JPH0333696Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0333696Y2 JPH0333696Y2 JP1986040695U JP4069586U JPH0333696Y2 JP H0333696 Y2 JPH0333696 Y2 JP H0333696Y2 JP 1986040695 U JP1986040695 U JP 1986040695U JP 4069586 U JP4069586 U JP 4069586U JP H0333696 Y2 JPH0333696 Y2 JP H0333696Y2
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- JP
- Japan
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- parts
- ball
- air barrier
- air
- auxiliary track
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- Expired
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- 230000004888 barrier function Effects 0.000 claims description 35
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 6
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 claims description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 8
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は部品供給機においてフイラメントのよ
うな相互にからみ易い部品を分離する装置に関す
る。
うな相互にからみ易い部品を分離する装置に関す
る。
一般に振動部品供給機は別名パーツフイーダと
も呼ばれ、種々の部品を1個宛供給するのに用い
られているが、そのわん状容器(ボールとも呼ば
れる)の内側壁部にはらせん状のトラツクが形成
され、その中央底部に供給すべき部品が投入され
る。投入された部品は公知のねじり振動力を受け
トラツク上を移送されて行くのであるが、この部
品が例えば自動車のヘツドライトに用いられるフ
イラメントのような場合、相互にからみ易く、一
個宛ボールから排出するためにはからみを分離し
た状態でボールの中央底部へと投入しなければな
らない。このため従来は網が用いられていたが、
この上から投入されるからみ易いフイラメントが
網に多数ひつかゝり分離効率が非常にわるかつ
た。また網の目の大きさや材質によつては静電気
が網に生じ、これによりフイラメントが網にはり
ついてなお一層分離効果を低下させていた。
も呼ばれ、種々の部品を1個宛供給するのに用い
られているが、そのわん状容器(ボールとも呼ば
れる)の内側壁部にはらせん状のトラツクが形成
され、その中央底部に供給すべき部品が投入され
る。投入された部品は公知のねじり振動力を受け
トラツク上を移送されて行くのであるが、この部
品が例えば自動車のヘツドライトに用いられるフ
イラメントのような場合、相互にからみ易く、一
個宛ボールから排出するためにはからみを分離し
た状態でボールの中央底部へと投入しなければな
らない。このため従来は網が用いられていたが、
この上から投入されるからみ易いフイラメントが
網に多数ひつかゝり分離効率が非常にわるかつ
た。また網の目の大きさや材質によつては静電気
が網に生じ、これによりフイラメントが網にはり
ついてなお一層分離効果を低下させていた。
本考案は上述の点に鑑みてなされ、部品供給機
においてフイラメントのようなからみ易い部品を
効率よく分離させる装置を提供することを目的と
する。
においてフイラメントのようなからみ易い部品を
効率よく分離させる装置を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の目的は本考案によれば、部品供給機にお
いて、ねじり振動により部品を移送させるボール
のほゞ中央に位置し供給すべき部品を受け入れる
ための円錐形状の部品受部に、前記部品の幅より
少く広く、かつ前記ボールの径外方に向つて下向
きのらせん状の補助用トラツクを形成し、該部品
受部の上方に透明の材質で成るわん状の空気障壁
体を部品の大きさより充分に大きいその開口を下
方に向けて配置し、前記部品受部から空気を前記
空気障壁体の開口に向けて噴出することにより少
なくとも部分的に前記部品受部上のからみ易い部
品を前記空気障壁体内へ飛散させ該空気障壁体の
内壁に該空気障壁体内で旋回する空気流によりく
り返し衝突させるようにし落下してきた部品を前
記補助用トラツク上に受け、該補助用トラツクに
沿つて移送し、前記ボールの内周壁部に形成され
前記補助用トラツクより径外方にあるらせん状の
主トラツクへと導くようにしたことを特徴とする
からみ易い部品のからみ分離装置によつて達成さ
れる。
いて、ねじり振動により部品を移送させるボール
のほゞ中央に位置し供給すべき部品を受け入れる
ための円錐形状の部品受部に、前記部品の幅より
少く広く、かつ前記ボールの径外方に向つて下向
きのらせん状の補助用トラツクを形成し、該部品
受部の上方に透明の材質で成るわん状の空気障壁
体を部品の大きさより充分に大きいその開口を下
方に向けて配置し、前記部品受部から空気を前記
空気障壁体の開口に向けて噴出することにより少
なくとも部分的に前記部品受部上のからみ易い部
品を前記空気障壁体内へ飛散させ該空気障壁体の
内壁に該空気障壁体内で旋回する空気流によりく
り返し衝突させるようにし落下してきた部品を前
記補助用トラツク上に受け、該補助用トラツクに
沿つて移送し、前記ボールの内周壁部に形成され
前記補助用トラツクより径外方にあるらせん状の
主トラツクへと導くようにしたことを特徴とする
からみ易い部品のからみ分離装置によつて達成さ
れる。
例えばホツパから排出されるからみ易い部品が
部品受部で受け入れられる。振動によりこれら部
品は補助用トラツクに沿つて移送され、流体障壁
体の開口の下方に至ると、流体の噴出を受け流体
障壁体内へ飛散される。該流体障壁内でからみ易
い部品は何回となく内壁に衝突し、からみが充分
に分離されて補助用トラツク上に落ちる。補助用
トラツクに沿つて移送され、ボールの内周壁部に
形成されたらせん状の主トラツクの登り口へと導
かれ、以後、これに沿つてすでにからみを分離さ
れた部品が移送される。
部品受部で受け入れられる。振動によりこれら部
品は補助用トラツクに沿つて移送され、流体障壁
体の開口の下方に至ると、流体の噴出を受け流体
障壁体内へ飛散される。該流体障壁内でからみ易
い部品は何回となく内壁に衝突し、からみが充分
に分離されて補助用トラツク上に落ちる。補助用
トラツクに沿つて移送され、ボールの内周壁部に
形成されたらせん状の主トラツクの登り口へと導
かれ、以後、これに沿つてすでにからみを分離さ
れた部品が移送される。
上方から大量に投入されるからみ易い部品を、
これらを直接受ける部分もしくはこの近くで噴出
流体でわん状の流体障壁内へ飛散させるようにし
ているので、効率良く分離される。
これらを直接受ける部分もしくはこの近くで噴出
流体でわん状の流体障壁内へ飛散させるようにし
ているので、効率良く分離される。
以下、本考案の詳細につき図示した実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
図はパーツフイーダにおけるフイラメントの分
離装置を示し、第1図は部分断面側面図であり、
第2図は部分断面平面図である。図において1は
パーツフイーダ全体を示し、皿状のボール2及び
駆動部を内蔵するケーシングー3から成つてお
り、全体は防振ゴム4により基礎上に支持されて
いる。
離装置を示し、第1図は部分断面側面図であり、
第2図は部分断面平面図である。図において1は
パーツフイーダ全体を示し、皿状のボール2及び
駆動部を内蔵するケーシングー3から成つてお
り、全体は防振ゴム4により基礎上に支持されて
いる。
ボール2の内側壁部には公知のようにらせん状
のトラツク5が形成され、部品を受けるための中
央底部6はほゞ円錐形状に形成されている。本実
施例によれば、この中央底部6には補助用トラツ
ク7が線材8によつて溝としてらせん状に形成さ
れている。第1図及び第2図に明示されるよう
に、補助用トラツク7の幅は部品の幅より少し広
く、かつその底面はボール2の径外方に向つて下
向きに形成されている。
のトラツク5が形成され、部品を受けるための中
央底部6はほゞ円錐形状に形成されている。本実
施例によれば、この中央底部6には補助用トラツ
ク7が線材8によつて溝としてらせん状に形成さ
れている。第1図及び第2図に明示されるよう
に、補助用トラツク7の幅は部品の幅より少し広
く、かつその底面はボール2の径外方に向つて下
向きに形成されている。
本考案に係わるからみ易い部品の分離装置は円
筒状の透明なガラスで構成される空気障壁体9及
び空気噴出路12から成つている。空気障壁体9
はその開口9aが下方に向くように支柱10によ
り静止部11に固定されており、空気噴出路12
は図示するようにボール2の中央底部壁に形成さ
れ、その圧縮空気導入口12aはボール2の側壁
面に位置し、その空気噴出口12bはボール2の
中央底部6の一部に開口し、空気障壁体9の開口
9aと対向している。この開口9aの径は第1図
で明らかなように部品fの大きさよりはるかに大
きい。
筒状の透明なガラスで構成される空気障壁体9及
び空気噴出路12から成つている。空気障壁体9
はその開口9aが下方に向くように支柱10によ
り静止部11に固定されており、空気噴出路12
は図示するようにボール2の中央底部壁に形成さ
れ、その圧縮空気導入口12aはボール2の側壁
面に位置し、その空気噴出口12bはボール2の
中央底部6の一部に開口し、空気障壁体9の開口
9aと対向している。この開口9aの径は第1図
で明らかなように部品fの大きさよりはるかに大
きい。
図示せずともケーシング3内に設けられた駆動
部は例えば電磁石から成つており、このコイルに
通電するとボール2は公知のねじり振動を行な
う。供給すべき部品としてのフイラメントfはボ
ール2の中央底部6へと投入されると、溝状の補
助用トラツク7に沿つてねじり振動力を受けて移
送され、空気噴出口12bの上方に至ると圧縮空
気導入口12aから導入された圧縮空気Aにより
上方へ飛ばされ、空気障壁体9の内壁にくり返し
衝突する。このとき一団としてからみ合つていた
フイラメントfは分離され、空気障壁体9内を旋
回する空気流A′によりある時間飛翔した後、ボ
ール2の中央底部6又は補助用トラツク7上に落
下する。空気障壁体9はガラス製でフイラメント
の分離状態が外からよく観察できるので、前もつ
て操作開始時に、フイラメントの状態を見ながら
空気噴出口12bから噴出する圧縮空気の量を調
節し、フイラメントが完全にほぐれる状態に噴出
空気量を設定しておく。空気噴出口12bからは
連続的に空気が噴出され、こゝに次から次へとフ
イラメントfが移送されてきて、空気障壁体9内
へと飛ばされてくるので、フイラメントfはから
みを分離された後は空気噴出口12bから離れた
位置に落下する。
部は例えば電磁石から成つており、このコイルに
通電するとボール2は公知のねじり振動を行な
う。供給すべき部品としてのフイラメントfはボ
ール2の中央底部6へと投入されると、溝状の補
助用トラツク7に沿つてねじり振動力を受けて移
送され、空気噴出口12bの上方に至ると圧縮空
気導入口12aから導入された圧縮空気Aにより
上方へ飛ばされ、空気障壁体9の内壁にくり返し
衝突する。このとき一団としてからみ合つていた
フイラメントfは分離され、空気障壁体9内を旋
回する空気流A′によりある時間飛翔した後、ボ
ール2の中央底部6又は補助用トラツク7上に落
下する。空気障壁体9はガラス製でフイラメント
の分離状態が外からよく観察できるので、前もつ
て操作開始時に、フイラメントの状態を見ながら
空気噴出口12bから噴出する圧縮空気の量を調
節し、フイラメントが完全にほぐれる状態に噴出
空気量を設定しておく。空気噴出口12bからは
連続的に空気が噴出され、こゝに次から次へとフ
イラメントfが移送されてきて、空気障壁体9内
へと飛ばされてくるので、フイラメントfはから
みを分離された後は空気噴出口12bから離れた
位置に落下する。
からみを分離されたフイラメントfは更に補助
用トラツク7を移送されるが、補助用トラツク7
の幅はフイラメントfの幅より少し広いだけで、
しかもその底面は第1図に示されるようにボール
の径外方に向つて下向きであるので、フイラメン
トfは第2図に明示されるように補助用トラツク
7を形成する線材8の径内方側壁に当接しながら
単独で移送され、再びからみ合うことなしに、主
トラツク5の登り口5aへと導かれる。主トラツ
ク5は第2図に示すように補助用トラツク7より
ボール2の径外方側にある。ねじり振動力を受け
てフイラメントfは公知のようにらせん状に主ト
ラツク5を移送され、トラツク5の排出端5bか
ら1個宛排出される。図示せずとも排出端5bに
はシユートが接続されており、次工程へこのシユ
ートを介して供給される。
用トラツク7を移送されるが、補助用トラツク7
の幅はフイラメントfの幅より少し広いだけで、
しかもその底面は第1図に示されるようにボール
の径外方に向つて下向きであるので、フイラメン
トfは第2図に明示されるように補助用トラツク
7を形成する線材8の径内方側壁に当接しながら
単独で移送され、再びからみ合うことなしに、主
トラツク5の登り口5aへと導かれる。主トラツ
ク5は第2図に示すように補助用トラツク7より
ボール2の径外方側にある。ねじり振動力を受け
てフイラメントfは公知のようにらせん状に主ト
ラツク5を移送され、トラツク5の排出端5bか
ら1個宛排出される。図示せずとも排出端5bに
はシユートが接続されており、次工程へこのシユ
ートを介して供給される。
本考案の実施例は以上のように構成されるが、
勿論、本考案はこれに限定されることなく本考案
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能であ
る。
勿論、本考案はこれに限定されることなく本考案
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能であ
る。
例えば、以上の実施例では円筒状の空気障壁体
9はボール2の中央底部6を部分的にカバーする
ように設けられたが、これに限ることなく中央底
部6をほゞ全体的にカバーするように設け、これ
に応じて多数の空気噴出口を形成してもよい。こ
のような場合にはフイラメントfをボール2内に
投入するときには圧縮空気Aを一たん停止しこの
カバーを一時的に除去すればよい。
9はボール2の中央底部6を部分的にカバーする
ように設けられたが、これに限ることなく中央底
部6をほゞ全体的にカバーするように設け、これ
に応じて多数の空気噴出口を形成してもよい。こ
のような場合にはフイラメントfをボール2内に
投入するときには圧縮空気Aを一たん停止しこの
カバーを一時的に除去すればよい。
また、以上の実施例では空気障壁体9は透明の
ガラスで構成されたが、これに限ることなく例え
ば透明の合成樹脂で構成してもよい。このように
すれば外部から部品の分離状態が判定できるので
装置の操作上好都合である。なお、合成樹脂で空
気障壁体9を構成した場合には、吹き飛ばされた
フイラメントにより傷がつきやすく、場合によつ
ては静電気を帯びることがあるがガラスで構成し
た場合にはこのようなことがないので、空気障壁
体9にはガラスの方がより好ましい材質と云え
る。
ガラスで構成されたが、これに限ることなく例え
ば透明の合成樹脂で構成してもよい。このように
すれば外部から部品の分離状態が判定できるので
装置の操作上好都合である。なお、合成樹脂で空
気障壁体9を構成した場合には、吹き飛ばされた
フイラメントにより傷がつきやすく、場合によつ
ては静電気を帯びることがあるがガラスで構成し
た場合にはこのようなことがないので、空気障壁
体9にはガラスの方がより好ましい材質と云え
る。
また以上の実施例では空気障壁体9は円筒状で
あつたが、これに限ることなく例えばドーム状で
あつてもよい。しかしいづれにしても空気噴出方
向と関連して吹き飛ばされた部品が何回となく空
気障壁体の内壁と衝突して効果的に部品のからみ
が分離されるような形状がより望ましい。
あつたが、これに限ることなく例えばドーム状で
あつてもよい。しかしいづれにしても空気噴出方
向と関連して吹き飛ばされた部品が何回となく空
気障壁体の内壁と衝突して効果的に部品のからみ
が分離されるような形状がより望ましい。
また以上の実施例ではからみ易い部品としてフ
イラメントを挙げたが、これに限らず例えば時計
のゼンマイや小さなコイルスプリングにも本発明
は適用可能である。
イラメントを挙げたが、これに限らず例えば時計
のゼンマイや小さなコイルスプリングにも本発明
は適用可能である。
また空気障壁体9は静止部11に固定するよう
にしたが、ボール2に固定してもよい。
にしたが、ボール2に固定してもよい。
以上述べたように、本考案の部品供給機におけ
るからみ易い部品のからみ分離装置はねじり振動
により部品を移送させるボールのほゞ中央に位置
し供給すべき部品を受け入れるための円錐形状の
部品受部に、前記部品の幅より少く広く、かつ前
記ボールの径外方に向つて下向きのらせん状の補
助用トラツクを形成し、該部品受部の上方に透明
の材質で成るわん状の空気障壁体を部品の大きさ
より充分に大きいその開口を下方に向けて配置
し、前記部品受部から空気を前記空気障壁体の開
口に向けて噴出することにより少なくとも部分的
に前記部品受部上のからみ易い部品を前記空気障
壁体内へ飛散させ該空気障壁体の内壁に該空気障
壁体内で旋回する空気流によりくり返し衝突させ
るようにし落下してきた部品を前記補助用トラツ
ク上に受け、該補助用トラツクに沿つて移送し、
前記ボールの内周壁部に形成され前記補助用トラ
ツクより径外方にあるらせん状の主トラツクへと
導くようにしたので、からみ易い部品は最適に制
御された噴出量の流体によつて流体障壁体の内壁
にくり返し衝突し、効果的に分離され、部品より
少し広いだけの補助用トラツクに単独ではまり込
み、部品供給機の主トラツクである移送路にから
み分離状態で導かれ得る。
るからみ易い部品のからみ分離装置はねじり振動
により部品を移送させるボールのほゞ中央に位置
し供給すべき部品を受け入れるための円錐形状の
部品受部に、前記部品の幅より少く広く、かつ前
記ボールの径外方に向つて下向きのらせん状の補
助用トラツクを形成し、該部品受部の上方に透明
の材質で成るわん状の空気障壁体を部品の大きさ
より充分に大きいその開口を下方に向けて配置
し、前記部品受部から空気を前記空気障壁体の開
口に向けて噴出することにより少なくとも部分的
に前記部品受部上のからみ易い部品を前記空気障
壁体内へ飛散させ該空気障壁体の内壁に該空気障
壁体内で旋回する空気流によりくり返し衝突させ
るようにし落下してきた部品を前記補助用トラツ
ク上に受け、該補助用トラツクに沿つて移送し、
前記ボールの内周壁部に形成され前記補助用トラ
ツクより径外方にあるらせん状の主トラツクへと
導くようにしたので、からみ易い部品は最適に制
御された噴出量の流体によつて流体障壁体の内壁
にくり返し衝突し、効果的に分離され、部品より
少し広いだけの補助用トラツクに単独ではまり込
み、部品供給機の主トラツクである移送路にから
み分離状態で導かれ得る。
第1図は本考案の実施例によるパーツフイーダ
におけるからみ易い部品の分離装置の部分断面側
面図であり、第2図は同装置の部分断面平面図で
ある。 なお、図において、1……パーツフイーダ、2
……ボール、6……中央底部、7……補助用トラ
ツク、9……空気障壁体、12……空気噴出路、
A……圧縮空気、f……フイラメント。
におけるからみ易い部品の分離装置の部分断面側
面図であり、第2図は同装置の部分断面平面図で
ある。 なお、図において、1……パーツフイーダ、2
……ボール、6……中央底部、7……補助用トラ
ツク、9……空気障壁体、12……空気噴出路、
A……圧縮空気、f……フイラメント。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 部品供給機において、ねじり振動により部品
を移送させるボールのほゞ中央に位置し供給す
べき部品を受け入れるための円錐形状の部品受
部に、前記部品の幅より少く広く、かつ前記ボ
ールの径外方に向つて下向きのらせん状の補助
用トラツクを形成し、該部品受部の上方に透明
の材質で成るわん状の空気障壁体を部品の大き
さより充分に大きいその開口を下方に向けて配
置し、前記部品受部から空気を前記空気障壁体
の開口に向けて噴出することにより少なくとも
部分的に前記部品受部上のからみ易い部品を前
記空気障壁体内へ飛散させ該空気障壁体の内壁
に該空気障壁体内で旋回する空気流によりくり
返し衝突させるようにし落下してきた部品を前
記補助用トラツク上に受け、該補助用トラツク
に沿つて移送し、前記ボールの内周壁部に形成
され前記補助用トラツクより径外方にあるらせ
ん状の主トラツクへと導くようにしたことを特
徴とするからみ易い部品のからみ分離装置。 (2) 前記透明の材質はガラスである請求項(1)に記
載の部品供給機におけるからみ易い部品のから
み分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986040695U JPH0333696Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986040695U JPH0333696Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61163229U JPS61163229U (ja) | 1986-10-09 |
JPH0333696Y2 true JPH0333696Y2 (ja) | 1991-07-17 |
Family
ID=30549829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986040695U Expired JPH0333696Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0333696Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011213432A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Sinfonia Technology Co Ltd | パーツフィーダ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524693U (ja) * | 1975-06-02 | 1977-01-13 | ||
JPS555445A (en) * | 1978-06-27 | 1980-01-16 | Hino Motors Ltd | Suction controller of diesel engine |
JPS5522017U (ja) * | 1978-07-28 | 1980-02-13 |
-
1986
- 1986-03-20 JP JP1986040695U patent/JPH0333696Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524693U (ja) * | 1975-06-02 | 1977-01-13 | ||
JPS555445A (en) * | 1978-06-27 | 1980-01-16 | Hino Motors Ltd | Suction controller of diesel engine |
JPS5522017U (ja) * | 1978-07-28 | 1980-02-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61163229U (ja) | 1986-10-09 |
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