JPH05332239A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents
内燃機関用点火装置Info
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- JPH05332239A JPH05332239A JP4144163A JP14416392A JPH05332239A JP H05332239 A JPH05332239 A JP H05332239A JP 4144163 A JP4144163 A JP 4144163A JP 14416392 A JP14416392 A JP 14416392A JP H05332239 A JPH05332239 A JP H05332239A
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- ignition
- power transistor
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Abstract
配線の短絡を防止し、さらにイグニションコイルからの
漏れ磁束の影響を受けにくい内燃機関用点火装置を得る
ことを目的とする。 【構成】 イグニションコイル2の一次コイル3に一次
電流を通電遮断するパワートランジスタ1を有するパワ
ースイッチ6と、イグニションコイル2とを一体化して
なる内燃機関用点火装置において、イグニションコイル
2の一次コイル3に接続されたバッテリ端子7と、パワ
ートランジスタ1のベース11に入力信号線14を介し
て接続されたベース入力端子10との間に、パワートラ
ンジスタ1のエミッタ9に接続されたグランド端子8を
配設したものである。
Description
の一次コイルに流れる一次電流を通電遮断するパワース
イッチとイグニションコイルとを一体化してなる内燃機
関用点火装置に関するものである。
回路図であり、1はイグニションコイル2の一次コイル
3に一次電流を通電遮断するパワートランジスタ、4は
一次電流によって生じる電位差を検出し電流制限用モノ
リシックIC5に一次電流を制御するための信号を送信
する電流検出抵抗部で、パワートランジスタ1、電流検
出抵抗部4およびモノリシックIC5でパワースイッチ
を構成している。7はイグニションコイル2の正極側6
に接続されたバッテリ端子、8はパワートランジスタ1
のエミッタ9に接続されたグランド端子、10はパワー
トランジスタ1のベース11に接続されたベース入力端
子、12はイグニションコイル2の負極側に接続された
パワートランジスタ1のコレクタである。
次コイル3の一次電流が電流検出抵抗部4に流れること
により、電流検出抵抗部4では電位差としてその値を検
出し、この電位差値より、モノリシックIC5には制御
信号が送られる。モノリシックIC5はこの信号に基づ
きイグニションコイル2の一次コイル3に流れる一次電
流を制御する。イグニションコイル2の二次コイル13
にはこの一次コイル3に流れる一次電流に応じて高電圧
が発生し、この高電圧はディストリビュータ(図示せ
ず)に送られる。
装置では、ケース内にイグニションコイル2とパワース
イッチ6とを内蔵し配線を行った後絶縁樹脂を充填する
構造になっているが、パワースイッチ6の端子配列につ
いては、図4に示すようにベース入力端子10とバッテ
リ端子7とを接近させた場合にはパワートランジスタ1
のコレクタ12に数百Vの電圧が誘起されるため、ベー
ス入力端子10とベース11とを接続する入力信号線1
4にノイズが重畳する割合が大きくなるという課題があ
った。
とイグニションコイル2の正極とを結ぶ第1のコイル線
20とコレクタ12とイグニションコイル2の負極とを
結ぶ第2のコイル線21とが空間でクロスしており、そ
のためコイル線20,21間で短絡が生じるといった課
題があった。
ためになされたもので、入力信号線へのノイズ重畳を最
小にし、内部配線の短絡を防止し、さらにイグニション
コイルからの漏れ磁束の影響を受けにくい内燃機関用点
火装置を得ることを目的とする。
る内燃機関用点火装置は、イグニションコイルの一次コ
イルに接続されたバッテリ端子と、パワートランジスタ
のベースに入力信号線を介して接続されたベース入力端
子との間に、パワートランジスタのエミッタに接続され
たグランド端子を配設したものである。
用点火装置は、イグニションコイル、パワートランジス
タおよびパワースイッチの各端子をそれぞれ結ぶ線は空
間でクロスしないようになっているものである。
関用点火装置は、パワートランジスタのベースとパワー
トランジスタのベース入力端子とを接続する入力信号線
と、一次コイルとパワートランジスタのコレクタとを結
ぶ第1のコイル線および一次コイルとパワースイッチの
バッテリ端子とを結ぶ第2のコイル線との間に、パワー
トランジスタのエミッタとパワースイッチのグランド端
子とを結ぶグランド線を介在したものである。
いては、パワートランジスタのコレクタに高電圧が誘起
されたときでも入力信号線にノイズが重畳する割合が大
幅に減少する。
においては、イグニションコイル、パワートランジスタ
およびパワースイッチの各端子を結ぶ線は空間でクロス
しないように配線されているので、内部配線の短絡は防
止される。
においては、第1および第2のコイル線と入力信号線と
の間にグランド線が介在しているので、入力信号線が受
けるイグニションコイルからの漏れ磁束の影響を低く抑
えることができる。
する。図1はこの発明の一実施例を示す平面図であり、
図3および図4と同一または相当部分は同一符号を付
し、その説明は省略する。図においては、バッテリ端子
7とベース端子10との間に電位レベルが安定したグラ
ンド端子8が挟まれているために、パワートランジスタ
1のコレクタ12に数百Vの電圧が誘起されたときでも
入力信号線14にノイズが重畳する割合が大幅に減少す
る。
いては、イグニションコイル2、パワートランジスタ1
およびパワースイッチ6の各端子7,8,10を結ぶ線
は空間でクロスしないように配線されており、従って内
部配線の短絡が防止されるようになっている。
12およびバッテリ端子7とを結ぶそれぞれの第1のコ
イル線20,第2のコイル線21は入力信号線14と接
近せず、両者間には、エミッタ9とグランド端子8との
間を結ぶグランド線15が介在しており、従って入力信
号線14が受ける一次コイル3から発生する漏れ磁束の
影響を低く抑えることができる。
イグニションコイルから発生する漏れ磁束の影響を低く
抑える手段として、イグニションコイルの鉄心軸線上に
パワースイッチを搭載せず、漏れ磁束の影響の小さいイ
グニションコイルの側面にパワースイッチを配設しても
よいし、鉄心の閉磁路ループ内に信号線、グランド線が
配置されないようにしてもよい。
1の内燃機関用点火装置によれば、パワートランジスタ
のコレクタに高電圧が誘起されたときでも入力信号線に
ノイズが重畳する割合が大幅に減少し、パワースイッチ
の誤動作を防止することができる効果がある。
火装置によれば、イグニションコイル、パワートランジ
スタおよびパワースイッチの各端子を結ぶ線は空間でク
ロスしないように配線されているので、内部配線の短絡
は防止されるという効果がある。
点火装置によれば、第1および第2のコイル線と入力信
号線との間にグランド線が介在しているので、入力信号
線が受けるイグニションコイルからの漏れ磁束の影響を
低く抑えることができ、それだけパワースイッチの誤動
作を防止することができる。
ある。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 イグニションコイルと、このイグニショ
ンコイルの一次コイルに一次電流を通電遮断するパワー
トランジスタを有するパワースイッチとを一体化してな
る内燃機関用点火装置において、前記イグニションコイ
ルの一次コイルに接続されたバッテリ端子と、前記パワ
ートランジスタのベースに入力信号線を介して接続され
たベース入力端子との間に、前記パワートランジスタの
エミッタに接続されたグランド端子を配設したことを特
徴とする内燃機関用点火装置。 - 【請求項2】 イグニションコイルと、このイグニショ
ンコイルの一次コイルに一次電流を通電遮断するパワー
トランジスタを有するパワースイッチとを一体化してな
る内燃機関用点火装置において、前記イグニションコイ
ル、前記パワートランジスタおよび前記パワースイッチ
の各端子をそれぞれ結ぶ線は空間でクロスしないように
なっていることを特徴とする内燃機関用点火装置。 - 【請求項3】 イグニションコイルと、このイグニショ
ンコイルの一次コイルに一次電流を通電遮断するパワー
トランジスタを有するパワースイッチとを一体化してな
る内燃機関用点火装置において、前記パワートランジス
タのベースと前記パワートランジスタのベース入力端子
とを接続する入力信号線と、前記一次コイルと前記パワ
ートランジスタのコレクタとを結ぶ第1のコイル線およ
び前記一次コイルと前記パワースイッチのバッテリ端子
とを結ぶ第2のコイル線との間に、前記パワートランジ
スタのエミッタと前記パワースイッチのグランド端子と
を結ぶグランド線を介在したことを特徴とする内燃機関
用点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4144163A JP2839410B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 内燃機関用点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4144163A JP2839410B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 内燃機関用点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05332239A true JPH05332239A (ja) | 1993-12-14 |
JP2839410B2 JP2839410B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=15355671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4144163A Expired - Lifetime JP2839410B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 内燃機関用点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2839410B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP4144163A patent/JP2839410B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2839410B2 (ja) | 1998-12-16 |
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