JP2839410B2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JP2839410B2
JP2839410B2 JP4144163A JP14416392A JP2839410B2 JP 2839410 B2 JP2839410 B2 JP 2839410B2 JP 4144163 A JP4144163 A JP 4144163A JP 14416392 A JP14416392 A JP 14416392A JP 2839410 B2 JP2839410 B2 JP 2839410B2
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power transistor
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internal combustion
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イグニションコイル
の一次コイルに流れる一次電流を通電遮断するパワース
イッチとイグニションコイルとを一体化してなる内燃機
関用点火装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の内燃機関用点火装置の電気
回路図であり、1はイグニションコイル2の一次コイル
3に一次電流を通電遮断するパワートランジスタ、4は
一次電流によって生じる電位差を検出し電流制限用モノ
リシックIC5に一次電流を制御するための信号を送信
する電流検出抵抗部で、パワートランジスタ1、電流検
出抵抗部4およびモノリシックIC5でパワースイッチ
を構成している。7はイグニションコイル2の正極側6
に接続されたバッテリ端子、8はパワートランジスタ1
のエミッタ9に接続されたグランド端子、10はパワー
トランジスタ1のベース11に接続されたベース入力端
子、12はイグニションコイル2の負極側に接続された
パワートランジスタ1のコレクタである。
【0003】上記の内燃機関用点火装置においては、一
次コイル3の一次電流が電流検出抵抗部4に流れること
により、電流検出抵抗部4では電位差としてその値を検
出し、この電位差値より、モノリシックIC5には制御
信号が送られる。モノリシックIC5はこの信号に基づ
きイグニションコイル2の一次コイル3に流れる一次電
流を制御する。イグニションコイル2の二次コイル13
にはこの一次コイル3に流れる一次電流に応じて高電圧
が発生し、この高電圧はディストリビュータ(図示せ
ず)に送られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の内燃機関用点火
装置では、ケース内にイグニションコイル2とパワース
イッチ6とを内蔵し配線を行った後絶縁樹脂を充填する
構造になっているが、パワースイッチ6の端子配列につ
いては、図4に示すようにベース入力端子10とバッテ
リ端子7とを接近させた場合にはパワートランジスタ1
のコレクタ12に数百Vの電圧が誘起されるため、ベー
ス入力端子10とベース11とを接続する入力信号線1
4にノイズが重畳する割合が大きくなるという課題があ
った。
【0005】また、図4に示すように、バッテリ端子7
とイグニションコイル2の正極とを結ぶ第1のコイル線
20とコレクタ12とイグニションコイル2の負極とを
結ぶ第2のコイル線21とが空間でクロスしており、そ
のためコイル線20,21間で短絡が生じるといった課
題があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、入力信号線へのノイズ重畳を最
小にし、内部配線の短絡を防止し、さらにイグニション
コイルからの漏れ磁束の影響を受けにくい内燃機関用点
火装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る内燃機関用点火装置は、イグニションコイルの一次コ
イルに接続されたバッテリ端子と、パワートランジスタ
のベースに入力信号線を介して接続されたベース入力端
子との間に、パワートランジスタのエミッタに接続され
たグランド端子を配設したものである。
【0008】また、この発明の請求項2に係る内燃機関
用点火装置は、パワートランジスタのベースとパワート
ランジスタのベース入力端子とを接続する入力信号線
と、一次コイルとパワートランジスタのコレクタとを結
ぶ第1のコイル線および一次コイルとパワースイッチの
バッテリ端子とを結ぶ第2のコイル線との間に、パワー
トランジスタのエミッタとパワースイッチのグランド端
子とを結ぶグランド線を介在したものである。
【0009】また、この発明の請求項3に係る内燃機関
用点火装置は、イグニションコイル、パワートランジス
タおよびパワースイッチの各端子をそれぞれ結ぶ線は空
間でクロスしないようになっているものである。
【0010】
【作用】この発明の請求項1の内燃機関用点火装置にお
いては、パワートランジスタのコレクタに高電圧が誘起
されたときでも入力信号線にノイズが重畳する割合が大
幅に減少する。
【0011】この発明の請求項2の内燃機関用点火装置
においては、第1および第2のコイル線と入力信号線と
の間にグランド線が介在しているので、入力信号線が受
けるイグニションコイルからの漏れ磁束の影響を低く抑
えることができる。
【0012】この発明の請求項3の内燃機関用点火装置
においては、イグニションコイル、パワートランジスタ
およびパワースイッチの各端子を結ぶ線は空間でクロス
しないように配線されているので、内部配線の短絡は防
止される。
【0013】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
はこの発明の一実施例を示す平面図であり、図3および
図4と同一または相当部分は同一符号を付し、その説明
は省略する。図においては、バッテリ端子7とベース端
子10との間に電位レベルが安定したグランド端子8が
挟まれているために、パワートランジスタ1のコレクタ
12に数百Vの電圧が誘起されたときでも入力信号線1
4にノイズが重畳する割合が大幅に減少する。
【0014】実施例2. 図2(a),(b),(c)においては、イグニションコ
イル2、パワートランジスタ1およびパワースイッチ6
の各端子7,8,10を結ぶ線は空間でクロスしないよ
うに配線されており、従って内部配線の短絡が防止され
るようになっている。
【0015】実施例3. また、一次コイル3とコレクタ12およびバッテリ端子
7とを結ぶそれぞれの第1のコイル線20,第2のコイ
ル線21は入力信号線14と接近せず、両者間には、エ
ミッタ9とグランド端子8との間を結ぶグランド線15
が介在しており、従って入力信号線14が受ける一次コ
イル3から発生する漏れ磁束の影響を低く抑えることが
できる。
【0016】実施例4. なお、図には示さなかったが、イグニションコイルから
発生する漏れ磁束の影響を低く抑える手段として、イグ
ニションコイルの鉄心軸線上にパワースイッチを搭載せ
ず、漏れ磁束の影響の小さいイグニションコイルの側面
にパワースイッチを配設してもよいし、鉄心の閉磁路ル
ープ内に信号線、グランド線が配置されないようにして
もよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1の内燃機関用点火装置によれば、パワートランジスタ
のコレクタに高電圧が誘起されたときでも入力信号線に
ノイズが重畳する割合が大幅に減少し、パワースイッチ
の誤動作を防止することができる効果がある。
【0018】また、この発明の請求項2の内燃機関用点
火装置によれば、第1および第2のコイル線と入力信号
線との間にグランド線が介在しているので、入力信号線
が受けるイグニションコイルからの漏れ磁束の影響を低
く抑えることができ、それだけパワースイッチの誤動作
を防止することができる。
【0019】また、この発明の請求項3の内燃機関用点
火装置によれば、イグニションコイル、パワートランジ
スタおよびパワースイッチの各端子を結ぶ線は空間でク
ロスしないように配線されているので、内部配線の短絡
は防止されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施例2,実施例3を示す構成図
である。
【図3】 内燃機関用点火装置の電気回路図である。
【図4】 従来の内燃機関用点火装置の一例を示す構成
図である。
【符号の説明】
1 パワートランジスタ、2 イグニションコイル、3
一次コイル、6 パワースイッチ、7 バッテリ端
子、8 グランド端子、9 エミッタ、10 ベース入
力端子、11 ベース、12 コレクタ、14 入力信
号線、15 グランド線、20 第1のコイル線、21
第2のコイル線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−321807(JP,A) 特開 平4−22762(JP,A) 実開 平4−59117(JP,U) 実開 平4−59119(JP,U) 実開 昭62−29473(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02P 15/00 F02P 3/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イグニションコイルと、このイグニショ
    ンコイルの一次コイルに一次電流を通電遮断するパワー
    トランジスタを有するパワースイッチとを一体化してな
    る内燃機関用点火装置において、前記イグニションコイ
    ルの一次コイルに接続されたバッテリ端子と、前記パワ
    ートランジスタのベースに入力信号線を介して接続され
    たベース入力端子との間に、前記パワートランジスタの
    エミッタに接続されたグランド端子を配設したことを特
    徴とする内燃機関用点火装置。
  2. 【請求項2】 イグニションコイルと、このイグニショ
    ンコイルの一次コイルに一次電流を通電遮断するパワー
    トランジスタを有するパワースイッチとを一体化してな
    る内燃機関用点火装置において、前記パワートランジス
    タのベースと前記パワートランジスタのベース入力端子
    とを接続する入力信号線と、前記一次コイルと前記パワ
    ートランジスタのコレクタとを結ぶ第1のコイル線およ
    び前記一次コイルと前記パワースイッチのバッテリ端子
    とを結ぶ第2のコイル線との間に、前記パワートランジ
    スタのエミッタと前記パワースイッチのグランド端子と
    を結ぶグランド線を介在したことを特徴とする内燃機関
    用点火装置。
  3. 【請求項3】 イグニションコイル、パワートランジス
    タおよびパワースイッチの各端子をそれぞれ結ぶ線は空
    間でクロスしないようになっている請求項1または請求
    項2に記載の内燃機関用点火装置。
JP4144163A 1992-06-04 1992-06-04 内燃機関用点火装置 Expired - Lifetime JP2839410B2 (ja)

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JPH05332239A JPH05332239A (ja) 1993-12-14
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