JPH0533332U - 磁気テープからの信号再生を少なくとも行うための装置 - Google Patents

磁気テープからの信号再生を少なくとも行うための装置

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JPH0533332U
JPH0533332U JP5755592U JP5755592U JPH0533332U JP H0533332 U JPH0533332 U JP H0533332U JP 5755592 U JP5755592 U JP 5755592U JP 5755592 U JP5755592 U JP 5755592U JP H0533332 U JPH0533332 U JP H0533332U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ通し手段を軽量化し、内側通しの間の
磁気テープの負荷を軽くし、内側通し後の磁気テープの
弛みを確実に防止することを目的とする。 【構成】 一つの外側通し状態と二つの内側通し状態と
の間で作動し得るテープ通し手段40と、そのテープ通し
手段40の内側通し状態への到達を検出する検出手段129
と、二個のリールハブ12,13と共働する二本の巻取り軸
95, 96を駆動する巻取り軸駆動手段98と、内側通し過程
の間は磁気テープ16を繰り出させるが内側通し過程の完
了時には巻取り軸95を制動するブレーキ手段とを具え、
リールハブ12,13の間の磁気テープ16からの信号再生を
少なくとも行う装置1であって、静止モードにセットさ
れた巻取り軸駆動手段98によって前記ブレーキ手段が構
成され、テープ通し手段40が内側通し状態に到達すると
その静止モードの巻取り軸駆動手段98が巻取り軸95に駆
動結合されることを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、並置された二個の回転可能なリールハブの間に延在する磁気テー プからの信号再生を少なくとも行うように構成された装置であって、一つの外側 通し状態と少なくとも一つの内側通し状態との間で作動でき、前記外側通し状態 では、初期経路に沿って延在する磁気テープに裏側から掛合し、前記外側通し状 態から前記内側通し状態へ作動する際には、前記二個のリールハブの内の一方の リールハブが回転を固定された状態で他方のリールハブから繰り出される前記磁 気テープを前記初期経路上から作動経路上へ移動させ、前記内側通し状態では、 前記磁気テープを前記作動経路上に保持するテープ通し手段と、前記テープ通し 手段が前記内側通し状態に到達したか否かを検出する検出手段と、前記二個のリ ールハブにそれぞれ駆動結合されるとともに、二つの巻取り軸輪にそれぞれ同軸 に結合された二本の巻取り軸と、一つの静止モードと少なくとも一つの駆動モー ドとの間で切換え可能であるとともに、前記二つの巻取り軸輪の内の一方の巻取 り軸輪に選択的に駆動結合され得る駆動輪を有する巻取り軸駆動手段と、前記テ ープ通し手段の作動中磁気テープを繰り出す前記リールハブと駆動結合された巻 取り軸のために開放状態と制動状態との間で作動でき、前記テープ通し手段が前 記内側通し位置に状態したことを前記検出手段が検出した際には前記制動状態に セットされるブレーキ手段と、を具える装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上述の如き装置としては、多くの種類のものが既に知られており、例えば本出 願人もかかる装置を、VR6760型ビデオレコーダーとして製造および市販している が、この既知のビデオレコーダーは、画像信号および音声信号の再生のみでなく その記録をも行うように構成されている。
【0003】 そしてこの既知のビデオレコーダーにあっては、テープ通し過程の終了時に巻 取り軸を制動するブレーキ手段が、スプリング式ブレーキによって構成されてお り、かかるスプリング式ブレーキのブレーキスプリングは、前記巻取り軸と同軸 のブレーキ輪の円筒状外周面に常時摩擦掛合している片持ち型板ばねとされてい るため、所望の制動作用は、そのブレーキスプリングとして設けられた板ばねの ばね力を適当に選択することによってもたらされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかして、上述の如き構成を持つ結果として上記ブレーキ手段は、内側通しが 行われる間磁気テープを繰り出すリールハブと駆動結合された巻取り軸を常時制 動し、これにより、テープ通し手段に余分な負荷を加えるとともに、磁気テープ にも余分な負荷を常時加えているが、これは好ましいことではない。
【0005】 従って、上記制動作用を得るためのブレーキスプリングのばね力の選択に関し ては、異なる効果のための承認がなされるべきであり、例えば、内側通しが行わ れる間、比較的穏やかな制動作用が得られるように、ブレーキスプリングのばね 力として比較的小さな力を選択することもでき、このことは、巻取り軸に及ぼさ れる制動作用の結果としてテープ通し手段と磁気テープとに加えられる荷重が比 較的小さくなるという利点をもたらす。
【0006】 しかしながら、特に内側通しが、それに要する時間の短縮のためには珍しいこ とではない比較的高速で行われる場合であって、それゆえ、内側通しが行われる 間磁気テープを繰り出すリールハブが、比較的高速で回転していて制動の瞬間に 比較的高い運動エネルギーを持っているような場合には、不十分な制動は、内側 通し過程の終了時に、明らかに好ましくないテープの環状の弛みを引き起こすで あろう巻取り軸の回り過ぎを生じさせてしまう。
【0007】 また、代わりに、ブレーキスプリングのばね力として、例えば、内側通しが行 われる間、比較的強力な制動作用が得られるように、比較的強いばね力を選択す ることもできるが、このようにした場合には、比較的高速で行われる内側通しの 場合にその強力な制動作用が内側通し過程の終了時のテープの環状の弛みの発生 の充分な排除を保障するという利点が得られる一方で、テープ通し手段を比較的 丈夫なものにする必要性が生じ、また内側通しが行われる間磁気テープに明らか に好ましくない高い負荷が加えられる、といった不利益がもたらされる。
【0008】 かくして上記既知の装置にあっては、内側通しが行われる間、テープ通し手段 と磁気テープとに加えられる負荷を最小化するためには最適でないか、テープ通 し過程の終了時に、内側通しが行われる間磁気テープを繰り出すリールハブので きるかぎり迅速でかつ強力な制動を確保するためには最適でないかの、好ましく ない妥協を強いられることになる。
【0009】 それゆえこの考案は、最初の段落で述べた種類の装置における上述の如き課題 を解決し、テープ通し手段の構成を軽量なものにすることができるとともに、内 側通しが行われる間は磁気テープの負荷を穏やかなものとし、内側通しが行われ た後は、その内側通しがたとえ高速で行われたとしても、内側通しが行われる間 磁気テープを繰り出すリールハブに駆動結合された巻取り軸の迅速且つ確実な制 動を達成し、それによって磁気テープの弛みの発生を確実に防止するような、改 良された装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためこの考案の装置は、前記静止モードにセットされた前 記巻取り軸駆動手段によって前記ブレーキ手段が構成され、前記テープ通し手段 が前記内側通し状態に到達したことを前記検出手段が検出するとともに、前記巻 取り軸駆動手段が前記静止モードにセットされると、その巻取り軸駆動手段の駆 動輪が、それに先立つ前記テープ通し手段の前記外側通し状態から前記内側通し 状態への作動の間前記磁気テープを繰り出す前記リールハブに駆動結合された前 記巻取り軸の前記巻取り軸輪に駆動結合されることを特徴としている。
【0011】 かかる装置にあっては、内側通しが行われた後巻取り軸を制動するために、本 来的に存在する巻取り軸駆動手段が用いられているので、その制動のために別途 のブレーキ手段を設ける必要がなくなり、そして、内側通しが行われた後は、既 に駆動モードから静止モードに切り換えられている巻取り軸駆動手段がその駆動 輪を介して巻取り軸輪に駆動結合されるので、その静止モードに切り換えられた 巻取り軸駆動手段の摩擦と静止慣性状態とに基づき巻取り軸の確実かつ迅速な制 動が達成されて、磁気テープの弛みの発生が防止される。
【0012】 またかかる装置にあっては、内側通しが完了するまでの、その完了に先立つ内 側通し過程の間、巻取り軸駆動手段が前記巻取り軸の巻取り軸輪と駆動結合され ないので、内側通し過程の間、巻取り軸駆動手段が、磁気テープを繰り出すリー ルハブに駆動結合された前記巻取り軸に全く制動作用を及ぼさないようにする、 ということが達成され、従ってその間、前記巻取り軸およびそれに駆動結合され たリールハブが、実質的に自由に回転することができる。そしてこのことは、迅 速な内側通し過程の実現と磁気テープの負荷の最小化とのために極めて有利であ り、さらに、内側通し過程の間のテープ通し手段への負荷が極めて小さくなるの でテープ通し手段が比較的軽量の構成を採り得るようになる、という利点をもも たらす。
【0013】
【実施例】
以下にこの考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1は、この考案の 一実施例としての、テレビの画像信号および音声信号を記録および再生するため の装置を、縮小して示す斜視図であり、この装置は、二個のリールハブの間に延 在する磁気テープを収容したカセットを受容して、回転可能な磁気ヘッドによっ て上記テレビ信号をその磁気テープ上の傾斜したトラック上に記録し、さらには その傾斜したトラック上から再生することができるように構成されている。また 図2は、図1に示す装置の実質的に板状をなすシャーシーを示す平面図であり、 このシャーシー上には、回転可能な磁気ヘッドを持つドラム状の走査手段と、そ のドラム状の走査手段の周囲に上記磁気テープを巻き付けるテープ通し手段と、 上記リールハブを駆動するための二本の巻取り軸と、それらの巻取り軸を駆動す るための巻取り軸駆動手段と、が搭載されている。
【0014】 そして図3は、図1に示す装置の、上記テープ通し手段と巻取り軸駆動手段と のモーターの作動を制御する、マイクロコンピューターを持つ回路の構成を示す 略線図であり、また図4は、図1に示す装置の上記テープ通し手段に内側通し過 程を行わせるために上記マイクロコンピューターが実行するプログラムを示すフ ローチャートである。
【0015】 図1に示すこの実施例の装置1は、上述したように、テレビの画像信号および 音声信号を磁気テープに記録し、およびそこから再生するための、一般にはビデ オレコーダーと呼ばれている装置であり、その磁気テープは、カセット2内に収 容されている。ここでカセット2は、装置1の開口部3を通し矢印4の方向へ手 で挿入することにて、装置1内に挿入されることができ、その開口部3は、装置 1のハウジング6の前方壁部5に設けられていて、装置1の内方へ揺動し得るカ バーによって閉じることができる。
【0016】 上記装置1内に装填されたカセット2は、移動可能なカセットホルダー内に挿 入され、そのカセットホルダーは、カセット2が完全に装置1内に挿入された後 そのカセット2を、L字形の移動経路に沿って、先ずカセット主壁部に平行に移 動させ、次いでカセット主壁部に直角に装置1内の作動位置まで下降させる。そ してその作動位置では、カセット2が二本の位置決めピンで装置1に対し位置決 めされるとともに、上記テープ通し手段の移動可能なテープガイドが、磁気テー プをカセット2内から引き出して、その磁気テープを、該装置1の固定テープガ イドと、固定磁気ヘッドと、回転可能な磁気ヘッドを持つドラム状の走査手段と に、それらが機能し得るように接触させるため、カセット2内に入り込む。
【0017】 上記装置1はまたそのハウジング6の前方壁部5に、「記録」、「通常速度送 りでの再生」、「静止テープからの再生」、「高速度送りでの再生」、「高速度 戻しでの再生」、「早送り」、そして「巻き戻し」等の如き作動モードを開始す るための第1の制御釦セット7と、装置1のプログラミングおよび、例えば時計 の時刻や予めプログラムした作動開始時刻のセット等用にさらなるデータを入力 するための制御釦セット8とを具えるとともに、その前方壁部5にさらに、各々 七個のセグメントを持つ複数のディスプレイを有する二つのディスプレイユニッ ト9,10を具えており、それらのディスプレイユニット9,10は、例えばテープ 長さ計測カウンターのカウント値や時計の時刻等を表示するために用いることが できる。
【0018】 上述した装置1の、例えば、ドラム状走査手段、テープ通し手段、巻取り軸駆 動手段その他の幾つかの構成部品は、装置1の実質的に板状をなすシャーシー11 上に搭載されており、図2では、それらの構成部品の内で本考案に関連するもの のみがシャーシー11上に示されている。
【0019】 図2は、装置1の構造の明瞭化のため、上記作動位置に下降したカセット2を 一点鎖線で示しており、このカセット2は、各々環状フランジ14,15を持つ並置 された二個の回転可能なリールハブ12,13を収容している。該カセット2が装置 1内に挿入された後の、そのカセット2内の磁気テープ16は、初期経路L1に沿っ て延在しており、その初期経路L1上では、磁気テープ16は、第1のリールハブ12 から、すなわちそのリールハブ12上の磁気テープの巻回17から、そのカセット2 の第1のテープガイドピン18と、そのカセット2の細長い前側部19に配置された 第1のテープガイドローラー20とを介し、その細長い前側部19を通り、さらにそ のカセット2の細長い前側部19付近に配置された第2のテープガイドローラー21 と、そのカセット2の第2のテープガイドピン22とを介して、第2のリールハブ 13まで延在している。
【0020】 なお、ここにおけるカセット2は上記細長い前側部19の位置に、揺動可能に支 持された図示しないシャッターを具えており、カセット2はさらに、上記細長い 前側部19に開口する凹部23,24,25および26を有している。
【0021】 この一方、上記シャーシー11は、固定された下部ドラム部とその下部ドラム部 に対し同心に配置された回転可能な上部ドラム部とを既知の如くに具えるドラム 状走査手段27を支持し、そのドラム状走査手段27の軸28は、シャーシー11の平面 に対し傾斜しており、かかる構成によりここでは、その回転可能な上部ドラム部 に配置された磁気ヘッド29,30が、磁気テープ16上でその長手方向に対し傾斜し て互いに隣接する複数のトラック上に画像信号を記録し、またそれらの傾斜した トラック上から画像信号を再生することができる。
【0022】 さらに上記シャーシー11には、作動中は静止している第1の固定磁気ヘッド31 が連結され、この第1の固定磁気ヘッド31は、軸32周りに揺動し得るレバー33上 に搭載されており、そのレバー33は、スプリング34により図2では反時計方向へ 附勢されて図示しないストッパーに対し押し付けられている。かかる第1の固定 磁気ヘッド31は、磁気テープ16に記録された信号をそのテープの幅方向の全体に 亘って消去する役割を果たす。
【0023】 また上記シャーシー11は、第2の固定磁気ヘッド35を支持し、この第2の固定 磁気ヘッド35は、シャーシー11に固定された支持板機構36に固定されており、そ の支持板機構36は、第2の固定磁気ヘッド35の位置を正確に調節するための一組 のセットねじ37を有している。ところで、ここにおける第2の固定磁気ヘッド35 は、二つのヘッドシステムを具えており、その内の一つのヘッドシステムは、磁 気テープ16上にその長手方向へ延在する少なくとも一本の音声トラック上に音声 信号を記録するためのものであるが、もう一つのヘッドシステムは、これも磁気 テープ16上にその長手方向へ延在する制御トラック上に同期信号もしくは参照信 号を記録するためのものであって、その参照信号を走査すれば、磁気テープ16の 所要の部分を迅速かつ正確にヘッド上に引き出す「サーチ」モードを、簡便な方 法で実行することができる。
【0024】 さらに上記シャーシー11は、キャプスタン38を回転可能に支持しており、その キャプスタン38との共働のため、該装置1は、図2では破線で示す押圧ローラー 39を具えている。この押圧ローラー39は、シャーシー11から軸線方向へ離間して 磁気テープ16の高さよりも上方に位置する休止位置から、先ずシャーシー11へ向 かって軸線方向へ移動し、次いでシャーシー11と平行にキャプスタン38へ向かっ て揺動することにて、作動位置へ移動することができるが、かかる押圧ローラー 39を支持して移動させる機構は、本考案とは直接関連がなく、また既存のビデオ レコーダーでも知られているので、図2では単純化のため図示していない。
【0025】 そして、ここにおける装置1は、カセット2の挿入後、上記初期経路L1上に位 置している磁気テープ16を、そのカセット2内から引き出して、上記第2の固定 磁気ヘッド35およびキャプスタン38のみに、もしくはその第2の固定磁気ヘッド 35およびキャプスタン38と同時に、上記第1の固定磁気ヘッド31および走査手段 27へも、それらが機能し得るように接触させるため、テープ通し手段40を具えて いる。
【0026】 上記テープ通し手段40は、上記初期経路L1上にある磁気テープ16に裏側から掛 合する一つの外側通し状態から、二つの異なる内側通し状態へと作動することが でき、内側通し(threading-in)と呼ばれるその作動の間、磁気テープ16は、上 記初期経路L1上から、後述する二つの作動経路L2, L3の内の一つの経路上へ移動 する。
【0027】 かかる作動を行うため上記テープ通し手段40は、以後テープ通しモーターと呼 ぶモーター41を具え、このテープ通しモーター41は、軸44周りに回動し得る制御 ディスク45を、モーター軸42と図中一点鎖線で示す駆動機構43とを介して駆動す ることができ、図2に模式的に示すその制御ディスク45は、制御用に複数の溝や 突起やストッパー等を有している。そしてこの制御ディスク45は、テープ通し手 段40の二つのテープ通し機構48,49を、図2中一点鎖線で示す互いに独立しかつ 分離した二つの駆動経路46,47を介して駆動することができる。
【0028】 ここで上記第1のテープ通し機構48は、軸50周りに揺動し得るとともに二つの クランク腕を持つ作動レバー51を具え、その作動レバー51は、上記第1の駆動経 路46を介し制御ディスク45によって揺動され得るとともにピン−長孔結合を介し 第1の内側通しレバー52に連結され、その第1の内側通しレバー52は、軸53周り に揺動し得るとともに第1の扇形歯車54を有し、その第1の扇形歯車54は、軸57 周りに揺動し得る第2の内側通しレバー56に設けられた第2の扇形歯車55と噛合 しており、上記第1の内側通しレバー52は、その自由端部にてテープガイドピン 58を支持し、また上記第2の内側通しレバー56は、その自由端部にさらなるテー プガイドピン59を支持している。
【0029】 この一方、上記第2の駆動経路47を介し制御ディスク45によって駆動され得る 上記第2のテープ通し機構49は、シャーシー11上に回転可能に支持されるととも にその第2の駆動経路47によって回転駆動され得る第1の駆動歯車60を具え、そ の第1の駆動歯車60は、これもシャーシー11上に回転可能に支持された第2の駆 動歯車61と噛合し、その第2の駆動歯車61は、これもシャーシー11上に回転可能 に支持された第3の駆動歯車62と噛合しており、上記第2の駆動歯車61は、それ と同心に配置された第1の作動ディスク63を、それと同心に保持された図示しな い力伝達用引っ張りスプリングを介し駆動することができる。そしてその第1の 作動ディスク63からは、第1の中間レバー65に揺動可能に連結された第1の作動 腕64が側方へ突出しており、その第1の中間レバー65は、第1のテープガイド支 持部材67に、揺動軸66を介し揺動可能に連結されている。
【0030】 さらに上記第1のテープガイド支持部材67は、第1の案内長孔68に沿って移動 し得るように支持および案内され、この第1の案内長孔68は、シャーシー11に結 合された帯状の第1の案内部材69によって形成されている。そして上記第1のテ ープガイド支持部材67は、シャーシー11に対し直角に延在するテープガイドロー ラー70と、シャーシー11に対し傾斜して延在するテープガイドピン71とを支持し ており、その第1のテープガイド支持部材67、ひいてはそれが支持する二本のテ ープガイド70, 71を位置決めするためここでは、実質的にV字形をなす位置決め 凹部73や図示しない他の位置決め部を有する位置決め手段72が、シャーシー11に 結合されて設けられている。
【0031】 また上記第3の駆動歯車62により、それと同心に保持された図示しない力伝達 用引っ張りスプリングを介し駆動され得る、その第3の駆動歯車62と同心に配置 された第2の作動ディスク74からは、第2の中間レバー76に揺動可能に連結され た第2の作動腕75が側方へ突出しており、その第2の中間レバー76は、第2のテ ープガイド支持部材78に、揺動軸77を介し揺動可能に連結されている。さらにそ の第2のテープガイド支持部材78は、第2の案内長孔79に沿って移動し得るよう に支持および案内され、この第2の案内長孔79は、シャーシー11に結合された帯 状の第2の案内部材80によって形成されている。
【0032】 そして上記第2のテープガイド支持部材78は、シャーシー11に対し直角に延在 するテープガイドローラー81と、シャーシー11に対し傾斜して延在するテープガ イドピン82とを支持しており、その第2のテープガイド支持部材78、ひいてはそ れが支持する二本のテープガイド81, 82を位置決めするためここでは、実質的に V字形をなす位置決め凹部84や図示しない他の位置決め部を有する位置決め手段 83が、シャーシー11に結合されて設けられている。
【0033】 かかるテープ通し手段40は、先に記したように、一つの外側通し状態と二つの 異なる内側通し状態との間で作動することができ、その外側通し状態では、図2 に一点鎖線で示すように初期経路L1上に位置している磁気テープ16に、その裏側 から掛合する。すなわちこの外側通し状態では、テープガイドローラー70とテー プガイドピン71とがカセット凹部23内に配置されるとともに、テープガイドロー ラー81とテープガイドピン82とさらなるテープガイドピン59とがカセット凹部24 内に配置され、またそのテープ通し手段40のテープガイドピン58が、カセット凹 部25内に配置される。
【0034】 上記外側通し状態から内側通し作動を開始する際には、テープ通しモーター41 は、その内側通し作動を行わせるため制御ディスク45を反時計方向へ回動させ、 この制御ディスク45の回動により、先ず作動レバー51が、第1の内側通しレバー 52にピン−長孔結合されたその一方のクランク腕がカセット2に近接して位置す る図示しない初期位置から時計方向へ揺動し、この作動レバー51の時計方向への 揺動が、第1の内側通しレバー52を反時計方向へ揺動させ、その結果として第2 の内側通しレバー56も、第1の扇形歯車54と第2の扇形歯車55とを介し、時計方 向へ揺動される。
【0035】 上記第1の内側通しレバー52と第2の内側通しレバー56との揺動の後、それら の内側通しレバー52,56とそれらに支持されたテープガイドピン58, 59とは図2 中実線で示す位置を占め、この状態が、上記テープ通し手段40の第1の内側通し 状態に対応し、この状態では、磁気テープ16が第1の作動経路L2に沿って延在す る。
【0036】 この第1の作動経路L2上では、磁気テープ16は、カセット2の第1のテープガ イドローラー20から、走査手段27に僅かに接触してテープガイドピン59に到り、 そのピン59からさらに、第2の固定磁気ヘッド35と、シャーシー11に結合された 固定テープガイドピン85と、キャプスタン38と、押圧ローラー39と、テープガイ ドピン58とを経て、カセット2の第2のテープガイドローラー21に到る。かくし てこの第1の作動経路L2上では、磁気テープ16が、第2の固定磁気ヘッド35との 走査可能な接触状態に保持され、これにより、磁気テープ16の所要の部分をヘッ ド上に引き出すための、磁気テープ16に記録された参照信号の第2の固定磁気ヘ ッド35による再生が可能になる。
【0037】 なお、この第1の内側通し状態への到達後、テープ通しモーター41がスイッチ オフされて停止した場合には、二本のテープガイド58, 59はそれぞれ図2に示す 位置に位置するが、四本のテープガイド70, 71, 81および82は、カセット2の凹 部23,24内の、外側通しに対応する位置に未だ位置する。
【0038】 しかして、テープ通し手段40が上記第1の内側通し状態に到達した後、テープ 通しモーター41がスイッチオフされず、スイッチオンされ続けてその作動を続け ている場合には、第1のテープ通し機構48はそれ以上は動かされないが、引き続 いて制御ディスク45により第2のテープ通し機構49が第2の駆動経路47を介し駆 動される。そしてこれにより反時計方向へ回転駆動された第1の駆動歯車60は、 第2の駆動歯車61、ひいては引っ張りスプリングを介し第1の作動ディスク63を 時計方向へ駆動し、さらに、第3の駆動歯車62、ひいては引っ張りスプリングを 介し第2の作動ディスク74を反時計方向へ駆動する。この結果、二つのテープガ イド支持部材67, 68は、二本の作動腕64, 75と、二つの中間レバー65, 76とを介 し駆動されて、図2では図示しない初期位置から、案内長孔68, 79に沿い、図2 中実線で示す作動位置へ移動し、この状態が、上記テープ通し手段40の第2の内 側通し状態に対応する。
【0039】 かくして、テープ通し手段40のこの第2の内側通し状態では、第1のテープ通 し機構48の二本のテープガイドピン58, 59のみならず、第2のテープ通し機構49 の二本のテープガイドローラー70, 81および二本のテープガイドピン71, 83もそ れらの作動位置に位置し、これにより磁気テープ16は、第2の作動経路L3に沿っ て延在することになる。
【0040】 この第2の作動経路L3上では、磁気テープ16が、第1の固定磁気ヘッド31およ び走査手段27、ひいてはその回転可能な磁気ヘッド29, 30との走査可能な接触状 態に保持され、これにより画像信号の、磁気テープ16上の傾斜したトラック上へ の記録およびそこからの再生が可能になるとともに、必要に応じて磁気テープ16 上の信号を消去することも可能となり、さらにこの第2の作動経路L3上では、磁 気テープ16が、音声信号と参照信号との記録および再生のための第2の固定磁気 ヘッド35に対しても走査可能な接触状態に保持される。
【0041】 ところで、テープ通し手段40が外側通し状態にある場合には、テープ張力検出 ピン86はカセット2の凹部23内に位置しているが、テープ通し手段40が外側通し 状態から第2の内側通し状態へと作動すると、テープ張力検出ピン86は磁気テー プ16の移動に伴って図2中実線で示す作動位置へ移動する。かかるテープ張力検 出ピン86は、軸88周りに揺動し得るテープ張力レバー87の自由端部に固定されて おり、そのテープ張力レバー87は、シャーシー11から突出したピン90に装着され た引っ張りスプリング89と掛合している。そしてそのテープ張力レバー87には、 ブレーキディスク92を囲繞するブレーキバンド91の一端部が装着され、このブレ ーキバンド91の他端部は、シャーシー11に結合されている。
【0042】 従って、テープ張力検出ピン86を上記作動位置へ到らしめるためのテープ張力 レバー87の移動は、引っ張りスプリング89の引っ張り力によってもたらされ、そ の移動は、この考案とは関係がないが、第1のテープガイド支持部材67によっも 部分的に制御される。
【0043】 そして、テープ通し手段40が第2の内側通し状態にある場合には、磁気テープ 16は、図2ではその中心線のみ示すが上記第2の作動経路L3に沿って延在し、そ の第2の作動経路L3上では、磁気テープ16は、カセット2の第1のテープガイド ローラー20からそのカセット2の第2のテープガイドローラー21まで、シャーシ ー11に結合された固定テープガイドピン93と、テープ張力検出ピン86と、シャー シー11に回転可能に支持されたテープガイドローラー94と、第1の固定磁気ヘッ ド31と、テープガイドローラー70と、テープガイドピン71と、ドラム状走査手段 27と、テープガイドピン82と、テープガイドローラー81と、さらなるテープガイ ドピン59と、第2の固定磁気ヘッド35と、固定テープガイドピン85と、キャプス タン38と、押圧ローラー39と、テープガイドピン58とを経て延在する。
【0044】 この一方、カセット2の二個のリールハブ12,13は、二本の巻取り軸95, 96に それぞれ駆動結合され、それらの内の第1の巻取り軸95は、上記ブレーキバンド 91によって囲繞されたブレーキディスク92と一体をなしており、単純化のためそ れらの内の第2の巻取り軸96も、同様にディスク97を設けられて構成されている が、このディスク97は特には機能を持っていない。
【0045】 上記二本の巻取り軸95, 96を駆動するため、この装置1には、静止モードと駆 動モードとの間で切換え可能な巻取り軸駆動手段98が設けられ、その巻取り軸駆 動手段98は、ここではキャプスタン38の駆動モーターをも兼ねるモーター99を具 えており、このモーター99は、キャプスタン38と同軸配置された円盤状のブラシ レス直流モーターにて構成されている。そしてそのモーター99のローターには、 シャーシー11に結合された伝動機構ケース104 の固定軸103 周りに回転し得る第 2のプーリー102 をベルト101 を介して駆動するため、第1のプーリー100 が結 合されている。
【0046】 上記第2のプーリー102 と同心に配置された第1の伝動歯車105 は、その第2 のプーリー102 に対する回転をロックされるとともに、シャーシー11に形成され た開口部106 を通って軸線方向へ延在して、第2の伝動歯車107 と噛合し、その 第2の伝動歯車107 は、それと同心に配置された第3の伝動歯車108 を図示しな い摩擦カップリングを介して駆動することができ、その第3の伝動歯車108 は、 上記固定軸103 周りに回転し得る第4の伝動歯車109 と噛合し、その第4の伝動 歯車109 は、軸111 周りに揺動し得る歯車支持部材112 により回転可能に支持さ れた駆動歯車110 を駆動することができる。なお、その歯車支持部材112 の揺動 限位置を特定するため、シャーシー11上には二本のストッパーピン113, 114が突 設されている。
【0047】 上記駆動歯車110 は、シャーシー11に各々回転可能に支持された二個の中間歯 車115, 116の一方に選択的に噛合することができ、それらの内の第1の中間歯車 115 は、歯車として形成されるとともに上記第1の巻取り軸95に対する回転をロ ックされてそれと同心に配置された第1の巻取り軸輪117 と常時噛合しており、 またそれらの内の第2の中間歯車116 は、これも歯車として形成されるとともに 上記第2の巻取り軸96に対する回転をロックされてそれと同心に配置された第2 の巻取り軸輪118 と常時噛合しており、かくしてここでは上記駆動歯車110 を、 二個の中間歯車115, 116を介し、二個の巻取り軸輪117, 118の一方に選択的に駆 動結合させることができる。
【0048】 従ってここでは、モーター99がプーリー100 を反時計方向へ駆動すると、第4 の伝動歯車109 もまた反時計方向へ駆動され、このことは歯車支持部材112 の時 計方向への揺動をもたらして、上記駆動歯車110 を、第2の中間歯車116 、ひい ては第2の巻取り軸輪118 に駆動結合させる。この一方、モーター99がプーリー 100 を時計方向へ駆動すると、第4の伝動歯車109 もまた時計方向へ駆動され、 このことは歯車支持部材112 の反時計方向への揺動をもたらして、上記駆動歯車 110 を、第1の中間歯車115 を介し第1の巻取り軸輪117 に駆動結合させる。
【0049】 なお、上記駆動歯車110 および中間歯車115, 116のピッチ円直径は、その駆動 歯車110 がそれらの中間歯車115, 116の一方から他方へ揺動する際にその駆動歯 車110 の歯がそれらの中間歯車115, 116の歯と簡単に噛合するように選択すべき であり、このようにすれば、駆動歯車110 の揺動が極めて信頼性の高いものにな るという利点がもたらされる。
【0050】 上記二個の中間歯車115, 116はまた、図2に示すように、それらと同心の円筒 状部材119, 120にそれぞれ結合され、それらのうちの第2の中間歯車116 の円筒 状部材120 は、図では高度に模式化して示すブレーキ121 と共働するよう適合さ れており、このブレーキ121 は、上記円筒状部材120 と共働するよう設けられた ブレーキシュー124 を支持して軸122 周りに揺動し得るブレーキレバー123 と、 そのブレーキレバー123 の傾斜した端部126 を制御スライダー127 へ向けて附勢 するようそのブレーキレバー123 に作用するブレーキスプリング125 とを具え、 その制御スライダー127 を図2に示す位置から矢印128 で示す方向へ移動させる と、上記円筒状部材120 を開放するように作動することができる。
【0051】 内側通し過程の間は、上記ブレーキ121 は作動し続け、それゆえその間、第2 の中間歯車116 、ひいては第2の巻取り軸輪118 およびそこに同軸結合された第 2の巻取り軸96は、上記円筒状部材120 を介しその回転をロックされており、か くして内側通し過程の間、磁気テープ16は、第1の巻取り軸95に駆動結合された リールハブ12のみから繰り出されることになる。
【0052】 上記装置1はさらに、テープ通し手段40が内側通し状態に到達したか否かを検 出するための検出手段129 を具え、ここにおける検出手段129 は、マイクロスイ ッチとして各々構成されるとともに図では模式的に示された、テープ通し手段40 の二つの内側通し状態とそれぞれ共働する二個の別個独立の検出器130, 131を有 しており、ここで、それらの内のマイクロスイッチ130 は、第2の内側通しレバ ー56の第2の扇型歯車55により附勢されて作動するので、その第2の内側通しレ バー56が図2に示す最終位置に到達すると、マイクロスイッチ130 が作動すると ともに、テープ通し手段40が第1の内側通し状態となって磁気テープ16が第1の 作動経路L2に沿って延在することになり、また、それらの内のマイクロスイッチ 131 は、第1のテープガイド支持部材67により附勢されて作動するので、その第 1のテープガイド支持部材67が押圧されて第1の位置決め手段72内に完全に入り 込むと、マイクロスイッチ131 が作動するとともに、テープ通し手段40が第2の 内側通し状態となって磁気テープ16が第2の作動経路L3に沿って延在することに なる。
【0053】 なお、上記二つの別個独立の検出器を有する検出手段を用いる代わりに、テー プ通し手段40の二つの内側通し状態への到達を検出するために、ただ一つの検出 器を有する検出手段を用いることもでき、かかる検出手段は、例えば制御ディス クの駆動機構に、テープ通しモーターがスイッチオンされると初期位置から始動 して回転数パルスを出力するタコジェネレータを設け、その回転数パルスをカウ ンターで係数し、そのカウンターの係数値を各時点でコンパレーターにより、二 つの内側通し状態にそれぞれ対応する二つの参照値と比較し、その係数値と何れ かの参照値とが一致したら、その参照値に対応する内側通し状態に到達したこと を示す検出信号を出力するように構成しても良い。
【0054】 図3は、上記装置1の回路構成を示しており、この回路は、マイクロコンピュ ーター132 を具えている。図3には、このマイクロコンピューター132 の、四つ の入力端子133, 134, 135, 136と、四つの出力端子137, 138, 139, 140とが示さ れており、ここで、入力端子133 は、装置1の第1の制御釦セット7の釦142 で 作動するスイッチ141 に接続され、この釦142 は、磁気テープ16に記録された参 照信号を走査し、処理することにて磁気テープ16の所要の部分を簡単かつ迅速に ヘッド上に引き出すことができる「サーチ」モードを開始させるためのものであ る。また入力端子134 は、装置1の第1の制御釦セット7の釦144 で作動するス イッチ143 に接続され、この釦144 は、「通常速度送りでの再生」を開始させる ことができる。そして入力端子135 は、図3では対応する符号の矢印で示す第2 の扇形歯車55によって作動する第1のマイクロスイッチ130 に接続され、また入 力端子136 は、これも図3では対応する符号の矢印で示す第1のテープガイド支 持部材67によって作動する第2のマイクロスイッチ131 に接続されている。
【0055】 この一方、マイクロコンピューター132 の二つの出力端子137, 138は、制御回 路147 の二つの入力端子145, 146にそれぞれ接続され、その制御回路147 の二つ の出力端子148, 149は、テープ通しモーター41に接続されており、この制御回路 147 は、テープ通しモーター41へ供給する電圧の極性を逆転させて、そのテープ 通しモーター41の回転方向を容易に反転させることができる。かかる制御回路の 一例は、米国特許US-PS4,686,591号にて知られており、ここでは、マイクロコン ピューター132 がその出力端子137 に制御信号Eを出力すると、その信号Eが存 在している間、テープ通し手段40がその外側通し状態から内側通し状態へ向かっ て作動するような回転方向へテープ通しモーター41が駆動され、またマイクロコ ンピューター132 がその出力端子138 に制御信号Aを出力すると、その信号Aが 存在している間、テープ通し手段40がその内側通し状態から外側通し状態へ向か って作動するような回転方向へテープ通しモーター41が駆動される。
【0056】 そしてマイクロコンピューター132 の残る二つの出力端子139, 140は、ブラシ レス直流モーター99用の制御回路152 の二つの入力端子150, 151に接続され、そ のブラシレス直流モーター99は、この制御回路152 の二つの出力端子153, 154に 接続されており、ここで、モーター99は、タコジェネレーター155 に結合され、 そのタコジェネレーター155 は、モーター99の実際の回転速度を示す回転信号を 制御回路152 のさらなる入力端子156 に供給する。
【0057】 かかるブラシレス直流モーター99としては、例えば、ソニー株式会社が市販し ているU-26H型モーターが利用でき、また上記制御回路152 としては、例えばこ れもソニー株式会社が市販しているCXA-8005AS型集積回路(IC)が利用でき、マイ クロコンピューター132 は、その出力端子139 に、モーター99の回転方向を規定 するための、低レベルLと高レベルHとの間で切換え可能な制御信号Rを供給て するとともに、その出力端子140 に、モーター99の回転速度を規定するためのパ ルス幅変調信号Dを出力する。
【0058】 上述の如くして、テープ通し手段40は、外側通し状態から二つの内側通し状態 の内の一つへと作動することができ、その内側通し過程の間、磁気テープ16は、 リールハブ12のみから繰り出され、リールハブ13は、ブレーキ121 の制動作用に よってその回転をロックされている。しかして、所要の内側通し状態に到達した 際には、リールハブ12には、そこに巻かれた磁気テープ16の巻回17の回り過ぎを 防止するため制動されるべきである。というのは、かかる回り過ぎは磁気テープ 16に環状の弛みを生じさせ、その磁気テープ16の弛みの発生は、装置1の作動不 良を引き起こすので防止すべきだからである。
【0059】 それゆえ、上記リールハブ12に駆動結合された第1の巻取り軸95を制動するた め、ここでは、開放状態と制動状態との間で作動し得るとともに、テープ通し手 段40が何れかの内側通し位置に到達したことを検出手段129 が検出するとその制 動状態にセットされる、ブレーキ手段が設けられている。
【0060】 かかる巻取り軸95のためのブレーキ手段は、この実施例の装置1にあっては、 静止モードに切り換えられた巻取り軸駆動手段98によって、極めて簡単かつ有利 な方法で構成されている。すなわちここでは、テープ通し手段40が何れかの内側 通し状態に到達したことを検出手段129 が検出するとともに、巻取り軸駆動手段 98が静止モードに切り換えられると、巻取り軸駆動手段98の駆動歯車110 が、図 2中破線で示す如く第1の中間歯車115 と噛合されることにて、第1の巻取り軸 95の第1の巻取り軸輪117 に駆動結合される。
【0061】 従って、この装置1にあっては、内側通し過程が行われた後、巻取り軸95を制 動するために、本来的に設けられている巻取り軸駆動手段98が利用されるので、 その制動のために別途のブレーキ手段を設ける必要がなくなり、その巻取り軸駆 動手段98は、第2の駆動モードに短時間だけ切り換えられて駆動歯車110 を第1 の中間歯車115 を介し第1の巻取り軸95に駆動結合させた後は直ちに静止モード に切り換えられ、その後は、その静止モードにある巻取り軸駆動手段98の内部の 摩擦と静止慣性状態とにより、第1の巻取り軸95およびそこに結合されたリール ハブ12、ひいては磁気テープ16の巻回17が、確実かつ迅速に制動されて、その磁 気テープ16の巻回17の望ましくない回り過ぎに起因する磁気テープ16の弛みが防 止される。
【0062】 またこの装置1にあっては、その内側通し過程の間は、駆動歯車110 は第2の 中間歯車116 と噛合しており、一方、テープ張力検出レバー87は未だその作動位 置に到らないのでブレーキバンド91もブレーキディスク92を制動しない。そして このことは、内側通し過程の間、第1の巻取り軸95に実質的に全く制動力が加わ らず、それゆえ、テープ通し手段40によって内側通しされる間、磁気テープ16に は極めて僅かな負荷しかかからない、という利点をもたらす。
【0063】 図4は、上述の如くテープ通し手段40をその外側通し状態から二つの内側通し 状態の内の一つへと作動させる内側通し過程の実施のため、ここにおける装置1 のマイクロコンピューター132 が実行するプログラムを示すフローチャートであ り、このプログラムはステップ157 からスタートする。
【0064】 そして、続くステップ158 では、スイッチ141 が閉じているか否か、すなわち 「サーチ」モードを開始させる釦142 が押されているか否かを確認して、もし釦 142 が押されていればステップ149 でフラグFをセットするが、ステップ158 で 釦142 が押されていないことを確認した場合にはステップ160 へ進み、このステ ップ160 では、スイッチ143 が閉じているか否か、すなわち「通常速度送りでの 再生」を開始させる釦144 が押されているか否かを確認して、もし釦144 が押さ れていなければステップ158 へ戻るが、ステップ160 で釦144 が押されているこ とを確認した場合にはステップ161 へ進む。なお、このステップ161 は、ステッ プ159 の後にも実行する。
【0065】 上記ステップ161 では、マイクロコンピューター132 がその出力端子139 に、 低レベルLの制御信号Rを約100 ミリ秒(ms)の間だけ出力し、この制御信号によ り、巻取り軸駆動手段98の第1の駆動モードに基づいて、モーター99が制御回路 152 を介し約100 msだけ反時計方向へ駆動され、この結果、駆動歯車110 が時計 方向へ駆動されて第2の中間歯車116 と噛合し、その約100 msが経過した後は、 モーター99が停止して、巻取り軸駆動手段98が静止モードにリセットされる。か かる手順によりここでは、第2の中間歯車116 に駆動結合された第2の巻取り軸 96が、次に行われる内側通し過程の間、ブレーキ121 のみならず、静止モードに 切り換えられた巻取り軸駆動手段98によっても、回転をロックされる。
【0066】 ステップ161 に続くステップ162 では、マイクロコンピューター132 がその出 力端子137 に制御信号Eを出力し、この信号Eが、テープ通しモーター41のため の制御回路147 に供給されて、そのテープ通しモーター41を、制御ディスク45を 反時計方向へ駆動するような方向へ駆動し、この結果、第1のテープ通し機構48 と、必要であればそれに続いて第2のテープ通し機構49とが、上記駆動経路46, 47を介し駆動されて作動する。
【0067】 上記ステップ162 に続くステップ163 では、フラグFがセットされているか否 か、すなわち「サーチ」モードを開始させるための釦142 が押されているか否か をチェックし、もし釦142 が押されていればステップ164 へ進んで、検出手段と して設けられたマイクロスイッチ130 が閉じているか否かを確認する。このステ ップ164 は、マイクロスイッチ130 が閉じるまで繰り返して実行し、マイクロス イッチ130 が閉じていることを確認したら次のステップ165 へ進む。ここで、マ イクロスイッチ130 が閉じたということは、第1のテープ通し機構48がその作動 位置に到達したこと、すなわちテープ通し手段40が第1の内側通し状態となった ことを意味する。そしてステップ165 では、マイクロコンピューター132 がその 出力端子137 への制御信号Eの出力を中止し、これによりテープ通しモーター41 が停止して、テープ通し手段40がその第1の内側通し状態を維持する。
【0068】 上記ステップ165 に続くステップ166 では、マイクロコンピューター132 がそ の出力端子139 に高レベルHの制御信号Rを約100 ミリ秒(ms)の間だけ出力し、 この高レベルHの制御信号Rにより、巻取り軸駆動手段98の第2の駆動モードに 基づいて、モーター99が僅かな時間だけ時計方向へ駆動され、この結果、駆動歯 車110 が反時計方向へ駆動されて、第1の巻取り軸輪117 に駆動結合された第1 の中間歯車115 と噛合する。この第2の駆動モードでの短時間の作動は、駆動歯 車110 を第1の巻取り軸輪117 に駆動結合させる役割のみを果たし、その約100 msが経過した後は、高レベルHの制御信号Rが出力されなくなることによりモー ター99が直ちに停止して、巻取り軸駆動手段98が再び静止モードにリセットされ る。かかる静止モードへの切換えによりここでは、第1の巻取り軸95が、巻取り 軸駆動手段98の内部の摩擦と静止慣性状態とで迅速かつ確実に制動されて、その 後に磁気テープ16の巻回17から磁気テープ16がさらに繰り出されることがなくな り、その結果、磁気テープ16の弛みが防止される。
【0069】 上記ステップ166 に続くステップ167 では、フラグFをリセットし、次のステ ップ168 では、他のプログラムの実行のため、このプログラムを終了する。
【0070】 ところで、上記ステップ163 では、フラグFがセットされているか否か、すな わち「サーチ」モードを開始させるための釦142 が押されているか否かをチェッ クし、釦142 が押されている場合には、続くステップ164 および165 で、そのサ ーチモードでの必要上からテープ通し手段40が第1の内側通し状態に到達したか 否か、および、その第1の内側通し状態への到達後にその内側通し過程が完了し たか否かを検出しているが、上記ステップ163 でのチェックの結果、フラグFが セットされていなかった場合には、プログラムは、そのステップ163 からステッ プ169 へ進む。
【0071】 上記ステップ169 では、これも検出手段として設けられたもう一つのマイクロ スイッチ131 が閉じているか否か、すなわち、第2のテープ通し機構49がその作 動位置に到達して、テープ通し手段40が、「通常速度送りでの再生」モードの実 行に必要な第2の内側通し状態となったか否かを確認し、このステップ169 は、 マイクロスイッチ131 が閉じるまで繰り返して実行して、マイクロスイッチ131 が閉じていること、すなわちテープ通し手段40が第2の内側通し状態となったこ とを確認したら次のステップ165 へ進む。
【0072】 そして上述したように、ステップ165 ではテープ通しモーター41が停止し、続 くステップ166 では、マイクロコンピューター132 がその出力端子139 に高レベ ルHの制御信号Rを出力し、これにより、テープ通し手段40が第2の内側通し状 態に到達した後に巻取り軸駆動手段98が第1の巻取り軸95に駆動結合され、その 巻取り軸駆動手段98が約100 msの作動後に静止モードに切り換えられていること により、第1の巻取り軸95が制動されて、磁気テープ16の巻回17の回り過ぎ、ひ いては磁気テープ16の弛みが防止される。
【0073】 この一方、テープ通し手段40を、その内側通し状態の一つから外側通し状態へ リセットするためには、マイクロコンピューター132 は、その出力端子138 に制 御信号Aを出力し、この制御信号Aによりテープ通しモーター41は、テープ通し 手段40が外側通し状態へ向かって作動する回転方向へ駆動される。
【0074】 以上、図示例に基づき説明したが、この考案は上述の例に限定されるものでな く、例えばこの考案は、上記実施例と異なる構成のテープ通し手段や巻取り軸駆 動手段、あるいは上記実施例と異なる構成の検出手段を具える装置にも適用する ことができ、さらに、この考案は、音声信号のみを記録および再生するように構 成された装置や、画像および音声信号の再生のみを行うように構成された装置に も利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例としての、テレビの画像信
号および音声信号を記録および再生するための装置を、
縮小して示す斜視図である。
【図2】図1に示す装置の、実質的に板状をなすシャー
シーを示す平面図である。
【図3】図1に示す装置の、テープ通し手段と巻取り軸
駆動手段とのモーターの作動を制御する、マイクロコン
ピューターを持つ回路の構成を示す略線図である。
【図4】図1に示す装置のテープ通し手段に内側通し過
程を行わせるために上記マイクロコンピューターが実行
するプログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
12,13 リールハブ 16 磁気テープ 40 テープ通し手段 95, 96 巻取り軸 98 巻取り軸駆動手段 110 駆動歯車 117, 118 巻取り軸輪 129 検出手段 L1 初期経路 L2, L3 作動経路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並置された二個の回転可能なリールハブ
    (12,13)の間に延在する磁気テープ(16)からの信号
    再生を少なくとも行うように構成された装置であって、 一つの外側通し状態と少なくとも一つの内側通し状態と
    の間で作動でき、前記外側通し状態では、初期経路(L
    1)に沿って延在する磁気テープ(16)に裏側から掛合
    し、前記外側通し状態から前記内側通し状態へ作動する
    際には、前記二個のリールハブ(12,13)の内の一方の
    リールハブ(13)が回転を固定された状態で他方のリー
    ルハブ(12)から繰り出される前記磁気テープ(16)を
    前記初期経路(L1)上から作動経路(L2, L3)上へ移動
    させ、前記内側通し状態では、前記磁気テープを前記作
    動経路(L2, L3)上に保持するテープ通し手段(40)
    と、 前記テープ通し手段(40)が前記内側通し状態に到達し
    たか否かを検出する検出手段(129) と、 前記二個のリールハブ(12,13)にそれぞれ駆動結合さ
    れるとともに、二つの巻取り軸輪(117, 118)にそれぞ
    れ同軸に結合された二本の巻取り軸(95, 96)と、 一つの静止モードと少なくとも一つの駆動モードとの間
    で切換え可能であるとともに、前記二つの巻取り軸輪
    (117, 118)の内の一方の巻取り軸輪に選択的に駆動結
    合され得る駆動輪(110)を有する巻取り軸駆動手段(9
    8)と、 前記テープ通し手段(40)の作動中磁気テープ(16)を
    繰り出す前記リールハブ(12)と駆動結合された巻取り
    軸(95)のために開放状態と制動状態との間で作動で
    き、前記テープ通し手段(40)が前記内側通し状態に到
    達したことを前記検出手段(129) が検出した際には前記
    制動状態にセットされるブレーキ手段と、を具える装置
    (1)において、 前記静止モードにセットされた前記巻取り軸駆動手段
    (98)によって前記ブレーキ手段が構成され、 前記テープ通し手段(40)が前記内側通し状態に到達し
    たことを前記検出手段(129) が検出するとともに、前記
    巻取り軸駆動手段(98)が前記静止モードにセットされ
    ると、その巻取り軸駆動手段の駆動輪(110)が、それに
    先立つ前記テープ通し手段(40)の前記外側通し状態か
    ら前記内側通し状態への作動の間前記磁気テープ(16)
    を繰り出す前記リールハブ(12)に駆動結合された前記
    巻取り軸(95)の前記巻取り軸輪(117) に駆動結合され
    ることを特徴とする、磁気テープからの信号再生を少な
    くとも行うための装置。
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EP0528488A2 (en) 1993-02-24
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