JPH0535930Y2 - - Google Patents

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JPH0535930Y2
JPH0535930Y2 JP2874987U JP2874987U JPH0535930Y2 JP H0535930 Y2 JPH0535930 Y2 JP H0535930Y2 JP 2874987 U JP2874987 U JP 2874987U JP 2874987 U JP2874987 U JP 2874987U JP H0535930 Y2 JPH0535930 Y2 JP H0535930Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は振動部品供給機における部品整列装置
に関し、特に形状が円柱部と円錐部とからなる部
品の前後方向に揃えて供給するための部品整列装
置に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
振動部品供給機は一般に部品を所定の姿勢にし
て一個宛、次工程に供給するのに広く用いられて
いる。部品を所定の姿勢にして、例えば、前後方
向を揃えて供給したい場合には、所定の姿勢のも
のは、そのまゝ移送路を下流側へと通過させ、所
定の姿勢にないものは、この移送路から側方へ排
除するか、所定の姿勢にするために何らかの整列
手段または矯正手段が配設されている。然しなが
ら、これらの従来の構成は複雑であり、取り付け
も面倒であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記問題に鑑みてなされ、形状が円柱
部と円錐部とからなる部品により構成が極めて簡
単で、取り付けも容易な振動部品供給機における
部品整列装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の目的は、円柱部と円錐部とからなる部品
を振動により移送路に沿つて移送し、所定の姿勢
の該部品のみを下流側に供給するようにした振動
部品供給機における部品整列装置において、前記
移送路の断面がV字形状で該移送路の排出端部に
設けられたストツパ部材の前記部品との当接面の
平面形状が三角形状で、その稜線が前記移送路の
谷部に対して一側方に偏倚して配設され、前記円
柱部を先頭にした所定の姿勢にある部品は前記ス
トツパ部材の稜線に当接させてこれにより停止さ
せるようにし、前記円錐部を先頭にした所定の姿
勢にない部品は前記稜線に安定に当接状態を維持
することなく、前記当接面に案内されて前記スト
ツパ部材の側方へと移動して排除され、後続する
部品であつて円錐部を前方にしており、かつ該円
錐部が隣接する下流側の部品の円錐部と当接して
いる部品はこの前後の部品間での押圧力により前
記移送路から側方へ排除されるようにし、前記ス
トツパ部材で停止させられた先頭の部品は吸着手
段で外方へ供給されるか、該ストツパ部材の移動
により次工程に供給するようにしたことを特徴と
する振動部品供給機における部品整列装置によつ
て達成される。
〔作用〕
振動により移送されてきた部品がストツパ部材
に当接すると、前後方向に関し所定の姿勢にない
部品でも一たん停止される。然しながら、次々と
移送されてくる部品の押圧力を受けると共に、そ
れ自体の振動による移送力も加わつて、安定にス
トツパ部材との当接状態を維持することなく、当
接面から外れて、側方へと排除される。
前後方向に関し、所定の姿勢にある部品は後続
する部品の押圧力を受けてもストツパ部材と安定
な当接状態を維持する。この所定の姿勢の部品を
次工程に供給するときには、何らかの吸着手段で
取り上げるか、一たんストツパ部材を移送路から
上方へ、又は側方へと移動させるようにすればよ
い。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例による振動パーツフイー
ダにおける部品整列装置について図面を参照して
説明する。
第1図及び第2図において、振動パーツフイー
ダは全体として1で示され、わん形状の部品受容
器2(以下、ボールと略称する)に一体的に本考
案に係わる部品整列装置3が取り付けられてい
る。振動パーツフイーダ1自体は公知のように構
成され、わん形状のボール2の底部に固定された
可動コア4は複数の傾斜板ばね8によりベース5
と結合されている。ベース5の上にはコイル6を
巻装した電磁石7が固定され、これは上述の可動
コア4と僅かな空隙をおいて対向している。コイ
ル6に交流を通電するとボール2はねじり振動を
行うのであるが、このように構成されるねじり振
動駆動部全体は筒状のカバー9によつて被覆され
振動パーツフイーダ1全体は防振ゴム10によつ
て床上に支持される。
次に、部品整列装置3の詳細について説明す
る。
ボール2の内周壁部にはらせん状の部品移送用
トラツク11が形成されるが、この排出端11a
に一体的に直線的な部品プール用トラツク13が
固定される。このトラツク13は第3図に明示さ
れるようにV字形状の断面の移送面13aを有す
るが、供給される部品15を長手方向に向けて移
送すべく受けるようになつている。すなわち、部
品15は円錐部15aと円柱部15bとから成
り、この円柱部15bがV字状の移送面13aと
線接触で受けられるようになつている。移送面1
3aの深さは部品15の円柱部15bの半径より
小さい。
部品プール用トラツク13の周辺にはポケツト
12が配設され、これはボール2に対し固定さ
れ、こゝに落下した部品15はボール2の内部へ
と導くように構成されている。部品プール用トラ
ツク13の先端部には第3図にその形状が明示さ
れるストツパ部材14が固定されており、その先
端部は三角柱形状を呈し、斜面部14a,14b
及びこの間の稜線14cの高さはトラツク13の
移送面13aよりは若干、大きくなつている。ま
た、部品15の円柱部15bの径よりも大きい。
更に稜線14cは第4A図又は第4B図に明示さ
れるようにトラツク13の移送面13aの中心線
Cに対し若干、側方に偏位している。
本考案の実施例は以上のように構成されるが、
次にこの作用について説明する。
図示せずともボール2内には多量の部品15が
投入されているものとする。コイル6に交流を通
電するとボール2はねじり振動を行ない、部品1
5はトラツク11に沿つて移送される。部品15
はこの移送途上、長手方向を移送方向に向けるよ
うな振動による矯正作用を受け、部品プール用ト
ラツク13には長手方向を移送方向に向けて供給
される。
部品プール用トラツク13もボール2と共に振
動しているので、この振動により部品15はトラ
ツク13に沿つて図において右方へと移送され
る。部品15はストツパ部材14によつて停止さ
れるのであるが、今、この部品15の姿勢は第4
A図に示す如く円柱部15bを前方にしていると
する。このときはこの円柱部15bの底面がスト
ツパ部材14の稜線14cと当接するが、安定に
停止状態を維持する。後続する部品15は先頭の
部品15がストツパ部材14により停止されてい
るので、図示する如く順次、相当接した状態とな
る。すなわちプール状態となる。
然るに、第4A図において右方の先頭の部品1
5から数えて3番目の部品15′のように、その
円錐部15aが前の部品15の同じく円錐部15
aと当接するものは図示する如く、各円錐部15
aの頂点同志、又は頂点と頂点近くの部分とが相
接触する状態となる。他方、各部品15は振動に
よる移送力を受けているので、部品15′も後方
から前方へと押圧される。これにより、部品1
5′は一点鎖線で示すようにその円錐部15aが
前の部品15の円錐部15aへとのり移るような
運動を行ない、結局、トラツク13からはみ外し
て、実線で示す如くポケツト12内へと落下して
しまう。他方、右方から2番目の部品15は円柱
部15bで前方の部品15の円錐部15aと当接
しているので、後方から押圧力を受けるが安定に
この当接状態を維持する。
次に、第4B図に示すように先頭の部品15″
が円錐部15aでストツパ部材14と当接した場
合について説明する。
この場合には、円錐部15aの頂点とストツパ
部材14の稜線14cとがずれた形で当接する
が、すなわち円錐部15aはストツパ部材14の
一方の斜面部14aと当接するが、この斜面のガ
イド作用を受けて、先頭の部品15″は矢印に示
す方向に移動し、結局、ポケツト12内へと落下
する。次に後続する部品15

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円柱部と円錐部とからなる部品を振動により移
    送路に沿つて移送し、所定の姿勢の該部品のみを
    下流側に供給するようにした振動部品供給機にお
    ける部品整列装置において、前記移送路の断面が
    V字形状で該移送路の排出端部に設けられたスト
    ツパ部材の前記部品との当接面の平面形状が三角
    形状で、その稜線が前記移送路の谷部に対して一
    側方に偏倚して配設され、前記円柱部を先頭にし
    た所定の姿勢にある部品は前記ストツパ部材の稜
    線に当接させてこれにより停止させるようにし、
    前記円錐部を先頭にした所定の姿勢にない部品は
    前記稜線に安定に当接状態を維持することなく、
    前記当接面に案内されて前記ストツパ部材の側方
    へと移動して排除され、後続する部品であつて円
    錐部を前方にしており、かつ該円錐部が隣接する
    下流側の部品の円錐部と当接している部品はこの
    前後の部品間での押圧力により前記移送路から側
    方へ排除されるようにし、前記ストツパ部材で停
    止させられた先頭の部品は吸着手段で外方へ供給
    されるか、該ストツパ部材の移動により次工程に
    供給するようにしたことを特徴とする振動部品供
    給機における部品整列装置。
JP2874987U 1987-02-26 1987-02-26 Expired - Lifetime JPH0535930Y2 (ja)

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JPS63136619U JPS63136619U (ja) 1988-09-08
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