルMOSFETとを備えていることができる。前記バイ
アス発生回路は、電源電圧と前記ディプレッションタイ
プのMOSFETのゲ−トとの間に接続されたPチャネ
ルMOSFETを備えていることができる。
【0015】
【作用】入出力回路が高インピ−ダンス入力状態のとき
に基板電位を電源電圧より高くし、また、入出力端子に
高い電圧が加わっても、その電圧を出力バッファに入る
前に低下させ、さらに、予め、半導体基板に出力バッフ
ァを構成する電圧レベルの異なる複数のMOSトランジ
スタを形成しておき、外部電圧が電圧レベルの合った電
源電圧を有する前記トランジスタに入るようにするの
で、出力バッファにPN接合に対する順方向バイアスが
加わることはない。また、予め、半導体基板に入出力バ
ッファを構成する電圧レベルの合った電源電圧を有する
前記トランジスタに外部電圧が入るようにするので、高
圧のバックゲ−ト電圧(VBG) が掛からず、スピ−ドの
劣化を招くことはない。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。まず、図1乃至図5を参照して第1の実施例を説
明する。図1は、半導体基板に形成された半導体集積回
路の入出力回路図、図2は、この入出力回路に挿入され
る電圧供給手段の1つである電圧切換回路図である。従
来と同様に、集積回路の入出力回路には、その内部回路
素子のようにCMOS回路を用いて構成される。この入
出力回路は、出力バッファ2と入力バッファ3とを備え
ており、いずれも入出力端子1に接続されている。入出
力端子1は、半導体基板の上では、パッド電極といわ
れ、半導体基板の周辺部に複数個形成される。これらバ
ッファと入出力端子1の間には、必要に応じて外部から
加えられる静電気放電に対する保護回路が接続されてい
る。この保護回路には、例えば、保護抵抗R1 と保護ダ
イオ−ドD1 とを用いる。出力バッファ2は、NMOS
トランジスタQ1 とPMOSトランジスタQ2 のCMO
S構造からなり、入力バッファ3は、NMOSトランジ
スタQ3 とPMOSトランジスタQ4 のCMOS構造か
ら構成されている。出力バッファ2のPMOSトランジ
スタQ2 のゲ−トには信号Aが印加され、NMOSトラ
ンジスタQ1 のゲ−トには信号Bが印加されるようにな
っている。
【0017】出力バッファ2及び入力バッファ3は、半
導体基板に形成された、例えば、ゲ−トアレイのような
集積回路に接続される。この実施例では、入出力回路に
PMOSトランジスタQ2 の基板電位を供給する電圧切
換回路4を付加したことに特徴がある。電圧切換回路4
は、出力バッファ2に印加される信号A及び信号Bによ
って制御される。信号Aおよび信号Bが電圧切換回路4
に接続され、電圧切換回路4は、供給電圧Vcc1 、Vcc
2 をPMOSトランジスタQ2 の基板電位として供給す
る。下記の表2は、信号A、Bの信号レベルによって電
圧切換回路4のどの値の基板電位が供給されるかを示し
ている。出力バッファ2に印加される信号A及び信号B
は、表2に示すように、そのレベルによって入出力回路
の入出力状態を作り出す。すなわち、信号Aおよび信号
BがともにLレベルのときは、この入出力状態は、H出
力、信号Aおよび信号BがともにHレベルのときは、L
出力、そして信号AがHレベルで信号BがLレベルのと
きは、高インピ−ダンス入力状態にある。そして、この
電圧切換回路は、H出力またはL出力のときに、内部回
路の電源電圧Vcc1 を供給し、高インピ−ダンス入力状
態のときに、このVcc1 より高い電圧Vcc2 を供給す
る。
【0018】従来技術において外部回路から電源電圧を
越える入力会った場合に場合に問題になっていたのは、
入出力回路が高インピ−ダンス入力状態に限られる。し
たがって、下記の表2に示すように、入出力回路が高イ
ンピ−ダンス入力状態において電圧切換回路が電圧Vcc
2 を供給し、この電圧Vcc2 を想定される外部からの入
力電圧より高く設定しておけば、PMOSトランジスタ
Q2 のドレインに形成されるPN接合が順方向バイアス
されることはないので、入出力回路は、正しく動作する
ことができる。
【0019】電圧切換回路は、入出力回路の所定の入出
力状態に適した供給電圧が、基板電圧として供給されれ
ば、既存のどのような切換回路を用いても良いが、この
実施例では、図2に示すようにMOSトランジスタ伝達
ゲ−トを使用する。供給電圧源Vcc1 、Vcc2 にはスイ
ッチング素子として、それぞれNMOSトランジスタQ
6 、Q5 が接続され、これら電圧のいずれかが基板電位
として供給されるようになっている。切換え部は、NO
T回路およびNAND回路を組合わせて電圧を切換え
る。信号Aは、NAND回路に接続し、NAND回路の
出力は、NQ6 のゲ−トに接続し、そしてQ5 のゲ−ト
にNOT回路を介して接続している。したがって、信号
AがHレベル、信号BがLレベルのときに、Q5 がオ
ン、Q6 がオフとなり、基板電位としてVcc2 が供給さ
れる。他の入出力状態では、Q5 がオフ、Q6 がオンと
なり、基板電位として内部回路と同じ電圧Vcc1 が供給
されている。例えば、出力が3Vと5Vの集積回路が混
在する半導体集積回路装置の場合、Vcc1 を3V、Vcc
2 を5Vにして、本発明を適用する。
【0020】
【表2】
【0021】図3は、電圧切換回路の他の例を示したも
のである。この実施例では、図2で供給電圧源Vcc1 、
Vcc2 のスイッチング素子にMOSトランジスタを用い
ているのに対して、バイポ−ラトランジスタB1 、B2
を用いている。CMOSLSI内部より高い供給電圧V
cc2 は、電圧変換装置を用いて外部から供給することも
できる。この電源電圧に用いられる電圧Vcc2 は、PM
OSトランジスタの基板電位を与えるためのものである
ので、大きな電力は必要がない。したがって、集積回路
内部で内部電源電圧Vcc1 を昇圧することで形成するこ
とができる。図4に、その昇圧回路の一例を示す。これ
は、チャ−ジポンプ回路と呼ばれ、互いに逆相のパルス
φ1 、φ2 を入力することにより、Vcc1 の2倍の電圧
を発生させることができるが、NMOSトランジスタQ
8 、Q9 における電圧降下があるので、実際の昇圧電圧
は、それよりも低い。パルスの高さは、通常は、0Vよ
り高く、Vcc1 より低くする。この回路は内部電源電圧
Vcc1 、キャパシタC1 、C2 で昇圧して電圧Vcc2 を
形成し、これを電圧切換回路に供給する。図5に、図1
に示す電圧切換回路4に、この昇圧回路5を接続した入
出力回路図である。内部電源電圧Vcc1 をこの昇圧回路
5に供給して高い電圧Vcc2 に昇圧して電圧切換回路4
に電源電圧として供給する。
【0022】次に、図6乃至図10を参照して、第2の
実施例を説明する。この実施例は、本発明をDトランジ
スタを有するインタ−フェ−ス回路を入出力回路に備え
た半導体集積回路装置に適用したものである。図6は、
半導体基板に形成された半導体集積回路の入出力回路図
である。従来と同様に、集積回路の入出力回路には、そ
の内部回路素子のようにCMOS回路を用いて構成され
る。この入出力回路は出力バッファ2と入力バッファ3
とを備えており、いずれも入出力端子1に接続されてい
る。入出力端子1は、半導体基板の上では、パッド電極
といわれ半導体基板の周辺部に複数個形成される。これ
らバッファと入出力端子1の間には、必要に応じて外部
から加えられる静電気放電に対する保護回路が接続され
ている。出力バッファ2は、NMOSトランジスタQ1
と半導体基板のNウエルに形成されるPMOSトランジ
スタQ2 のCMOS構造からなる。出力バッファ2のP
MOSトランジスタQ2 のゲ−トには信号Aが印加さ
れ、NMOSトランジスタQ1 のゲ−トには信号Bが印
加されるようになっている。出力バッファ2及び入力バ
ッファ3は、半導体基板に形成された集積回路に接続さ
れる。入出力端子(パッド)1と入出力回路の間にはD
トランジスタ、すなわち、デプレッションタイプのNM
OSトランジスタDTが接続されている。
【0023】ソ−スが入出力端子1に、ドレインが入出
力回路にそれぞれ接続され、ゲ−トには、電源電圧Vcc
とバイアス発生回路6が接続されている。そして、電圧
切換回路4によって両者のいずれかの電圧がゲ−トに印
加されるようになっている。電圧切換回路4は、PMO
SトランジスタQ2 信号を印加する信号Aによってコン
トロ−ルされる。DトランジスタDTは、この実施例に
おいて、Dトランジスタは、相反する二つの働きを行っ
ている。一つは、例えば、5Vの高い電圧を入出力端子
を通して外部から入力したときに、印加された5Vをで
きるだけ伝えず入力電圧Va を低く押さえること、もう
一つは、Vcc出力時には、逆に内部のVccを低下させず
に外部に伝え、信号振幅であるVout を確保することで
ある。
【0024】この様な相反する働きを実現するために、
この実施例では、インタ−フェ−ス回路にバイアス発生
回路と電圧切換回路を接続して、Dトランジスタのゲ−
トを入出力状態に応じ、Vccないしバイアス発生回路出
力である中間電圧に切換えるようにする。その結果、従
来では問題になっていたDトランジスタDTの相反する
機能を最適バイアス条件で実現することが可能になる。
すなわち、Vcc出力時には、従来と同じくDトランジス
タDTのゲートをVccに切り替え、内部Vccを外部に伝
え、例えば、外部回路からの5V入力時には、Dトラン
ジスタDTのゲートをバイアス発生回路の中間電圧に切
り替え、外部の5Vを内部に伝え難くするものである。
この際に用いる中間電圧はDトランジスタDTのゲート
酸化膜を保護するため5V−3.6V=1.4Vより低
くすることはできない。以下、従来例と同様に、電源電
圧(Vcc)3.3V±0.3V、外部信号振幅5V、バ
イアス回路出力2Vとして説明する。
【0025】この時のDトランジスタDTのバイアス状
態を図7に示す。図は、DトランジスタDTのバイアス
条件を説明する回路図である。外部回路からの5V入力
時には、ソースである入出力端子(パッド)1には、5
Vが、ゲートには、バイアス発生回路6の中間電圧であ
る2Vが印加されている。このため入力電圧Va は、2
V−Vthd (Vcc)となる。ここで第2項は、バックゲ
ートVccが印加されて場合のDトランジスタDTのしき
い値電圧である。一方、Vcc出力時には従来と同じくソ
ース、ドレインが逆転し、ソースとゲートにVccが印加
された状態となり、Vout はVcc−Vthd (Vcc)とな
る。つまり同一素子を異なるバイアス条件で用い、Va
はできるだけ低く押さえ、Vout はできるだけ高く出力
することを実現している。この様子を図8の回路マージ
ンマップに示す。横軸はVcc、縦軸はVa ないしVout
のワースト・ケースを示す。つまりVa のワーストは、
Vcc=3Vの時にPMOSトランジスタQ2 側PN接合
の順方向バイアス点である3.3Vであり、したがっ
て、Va は、3.3Vを越えてはならない。
【0026】このため、Vthd (3.0V)≧−1.3
Vである。一方、Vout のワーストは、Vcc=3Vのと
きにVoh=2.7Vが必要である。このためVthd
(3.0V)≦0.3Vである。図9は、このDトラン
ジスタDTのしきい値電圧のマージンを示す。横軸は、
バックゲート電圧ないしVccで、縦軸は、しきい値電圧
Vthd を示す。Vcc=3Vの点で調べると、Dトランジ
スタDTのしきい値電圧に許されるバラツキは、約1.
6Vである。これは従来の約3倍にマージンが広がった
ことになり、製造バラツキおよび動作温度範囲保証を考
えた場合にも十分な値である。また、この方式では動作
電源電圧範囲を例えば2.7V〜3.6Vに広げること
も可能である。曲線Aは、出力電圧Vout が2.7V以
上を確保するために必要なDトランジスタDTのしきい
値電圧Vthd の値を示し、曲線Bは、入力電圧Va を
3.6Vより小さくするために必要な前記しきい値電圧
Vthd の値を示している。
【0027】図10は、バイアス発生回路6と電圧切換
回路4の1例を示す回路図である。この実施例は、出力
バッファ2に印加される信号A、Bによって前記電圧切
換回路が動作することに特徴がある。信号A、例えば、
イネ−ブル信号ENは、NOT回路に接続され、その出
力は、NAND回路の一方の入力に接続されている。そ
して、NAND回路の出力は、PMOSトランジスタQ
2 のゲ−トに接続されている。一方、信号B、例えば、
デ−タ信号DATは、NAND回路の他方の入力に接続
され、NOR回路の一方の入力に接続されている。NO
R回路の他方の入力には、信号Aが接続されており、そ
の出力は、NMOSトランジスタQ1 のゲ−トに接続さ
れている。信号Aは、電圧切換回路4の操作信号として
も用いられ、電圧切換回路のスイッチング素子として用
いられるPMOSトランジスタP1 およびNMOSトラ
ンジスタN1 のゲ−トにそれぞれ接続される。PMOS
トランジスタP1 のドレインは、電源電圧Vccに接続さ
れ、ソ−スは、DトランジスタDTのゲ−トに接続され
ている。NMOSトランジスタN1 のドレインは、抵抗
R2 、R3 を介して電源電圧Vccに接続され、ソ−ス
は、GND電位になっている。PMOSトランジスタP
1 のソ−スとDトランジスタDTのゲ−ト間は抵抗R2
、R3 の中間に接続されて約2Vの中間電圧がDトラ
ンジスタDTのゲ−トに掛かるようになっている。
【0028】この様な構成において、入出力回路を高イ
ンピ−ダンス入力状態にするには、PMOSトランジス
タQ2 およびNMOSトランジスタQ1 を共にオフにし
なければならず、そのためには、NAND回路の出力を
Hレベル、NOR回路の出力をLレベルにする。したが
って、そのときの外部回路からの5V入力時には、イネ
ーブル信号EN(A)およびデ−タ信号DAT(B)は
ともにHレベルにし、そのときに外部回路から入出力端
子(パッド)1を通して5Vが入力される。この入力状
態のときに、同時に、バイアス発生回路6中のPMOS
トランジスタP1はオフし、NMOSトランジスタN1
はオンし、さらに、DトランジスタDTのゲートには、
電源電圧Vccを抵抗分割(R2 、R3 )した中間電圧約
2Vが印加される。この為パッド1に異電源信号電位5
Vが加えられても半導体基板内部には、入力電圧Va と
して2V−Vthd しか伝達しない。
【0029】一方、Vcc出力時には、PMOSトランジ
スタQ2 をオン、NMOSトランジスタQ1 をオフにす
るので、イネーブル信号ENは、Lレベル、データ信号
DATは、Hレベルにしなければならない。そのため、
NAND回路およびNOR回路の出力は共にLレベルに
してプッシュプル出力バッファ2をHレベル出力状態に
する。子のとき、Lレベルのイネ−ブル信号ENは、バ
イアス発生回路6のNMOSトランジスタN1は、オフ
し、PMOSトランジスタP1は、オンし、その結果、
DトランジスタDTのゲートには、電源電圧Vccが印加
される。こうしてバイアスのH出力がフルバイアスされ
たDトランジスタDTを経由してパッド1に伝達され
る。以上のようにDトランジスタDTのゲートは、出力
時にVccに固定され、入力時には中間電圧約2Vに切換
えられる。この実施例ではバイアス発生回路において抵
抗電圧を用いたが、ダイオード、容量またはダイオード
接続したトランジスタで実現することも可能である。
【0030】次に、図11を参照して、バイアス発生回
路および電圧切換回路の他の例を説明する。入出力回路
は、図10と同じ構成である。PMOSトランジスタP
1 のドレインは、電源電圧Vccに接続され、ソ−スは、
DトランジスタDTのゲ−トに接続されている。NMO
SトランジスタN1 のドレインは、NMOSトランジス
タN3 、N2 を介して前記P1 のソ−スに接続され、ソ
−スは、GND電位になっている。前記N2 、N3 はそ
れぞれゲ−ト、ドレイン間が接続されている。このよう
な構成において、外部回路からパッド1を通して5V入
力されるときは入出力回路が高インピ−ダンス入力状態
であり、イネーブル信号EN(A)は、Hレベルにあ
る。この為NAND回路、NOR回路の出力はそれぞれ
HレベルとLレベルに固定され、出力バッファのPMO
SトランジスタQ2 とNMOSトランジスタQ1 は、と
もにオフとなる。この状態において、イネ−ブル信号E
Nはバイアス発生回路6のPMOSトランジスタP1 お
よびNMOSトランジスタN1 のゲ−トにそれぞれ接続
しているので、このP1は、オフし、N1は、オンす
る。この状態でパッド1に外部より5Vが印加される
と、DトランジスタDTのゲートは、ミラー容量Cmに
よりその電位が上昇する。
【0031】しかし、この電位が、ダイオード接続され
たNMOSトランジスタ二段分(N2 、N3 )のしきい
値(バックゲート効果のため約2V)までに上昇する
と、これらNMOSトランジスタN1 、N2 、N3 がオ
ンし、その電位を約2Vでクランプする。その結果、パ
ッド1に異電源信号電位5Vが加えられても半導体基板
内部には、入力電圧Va として2V−Vthd しか伝達し
ない。一方、Vcc出力時には、イネーブル信号ENはL
レベル、データ信号DATは、Hレベルである。このた
めNAND回路およびNOR回路の出力は、ともにLレ
ベルとなり、プッシュプル出力バッファ2は、H出力状
態となる。同時に、バイアス発生回路6のNMOSトラ
ンジスタN1は、オフし、PMOSトランジスタP1
は、オンし、DトランジスタDTのゲートには、電源電
圧Vccが印加される。こうして出力バッファ2のH出力
がフルバイアスされたDトランジスタDTを経由してパ
ッド1に伝達される。以上のようにDトランジスタDT
のゲートは出力時にVccに固定され、入力時にNMOS
トランジスタ二段分のしきい値約2Vに切換えられる。
このような構成をとった場合、バイアス発生回路におい
て常にP1ないしN1のいずれかがオフしているため、
定常的に流れる電流を防ぐことができ、図19の場合よ
りも低消費電流を実現することができる。この例では、
バイアス発生回路においてダイオード接続したTrを用
いたが、ダイオードで実現することも可能である。
【0032】次に、図12を参照して、バイアス発生回
路および電圧切換回路の他の例を説明する。入出力回路
は、図10と同じ構成である。NMOSトランジスタN
4 のドレインは、電源電圧Vccに接続され、ソ−スは、
DトランジスタDTのゲ−トに接続されている。そし
て、NMOSトランジスタN1 、N2 、N3 が前記N4
にダイオ−ド接続されている。前記N2 、N3 は、それ
ぞれゲ−ト、ドレイン間が接続されている。このような
構成において、外部回路からパッド1を通して5V入力
されるときは入出力回路が高インピ−ダンス入力状態で
あり、その時、イネーブル信号EN(A)は、Hレベル
にある。このためNAND回路、NOR回路の出力はそ
れぞれHレベルとLレベルに固定され、出力バッファ2
のPMOSトランジスタQ2 とNMOSトランジスタQ
1 は、ともにオフとなる。この状態において、イネ−ブ
ル信号ENは、バイアス発生回路6のNMOSトランジ
スタN1 のゲ−トに接続し、NOT回路の出力は、NM
OSトランジスタN1 のゲ−トにそれぞれ接続している
ので、このN4は、オフし、N1は、オンする。
【0033】このときパッド1に外部より5Vが印加さ
れるとDトランジスタDTのゲートは、ミラー容量Cm
1によりその電位が上昇する。しかし、この電位がダイ
オード接続されたNMOSトランジスタ二段分(N2 、
N3 )のバックゲ−ト効果により2Vになっているしき
い値までに上昇すると、これらN1 、N2 、N3 がオン
し、その電位を約2Vでクランプする。このためパッド
1に異電源信号電位5Vが加えられても半導体基板内部
には、入力電圧Va として2V−Vthd しか伝達しな
い。一方、Vcc出力時には、イネーブル信号ENは、L
レベル、データ信号DATは、Hレベルであるので、バ
イアス発生回路6のN1 はオフし、N4 はオンし、Dト
ランジスタDTのゲートには、電源電圧VccからN4 の
しきい値分低下した電位が印加される。このときNAN
D回路およびNOR回路の出力は共にLレベルとなり、
プッシュプル出力バッファ2は、H出力状態となる。そ
の結果、DトランジスタDTのゲートは今度はミラー容
量Cm2により、その電位が2Vcc−Vth近くまで上昇
する。こうしてDトランジスタDTが十分に低インピー
ダンスな状態で、出力バッファからはH出力がパッド1
に伝達される。
【0034】以上のように、DトランジスタDTのゲー
トは、Vcc出力時には、2Vcc−Vthに、入力時には、
NMOSトランジスタ二段分のしきい値電圧約2Vに切
換えられる。このような構成をとった場合、バイアス発
生回路において常にN4 ないしN1 のいずれかがオフし
ているため、定常的に流れる電流を防ぐことができ、図
10の場合よりも低消費電流を実現することができる。
またVcc出力時には、抵抗となるDトランジスタDTの
インピーダンスを十分に低い状態に押さえることができ
る。この例では、バイアス発生回路においてダイオード
接続したトランジスタを用いたが、ダイオードで実現す
ることも可能である。
【0035】次に、図13を参照して、バイアス発生回
路および電圧切換回路の他の例を説明する。入出力回路
は、図10と同じ構成である。ここでは、PMOSトラ
ンジスタP1 のドレインが電源電圧Vccに接続され、ソ
−スは、DトランジスタDTのゲ−トに接続されてい
る。このような構成において、外部回路からパッド1を
通して5V入力されるときは入出力回路が高インピ−ダ
ンス入力状態であり、その時、イネーブル信号EN
(A)は、Hレベルにある。このためNAND回路、N
OR回路の出力はそれぞれHレベルとLレベルに固定さ
れ、出力バッファ2のPMOSトランジスタQ2 とNM
OSトランジスタQ1 は、ともにオフとなる。この状態
において、バイアス発生回路6のPMOSトランジスタ
P1 のゲ−トはNAND回路の出力にNOT回路を介し
て接続されているので、DトランジスタDTのゲートに
挿入されたPMOSトランジスタP1はオンし、その電
位をVccに固定する。そのためパッド1に外部から異電
源信号電位5Vが加えられても半導体基板内部には、入
力電圧Va としてVcc−Vthd しか伝達しない。
【0036】この際、DトランジスタDTのしきい値V
thd は、Va の値が3.6Vを越えないように設定すれ
ば良い。一方、Vcc出力時には、イネーブル信号ENは
Lレベル、データ信号DATはHレベルである。このた
めNAND回路およびNOR回路出力は共にLレベルと
なるので、PMOSトランジスタP1がオフし、Dトラ
ンジスタDTのゲートは高インピーダンス状態になり、
プッシュプル出力バッファ2はH出力状態となる。その
結果DトランジスタDTのゲートはミラー容量Cm2に
より、その電位がVcc+Vth近くまで上昇する。こうし
てDトランジスタDTが低インピーダンスな状態で出力
バッファ2のH出力がパッド1に伝達される。以上のよ
うにDトランジスタDTのゲートは、Vcc出力時にはV
cc+Vthに、入力時には電源電圧Vccに切換えられる。
このような構成をとった場合、定常的に流れる電流を防
ぐことができ、図10の場合よりも低消費電流を実現す
ることができる。またVcc出力時には、抵抗となるDト
ランジスタDTのインピーダンスを低い状態に押さえる
ことができる。本発明は、シリコン半導体に限らず、G
aAsなど他の既存の半導体にも適用することができ
る。本発明は、第2の実施例の電圧切換回路を第1の実
施例に適用するなど、各実施例を適宜組み合わせること
が可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のような構成により、本発明は、異
なる電源電圧の集積回路相互間の信号を信頼性高く接続
することができる。また、バックゲート効果によるスピ
ードの劣化の無い高速な入出力回路を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体集積回路装置の
入出力回路図。
【図2】第1の実施例の半導体集積回路装置の入出力回
路の電圧切換回路図。
【図3】第1の実施例の半導体集積回路装置の入出力回
路の電圧切換回路図。
【図4】第1の実施例の半導体集積回路装置の入出力回
路の昇圧回路図。
【図5】本発明の第1の実施例の半導体集積回路装置の
入出力回路図。
【図6】第2の実施例の半導体集積回路装置の入出力回
路図。
【図7】第2の実施例に用いるDトランジスタのバイア
ス条件説明図。
【図8】第2の実施例の入出力回路のマージンマップ
図。
【図9】第2の実施例に用いるDトランジスタのマ−ジ
ンマップ図。
【図10】第2の実施例の半導体集積回路装置の入出力
回路図。
【図11】第2の実施例の半導体集積回路装置の入出力
回路図。
【図12】第2の実施例の半導体集積回路装置の入出力
回路図。
【図13】第2の実施例の半導体集積回路装置の入出力
回路図。
【図14】従来の半導体集積回路装置の入出力回路図。
【図15】従来の半導体集積回路装置の入出力回路図。
【図16】従来の半導体集積回路装置に用いるDトラン
ジスタのバイアス条件説明図。
【図17】従来の入出力回路のマ−ジンマップ図
【図18】従来のDトランジスタのマ−ジン説明図。
【符号の説明】
1 入出力端子(パッド) 2 出力バッファ 3 入力バッファ 4 電圧切換回路 5 昇圧回路 6 バイアス発生回路 B1 バイポ−ラトランジスタ B1 バイポ−ラトランジスタ D1 、D2 、D3 ダイオ−ド DT Dトランジスタ N1 、N2 、N3 、N4 NMOSトランジスタ P1 PMOSトランジスタ Q1 、Q3 、Q5 、Q6 、Q7 、Q8 、Q9 N
MOSトランジスタ Q2 、Q4 、 PMOSトランジスタ R1 抵抗 Vcc、Vcc1 、Vcc2 電源電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高倉 寛 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 東 芝半導体システム技術センタ−内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板に形成された入出力端子と、 前記半導体基板に形成され、前記入出力端子に接続さ
    れ、かつ、CMOS構造を有する出力バッファを備えた
    入出力回路と、 前記半導体基板に形成され、前記入出力回路に接続され
    た半導体集積回路素子と、 前記出力バッファに対してその出力電圧を越える入力電
    圧が掛かる場合に、前記入出力端子から接合順方向電流
    が流入することを防止する手段を備えていることを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板と、 前記半導体基板に形成された入出力端子と、 前記半導体基板に形成され、前記入出力端子に接続さ
    れ、かつ、CMOS構造を有する出力バッファを備えた
    入出力回路と、 前記半導体基板に形成され、前記入出力回路に接続され
    た半導体集積回路素子と、 前記出力バッファを構成するMOSFETの基板電極に
    少なくとも2種類の電圧を与える電圧切換回路とを備え
    ていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧切換回路は、ソ−ス電極が互い
    に接続されて前記基板電極に接続され、ドレイン電極が
    大きさの異なる所定の電圧源にそれぞれ接続された複数
    のMOSFETから構成され、前記MOSFETのうち
    1つが導通するように制御されることを特徴とする請求
    項2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧切換回路は、前記出力バッファ
    に供給される信号によって前記MOSFETのうち1つ
    が導通するように制御されることを特徴とする請求項3
    に記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧切換回路がその出力に接続され
    ている電圧変換回路を備え、発生する電圧を前記電圧源
    にすることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の
    半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板と、 前記半導体基板に形成された入出力端子と、 前記半導体基板に形成され、前記入出力端子に接続さ
    れ、かつ、CMOS構造を有する出力バッファを備えた
    入出力回路と、 前記半導体基板に形成され、前記入出力回路に接続され
    た半導体集積回路素子と、 前記入出力端子と出力バッファの出力との間に接続さ
    れ、ゲ−ト電圧を可変にしたディプレッションタイプの
    MOSFETとを備えていることを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  7. 【請求項7】 電圧切換回路とバイアス発生回路とを前
    記ディプレッションタイプのMOSFETのゲ−トに接
    続して、前記ゲ−ト電圧を可変にすることを特徴とする
    請求項6に記載の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 前記電圧切換回路は、前記出力バッファ
    に供給される信号によって制御されることを特徴とする
    請求項7に記載の半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記バイアス発生回路は、電源電圧と前
    記ディプレッションタイプのMOSFETのゲ−トとの
    間に接続されたPチャネルMOSFETと、一方が前記
    電源電圧と接続し、他方が前記ゲ−トと接続している第
    1の抵抗と、一方が前記第1の抵抗の前記他方に接続し
    ている第2の抵抗と、一方が前記第2の抵抗の他方に接
    続し、他方は接地されているNチャネルMOSFETと
    を備えていることを特徴とする請求項7又は請求項8に
    記載の半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 前記一方が電源電圧と接続し、他方が
    前記ディプレッションタイプのMOSFETのゲ−トと
    接続しているPチャネルMOSFETと、一方が前記P
    チャネルMOSFETの前記他方と接続し、この一方と
    ゲ−トとが導通している第1のNチャネルMOSFET
    と、一方が前記第1のNチャネルMOSFETの他方と
    接続し、この一方とゲ−トとが導通している第2のNチ
    ャネルMOSFETと、一方が前記第2のNチャネルM
    OSFETの他方と接続し、他方は接地されている第3
    のNチャネルMOSFETとを備えていることを特徴と
    する請求項7又は請求項8に記載の半導体集積回路装
    置。
  11. 【請求項11】 前記一方が電源電圧と接続し、他方が
    前記ディプレッションタイプのMOSFETのゲ−トと
    接続している第1のNチャネルMOSFETと、一方が
    前記第1のNチャネルMOSFETの前記他方と接続
    し、この一方とゲ−トとが導通している第2のNチャネ
    ルMOSFETと、一方が前記第2のNチャネルMOS
    FETの他方と接続し、この一方とゲ−トとが導通して
    いる第3のNチャネルMOSFETと、一方が前記第3
    のNチャネルMOSFETの他方と接続し、他方は接地
    されている第4のNチャネルMOSFETとを備えてい
    ることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の半導
    体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 前記バイアス発生回路は電源電圧と前
    記ディプレッションタイプのMOSFETのゲ−トとの
    間に接続されたPチャネルMOSFETを備えているこ
    とを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の半導体集
    積回路装置。
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