JPH0617286U - 高周波用機器のアース構造 - Google Patents

高周波用機器のアース構造

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JPH0617286U
JPH0617286U JP6050892U JP6050892U JPH0617286U JP H0617286 U JPH0617286 U JP H0617286U JP 6050892 U JP6050892 U JP 6050892U JP 6050892 U JP6050892 U JP 6050892U JP H0617286 U JPH0617286 U JP H0617286U
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JP
Japan
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circuit board
housing
printed circuit
ground surface
ground
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Application number
JP6050892U
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English (en)
Inventor
敬一 濱田
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アース機能を損なうことなくネジ止めの箇所
を削減し、製造工数減を図って製造効率を向上させると
共に、部品点数を削減して取扱いや管理を容易にしコス
トも安くなるようにする。 【構成】 板金製の筐体10にプリント基板11の側縁
部を支持すると共にプリント基板11のグランド面12
に接触する支持部14を設け、筐体内側部に突出し支持
部14に支持された該プリント基板11を押える押え部
を設ける。この押え部を、筐体側部に切込み形成され、
内側に折曲形成されて上記プリント基板11の上面側縁
部に弾接する接触部16を有した垂下する舌片15で構
成し、筐体10にプリント基板12を取付けたとき、プ
リント基板11のグランド面12から支持部14及び筐
体10を介してアースを行うようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高周波用機器のアース構造に関し、特に、筐体にプリント基板を取 付け、プリント基板のグランド面から筐体を介してアースを行う高周波用機器の アース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の高周波用機器のアース構造としては、例えば、図8に示すよう に、板金あるいはダイキャスト製等の筐体(図示せず)にプリント基板1のグラ ンド面2がある側縁部を支持する支持部(図示せず)を設け、この支持部にプリ ント基板1を支持させると共にグランド面を接触させ、プリント基板1にネジ3 を挿通して支持部にねじ込んで該プリント基板1を筐体に取付け、ネジ3を締め つけることにより筐体にアースを確実に行うようにしている。この場合特に高周 波用機器においては、アース部が少なくアースがうまくとれないとその特性に大 きな影響を与えるため、複数箇所、例えば図8に示すように8箇所をネジで止め ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の高周波用機器のアース構造にあっては、複数箇 所をネジで止めしてアースしているため、ネジ止めのための工数が増加し、また 、ネジの本数が多くなって取扱いや管理が煩雑になり、また、コストも高くなっ ているという問題があった。
【0004】 本考案は、上記の問題点を解決するためになされたもので、アース機能を損な うことなくネジ止めの箇所を削減し、製造工数減を図って製造効率を向上させる と共に、部品点数を削減して取扱いや管理を容易にしコストも安くするようにし た高周波用機器のアース構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本考案の高周波用機器のアース構造は、筐体 にプリント基板を取付け、プリント基板のグランド面から筐体を介してアースを 行う高周波用機器のアース構造において、筐体にプリント基板の側縁部を支持す ると共にプリント基板のグランド面に接触する支持部を設け、筐体内側部に突出 し支持部に支持された該プリント基板を押える押え部を設けたものである。
【0006】 そして、必要に応じ、筐体を板金製にし、上記押え部を、筐体側部に切込み形 成され、内側に折曲形成されて上記プリント基板に弾接する接触部を有した垂下 する舌片で構成している。
【0007】 そしてまた、必要に応じ、筐体をダイキャスト製にし、上記押え部を筐体内側 面から突出する突起で構成すると共に、プリント基板の側端面に、プリント基板 を支持部に支持させるよう支持部側に押付けたとき、該側端が上記突起を乗越え 可能に該突起にガイドされる傾斜した溝を形成した構成としている。
【0008】
【実施例】
以下添付図面に基づいて本考案の実施例に係る高周波用機器のアース構造につ いて詳細に説明する。
【0009】 図1〜図4に本考案の第1の実施例に係る高周波用機器のアース構造を示す。 図において、10は板金製の筐体であって、プリント基板11が収納されるよう ボックス状に形成されている。プリント基板11は、図4に示すように、矩形状 に形成され、その下側の側縁部にグランド面12が形成されている。また、プリ ント基板11の4つのコーナ部には、ネジ13が挿通するネジ穴(図示せず)が 設けられている。
【0010】 14はプリント基板の側縁部を支持すると共にグランド面12に接触する支持 部であって、L字状に折曲形成され一片が筐体内側面に溶接固定されている。ま た、上記プリント基板11の4つのコーナ部に対応する支持部14には、ネジ1 3がねじ込まれる雌ネジ部(図示せず)が設けられている。
【0011】 15はプリント基板11を押える押え部としての舌片であって、筐体側部に垂 下するように切り込み形成されており、その下部が山形になるよう内側に折曲形 成されてプリント基板11の上面の側縁部に弾接する接触部16を有して構成さ れている。この舌片15は、図4に示すように、筐体内周に所定の間隔で6箇所 設けられている。
【0012】 従って、この第1の実施例に係る筐体10にプリント基板11を取付けるとき は、図2に示すように、プリント基板11を支持部14に支持させるよう支持部 14側に押付ける。これにより、舌片15がプリント基板11の側端によって押 されて外側に撓み、プリント基板11が通過して支持部14に支持される。この 状態では、図3に示すように、外側に押された舌片15がその弾性によって元に 戻り、接触部16がプリント基板11の上面の側縁部に弾接し、プリント基板1 1を押える。このことにより、グランド面12が確実に支持部14に接触する。
【0013】 次に、プリント基板11のコーナ部にネジ13をねじ込む。この場合、ネジ1 3の数は、従来に比較して、本数が少なくなっており、それだけ、ネジ止めの工 数が減り、組付け効率が向上させられる。また、部品点数が減ることから、取扱 いや管理が容易になり、コストも安くなる。
【0014】 ネジ13が取付けられた状態では、プリント基板11は、該ネジ13によって 支持部14に押えられると共に、舌片15によっても支持部14に押えられるの で、ぐらつくことなく確実に保持される。また、この状態では、プリント基板1 1のグランド面12は、ネジ13の締め付けにより筐体10にアースされ、しか も、舌片15の弾性力により筐体10にアースされるので、接地が確実になり、 そのため、高周波用機器の特性に大きな影響を与える事態が防止される。
【0015】 図5〜図7は、本考案の第2の実施例に係る高周波用機器のアース構造を示し ている。図において、20はダイキャスト製の筐体であって、グランド面22を 有したプリント基板21が収納されるようボックス状に形成されている。24は プリント基板の側縁部を支持する支持部であって、L字状に折曲形成され一片が 筐体内側面に溶接固定されている。また、上記と同様に、上記プリント基板の4 つのコーナ部に対応する支持部24には、ネジ(図示せず)がねじ込まれる雌ネ ジ部(図示せず)が設けられている。
【0016】 25はプリント基板を押える押え部としての突起であって、筐体側面から内側 に半球状に突出形成されている。この突起25は、上記と同様に、筐体内周に所 定の間隔で6箇所設けられている。
【0017】 プリント基板21の側端面は、上から下内側に向けて傾斜形成されている。こ の傾斜面には、プリント基板21を支持部24に支持させるよう支持部24側に 押付けたとき、該側端が上記突起25を乗越え可能に該突起25にガイドされる 傾斜した溝26が形成されている。更に、プリント基板21の4つのコーナ部に は、ネジが挿通する上記と同様のネジ穴(図示せず)が設けられている。
【0018】 従って、この第2の実施例に係る筐体20にプリント基板21を取付けるとき は、図6に示すように、プリント基板21を支持部24に支持させるよう支持部 24側に押付ける。これにより、プリント基板21の溝26が突起25に係合し てガイドされ、図7に示すように、ついには溝26の上端が突起25を乗越える 。この状態では、支持部24がグランド面22に接触し、アースされることにな る。
【0019】 次に、プリント基板21のコーナ部にネジをねじ込む。この場合、ネジの数は 、従来に比較して、本数が少なくなっており、それだけ、ネジ止めの工数が減り 、組付け効率が向上させられる。また、部品点数が減ることから、取扱いや管理 が容易になり、コストも安くなる。
【0020】 ネジが取付けられた状態では、プリント基板21は、該ネジによって支持部2 4に押えられると共に、突起によっても支持部24に押えられるので、ぐらつく ことなく確実に保持される。また、この状態では、プリント基板21のグランド 面22は、ネジの締め付けにより筐体20にアースされ、しかも、突起25の押 さえにより筐体20にアースされるので、接地が確実になり、そのため、高周波 用機器の特性に大きな影響を与える事態が防止される。
【0021】 なお、上記第2の実施例においては、溝26のある側端面を傾斜形成したが、 必ずしもこれに限定されるものではなく、溝26のみ傾斜させるようにしても良 い。また、上記舌片15や突起25の数及びネジの数は、上述したものに限られ るものではなく、適宜の数設けるようにして良い。更に、押え部は、上述した舌 片15や突起25に限らず、種々の形状のもので良い。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の高周波用機器のアース構造によれば、筐体にプ リント基板を確実に押える押え部を設けたので、ネジ止めの箇所を削減すること ができ、そのため、製造工数が減り、製造効率を向上させることができると共に 、ネジ止めの箇所が減る分部品点数を削減することができ、そのため、取扱いや 管理を容易にでき、コストダウンを図ることができるという効果がある。また、 プリント基板は、押え部によって支持部に押えられるので確実に保持され、また 、この状態では、プリント基板のグランド面は支持部に接触して筐体にアースさ れるので、接地が確実になり、そのため、高周波用機器の特性に影響を与える事 態を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る高周波用機器のア
ース構造を示す部分斜視図である。
【図2】本考案の第1の実施例に係る高周波用機器のア
ース構造の組付け過程を示す断面図である。
【図3】本考案の第1の実施例に係る高周波用機器のア
ース構造を示す断面図である。
【図4】本考案の第1の実施例に係る高周波用機器のア
ース構造を示す平面図である。
【図5】本考案の第2の実施例に係る高周波用機器のア
ース構造を示す部分斜視図である。
【図6】本考案の第2の実施例に係る高周波用機器のア
ース構造の組付け過程を示す断面図である。
【図7】本考案の第2の実施例に係る高周波用機器のア
ース構造を示す断面図である。
【図8】従来の高周波用機器のアース構造を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 グランド面 3 ネジ 10 筐体 11 プリント基板 12 アース面 13 ネジ 14 支持部 15 舌片(押え部) 16 接触部 20 筐体 21 プリント基板 22 グランド面 24 支持部 25 突起(押え部) 26 溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体にプリント基板を取付け、プリント
    基板のグランド面から筐体を介してアースを行う高周波
    用機器のアース構造において、筐体にプリント基板の側
    縁部を支持すると共にプリント基板のグランド面に接触
    する支持部を設け、筐体内側部に突出し該支持部に支持
    された該プリント基板を押える押え部を設けたことを特
    徴とする高周波用機器のアース構造。
  2. 【請求項2】 筐体を板金製にし、上記押え部を、筐体
    側部に切込み形成され、内側に折曲形成されて上記プリ
    ント基板に弾接する接触部を有した垂下する舌片で構成
    したことを特徴とする請求項1記載の高周波用機器のア
    ース構造。
  3. 【請求項3】 筐体をダイキャスト製にし、上記押え部
    を筐体内側面から突出する突起で構成すると共に、プリ
    ント基板の側端面に、プリント基板を支持部に支持させ
    るよう支持部側に押付けたとき、該側端が上記突起を乗
    越え可能に該突起にガイドされる傾斜した溝を形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の高周波用機器のアース
    構造。
JP6050892U 1992-08-05 1992-08-05 高周波用機器のアース構造 Pending JPH0617286U (ja)

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