JPS6345807Y2 - - Google Patents

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JPS6345807Y2
JPS6345807Y2 JP2311481U JP2311481U JPS6345807Y2 JP S6345807 Y2 JPS6345807 Y2 JP S6345807Y2 JP 2311481 U JP2311481 U JP 2311481U JP 2311481 U JP2311481 U JP 2311481U JP S6345807 Y2 JPS6345807 Y2 JP S6345807Y2
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JP
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current
disconnection
lead wire
earth leakage
znr
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、サージアブソーバ保護回路の改良
を行なつた漏電しや断器に関するものである。
従来の漏電しや断器のサージアブソーバ保護回
路として第1図に示すものがあつた。図におい
て、(+),(−)は正、負の電源端子、1はサー
ジアブソーバ(以下ZNRと称す)、2は漏電引外
しコイル、3は漏電しや断器の電子回路部、4は
零相変流器、5はテストスイツチ、6はテスト抵
抗、7はテストリード線、9はテストリード線抵
抗である。
従来の回路の動作説明の前に、サージアブソー
バ保護の必要性について述べる。漏電しや断器の
大半は半導体方式のものが多く、この方式では開
閉サージ及び雷サージより半導体を保護するため
に、ZNRが使われている。しかしZNRの耐量を
越えるサージが加わるとZNRは劣化し、これが
繰り返されることによつて破壊に至る。ZNRの
破壊はさらに内部短絡等の二次障害に波及する場
合があるため、ZNRを保護してやる必要がある。
従来のZNR保護回路は、ZNR1の劣化時に急
増するZNR1の電流を、テストリード線7に流
し、これを零相変流器4によつて検出することに
より、漏電が生じた場合と同様に電子回路部3内
の接点を閉じて漏電引外しコイル2に電流を流
し、漏電しや断器をしや断させるものであり、こ
のようにすれば、漏電動作時の引外し時間は商用
周波数において1サイクルから2サイクル程度な
ので、ZNRが破壊する以前に回路をしや断でき
る。
なお第1図のテストスイツチ5は、このスイツ
チをオンしてテストリード線7に電流を流すこと
によつて、漏電しや断器の動作をテストするため
のものである。
従来の漏電しや断器のZNR保護回路は以上の
ように構成されているが、このZNR保護回路を
15mA感度品のような高感度の漏電しや断器に使
用すると、ZNRの耐量以下のサージが印加され
たときでも漏電しや断器が不要に動作するため、
漏電しや断器の本来の機能を維持できないという
欠点があつた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、ZNRの耐量以下
のサージによりZNRに流れる電流の一部を、テ
ストリード線に流さず、バイパス回路に分流させ
るようにすることにより、15mA感度以下の漏電
しや断器にも使用できるZNR保護回路を備えた
漏電しや断器を提供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
第2図はこの考案の一実施例による漏電しや断
器のサージアブソーバ保護回路を示す。図におい
て第1図と同一符号は同一部分を示し、8は正の
電源端子(+)に接続された端子aと、ZNR1
の負の電源端子(−)に接続された側と反対側の
端子bとの間に接続されたテスト電流制限用抵抗
であり、これはバイパス回路を兼用している。
次に動作について説明する。
正、負の電源端子(+),(−)間にZNR1の
耐量以下のサージが加わると、バイパス回路がな
ければ全てテストリード線7に流れるZNR1の
電流は、その一部がテスト電流制限用抵抗8によ
るバイパス回路に分流する。従つてこのような
ZNR保護回路であれば、15mA以下の高感度漏電
しや断器においても漏電しや断器を不要動作させ
ることなく、ZNRのその耐量以上のサージから
の保護が可能となる。ここでバイパス回路を抵抗
8により構成したのは、テスト動作させるために
テストリード線7に流す電流がバイパス回路へ多
く分流するのを防ぐためで、この抵抗8の抵抗値
は、第2図において、端子a,b間において抵抗
8と並列になつているテストリード線抵抗9の抵
抗値の10倍以上になるように感度電流に応じて適
当に選定する。
第3図はこの考案の他の実施例を示す。上記実
施例ではZNR1とテストリード線7とは直接接
続され、その接続端子bと正の電源端子(+)側
の端子aとの間にバイパス回路8を設けたが、本
実施例では、ZNR1とテストリード線7との間
に抵抗10を挿入し、ZNR1とこの抵抗10と
の接続端子b′と正の電源端子(+)側の端子aと
の間にテスト電流制限用抵抗8をバイパス回路と
して設けている。
以上のように、この考案によれば、漏電しや断
器のZNR保護回路にバイパス回路を設け、ZNR
にその耐量以下のサージ電流が流れたときその一
部をこのバイパス回路に分流させるようにしたの
で、より高感度の漏電しや断器にも本装置を適用
でき、しや断器自体を不要動作させることなく、
ZNRを保護できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の漏電しや断器のサージアブソー
バ保護回路の回路図、第2図はこの考案の一実施
例の回路図、第3図はこの考案の他の実施例の回
路図である。 (+),(−)……正、負の電源端子、1……サ
ージアブソーバ、2……漏電引外しコイル、3…
…漏電しや断器電子回路部、4……零相変流器、
7……テストリード線、8……テスト電流制限用
抵抗(バイパス回路)。なお図中、同一符号は同
一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正、負の電源端子間にテストリード線と直列に
    接続されたサージアブソーバと、上記テストリー
    ド線に流れる電流を検出する零相変流器と、この
    零相変流器からの信号によつて漏電引外しコイル
    に電流を流す漏電しや断器電子回路部と、上記
    正、負の電源端子間に上記サージアブソーバの耐
    量以下のサージが加わつたとき該サージアブソー
    バに流れる電流の一部を上記テストリード線に流
    さず分流させるバイパス回路とを備えたことを特
    徴とする漏電しや断器。
JP2311481U 1981-02-19 1981-02-19 Expired JPS6345807Y2 (ja)

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JP2311481U JPS6345807Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19

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JPS57135836U JPS57135836U (ja) 1982-08-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008010495A1 (fr) * 2006-07-19 2008-01-24 Nikko Electric Mfg. Co., Ltd. Séparateur et dispositif de protection contre la surtension

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JPS57135836U (ja) 1982-08-24

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