JPS6338688Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338688Y2 JPS6338688Y2 JP15545083U JP15545083U JPS6338688Y2 JP S6338688 Y2 JPS6338688 Y2 JP S6338688Y2 JP 15545083 U JP15545083 U JP 15545083U JP 15545083 U JP15545083 U JP 15545083U JP S6338688 Y2 JPS6338688 Y2 JP S6338688Y2
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- JP
- Japan
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- circuit
- transformer
- switching element
- resonance
- series
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- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 11
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- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はコンデンサ形計器用変圧器や巻線形
計器用変圧器などの計器用変圧装置に関する。
計器用変圧器などの計器用変圧装置に関する。
たとえば、第1図に示すように線路1と大地と
の間に主コンデンサC1と分圧コンデンサC2と
の直列回路を接続し、この分圧コンデンサC2の
端子間に補助変圧器2を接続してなるコンデンサ
形計器用変圧器にあつては、周知の通り電気的衝
撃が加わると、前記主コンデンサC1及び分圧コ
ンデンサC2と、補助変圧器2との間で鉄共振に
よる分数調波振動を発生することが知られてお
り、この対策として補助変圧器2の2次回路に、
鉄心の磁束密度が前記補助変圧器2のそれよりも
高い値に設定してある可飽和リアクトルLと制動
抵抗Rとを直列接続してなる分数調波振動抑制回
路3を接続したものがある。
の間に主コンデンサC1と分圧コンデンサC2と
の直列回路を接続し、この分圧コンデンサC2の
端子間に補助変圧器2を接続してなるコンデンサ
形計器用変圧器にあつては、周知の通り電気的衝
撃が加わると、前記主コンデンサC1及び分圧コ
ンデンサC2と、補助変圧器2との間で鉄共振に
よる分数調波振動を発生することが知られてお
り、この対策として補助変圧器2の2次回路に、
鉄心の磁束密度が前記補助変圧器2のそれよりも
高い値に設定してある可飽和リアクトルLと制動
抵抗Rとを直列接続してなる分数調波振動抑制回
路3を接続したものがある。
又、たとえば、第2図に示すように、計器用変
圧器2が、電源4との間にしや断器5を介してつ
ながれ、このしや断器5として極間に分圧用ある
いはしや断性能向上のためのコンデンサ51を並
列接続したものが用いられている場合、しや断器
5を開放すると、しや断器5のコンデンサ51及
び母線1等と大地との間の対地漂遊静電容量6か
らなる回路と、計器用変圧器2の回路で鉄共振に
よる分数調波振動を発生することが最近確認さ
れ、この対策として前述のコンデンサ形計器用変
圧器と同様、計器用変圧器2の2次回路に可飽和
リアクトルLと制動抵抗Rとの直列回路からなる
分数調波振動抑制回路3を接続することが別途提
案されている。
圧器2が、電源4との間にしや断器5を介してつ
ながれ、このしや断器5として極間に分圧用ある
いはしや断性能向上のためのコンデンサ51を並
列接続したものが用いられている場合、しや断器
5を開放すると、しや断器5のコンデンサ51及
び母線1等と大地との間の対地漂遊静電容量6か
らなる回路と、計器用変圧器2の回路で鉄共振に
よる分数調波振動を発生することが最近確認さ
れ、この対策として前述のコンデンサ形計器用変
圧器と同様、計器用変圧器2の2次回路に可飽和
リアクトルLと制動抵抗Rとの直列回路からなる
分数調波振動抑制回路3を接続することが別途提
案されている。
ところが、上述の構成では可飽和リアクトルL
との関係を考慮して制動抵抗Rの値が設定されて
いるので、系統の定数が何らかの理由で変化する
と、前記制動抵抗Rの値が適正範囲を逸脱する
と、鉄共振による分数調波振動の抑制効果が十分
発揮できないなどといつた不都合があつた。
との関係を考慮して制動抵抗Rの値が設定されて
いるので、系統の定数が何らかの理由で変化する
と、前記制動抵抗Rの値が適正範囲を逸脱する
と、鉄共振による分数調波振動の抑制効果が十分
発揮できないなどといつた不都合があつた。
この考案は上述の事柄に鑑み、計器用変圧器の
2次回路に、可飽和リアクトルと過電圧又は過電
流を検出する検出制御器とを直列接続してなる鉄
共振検出制御回路及びスイツチング素子と抑制負
担とを直列接続してなる鉄共振抑制回路とを並列
接続するとともに、前記スイツチング素子に鉄共
振検出制御回路から閉路信号を与えることによ
り、前記鉄共振による振動エネルギーを速やかに
吸収するようにしたものである。
2次回路に、可飽和リアクトルと過電圧又は過電
流を検出する検出制御器とを直列接続してなる鉄
共振検出制御回路及びスイツチング素子と抑制負
担とを直列接続してなる鉄共振抑制回路とを並列
接続するとともに、前記スイツチング素子に鉄共
振検出制御回路から閉路信号を与えることによ
り、前記鉄共振による振動エネルギーを速やかに
吸収するようにしたものである。
以下この考案の一実施例を示す第3図に基ずい
て説明する。なお、第1図及び第2図と同じ符号
を附した部分は、同一又は対応する部分を示す。
7は鉄心の磁束密度が前記補助変圧器2のそれよ
りも高い値に設定してある可飽和リアクトルLと
過電圧又は過電流を検出する検出制御器8とを直
列接続してなる鉄共振検出制御回路、9はスイツ
チング素子SWと抑制負担10とを直列接続して
なる鉄共振抑制回路で、これら鉄共振検出制御回
路7及び鉄共振抑制回路9は、前記補助変圧器2
の2次回路に並列接続されるとともに、計器用変
圧装置のつながれている回路、すなわち母線4に
鉄共振による分数調波振動が発生したときにはこ
れを検出し、前記スイツチング素子SWに閉路信
号を与えるように構成されている。
て説明する。なお、第1図及び第2図と同じ符号
を附した部分は、同一又は対応する部分を示す。
7は鉄心の磁束密度が前記補助変圧器2のそれよ
りも高い値に設定してある可飽和リアクトルLと
過電圧又は過電流を検出する検出制御器8とを直
列接続してなる鉄共振検出制御回路、9はスイツ
チング素子SWと抑制負担10とを直列接続して
なる鉄共振抑制回路で、これら鉄共振検出制御回
路7及び鉄共振抑制回路9は、前記補助変圧器2
の2次回路に並列接続されるとともに、計器用変
圧装置のつながれている回路、すなわち母線4に
鉄共振による分数調波振動が発生したときにはこ
れを検出し、前記スイツチング素子SWに閉路信
号を与えるように構成されている。
前記検出制御器8はたとえば、第4図に示すよ
うに補助変圧器2の2次電流を検出するようイン
ピーダンス81を設け、このインピーダンス81
に誘起された2次電圧を検出し、この検出電圧が
設定電圧以上たとえば√3(Eは健全時の定格
電圧)になれば前記スイツチング素子SWを閉路
する制御回路82をもつて形成してもよく、又第
5図に示すように補助変圧器2の2次電流を変流
器83でもつて検出し、この検出電流が設定電流
以上になれば前記スイツチング素子SWを閉路す
る制御回路84をもつて形成してもよい。
うに補助変圧器2の2次電流を検出するようイン
ピーダンス81を設け、このインピーダンス81
に誘起された2次電圧を検出し、この検出電圧が
設定電圧以上たとえば√3(Eは健全時の定格
電圧)になれば前記スイツチング素子SWを閉路
する制御回路82をもつて形成してもよく、又第
5図に示すように補助変圧器2の2次電流を変流
器83でもつて検出し、この検出電流が設定電流
以上になれば前記スイツチング素子SWを閉路す
る制御回路84をもつて形成してもよい。
以上の構成によれば、正常時は補助変圧器2の
2次電流は負荷によつて若干異なるが、所定電流
が流れるに止まり、可飽和リアクトルLは飽和せ
ず、検出制御器8には電圧が検出されない。した
がつてスイツチング素子SWは開路状態にある。
2次電流は負荷によつて若干異なるが、所定電流
が流れるに止まり、可飽和リアクトルLは飽和せ
ず、検出制御器8には電圧が検出されない。した
がつてスイツチング素子SWは開路状態にある。
ところが、何らかの理由により電気的シヨツク
が発生すると、補助変圧器2の2次電流として異
常電流が流れ可飽和リアクトルLは飽和し、検出
制御器8の検出電圧も大きく、予じめ設定した値
より大きくなり、この検出制御器8からの信号に
よりスイツチング素子SWが閉路され、補助変圧
器2の2次回路に抑制負担10が接続されるの
で、この抑制負担10により鉄共振による分数調
波振動は抑制され、補助変圧器2の回路の異常電
圧は速やかに消滅する。
が発生すると、補助変圧器2の2次電流として異
常電流が流れ可飽和リアクトルLは飽和し、検出
制御器8の検出電圧も大きく、予じめ設定した値
より大きくなり、この検出制御器8からの信号に
よりスイツチング素子SWが閉路され、補助変圧
器2の2次回路に抑制負担10が接続されるの
で、この抑制負担10により鉄共振による分数調
波振動は抑制され、補助変圧器2の回路の異常電
圧は速やかに消滅する。
以上詳述の通りこの考案によれば、きわめて簡
単な構成でもつて、計器用変圧装置の鉄共振によ
る分数調波振動を抑制できる効果を奏する。
単な構成でもつて、計器用変圧装置の鉄共振によ
る分数調波振動を抑制できる効果を奏する。
なお、この考案は特に極間に分圧用あるいはし
や断性能向上のためのコンデンサを並列接続した
しや断器と、他の電気機器とをガス絶縁してなる
いわゆるGISにおいて、計器用変圧器を用いる場
合に効果的である。又、前記抑制負担10として
は、制動抵抗を用いればよい。
や断性能向上のためのコンデンサを並列接続した
しや断器と、他の電気機器とをガス絶縁してなる
いわゆるGISにおいて、計器用変圧器を用いる場
合に効果的である。又、前記抑制負担10として
は、制動抵抗を用いればよい。
第1図及び第2図はいずれも従来例を示す回路
図である。第3図はこの考案の一実施例を示す回
路図、第4図及び第5図はいずれも鉄共振検出制
御器のそれぞれ異なる例を示す回路図である。 1……母線、2……補助変圧器(計器用変圧
器)、7……鉄共振検出制御回路、8……検出制
御器、9……鉄共振抑制回路、10……抑制負
担、L……可飽和リアクトル、SW……スイツチ
ング素子。
図である。第3図はこの考案の一実施例を示す回
路図、第4図及び第5図はいずれも鉄共振検出制
御器のそれぞれ異なる例を示す回路図である。 1……母線、2……補助変圧器(計器用変圧
器)、7……鉄共振検出制御回路、8……検出制
御器、9……鉄共振抑制回路、10……抑制負
担、L……可飽和リアクトル、SW……スイツチ
ング素子。
Claims (1)
- 計器用変圧器の2次回路に、可飽和リアクトル
と過電圧又は過電流を検出する検出制御器とを直
列接続してなる鉄共振検出制御回路及びスイツチ
ング素子と抑制負担とを直列接続してなる鉄共振
抑制回路を並列接続するとともに、前記スイツチ
ング素子に鉄共振検出制御回路から閉路信号を与
えるようにした計器用変圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15545083U JPS6062834U (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 計器用変圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15545083U JPS6062834U (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 計器用変圧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6062834U JPS6062834U (ja) | 1985-05-02 |
JPS6338688Y2 true JPS6338688Y2 (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=30343324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15545083U Granted JPS6062834U (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 計器用変圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6062834U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013038829A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-21 | Nissin Electric Co Ltd | 計器用変成器及び鉄共振抑制回路 |
-
1983
- 1983-10-05 JP JP15545083U patent/JPS6062834U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6062834U (ja) | 1985-05-02 |
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