JPH0221461Y2 - - Google Patents

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JPH0221461Y2
JPH0221461Y2 JP13579785U JP13579785U JPH0221461Y2 JP H0221461 Y2 JPH0221461 Y2 JP H0221461Y2 JP 13579785 U JP13579785 U JP 13579785U JP 13579785 U JP13579785 U JP 13579785U JP H0221461 Y2 JPH0221461 Y2 JP H0221461Y2
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laminated
shaft
wheel
conveyance path
headed shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は振動搬送式パーツフイーダ、詳しくは
所定枚数の輪体と頭付軸体とを嵌め合せた組合せ
体を供給搬送するために、前記輪体が所定枚数に
満たない不良な組合せ体の排除を確実に行うべ
く、この不良な組合せ体を供給途中で頭付軸体単
体にしておく予備選別を行うようにした振動搬送
式パーツフイーダに関する。
(従来の技術) 単数の輪体と頭付軸体とを嵌め合せた組合せ体
を選別して給送する振動搬送式パーツフイーダに
関しては、例えば実開昭59−46642号公報のもの
が知られている。このものはその開示実施例に見
られるように、輪体を有しない頭付軸体のみの不
良な組合せ体を排除するために、第7図に示すよ
うに、所定枚数である1枚の輪体aと頭付軸体b
との適正な組合せ体はレールcと「型状のガイド
板dとに支持されて通過するが、輪体aを有しな
い頭付軸体bのみの不良なものは、第8図に示す
ように、前記ガイド板dの支持を得ることができ
ずに落下する。この従来例の選択方式は、輪体a
の厚みと頭付軸体bの頭部eの厚みとを合計した
寸法に着目し、適正な寸法に満たない組合せ体を
排除するようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて、上記従来方式は複数の輪体と頭付軸体
との組合せ体にも利用できるものであるが、この
方式では不良の組合せ体が嵌め合せられた状態で
排除されることになり、この状態のままでは輪体
と頭付軸体とを嵌め合せる嵌め合せ手段に再供給
しても、この嵌め合せられた状態が途中で自然に
解除されることはほとんどなく、前記嵌め合せ手
段における輪体の過剰嵌め合せや、給送路での詰
りといつたトラブル発生の原因にもなる。従つ
て、パーツフイーダの部品貯留部には不良組合せ
体が増加していくことになる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するために、頭付軸
体の頭部を支承してこの頭付軸体を吊持する1対
のレールにより前記頭付軸体を振動搬送する上段
搬送路と、前記頭付軸体の軸部を遊挿するスリツ
トを形成する1対のレールにより前記頭付軸体に
嵌め合せた積層する複数の輪体を振動搬送する下
段搬送路とを備え、この下段搬送路の所要位置
に、前記スリツトを拡幅した前記輪体の落下口を
設けると共に、一方のレールにおける前記落下口
形成部分に、この落下口に搬送されてくる所定枚
数の積層輪体の最上輪体が持つ通常の軌道内に側
方から臨み、前記積層輪体の片側が他方のレール
の落下口形成縁に載るように前記積層輪体を偏位
させるガイド板を設けたことを特徴とする。
(作用) 上記構成の結果、輪体が搬送される通常軌道の
下方に位置する落下口は、所定枚数に満たないた
めに一方のレール面上に設けたガイド板に当接し
ない不良の組合せ体の積層輪体を落下させ、これ
によつて上段搬送路が吊持して搬送する頭付軸体
から前記積層輪体を排除する。一方、前記ガイド
板は所定枚数の積層輪体の最上輪体に当接し、こ
の積層輪体を、その片側が他方のレールの落下口
形成縁に載るように偏位させる。この落下口形成
縁は前記積層輪体の片側を下方から支持すること
によつて、頭付軸体の軸部に前記積層輪体を絡ま
せ、この積層輪体の落下を防止すると共に、落下
口を通過させる。
(実施例〕 第1図ないし第6図に示す本実施例は、螺旋ス
ロープを用いた振動搬送式パーツフイーダに適用
しており、頭付軸体としての鋲1に輪体としての
小径の円錐型ばねワツシヤ2aと大径の平ワツシ
ヤ2bとの2枚のワツシヤを嵌め合せた組合せ体
を扱うものである。
第1図に示すように、ボウル3の外周には鋲1
の軸部1bを遊挿するスリツト4を形成する1対
のレール5a,5bによつて鋲1の頭部1aを支
承し、前記鋲1を吊持状態で振動搬送する上段搬
送路5と、前記軸部1bを遊挿するスリツト6を
形成する1対のレール7a,7bによつてワツシ
ヤ2を振動搬送する下段搬送路7とが夫々設けら
れている。この下段搬送路7には、前記スリツト
6を左右に拡幅してワツシヤ2の落下口8が形成
されると共に、一方のレール7aには前記落下口
8側に向くガイド板9が設けられている。このガ
イド板9は、小径の円錐型ばねワツシヤ2aと大
径の平ワツシヤ2bとを上下に積層した積層ワツ
シヤ2a,2bの中で、最上ワツシヤである小径
の円錐型ばねワツシヤ2aの通常搬送軌道内に側
方より臨む高さに、シム10により調整されてい
る。又、このガイド板9の始端部9aは、前記積
層ワツシヤ2a,2bの片側を他方のレール7b
の落下口形成縁11に載るように徐々に偏位させ
ていくカーブ状に形成されている。この始端部9
aの下方の落下口8部分には、前記積層ワツシヤ
2a,2bを前記落下口形成縁11に安定した姿
勢で載せるための姿勢安定部12が一方のレール
7aに延設されていると共に、このレール7a側
の落下口終端部分には、前記落下口形成縁11に
載らなかつた側の前記積層ワツシヤ2a,2b部
分が一方のレール7aに載りやすくする傾斜ガイ
ド片13を設けている。
前記ボウル3内には鋲1が投入されており、こ
のボウル3の内周を振動搬送されてきた前記鋲1
と、パーツ貯留部から振動搬送されてきた2枚の
ワツシヤ2a,2bとは、ボウル3の上端外周部
において、図示しない嵌め合せ手段により嵌め合
されている。この組合せ体は、前記ワツシヤ2
a,2bの夫々の孔に前記鋲1の軸部1bを遊挿
した状態で、前記鋲1は上段搬送路5によつて、
積層した前記ワツシヤ2a,2bは下段搬送路7
によつて夫々搬送されている。
小径の円錐型ばねワツシヤ2aと大径の平ワツ
シヤ2bとの2枚のワツシヤを上下に積層した積
層ワツシヤ2a,2bと鋲1とが嵌め合された適
正な組合せ体の場合では、第2図ないし第4図に
示すように、通常の軌道を搬送されてきた積層ワ
ツシヤ2a,2bの最上ワツシヤである小径の円
錐型ばねワツシヤ2aは、ガイド板9に当接し、
前記積層ワツシヤ2a,2bは、その片側が落下
口形成縁11に載るように偏位させられる。前記
落下口形成縁11にその片側を載せた前記積層ワ
ツシヤ2a,2bは鋲1の軸部1bと絡んで落下
しない。こうして落下口8を通過した積層ワツシ
ヤ2a,2bは、通常の搬送軌道に復帰し、前記
鋲1と組合されたままの状態で搬送される。
第5図及び第6図に示すのは、小径の円錐型ば
ねワツシヤ2aを欠いた、大径の平ワツシヤ2b
のみと鋲1との不良な組合せ体の場合である。上
段搬送路5により搬送される鋲1と嵌め合された
状態で、下段搬送路7により搬送されてきたワツ
シヤ2bは、第5図に示すように、ガイド板9に
当接せず、そのまま通常の軌道を落下口8上方の
位置まで搬送されてくる。第6図に示すこの位置
において、前記ワツシヤ2bは前記鋲1の軸部1
bから抜け落ちて、前記鋲1との組合せから排除
される。落下したワツシヤ2bは、ワツシヤ2
a,2bと鋲1とを嵌め合せる前記嵌め合せ手段
に再供給されると共に、前記ワツシヤ2bから分
離された鋲1は、単体の状態で上段搬送路5によ
つて搬送される。この単体の鋲1は、既に公知の
排除手段(図示せず)により前記上段搬送路5か
ら排除され、前記嵌め合せ手段に再供給される。
本考案は上記実施例に示すほか、種々の態様に
構成することができる。本実施例では頭付軸体と
嵌め合せる輪体の所定枚数を2枚としているが、
3枚以上とすることができる。又、螺旋スロープ
型パーツフイーダに代えて直進型パーツフイーダ
にも同様に適用できる。
(考案の効果) 本考案は上記構成を有し、輪体の搬送路を形成
する1対のレール間のスリツトを拡幅して形成し
た輪体落下口と、一方のレール面上に設けたガイ
ド板とからなる簡単な機構によつて不良な組合せ
体の輪体を頭付軸体から排除することができるの
で、この輪体を通常供給輪体と同様に扱い、嵌め
合せ手段にそのまま再供給して差支えがない。
さらに、上記予備選別を受けた組合せ体は、適
正な組合せ体と頭付軸体単体との2種類に整理さ
れて搬送されるので、従来技術を使つた、頭付軸
体単体の排除手段による選別作業を容易、且つ確
実に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
その平面図、第3図は適正な組合せ体の場合の第
2図におけるA−A線断面図、第4図は同組合せ
体の場合の第2図におけるB−B線断面図、第5
図は不良な組合せ体の場合の第2図におけるA−
A線断面図、第6図は同組合せ体の場合の第2図
におけるB−B線断面図、第7図は従来例におけ
る適正な組合せ体の場合を示す断面図、第8図は
従来例における不良な組合せ体の場合を示す断面
図である。 1……頭付軸体、1a……頭部、1b……軸
部、2a,2b……輪体、5……上段搬送路、5
a,5b……レール、6……スリツト、7……下
段搬送路、7a,7b……レール、8……落下
口、9……ガイド板、11……落下口形成縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頭付軸体の頭部を支承してこの頭付軸体を吊持
    する1対のレールにより前記頭付軸体を振動搬送
    する上段搬送路と、前記頭付軸体の軸部を遊挿す
    るスリツトを形成する1対のレールにより前記頭
    付軸体に嵌め合せた積層する複数の輪体を振動搬
    送する下段搬送路とを備え、この下段搬送路の所
    要位置に、前記スリツトを拡幅した前記輪体の落
    下口を設けると共に、一方のレールにおける前記
    落下口形成部分に、この落下口に搬送されてくる
    所定枚数の積層輪体の最上輪体が持つ通常の軌道
    内に側方から臨み、前記積層輪体の片側が他方の
    レールの落下口形成縁に載るように前記積層輪体
    を偏位させるガイド板を設けたことを特徴とする
    振動搬送式パーツフイーダ。
JP13579785U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0221461Y2 (ja)

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JP13579785U JPH0221461Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6244821U JPS6244821U (ja) 1987-03-18
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