JP2566280Y2 - ファンユニット - Google Patents

ファンユニット

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JP2566280Y2
JP2566280Y2 JP1991073456U JP7345691U JP2566280Y2 JP 2566280 Y2 JP2566280 Y2 JP 2566280Y2 JP 1991073456 U JP1991073456 U JP 1991073456U JP 7345691 U JP7345691 U JP 7345691U JP 2566280 Y2 JP2566280 Y2 JP 2566280Y2
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高久 吉住
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電子装置を空冷する軸流
ファンを実装したファンユニットに関する。電子装置は
高速処理の要望に応えるためと経済効率を高める必要性
から、益々小形化、高密度実装化される傾向にある。
【0002】この実現手段として、主要部品に半導体集
積回路が用いられ、多数の部品をプリント配線板に実装
して回路構成し、このプリント板をシェルフ内にびっし
りと並設し、このシェルフを架筐体に密に実装する方法
がとられている。
【0003】しかし、半導体部品抵抗部品は、その動
作により発熱するが、その熱が内部に蓄積されると部品
素子の温度が上昇し、その構造・機能が破壊される。特
に、実装密度が増すにつれて単位体積当たりの発熱量が
大きくなり、この傾向が助長される。
【0004】従って、電子装置内部の効率的な冷却が目
下の急務となっている。
【0005】
【従来の技術】図4に従来の一例の電子装置冷却外観
図、図5に同ファンユニットの構成図を示す。
【0006】従来から行われている冷却方式としては、
図4に示すように、多数の電子部品9をプリント配線板
91に実装して回路パッケージ92とし、この複数個をシェ
ルフの内部に並設させて回路ユニット93とし、この回路
ユニット93の上部(又は下部)に、軸流ファン5を実装
したファンユニット15の個をプラグイン接続して平ら
に並設し、整流区域を設けた強制冷却ユニット94が搭載
してあり、回路ユニット93の内部空間に強制通風させ
て、電子部品9を強制空冷している。
【0007】このファンユニット15は、図5に示すよう
に、直方体の一面開放した本体25とこの開放面を覆うカ
バー35とから成り、本体25の前面26には強制冷却ユニッ
ト94の前面にねじ締着させる鍔部を備え、後面にはプラ
グイン接続のコネクタ27が取付けてあり、底面にあけた
通風孔28に合わせて軸流ファン5を載せ、4個の固定ね
じ56を反対側の取付面6の固定孔7から挿入し、底板に
ねじ込ませて締着固定している。
【0008】図示省略するが、軸流ファン5への配線は
コネクタ27から配線される。カバー35は、軸流ファン5
の対向位置に通風孔36があけられ、本体25の開放面を覆
うように両側が縁曲げてあり、前後縁を本体25の前縁曲
辺23及び後縁曲辺22に重ねて固定ねじ8により固定す
る。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、 ファンユニット15の構造は一般的な単純構造で低コ
ストであり、且つ共通に使用するプラグイン接続構造と
してあるが、使用する電子装置の小形化に対応して、特
にユニットの高さ寸法は電子装置の高さ寸法に直接的に
関与するので限界までファンユニットの高さ寸法を抑え
ることが要求された。 軸流ファン5を取付ける固定ねじ56は、軸流ファン
5の種類により取付面6間の寸法に合わせた長さ寸法が
必要であり、標準品には無く非標準品のため特別発注や
在庫管理を要し、コストのアップ要因となっていた。等
の問題点があった。
【0010】本考案は、かかる問題点に鑑みて、装置の
小形化に寄与でき、非標準品を用いないファンユニット
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、図1の原理
説明図に示す如く、一面開放の直方体形の本体2と、前
記開放面を覆う着脱自在のカバー3とから構成するユニ
ットにおいて、回転軸に垂直な対向二面が同一形の取付
面6を有する軸流ファン5を、取付面6に備える固定孔
7に、本体2の実装位置及びカバー3の対応位置に突設
した凸部4を嵌めて、本体2とカバー3とで挟めて実装
するファンユニット1であって、カバー3の揃えて縁曲
げした両側縁を本体2の両側面外嵌させ、前縁32は本
体2の前縁曲辺21の内側に差込み圧接させ、ねじ頭部81
が出張らないように低めた後縁33は本体2の後縁曲辺22
に固定ねじ8にて締着固定させて、軸流ファン5を本体
2とカバー3とで押圧挟持させて成ることを特徴とする
ファンユニットにより達成される。
【0012】
【作用】即ち、本体2の底面とカバー3の対応位置に突
設した凸部4に、軸流ファン5の取付面6の固定孔7を
嵌合させて位置出しを行い、両側から押圧挟持するので
確実に固定できる。
【0013】高さ寸法は、軸流ファン5の高さに本体2
の底板とカバー3の板厚が加わり、最小値となる。この
場合のカバー3の本体2へ固定方法は、同時に軸流ファ
ン5に押圧を与えて挟持させるために部材の要所寸法を
規定し、固定ねじ8で締着固定させるのが、一番簡単確
実かつ低コストとなる。更に、固定ねじ8の個数を減じ
るために一方を前縁曲辺21の下側に差込ませ、軸流ファ
ン5を押圧挟持すると共に圧接して固定させている。
【0014】又、凸部の突設は公知技術により容易に
設けられ、例えば、エンボス成形、ピンの溶接、ねじの
螺着等により突設できる。かくして、本考案により、ユ
ニット高さ寸法を最小にして装置の小形化に寄与でき、
特注の特殊ねじとなる非標準品を用いないファンユニッ
トを提供することが可能となる。
【0015】
【実施例】以下図面に示す実施例によって本考案を具体
的に説明する。全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。図2に本考案の一実施例の構成斜視図、図3に各
凸部の形成を示す。
【0016】本実施例は、前述の図4の従来例に示す電
子装置と同様な装置に、更に冷却能力を増強し高さ寸法
を抑えたファンユニットが要求され適用したものであ
る。一実施例のファンユニット1は、図2に示す如く、
外形 120× 120×高38mmの角形の軸流ファン5を2個取
付けた、一面開放の箱形の本体2と、この開放面を覆う
カバー3とから構成する。
【0017】本体2は、1.6 mm厚の鋼板で30×15×高さ
cmの箱形で一面(30×15cmの面)を開放してあり、前面
24は両側にはみ出て図示省略の強制冷却ユニットへの固
定部を備え、更に、開放縁を折曲げて前縁曲辺21として
ある。又、後面にはプラグイン接続用のコネクタ27が固
着され、開放縁を内側に折曲げて後縁曲辺22を設けてあ
り、この後縁曲辺22の表面は前縁曲辺21より 4.2mm以上
低くしてある。又、開放縁の両側の中央部に後縁曲辺22
と同じレベルに縁曲部29を一体に設けてある。更に、底
面には軸流ファン5の取付位置に通風孔28があけられ、
取付面6の四隅に設けた 3.6mmφの固定孔7の対応位置
で対角状の2か所に、短い3φ×6mmの鉄のピン41を溶
接して垂設して凸部4を形成してある。
【0018】カバー3は、1mm厚の鋼板で、両側を同向
きに縁曲げられ、前縁32は 1.6mm以内、後縁33は 2.2mm
以内と夫々段差を設けて下げてあり、平面外形 298×15
2 mmで、軸流ファン5の対応位置に通風孔36とピン41を
溶接した凸部4とが設けてあり、更に、後縁33に固定ね
じ8用の固定孔31があけられ、両側の中央部、本体2の
縁曲部29の対応位置にも周りを絞り込んで 2.2mm以内の
段差を設けて固定孔31があけてある。
【0019】先ず、軸流ファン5を固定孔7に凸部4を
嵌合させて本体2の底面に置き、図示省略するが、各軸
流ファン5とコネクタ27との配線接続を行い、最後に、
カバー3の凸部4を各軸流ファン5の反対の取付面6の
固定孔7に嵌合させながら、前縁32を本体2の前縁曲辺
21の下側に差込ませ、且つ、両側の縁曲部を本体2の両
側面に外嵌させてから、固定ねじ8を後縁33及び両側の
各固定孔32に通し、本体2に螺着させ、締着固定させ
る。
【0020】この締着により、寸法上軸流ファン5は本
体2の底面とカバー3とにより押圧挟持される。凸部4
は、図3の(a) 〜(d) に示すように各種の形成ができ、
以下のような特質がある。
【0021】(a) はエンボス成形であり、背の低い凸部
4に最適であり、最低コストで設けることができ、本体
2又はカバー3の製作と一体の工程で設けられ、最短工
程となる。
【0022】(b) は切り起こしであり、比較的に大きな
凸部4に適し、既存の型が使用できれば極めて低コスト
となり、上記と同じく一体工程となり、短工程である。 (c) は前述のピン41の溶接であり、比較的に小形の凸部
4に適し、溶接の手番を要するが、低コストに行える。
【0023】(d) はねじ42の螺着であり、凸部4の大小
には関係なく設けられ、変更も容易であるが、螺着する
作業者と工数を要し、その分ユニット組立が長手番とな
る。上記実施例は、一例を示したもので、各部の寸法、
材料は上記のものに限定するものではない。
【0024】
【考案の効果】以上の如く、本考案のファンユニットに
より、従来例のファンユニットに比べ高さ寸法を7mm低
減することができ、ユニット高さ寸法を最小にして装置
の小形化に寄与でき、更に固定ねじは標準品を使用し、
個数も削減しており、部品の発注及び在庫管理が簡潔と
なり、組立工数も減り、低コスト化され、実用的効果は
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の原理説明図
【図2】 本考案の一実施例の構成斜視図
【図3】種凸部の形成
【図4】 従来の一例の電子装置冷却外観図
【図5】 従来の一例のファンユニットの構成図
【符号の説明】
1,15 ファンユニット 2,25 本体 3,
35 カバー 4 凸部 5 軸流ファン 6
取付面 7,31 固定孔 8,56 固定ねじ 9
電子部品 21,23 前縁曲辺 22 後縁曲辺 2
4,26 前面 27 コネクタ 28,36 通風孔 29
縁曲部 32 前縁 33 後縁 41 ピン 42 ねじ 81 ねじ頭部 91
プリント配線板 92 回路パッケージ 93 回路ユニット 94
強制冷却ユニット
フロントページの続き (72)考案者 小島 輝征 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)考案者 金丸 泰久 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番 4号 富士通九州通信システム株式会社 内 (56)参考文献 実開 昭54−71157(JP,U) 実開 平4−44192(JP,U) 実開 平4−18490(JP,U) 実開 平4−51196(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面開放の直方体形の本体(2) と、前記
    開放面を覆う着脱自在のカバー(3) とから構成するユニ
    ットにおいて、回転軸に垂直な対向二面が同一形の取付
    面(6) を有する軸流ファン(5) を、該取付面(6) に備え
    る固定孔(7)に、本体(2) の実装位置及びカバー(3) の
    対応位置に突設した凸部(4) を嵌めて、本体(2) とカバ
    ー(3) とで挟めて実装するファンユニット(1) であっ
    て、 該カバー(3) の揃えて縁曲げした両側縁を本体(2) の両
    側面外嵌させ、前縁(32)は本体(2) の前縁曲辺(21)の
    内側に差込み圧接させ、ねじ頭部(81)が出張らないよう
    に低めた後縁(33)は該本体(2) の後縁曲辺(22)に固定ね
    じ(8) にて締着固定させて、該軸流ファン(5) を本体
    (2) とカバー(3) とで押圧挟持させて成ることを特徴と
    するファンユニット。
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