JPH05329U - ケースの取付構造 - Google Patents
ケースの取付構造Info
- Publication number
- JPH05329U JPH05329U JP4802591U JP4802591U JPH05329U JP H05329 U JPH05329 U JP H05329U JP 4802591 U JP4802591 U JP 4802591U JP 4802591 U JP4802591 U JP 4802591U JP H05329 U JPH05329 U JP H05329U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- rib
- boss
- groove
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被取付部のボスの高さにバラツキが生じた場
合でもネジの締め付けによるケースの反りの発生をなく
し、部品の破損を防止する。 【構成】 ケース1のリブ3の基部に溝9を形成する。
ケース1を取り付けるダイキャスト側のケースは鉄製の
ため、ボスの高さにバラツキが生じる。ボスに高低差が
できるとボスとリブ3との間に隙間が生じる。しかし、
リブ3の基部に溝9を形成しているため、ネジを締め付
けた時にリブ3が変形してケース1を反らせようとして
も、ケース1が変形する前に溝9によりリブ3がたわん
で、反りを吸収できる。従って、ケース1が反らないた
め、部品の破損もない。
合でもネジの締め付けによるケースの反りの発生をなく
し、部品の破損を防止する。 【構成】 ケース1のリブ3の基部に溝9を形成する。
ケース1を取り付けるダイキャスト側のケースは鉄製の
ため、ボスの高さにバラツキが生じる。ボスに高低差が
できるとボスとリブ3との間に隙間が生じる。しかし、
リブ3の基部に溝9を形成しているため、ネジを締め付
けた時にリブ3が変形してケース1を反らせようとして
も、ケース1が変形する前に溝9によりリブ3がたわん
で、反りを吸収できる。従って、ケース1が反らないた
め、部品の破損もない。
Description
【0001】
本考案は、ダイキャスト側の被取付部に形成されているボスにリブをねじ止め してケースを取り付けるケースの取付構造に関するものである。
【0002】
図6は従来例を示し、プリント基板2を納装したケース1の両端の側面より偏 平なリブ3を一体に突設している。このリブ3にはネジを挿通させる挿通孔4が 穿設されている。 このケース1を図5に示すようにダイキャスト側のケース5に突設したボス6 にネジ7により取り付けるようになっている。すなわち、ネジ7をリブ3の挿通 孔4を介してボス6のねじ穴8に螺着して、ケース1をユーザー側となるダイキ ャストのケース5に取り付けるものである。
【0003】
かかる従来例においては、ダイキャスト側のケース5は鉄製のため、ボス6の 高さにバラツキが生じて、高く又は低くなってしまう。そのため、他のボス6と の高さのバラツキが生じて、ネジ7を締め付けた場合には、ケース1に反り(図 6のX部分)が発生することになる。従って、ケース1にねじ止めされているプ リント基板2にも曲げ応力がかかり、部品が破損するという問題があった。
【0004】 本考案は上述の点に鑑みて提供したものであって、被取付部のボスの高さにバ ラツキが生じた場合でもネジの締め付けによるケースの反りの発生をなくし、部 品の破損を防止することを目的としたケースの取付構造を提供するものである。
【0005】
本考案は、ケースの側面より取付用のリブを突設し、このリブに穿設した穴を 介して被取付部のボスにねじ止めするようにしたケースの取付構造において、取 付時に発生するケースの変形を吸収する溝をリブの基部に形成したものである。
【0006】
而して、被取付部のボスの高さにバラツキが生じた場合に、リブによりネジを 締め付けても、リブの溝によりケースの変形を吸収して、ケースの反り等の変形 を生じさせず、部品の破損を防止している。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。尚、ケース1全体の構成は 従来と同じなので、要旨の部分について詳述する。図1〜図4に示すように、リ ブ3の基部には幅方向全長にわたって溝9を形成して、この溝9によりケース1 の反りを吸収するようにしたものである。リブ3に溝9を形成することにより、 リブ3の基部は薄くなり、リブ3自体をたわみ易くして、ケース1への反りをリ ブ3の基部で吸収している。
【0008】 ケース1は図5に示すように、被取付部であるダイキャストのケース5に嵌ま り込むように取り付けられ、取付用のリブ3が4か所に設けられている。 ダイキャスト側のケース5は鉄製のため、ボス6の高さにバラツキが生じて、 高く又は低くなってしまう。ボス6に高低差ができると、図5に示すようにボス 6とリブ3との間に隙間xが生じ、そのままネジ7を締め込むと、従来の図6に 示すように、ケース1に反りが発生する。
【0009】 しかし、本考案では、リブ3の基部に溝9を形成しているため、リブ3が変形 してケース1を反らせようとしても、ケース1が変形する前に溝9によりリブ3 がたわんで、反りを吸収することができる。従って、ケース1が反らないため、 部品の破損もなく、プリント基板は正規の位置のまま取り付けられる。 このように、溝9によるリブ3のたわみにより、ボス6の高低差を吸収するこ とができるものである。
【0010】
本考案は上述のように、ケースの側面より取付用のリブを突設し、このリブに 穿設した穴を介して被取付部のボスにねじ止めするようにしたケースの取付構造 において、取付時に発生するケースの変形を吸収する溝をリブの基部に形成した ものであるから、被取付部のボスの高さにバラツキが生じた場合に、リブにより ネジを締め付けても、リブの溝によりケースの変形を吸収して、ケースの反り等 の変形を生じさせず、部品の破損を防止することができる効果を奏するものであ る。
【図1】(a)は本考案の実施例のケースの平面図であ
る。 (b)はケースの側面図である。
る。 (b)はケースの側面図である。
【図2】ケースの底面図である。
【図3】要部断面図である。
【図4】拡大断面図である。
【図5】取付状態を示す図である。
【図6】従来例のケースの斜視図である。
1 ケース 3 リブ 6 ボス 7 ネジ 9 溝
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ケースの側面より取付用のリブを突設
し、このリブに穿設した穴を介して被取付部のボスにね
じ止めするようにしたケースの取付構造において、取付
時に発生するケースの変形を吸収する溝をリブの基部に
形成したことを特徴とするケースの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4802591U JPH05329U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | ケースの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4802591U JPH05329U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | ケースの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329U true JPH05329U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12791770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4802591U Withdrawn JPH05329U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | ケースの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05329U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005155827A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Fujitsu Ten Ltd | 固定構造 |
JP2013062906A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Yazaki Corp | 組み付け部材 |
JP2014503074A (ja) * | 2011-01-22 | 2014-02-06 | コンティ テミック ミクロエレクトロニック ゲーエムベーハー | センサー・モジュール |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP4802591U patent/JPH05329U/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005155827A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Fujitsu Ten Ltd | 固定構造 |
JP2014503074A (ja) * | 2011-01-22 | 2014-02-06 | コンティ テミック ミクロエレクトロニック ゲーエムベーハー | センサー・モジュール |
JP2013062906A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Yazaki Corp | 組み付け部材 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950907 |