JPH0719194Y2 - 電磁シールド装置 - Google Patents
電磁シールド装置Info
- Publication number
- JPH0719194Y2 JPH0719194Y2 JP4521590U JP4521590U JPH0719194Y2 JP H0719194 Y2 JPH0719194 Y2 JP H0719194Y2 JP 4521590 U JP4521590 U JP 4521590U JP 4521590 U JP4521590 U JP 4521590U JP H0719194 Y2 JPH0719194 Y2 JP H0719194Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- lid
- circuit board
- printed circuit
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電磁シールド装置に関する。
従来の電磁シールド装置は第４図および第５図に示すよ
うに、金属ケースの本体５と、同本体５に内装するプリ
ント基板６と、前記本体５の蓋体７とで構成されてい
る。前記本体５は錫メッキ薄鋼板等により略矩形の皿状
に形成され、対向する両側面51には、底部近傍に内方向
に向けて切起こした舌片状の複数の取付片52と、開口部
近傍外面の突起53とがそれぞれ形成されている。前記プ
リント基板６は前記本体５に対応して略矩形に形成され
ている。前記蓋体７は錫メッキ薄鋼板等により前記本体
５に対応して開口部が下向きの略コ字状に形成され、両
側面の先端部には前記突起53に係止する係止部71が折曲
形成されている。なお、４は前記プリント基板６を前記
取付片52にネジ止めするためのネジである。ところで、
上述の構成によるとプリント基板６を本体５に内装，固
定するためには肉厚が薄く変形し易い取付片52への厄介
なネジ止め作業を必要とする。また、本体５に蓋体７を
組付けた状態において、蓋体７は係止部71の頂点72のみ
で本体５の側面51に線状に圧接しているため接触抵抗が
変化し易く、このため電磁シールドの効果が不安定にな
る欠点があった。
うに、金属ケースの本体５と、同本体５に内装するプリ
ント基板６と、前記本体５の蓋体７とで構成されてい
る。前記本体５は錫メッキ薄鋼板等により略矩形の皿状
に形成され、対向する両側面51には、底部近傍に内方向
に向けて切起こした舌片状の複数の取付片52と、開口部
近傍外面の突起53とがそれぞれ形成されている。前記プ
リント基板６は前記本体５に対応して略矩形に形成され
ている。前記蓋体７は錫メッキ薄鋼板等により前記本体
５に対応して開口部が下向きの略コ字状に形成され、両
側面の先端部には前記突起53に係止する係止部71が折曲
形成されている。なお、４は前記プリント基板６を前記
取付片52にネジ止めするためのネジである。ところで、
上述の構成によるとプリント基板６を本体５に内装，固
定するためには肉厚が薄く変形し易い取付片52への厄介
なネジ止め作業を必要とする。また、本体５に蓋体７を
組付けた状態において、蓋体７は係止部71の頂点72のみ
で本体５の側面51に線状に圧接しているため接触抵抗が
変化し易く、このため電磁シールドの効果が不安定にな
る欠点があった。
本考案は上記従来の欠点を解決し、プリント基板の装着
にネジ等を必要とせず、ケースの本体と蓋体とを面状に
確実に接触させることができる電磁シールド装置を提供
することを目的としている。
にネジ等を必要とせず、ケースの本体と蓋体とを面状に
確実に接触させることができる電磁シールド装置を提供
することを目的としている。
上記課題を解決するために本考案では、皿状の金属ケー
スの本体と、同本体に内装するプリント基板と、同本体
と結合する皿状の金属ケースの蓋体とから成り、前記本
体の対向する両側面の底部近傍に複数の係止片を内方に
向けて突出形成し、前記本体の対向する両側面の開口部
近傍に複数の突起を内方に向けて突出形成し、前記蓋体
の対向する両側面の開口部より前記突起に対応する係止
孔を備えた係合片をそれぞれ外方に向けて延出し、前記
開口部を下向きにして前記係止孔を前記突起に係止する
と共に、前記係合片の側部を前記本体の側面と当接し、
前記係止片と前記係合片とにより前記プリント基板を挟
持した。
スの本体と、同本体に内装するプリント基板と、同本体
と結合する皿状の金属ケースの蓋体とから成り、前記本
体の対向する両側面の底部近傍に複数の係止片を内方に
向けて突出形成し、前記本体の対向する両側面の開口部
近傍に複数の突起を内方に向けて突出形成し、前記蓋体
の対向する両側面の開口部より前記突起に対応する係止
孔を備えた係合片をそれぞれ外方に向けて延出し、前記
開口部を下向きにして前記係止孔を前記突起に係止する
と共に、前記係合片の側部を前記本体の側面と当接し、
前記係止片と前記係合片とにより前記プリント基板を挟
持した。
上記構成によれば、本体１の複数の係止片12は同本体１
に挿入したプリント基板２を支承し、プリント基板２は
本体１に蓋体３を嵌め入れ突起13に係止孔34を係止した
状態において、折曲部35と係止片12とにより挟持される
と共に、本体１と蓋体３とにより電磁シールドされる。
また、係合片32a,32bの側部33は本体１の両側面11a,11b
に強い圧力で面接触してプリント基板２の電磁シールド
効果を安定的に維持する。
に挿入したプリント基板２を支承し、プリント基板２は
本体１に蓋体３を嵌め入れ突起13に係止孔34を係止した
状態において、折曲部35と係止片12とにより挟持される
と共に、本体１と蓋体３とにより電磁シールドされる。
また、係合片32a,32bの側部33は本体１の両側面11a,11b
に強い圧力で面接触してプリント基板２の電磁シールド
効果を安定的に維持する。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
第１図および第２図において、１は金属ケースの本体、
２は同本体に内装するプリント基板、３は前記本体１と
共に前記プリント基板２を挟持し、且つ前記本体１の内
側面に嵌合する金属ケースの蓋体である。前記本体１は
錫メッキ鋼板等により略矩形の皿状に形成され、対向す
る両側面11a,11bには底部近傍に斜め上方に向けて突出
する複数の係止片12と、開口部近傍に複数の突起13とが
内方に向けてそれぞれ形成されている。前記プリント基
板２は前記本体１に対応して略矩形に形成されている。
前記蓋体３は錫メッキ鋼板等により開口部を下向きにし
て前記本体１に対応する略矩形の皿状に形成され、対向
する両側面31a,31bの縁部より前記突起13に対応する複
数の係止孔34を側部33に備えた係合片32a,32bを外方に
向けてそれぞれ延出している。なお、前記係合片32a,32
bの折曲部35には嵌め込み易いよう外方にＲを付け、ま
た、前記係合片32a,32bの前記側部33における相互間隔
は前記係止孔34部より先端にかけて前記側面11a,11bの
相互間隔より若干広くなるように設定されている。そし
て、前記突起13は前記係止孔34を係止した状態におい
て、前記本体１に内装した前記プリント基板２の表面に
前記係合片32a,32bの折曲部35が当接するように位置決
めされている。以上のような構成において、次にその組
付工程を説明すると、先ず、本体１にプリント基板２を
挿入し、係止片12にプリント基板２を係止する。次に本
体１に蓋体３を嵌め入れ、突起13と係止孔34とをそれぞ
れ係止すると共に、係合片32a,32bの折曲部35と前記係
止片12とによりプリント基板２を挟持して組付けを完了
する。
２は同本体に内装するプリント基板、３は前記本体１と
共に前記プリント基板２を挟持し、且つ前記本体１の内
側面に嵌合する金属ケースの蓋体である。前記本体１は
錫メッキ鋼板等により略矩形の皿状に形成され、対向す
る両側面11a,11bには底部近傍に斜め上方に向けて突出
する複数の係止片12と、開口部近傍に複数の突起13とが
内方に向けてそれぞれ形成されている。前記プリント基
板２は前記本体１に対応して略矩形に形成されている。
前記蓋体３は錫メッキ鋼板等により開口部を下向きにし
て前記本体１に対応する略矩形の皿状に形成され、対向
する両側面31a,31bの縁部より前記突起13に対応する複
数の係止孔34を側部33に備えた係合片32a,32bを外方に
向けてそれぞれ延出している。なお、前記係合片32a,32
bの折曲部35には嵌め込み易いよう外方にＲを付け、ま
た、前記係合片32a,32bの前記側部33における相互間隔
は前記係止孔34部より先端にかけて前記側面11a,11bの
相互間隔より若干広くなるように設定されている。そし
て、前記突起13は前記係止孔34を係止した状態におい
て、前記本体１に内装した前記プリント基板２の表面に
前記係合片32a,32bの折曲部35が当接するように位置決
めされている。以上のような構成において、次にその組
付工程を説明すると、先ず、本体１にプリント基板２を
挿入し、係止片12にプリント基板２を係止する。次に本
体１に蓋体３を嵌め入れ、突起13と係止孔34とをそれぞ
れ係止すると共に、係合片32a,32bの折曲部35と前記係
止片12とによりプリント基板２を挟持して組付けを完了
する。
第３図は本考案の変形例を示するもので、これによる
と、蓋体３の係合片32a等をそれぞれ複数に分割して本
体１への嵌め込み易さを向上させたもので、他の構成等
は前述の実施例のものと同一である。
と、蓋体３の係合片32a等をそれぞれ複数に分割して本
体１への嵌め込み易さを向上させたもので、他の構成等
は前述の実施例のものと同一である。
以上のように本考案によれば、プリント基板はケースの
本体と、この本体に結合する蓋体とにより挟持されるの
で、ネジ類を使わずに内装することができる。また、本
体と蓋体とは強い圧力で面接触するのでプリント基板の
電磁シールド効果を安定的に維持することができる。
本体と、この本体に結合する蓋体とにより挟持されるの
で、ネジ類を使わずに内装することができる。また、本
体と蓋体とは強い圧力で面接触するのでプリント基板の
電磁シールド効果を安定的に維持することができる。
第１図は本考案の電磁シールド装置の概要を示す説明
図、第２図は同要部断面図、第３図は本考案の変形例を
示す蓋体の一部省略斜視図、第４図は従来例を示す一部
省略説明図、第５図は同要部断面図である。 １……本体、２……プリント基板、３……蓋体、11a,11
b……本体の側面、12……係止片、13……突起、31a,31b
……蓋体の側面、32a,32b……係合片、33……係合片の
側部、34……係止孔。
図、第２図は同要部断面図、第３図は本考案の変形例を
示す蓋体の一部省略斜視図、第４図は従来例を示す一部
省略説明図、第５図は同要部断面図である。 １……本体、２……プリント基板、３……蓋体、11a,11
b……本体の側面、12……係止片、13……突起、31a,31b
……蓋体の側面、32a,32b……係合片、33……係合片の
側部、34……係止孔。
Claims (1)
- 【請求項１】皿状の金属ケースの本体と、同本体に内装
するプリント基板と、同本体と結合する皿状の金属ケー
スの蓋体とから成り、前記本体の対向する両側面の底部
近傍に複数の係止片を内方に向けて突出形成し、前記本
体の対向する両側面の開口部近傍に複数の突起を内方に
向けて突出形成し、前記蓋体の対向する両側面の開口部
より前記突起に対応する係止孔を備えた係合片をそれぞ
れ外方に向けて延出し、前記開口部を下向きにして前記
係止孔を前記突起に係止すると共に、前記係合片の側部
を前記本体の側面と当接し、前記係止片と前記係合片と
により前記プリント基板を挟持して成ることを特徴とす
る電磁シールド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4521590U JPH0719194Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 電磁シールド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4521590U JPH0719194Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 電磁シールド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH045688U JPH045688U (ja) | 1992-01-20 |
| JPH0719194Y2 true JPH0719194Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31559190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4521590U Expired - Lifetime JPH0719194Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 電磁シールド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719194Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3738892B2 (ja) * | 2000-06-05 | 2006-01-25 | シャープ株式会社 | シャーシ構造 |
| JP5279126B2 (ja) * | 2009-01-09 | 2013-09-04 | 矢崎総業株式会社 | 車両用計器における回路基板の固定構造 |
| JP6063622B2 (ja) * | 2011-11-24 | 2017-01-18 | 株式会社ケーヒン | 電子制御装置 |
| JP2018056478A (ja) | 2016-09-30 | 2018-04-05 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 基板保持装置 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP4521590U patent/JPH0719194Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH045688U (ja) | 1992-01-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2563455Y2 (ja) | 配線基板用コネクタ | |
| JPH06196890A (ja) | 高周波遮蔽アセンブリ支持体 | |
| JPH0719194Y2 (ja) | 電磁シールド装置 | |
| JPH10303590A (ja) | 部品の取付装置 | |
| JPH046233Y2 (ja) | ||
| JPH0617286U (ja) | 高周波用機器のアース構造 | |
| JPH1113718A (ja) | 組み付け部品のロック構造 | |
| JPH0621252Y2 (ja) | 半導体素子の取付装置 | |
| JP2846615B2 (ja) | アングル棚 | |
| JPH0760940B2 (ja) | 電子機器用プリント基板のケーシング装置 | |
| JPS5927099Y2 (ja) | プリント基板取付装置 | |
| JPH028089Y2 (ja) | ||
| JPH0129989Y2 (ja) | ||
| JPH0129826Y2 (ja) | ||
| JP2510527Y2 (ja) | 基板ケ―ス | |
| JPH07312483A (ja) | 電子回路部品収容ケース | |
| KR920007875Y1 (ko) | 전자렌지용 모터보빈의 터미널 고정구조 | |
| JPH01214200A (ja) | 電子機器 | |
| JPS5816301Y2 (ja) | シヤ−シソウチ | |
| JPH0347356Y2 (ja) | ||
| JPH0528699Y2 (ja) | ||
| JPH0238467Y2 (ja) | ||
| JPH023657Y2 (ja) | ||
| JPH0715173Y2 (ja) | 外装ケース構造 | |
| JPS6038317Y2 (ja) | 電子機器の蓋体取付装置 |