JPS5812547Y2 - フライバツクトランス - Google Patents

フライバツクトランス

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Publication number
JPS5812547Y2
JPS5812547Y2 JP1977067738U JP6773877U JPS5812547Y2 JP S5812547 Y2 JPS5812547 Y2 JP S5812547Y2 JP 1977067738 U JP1977067738 U JP 1977067738U JP 6773877 U JP6773877 U JP 6773877U JP S5812547 Y2 JPS5812547 Y2 JP S5812547Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flyback transformer
diodes
insulating material
diode
voltage coil
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977067738U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53161225U (ja
Inventor
英二 今村
泰 三谷
克己 徳田
Original Assignee
株式会社村田製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社村田製作所 filed Critical 株式会社村田製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフライバックトランスに関する。
近年、第1図の回路図に示すように、コア上に巻装され
た低圧コイル1と磁気結合して巻装された高圧コイルを
複数個のコイル2に分割し、これらの分割された高圧コ
イル2間、および最終段の高圧コイル2の巻き終り端に
ダイオード3が接続されてなる、いわゆるマルチジング
ラ一方式と呼ばれるフライバックトランスが提案されて
いる。
そしてこのようなフライバックトランスの小型化を実現
したものとして、第2図に示すような構造のものが提案
されている。
つまりこのフライバックトランスは、コア11上に巻装
された低圧コイル12上に、この低圧コイル12の巻き
幅と略同等の巻き幅を有するソレノイド巻された複数個
の高圧コイル13,14,15,16,17,18が低
圧コイル12を覆うようにして順次積み重ねて巻装され
たものであって、最外層の高圧コイル18外周面にボビ
ン状の絶縁材19が配置され、この絶縁材19の外周面
に複数個のダイオード20が配置、固定されて、これら
高圧コイルおよびダイオードが適宜に接続され、前述の
第1図の回路図に示したようなマルチジングラ一方式の
フライバックトランスが構成されたものである。
このフライバックトランスは従来のものに比べて、かな
り組立ての容易なものではあるが、まだその改善の余地
が残されている。
たとえば絶縁材19の外周面に配置されているダイオー
ド20の固定は、たとえば第2図のように絶縁材19の
両端部に設けられた端子21.22間に半田付は等によ
りなされたものであるが、この場合、端子21.22の
絶縁材19への固定、ダイオード20リード線の端子2
1.22への半田付は等かなりの手数を要するものであ
る。
本考案はこのようを点に鑑みてなされたもので、組立て
をきわめて簡素化せしめたフライバックトランスを提供
することを目的とするものである。
つまり、本考案のフライバックトランスは、第2図に示
されている絶縁材19と、この外周面に配置されている
複数個のダイオード20にかえて、第3図に示すような
複合ダイオードを用いたものである。
この第3図に示されている複合ダイオードは、内径が最
外層の高圧コイルの外周面形状に合致して形成されたボ
ビン形状の絶縁材101中に、複数個のダイオード10
2が絶縁材101(1)軸心方向にそれぞれ埋設される
とともに、それぞれのダイオードリード線103が絶縁
材101の両開口端面より導出されてなるものである。
このような複合ダイオードは、あらかじめ金型中に配置
されたダイオードを樹脂注型する等して製作される。
なお、絶縁材101の形状は必ずしも第3図の実施例の
ように軸心を直交する断面が第4図のような0字形では
なく、たとえば第5図のようなC字形になるようなもの
でも何らさしつかえはない。
このように断面CをC字形にした場合には、絶縁材10
1の径方向に伸縮性をもたせることができ、高圧コイル
への嵌合が容易となる。
このような複合ダイオードを、第2図に示されている最
外層の高圧コイル10の上に配置し、それぞれの高圧コ
イルの引き出し線をダイオードリード線にからげて半田
付けする等し、それぞれの高圧コイルがダイオードを介
して直列に接続される。
本考案のフライバックトランスは以上説明したような複
合ダイオードを用いて構成したものであるため、従来の
ように、ダイオードを取付ける端子を高圧コイル外周面
に配置される絶縁材に固定する必要がなく、シかもダイ
オードは樹脂注型等によりあらかじめ一体化されたもの
であることから、全体の組立てがきわめて簡素化される
という利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はフライバックトランスの回路図、第2図は従来
のフライバックトランスの要部断面図、第3図は本考案
のフライバックトランスに用いる複合ダイオードの斜視
図、第4図は第3図の複合ダイオードの軸心に直交する
方向の断面図、第5図は同じく他の実施例の複合ダイオ
ードの断面図である。 101・・・・・・絶縁材、102・・・・・・ダイオ
ード、103・・・・・・リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低圧コイル上に、複数個の高圧コイルを順次積み重ねて
    巻装するとともに、最外層の高圧コイル上に、ボビン形
    状の絶縁材中の軸心方向に複数個のダイオードが埋設さ
    れかつそれらのリード線が絶縁材の両開口端面より導出
    されてなる複合ダイオードを配置し、前記高圧コイルの
    引き出し線とダイオードリード線とをそれぞれ接続する
    ことにより前記高圧コイルをダイオードを介してそれぞ
    れ直列に接続するようにしたことを特徴とするフライバ
    ックトランス。
JP1977067738U 1977-05-25 1977-05-25 フライバツクトランス Expired JPS5812547Y2 (ja)

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JP1977067738U JPS5812547Y2 (ja) 1977-05-25 1977-05-25 フライバツクトランス

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JPS53161225U JPS53161225U (ja) 1978-12-16
JPS5812547Y2 true JPS5812547Y2 (ja) 1983-03-10

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ID=28974965

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4916821A (ja) * 1972-06-12 1974-02-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4916821A (ja) * 1972-06-12 1974-02-14

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JPS53161225U (ja) 1978-12-16

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