JPH05331777A - 芯材及び靴の製造方法 - Google Patents

芯材及び靴の製造方法

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JPH05331777A
JPH05331777A JP4134972A JP13497292A JPH05331777A JP H05331777 A JPH05331777 A JP H05331777A JP 4134972 A JP4134972 A JP 4134972A JP 13497292 A JP13497292 A JP 13497292A JP H05331777 A JPH05331777 A JP H05331777A
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JP
Japan
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urethane prepolymer
isocyanate group
urethane resin
resin
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JP4134972A
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Keiichi Sunaga
圭一 須長
Masahiko Takahashi
正比古 高橋
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/67Unsaturated compounds having active hydrogen
    • C08G18/69Polymers of conjugated dienes
    • C08G18/698Mixtures with compounds of group C08G18/40

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】硬度及び反発弾性に優れた芯材を得る。 【構成】ヘキサンジオール/セバシン酸系ポリエステル
ポリオールにジフェニルメタンジイソシアネートを反応
させ、次いでポリブタジェンポリオールを反応させて末
端イソシアネート基ウレタンプレポリマーを得る。これ
を袋縫いした靴甲皮内部に塗布し、ミーリングして、木
型に釣り込んで賦型して、予め得ておいた靴底に接着剤
で貼り合わせて、脱型して靴を得る。 【効果】硬度及び反発弾性に優れた芯材が得られた。靴
の製造方法では製造合理化が図れて、硬度及び反発弾性
に優れた靴先を有する靴が生産性よく得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芯材及び靴の製造方法
に関する。より詳しくは末端イソシアネ−ト基を有する
反応性ホットメルト型結晶性ウレタン樹脂の硬化物から
なる靴、鞄、帽子等の芯材を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】製靴用芯材としては、従来はスチレンエ
マルジョン又はSBRラテックスの単独で又はブレンド
して、これを綿布は不織布に含浸したシ−トをトルエン
等の親溶剤に浸漬して連続皮膜を作成する事により、硬
さを出し木型に対する賦型を行っている。
【0003】この製靴用芯材は、木型に対する賦型性は
良好であるが、この先芯は硬く脆い為、反発弾性に欠け
靴を着用中に人に踏まれた場合、靴の型が崩れる欠点が
あった。しかも溶剤を使用する為、甲革表面を侵す他、
溶剤の乾燥に長時間を要するため作業性の点でもマイナ
スであった。さらに溶剤を使用する事による作業環境の
悪化及び溶剤による火災の危険性等の環境問題がある。
【0004】上記製靴用芯材をさらに改良したものとし
て、上記のシ−ト又は熱可塑性樹脂のシ−トにエチレン
−酢ビ共重合体の様な非反応性ホットメルト型接着剤を
塗布したタイプがあるが、加熱温度が高く甲皮に対して
熱的損傷が生じやすいとともに、逆に木型に対する賦型
性がむしろ劣ってしまう等の欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】製靴用先芯の製造方法
としては、トコ(革のコアー層)からスタ−トし、ここ
数年は上記の従来技術が使用されている。本発明者等は
ウレタン樹脂の持つ特性に着目し、上記欠点の改善を目
的として検討を行った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らはポリスチレ
ンやSBRラテックスに代えて、ウレタン樹脂の特性を
有効に利用する事により、硬度や反発弾性に劣るという
欠点を改善できることを見い出し、本発明を完成するに
至った。
【0007】即ち本発明は、ウレタン樹脂からなる皮革
製品用又は帽子用芯材、及び末端イソシアネ−ト基を有
する加熱溶融されたウレタン樹脂を甲皮に塗布し、冷却
した後、ミ−リングを行い、次いで木型に釣り込んで賦
型するウレタン樹脂を先芯とする靴の製造方法を提供す
るものである。
【0008】本発明の芯材は、靴、鞄等の皮革製品や帽
子等の芯材として用いる。本発明の特徴は、ウレタン樹
脂そのものを芯材として用いて初めて奏されるものであ
る。
【0009】本発明で用いるウレタン樹脂は、いずれの
形態のものも使用できるが、溶剤や水等の溶媒や分散媒
を含有しないものが好ましい。具体的なウレタン樹脂と
しては、例えば非反応性の熱可塑性ウレタン樹脂や、活
性水素化合物とポリイソシアネートとを必須成分として
反応せしめた末端イソシアネート基のウレタンプレポリ
マーの硬化物等の硬化性ウレタン樹脂が挙げられる。な
かでも熱溶融時における皮革製品基材や帽子基材への塗
布が容易で、必要な硬度が発現しやすい点で活性水素化
合物とポリイソシアネートとを必須成分として反応せし
めた末端イソシアネート基のウレタンプレポリマーの硬
化物が好ましい。このウレタンプレポリマーは、上記基
材に塗布した後に空気中の水分により、硬化して硬度が
発現する。
【0010】結晶性ウレタンプレポリマーは、熱溶融塗
布後に温度が下がることにより結晶化による初期接着性
と硬度が直ちに発現するので好ましい。即ち、活性水素
化合物とポリイソシアネートとを必須成分として反応せ
しめた末端イソシアネート基の結晶性ウレタンプレポリ
マーである場合に、本発明の上記効果が最も発現しやす
いのである。
【0011】[発明の構成]末端イソシアネート基ウレ
タンプレポリマーは、例えば活性水素化合物とポリイソ
シアネートとをイソシアネート基が過剰となる反応条件
で反応せしめれば、容易に得ることができる。結晶性ウ
レタンプレポリマーを得る場合には、結晶性を有するポ
リエステルポリオールや、その他結晶性ポリオール成分
をその製造の際に用いればよい。
【0012】結晶性ウレタンプレポリマーとしては、例
えばポリイソシアネ−ト(A)にポリエステルポリオ−
ル(B)とポリブタジェン骨格を有するポリオ−ル
(C)とを任意の順序で加え、付加反応をさせて得られ
るプレポリマ−であって、末端にポリイソシアネ−ト基
を残存し、且つ結晶性を有するものが挙げられる。
【0013】ここで用いられるポリイソシアネ−ト
(A)としては、例えば2,4−トリレンジイソシアネ
−ト、2,6−トリレンヂイソシアネ−ト、ジフェニル
メタンジイソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ
−ト、水添ジフェニルメタンジイソシアネ−ト、イソホ
ロンジイソシアネ−ト等の単独、あるいはこれらの混合
物からなるジイソシアネ−ト化合物が好ましい。
【0014】ポリエステルポリオ−ル(B)としては、
例えば偶数個の炭素を有する直鎖状アルキレングリコ−
ルと偶数個の炭素を有する直鎖状アルキレンジカルボン
酸の各々一種以上を適宜組合わせて、好ましくは酸価が
2以下になるまで反応させて得られるもの等が挙げられ
る。
【0015】ここで用いられるアルキレングリコ−ル及
びアルキレンジカルボン酸としては、通常各々の炭素数
の合計が14以上になるように組み合わせて用いるが、
14〜30となるように組み合わせると速硬化性(セッ
テイングが速い)とフィルム強度のバランスに優れるウ
レタンプレポリマ−が得られる点で好ましい。なかで
も、炭素数が6〜10の偶数であるアルキレングリコ−
ル、例えば1,6−ヘキサンジオ−ル、1,8−オクタ
ンジオ−ル、1,10−デカンジオ−ルと、炭素数が6
〜20の偶数である直鎖状アルキレンジカルボン酸、例
えばセバチン酸、デカンジカルボン酸、ドデカンジカル
ボン酸とを組み合わせて用いると更に好ましい。
【0016】尚、上記のようなアルキレングリコ−ルと
アルキレンジカルボン酸の組み合わせが、ウレタンプレ
ポリマ−の結晶性を高める点で好ましいが、必要に応じ
てその一部をそれ以外のアルキレングリコ−ルやアルキ
レンジカルボン酸で置換する事が出来る。
【0017】上記ポリエステルポリオ−ル(B)として
は、平均分子量が大きい方がウレタンプレポリマ−の速
接着性を高める点で有利であるが、残存するイソシアネ
−ト基の量とウレタンプレポリマ−の粘度とのバランス
の点で平均分子量が通常1,000〜30,000、好
ましくは2,000〜10,000の物を用いる。
【0018】更に、ポリブタジェン骨格を有するポリオ
−ル(C)としては、例えばポリブタジェンの両末端に
水酸基を付加させたものが挙げられ、通常平均分子量が
500〜10,000、好ましくは800〜3,500
のものを用いる。
【0019】ポリオール(C)の具体例としては、日曹
化成(株)製のG−1,000、G−2,000や出光
石油化学製のR−15HT,R−45HT等があり、ウ
レタンプレポリマ−の密着性及び反発特性を高める効果
が有る。
【0020】ウレタンプレポリマ−のポリオ−ル成分と
して用いる前記ポリエステルポリオ−ル(B)と上記ポ
リオ−ル(C)の使用比率は当量比で(B)/(C)が
95/5〜60/40、好ましくは90/10〜70/
30である。
【0021】また、ウレタンプレポリマ−を製造するの
に際して、ポリイソシアネ−ト(A)と上記(B)及び
(C)のポリオ−ル成分とは、イソシアネ−ト基/水酸
基の比率が1.05/1〜3/1となる割合で通常は用
いられる。
【0022】本発明で用いるウレタンプレポリマ−とし
ては、なかでも低温で使用可能な点で100℃における
溶融粘度が100,000Cps以下のもの、また溶融
塗布時に発泡しにくく、かつ架橋が充分に進行して耐熱
性、接着強度及び反発弾性に優れる点でイソシアネ−ト
基の含有率が0.5〜10重量%、特に0.8〜8重量
%のもの、更に結晶性が高く、速接着性(速セッテイン
グ)に優れ、接着強度も良好な点でポリエステル骨格中
の炭素数の合計が14〜30のものが好ましい。
【0023】本発明に使用されるウレタンプレポリマー
としては、上記した様なウレタンプレポリマ−がそのま
ま使用できるが、更にウレタンプレポリマ−の結晶性を
阻害しない範囲で通常の湿気硬化型ウレタン系接着剤に
使用される副資材や添加剤、例えば可塑剤、熱可塑性ポ
リマ−、粘着付与剤、充填材、顔料、硬 化触媒、水分
除去剤、老化防止剤等を使用する事も可能である。
【0024】次に末端イソシアネート基ウレタンプレポ
リマーを用いた靴の製造方法を説明する。 まず靴の皮革を袋縫いして甲皮を得る。 この甲皮の内側に、溶融させた末端イソシアネート基
ウレタンプレポリマーを塗布した後、必要に応じて冷却
してから、加熱ミーリングを行い、これを木型に釣り込
み、成形を行う。 次に甲皮が釣り込まれた木型の底部分に、予め成形済
みの靴底を接着剤により接着する。 脱型する。
【0025】特に結晶性ウレタンプレポリマーを用いた
場合には、溶融したプレポリマーの温度低下に伴う結晶
性の発現と空気中の湿気によるイソシアネート基の硬化
が相まって、作業性はもとより、得られる靴の先芯硬度
や反発弾性は極めて優れたものとなる。
【0026】尚、靴に用いる皮革は天然皮革でも、人工
(合成)皮革でもよいのは勿論である。
【0027】
【実施例】以下に本発明の実施例及び比較例をしめす
が、これらの実施例は本発明を何ら限定するものではな
い。以下、特に断りのない限り「部」は重量部、「%」
は重量%を示すものとする。 実施例1 1,6−ヘキサンジオール395gとセバチン酸605
gを脱水回路をセットした4つ口フラスコに仕込み、温
度220℃にて水酸基価37.1、酸価1.0、水分
0.06%以下になるまで縮合させてポリエステルポリ
オール(B−1)を得た。
【0028】別にジフェニールメタンジイソシアネート
(以下、MDIという)137g、トルオール200g
を還流回路をセットした4つ口フラスコに入れ、均一に
溶解した後、70℃の温度に昇温し、同温度に溶融した
ポリエステルポリオール(B−1)81gを滴下して、
イソシアネート基の濃度が一定になる迄70℃にて反応
せしめ、その後ポリブタジエンポリオール〔日曹化成株
式会社製G−1000平均分子量1,350)53gを
滴下し、同様に反応させた。反応終了後、減圧度700
mmHg、温度100℃未満の条件で脱溶剤を行い、ウ
レタンプレポリマーを得、これをそのまま接着剤として
上記各物性の測定に用いた。
【0029】また、DSC(示差走査熱量計、SEIK
O SSC−580、DSC−20)を用い、窒素雰囲
気下で上記ウレタンプレポリマーの熱分析を行った。そ
の結果、10℃/minの速度で昇温したところ、55
℃にシャープな融解ピーク(融解熱138mj/mg)を、
また100℃に達した直後から10℃/minの速度で
降温したところ、45℃にシャープな結晶化ピーク(結
晶化熱136mj/mg)をそれぞれ示し、上記ウレタンプ
レポリマーが高い結晶性を有することが確認された。 実施例 2 1,6−ヘキサンジオール395gとセバチン酸605
gの代わりに、1,6−ヘキサンジオール367gとド
デカジカルボン酸633gを用いた以外は実施例1と同
様にして、水酸基価37.2、酸価0.9、水分0.0
2%のポリエステルポリオール(B−2)を得た。
【0030】次いで、このポリエステルポリオール(B
−2)を用いた以外は実施例1と同様にしてウレタンプ
レポリマーを得、DSCによる熱分析(昇温のみ)と各
物性の測定を行った。 実施例 3 1,6−ヘキサンジオール395gとセバチン酸605
gの代わりに、1,10−デカンジオール471gとセ
バチン酸529gを用いた以外は実施例1と同様にし
て、水酸基価56.0、酸価0.8、水分0.03%の
ポリエステルポリオール(B−3)を得た。
【0031】次いで表−1に示す配合組成で、MDIと
ポリエステルポリオール(B−3)とポリブタジエンポ
リオールG−1000を用いた以外は実施例1と同様に
してウレタンプレポリマーを得、DSCによる熱分析
(昇温のみ)と各物性の測定を行った。
【0032】
【表1】 比較例1 ポリスチレンエマルジョン(大日本インキ化学工業株式
会社製EXP TD−3020)/SBRラテックス
(大日本インキ化学工業株式会社製ラックスター731
0K)=9/1(重量比)で混合した樹脂分散液を、起
毛された綿布(200g/m2)に1Kg/m2含浸し、
100℃で10分間乾燥し含浸布をえた。含浸布を先芯
の型に切り抜き段差を生じないようスキ加工を行い、ト
ルエンに浸漬して、これをエチレン−酢酸ビニル系ホッ
トメルト接着剤で甲革に接着して先芯とした。
【0033】上記実施例1〜3及び比較例1で得た接着
剤の物性及び靴先芯としての物性をそれぞれ測定した。
尚、各物性等は次の測定法によった。 1)溶融粘度 末端イソシアネート基ウレタンプレポリマーからなる接
着剤を100℃に加熱し、BH型粘度系NO.6ロ−タ
−を用いて測定した。 2)軟化点 ボールアンドリング法にて測定した(シリコンオイルを
使用)。 3)セッティングタイム 100℃に加熱溶融したプレポリマーを20℃に調温し
たカバ材に、200g/m2の割合で塗布し、この上に
2cm×2cmの底辺を有するカバ材を重ねて貼り合わ
せ、平面引張強度が2.5Kg/cm2以上になるまで
の時間をセッティングタイムとした。 4)先芯硬度 予め袋縫いした紳士靴用甲皮にプレポリマーを15g/
100cm2塗布し、ミーリング(温度120℃)を行
い木型に釣り込み成型を行った。次に靴底の接着を行い
紳士靴を作製した。脱型後、常温で5日間養生を行った
後、成型物の圧縮強度をテンシロンにて測定した。 5)反発弾性 4)同様に成型した紳士靴の先芯をテンシロンにて、5
Kg/cm2の圧力にてサイクル試験を行い、復元しな
くなるまでの回数を測定する。
【0034】
【表2】 表−2からわかる通り、本発明では、ウレタン樹脂を直
接芯材として用いているので、先芯硬度及び反発弾性に
極めて優れていることがわかる。しかも比較例の様に多
くの工程を要することもなく、甲皮を損傷することも少
ないことが明らかである。
【0035】
【発明の効果】本発明では、ウレタン樹脂を直接芯材と
して用いるので、従来の芯材に比べて硬度及び反発弾性
の点で格段に優れている。
【0036】一方靴の製造方法においてウレタンプレポ
リマーを用いると、従来の靴製造工程の合理化が図れ、
性能の点でも優れた靴が得られるという格別顕著な効果
を奏する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウレタン樹脂からなる皮革製品又は帽子用
    芯材。
  2. 【請求項2】ウレタン樹脂が、末端イソシアネ−ト基の
    ウレタンプレポリマ−の硬化物である請求項1記載の芯
    材。
  3. 【請求項3】ウレタン樹脂が結晶性ウレタン樹脂である
    請求項1記載の芯材。
  4. 【請求項4】末端イソシアネ−ト基を有する加熱溶融さ
    れたウレタン樹脂を甲皮に塗布し、ミ−リングを行い、
    次いで木型に釣り込んで賦型するウレタン樹脂を先芯と
    する靴の製造方法。
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