JPH0217824A - 配電線事故検出装置 - Google Patents

配電線事故検出装置

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JPH0217824A
JPH0217824A JP16491588A JP16491588A JPH0217824A JP H0217824 A JPH0217824 A JP H0217824A JP 16491588 A JP16491588 A JP 16491588A JP 16491588 A JP16491588 A JP 16491588A JP H0217824 A JPH0217824 A JP H0217824A
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敏明 長田
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三谷 雅一
Hiroyoshi Fueki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は配電線事故検出装置に関し、特に、配゛心線の
=ド故を検出して、所望の処置を取ることのできる゛I
故故山出回路技術関する。
[従来の技術] 従来、配電線の方向性事故検出は、検出装置が設置され
ている配電線位置を基帛とし、その装置設置位置から変
電所の方向の配電線に事故が発生した場合を電源側、逆
にその装置設置位置の負荷側に事故が発生した場合を負
荷側と判定して事故の方向判別をしていた。
しかし、負荷潮流などの調整のため、変電所の切替を行
うことにより、変電所と事故検出装置設置位相との相対
位置が変化するときには、事故検出装置の極性切替スイ
ッチを手動により切替えることが必要であった。
また、従来かかる事故検出に際し、変流器を使用する場
合、4個以上の変流器を使用しており、設置変流器数が
多く、配電線へのコンパクトな装!!(装柱)および当
該装置の経済性を妨げていた。
さらに、従来の検出装置では、小電流から大電流の領域
まで全てを含めて検出すること1■く、特に、電流が微
小流れているような無負荷の状態でも事故検出できるよ
うなものはなかった。
【発明が解決しようとする課!111 本発明は、小電流の領域から大電流の領域にわたって測
定可能な技術を提供することを目的とする。
本発明は、また、設置変流5lSi数を減少して、配電
線へのコンパクトな装柱を実現するとともに。
・1囁故検出装;dの経済性を実現することのできる技
術を提供することをl]的とする。
本発明は、さらに、配電線の負荷潮流を調整するために
、変電所を切替えた場合に、自動的に変電所の方向を判
別して、送電方向を自動的に切替することができる技術
を提供することを目的とする。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は本
明細書の記述および添付図面からあきらかになるであろ
う。
[a題を解決するための手段] 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
本発明では、多相配?11線例えば三相配電線の各相に
、変流器と変成器とを接続する。
該変流器にて各相電流を検出し、変成器にてδ相電圧を
検出し、これら検出信号を、事故方向を判定し送電方向
の自動切替を可能とする位相トl定回路に送出するので
あるが、これら両者を結ぶ中間接続部にて、三個の変流
器のうち一個の変流器の二次巻線端子間(ループ)にて
、それぞれ抵抗値の異なる抵抗を直列に接続するように
する。当該抵抗の一つは、二個の変流器の各変流器の二
次巻線の端子間にそれぞれ接続された抵抗(負荷抵抗)
の−個で、他方の抵抗(微小電流検出抵抗)は、当該負
荷抵抗に対し例えば10〜2000倍の抵抗値をもつよ
うにする。
これら三個の負荷抵抗における各員たに抵抗の端“ト間
検出電圧fハ号を取出し、位相判定回路に送出するとと
もに、微小電流検出抵抗の端子間検出電圧信号を取出し
1位相判定回路に送出する。これは、相電流(11)と
なる。
また、これら負荷抵抗に流れる電流を合成する系(前記
したループ間)に電流合成抵抗を接続し、当該電流合成
抵抗の端子間検出信号を取出し1位相判定回路に選出す
る。
これは零相電流(Io)となる。
方、変成器は、コンデンサ形変成器により構成され、高
圧用分圧コンデンサと検出用分圧コンデンサとで組合さ
れ、当該検出用分圧コンデンサの電解降下を前記中間接
続部に設けた変圧器の一次巻線に送出し、当該変圧器の
二次巻線の合成電圧を位相判定回路に送出して、三相配
電線の零相電圧(vo)とし、また、これら三相配電線
における一相の変圧器の一次巻線と電磁気的に結合した
当該変圧器の三次巻線の誘起電圧を位相判定回路に送出
して相電[E (V、 )とする。
これら相電口:(V、)、零相電圧(vo)と、前記零
相電流(1゜)、相電流(負荷抵抗に流れる電流)(+
、)との位相比較を行い事故判定を行う、その際、前記
のごとく、微小電流検出抵抗の端r量検出電圧信号も、
当該位相判定回路に送出されているので、これとの位相
比較も行われる。
位相判定回路には、増幅器の他1位相比較器や送電方向
判別切替装置や送電方向切替スイッチなどが備えられて
いる。これらは、自動的に変電所の方向を?JI別して
、事故検出装置設置位置の電源側、負荷側の送電方向を
自動的に切替えすることができる機能を有している。
また1位相判定回路における前記送電方向判別切替装置
は、負荷側に・ド故が発生した場合にのみ町I故を表示
できるような表示機能を付加しである。
本発明では、中間接続部において、微小電流検出抵抗位
置に新たな変流器を設置し、この変流器の一次巻線を上
記した負荷抵抗と直列に接続し、開度流器の二次巻線の
両端1間に微小電流検出抵抗を接続してもよい。
また、本発明では、中間接続部において、微小電流検出
抵抗に並列に逆並列接続ダイオードを接続することが好
ましい。
[作用] 本発明では、三相の高圧配電線に3個の変流器およびそ
れと同数のコンデンサ形変成器を接続し、これら変流器
のうちの一相の変流器の二次巻線に微小電流検出抵抗を
、当該a線に接続した負4イ抵抗と直列に接続し、微小
電流検出抵抗の抵抗11^を負イ1抵抗の抵抗値の例え
ば瞥0〜2000倍に設定するとすると、これら抵抗に
同一振幅の電流が流れた場合、微小電流検出抵抗の電圧
降下は負41抵抗の電圧降下の上記した倍数となり、微
小′1L流検出抵抗の両端の電圧降下を位相判定回路の
増幅器に印加すると、負荷抵抗の両端の電圧降下を印加
する増幅器と同一の増幅率であっても、これら増幅器の
出力は抵抗値比倍となる。
このように、負荷抵抗の電圧降下と微小電流検出抵抗の
電圧時Fをそれぞれ別個の増幅器に印加することにより
、微小電流検出抵抗から、例えば20〜200mA程度
の小さな電流を検出することができ、また、当該負荷抵
抗の電圧時Fから20〜600Δ程度の大きな電流を検
出することができ、無負偶の際の微小電流から短絡士U
故の際の600A程度またはそれ以−りの大きな電流ま
で広範囲にわたる線路電流を検出することができる。
に記のごとく、新たな変daを接する場合でも、当該変
流器の変流比を適当に選定することによって、同様に広
範囲にわたる線路電流の検出を可能とする。
かくて、3個の変流器のりち一相の変流器の次巻線端子
間に、抵抗値の小さな負荷抵抗と抵抗(+1の大なる微
小電流検出抵抗とを直列に接続し、それぞれの電圧降下
を位相判定回路における別々の増幅2;により増幅する
ようにしたので、小電流(微小電流を含む)から大電流
まで、3個の変流器を配電線の各相に接続するのみで測
定することができ、かかる測定に際し、従来4個以」−
の変流器を使用していた場合に比して、設:n変流器数
を減少することができ、配電線のコンパクト装柱と・1
【故検出装:rlの経済性を実現できるようになった。
また、微小電流検出抵抗と4に列に逆並列接続ダイオー
ドを接続することにより、当該抵抗の両端の電圧を−・
定植以−ドにクリップすることができ、大電流の線路電
流が系に流れても、位相p1定回路における増幅器が破
壊しないように保護することができ、これにより広範囲
の線路電流にわたって11故検出装置を完全に動作させ
ることができる。
さらに、3個の変流器のうちの一相の変流器の次巻線端
子間に設けた電流合成抵抗は零相電流を検出して、位相
比較に役立てる他、この抵抗の(f、在により、零相電
流の残留電流を抑制して、ノイズを少なくシ、精度の高
い検出をil能とする。
さらに、コンデンサ形変成器の検出円分1[コンデンサ
の電IF降Fを、中間接続部における変圧器の 次巻線
に送出し、該変n;器の二次巻線を介して、三相配電線
の零相電圧を位相判定回路に送出し、さらに、同変JI
E器における1相の変圧器の二次巻線を介して相電圧を
位相判定回路に送出するようにすることにより。
l−記回路構成よりなる微小電流検出抵抗やこれと直列
接続した負荷抵抗やその他の負荷抵抗や電流合成抵抗の
端子間の検出電圧信号との位相比較を行ない、小電流下
でも大電流下でも事故検出を1−11能とする。特に、
微小電流検出抵抗を設け、これによる電圧降下を検出し
ているので、200mAなど非常に小さな健全電流が配
電線に流れただけでも、」1記相電圧との位相比較によ
り、位相判定回路の送電方向判別切替装置や送電方向切
替スイッチを駆動することができる。当該切替装置やス
イッチによれば、頻雑な負1j潮流調整のための配電線
切替に対応して、事故検出装置の送電方向を自動切替す
ることができ、地絡事故の方向を判定することができる
また、当該切替装置により°1工散発生の事実をも表示
することができる。
[実施例] 次に1本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の事故検出回路の系統図の実施例を示
す。三相配電線R,S、1’で例示しである。
同図にて、lはセンサ部で、35’ilのセンサIAI
BおよびICにより構成されている。2は中間接続部、
3は位相判定回路であり、その詳細構成の一例は第2図
に示しである。
各センサIA、IB、Icは、それぞれ変流器とコンデ
ンサ形変成器とを有してなる。
センサIAにおける変流器4は、配電母線!セに接続し
、センサI Bにおける変流器5は配電母線Sに接続し
、センサICにおける変流器6は配電l;上線1゛に接
続している。
センサIAにおける、高圧用分圧コンデンサ7と検出用
分圧コンデンサ8とから成るコンデンサ形変成器1は配
電母線Rに接続し、センサ1【3における高圧用分圧コ
ンデンサ9と検出用分圧コンデンサ10とから成るコン
デンサ変成器は配電ll線Sに接続し、センサICにお
ける高圧用分圧コンデンサ11と検出用分圧コンデンサ
12とから成るコンデンサ形変成器は配電母線Tに接続
している。
これら各コンデンサ形変成器は、共通の接地1コ3にア
ースする。
本発明では、三相高圧配電線において、3個の変流器4
.5.6と3個のコンデンサ形変成器のみで当該配電線
の事故情報を検出しようとするものである。
各変流器4.5.6の二次巻線の極性にの端r−と極性
氾の端子間には、センサIAにおいて逆並列接続ダイオ
ード14.15を接続し、センサIBにおいても同様に
逆並列接続ダイオード1617を接続し、さらに、セン
サICにおいて逆並列接続ダイオード1B、+9を接続
する。
これにより線路電流が大きくなったときでも、位相判定
回路3内の増幅器が破壊しないように保護することがで
きる。
第1図にて、20.21.22はそれぞれケプルであり
、外皮は接地+ 3にアースする。
各変流器4.5.6の二次巻線の極性氾の端子は、接続
線IN、2N、3Nを経て中性線N1にそれぞれ接続す
る。
配線母!5IITに接続した変流器6の二次巻線の極性
にの端子は、接続線23により負荷抵抗!?29を経て
中性線N2に接続し、配線母線Sに接続した変流器5の
二次巻線の極性にの端子は、接続線24により負荷抵抗
R5゜を経て中性線N2に接続し、配線1;上線1シに
接続した変流器4の二次巻線の極性にの端rは、接続線
25により負荷抵抗1?4を経て中性線N2に接続する
中性線N2と中性線N、との間に電流合成抵抗I(,3
を接続し、この電流合成抵抗1133と並列に逆並列接
続ダイオード34.:35を接続する。
変流器4〜6のうちR相の変流器のm−次巻線の極性に
の端子と、負荷抵抗!(,1の・端子との間に、微小電
流検出抵抗[<、2を接続し、負荷抵抗1(Jlと微小
電流検出抵抗R、□の節点を28とする。この微小電流
検出抵抗R、□に並列に逆並列ダイオード36.コ37
を接続する。
尚、26.27もそれぞれ節点である。
第1図にて、:38.39.40はそれぞれ変fE器の
一時巻線、48は当該変圧器38の一時巻線と電磁器的
に結合している変圧器ヨ次巻線、4950.51は当該
変圧器−次巻線38.39゜40に対する変圧器二次巻
線である。
電流合成抵抗R3oの端子間検出電圧信号は、位相判定
回路コ3の端子88に零相電流1゜として送出される。
負荷抵抗R31の端子間検出電圧信号は2接続線43に
より、位相判定回路3の短絡電流入力端子89に相電流
(短絡電流)lrとして送出される。
微小?を流検出抵抗)?3.の端子間検出電圧信号は、
接続線42により、位相判定回路3の端子90に相電流
I^として送出される。
角々抵抗R1゜の端子間検出電圧信号は、節点27から
引出された接続線44により、位相判定回路3の短絡電
流入力端子91に相電流(短絡電流)Isとして送出さ
れる。
負荷抵抗R26の端子間検出電圧信号は、節点26から
引出された接続l1145により、位相判定回路3の短
絡電流入力端子92に相電流(短絡電流)+1として送
出される。
それぞれ直列接続したコンデンサ7および8゜9および
10.11および12の分圧コンデンサ8.10.12
の電圧降下を変圧器−次巻線3839.40に送出され
る。
変圧器二次巻線49,50.51は△接続し、差電圧を
位相判定回路3の端子Nと端子94に送lj して三相
配電線R3Tの零相電圧v0とする41セ相の変圧器−
次巻線:(8と電磁気的に結合した変圧器三次巻線48
による誘起電圧を位相判定回″!83の端子Nと端子9
3に送出して相電圧Vrとする。
変圧器−次巻線:38の端子0.と三次巻線48の端子
O1は、回路46と接続し、図示していないが、端7−
 Nを接地13と接続する。
II′7相判定回路3では、上記の如く、相電圧Vr。
零相電圧■σをそれぞれその端子93.94に受け、そ
の端F89.88に受けた相電流1「、零相電流10と
位相比較し、“11故判定を行なう。
なお、第1図にて、85,86.87はそれぞれアレス
ター(耐雷素子)、41は多心ケーブルである。
また、Acは位相判定回路3の電源、sAlおよびSΔ
2はそれぞれサージアブソーバを示す。
次に、位相判定回路:3について、第2図を参照しつつ
、その動作と共に、説明する。
第2図にて、88.89は前述の如く、それぞれ端子で
第1図と共通する。0i1述のごと(、これら端子88
.89には零相電流(1,)、相電流(!、)が入力さ
れる。
また、第2図にて、93.94は同様に端子でこれも第
1図と共通し、相電圧(V、)、相電流(1r)が入力
される。
さらに、第2図にて、63および64はそれぞれ増幅器
、65.66.67、および68はそれぞれフィルタ(
基本波成分のみ通過させる)69.74および75はそ
れぞれレベル検出回路、70および71はそれぞれセロ
クロス検出回路、72および73はそれぞれ金波整流回
路。
76は方向切替スイッチ、77は位相比較回路、78は
ΔN【)(アンド)回路、79.80.81および82
はそれぞれ時限回路(′n故継続時間を参照時間と比較
)、83は、OR(オア)回路。
84は送電方向判別切替装置[方向切替スイウチを切替
える機能の他、表示機能もある。以上、表小器84とい
う場合もある1である。
尚、この第2図では、端r−88,89の一端子のみに
ついてのブロック構成を示し、もう一端子についての同
様の構成よりなるブロック構成を省略しである。従って
、端子88からの入力信号および端子89からの入力信
号はそれぞれの増幅器64・・・に入力されるようにな
っている。端子9394についても同様である。
入力端IAl。または1rが、レベル検出回路69にお
ける参照値以上となり、時限回路81の設定参照値以−
L継続したとき1表示器84は°IS故を表示する。
上記入力主流1゜または!r、入力端子V。またはvr
は、フィルタ67.68.次いで、整流回路72.73
を経て、レベル検出回路74゜75において参照値と比
較され、参照値以上のとき、ANI)回路78を駆動す
る。一方、セロクロス検出回路70.71は入力波形の
セロクロスを検出して方向切替スイッチを経て、位相比
較器77において位相比較する。位相差が所定範囲内の
とき、ΔN l)回路78を駆動する。A N I)回
路78を入力条件が整ったとき、時限回路80゜81に
おいて所定時間経過後OR回路83を駆動し、送電方向
判別切替装置(表示器)84を駆動する。送電方向判別
切替装置84が動作すると、零相電圧■。、零相電流■
。の当該回路の送電方向切替スイッチ76の切替が行わ
れ、零相電圧voの極性を反転させて、位相比較回路7
7を駆動する。このため、地絡事故時に発生する零相型
1−!−Voと零相電流I。との関係は、各センサIA
IB、lcの配電線路上設置位置において反転し、在来
の電源側と負−;f側の関係が全く逆になり、新たな負
荷側と電源側の条件により地絡事故の方向を判定する。
送電方向を判別するための相電流1rは、i荷抵抗1<
3.に対して大きな抵抗値の微小電流検出抵抗R:12
の電圧降トにより検出しているので。
200mAなど非常に小さな健全電流が配電線1(ST
に流れただけで、相電圧■、との位相比較により、送電
方向判別切替装置84を駆動することができ、頻繁なI
’h 6:i I11流調整のため配電線切替操作に対
応して、°七故検出装置の送電方向を自動切替1゛るこ
とができる。。
次に、本発明の他の実施例を第:3図に基づいて説明す
る。
本発明では、第3図に示すように、負荷抵抗1<31に
重列に変流器(CTA)95の一次巻線96を接続し、
この変流器95の二次巻線97端r間に微小電流検出抵
抗R32とこの抵抗1(32と並列接続した逆並列接続
ダイオード36.37を接続し、この二次巻線97の一
端子を中性線N2に接続する。この二次巻線97の他端
子は位相判別回路3の端子90を経てその増幅器64に
接続する。
この変流器(CTA)95の変流比を適当に選定するこ
とによって、微小電流検出抵抗R22の電ハ:降下を、
負荷抵抗R3Iの電圧降−ドの例えば10〜2000倍
に設定することができる。
この場合の送電方向を判別するための相電流、は、tl
l低抵抗13.に対して、変流器95の二次巻線97に
接続した大きな抵抗値の微小電流検出抵抗R1の電圧降
下により検出しているので、200mAなど非常に小さ
な健全電流が配電線R3Tに流れただけで相電圧Vrと
の位相比較により送電方向判別切替装置84を駆動する
ことができる等、第1図に示すものと同様に作動させる
ことができる。
なお、第3図においては要部のみを示し、その他の構成
は第1図と同様である。
以上本発明者によってなされた発明を実施例にもとづき
具体的に説明したが1本発明は」−記実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
i(能であることはいうまでもない。
例えば111記実施例では、R相の変流器4について微
小電流検出抵抗R311などを接続して、相電流1rを
用いた位相比較を行う例を示したが、S相あるいは−r
相について同様の回路構成を採用し、その位相比較を行
ってもよい。
[発明の効果] 以1−本発明によれば、三相の高圧配電線RS i’に
3個の変流器1△、113.Icおよび同数の直列接続
コンデンサ7〜12よりなるコンデンサ型変成器を接続
し、これら変流器IA、113.Icのうち・相(1ヤ
相で例示)の変流器IAの二次巻線に微小電流検出抵抗
R12を、当該巻線に接続した負荷抵抗R,lIと直列
に接続し、微小電流検出抵抗[<4□の抵抗値を負荷抵
抗R,lIの抵抗値の例えば10〜2000倍に設定す
るとすると、これら抵抗1?、、、I’?、□に同一振
幅の電流が流れた場合、微小電流検出抵抗RJ□の電圧
降下は負荷抵抗1(3、の電圧降下の上記した倍数とな
り、微小電流検出抵抗1<1□の両端の電圧降下を位相
判定回路3の増幅器64に印加すると、負荷抵抗RJt
の両端の電圧降下を印加する増幅器と64と同一の増幅
率であっても、当該増幅器64・・・の出力は抵抗値比
倍となる。
このように、負荷抵抗[<3.の電圧降下と微小電流検
出抵抗R、□の電圧降下をそれぞれ別個の増幅器64・
・・に印加することにより、微小電流検出抵抗!で、2
から、例えば20〜20011A程度の小さな電流を検
出することができ、また、当該負荷抵抗R3,の電圧降
下から20〜600Δ程度の大きな電流を検出すること
ができ、無負偶の際の微小電流から短絡事故の際の60
0A程度またはそれ以外の大きな電流まで広範囲にわた
る線路電流を検出することができた。
また、変流′a95を設置する場合でも、当該変tIL
器95の変流比を適当に設定することによって、同様に
広範囲にわたる線路電流の検出を可能とすることができ
た。
かくて、3個の変流器4.5.6のうち一相日(相で例
示)の変流器4の二次巻線端子に、2間に、抵抗値の小
さな負荷抵抗【(3,と抵抗値の大なる微小電流検出抵
抗R1とを直列に接続し、それぞれの電圧降下を位相判
定回路3における別々の増幅器64・・・・により増幅
するようにしたので、小電流(微小電流を含む)から大
電流まで、3個の変流器4.5.6を配電線の各相R,
S。
■に接続するのみで測定することができ、かかる測定に
際し、従来4個以−Lの変流器を使用していた場合に比
して、設置変IIL器を減少することができ、配電線の
コンパクト装柱とji故検出装置の経済性を実現できる
ようになった。
また、微小電流検出抵抗RJ□と並列に逆並列接続ダイ
オード36.37を接続することにより、当該抵抗1<
、2の両端の電圧を−・定植以下にクリップ(固定)す
ることができ、入電流の線路電流(i l?・)が接続
線25に流れても、位相判定回路:3における増幅器6
4・・・・が破壊しないように保護することかでき、こ
れにより広範囲の線路電流にわたって−■故検出装置を
安全に動作させることができた。。
さらに、ご3個の変流器4.5.6のうちの一相(R相
で例示)の変流器4の一次線巻線端子間に設けた電流合
成抵抗1セ33は零相電流(1o)を検出して、位相比
較に役立てる他、この抵抗r<、、。
の存在により、零相電流(io)の残留電流を例えば6
0m^(−次換党植)程度に抑制して、ノイズを少な(
し、精度の高い検出を+1)能とすることができた。
さらに、コンデンサ形変成器の検出用分圧コンデンサ8
.to、+2の電圧降下を、中間接続部2における変圧
器の一次巻線38.39.40に送出し、該変圧器の二
次巻線49.50.51を介して、三相配電線R,S、
Tの零相電圧(■。
)を位相判定回路2に送出し、さらに、同変圧器におけ
る1相の変圧器の三次巻線48を介して相市、圧(V、
)を位相判定回路2に送出するようにすることにより、
1記回路構成よりなる微小電流検出抵抗Rsaやこれと
直列接続した負荷抵抗I<Jlやその他の負荷抵抗R2
9,RJQや電流合成抵抗[テ3.の端1間の検出電圧
信号との位相比較を行ない、小電流ドでも大電流上でも
li番故出を特徴とする特に、微小電流検出抵抗R,,
を設け、これ)こよる電圧降下を検出しているので、2
00mAなど非常に小ざな健全電流が配電線に流れただ
けでも、−11記相電圧(Vt)との位相比較により、
位相判定回路2の送7u方向判定切替装置84や送電方
向切替スイッチ76を駆動することができる。
当該切替装置84やスイッチ76によれば、頻雑な11
 M潮流調製のための配電線切替操作に対応して、”1
1故検出装置の送電方向を自動切替することができ、地
絡事故の方向を判定することができる。また、当該切替
装置(表示器84)により事故発生の1工夫をも表示す
ることができる。
以1゛−本発明による効果を実施例に基づき説明したが
、この実施例に見るように1本発明によれば、極めて有
意義な、配電線の事故を検出し、事故状態を表示し、か
つ、制御信号を送出できる”■故検出装置(回路)を提
供することができた6
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例を示す回路系統図、第2図は本
発明に使用される位相判定回路の一例構成ブロック図、
第3図は本発明の他の実施例を示す要部回路系統図であ
る。 !・・センサ部 lΔ、+13.IC・・センサ 2・・中間接続部 3・・位相判定回路 4.5.6・・変流器 7.8.9.10.11.12・・・コンデンサ13・
・接 地 14.15・・ダイオード(逆並列接続ダイオード) 16.17・ ・    〃     〃18.19・
 ・    〃     〃:34.コ35・・〃〃 :38.39.40・・変圧器−次巻線48・・変圧器
三次巻線 49.50.51・・変圧器−二次巻線63.64・・
増幅器 76・・方向切替スイッチ 77・・位相比較回路 84・・送電方向判別切替装置 (表示器) r<、S、]’・・配電線(相) N、、  N、  ・ ・ 中  性  線Rz*、 
+1’+o、 R−t” ”負荷抵抗R,lj・・微小
電流検出抵抗 Rt:t・・電流合成抵抗

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多相配電線における事故を検出し、その事故方向を
    判定し、送電方向の自動切替可能な配電線事故検出装置
    であって、 当該配電線の各相に接続して各相電流を検出する変流器
    と、当該配電線の各相と大地間に接続して各相電圧を検
    出するコンデンサ形変成器とを有してなるセンサ部と、
    前記各変流器の二次端子間に接続した抵抗(以下負荷抵
    抗という)と、これら負荷抵抗に流れる電流が合成され
    る系に接続された抵抗(以下電流合成抵抗という)と、
    前記多数の変流器のうちの1個の変流器の二次巻線端子
    間に接続した前記負荷抵抗に直列に接続し、かつ、当該
    負荷抵抗の抵抗値よりも大きな抵抗値をもつ抵抗(以下
    微小電流検出抵抗という)とを有して成る中間接続部と
    、該中間接続部を介して入力されてきた、少なくとも、
    前記各負荷抵抗の端子間、電流合成抵抗の端子間および
    微小電流検出抵抗の端子間の検出信号を含む入力信号に
    基づき事故方向を判定し、送電方向の自動切替を可能と
    する位相判定回路とを備えて成ることを特徴とする配電
    線事故検出装置。 2、多相配電線における事故を検出し、その事故方向を
    判定し、送電方向の自動切替可能な配電線事故検出装置
    であって、 当該配電線の各相に接続して各相電流を検出する変流器
    と、当該配電線の各相と大地間に接続して各相電圧を検
    出するコンデンサ形変成器とを有してなるセンサ部と、
    前記各変流器の二次端子間に接続した負荷抵抗と、これ
    ら負荷抵抗に流れる電流が合成される系に接続された電
    流合成抵抗と、前記多数の変流器のうちの1個の変流器
    の二次巻線端子間に接続した前記負荷抵抗に直列にその
    一次巻線を接続するとともにその二次巻線の端子を系に
    接続した変流器(以下微小電流検出変流器という)と、
    該微小電流検出変流器の二次巻線端子間に接続した微小
    電流検出抵抗とを有してなる中間接続部と、 該中間接続部を介して入力されてきた、少なくとも、前
    記各負荷抵抗の端子間、電流合成抵抗の端子間および微
    小電流検出抵抗の端子間の検出信号を含む入力信号に基
    づき事故方向を判定し、送電方向の自動切替を可能とす
    る位相判定回路とを備えて成ることを特徴とする配電線
    事故検出装置。 3、微小電流検出抵抗に並列に逆並列接続ダイオードを
    接続して成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の配電線事故検出装置。 4、中間接続部が、各コンデンサ形変成器と接続した変
    圧器をそれぞれ備え、これら変圧器の二次巻線を介して
    多相配電線の零相電圧を位相判定回路に送出して成るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または第
    3項記載の配電線事故検出装置。 5、中間接続部における変圧器のうちの一個の変圧器の
    一次巻線と電磁気的に結合した三次巻線を介して当該誘
    起電圧を位相判定回路に送出して相電圧となすようにし
    て成ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の配
    電線事故検出装置。 6、位相判定回路が、中間接続部からの入力信号の位相
    を比較する位相比較器と該位相比較器により駆動する送
    電方向判別切替装置と該送電方向判別切替装置の動作に
    より自動切替動作を行う送電方向切替スイッチとを備え
    て成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第5項
    いずれか一項に記載の配電線事故検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110850850A (zh) * 2019-11-29 2020-02-28 安徽江淮汽车集团股份有限公司 冷却水泵的下线检测方法、装置、设备及存储介质

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