JPH054291B2 - - Google Patents

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JPH054291B2
JPH054291B2 JP61246515A JP24651586A JPH054291B2 JP H054291 B2 JPH054291 B2 JP H054291B2 JP 61246515 A JP61246515 A JP 61246515A JP 24651586 A JP24651586 A JP 24651586A JP H054291 B2 JPH054291 B2 JP H054291B2
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Takeyoshi Nonaka
Mitsuo Maehara
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は板状の部品の表裏を整えて整送する部
品表裏整列装置に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
第11図は板状部品104の表裏整列装置の従
来例を示すが、シユート101は矢印で示す方向
に下向きに傾斜しており、上流側の移送路103
から移送されてきた部品104はダイバータ10
2により右側ひねりシユート部105か左側ひね
りシユート部106へ導入される。移送路103
の図示しない上流部分には部品表裏判別装置が設
けられており、これによつて表裏を判別された部
品104は判別信号でいづれかに回動した位置を
とるダイバータ102によつていづれかのシユー
ト部105又は106に案内される。すなわち、
表向きの部品104は図示のような位置にあるダ
イバータ102に案内されて右側ひねりシユート
部105側に案内され、裏向きの部品104′は
ダイバータ102が図示の位置から右側ひねりシ
ユート部105へ回動した位置で案内されて左側
ひねりシユート部106側へと導入される。
各ひねりシユート部105,106は相反する
方向に90゜ひねられており各部品104,10
4′はこれに沿つてひねられ立つた姿勢とされ、
合流狭路107へと導れる。ここを立つた姿勢で
移送され、下流側移送路108に至ると、部品1
04,104′は一方向に倒れて横臥した姿とな
り更に下流側へと移送される。部品104はすべ
て表向きとされている。
第12図は他従来例を示すが、このシユート1
11も矢印で示す方向に下向に傾斜している。上
流側の移送路113から移送されてきた部品10
4はダイバータ112により右側の平坦シユート
部115か左側のひねりシユート部116へ導入
される。ひねりシユート部116は180゜ひねられ
ており、部品104を反転させる。すなわち裏向
きの部品104′を反転させて表向きとする。反
転中、落下しないようにこのシユート部116の
両側には押え板116a,116bが形成されて
いる。他方のシユート部115では部品104は
そのままの姿勢で移送される。下流側移送路11
7ではすべての部品104表向きで移送される。
以上、2つの従来例について説明したが、いづ
れにおいてもひねりシユート部105,106,
116の加工は非常に難しく、シユート部10
5,100の合流点、すなわち狭路107におい
て、又他従来例ではシユート部115,116の
合流点、すなわち下流側移送路117の始点にお
いて、部品のつまりが発生しやすい。これはシユ
ート部105と106又115と116での部品
移送速度、もしくは移送時間を均一にすることが
難しいからである。この部品つまりを防止するた
めにセンサーやアクチユエータを必要としてい
る。また、ひねりを利用するためシユート10
1,111全体の長さが大きくなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記問題に鑑みてなされ、曲げやねじ
り加工を必要とせず、製作が簡単で部品つまりを
発生させない部品表裏整列装置を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の目的は、直線的な振動トラフ内に直線的
に平行に延び板状部品の巾よりわずかに大きい巾
を有する直線的な隔壁によつて画成された2列の
直線的な移送路と、該移送路の部品移送方向に沿
つて前記隔壁側に片寄つて該移送路に形成され前
記板状部品の巾よりは小さいが、その半分よりは
大きい巾の直線的な2列の溝と、これら溝に連接
し、ほぼ三角形状の合流トラツク部と、該合流ト
ラツク部に連接し、前記板状部品の厚さよりわず
かに大きい巾の狭路と、該狭路を形成する両側壁
部の一に取りつけられ、他方に向つて突出した倒
し板と、前記狭路に連通し、該狭路より前記他方
の側壁部側に片寄り、前記板状部品の巾よりわず
かに大きい巾を有する整列移送路とが設けられ、
前記2列の移送路の一方には表向きの板状の部品
が、他方には裏向きの板状の部品が供給され、こ
れら移送路に沿つて振動により移送され、前記2
列の溝の一方に至ると前記表向きの板状の部品は
その重力により一方向に回動して前記一方の溝に
立つた姿勢となつて移送され、前記裏向きの板状
の部品が前記2列の溝の他方に至るとその重力に
より前記一方向とは逆方向に回動して該他方の溝
に立つた姿勢となつて移送され、前記両溝から前
記合流トラツク部にそのままの立つた姿勢で導入
され、次いで前記狭路を、これら部品が前記倒し
板により前記他方の側壁部に傾倒した姿勢で移送
され、前記整列移送路に導入されるときに、前記
両側壁部の前記整列移送路側の他方の側壁部が前
記一方の側壁部より延在長さが小さいことにより
板状部品は立つた姿勢から前記整列移送路側に倒
れることにより該整列移送路上で全て表向きにな
つた姿勢で以後、この整列移送路に沿つて移送さ
れるようにしたことを特徴とする部品表裏整列装
置によつて達成される。
〔作 用〕
各移送路及び各溝は直線的であつて、各列で部
品はこれらをほぼ同じ速さで移送される。狭路で
2列の溝は合流するが、上記各移送路の始端部に
所定のタイミングだけずらせて部品を供給するよ
うにすれば、この狭路で部品がつまることはな
い。整列移送路へは常に滑らかに部品が導入さ
れ、すべて表向きとして供給される。
ひねり部や曲げ部分がないので装置全の加工が
簡単であり、移送路全体の長ささすなわち装置全
体の長さを従来より小さくすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例による部品の整列装置に
ついて図面を参照して説明する。
図において、部品の流れ順に沿つて説明すると
振動パーツフイーダ1には供給振動フイーダ2が
接続され、ここから移送装置3により部品が整列
振動フイーダ4に転送されるようになつている。
振動パーツフイーダ1のボール6の内周壁には
公知のようにスパイラル状のトラツク5が形成さ
れ、本実施例では第4図に明示されるように整列
される部品mは板状であつて、立つた姿勢トラツ
ク5上を振動により移送されるようにつている。
従つて、そのトラツク5巾は部品mの厚さより、
わずかに大きいだけである。トラツク5の排出端
部には直線的に転送トラツク部7が固定されてい
る。
第3図に示すようにボール6の底部には可動コ
ア8がボルト15により固定されており、これは
ベース9と複数の等度間隔で傾斜配設された板ば
ね12により結合されている。ベース9上には電
磁コイル10を巻装させた電磁石11が固定され
ている。電磁コイル10に交流を通電すると可動
コア8が吸引されてねじり振動力が発生する。ボ
ール6内の部品mはこのねじり振動力を受けてト
ラツク5に沿つて搬送される。電磁石11、可動
コア8、板ばね12などによつてねじり振動駆動
部が構成されるのであるが、これは筒状のカバー
14によつて被覆されている。振動パーツフイー
ダ1は以上のように構成されるのであるが、全体
は防振ゴム13によつて床上に支持されている。
供給振動フイーダ2は第3図に明示されるよう
に構成されるのであるが、直線的なトラフ16は
前後一対の傾斜板ばね17,17によりベース1
8と結合されている。ベース18上には電磁コイ
ル20を巻装した電磁石21が固定される。トラ
フ16の底部には電磁石21と空隙をおいて可動
コア19が固定されており、更にその先端部には
姿勢検知装置50の主たる構成であるトランジス
タ装置24が固定されている。第9図に明示する
ように、トラフ16の先端部には姿勢検知装置5
0の構成要素としての孔51a,51b,51
c,51bが形成され、の上方には図示せずとも
光源が配設されているものとする。トラフ16の
先端部にはストツパ52が固定されており、これ
により停止された部品mは、その移送姿勢に応じ
て孔51a,51b,51c,51dのいづれか
3個を選択的に光源からの光に対し塞ぐようにな
つている。孔51a〜51dにそれぞれ対向する
ようにトランジスタ装置24内にはフオトトラン
ジスタが設けられている。
供給振動フイーダ2は以上のように構成される
が、その全体は防振ゴム23により基台22上に
支持されている。
搬送装置3は主としてリニアモータ25と部品
保持装置60とから成つている。リニアモータ2
5は公知の構造を有し、多数の磁極25aを形成
させており、図示せずともこれらに規則的に磁束
を発生させる電磁コイルを備えている。リニアモ
ータ25はまたスライダ26を有し、これはリニ
アモータ25の本体25bに沿つて摺動自在とな
つており、磁極25aの規則的な磁化により矢印
a方向に、移動可能であり、図示しないコイルへ
の電流制御回路及び位置検出手段により3つの所
定位置に位置決めされて停止することができる。
位置検出手段は例えばエンコーダやマグネスケー
ルである。
部品保持装置60は主として回動アクチユエー
タ28、上下直進アクチユエータ29、及び吸着
アクチユエータ32から成り、回動アクチユエー
タ28は軸30を所定のタイミングで180゜往復回
動させるようになつている。直進アクチユエータ
29は軸31を矢印bで示すように上下方向に駆
動させるようになつており、軸30と31とは同
軸上にあり、かつ一体的に回動し得るようになつ
ている。また軸31の下端部には吸着アクチユエ
ータ32が一体的に固定されており、これは吸着
パツド33を備えている。回動アクチユエータ2
8、直進アクチユエータ29は共に圧縮空気によ
り駆動され、図示せずとも圧縮空気を供給するた
めのチユーブが接続されているものとする。また
吸着アクチユエータ32には図示せずとも真空装
置が接続されている。すなわち、吸着パツド33
は真空作用により部品を吸着するようになつてい
る。また図示せずともこれらアクチユエータ2
8,29,32の作動をオン・オフするための電
磁バルブが設けられているものとする。
整列振動フイーダ4は後述する整列装置42を
備えたトラフ34を設けており、これは前後一対
の板ばね35,35によりベース36と結合され
ており、ベース36上にはコイル38を巻装させ
た電磁石39が固定されており、更にトラフ34
の底面には可動コア37が電磁石39と空〓をお
いて対向するように固定されている。振動フイー
ダ4全体は防振ゴム40により基台41上に支持
されている。
次に整列振動フイーダ4のトラフ34内に設け
た本発明に係わる表裏整列装置42の詳細につき
特に第5図〜第8図を参照して説明する。
トラフ34の始端側には平行な2列の直線的な
移送路51′,52′が形成されており、その巾は
部品mの巾よりわずかに大きい。この少し下流側
に同様に平行に溝53,54が形成されている。
れら溝53,54の巾は部品mの巾よりは小さい
が、部品の厚さより大きい。移送路51′,5
2′、溝53,54に沿つて隔壁55が形成され
ている。この終端部55aを越えた部所61が両
溝53,54の合流点となつており、ここから漸
次、移送路巾が小さくなつて狭路56に導かれる
ようになつている。
狭路56はトラフ34の一側壁部分57とこれ
に固定された倒し板58とによつて成される一方
の側壁部と、傾斜面59aを有する他側壁部59
とに構成される。倒し板58は第7図に明示する
ように溝状の狭路56側に少し突出しており、立
つた姿勢の部品mを他方の側壁部59側に倒すよ
うにしている。他方の側壁部59の傾斜面59a
は部品の移送方向に向つて下向きに傾斜している
(第8図参照)。また第5図に明示されるように倒
し板58の終端部58aは他方の側壁部59の終
端部59cより下流側にある。狭路56に連通す
るか、これより一方向に、すなわち他側壁部59
側に片寄つて直線的な整列移送路60が形成され
ている。
本発明の実施例は以上のように構成されるが次
にこの実施例による部品の整送装置の作用、効果
等について説明する。
振動パーツフイーダ1のボール6内には板状の
部品mが多数、投入されているが図において実際
には更に高密度で部品mが存在しているのである
が図をわかりやすくするために散在的に示すもの
とする。ボール6のねじり振動により部品mはス
パイラル状のトラツク5に沿つて搬送され、第4
図に示すよう各部品mは立つた姿勢でトラツク5
上を移送されるのであるがトラツク5の排出端部
では横倒しの姿勢にされトラツク5の排出端部に
接続されている直線的な転送トラツク部7では
(第4図では部品mは一つしか示されていないが)
ここを一列で移送され次工程の供給振動トラフ1
6へと転送される。
第3図に示すようにトラフ16は矢印a向に振
動しており部品mは一列でトラフ16内を図にお
いて右方へと移送される。トラフ16の右端部に
は部品姿勢検出装置50が設けられているが先頭
の部品mはストツパー52により一旦停止され
る。図示せずともトラフ16の右端部の上方には
光源が配設されていて、これからの光を先端の部
品mが受けているのであるが部品mの移送姿勢に
よつて孔51a,51b,51c,51dの内い
づれか3つを塞いでいる。
第10図に示すように部品mはA,B,C,D
の左列のいづれかの姿勢をとるのであるが、今、
部品mはAの姿勢をとつているものとする。即ち
部品mは角部に切欠きを有するのであるが、この
切欠き部に対応する位置の孔51bは第9図に示
す如く塞がれていないので、この孔のみ光源から
光を受けてこの直下に配設されているトランジス
タ装置24のホトトランジスタに光を投射する。
他の孔51a,51c,51dの直下のホトトラ
ンジスタに対しては光は投射されない。このよう
な孔51a,51b,51c,51dの内、選択
的な三つの孔のふさぎによつて部品mの姿勢が判
別され、これが図示しない制御回路に供給され
る。制御回路は部品mが第10図Aに示す姿勢に
あると判断する。部品保持装置60はリニアモー
タ25によつて第4図において上方へと移送され
l1で示す位置で停止する。すなわちl1は供給振動
トラフ2のトラフ16に対応する位置である。こ
こで部品保持装置60の直進アクチユエータ29
が作動して軸31を下方、と移動させる。そして
トラフ16の先端部に停止させられている部品m
をその先端部に取付けられている吸着パツト33
により吸着する。なお吸着アクチユエータ32に
は図示せずともフレキシブルなチユーブが接続さ
れており、これから図示しない制御回路の出力に
応じて吸着パツト33から空気を吸入するように
なつている。すなわち真空作用により吸着パツト
33は部品mを吸着するようになつている。部品
保持装置60は部品mを先端部の吸着パツト33
で吸着させると駆動軸31を上方へと移動させ
る。所定の上方位置に至るとアクチユエータ29
の作動は停止する。ついでリニアモータ25の駆
動により部品保持装置60は第4図において下方
と移動しl3の位置で停止する。すなわち整列振動
フイーダ34の一方の移送路52′の対応する位
置で停止する。
ここで部品保持装置60の直進アクチユエータ
29が作動し軸31を下方へと移動させる。そし
て部品mが移送路52′に当接した所で駆動軸3
1の下方移動は停止しかつ吸着アクチユエータ3
2に接続されている真空装置への連通は遮断され
る。すなわち吸着パツト33から部品mは離脱さ
せられる。部品mは移送路52′上を、第2図に
示すようにトラフ34が矢印b方向に振動するこ
とにより第4図において左方へと移送させられ
る。この時の部品mの姿勢は第5図で示す如くそ
の切欠き部を図において右角部に位置させてい
る。
部品mは移送路52′を振動により移送され、
溝54に至ると、その右方部分より落下する。す
なわち、移送方向に向つて時計方向に回動しなが
ら落下し、第6図に示すような立つた姿勢でこの
溝54内を移送される。狭路56では倒し板58
により第7図に示すように他側壁部59側へ上端
部を押された形で移送される。他側壁部59には
傾斜面59aが形成されているので、部品mは移
送と共に、この傾斜面59a側へと倒れ、整列移
送路60では図示した姿勢で下流側へと移送され
ることになる。
他方、部品保持装置60が吸着パツト33から
部品mを離脱させると再び軸31を上方へと移動
させ、ついでリニアモータ25の駆動により第4
図において上方へと移動し、位置l1で部品保持装
置60を停止させる。ここで部品保持装置60の
直進アクチユエータ29が作動し軸31は下方へ
と移動しトラフ16の先端部で停止している部品
mを吸着するのであるが、この時、部品mの姿勢
は第10図Bに示すようなものとする。すなわち
切欠き部を第10図において左部に位置させてい
る場合である。この時には孔51dのみが光を受
けている事によりその姿勢が判別され図示しない
制御回路はこの時この部品mは180゜反転させるべ
きであると判断する。したがつて部品保持装置6
0が部品mを吸着して軸31が上方に移動してい
る間に回転アクチユエータ28が作動し、軸31
を所定方向に180゜回動させる。これにより、部品
mは第10図Bの右列に示すような姿勢に変えら
れる。部品保持装置60はこのような板状の部品
で部品mを吸着させてリニアモータ25の駆動に
よりl3の位置に停止させられる。ここで部品保持
装置60の軸31は下方へと移動し上述したよう
に部品mが移送路52′に当接した後に、部品m
は吸着パツドから離脱され再び部品保持装置60
の軸31は直進アクチユエータ29の作動により
上方に移動し第4図において上方へと移動して位
置l1で停止する。部品mは上述したと同様に移送
路52′を前の部品mと同じ作用を受けて第5図
において左方へと移送される。
ついで供給振動トラフ2のトラフ16の先端部
でストツパ52により停止されている部品mの姿
勢が第10図Cで示す姿勢であるとする。すなわ
ちこの時には切欠き部が右角部に位置しているも
のとする。従つて孔51aのみが光に投射されて
いる。これによりこの部品の姿勢が判別される。
なおこの部品mの表裏を区別するために第10図
において表向きの部品には〇を付し裏向きの部品
には第10図C,Dで示す如く△形を付すものと
する。部品保持装置60の吸着パツト33でこの
部品m′が吸着され軸31の上方への移動の後、
リニアモータ25の駆動により第4図において部
品保持装置60は下方へと移動され位置l2に停止
させられる。すなわち整列振動フイーダ4の他方
の移送路51′に対応する位置に停止させられる。
ここで直進アクチユエータ29の作動より軸31
は下方へと移動し、吸着している部品m′が移送
路51′に当接すると吸着パツト33から解除さ
れ部品保持装置60の軸31は再び上方へ移動し
リニアモータ25により再び供給振動トラフ2の
方へと移送される。部品m′は第5図で点鎖線で
示すように切欠部を後側の右角部に位置させて移
送路51′の始端部におかれる。
部品m′は移送路51′を振動により移送され、
溝53に至ると、その左方部分より落下する。す
なわち、移送方向に向つて反時計方向に回動しな
がら落下し、第6図に示すような立つた姿勢でこ
の溝53内を移送される。狭路56では倒し板5
8により第7図に示すように他側壁部59側へ上
端部を押された形で移送される。他側壁部59に
は傾斜面59aが形成されているので、部品
m′は移送と共に、この傾斜面59a側へと倒れ、
整列移送路60では図示した姿勢で下流側へと移
送されることになる。
ついで供給振動トラフ2の先端部に停止させら
れている部品m′の姿勢が第10図Dに示すよう
なものとする。すなわちこの時には切欠き部は図
において左下角部に位置させている。部品保持装
置60の吸着パツト33がこの部品m′を吸着し
直進アクチユエータ29の作動により上方に移動
しながら、この時には制御回路からの指令により
回転アクチユエータ28が作動して吸着している
部品m′を180゜回動させる。部品保持装置60はリ
ニアモータ25の駆動により位置l2へと移送され
ここで直進アクチユエータ29の作動により軸3
1は下方へと移送して吸着パツト33から部品
m′を離脱させる。ついで軸31は上方へと移動
し、かつ保持装置60は供給振動フイーダ側20
に移動し上述のような作用を以下繰返えす。移送
路51′に離脱した部品m′は前の部品m′と同様に
右上方部に切欠部を位置させてこの移送路51′
を左方へと移送され上述のような作用を受ける。
以上の事から明らかなように整列振動フイーダ
4においては一方の移送路52′では部品mをそ
の切欠き部を右下角部に位置させてここを移送さ
せ、また移送路51′では右上角部に位置させて
左方へと移送される。移送路52′では裏向きで
あり、移送路51′では表向きである。従つて上
述の作用を受けることにより表裏の部品m,
m′を全く同一の姿勢で次工程に供給することが
出来る。トラフ部43からの部品m′は再び図示
しない移送手段を介して振動パーツフイーダ1の
ボール6内に戻すようにしてもよい。本実施例は
以上のような作用を行うものであるが、以上のべ
た構成、作用から明らかなように振動パーツフイ
ーダ1のボール6、供給振動フイーダ2のトラフ
16及び仕分け振動フイーダ4のトラフ34はほ
ぼ同一水平面内にあり、また両振動フイーダ2,
4の一端部の上方にはリニアモータ25を主とす
る搬送装置及びこれにより搬送される部品保持装
置60が配設されているだけであるので装置全体
としての高さを、従来の振動パーツフイーダ1に
接続されたシユート内で部品の滑落中にその姿勢
を判別し、かつ部品の前後または表裏を反転させ
る装置に比べて全体として高さを小さくすること
が出来、又そのアレンヂ、組立などを容易とする
ことが出来る。又以上から明らかなように単に部
品の表裏を判別してすべて表向きの姿勢に部品を
整列させることができる。
以上本発明の実施例について説明したが、勿
論、本発明はこれに限定されることなく本発明の
技術的思想にもとづいて種々の変形が可能であ
る。
また以上の実施例では狭路56を成する他側壁
部59に斜面59aを形成させたが、これを形成
させなくても本発明の効果が得られる。然しなが
らこれを形成した方が、より滑らかに整列移送路
60に部品を倒しながら導くことができる。
また整列される部品も図示の形状に限ることな
く種々の形状の板状部品に本発明は適用可能であ
る。なお、本明細書で部品の表向きとは所望の向
きの面とする。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の部品表裏整列装置に
よれば、加工が簡単であつて、部品のつまりをな
くすことができ、また、装置全体の長さを従来よ
り小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による部品の整送装置
の全体を示す斜視図、第2図は同側面図、第3図
は上記装置における振動パーツフイーダ及び供給
振動フイーダの部分断面側面図、第4図は装置全
体の平面図、第5図は同装置における要部の拡大
平面図、第6図は第5図における−線方向断
面図、第7図は第5図における−線方向断面
図、第8図は同要部の拡大斜視図、第9は同装置
における一部の拡大平面図及び第10図は本実施
例の作用を示すための部品mの各姿勢を示す平面
図、第11図は従来例のひねりシユートの平面
図、及び第12図は他従来例のひねりシユートの
平面図である。 なお図において、42……部品表裏整列装置、
51′,52′……移送路、53,54……溝、5
6……狭路、58……倒し板、59……他側壁
部、60……整列移送路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直線的な振動トラフ内に直線的に平行に延び
    板状部品の巾よりわずかに大きい巾を有する直線
    的な隔壁によつて画成された2列の直線的な移送
    路と、該移送路の部品移送方向に沿つて前記隔壁
    側に片寄つて該移送路に形成され前記板状部品の
    巾よりは小さいが、その半分よりは大きい巾の直
    線的な2列の溝と、これら溝に連接し、ほぼ三角
    形状の合流トラツク部と、該合流トラツク部に連
    接し、前記板状部品の厚さよりわずかに大きい巾
    の狭路と、該狭路を形成する両側壁部の一方に取
    りつけられ、他方に向つて突出した倒し板と、前
    記狭路に連通し、該狭路より前記他方の側壁部側
    に片寄り、前記板状部品の巾よりわずかに大きい
    巾を有する整列移送路とが設けられ、前記2列の
    移送路の一方には表向きの板状の部品が、他方に
    は裏向きの板状の部品が供給され、これら移送路
    に沿つて振動により移送され、前記2列の溝の一
    方に至ると前記表向きの板状の部品はその重力に
    より一方向に回動して前記一方の溝に立つた姿勢
    となつて移送され、前記裏向きの板状の部品が前
    記2列の溝の他方に至るとその重力により前記一
    方向とは逆方向に回動して該他方の溝に立つた姿
    勢となつて移送され、前記両溝から前記合流トラ
    ツク部にそのままの立つた姿勢で導入され、次い
    で前記狭路を、これら部品が前記倒し板により前
    記他方の側壁部に傾倒した姿勢で移送され、前記
    整列移送路に導入されるときに、前記両側壁部の
    前記整列移送路側の他方の側壁部が前記一方の側
    壁部より延在長さが小さいことにより板状部品は
    立つた姿勢から前記整列移送路側に倒れることに
    より該整列移送路上で全て表向きになつた姿勢で
    以後、この整列移送路に沿つて移送されるように
    したことを特徴とする部品表裏整列装置。
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