JP7317387B2 - 牌上下反転機構 - Google Patents

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Description

本発明は、次回遊戯開始までに配牌上下を揃える牌上下反転機構に関する。
例えば、特許文献1などには、次回遊戯開始までに牌山と配牌を整列させておくことで競技者の手間を省略する自動麻雀卓が記載されている。特許文献1の構成は、麻雀牌を天板下方の麻雀卓内部に投入するための開閉蓋付き牌投入口を有する天板を上面に備え、この麻雀卓内部には、投入された牌を撹拌する牌撹拌手段と、撹拌されている牌を牌撹拌手段から取り出す牌取り出し手段と、取り出された牌を牌取り出し手段から誘導する牌案内手段と、誘導された牌を3段積みにする段積み手段と、段積みされた牌列を2段積みと1段積みに積み替える積み替え手段と、積み替えられた牌列を天板上に上昇させる牌浮上手段とを備えてなる。
また、特許文献1などは、上記構成の自動麻雀卓に用いる牌の内部において、牌種が描かれた表示面とその背面との中間位置に磁石を設けて(なお磁性金属片を用いる場合は背面側に寄せるとのこと)、該牌の磁性特性を使って、牌山と配牌の牌全てを表面と背面を一致させるという構成である。
しかしながら、特許文献1は、例えば背面が上面となるように一致させることができるが、配牌分についての上下方向を一致させたものではなく、次回遊戯開始時に、配牌は手元に配置されるが牌種表示の上下が揃っていないので、遊戯者によっては上下を揃える手間がかかって迅速な遊戯開始を妨げていた。
特開2004-24804号公報
解決しようとする問題は、配牌の表示の上下、特に手牌が揃っていないので、迅速な遊戯開始ができない点である。
上記課題を解決するため、本発明は、遊戯を行う天板の下部の筐体内で遊戯用の牌を洗牌し、牌山と手牌とに並べる自動麻雀卓における牌の上下の向きを揃える牌上下反転機構であって、筐体上面から投下された先の遊戯に使用された牌を洗牌する洗牌部によって撹拌された牌を吸着し、吸い上げて吸着状態を維持して定速搬送する吸上搬送部と、この吸上搬送部における搬送経路途中に設けられ、搬送中の牌の上又は下向きを検知する牌上下検知手段と、この牌上下検知手段に基づいて、この牌上下検知手段の下流の搬送経路途中に設けた、下向きの牌を上向きに水平に反転させる上下反転部と、を有し、上下反転部は、定速搬送される吸上搬送部の搬送経路において該搬送経路と直交する方向から突出し、牌の搬送方向の前面幅方向の略1/3程度当接させる構成とした。
本発明の牌上下反転機構は、洗牌部から吸上搬送部により吸い上げられ、手牌形成部に至る定速搬送の途中で、この搬送を止めることなく、牌上下検知手段が牌の上下を検知し、この検知に基づいて下向きと検知された牌については、検知と同じく吸上搬送部による搬送の速度を落とすことなく、上下反転部により下向きの牌を上向きに水平に反転させるから、洗牌部に投入されてから、配牌及び上下の向きの揃った手牌を整列させる時間が短縮され、また水平反転させる点で機構のサイズが大型化することがない。
本発明の牌上下反転機構が搭載された自動麻雀卓における要部概略構成を示す図である。 本発明の牌上下反転機構の概略構成を示す、(a)は斜視図、(b)は(a)のA矢視図、である。 (a)~(d)は本発明の牌上下反転機構が搭載された自動麻雀卓で用いられる牌を示す図である。 (a)~(c)は本発明の牌上下反転機構における洗牌部からの牌の搬送状況を説明するための図である。 (a)~(c)は本発明の牌上下反転機構における上下反転部からの牌の搬送状況を説明するための図である。 (a)~(d)は本発明の牌上下反転機構における牌上下検知手段の牌の上下検知状況を説明するための図である。 (a)~(d)は本発明の牌上下反転機構における上下反転部による牌の上下反転状況を説明するための図である。 (a)~(c)は本発明の牌上下反転機構が搭載された自動麻雀卓における手牌形成部による手牌形成状況を説明するための図である。
本発明は、配牌の表示の上下が揃っていないので、迅速な遊戯開始ができないという課題を、筐体上面から投下された先の遊戯に使用された牌を洗牌する洗牌部によって撹拌された牌を吸着し、吸い上げて吸着状態を維持して定速搬送する吸上搬送部と、この吸上搬送部における搬送経路途中に設けられ、搬送中の牌の上又は下向きを検知する牌上下検知手段と、この牌上下検知手段に基づいて、この牌上下検知手段の下流の搬送経路途中に設けた、下向きの牌を上向きに水平に反転させる上下反転部と、を有し、上下反転部は、定速搬送される吸上搬送部の搬送経路において該搬送経路と直交する方向から突出し、牌の搬送方向の前面幅方向の略1/3程度当接させる構成で解決することとしている。
昨今のセンサ(検知手段)の技術であれば、高速搬送中の牌の上下の検知はできる。しかし、上下の検知ができても、同じく高速で定速搬送される牌について搬送速度を落とすことなく、しかも搬送経路を変えずに上下反転するには、限られた筐体内で、別経路を設けることもできず、また、搬送中にある吸上搬送部と牌は吸着状態を維持しているので、これを解除して反転させるのは困難である。
そこで、本発明では、上下反転部により、牌の吸着部位を軸として牌の上下を水平反転させることで、搬送中にある吸上搬送部と牌は吸着状態を維持した状態のまま、しかも定速で搬送経路を搬送する駆動中の牌を止めることなく、上又は下に牌の向きを揃えることができることとなった。
また、本発明は、上記構成において、各牌には内部に極性のある磁性体が埋設され、また、前記吸上搬送部は内部に牌の磁性体と吸着する極性の磁性体を内装した構成としてもよい。
上記構成によれば、吸上搬送部に内装した磁性体と、牌に埋設した磁性体の吸着し合う極性の特性で、吸上搬送部に吸い上げられる牌は、表(牌種が描かれた面)又は裏(牌種が描かれた面の反対面)の片面に揃えることができる。
つまり、洗牌部において表裏の目的とする面となった牌だけが吸上搬送部に吸い上げられるから、別途で表裏を判別したり反転させたりする構成が不要となるほか、表裏の判別に際しては電子素子やセンサを用いることがないので、装置及び制御並びに回路構成の簡略化やコストの低廉化が可能となる。
さらに、本発明の上下反転部は、定速搬送される吸上搬送部の搬送経路において該搬送経路と直交する方向から突出し、牌の搬送方向の前面の一部と当接させる構成としている。例えば、牌を掴んで水平反転させる構成であると搬送速度が落ちる可能性があり、牌の側面に衝撃を加えて水平反転させる構成であると牌の前後方向の中央位置に加わった衝撃により牌が搬送経路から脱線する可能性がある。
したがって、上記構成のように吸着状態を維持して搬送中の牌の前面の一部と当接させて、吸着位置を軸として水平反転させることで、牌の搬送速度を落とすことなくかつ確実に上下を反転させることができるようになる。
以下、本発明の実施例について説明する。本発明の牌上下反転機構は、2組の牌セットを用い、1組は現在の遊戯を行うべく天板の上面に配置され、もう1組は先の遊戯後に筐体2内に収容され、該筐体2内で洗牌し、牌山と手牌とに並べて次の遊戯に備えるいわゆる自動麻雀卓1において次の構成とされている。なお、以下の説明では、本発明の牌上下反転機構とは直接関係しない部材、あるいは既存の構造であって特段の説明が不要な部材については、図示を省略して参照符号を付さないこととする。
まず、本例において自動麻雀卓1で用いる麻雀牌P(以下、牌Pという)について説明する。遊戯に用いられる全ての牌Pは、図3に示すように、牌種が描かれた側を「表示面」とし、その反対面を「裏面」として説明すると、表示面から裏面に至る厚み方向の中央位置で、牌種をそのまま読めるような方向を上側とした場合におけるその反対側である下側寄りの位置、つまり厚み方向は中央で長辺方向は下寄りの位置に本例では、磁性体となるいわゆる永久磁石M(磁石Mと記す)を埋設している。
牌Pにおける磁石Mは、本例では、例えば表示面をN極としており、後述する吸上搬送部4に用いる(永久)磁石Mの外周側に臨むS極と、該牌Pの表示面側(磁石MのN極)とが互いに吸着する。また、牌Pは、洗牌部3で撹拌される牌Pのうち裏面が上面となっている場合は、本例の場合、吸上搬送部4の磁石Mと反発する。
自動麻雀卓1は、平面視四角の各辺部に1名の遊戯者が位置して遊戯を行い、遊戯を行う天板(不図示)が上面に配置されている。天板には、中央部に例えば親表示等に用いるための表示部が存在し、この表示部の周りに、今使った牌を筐体2内に投下するための牌入開閉部が設けられている。また、天板は、中央部から各辺に向かう外周部に、筐体2内で整列された牌山と手牌とがせり上がって天板上に配置されるための牌出開閉部とが該天板上で麻雀の遊戯ルールに則った位置に設けられている。
筐体2内には、洗牌部3と、洗牌部によって撹拌された牌を吸い上げて搬送するために、内部に牌Pの磁石Mと吸着する極性の磁性体、本例では上記のとおりS極が外周面に臨むように(永久)磁石Mを内装し、定速駆動される吸上搬送部4と、この吸上搬送部4における搬送経路途中に設けた牌上下検知手段と、この牌上下検知手段に基づいて、この牌上下検知手段の下流の搬送経路途中に設けた、牌の下向きの牌を上向きに水平に反転させる上下反転部7と、さらに、搬送経路の上下反転部7よりさらに下流に設けた牌山形成部8と、手牌形成部9と、を有している。なお、本発明の牌上下反転機構は、上記構成のうち、牌Pの吸上搬送部4と、牌上下検知手段と、上下反転部7と、を主要構成とするものである。
洗牌部3は、上記のとおり、天板から投下された牌Pを傘状の回転板によって受けて、該回転板の回転により牌Pを撹拌しつつ筐体2内の各辺外周部に設けた吸上搬送部4に牌Pを移動させる。
吸上搬送部4は、筐体2の各辺の長さの略中央に対応する前記洗牌部3の回転板外周位置に吸上ドラム4Aが各々略90度の等角度間隔で設けられ、この吸上ドラム4Aのドラム幅(搬送面幅)と直交する方向で筐体2の各辺縁部に向かう方向に搬送ドラム4Bが該吸上ドラム4Aと同一直線状に載置部4Cを介して配置されて構成されている。
また、吸上搬送部4は、吸上ドラム4Aと搬送ドラム4Bを、洗牌部3に臨む側の基板2Aとその反対側の基板2Bとにより挟んで枢支している。基板2Bは、吸上ドラム4Aが吸い上げた牌Pを上下方向に姿勢を整えて搬送するように案内している。さらに、基板2Bは、搬送ドラム4Bの搬送中に後述する上下反転部7による牌の水平反転が可能な幅だけ、吸上ドラム4Aを挟んだ搬送面幅より(基板2Bより洗牌部3側に水平反転できるだけ)広くなった箇所が上端に形成されて搬送ドラム4Bを枢支している。
基板2Bは、本例では、吸上ドラム4Aと搬送ドラム4Bによる搬送経路において牌Pが逸脱しないようにガイドする機能を有すると共に、例えば吸上ドラム4Aにより洗牌部3から吸い上げた牌Pが適正に一致又は平行に吸い上げず、ずれた状態で吸い上げた場合における、牌Pの上下方向と搬送方向との方向を合わせるように矯正する機能も果たしている。
吸上ドラム4Aと搬送ドラム4Bは、高さ(厚み)が略牌Pの上下方向と直交する幅方向よりやや狭い寸法の柱状とされ、本例では例えば軸方向から見た端面が、牌Pの上下方向の長さを1辺とする長辺部4aと、長辺部の略半分の長さを1辺とする短辺部4bとが交互に連続した12角形とされている。また、吸上ドラム4Aと搬送ドラム4Bは、その長辺部4aに上記のとおりS極が外周に臨むように磁石Mが埋設されている。
吸上ドラム4Aと搬送ドラム4Bの短辺部4bが存在する理由は、長辺部4aを連続していると牌Pの厚みで互いに干渉して牌Pを溢す又は吸着させられず、連続して牌Pを吸い上げて搬送することができないことを防止するためである。長辺部4aと短辺部4bを交互に設けることで、牌Pを効率よく順次吸上げて搬送させることができ、また、不要に基板2径を大きくする必要がない。
吸上ドラム4Aと搬送ドラム4Bは、互いの軸が同期して一定速度で回転するようになっており、吸上ドラム4Aで洗牌部3から吸い上げた牌Pを一旦、載置部4Cに載置して、該載置部4Cから搬送ドラム4Bにおいて牌Pを吸着して上下反転部7、牌山形成部8、手牌形成部9へ搬送する。
牌上下検知手段は、吸上ドラム4Aから吸い上られた磁石Mを有した牌Pにおいて、上が搬送方向にあるのか、下が搬送方向にあるのかが把握できればよく、特にその手法は限定しない。牌上下検知手段は、本例では、例えば、吸上ドラム4Aにおいて洗牌部3から吸い上げた牌Pが水平となる位置の基板2B側に設けられた磁石検知センサ5及び牌検知センサ6とからなる。
本例における牌上下検知手段は、吸上ドラム4Aの回転方向上流側に磁石検知センサ5が、該磁石検知センサ5の下流側に牌検知センサ6が、牌Pの上下方向の長さより若干短い間隔で並設されており、図6に示すように牌Pの上下方向、本例では牌Pの上が搬送方向前方にないことを検知する。
すなわち、本例における牌上下検知手段は、図6(b)に示すように、端的に言えば、牌Pが上向き(正常姿勢)で吸い上げられ、僅かに遅れて牌検知センサ6がONになり、つまり、磁石検知センサ5と牌検知センサ6が共にONとなったときだけ上向きを検知し、それ以外を下向きと判定する構成としている。
時系列で説明すると、図6(a)に示すとおり、磁石検知センサ5、牌検知センサ6が共にOFFで、その後、図6(b)に示すとおり、磁石検知センサ5、牌検知センサ6が共にONとなった場合、上向きを検知する。
一方、図6(c)に示すとおり、磁石検知センサ5がON、牌検知センサ6がOFFで、その後、図6(d)に示すとおり、磁石検知センサ5がOFF、牌検知センサ6がONとなった場合、下向き検知する。
図6を用いた説明で、OFFは信号が発生してなく、不図示の制御部にはOFFの信号が入力されることがないから、制御部としては、図6(b)の磁石検知センサ5、牌検知センサ6が共にONであれば上向き、図6(c)の磁石検知センサ5(だけ)がON、あるいは牌検知センサ6(だけ)がONであれば下向きと判断していることになる。
牌上下検知手段は、例えば、本例のようにすれば、下向き判断については、牌Pが牌上下検知手段を通過するまでに、磁石検知センサ5、牌検知センサ6の一方だけのONを確認してからといういわばダブルチェックの後に下向き判定が行えるので誤検知がなくなると共に、吸上ドラム4Aの回転速度に依存しないので、吸上搬送部4の牌Pの搬送速度調整が容易となる。
なお、牌上下検知手段は、本例において、例えば、磁石検知センサ5、牌検知センサ6の配置を反対、すなわち牌検知センサ6を吸上ドラム4Aの上流側に、磁石検知センサ5をその下流側にしてもよい。この場合は、牌Pの通過を検知してから、磁石Mを検知するまでの時間で上下を判断する。
例えば、本例の牌Pにおける磁石Mの配置で言うと、牌検知から磁石検知の時間が、所定時間「外」となる場合は上向き、所定時間「内」であれば下向きと判断する。このようにすることでも牌Pの上下の向きの判別を行うことができる。
上下反転部7は、本例では、例えば、搬送ドラム4Bにおいて載置部4Cから吸い上げた牌Pが水平となる位置の基板2B側に設けられている。上下反転部7は、本例では、例えば搬送経路幅(牌Pの幅の)略1/3程度だけ基板2B側から側へバーが突出する構成となっている。
上下反転部7の搬送経路への突出量が牌Pの幅の、1/3より大きいと牌Pの搬送を止めてしまう可能性があり、1/3より小さいと搬送中の牌Pの搬送姿勢が変わるだけで上手く水平反転しない可能性がある。
上下反転部7は、牌上下検知手段によって下向きの牌Pが検知され、制御部から所定のタイミングでその旨の信号が出力されると搬送経路上に突出する。
図7(a)に示すように今下向きの牌Pが搬送ドラム4Bの水平位置(洗牌部3側を外周下方とした場合の外周上方部位)に差し掛かると、図7(b)に示すように、上下反転部7と到達する直前に上下反転部7が突出し、該牌Pの基板2B側に位置する幅方向の略1/3が当接する。
図7(c)に示すように、牌Pはそのまま搬送ドラム4Bに吸着されて搬送されようとするが、牌Pと上下反転部7とが当接することにより、牌Pは、搬送ドラム4Bと吸着している磁石Mを軸に該牌Pの上側が回転する。
図7(d)に示すように、牌Pが搬送方向に対して90度程度回転したタイミングで上下反転部7は基板2B側に退出し、牌Pは搬送ドラム4Bの搬送と上記の当接の衝撃でさらに回転する。その後、図7(e)に示すように、牌Pは上向きに反転した状態で搬送ドラム4Bにより搬送される。なお、上下反転部7は、牌上下検知手段で牌Pの上向きが検知された場合は、当然ながら、動作することはない。
このように、上下反転部7は、搬送方向に搬送中の牌Pの移動速度と磁石M同士の吸着を用いて、搬送されてくる牌Pの搬送方向の前面において幅方向の略1/3だけ当接させることで、この衝撃で牌Pが磁石Mを中心として水平反転するから、限られた筐体2内の空間において大掛かりな構成を設ける必要なく、また、牌Pの搬送を止めたり、速度を落としたりすることなく、牌Pの上下を正しく揃えることができる。
搬送ドラム4Bの上下反転部7が設けられた位置よりさらに下流位置には、吸上搬送部4の搬送方向と直交状に牌山形成部8が設けられている。この牌山形成部8は、牌山を形成するために、基板2B側から基板2A側に進退動する牌送バー8aと、図8(a)~(c)に示すように、この牌送バー8aにより牌Pの側面を押されて、搬送経路と直交する方向(側)に押し出された牌Pを整列させて並べるガイド機構8bとからなる。ガイド機構8bは、所定の数だけ牌Pを並べたら底面が牌Pの厚み分だけ下降し、今並べた牌Pの列の上にもう一段牌Pを並べ、2段分牌Pを並べた後、次遊戯の開始の制御信号に基づいて天板の牌出開閉部からせり上げる構成とされている。
手牌形成部9は手牌列を形成するために、図8(a)~(c)に示すように、基板2B側から、側に進退動する牌送バー9aと、この牌送バー9aにより牌Pの側面を押されて、搬送経路と直交する方向(側)に押し出された牌Pを整列させて並べるガイド機構9bとからなる。ガイド機構9bは、所定の数だけ牌Pを並べた後、次遊戯の開始の制御信号に基づいて天板の牌出開閉部からせり上げる構成とされている。
本例の場合、まず、牌山が形成できるまで牌山形成部8が駆動し、牌山が形成できた後、手牌を形成するために、手牌形成部9が駆動するように制御しているが、この逆に駆動しても構わない。
以上のとおり、本発明の牌上下反転機構であれば、遊戯者が遊戯開始時に手牌の上下を揃える手間を省くことができ、遊戯開始が迅速となる。また、本発明の牌上下反転機構は、牌Pを上下反転させる際に、水平反転させているので筐体2内の限られた空間を無駄に消費することがなく、また、定速搬送される速度を落とすことがないので、牌の整列の短縮化が図れる(又は牌の整列の長期化を抑制できる)。
なお、上記実施例では、牌山についても上下が揃った状態となるが、手牌のみ上下揃える場合は、牌上下検知手段からの上向き又は下向きの検知信号を単なる牌Pの通過をカウントするだけの信号とし、上下反転部7(及び手牌形成部9)を作動させず、牌山が形成された際、厳密には本例では牌山形成分の牌Pの総数から3牌分を差し引いた数をカウントした際に、牌上下検知手段の上向き又は下向きの検知信号に基づいて上下反転部7を作動させ、牌山形成部8の動作を止めて手牌形成部9を作動させればよい。
1 (自動)麻雀卓
2 筐体
3 洗牌部
4 吸上搬送部
4A 吸上ドラム
4B 搬送ドラム
5 磁石検知センサ(牌上下検知手段)
6 牌検知センサ(牌上下検知手段)
7 上下反転部
8 牌山形成部
9 手牌形成部

Claims (2)

  1. 遊戯を行う天板の下部の筐体内で遊戯用の牌を洗牌し、牌山と手牌とに並べる自動麻雀卓における牌の上下の向きを揃える牌上下反転機構であって、筐体上面から投下された先の遊戯に使用された牌を洗牌する洗牌部によって撹拌された牌を吸着し、吸い上げて吸着状態を維持して定速搬送する吸上搬送部と、この吸上搬送部における搬送経路途中に設けられ、搬送中の牌の上又は下向きを検知する牌上下検知手段と、この牌上下検知手段に基づいて、この牌上下検知手段の下流の搬送経路途中に設けた、下向きの牌を上向きに水平に反転させる上下反転部と、を有し、前記上下反転部は、定速搬送される吸上搬送部の搬送経路において該搬送経路と直交する方向から突出し、牌の搬送方向の前面幅方向の略1/3程度当接させる構成である牌上下反転機構。
  2. 各牌には内部に極性のある磁性体が埋設され、また、前記吸上搬送部は内部に牌の磁性体と吸着する極性の磁性体を内装した請求項1記載の牌上下反転機構。
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