JPH0532466Y2 - - Google Patents

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JPH0532466Y2
JPH0532466Y2 JP5623588U JP5623588U JPH0532466Y2 JP H0532466 Y2 JPH0532466 Y2 JP H0532466Y2 JP 5623588 U JP5623588 U JP 5623588U JP 5623588 U JP5623588 U JP 5623588U JP H0532466 Y2 JPH0532466 Y2 JP H0532466Y2
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ICパツケージを、保護又は保管等
のために担持するICキヤリアの構造に関する。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
第7図は、従来のこの種ICキヤリアの一例を
示しているが、図中、11はキヤリア基盤、12
はICリードの収容溝、13は隔壁、14はIC収
容部、15は係止爪15aを有するIC押え、1
6はIC押え収嵌部、17は収嵌したIC押え15
の係止爪15aが係合する係合孔である。かかる
ICキヤリアにおいて、ICリードを収容溝12内
に収容して収容部14に収容されたIC(図示せ
ず)は、係合爪15aが係合孔17と係合して
IC押え15がICリードを押圧することにより装
着される。
しかしながら、このICキヤリアでは、係止爪
15aの位置合わせ及び係合孔17への挿入に手
間が掛かるばかりか、IC押え15がICリードを
直接押圧するためICリードが折れ曲がる危険性
があり、又、IC押え15をキヤリア基盤11か
ら取り外す作業が極めて面倒なものになつてい
た。更に、このような理由からIC押え15の取
付け及び取り外しを自動化することができないと
いう不都合があつた。
本考案は、かかる実情に鑑み、この種装置とし
ての取扱い作業に手間が掛からず、その上構造の
簡単化をも図り得るICキヤリアを提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本考案によるICキヤリアは、ICパツケージを
配置するための凹部と該ICパツケージのリード
端子を挿入し得るように上記凹部に向つて形成さ
れ且つ該凹部の周囲に沿つて列設された多数のス
リツトと上記凹部の周囲の対向する位置に形成さ
れた貫通孔を備えたキヤリア本体と、該貫通孔に
圧入すべき圧入脚よりT字形をなして突出するヘ
ツドを有していて該ヘツドが圧入方向に肉圧が異
なる複数の段付き状に形成されている圧入手段と
から構成されている。
上記圧入手段のヘツドによつてキヤリア本体の
凹部内に配置されたICパツケージの上表面を押
圧することにより該ICパツケージを簡単に固定
することができる。又、圧入手段によつて固定さ
れたICパツケージは、圧入手段の圧入脚をキヤ
リア本体の貫通孔より引き抜くことにより容易に
取り外される。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第5図に基づき、本考案によ
るICキヤリアの第一実施例を説明する。第1図
中、1はキヤリア本体、2はICパツケージPを
収容して配置するための凹部、3は該凹部2内に
配置されたICパツケージPのリード端子L(ICパ
ツケージP本体より平行に突出する所謂フラツト
タイプである)を挿入し得るように各々が該凹部
2へ向つて形成されると共に凹部2の周囲に沿つ
て列設されているスリツト、4はスリツト3を画
成する仕切り壁、5は収容部2の周囲、例えば収
容部2の角部の僅かに外側の対向した位置に形成
された後述する圧入手段のための貫通孔、6は第
2図に示すように上記貫通孔5に圧入される圧入
脚6aと断面がほぼT字状になるように圧入脚6
aより突出するヘツド6bとからなる合成樹脂製
の圧入手段である。この圧入手段6のヘツド6b
は圧入脚6aの貫通孔5への圧入方向に肉厚が異
なる二つの段部6b1,6b2を有していて、これら
段部6b1,6b2がICパツケージの上面を押し下
げ、ICパツケージをキヤリア本体1に固定する。
逆に、貫通孔5へ圧入された圧入手段6は圧入脚
6aの下面を押圧することにより貫通孔5より容
易に抜くことができ、これによりICパツケージ
Pの取り外しが可能となる。
次に、本実施例によるICキヤリアの使用例を
第3図乃至第5図に基づいて説明する。まず、リ
ード端子Lを、各スリツト3に挿入せしめてIC
パツケージPを凹部2内に配置する。次に、圧入
手段6を貫通孔5へ圧入すると、第3図に示した
ように一方の段部6b1の下端面がICパツケージP
の上面を押圧し、これによりICパツケージPは
キヤリア本体1へ固定せしめられる。この場合、
圧入手段6は凹部2の周囲に相互に対向する位置
に配置されているからICパツケージPも固定バ
ランスがよくとれた状態で固定が行われる。又、
これら圧入手段6は凹部2の角部に設けられてい
るため、凹部2へICパツケージPを配置する際
の支障にならない。このように圧入手段6を貫通
孔5へ圧入するだけでICパツケージPを簡単且
つ確実にキヤリア本体1に装着することができ
る。一方、ICパツケージPの取り外しは圧入手
段6を下端面より押圧して適当な高さ位置まで持
ち上げることによりヘツド6bとICパツケージ
Pとの間に間隔を設け、これによりキヤリア本体
1から容易に取り外すことができる。又、圧入手
段6が押し上げられて上記した高さ位置になつて
いれば、その状態のままでICパツケージPを凹
部2へセツトすることが可能であり、ICパツケ
ージPの着脱の度毎に圧入手段6を着脱する必要
がない。以上のようにICパツケージPの装着、
取り外し作業は著しく容易に行なわれ得る。
第4図は所謂、Gull−Wing型のICパツケージ
P′を示しているが、図から明らかなように各リー
ド端子L′は翼状に屈折している。このICパツケ
ージP′を装着する場合、まず上記した適当な高さ
の位置まで持ち上げられている圧入手段6を左右
何れかの方向に180°の角度だけ回転させて上記の
場合とは逆の他方の段部6b2同士を対向せしめ
る。(第5図において点線により示されている状
態)。ここで、ICパツケージはフラツト型P若し
くはGull−Wing型P′の何れの場合においても、
リード端子L,L′が各スリツト3内に設置されて
いるコンタクトピン(図示されていない)と接触
すべき位置の高さh(第3図乃至第5図参照)は、
一定になつている。従つて、両種類のICパツケ
ージP,P′が凹部2内に配置された状態では、圧
入手段6のヘツド6bが押圧すべきICパツケー
ジP及びP′の上表面の位置は、第3図及び第5図
から明らかなように後者の方が低くなる。次に、
このようなICパツケージP′を凹部2内に配置す
るが、圧入手段6が上記のように持ち上げられた
状態になつているので、該ICパツケージP′を容
易に収容することができる。更に、圧入手段6の
圧入脚6aを貫通孔5へ圧入することにより、
ICパツケージP′はキヤリア本体1へ固定せしめ
られる。この場合、一方の段部6b2の肉厚は他方
の段部6b1のそれよりも大きくなつているから、
第5図に示したようにGull−Wing型ICパツケー
ジP′の上表面を適度の接触圧力を以つて押圧し、
これによりICパツケージP′もバランスよく固定
される。尚、かかるICパツケージP′のキヤリア
本体1からの取り外しについては、前述したIC
パツケージPの場合と同様であるので説明を省略
する。
このように圧入手段6をキヤリア本体1の圧入
孔5へ圧入するだけの操作でICパツケージを固
定することができると共に、その取外しも容易に
行い得るが、キヤリア本体1に装着した圧入手段
6を回転することにより異なる種類のICパツケ
ージP,P′に適用して同様な効果を発揮できる。
尚、上記実施例における圧入手段6のヘツド6
bは二つであるが、段部の数を増設して、更に多
種類のICパツケージを装着し得るようにするこ
とができる。又、その場合、各段部とICパツケ
ージとの対応関係を特定できるように段部毎に刻
印若しくは色分け等の目印を設ければ使用上便利
である。更に、圧入手段は第5図に示すように全
体を角形に形成してもよく、このようにした圧入
脚6a′はキヤリア本体1の圧入孔5に圧入された
際のガタつきが少なく、又、ヘツド6b′はICパツ
ケージの固定する際の接触面積を増大してICパ
ツケージの固定を確実ならしめるが、その他形
状、寸法等種々のものを選択し得る。
〔考案の効果〕
上述のように本考案のICキヤリアは、構造が
簡単でありながら容易且つ確実な取扱い作業を保
証してICパツケージの着脱作業能率の向上を実
現し得る。又、この種装置としての適用範囲を拡
大できる等の実用上の優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるICキヤリアの全体の構
成を示す斜視図、第2図は本考案に係る圧入手段
の斜視図、第3図はフラツト型ICパツケージを
装着した本案ICキヤリアの縦断面図、第4図は
ガル・ウイング(Gull−Wing)型ICパツケージ
の斜視図、第5図はガル・ウイング型ICパツケ
ージを装着したICキヤリアの縦断面図、第6図
は上記圧入手段の変形例を示す斜視図、第7図は
従来のICキヤリアの斜視図である。 1……キヤリア本体、2……凹部、3……スリ
ツト、5……圧入孔、6……圧入手段、6a……
圧入脚、6b……ヘツド、6b1,6b2……段部、
P,P′……ICパツケージ、L,L′……リード端
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ICパツケージを配置するための凹部と上記IC
    パツケージのリード端子を挿入し得るように上記
    凹部に向つて形成されていて該凹部の周囲に沿つ
    て列設された多数のスリツトと上記凹部の周囲の
    対向する位置に形成された貫通孔を備えたキヤリ
    ア本体と、上記貫通孔に圧入すべき圧入脚より断
    面T字形をなして突出するヘツドを有していて該
    ヘツドは圧入方向に肉厚が異なる複数の段付きに
    形成されている圧入手段と、から成り、上記圧入
    手段の各段部が、上記キヤリア本体の上記凹部に
    配置された上記ICパツケージの上面を押圧する
    ようにしたICキヤリア。
JP5623588U 1988-04-26 1988-04-26 Expired - Lifetime JPH0532466Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5623588U JPH0532466Y2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26

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JP5623588U JPH0532466Y2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26

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Publication Number Publication Date
JPH01158493U JPH01158493U (ja) 1989-11-01
JPH0532466Y2 true JPH0532466Y2 (ja) 1993-08-19

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