JPH05330256A - 熱転写シート - Google Patents

熱転写シート

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JPH05330256A
JPH05330256A JP4161887A JP16188792A JPH05330256A JP H05330256 A JPH05330256 A JP H05330256A JP 4161887 A JP4161887 A JP 4161887A JP 16188792 A JP16188792 A JP 16188792A JP H05330256 A JPH05330256 A JP H05330256A
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博 江口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術の問題点を解決し、印字感度や解像
度等の画像品質に関与する諸特性が優れると共に、熱転
写シート自体の保存性及び画像形成時における熱転写シ
ートの剥離性にも優れた熱転写シートを提供すること。 【構成】 基材シート上に、加熱により移行して熱転写
受像シート上に転写される染料を含有する染料層が積層
されてなる熱転写シートであって、前記染料層のバイン
ダー成分が、ポリスチレン、ポリビニルトルエン、ポリ
アクリレート、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニ
ルブチラール、ニトロセルロース、エチルヒドロキシエ
チルセルロース及びエチルセルロースからなる群から選
ばれる少なくとも1種の樹脂と、該樹脂に相溶する部分
と染料に相溶する部分とよりなる相溶化剤の混合物から
なることを特徴とする熱転写シート、及び上記相溶化剤
が前記樹脂に相溶する部分と表面移行性とを有する部分
よりなる相溶化剤であることを特徴とする熱転写シー
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は熱転写シートに関し、更に
詳しくはサーマルヘッド或はレーザー等により画像情報
に応じた加熱印字を行い、熱転写受像シートに高品位の
画像を形成するのに特に適した熱転写シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サーマルヘッド或はレーザー等の
加熱印字手段を用いて、画像情報に応じて画像を形成す
るには主として感熱発色紙が用いられてきた。この感熱
発色紙においては、基紙上に設けられた常温で無色又は
淡色のロイコ染料と顕色剤とが、加熱により接触されて
発色画像が得られる。この様な顕色剤としては、フェノ
ール性化合物、サリチル酸亜鉛誘導体及びロジン等が一
般的に使用されている。ところが上記の様な感熱発色紙
は、得られた発色画像を長期間保存すると消色するとい
う致命的な欠点があり、又、カラー印字は2色までが限
界であって連続的な階調を有するカラー画像を形成する
ことは出来なかった。
【0003】一方、基紙上に、顔料が分散されてなる熱
溶融性ワックス層を設けた感熱転写紙が近年用いられ始
めた。この感熱転写紙と熱転写受像シートとを重ね合わ
せ、バインダー樹脂の背面から加熱印字を行うと、顔料
が含まれたワックス層が熱転写受像シート上に移行して
画像が得られる。この様な印字方法によれば、耐久性の
ある画像が得られると共に、三原色の顔料が含まれたバ
インダー樹脂を用いて複数回印字することにより多色画
像が得られるが、本質的に連続的な階調を有する写真の
様な画像を形成することは出来ない。ところで近年、電
気信号から直接カラー写真の様な画像を得たいという要
求が高まり、種々の試みがなされている。この様な試み
の1つは、CRT上に画像を映し、これを銀塩フイルム
で撮影する方法であるが、銀塩フイルムがインスタント
フイルムである場合にはランニングコストが嵩むという
欠点があり、又、銀塩フイルムが35mmフイルムであ
る場合には、撮影後現像処理が必要である為即時性がな
いという欠点がある。
【0004】更に別の方法として、インパクトリボン方
式或はインクジェット方式も提案されているが、前者は
画質が悪いと云う欠点があり、後者は画像処理を必要と
する為、簡便に写真の様な画像を形成することは難しい
と云う欠点がある。この様な欠点を解決する為、加熱に
より移行する性質を有する昇華性染料層が設けられた熱
転写シートを熱転写受像シートと組み合わせて用い、該
昇華性染料をコントロールしながら、熱転写受像シート
上に染料を移行させて階調のある写真の様な画像を形成
する方法が提案されている(画像電子学会誌第12巻第
1号(1983)参照)。上記方法によれば、テレビ信
号から簡単な処理で連続的な階調を有する画像が得ら
れ、しかもその際用いられる装置が複雑ではない為注目
を集めている。この様な方法に近い従来技術の1つとし
て、ポリエステル繊維の乾式転写捺染法が挙げられ、こ
の乾式転写捺染法は、昇華性の分散染料等の染料を合成
樹脂中に分散乃至溶解させてインキとし、このインキを
薄葉紙等にパターン状に塗布し乾燥させて熱転写シート
とし、この熱転写シートを熱転写受像シートであるポリ
エステル布帛と重ね合せて密着加熱し、ポリエステル布
帛上に染料を染着させて画像を形成する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとしている問題点】ところがポリエ
ステル布帛の乾式転写捺染法に従来用いられきた熱転写
シートを、そのまま用いてサーマルヘッド等により加熱
印字しても高濃度の発色画像を形成する事は困難であ
る。その理由としては、主として、熱転写シートの熱感
度が高くない事及び熱転写受像シートの染料の染着能力
が低い事が挙げられる。これらの欠点のうち、熱転写受
像シート側に起因するものについては、−100℃〜2
0℃のガラス転移温度を有し、極性基を有する合成樹脂
からなる互いに独立した島部分と40℃以上のガラス転
移温度を有する合成樹脂からなる海部分とが海島状に形
成された染料受容層を有する熱転写受像シート(特願昭
58−135627号明細書)により解決されることが
見い出されたが、熱転写シート側に起因するものについ
ては未だ解決されてない。これは、従来の布帛等への捺
染方法では、例えば、200℃で1分間程度加熱する事
により染料の移行及び染着が達成されるのに対し、サー
マルヘッドによる加熱は約400℃で数msec.程度
と短い事に原因があるからである。
【0006】本発明者等はサーマルヘッド等により加熱
印字してカラー写真調の画像を形成する為、熱転写受像
シート、特に前記した特願昭58−135627号明細
書の熱転写受像シートと組み合わせて使用するのに適し
た熱転写シートを得る為に種々研究を重ねた結果、以下
の様な事実を見出した。即ち、一般的に用いられている
熱転写シートにおいては、染料はバインダー樹脂中に粒
状に分散した状態にあり、この様な状態の染料分子を加
熱して昇華させるには、結晶内の相互作用を打ち破り、
更にバインダー樹脂との相互作用を上回る熱エネルギー
を染料分子に与えてて昇華させ、熱転写受像シートへ染
着させなければならない為、高いエネルギーを必要とす
ること、高濃度の発色画像を得る為に、染料をバインダ
ー樹脂に対して高い割合で含ませた場合には、ある程度
の高濃度の画像が得られるものの、熱転写シートの染料
層と基材シートとの接着力が弱くなる為、熱転写シート
を熱転写受像シートと重ねてサーマルヘッド等で印字し
た後に熱転写シートを剥離すると、染料のみではなく染
料層全体が熱転写受像シートに剥ぎ取られる現象が発生
し易いこと、更に、染料は価格的にも高価なものであ
り、OA機器やホームユースを目的とする見地に立て
ば、染料を必要以上に含有させる事は経済的にも不利で
あること等である。
【0007】一方、染料をバインダー樹脂中に粒状では
なく分子状分散の形で保持する事が可能ならば、粒子状
に分散した場合の様な結晶内の相互作用がない分だけ熱
感度の向上が期待される。しかしながら、単にバインダ
ー樹脂中でその様な状態を達成しても、実用性のある熱
転写シートは得られない。即ち、熱昇華性の染料分子
は、分子量が150〜550位と比較的小さく、染料層
を形成しているバインダー樹脂中で動き易いものであ
る。従って、例えば、ガラス転移温度(Tg)の低いバ
インダー樹脂を用いると、染料が経時的に染料層中で凝
集及び折出する現像が生じ、結局は前述した様な、染料
を粒子状に分散した様な状態になったり、或は染料層の
表面に染料がブリードアウトしてくる為、記録時にサー
マルヘッドとプラテン(圧盤)との間の圧力により、加
熱部分の周囲へも染料が付着して地汚れを発生させ、画
像品質を著しく劣下させてしまう。又、バインダー樹脂
のガラス転移温度(Tg)が高くても、バインダー樹脂
の分子量がある程度大きくないと染料分子を保持してお
く事が出来ない。更には、ガラス転移温度(Tg)が高
く、且つ分子量がある程度大きいバインダー樹脂中に染
料を分子状に溶解させておいても、経時安定性のある状
態を達成するには染料分子とバインダー樹脂との親和性
が必要である。この様な点に鑑みて、従来、画像品質の
改良を目的とした種々の熱転写シートが提案されてい
る。例えば、特開昭63−151484公報に記載され
ている様に、染料層用インキ中のバインダー樹脂成分と
して特定のポリビニルアセトアセタール樹脂を用いる事
によって、印字品質及び経時安定性の向上を図ることが
出来る事が知られている。
【0008】しかしながら、これら従来の熱転写シート
は、感度の点では必ずしも充分満足のいくものではな
い。又、感度が優れたバインダー樹脂として、エチルヒ
ドロキシエチルセルロースやエチルセルロースが公知で
あるが、これらのバインダー樹脂は染料の凝集・析出防
止性という点で保存性が劣ると云う欠点があった。一般
に、熱転写シートに要求される条件としては、印字感度
や解像度等の画像品質に関与する諸特性と共に熱転写シ
ート自体の保存性が重要である。しかしながら、印字感
度と保存性とは互いに相殺し合う傾向が大きく、これら
の特性を双方とも向上させることは困難である。従っ
て、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、
印字感度や解像度等の画像品質に関与する諸特性が優れ
ると共に、熱転写シート自体の保存性及び画像形成時に
おける熱転写シートの剥離性にも優れた熱転写シートを
提供することである。
【0009】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、基材シート上
に、加熱により移行して熱転写受像シート上に転写され
る染料を含有する染料層が積層されてなる熱転写シート
であって、前記染料層のバインダー成分が、ポリスチレ
ン、ポリビニルトルエン、ポリアクリレート、ポリビニ
ルアセトアセタール、ポリビニルブチラール、ニトロセ
ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース及びエチ
ルセルロースからなる群から選ばれる少なくとも1種の
樹脂と、該樹脂に相溶する部分と染料に相溶する部分と
よりなる相溶化剤の混合物からなることを特徴とする熱
転写シート、及び上記相溶化剤が前記樹脂に相溶する部
分と表面移行性とを有する部分よりなる相溶化剤である
ことを特徴とする熱転写シートである。
【0010】
【作用】染料層を構成するバインダー成分として特定の
バインダー樹脂と特定の相溶化剤とからなる組成物を採
用することによって、印字感度や解像度等に画像品質に
関与する諸特性が優れると共に、熱転写シート自体の保
存性及び画像形成時における熱転写シートの剥離性にも
優れた熱転写シートを提供することが出来る。
【0011】
【好ましい実施態様】以下に図面に示した好ましい実施
態様を参照して本発明を更に詳細に説明する。本発明に
係る熱転写シート1は、図1に示す様に、基材シート2
上に染料層3を設けて構成される。基材シート2として
はコンデンサーペーパー、ポリエステルフイルム、ポリ
スチレンフイルム、ポリサルフォンフイルム、ポリイミ
ドフイルム、ポリビニルアルコールフイルム、セロファ
ン等アラミドフイルム、ポリエーテルイミドフイルム、
ポリエーテルエーテルケトンフイルム、ポリパルバン酸
フイルム等の紙若しくはフイルムが用いられ、その厚み
は、1.5〜50μm、好ましくは2〜9μmである。
これらの紙やフイルムの中で価格面及び未処理状態での
耐熱性を要求される場合は、コンデンサーペーパーが用
いられ、一方、機械的強度を有し熱転写シート作成時の
取り扱いやサーマルプリンター内で走行させた場合に破
断しない事、表面が平滑であること等を重要視する場合
には、ポリエステルフイルムが好ましく用いられる。
【0012】染料層3は、染料及び特定のバインダー成
分とから主としてなる。本発明で使用する染料は、熱に
より溶融、拡散若しくは昇華して移行する染料であっ
て、特に分散染料が好ましく用いられる。これら染料
は、約150〜550程度の分子量を有するものであ
り、昇華(溶融)温度、色相、耐光性、インキ化及びバ
インダー樹脂中での溶解性等を考慮して選択され、一般
的には、ヂアリールメタン系、トリアリールメタン系、
チアゾール系、メチン系、アゾメチン系、キサンチン
系、オキサジン系、チアジン系、アジン系、アクリジン
系、アゾ系、スピロジピラン系、インドリノスピロピラ
ン系、フルオラン系、ローダミンラクタム系、アントラ
キノン系等の染料が代表的であり、具体的には以下の様
な染料が好ましく用いられ得る。C.I.(Color Inde
x )イエロー51、3、54、79、60、23、7、
141;C.I.ディスパースブルー24、56、1
4、301、334、165、19、72、87、28
7、154、26;C.I.ディスパースレッド13
5、146、59、1、73、60、167;C.I.
ディスパースバイオレット4、13、26、36、5
6、31;C.I.ソルベントバイオレット13;C.
I.ソルベントブラック3;C.I.ソルベントグリー
ン3;C.I.ソルベントイエロー56、14、16、
29;C.I.ソルベントブルー70、35、63、3
6、50、49、111、105、97、11;C.
I.ソルベントレッド135、81、18、25、1
9、23、24、143、146、182等。
【0013】更に具体的には、例えば、3,3´−ジエ
チルオキサチアシアニン・アイオダイド・アストラゾン
ピンクFG(バイエル社製、C.I.48015)、
2,2´・カルボシアニン(C.I.808)、アスト
ラフイロキシンFF(C.I.48070)、アストラ
ゾン・イエロー7GLL(C.I.ベーシックイエロー
21)、アイゼン・カチロンエロー3GLH(保土谷化
学製、C.I.48055)、アイゼン・カチロンレッ
ド6BH(C.I.48020)等の如きモノメチン
系、ジメチン系又はトリメチン系等のメチン(シアニ
ン)系塩基性染料類;オーラミン(C.I.655)等
の如きジフェニルメタン系塩基性染料類;マラカイト・
グリーン(C.I.42000)、ブリリアント・グリ
ーン(C.I.42040)、マジェンタ(C.I.4
2510)、メタル・バイオレット(C.I.4253
5)、クリスタル・バイオレット(C.I.4255
5)、メチル・グリーン(C.I.684)、ビクトリ
ア・ブルーB(C.I.44045)等のトリフェニル
メタン系塩基性染料;ピロニンG(C.I.739)、
ローダミンB(C.I.45170)、ローダミン6G
(C.I.45160)等のキサンテン系塩基性染料;
アクリジン・イエローG(C.I.785)、レオニン
AL(C.I.46075)、ベンゾフラビン(C.
I.791)、アフイン(C.I.46045)等のア
クリジン系塩基性染料;ニュートラル・レッド(C.
I.50040)、アストラゾン・ブルーBGE/x 1
25%(C.I.51005)、メチレン・ブルー
(C.I.52015)等のキノンイミン系塩基性染
料;その他第4級アンモニウム基を有するアントラキノ
ン系塩基性染料等の塩基性染料等が挙げられる。これら
の染料は、そのままの形態で、或はこれらの染料をアル
カリ処理した形態で用いることが出来、又、これらの染
料の対イオン交換体或はロイコ体も用いることが出来
る。常態では無色或は淡色であるロイコ染料等を使用す
る場合は、熱転写受像シートに顕色剤を包含させておけ
ばよい。
【0014】更に好ましい染料を例示する。
【化2】 (上記一般式中のRは、置換又は非置換のアルキル基
又はアルコキシ基を、Rは、アルコキシカルボニル
基、アルキルアミノカルボニル基、アルコキシ基、アル
コキシアルコキシ基、アルキル基、シクロアルキル基又
は複素環基を、R及びRは置換又は非置換のアルキ
ル基を、Rは置換又は非置換のアリール基又は置換又
は非置換の芳香族複素環基を、Rは置換又は非置換の
アルキル基を、R11及びR12は、置換又は非置換の
アルキル基、シクロアルキル基、ビニル基又はアリール
基を、RはCONHR、NHCOR、SONHR、
NHSOR(Rは置換又は非置換のアルキル基、シク
ロアルキル基、アリール基又は芳香族複素環基を表
す)、R10は、置換又は非置換のアルキル基、アルコ
キシ基、アルキルカルボニルアミノ基、アルキルスルホ
ニルアミノ基、カルバモイル基、スルファモイル基、水
素原子又はハロゲン原子を表す。)
【0015】本発明で使用するバインダー樹脂は、ポリ
スチレン、ポリビニルトルエン、ポリアクリレート、ポ
リビニルアセトアセタール、ポリビニルブチラール、ニ
トロセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース及
びエチルセルロースからなる群から選ばれる少なくとも
1種の樹脂であり、これらの樹脂には、本発明の目的を
妨げない限り、他のバインダー樹脂をバインダー樹脂全
体の50重量%以下の量で併用することが出来る。
【0016】本発明においては、バインダー成分の一成
分として、前記バインダー樹脂に相溶する部分と染料に
相溶する部分とよりなる相溶化剤、又は前記バインダー
樹脂に相溶する部分と表面移行性を有する部分とよりな
る相溶化剤を用いる事を特徴としている。前者の相溶化
剤によれば、印字感度や解像度等の画像品質に関与する
諸特性が優れると共に、熱転写シート自体の保存性に優
れた熱転写シートを提供することができ、又、後者の相
溶化剤によれば、前者と同様に印字感度や解像度等の画
像品質に関与する諸特性が優れると共に、画像形成時に
おける熱転写シートの剥離性にも優れた熱転写シートを
提供することが出来る。この様な相溶化剤の好ましい1
例は、一般に下記の構造式で表される共重合体であり、
特にバインダー樹脂及び染料の両方に優れた相溶性を有
する。
【化3】 上記相溶化剤は、その骨格内にポリオキシアルキレング
リコール鎖、酸無水物基及びフェニル環等を有するビニ
ル化合物の共重合によって得られ、ポリオキシアルキレ
ングリコール鎖の組成、フェニル環の置換基及び各構成
成分の割合を変化させることにより水溶性から油溶性ま
での相溶化剤が得られる。又、骨格内の酸無水物基、ポ
リオキシアルキレングリコール鎖又はフェニル環に反応
性官能基を導入することにより、種々の誘導体としたり
又架橋構造をとらせることが可能となる。
【0017】又、好ましい相容化剤の別の例としては、
染料層の表面に移行する性質の部分と、染料及びバイン
ダー樹脂に相溶する相溶性部分よりなるブロック共重合
体が挙げられ、又、ペンダント部分と幹ポリマー主要構
成部分を種々変えた櫛型構造をもつグラフト共重合体が
挙げられる。前者の共重合体において、表面移行性部分
としてはフッ化アルキル基含有重合体又はシロキサン基
含有重合体等が挙げられる。バインダー樹脂及び染料に
対する相溶性部分としては、相溶させたいバインダー樹
脂によって異なるが、一般に酸変性アクリル樹脂、ポリ
スチレン、エポキシ変性スチレン、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリエチレン、変性アクリル樹脂、ポリメチ
ルメタクリル樹脂、ポリビニルアセトアセタール又はポ
リビニルブチラール等が挙げられる。以上の如き相溶化
剤は3成分のモノマーの3元共重合によって得られる
他、例えば市場からモディパーB600(CAS N
O.107440−17−5)、F100、F110
(CAS NO.105521−87−7)、F20
0、F210(CAS NO.106441−67−
2)、F220、F250、F260、F310(CA
S NO.114797−40−9)、F500、F6
00、F800、F820、F840、FS700、F
S710、レゼダGP−300、301、500(CA
S NO.139465−87−5)、200、55
0、2000、700、マリアリムAFB−1521、
AKM−1511(CAS NO.136959−57
−4)、0530(CAS NO.138184−87
−9)、1510(CAS NO.138789−65
−8)、0531、AKS−1215、AAB−085
0、0851等の商品名で、例えば、日本油脂株式会社
や東亜合成化学工業株式会社等から入手して本発明で使
用することが出来る。これらの相溶化剤の使用量は、バ
インダー樹脂全量に対して1〜99%以内、好ましくは
3〜80%以内が保存性並びに印字特性を向上させる上
で望ましい。
【0018】染料の染料層中に含有される割合は、染料
の昇華(溶融)温度、発色した状態でのカバリングパワ
ー(演色性)の大小にもよるが、上記バインダー樹脂成
分に対する染料の重量比(染料/バインダー樹脂比)が
0.3以上が好ましく、更に好ましくは0.3〜3.0
であり、最も好ましくは0.55〜2.5である。染料
/バインダー樹脂比が0.3未満では印字濃度及び熱感
度等の画像品質においては好ましくなく、一方、3.0
を超えるとフイルムへの密着性及び保存性が低下する傾
向がある。染料層3を基材シート2上に設けるには、染
料、バインダー樹脂及び相溶化剤を適当な溶剤と共に溶
解して染料層用インキとし、これを適当な印刷方法或は
塗布方法により基材シート2上に塗布及び乾燥して設け
ればよい。又は染料とバインダー樹脂とを適当な溶剤と
共に溶解して染料層用インキとして塗布した後、適当な
溶剤に溶解した相溶化剤を重ね塗りして染料層としても
よい。又、染料はバインダー樹脂中において実質的に溶
解状態にあることが好ましい。尚、必要に応じて、染料
層用インキ中に任意の添加剤を加えてもよい。
【0019】本発明の熱転写シートの基本的な構成は上
記の通りであるが、サーマルヘッドの様な接触型の加熱
手段により、基材シートの表面を直接加熱する場合に
は、図2に示す様に、基材シート2の染料層3が設けら
れていない側にワックス等の滑剤或は離型剤を含む滑性
層4を設ける事によって、サーマルヘッド等の加熱手段
と基材シートとの融着を防止すると共に滑り性を良好に
することが出来る。本発明の熱転写シートは、所要の寸
法に裁断した枚葉シート状であってもよく、又、連続状
或は巻き取り状であってもよく、更に幅の狭いテープ状
であってもよい。基材シート2上へ染料層3を設けるに
際して、基材シート2の表面に同一の染料が含まれた染
料層用インキを全面的に塗布してもよいが、場合によっ
ては、異なる染料をそれぞれ含む複数の染料層用インキ
を、夫々基材シート2の表面の異なる区域に形成しても
よい。例えば、図3に示す様な、黒色の染料層5と赤色
の染料層6とを基材シート2上に平行に積層した熱転写
シート、或は図4に示す様な、黄色の染料層7、赤色の
染料層8、青色の染料層、黒色の染料層10を基材シー
ト2上に繰り返しても設けた熱転写シートであっても
い。
【0020】この様な複数の色相の異なる染料層が設け
られた熱転写シートを使用する事によって、1枚の熱転
写シートにより多色画像が得られるという利点が生ず
る。尚、熱転写シートに、パーフォレーションを形成し
たり、或は色相の異なる区域の位置を検出する為の検知
マーク等を設ける事によって、使用時の便を図る事も出
来る。上記の様にして構成された本発明の熱転写シート
と任意の熱転写受像シートを、例えば、図5に示す如く
熱転写シート1の染料層3と熱転写受像シートの基材シ
ート12上の染料受容層13とが接する様に向かい合わ
せ、染料層3と染料受容層13の界面にサーマルヘッド
14等の熱印加手段により画像情報に応じた熱エネルギ
ーを与える事により、染料層3中の染料を染料受容層1
3に移行させて、所望の画像を染料受容層13中に形成
させることが出来る。
【0021】熱エネルギーを与える熱源としては、サー
マルヘッド14の他にレーザー光、赤外線フラッシュ、
熱ペン等の公知のものを使用することが出来る。熱エネ
ルギーの与え方としては熱転写シート側から行う他、熱
転写受像シート側から行っても、或は両側から行なって
もよいが、熱エネルギーの有効利用の観点からは熱転写
シート側から行うのが好ましい。しかしながら、熱転写
受像シート側から熱エネルギーを与える方が、与える熱
エネルギーを制御して画像の濃淡の階調を表現したり、
或いは染料が熱転写受像シート上で拡散するのを促進し
て画像の連続階調の表現をより確実化する意味で好まし
く、又、両側から熱エネルギーを与える方法においては
前記両者の方法の利点を同時に享受することが出来る。
熱エネルギーを与える熱源としてサーマルヘッド14を
用いるときは、サーマルヘッドに印加する電圧或はパル
ス幅を変調することにより、与える熱エネルギーを連続
的に或は多段階に変化させることが出来る。
【0022】熱エネルギーを与える熱源としてレーザー
光を用いるときは、レーザー光の光量や照射面積を変化
させることにより、与える熱エネルギーを変化させるこ
とが出来る。又、音響光学素子を内蔵したドットジェネ
レーターを用いれば、網点の大小に応じた熱エネルギー
を与える事も出来る。尚、レーザー光を用いるときは、
熱転写シートと熱転写受像シートとを充分に密着させて
行うと良く、又、レーザー光を照射する面はレーザー光
の吸収を良くする為に、例えば、黒色に着色しておくと
よい。或は染料層3中に非昇華性のレーザー光を吸収
し、熱に変換する物質を添加しておけば、より染料への
熱伝達が効率良く行われ、且つ画像の分解能が高くな
る。熱エネルギーを与える熱源として赤外線フラッシュ
ランプを用いるときは、レーザー光を用いる場合と同様
に行うと良く、或は黒色等の、画像の濃淡を連続的に表
現したパターン或は網点パターンを介して行ってもよ
く、或は一面の黒色等の着色層と、前記のパターンのネ
ガに相当するネガパターンを組み合わせて行ってもよ
い。
【0023】以上の様にして染料層と染料受容層との界
面に熱エネルギーを与えると、染料層中の染料は与えら
れた熱エネルギーに応じた量で染料受容層13に熱移行
且つ受容されて所望の画像を形成する。以上の如き熱転
写記録により、熱エネルギーに応じた染料が染料受容層
に熱転写されて、1色の画像を記録することが出来る
が、以上の方法を熱転写シートを取り換えて、例えば、
黄色、赤色、藍色及び必要に応じて黒色の熱転写シート
を順次取り換えて、各色に応じた熱転写を行う事によ
り、各色の合成からなる写真調のカラー画像を形成する
ことも出来る。尚、この様に各色の熱転写シートを用い
る代わりに、図4に示す様に予め各色に塗り分けて形成
した区域を有する熱転写シートを用い、まず黄色の区域
を用いて黄色の分色画像を熱転写し、次に熱転写シート
の赤色の区域を用いて熱転写を行い、以下、順次熱転写
を繰り返す事により黄色、赤色、藍色、及び必要により
黒色の分色画像を熱転写する方法を採ると、熱転写シー
トの交換が不要になるという利点がある。尚、熱エネル
ギーを与えるのに用いる熱源の大きさ、熱転写シートと
熱転写受像シートとの密着性、熱エネルギーを適宜に調
整することにより、得られる画像の品質を向上させるこ
とが出来る。
【0024】本発明の熱転写シートは熱転写受像シート
と組み合わせて用いる事により、熱印字方式の各種のプ
リンターを用いた印字、ファクシミリ、或は磁気記録方
式による写真のプリント作成やテレビジョン画面からの
プリント作成等に利用することが出来る。例えば、受信
したテレビジョンの一画面を、磁気テープ或は磁気ディ
スク等の記録媒体に、黄色、赤色、藍色及び必要に応じ
黒色の各分色パターンの信号として記憶させておき、記
憶された各分色パターンの信号を出力させ、この信号に
応じた熱エネルギーをサーマルヘッド等の前記した熱源
により熱転写シートと熱転写受像シートの重ね合わせ体
に付与して、各色毎に逐次熱転写を行うと、テレビジョ
ンの画面をシート状のハードプリントとして再生するこ
とが出来る。この様なテレビジョンの画面のプリントア
ウトに、熱転写受像シートと本発明の熱転写シートの組
み合わせ体を利用するときは、通常熱転写受像シートと
して白色の染料受容層単独のもの又は無色透明な染料受
容層を紙等の基材シートで裏打ちしたもの、若しくは白
色の染料受容層を紙等の基材シートで裏打ちしたもの等
を用いると反射画像を形成するのに都合がよい。
【0025】尚、上記と同様なことはコンピューターの
操作によりCRT画面上に形成された文字、図形、記号
及び色彩等の組み合わせ、グラフィックパターンを原画
として利用するときにも行うことが出来、又、原画が絵
画、写真、印刷物等の固定画像或は人物、静物、風景等
の実際の物であるときは、ビデオカメラ等の適宜な手段
を媒介して用いる事により、上記と同様に画像を形成す
ることが出来る。更に原画から各分色パターンの信号を
作り出すに際し、印刷の写真製版用に用いられる電子製
版機(カラースキャナー)を用いてもよい。
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りのない限り重量基準である。実施例1〜57 下記組成の染料層用インキを調製し、背面に耐熱処理を
施した6μm厚のポリエチレンテレフタレートフイルム
に、乾燥塗布量が1.0g/mになる様に塗布及び乾
燥して本発明の熱転写シートを得た。インキ組成 染料 a部 バインダー樹脂 b部 相溶化剤 c部 メチルエチルケトン (100−a−b−c)/2部 トルエン (100−a−b−c)/2部 但し、相溶化剤のうちレセダシリーズは東亜合成化学工
業製のものであり、モディパー及びマリアリムシリーズ
は日本油脂株式会社製のものである。又、上記組成にお
いて染料が溶剤に不溶な場合には、溶媒としてDMF、
ジオキサン又はクロロホルム等を適宜用いた。
【0026】次に、基材シートとして合成紙(王子油化
製、ユポFPG#150)を用い、この一方の面に下記
の組成の塗工液を乾燥時10.0g/mになる割合で
塗布し、100℃で30分間乾燥して染料受容層を形成
して熱転写受像シートを得た。 ポリエステルバインダー樹脂(Vylon200、東洋紡製) 11.5部 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(VYHH、UCC製) 5.0部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 1.2部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 1.2部 メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサン(重量比4:4:2) 102.0部
【0027】熱転写記録テスト 前記の本発明の熱転写シートと上記の熱転写受像シート
とを夫々の染料層と染料受容面とを対向させて重ね合わ
せ、熱転写シートの裏面からヘッド印加電圧11V、印
字時間10msec.の条件でサーマルヘッドで記録を
行い下記表1〜4の結果を得た。保存性テスト 前記の本発明の熱転写シートを60℃で60時間保存し
た。保存後の染料層の表面状態を観察し、下記基準に従
って保存性を判定した。 ○……染料の析出が見られなかった。 △……若干の染料の析出が見られた。 ×……多量の染料の析出が見られた。濃度測定 記録された熱転写受像シートの反射濃度を光学濃度計R
D−918(マクベス社製)を用いて測定した。
【0028】比較例1〜9 染料層を形成する資材を下記に代えた他は実施例と同様
にして後記表5の結果を得た。 インキ組成 下記構造の染料 a部 バインダー樹脂 b部 メチルエチルケトン (100−a−b)/2部 トルエン (100−a−b)/2部
【化4】
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】
【効果】以上の如き本発明によれば、染料層を構成する
バインダー成分として特定のバインダー樹脂と特定の相
溶化剤とからなる組成物を採用することによって、印字
感度や解像度等に画像品質に関与する諸特性が優れると
共に、熱転写シート自体の保存性及び画像形成時におけ
る熱転写シートの剥離性にも優れた熱転写シートを提供
することが出来る。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写シートの断面図。
【図2】本発明の熱転写シートの断面図。
【図3】本発明の熱転写シートの斜視図。
【図4】本発明の熱転写シートの斜視図。
【図5】本発明の熱転写シートを用いて転写する方法を
例示する説明図。
【符号の説明】
1……熱転写シート 2……基体シート 3……熱転写層 11……被熱転写シート 12……基体シート 13……受容層 14……サーマルヘッド 15……プラテンロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 友祐 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材シート上に、加熱により移行して熱
    転写受像シート上に転写される染料を含有する染料層が
    積層されてなる熱転写シートであって、前記染料層のバ
    インダー成分が、ポリスチレン、ポリビニルトルエン、
    ポリアクリレート、ポリビニルアセトアセタール、ポリ
    ビニルブチラール、ニトロセルロース、エチルヒドロキ
    シエチルセルロース及びエチルセルロースからなる群か
    ら選ばれる少なくとも1種の樹脂と、該バインダー樹脂
    に相溶する部分と染料に相溶する部分とよりなる相溶化
    剤の混合物からなることを特徴とする熱転写シート。
  2. 【請求項2】 基材シート上に、加熱により移行して熱
    転写受像シート上に転写される染料を含有する染料層が
    積層されてなる熱転写シートであって、前記染料層のバ
    インダー成分が、ポリスチレン、ポリビニルトルエン、
    ポリアクリレート、ポリビニルアセトアセタール、ポリ
    ビニルブチラール、ニトロセルロース、エチルセルロー
    ス及びエチルヒドロキシエチルセルロースからなる群か
    ら選ばれる少なくとも1種の樹脂と、該バインダー樹脂
    に相溶する部分と表面移行性とを有する部分よりなる相
    溶化剤の混合物からなることを特徴とする熱転写シー
    ト。
  3. 【請求項3】 バインダー樹脂に対する相溶化剤の重量
    比(バインダー樹脂/相溶化剤)が、1/99〜99/
    1である請求項1又は2に記載の熱転写シート。
  4. 【請求項4】 染料層中のバインダー樹脂に対する染料
    の重量比(染料/バインダー樹脂+相溶化剤)が0.3
    以上である請求項1又は2に記載の熱転写シート。
  5. 【請求項5】 相溶化剤が下記構造式で表される相溶化
    剤である請求項1に記載の熱転写シート。 【化1】
  6. 【請求項6】 相溶化剤が表面移行性部分としてフッ化
    アルキル基含有重合体又はシロキサン基含有重合体を含
    有する請求項2に記載の熱転写シート。
  7. 【請求項7】 バインダー樹脂及び染料に対する相溶性
    部分として、酸変性アクリル樹脂、ポリスチレン、エポ
    キシ変性ポリスチレン、ポリブチレンテレフタレート、
    ポリエチレン、変性アクリル樹脂、ポリメチルメタクリ
    ル樹脂、ポリビニルアセトアセタール及びポリビニルブ
    チラールからなる群から選択される少なくとも一種の樹
    脂を含有する請求項1又は2の熱転写受像シート。
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