JPS5854843Y2 - 交流フイルタ保護装置 - Google Patents

交流フイルタ保護装置

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Publication number
JPS5854843Y2
JPS5854843Y2 JP1209377U JP1209377U JPS5854843Y2 JP S5854843 Y2 JPS5854843 Y2 JP S5854843Y2 JP 1209377 U JP1209377 U JP 1209377U JP 1209377 U JP1209377 U JP 1209377U JP S5854843 Y2 JPS5854843 Y2 JP S5854843Y2
Authority
JP
Japan
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reactor
resistor
filter
protection device
circuit
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Expired
Application number
JP1209377U
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English (en)
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JPS53107136U (ja
Inventor
武憲 上田
Original Assignee
日新電機株式会社
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Publication date
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  • Protection Of Static Devices (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電力系統に用いる交流フィルタの保護装置に
関する。
周知のようにこの種交流フィルタは第1図に示すように
、コンデンサ1と高次分路用の抵抗器2とリアクトル3
との並列回路を直列接続して構成され、これを各相毎に
接続挿入して使用するのが普通である。
そしてこのような構成によれば、線路電圧のほとんど全
部をコンテ゛ンサ1が分担し、抵抗器、リアクトルの並
列回路は線路電圧の1%以下を分担するにすぎない。
したがってたとえばコンデンサ1が故障したような場合
は、ここを流れる基本波電流が大巾に変化するので、そ
の電流の変動を適宜検出し、その故障を検出することが
できるにしても、抵抗器、リアクルトが故障した場合に
は、基本波電流はほとんど変化しないためその事故検出
は基本波電流の変化からは、到底不可能である。
そのため従来においては、この種の抵抗器、リアクトル
の故障に対して無保護のままの場合がほとんどであった
この考案は交流フィルタ設備における高次分路用の抵抗
器又はリアクトルの故障を電気的に検出することによっ
てその保護を図ることを目的とする。
この考案は、各相の高次分路用の抵抗器の中性点と同じ
くリアクトルの中性点を互いに分離して一括接続し、抵
抗器、リアクトルの分岐回路のうちの保護対象の分岐回
路又は雨中性点間に変流器を設置し、この変流器の出力
側の零相回路に高調波を検出する継電器を挿入してなる
ことを特徴とする。
この考案を図面に基いて説明すると、第2図において、
コンテ゛ンサ1A、高次切路用の抵抗器2A及び同リア
クトル3Aによって一相用の交流フィルタ回路が構成さ
れる。
同様にコンテ゛ンサ1B、1C抵抗器2B、2C及びリ
アクトル3B、3Cによって他の相の交流フィルタ回路
が構成される。
そして抵抗器側の中性点4と、リアクトル側の中性点5
とは互いに接続される。
抵抗器、リアクトルの分岐回路のうちいずれかには変流
器6A〜6Cが挿入される。
図の例では抵抗器2A〜2Cの分岐回路側に変流器6A
〜6Cを挿入した例を示している変流器6A〜6Cの出
力は互いに相加わって高調波継電器7に与えられる。
以上の構成において、各抵抗器回路には基本波電流の一
部と高次調波電流が流入することは明らかである。
今いずれかの相の抵抗器が断線したとすると、断線と同
時に、その事故相の高調波に対する選択度Qが急変する
ため、共振周波数以上の高調波の流入量は各相毎に異な
るようになる。
この場合コンデンサに流れる高調波電流の三相ベクトル
和は零であるにしても、抵抗器に流れる高調波電流の三
相ベクトル和は零とならず、そのため変流器6A〜6C
の出力和では零ではなくなってこれにより高調波継電器
7が動作するに至ることになる。
この高調波継電器7の動作によって故障発生を表示する
なり、当該フィルタ回路を系統からはずすなりすればよ
い。
変流器をリアクトル回路に設置した場合でもいずれかの
りアクドルが故障したとき、前記したと同様に動作する
ことになる。
第3図は雨中性点4,5を結ぶ回路中に変流器6を設置
した構成を示すもので、この構成によりば、抵抗器、リ
アクトルのいずれかが故障したときでも変流器6から出
力が出て、継電器7が動作するようになる。
以上のように、この考案によれば交流フィルタを構成す
る高次分路用の抵抗器なり、リアクトルの故障の検出が
可能となり、又その検出も高調波電流のベクトル和の変
化から行なうようにしているので、正確で、しかも簡単
であるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図、第3図はそれぞれこ
の考案の実施例を示す回路図である。 1A〜1C・・・・・・コンデンサ、2A〜2C・・・
・・・抵抗、3A〜3C・・・・・・リアクトル、4,
5・・・・・・中性点、6A〜6C・・・・・・変流器
、7・・・・・・継電器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサとともに交流フィルタを構成する高次分路用
    の抵抗器の中性点と同リアクトルの中性点とを互いに分
    離し、かつその雨中性点を接続するとともに、前記抵抗
    器、リアクトルの分岐回路に流れる高調波電流のベクト
    ル和によって動作する高調波継電装置を設置してなる交
    流フィルタ保護装置。
JP1209377U 1977-02-03 1977-02-03 交流フイルタ保護装置 Expired JPS5854843Y2 (ja)

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JP1209377U JPS5854843Y2 (ja) 1977-02-03 1977-02-03 交流フイルタ保護装置

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JPS53107136U JPS53107136U (ja) 1978-08-28
JPS5854843Y2 true JPS5854843Y2 (ja) 1983-12-14

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