JPH0660194U - プリント基板用シェルフ - Google Patents

プリント基板用シェルフ

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JPH0660194U
JPH0660194U JP415693U JP415693U JPH0660194U JP H0660194 U JPH0660194 U JP H0660194U JP 415693 U JP415693 U JP 415693U JP 415693 U JP415693 U JP 415693U JP H0660194 U JPH0660194 U JP H0660194U
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
frame plate
shelf
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP415693U
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English (en)
Inventor
憲英 松本
守 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱効果の高いプリント基板用シェルフを提
供すること。 【構成】 電子部品11が実装された複数のプリント基
板10を所定の間隔で略平行に収納配置するシェルフ1
で、枠板2を略四角形に枠組みしてプリント基板10の
収納部20を形成し、枠板2の相対向する2つの内面2
aにプリント基板10を嵌合するための嵌合溝3を設
け、しかも、収納部20内に配置するプリント基板10
と次のプリント基板10との間には、枠板2の相対向す
る2つの内面2aをわたる状態で熱伝導板を配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子部品が実装された複数のプリント基板を収納配置するためのプ リント基板用シェルフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビやビデオテープレコーダー、コンピュータ等の電気機器には、トランジ スタやLSIおよび抵抗器、コンデンサ等の電子部品を用いて電源回路や増幅回 路等の種々の回路がプリント基板上で構成されている。 このようなプリント基板を複数組み込むことにより電気機器の所定の機能が得 られている。
【0003】 この複数のプリント基板を電気機器内に配置するには、プリント基板を所定の 間隔で略平行に収納配置するシェルフが用いられている。 このプリント基板用シェルフを図5の斜視図、および図6の部分正面図に基づ いて説明する。 すなわち、このシェルフ1は、プリント基板10の収納部20を略四角形に枠 組みするための枠板2と、この枠板2の内側の相対向する2つの内面2aにそれ ぞれ設けられた嵌合溝3とから成るもので、この嵌合溝3に、電子部品11が実 装されたプリント基板10を差し込むようにして収納する。
【0004】 また、枠板2には必要に応じて冷却水の通る配管5が埋め込まれており、電子 部品11から発生した熱をプリント基板10を介して枠板2から効率よく放熱で きるようになっている。 すなわち、図6に示すように、電子部品11の作動により発生した熱(図中矢 印)は、電子部品11のリードからプリント基板10を伝わり、このプリント基 板10から枠板2に伝わる。そして、枠板2を介して外部へ放出されることにな る。
【0005】 このような、電子部品11から発生する熱対策として、先の述べたような冷却 水の通る配管を埋め込んでシェルフ1の枠板2の冷却効率を高めたものや、プリ ント基板10内に金属コアを設けて熱伝導をよくしたものなども用いられている 。 電気機器内にはこのようなシェルフ1が設けられており、複数のプリント基板 10をシェルフ1に収納配置して、所定の電気的機能を得るようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなプリント基板用シェルフには、次のような問題があ る。 すなわち、図6に示すように、複数のプリント基板10をこのシェルフ1の枠 板2内に収納配置した場合、プリント基板10と次のプリント基板10との間の 空間に電子部品から発生した熱が対流を起こすことになる。
【0007】 つまり、2つのプリント基板10の間の空間に伝わった熱は、プリント基板1 0には容易に伝導されず、この空間内にこもってしまう。 このため、電子部品11の放熱効果が不十分となり、温度上昇による誤動作等 の悪影響を与える原因となっている。 特に、プリント基板10の間隔が狭い場合や、電子部品11の実装密度が高い 場合には、このような問題が顕著に現れることになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような課題を解決するために成されたプリント基板用シェルフ である。 すなわち、このプリント基板用シェルフは、電子部品が実装された複数のプリ ント基板を所定の間隔で略平行に収納配置するためのもので、枠板を略四角形に 枠組みしてプリント基板の収納部を形成し、枠板内側の相対向する2面にプリン ト基板を嵌合するための嵌合溝を設け、しかも、収納部内に配置するプリント基 板と次のプリント基板との間には、枠板内側の相対向する2面をわたる状態で熱 伝導板を配置したものである。
【0009】
【作用】
収納部に収納されたプリント基板と次のプリント基板との間の空間に熱伝導板 が設けられているため、この空間内の熱が熱伝導板に伝わることになる。 また、この熱伝導板が枠板内側の相対向する2面にそれぞれ接続されているた め、空間から熱伝導板に伝わった熱がこの接続部分から枠板に伝わり、枠板から 外部に放出される。 このような熱伝導板をプリント基板と次のプリント基板との間の空間に設ける ことにより、電子部品から発生した熱がこの空間内にこもることなく容易に枠板 から放出されるようになる。
【0010】
【実施例】
以下に、本考案のプリント基板用シェルフの実施例を図に基づいて説明する。 図1は、本考案のプリント基板用シェルフを説明する斜視図、図2は、本考案 のプリント基板用シェルフを説明する部分正面図である。 すなわち、このシェルフ1は、トランジスタやLSI等の電子部品11が実装 された複数のプリント基板10を所定の間隔で略平行に収納配置するためのもの で、プリント基板10の収納部20を略四角形に枠組みする枠板2と、枠板2内 側の相対向する2つの内面2aに設けられた嵌合溝3と、収納される各プリント 基板10の間の位置に設けられた熱伝導板4とから構成されるものである。
【0011】 また、必要に応じて枠板2には冷却水の配管5が設けられており、枠板2の冷 却効率を高めている。 このシェルフ1の収納部20に各プリント基板10を例えば略水平に収納する 場合には、左右の枠板2の内面2aにそれぞれプリント基板10の嵌合溝3が設 けられている。 また、各プリント基板10を略垂直に収納する場合には、上下の枠板2の内面 に嵌合溝3が設けられる。 以下の実施例では、説明を簡単にするために、各プリント基板10を略水平に 収納する場合を例として説明する。
【0012】 シェルフ1の収納部20にプリント基板10を収納するには、内面2aに設け られた嵌合溝3にプリント基板10を差し込むようにする。 すなわち、嵌合溝3がプリント基板10の厚さに対応して設けられており、プ リント基板10の両端側を左右の内面2aに設けられた一対の嵌合溝3にそれぞ れ挿入する。 左右の内面2aにはこのような一対の嵌合溝3が、収納するプリント基板10 の枚数に応じて設けられている。
【0013】 また、収納部20に配置されるプリント基板10と次のプリント基板10との 間には、左右の枠板2の内面2aをわたる状態に熱伝導板4が配置されている。 すなわち、図2に示すように、嵌合溝3に差し込まれたプリント基板10(a )と、その上に差し込まれたプリント基板10(b)との間に空間に、熱伝導板 4(a)がプリント基板10(a)、10(b)と略平行に配置されている。 また、プリント基板10(b)とその上のプリント基板(図示せず)との間の 空間には、熱伝導板4(b)が配置されている。 このように各プリント基板10の間の空間に熱伝導板4が配置されている。 なお、この熱伝導板4は、例えば枠板2と一体的に形成されており、枠板2と 同様な材質から成るものである。
【0014】 このようなシェルフ1に複数のプリント基板10a、10bを収納した場合、 プリント基板10a、10bに実装された電子部品11から発生する熱は、例え ば、図2の矢印に示すように、電子部品10の上方の空間に伝わり、この空間か ら熱伝導板4a、4bにそれぞれ伝わる。 そして、この熱が各熱伝導板4a、4bから枠板2に伝わり外部に放出される ことになる。 このため、各プリント基板10の間の空間には電子部品11から発生した熱が こもることがなく効率よく枠板2から放出できる。
【0015】 次に、本考案の他の例を図3および図4に基づいて説明する。 図3は、他のシェルフ1の例を説明する部分正面図(その1)である。 すなわち、このシェルフ1は、枠板2と熱伝導板4とが別物で形成されている ものである。 このため、シェルフ4が枠板2の内面2aから取り外し自在となっている。 例えば、プリント基板10に熱の発生が多い電子部品11が実装されている場 合、枠板2の材質よりも熱伝導率の高い材質から成る熱伝導板4を取り付けるこ とにより、効率の高い熱の放出を行うことができる。
【0016】 また、熱伝導板4を取り付けるための溝を枠板2の内面2aに複数設けておき 、電子部品11と熱伝導板4との間隔を調整できるようにしてもよい。 例えば、同じ大きさのシェルフ1を用いて、他の電子部品11が実装されたプ リント基板10を収納する場合など、電子部品11の高さが変更となっても熱伝 導板4の取り付け位置を調節することにより、電子部品11と熱伝導板4との間 隔を一定にすることができる。
【0017】 図4は、他のシェルフ1の例を説明する部分正面図(その2)である。 このシェルフ1は、枠板2の内面2aに設けられた嵌合溝3に、プリント基板 10と熱伝導板4との両方を嵌合したものである。 このため、嵌合溝3はプリント基板10と熱伝導板4との厚さの和に対応して 設けられている。 また、熱伝導板4は、その嵌合部分から折り曲げられており、電子部品11と の間が所定の間隔に保たれている。
【0018】 このような熱伝導板4を用いることで、電子部品11と熱伝導板4との間隔を プリント基板10に実装された電子部品11の高さに合わせることができる。 しかも、嵌合溝3をプリント基板10と共通して使用できるため、枠板2の内 面2aに熱伝導板4を取り付けるための特別な加工を必要としない。
【0019】 なお、これらの実施例で説明した熱伝導板4は平板に限定されず、必要に応じ て表面積の大きい波板状のものや凹凸のあるものを用いて放熱性を高めてもよい 。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のプリント基板用シェルフによれば次のような効 果がある。 すなわち、収納したプリント基板と次のプリント基板との間の空間に電子部品 から発生した熱が伝わっても、この空間内で対流を起こすことなく熱伝導板に伝 わるため、容易に熱が枠板へ伝わって外部に放出できることになる。 このため、電子部品の放熱効果が高まり、安定した動作をさせることが可能と なる。 本考案は、プリント基板の間隔が狭い場合や、電子部品の実装密度が高い場合 等、効率の良い放熱が必要とされる場合に特に有効なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプリント基板用シェルフを説明する斜
視図である。
【図2】本考案のプリント基板用シェルフを説明する部
分正面図である。
【図3】他の例を説明する部分正面図(その1)であ
る。
【図4】他の例を説明する部分正面図(その2)であ
る。
【図5】従来のプリント基板用シェルフを説明する斜視
図である。
【図6】従来のプリント基板用シェルフを説明する部分
正面図である。
【符号の説明】
1 シェルフ 2 枠板 2a 内面 3 嵌合溝 4 熱伝導板 5 配管 10 プリント基板 11 電子部品 20 収納部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品が実装された複数のプリント基
    板を所定の間隔で略平行に収納配置するためのもので、 前記プリント基板の収納部を略四角形に枠組みするため
    の枠板と、 前記枠板の内側の相対向する2面に設けられた前記プリ
    ント基板を嵌合するための嵌合溝とから成るプリント基
    板用シェルフにおいて、 前記収納部内に配置される前記プリント基板と次のプリ
    ント基板との間には、 前記枠板の内側の相対向する2面をわたる状態で熱伝導
    板が配置されていることを特徴とするプリント基板用シ
    ェルフ。
JP415693U 1993-01-19 1993-01-19 プリント基板用シェルフ Pending JPH0660194U (ja)

Priority Applications (1)

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JP415693U JPH0660194U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 プリント基板用シェルフ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP415693U JPH0660194U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 プリント基板用シェルフ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0660194U true JPH0660194U (ja) 1994-08-19

Family

ID=11576893

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JP415693U Pending JPH0660194U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 プリント基板用シェルフ

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JP (1) JPH0660194U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012529759A (ja) * 2009-06-10 2012-11-22 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 液冷冷却装置、電子機器ラック、およびその製作方法
JP2012531039A (ja) * 2009-06-19 2012-12-06 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ アビオニクスシャーシ

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