JPH0533464Y2 - - Google Patents

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JPH0533464Y2
JPH0533464Y2 JP850787U JP850787U JPH0533464Y2 JP H0533464 Y2 JPH0533464 Y2 JP H0533464Y2 JP 850787 U JP850787 U JP 850787U JP 850787 U JP850787 U JP 850787U JP H0533464 Y2 JPH0533464 Y2 JP H0533464Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、からみ易い部品の整列供給装置に関
する。
〔従来の技術及びその問題点〕
例えば、第1図に示すような部品1を矢印Aの
方向に図示の姿勢で供給したい場合があるが、こ
のような部品を例えば振動パーツフイーダのボー
ルに多量に投入したような場合、これら部品は非
常にからみ易い。振動により多少のからみ分離は
行われるが、第1図に示すような姿勢で供給する
には、まず、からみから一個づつ分離しなければ
ならない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記問題に鑑みてなされ、からみ易い
部品でも、確実に、これらから単一に分離した部
品だけを選別し得るからみ易い部品の整列供給装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、所定の方向に延びる部品移送路を
振動させることにより、該部品移送路に沿つて部
品を移送させるようにし、該部品移送路の一部に
空気噴出口を設け、かつ、該空気噴出口の近傍で
下流側に在つて、上方から見ると、部品の移送方
向に関して傾斜している壁面を有するガイド部材
を設け、絡みやすい部品であるが、絡んでいない
単一の部品は前記空気噴出口からの噴出空気によ
り所定の高さ以上に上方にとばされて前記部品移
送路より上方の所定レベルにあり、該部品移送路
と一体的な上方分離部品移送路上へと落下させる
ようにし、絡んでいる部品は、前記噴出空気によ
り前記上方の所定レベルにまでとばされることな
く、前記ガイド部材に案内されて、該部品移送路
から側方の下方へと落下させるようにしたことを
特徴とするからみ易い部品の整列供給装置によつ
て達成される。
〔作用〕
からんでいない部品は軽いので、空気噴出口か
らの噴出空気により上方分離部品移送路のレベル
より高く吹きとばされ、この上に落下してこの移
送路を前進する。からんでいる部品は全体として
重いので上記上方のレベルにまで吹きとばされる
ことがないか、全然、とばされることなく、移送
されてきた部品移送路をそのまゝ進行し、ガイド
部材により案内されて、例えば振動パーツフイー
ダではボールの中央底部内へと落下させられる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例による振動パーツフイー
ダについて説明する。
先ず、これに適用される上述した部品1の詳細
について更に説明すると、この部品1は例えば金
属から成り、垂直部2、屈曲部3、これ等を連結
する連結部4から成り、図示するような切欠き部
を有しているので非常にからみやすい部品となつ
ている。
第2図において振動パーツフイーダは全体とし
て5で示され、そのわん状のボール6の底部に固
定された可動コア7はベース8と複数の傾斜板ば
ね11により結合されている。ベース8上にはコ
イル10を巻装させた電磁石9が固定されてお
り、これは僅かな空〓において上述の可動コア7
と対向している。コイル10に通電すると公知の
ようにボール6はねじり振動を行うのであるが、
上述のように構成されるねじり振動駆動部は筒状
のカバー12により被覆されており、またパーツ
フイーダ5全体は防振ゴム13により床上に支持
されている。
第3図に示すようにボール6の内周壁部にはス
パイラル状の部品移送トラツク14が形成され、
この最上段部には本考案に係わる分離部品選別装
置15が設けられており、更にこの下流側でトラ
ツク14の排出端近くには異姿勢部品除去装置1
6が設けられており、こゝを通過した部品は整列
トラツク17に案内されて次工程へと所定の姿勢
で、すなわち第1図で示す姿勢で供給されるよう
になつている。
次に分離部品選別装置15の詳細について特に
第4図、第5図を参照して説明する。
ボール6の周壁部の一部には枠体18がねじ2
0により固定されており、この枠体18には一体
的に上方トラツクガイド部材21が固定されてお
り、更にこの上方の枠体18の上縁部には網19
が取付けられている。ボール6のスパイラル状の
トラツク14は、この分離部品選別装置15にお
いて第3図に示すようにその側壁部はボール6の
径内方に向かつて湾曲しており、この路面14a
と上述の上方トラツクガイド部材21との上縁部
との間には、処理すべき部品1の重量に応じて所
定のレベルが設定されている。トラツク14の上
述のわん曲路面部14aには第3図及び第4図、
第5図で示されるように空気噴出口23が形成さ
れ、これに空気噴出ノズル22から噴出空気が供
給されるようになつている。本実施例では空気噴
出口23はトラツク部14aの路面に2箇所設け
られている。
次に異姿勢分離除去装置16の詳細について説
明する。この装置は主としで空気噴出ノズル2
4、異姿勢部品検出装置25及び正姿勢通過用プ
ロフイル板28からなつている。異姿勢部品検出
装置25は発光体26及び受光体27から成り、
これらの間に部品が所定時間停滞したときに、こ
れは異姿勢部品であると判断して、空気噴出ノズ
ル24から空気を噴出させて該部品をボール内方
へと除去するようにしている。プロフイル板28
は第6図に明示されるように切欠き29を有し、
これは選別すべき部品の形状に応じた形状となつ
ている。即ち部品1の垂直部2を通すべき第1切
欠部30及び屈曲部3を通過させるべき切欠部3
1を備え、これらの間には突出部32を備えてい
る。このような切欠き29により第1図に示す姿
勢以外の部品1はすべてこのプロフイル板28を
通過する事が出来ず、これと当接したまゝの姿勢
となり、これが所定時間経過すると噴出ノズル2
4から空気が噴出され、該姿勢部品をボールの内
方へと排除するようにしている。
本考案の実施例は以上のように構成されるが、
次にこの作用について説明する。
ボール6内には部品1は散在的にしか示されて
いないが実際には更に密度高く多量の部品1が投
入されているものとする。コイル10に交流を通
電するとボール6はねじり振動を行い部品1はト
ラツク14に沿つて振動により移送される。そし
て分離部品選別装置15に至ると即ちわん曲トラ
ツク部14a上に至ると空気噴出ノズル22から
は常時、噴出空気が与えられているので第4図に
示すように単独で分離している部品1は軽いので
所定のレベル以上へと吹き飛ばされ、この間もボ
ール6がねじり振動を行う事により、ガイドトラ
ツク部材21上の斜面21a上に落下する。噴出
空気は上方の網19を吹き抜ける事により安定な
分離部品選別作用を保証するようにしている。
尚、場合によつては空気噴出口23を図示では垂
直としてが、下流に向かつて斜めにして吹き飛ば
して、部品1のガイドトラツク部材21の斜面2
1a上への落下を更に確実にするようにしてもよ
い。なお、噴出空気が垂直に吹き出される場合に
は、部品も垂直に飛ばされるが、ボール6はねじ
り振動を行つているので、振動の水平成分を有
し、したがつて、部品が上方へ飛ばされている途
中で、ボール6の振動が部品の移送方向とは、逆
方向の位相にある時には、噴出空気を受けなくな
るか、あるいは、その空気力をほとんど受けなく
なるので、ガイドトラツク部材21上の斜面21
a上に落下することになる。また、下流側に向か
つて斜めに空気を噴出する場合には、勿論、下流
側に向かつた水平成分を有するので、水平成分の
力を受けて飛ばされるので、上方部材の斜面21
a上に落下する。さらにまた、空気噴出力を受け
ることにより、ここまで絡んでいた部品でも絡み
をほぐされることがあるので、空気噴出力を受け
た直後に分離して、それぞれ単一の分離体となつ
た部品は、斜面21a上に落下する。更にまた、
本願考案で、上方分離部品移送路は、斜面21a
としているが、これは、下流側の上方トラツク部
分14bのみとしてもよい。なお、斜面21aと
する場合には、第5図で明らかな様に、部品の一
部がその上端縁部に衝突すると、円滑に下流側に
導くことができる。なおまた、空気噴出口を第3
図に明示される様に、2個設けた場合には、絡ん
だ部品が上流側の空気噴出口で空気噴出力を受
け、上述した様に絡みをほぐされた場合には、移
送路の上方で、下流側の空気噴出口からの空気噴
出力を受けで、上方の斜面21a上への落下を確
実なものとすることができる。また第4図に示す
ようにからんでいる部分1は空気噴出により吹き
飛ばされないかあるいは所定のレベル迄吹き飛ば
される事なく、わん曲トラツク14aのわん曲側
壁部に沿つてボール6の径内方へと排除されるよ
うになつている。尚このボール6の中央底部への
落下時にからみ状態が若干分離される事が出来
る。
分離した部品1は上方のトラツクガイド部材2
1上に落下すると、この斜面21a上を滑走して
トラツク14の上方トラツク部分14bへと導か
れる。こゝを分離部品1は振動により移動され異
姿勢部品除去装置16に至る。こゝで部品1が所
定の姿勢である時にはプロフイル板16を第6図
で示すように滑らかにこゝを通過する事が出来、
供給トラツク17上に導びかれて、そのまゝの姿
勢を保持して次工程へと供給される。なお、第1
図に示す以外の姿勢でこの装置16に至つた場合
には、プロフイル板28の切欠き29を部品1は
通過する事が出来ず、このプロフイル板28と当
接したまゝとなりこれを検出装置25が検出して
所定の時間が経つと空気噴出ノズル24から空気
が噴出され、この異姿勢部品1′を第6図で示す
ようにボール6の内方に排除するようになつてい
る。
尚、第6図に於て明示されるように上方トラツ
ク部14bに於てもボールの径の外方に向いて下
向きに傾斜しているので部品1はボールの側壁部
に当接して移動し正しい姿勢の部品1は確実にプ
ロフイル板28の切欠き29を通過する事が出来
るようになつている。
以上本考案の実施例について説明したが勿論本
考案はこれに限定される事なく本考案の技術的思
想に基いて種々の変形が可能である。
例えば適用れる部品が第1図に示すような形状
の部品に限定される事なく、一般にからみ易い部
品に本考案は適用する事が出来る。
また分離部品選別装置15において空気噴出ノ
ズル22は下方トラツク部14aの路面に設けら
れたが場合によつてはボール6の周壁面にもうけ
て空気噴出ノズルを斜め上方に向けるようにして
おいてもよい。また以上の実施例では空気噴ノズ
ル口を2箇所としてが1箇所でもよく、或いは3
箇所以上設けるようにしてもよい。
以上の実施例では整列供給装置としていわゆる
スパイラル状のトラツクを有する振動パーツフイ
ーダを説明したが、これに代えて直線的なトラツ
ク部を有するリニア振動パーツフイーダに本考案
を適用してもよい。また以上の実施例では上方ト
ラツク部及び下方トラツク部は一体化されてい
て、共にねじり振動を受けるようになつているが
これらを独立し別の手段による移送手段により移
送されるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案のからみ易い部品の整
列供給装置によれば分離した単体の部品を確実に
選別する事が出来、以後所望の整列作用を行わせ
る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に適用される部品の拡
大斜視図、第2図は同実施例による振動パーツフ
イーダの部分破断側面図、第3図は同平面図、第
4図は第3図に於ける−線方向断面拡大図、
第5図は第4図に於ける−線方向断面拡大図
及び第6図は第3図に於ける−線方向断面拡
大図である。 なお図において、15……分離部品選別装置、
21……上方トラツクガイド部材、22……空気
噴出ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の方向に延びる部品移送路を振動させるこ
    とにより、該部品移送路に沿つて部品を移送させ
    るようにし、該部品移送路の一部に空気噴出口を
    設け、かつ、該空気噴出口の近傍で下流側に在つ
    て、上方から見ると、部品の移送方向に関して傾
    斜している壁面を有するガイド部材を設け、絡み
    やすい部品であるが、絡んでいない単一の部品は
    前記空気噴出口からの噴出空気により所定の高さ
    以上に上方にとばされて前記部品移送路より上方
    の所定レベルにあり、該部品移送路と一体的な上
    方分離部品移送路上へと落下させるようにし、絡
    んでいる部品は、前記噴出空気により前記上方の
    所定レベルにまでとばされることなく、前記ガイ
    ド部材に案内されて、該部品移送路から側方の下
    方へと落下させるようにしたことを特徴とするか
    らみ易い部品の整列供給装置。
JP850787U 1987-01-22 1987-01-22 Expired - Lifetime JPH0533464Y2 (ja)

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JP2008184272A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Ntn Corp 振動式部品供給装置
JP2011213432A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Sinfonia Technology Co Ltd パーツフィーダ

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