JPH0532987Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0532987Y2 JPH0532987Y2 JP1988000524U JP52488U JPH0532987Y2 JP H0532987 Y2 JPH0532987 Y2 JP H0532987Y2 JP 1988000524 U JP1988000524 U JP 1988000524U JP 52488 U JP52488 U JP 52488U JP H0532987 Y2 JPH0532987 Y2 JP H0532987Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- bobbin
- wound
- coil
- ignition coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 71
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は内燃機関などで使用するエポキシ樹
脂等の絶縁樹脂を注型するモールド型点火コイル
の2次コイル用ボビンに関する。
脂等の絶縁樹脂を注型するモールド型点火コイル
の2次コイル用ボビンに関する。
〈従来の技術〉
モールド型点火コイルは本出願人が提案した例
えば実開昭59−95606号公報で公知である。
えば実開昭59−95606号公報で公知である。
点火コイルの2次コイルの巻始めと巻終りの各
端部には高電圧がかゝるので、分担電圧を低くす
るため2次巻線の巻数を少なくし、且つ注型した
樹脂で良好に絶縁処理をして置く必要がある。
端部には高電圧がかゝるので、分担電圧を低くす
るため2次巻線の巻数を少なくし、且つ注型した
樹脂で良好に絶縁処理をして置く必要がある。
〈考案が解決しようとする課題〉
しかし、従来の2次コイルは外周に巻始め端か
ら巻始め端まで第3図に示す様に軸方向に狭い間
隔を保つた鍔を有し、巻始め側と、巻終り側の鍔
と鍔の間隔で形成された夫々1つ或いは2,3の
溝の中に2次巻線を少ない巻数で巻回している。
ら巻始め端まで第3図に示す様に軸方向に狭い間
隔を保つた鍔を有し、巻始め側と、巻終り側の鍔
と鍔の間隔で形成された夫々1つ或いは2,3の
溝の中に2次巻線を少ない巻数で巻回している。
このため溝のなかに絶縁樹脂がスムースに入ら
ないと共に、入つたとしても気泡を生じ易く、耐
絶縁性を確保することがむづかしい。
ないと共に、入つたとしても気泡を生じ易く、耐
絶縁性を確保することがむづかしい。
又、この2次ボビンを成形する金型も複雑であ
り、その分、コストが嵩む。
り、その分、コストが嵩む。
〈課題を解決するための手段〉
そこで本考案の点火コイルの2次コイル用ボビ
ンは、巻始め側と巻終り側の端部に階段形断面形
状の巻回部を設けたことを特徴とする。
ンは、巻始め側と巻終り側の端部に階段形断面形
状の巻回部を設けたことを特徴とする。
〈実施例〉
第1,2図は本考案の2次ボビンの一実施例を
示すもので、ボビンは適当なプラスチツクにより
一体に成形してある。
示すもので、ボビンは適当なプラスチツクにより
一体に成形してある。
その巻始め側の端部外周1には低段と中段の2
段からなる階段形断面形状の巻回部2と3を設
け、又、巻終り側の端部外周4には低段、中段、
高段の3段からなる階段形断面形状の巻回部5,
6,7が設けてある。
段からなる階段形断面形状の巻回部2と3を設
け、又、巻終り側の端部外周4には低段、中段、
高段の3段からなる階段形断面形状の巻回部5,
6,7が設けてある。
巻始め側の中段の巻回部3は、低段の巻回部2
の内側に位置し、又、巻終り側の中段の巻回部6
は、低段の巻回部5の内側、高段の巻回部7は、
中段の巻回部6の内側に夫々位置する。そして、
巻始め側の中段の巻回部3の内側と、巻終り側の
高段の巻回部7の内側との間には軸方向に短い間
隔を保つて多数の鍔8……が張り出し、分割巻き
形2次ボビンを構成する。
の内側に位置し、又、巻終り側の中段の巻回部6
は、低段の巻回部5の内側、高段の巻回部7は、
中段の巻回部6の内側に夫々位置する。そして、
巻始め側の中段の巻回部3の内側と、巻終り側の
高段の巻回部7の内側との間には軸方向に短い間
隔を保つて多数の鍔8……が張り出し、分割巻き
形2次ボビンを構成する。
2次巻線9は巻始め側の低段の巻回部2上に少
ない巻数で、例えば一層に巻回し、その後、中段
の巻回部3上に同様に少ない巻数で巻回する。そ
れから鍔8の隣接間隔に巻始め側から巻終り側に
向かつて順番に多数回宛巻回したのち、巻終り側
の高段の巻回部7、中段の巻回部6、低段の巻回
部5の順に夫々少ない巻数で、例えば一層に巻回
し、巻線作業を終了する。
ない巻数で、例えば一層に巻回し、その後、中段
の巻回部3上に同様に少ない巻数で巻回する。そ
れから鍔8の隣接間隔に巻始め側から巻終り側に
向かつて順番に多数回宛巻回したのち、巻終り側
の高段の巻回部7、中段の巻回部6、低段の巻回
部5の順に夫々少ない巻数で、例えば一層に巻回
し、巻線作業を終了する。
尚、各巻回部2,3……7に巻いた2次巻線の
巻回数は少ないので、高い方の段の巻回部に巻い
た巻線が隣りの低い段の巻回部にずれたり、低段
の巻回部に巻いた巻線がコイルの端部から外にず
れたりする巻崩れの虞は殆どないが、その虞を完
全に防止するには各巻回部の外縁沿いに互いに離
して突起10を突設して置く。
巻回数は少ないので、高い方の段の巻回部に巻い
た巻線が隣りの低い段の巻回部にずれたり、低段
の巻回部に巻いた巻線がコイルの端部から外にず
れたりする巻崩れの虞は殆どないが、その虞を完
全に防止するには各巻回部の外縁沿いに互いに離
して突起10を突設して置く。
この実施例では巻始め側の巻回部が2段、巻終
り側の巻回部が3段になつているが、この段数は
点火コイルの能力に応じて適当に定めればよく、
例えば巻始め側を1段、巻終り側を2段にしても
よい。尚、1段の場合の巻回部は筒形である。
り側の巻回部が3段になつているが、この段数は
点火コイルの能力に応じて適当に定めればよく、
例えば巻始め側を1段、巻終り側を2段にしても
よい。尚、1段の場合の巻回部は筒形である。
〈考案の効果〉
このように本考案はエポキシ樹脂が電線間に浸
透するのをさまたげる巻始め側と、巻終り側の巻
回部の鍔を廃し、隣のセクシヨンの電線の接触を
防ぐために、巻始め側と巻終り側の巻回部を階段
形断面形状にし、且つ上記各巻回部の外縁に部分
的に設けた突起により電線を保持する様にしたの
であつて、各階段形断面形状の巻回部は鍔が無く
オープンであるため巻線作業が行い易いと共に、
注型の際に絶縁樹脂はスムースに流れて各巻回部
上に巻かれた2次巻線の電線間にスムースに浸透
する。従つて耐絶縁性を完全に確保できる。
透するのをさまたげる巻始め側と、巻終り側の巻
回部の鍔を廃し、隣のセクシヨンの電線の接触を
防ぐために、巻始め側と巻終り側の巻回部を階段
形断面形状にし、且つ上記各巻回部の外縁に部分
的に設けた突起により電線を保持する様にしたの
であつて、各階段形断面形状の巻回部は鍔が無く
オープンであるため巻線作業が行い易いと共に、
注型の際に絶縁樹脂はスムースに流れて各巻回部
上に巻かれた2次巻線の電線間にスムースに浸透
する。従つて耐絶縁性を完全に確保できる。
更に、鍔を有さない分、成形金型も複雑でなく
なり、安いコストで提供できる。
なり、安いコストで提供できる。
第1図は本考案の2次ボビンの一実施例の斜視
図、第2図は巻線を完了した状態での第1図の
−線に沿つた断面図、第3図は従来の2次ボビ
ンの断面図である。 図中、1は巻始め側端部、2と3はその巻回
部、4は巻終り側端部、5,6,7はその巻回
部、9は2次巻線、10は突起を示す。
図、第2図は巻線を完了した状態での第1図の
−線に沿つた断面図、第3図は従来の2次ボビ
ンの断面図である。 図中、1は巻始め側端部、2と3はその巻回
部、4は巻終り側端部、5,6,7はその巻回
部、9は2次巻線、10は突起を示す。
Claims (1)
- 外周に2次巻線を巻回する点火コイルの2次コ
イル用ボビンにおいて、巻始め側と巻終わり側の
端部に階段形断面形状の巻回部を設けると共に、
各階段形断面形状の巻回部の外縁に部分的に突起
を設けたことを特徴とする点火コイルの2次コイ
ル用ボビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988000524U JPH0532987Y2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988000524U JPH0532987Y2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01107117U JPH01107117U (ja) | 1989-07-19 |
JPH0532987Y2 true JPH0532987Y2 (ja) | 1993-08-23 |
Family
ID=31199629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988000524U Expired - Lifetime JPH0532987Y2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532987Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5899824U (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-07 | 国産電機株式会社 | 点火コイル |
-
1988
- 1988-01-08 JP JP1988000524U patent/JPH0532987Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01107117U (ja) | 1989-07-19 |
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