JPH053287B2 - - Google Patents

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JPH053287B2
JPH053287B2 JP61249529A JP24952986A JPH053287B2 JP H053287 B2 JPH053287 B2 JP H053287B2 JP 61249529 A JP61249529 A JP 61249529A JP 24952986 A JP24952986 A JP 24952986A JP H053287 B2 JPH053287 B2 JP H053287B2
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JP
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section
grip
cover
ring
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Yosuke Yoshimoto
Hiroyuki Sasa
Akira Suzuki
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH053287B2 publication Critical patent/JPH053287B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は操作部に握り部を連設してなる構造の
内視鏡に関する。
〔従来の技術〕
特開昭60−210233号公報で開示される内視鏡に
おける操作部は接眼部やアングルレバーを設けた
操作部本体から延出する握り部を形成してある。
この操作部本体内には上記アングルレバーの操作
を受けて湾曲操作ワイヤを押引き操作する操作機
構が収納されている。さらに、操作部本体には挿
入部側に位置して開口する孔が形成されており、
これより湾曲操作ワイヤ、イメージガイド、ライ
トガイドなどの内蔵物を握る部および挿入部側へ
導出するようになつている。また、上記孔の開口
縁には2本のフレームの基端が連結され、そのフ
レームの先端には鉗子口と吸引チヤンネルを分岐
させる分岐部本体が取着されている。そして、操
作部本体と分岐部本体との間には上記フレームを
包囲するとともに上記握り部を構成する握り部カ
バーが架設されている。この握り部カバーの一端
は上記操作部本体と分岐本体とに対してOリング
を介して単に嵌着している。また、挿入部は上記
分岐部本体に対し連結されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、上記従来の内視鏡の構造において、
使用時に分岐部本体に捩り力が加わると、その捩
り力は上記フレームに加わる。しかし、このフレ
ームは軽量化を図るためにアルミニユウムなどの
軽く比較的弱い材料で形成されているため、上記
捩り力を受けると簡単に捩じられ、この内部にあ
るイメージガイドやライトガイドなどの内蔵物を
破損させてしまう危険があつた。また、フレーム
を連結する筒部に、挿入部基端を組み付ける時
に、捩り力がフレームに加わつてしまう。また、
使用時において挿入部を捩り、フレームに捩り力
をかけてしまう。
本発明は上記問題点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、使用時や組立時に
握り部や挿入部に加わる捩りモーメントに対する
対抗力を高め、捩られることによる内蔵物の損傷
等を防止することができる内視鏡を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
上記問題点を解決するために本発明は、操作部
本体と捩り部を有する筐体と、筺体内に配設され
一端側を操作部本体とで連結するフレームを有す
る補強部材と、上記フレーム端部から挿入部側の
補強部材と上記筺体とに設けられ互いに係合して
周方向の回動を阻止する係合手段とを備え、捩り
力が加わつてもフレームが変形しないように構成
したことにある。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を
示すものである。
第2図はたとえば気管支用内視鏡1を示し、こ
の内視鏡1は操作部2と挿入部3とからなり、操
作部2には図示しないライトガイドケーブルが連
結されている。さらに、操作部2はほぼ球形の操
作部本体4の部分、捩り部5および連結部本体6
とからなり、その連結部本体6に対して最尺な可
撓性の挿入部3が連結されている。操作部本体4
には接眼部7、湾曲操作用レバー8および吸引操
作部9が設けられている。
上記握り部5は第1図Aで示すように補強部材
である基端側の第1のつなぎ環11と先端側の第
2のつなぎ環12とを複数、この実施例では2本
のフレーム13,14で連結するとともに、これ
らの外側を後述する合成樹脂や金属などから筺体
を構成する筒状の握り部カバー83で覆つたもの
である。上記第1のつなぎ環11はその基端に折
曲周縁部16を形成してなり、この折曲周縁部1
6側を上記操作部本体4の開口部分に嵌め込み、
その開口部内に形成した突条壁17に付き当て複
数の取付けねじ18……によつてその突条壁17
に取付け固定されている。また、突条壁17の反
対側壁面には支持板19の周縁部が突き当てられ
る。この支持板19と上記第1のつなぎ環11の
折曲周縁部16とで上記突条壁17をサンドイツ
チ式に挾み込み、これらにわたつて貫通する上記
取付けねじ18……によつて3者を一体的に締付
け固定する。また、上記各フレーム13,14は
それぞれ第3図で示すように断面形状が短寸円弧
状の長尺な金属板たとえばアルミニウム製から形
成されている。そして、各フレーム13,14の
両端を止めねじ21……を利用して上記第1およ
び第2のつなぎ環11,12の外周面に対し接合
する状態で締結されている。さらに、この各フレ
ーム13,14は第3図で示すようにその握り部
5の中心軸に対して一方へ片寄つて配置されてい
る。また、各フレーム13,14の間の開口部分
に対応して上記第1および第2のつなぎ間11,
12の部分はそれぞれ切欠されていて、切欠部2
2,23を形成するようになつている。つまり、
この切欠部22,23を避けたそれ以外の部分が
突出片部24,24,25,25として残り、こ
の突出片部24,24,25,25の周面に対し
て上記各フレーム13,14を架け渡して取り付
けてある。
また、第2のつなぎ環12の先端部には挿入部
3を連結する連結部本体6が設けられ、この連結
部本体6は補強部材である筒対26と筺体である
カバー27とから構成されている。そして、この
筒体26の外周には筒状のカバー27が被嵌さ
れ、このカバー27の基端部は上記筒体26に嵌
挿されている。また、カバー27の基端部および
締付け環28の外周を覆うようにその外周にはつ
なぎ環座29が被嵌されている。さらに、このつ
なぎ環座29の基端部分は上記第2のつなぎ環1
2と締付け環28との間に介在し、その締付け環
28によりつなぎ環座29を第2のつなぎ環12
の立上り壁部30に押し付けている。そして、こ
のつなぎ環座29と立上り壁30との間にはワツ
シヤー31が介在している。なお、上記カバー2
7の基端部外周とつなぎ環座29との間には液密
用のOリング32が介在している。
一方、第1図Aで示すように操作部2の操作部
本体4の側壁部には斜めに嵌込み孔36が形成さ
れ、この嵌込み孔36には吸引動作を行なうシリ
ンダ37(ピストンは図示しない)が嵌め込まれ
ている。このシリンダ37はその内方側の先端部
外周を細く形成しており、また、この小径部38
と外方端側の大径部39との間にはテーパ周面部
41を形成してある。そして。上記嵌合み孔36
にはその小径部38から大径部39にわたつて嵌
め込まれる。すなわち、上記嵌合込み孔36は斜
めに形成されることによりその内方端付近は小径
部38の一側面に密接する第1の壁面部42、テ
ーパ周面部41の同じ側の一側面に密接する第2
の壁面部43と大径部39の反対側の一側面に密
接する第3の壁面部44とが形成されている。つ
まり、第1および第2の壁面部42,43は同じ
側に第3の壁面部44はそれとは反対側に配置さ
れている。また、シリンダ37の小径部38の先
端付近の周面には環状の係合溝45が形成されて
いる。そして、この係合溝45には前記支持板1
9の一部を切り起して形成した立上り片46の先
端部に螺挿し係着した押えねじ47が係合してい
る。この押えねじ47の向きは上記シリンダ37
の中心軸と鈍角、たとえば45°の角度をなし、そ
のシリンダ37の先端側に向いている。このため
押えねじ47の先端は係合溝45における先端側
の壁面に当接するようになつている。また、互い
に接合する嵌込み孔36とシリンダ37とは接着
されている。また、シリンダ37の内方側先端に
は第1のチヤンネル形成用パイプ56の一端が接
続され、また、上記パイプ56の他端には接続具
57を介して第2のチヤンネル形成用パイプ58
が接続されている。この両パイプ56,58の接
続部位は握り部5の内部にある。第2のチヤンネ
ル形成用パイプ58は挿入部3側へ延出されて上
記連結部本体6に導びかれ、この連結部本体6に
おいて挿入部3内に挿通されたチヤンネル管に後
述する手段によつて接続されている。一方、上記
第2のつなぎ環12には第1図Aおよび第3図で
示すように比較的柔らかい、たとえばアルミニウ
ムなどの金属で形成した円板状のワイヤガイド支
持部材61が取り付けてられている。すなわち、
上記第2のつなぎ環12にはその突出片部25,
25の部分の内径を他の部分より大径として内方
端に段部62を有する嵌合孔63を形成してあ
り、この嵌合孔63の内径は上記ワイヤガイド支
持部材61が密に嵌まるように設定してある。そ
して、嵌合孔63に対してそのワイヤガイド支持
部材61が段部62に当るまで深く嵌め込まれて
位置決めされる。また、上記ワイヤガイド支持部
材61の、段部62とは反対側となる周端部には
それの全周にわたつてテーパ状の斜面64が形成
されている。嵌込み状態におけるワイヤガイド支
持部材61の斜面6に対応位置するように上記突
出片部25,25にはそれぞれ止めねじ67,6
8がねじ込まれている。また、この各止めねじ6
7,68の先端部は円錐状にとがつており、その
傾斜角度はたとえば上記斜面64の角度に合わせ
てある。しかして、嵌合孔63にワイヤガイド支
持部材61を嵌め込んだのち各止めねじ67,6
8を第1図Aおよび第3図で示すようにねじ込む
ことにより、その先端部が斜面64に当り、ワイ
ヤガイド支持部材61を段部62に押し当てて締
め付けるとともに、その斜面64に喰い込んで固
定される。止めねじ67,68の先端部が斜面6
4に喰い込むことによりワイヤガイド支持部材6
1はその周方向へも回転できないように定位置に
固定される。
さらに、上記ワイヤガイド支持部材61には挿
入部3を湾曲操作するための操作ワイヤ71,7
2をそれぞれ案内するワイヤガイドとしての一対
の密巻きコイル73,74の一端が取り付けられ
ている。すなわち、密巻きコイル73,74の一
端を挿入して保持する筒状の保持部材75,76
をそのワイヤガイド支持部材61に貫通させると
ともに、その保持部材75,76の両端にそれぞ
れねじ込んだナツト77,78によりワイヤガイ
ド支持部材61挾み込むようにして取り付け固定
されている。
また、ワイヤガイドとしての密巻きコイル7
3,74を通じて案内されてきた各操作ワイヤ7
1,72は操作部2の操作部本体4側に導びか
れ、それぞれ牽引ワイヤ79,80を介してその
操作部本体4内に設置した湾曲操作機構(図示し
ない。)に接続されている。湾曲操作機構は前記
湾曲作用レバー8によつて駆動され、上記牽引ワ
イヤ79,80を介して一対の操作ワイヤ71,
72を反対向きに押し引きすることにより挿入部
3を遠隔的に湾曲操作するようになつている。ま
た、上記操作ワイヤ71,72と牽引ワイヤ7
9,80との連結部はリング81,82を介して
接続されており、この連結部は第1図Aで示すよ
うに握り部5内に配置させられている。
さらに、第1図Aおよび第3図で示すように上
記握り部5にはフレーム13,14を包囲するよ
うに合成樹脂製で筒状の握り部カバー83が外装
されている。この握り部カバー83の基端部は操
作部本体4に密に被嵌して固着されている。な
お、この被嵌部には液密用のOリング84が介挿
されている。また、握り部カバー83の先端部分
はつなぎ環座29の基端部外周に密に被嵌すると
ともに、その被環部には液密用のOリング85が
介挿されている。さらに、上記握り部カバー83
はつなぎ環座29により操作部本体4側へ押し付
けられることにより操作部本体4とつなぎ環座2
9との巻で挾み込まれ、固着されている。また、
この握り部カバー83は第3図で示すように対向
する両側部がそれぞれ平らな壁部86,87とし
て形成されている。
上記第2のつなぎ環12には第3図で示すよう
に握り部カバー83における一方の平らな壁部8
6へ一体に延出して付き出す係止部88が形成さ
れている。この係止部88の先端はその壁部86
の内面に沿う直線状の端面を形成してなり、ほぼ
接する程度に近接している。つまり、この係止部
88は握り部カバー83に対して係合しているの
である。したがつて、この第2のつなぎ環12が
操作部2の中心軸まわりの回転をしようとすれ
ば、その係止部88を介して握り部カバー83に
伝わるようになつている。
しかして、上記第2のつなぎ環12に設けられ
た係止部88により、筒体26に固定された連結
部本体6に加わる捩り力はフレーム13,14の
みならずえ、その係止部88を介して握り部カバ
ー83にも加わる。つまり、捩れ応力を握り部カ
バー83でも同時に受け、フレーム13,14が
強く捩られるのを防止する。
したがつて、捩り応力に対する強さが高まり、
捩られることによる内蔵物の破損を防止できる。
一方、上記連結部本体6を構成する筒体26と
カバー27は、第1図Bに示すように構成されて
いる。すなわち、筒体26は上記カバー27の先
端部より突出しており、この先端部は先細のテー
バ部26aに形成されている。また、上記カバー
27の先端部にはほぼY字状に分岐された分岐部
本体90がねじ込み連結されていて、この筺体を
構成する主筒部91は上記筒体26に外嵌されて
いる。さらに、この主筒部91の先端部91aは
上記筒体26のテーパ部26aに嵌合されてい
る。そして、この筒体26と主筒部91の嵌合部
92は固定ねじ93によつて固定されている。さ
らに筒体26の先端側内周部には連結環94を介
して上記挿入部3を構成する挿入管体96が連結
され、嵌合部92の外周部には固定環97を介し
て折れ止め管体98が連結されている。さらに、
前記分岐部本体90の内部には分岐ブロツク10
0が固体的に設けられている。この分岐ブロツク
100には上記分岐部本体90に対応するよう
に、第1〜第3の連結孔101〜103を有して
おり、これら連結孔101〜103はほぼY字状
の分岐通路104によつて連通している。そし
て、上記第1の連結孔101には上記チヤンネル
形成用パイプ58が連結され、第2の連結孔10
2には上記挿入管体96に内装されるチヤンネル
管105が連結されている。また、上記分岐ブロ
ツク100の第3の連結孔103は、上記分岐部
本体90の主筒部91から分岐した分岐筒部10
6と同方向に指向しており、この第3の連結孔1
03にはチヤンネル口金107の基端部が連結さ
れている。このチヤンネル口金107の中途部は
固定リング108によつて上記分岐部106の開
口端に固定されており、先端部は分岐筒部106
より突出している。そして、このチヤンネル口金
107の先端部には内栓109と外栓110とか
らなる鉗子栓111が着脱可能に嵌着されてい
る。
なお、本発明はこれに限定されるものではな
く、別部材の係止部材を用意してもよい。第4図
および第5図は第2の実施例を示すものである。
すなわち、この係止部材112は第5図で示す
ように第2のつなぎ環12の周部に接合するリン
グ部113からなり、このリング部113には第
4図で示すように第2のつなぎ環12における切
欠部23,23に臨んでそれぞれ位置するスペー
サ部114,115を穿設したものである。そし
て、リング部113は上記第2のつなぎ環12と
つなぎ環座29の間にはさみ込まれている。さら
に、上記各スペーサ部114,115は第4図で
示すように第2のつなぎ環12の切欠部23,2
3の開口端縁に近接して嵌り、さらに、前記実施
例における係止部88と同様に握り部カバー83
における平らな各壁部86,86の内面に沿う平
らな周面116,116を形成してこの周面11
6,116をその壁部86,86の内面にほぼ接
する程度に近接させている。つまり、これは握り
部カバー83に係合する係合部を形成している。
しかして、この実施例の場合にも連結部本体6
に加わる捩り力を握り部カバー83に受け、フレ
ーム13,14の捩り応力を大幅に軽減すること
ができる。
なお、前述した実施例は、比較的細径の気管支
用内視鏡であるが、この発明は前記実施例に限定
されず、比較的太径の内視鏡にも採用できる。第
6図乃至第9図は第3の実施例を示すもので、内
視鏡の操作部を示す。120は操作部本体であ
る。この操作部本体120の内部には各種操作機
構(図示しない)を取付けるための補強部材を構
成する取付けベース121が設けられ、この取付
けベース121は操作部本体120の開口部12
2から突出して設けられている。また、この取付
けペース121の突出部には一対のフレーム12
3,123が連結されているとともに、このフレ
ーム123,123と上記取付けベース121は
連結部材としての握り部カバー124によつて被
嵌されている。つまり、握り部カバー124は前
記操作部本体120と一体的に結合され、術者が
たとえば左手で把持する把持部として形成されて
いる。さらに、上記握り部カバー124の先端部
は、その基部側よりやや小径に形成されていて、
この小径部にはほぼY字状に分岐された分岐部本
体125が一体に設けられている。そして、前記
取付けベース121に固定された一対のフレーム
123,123は分岐部本体125の主筒部12
6の内部まで延長しており、このフレーム12
3,123の先端部には補強部材を構成する連結
部本体127が連結されている。すなわち、フレ
ーム123,123には連結リング128が固定
ねじ129,129によつて固定され、この連結
リング128には円慎状に形成された連結部本体
127の基端部が嵌合されている。そして、この
連結部本体127は固定ねじ130,130によ
つて上記連結リング128に固定されている。さ
らに、前記連結部本体127の基端部にはフラン
ジ131が一体に設けられ、第7図に示すよう
に、2つの係合凹部132,132が対称的に設
けられている。また、これら係合凹部132,1
32と対向する上記握り部カバー124の内周部
には係合凹部132,132に係合する係合凸部
133,133が一体に設けられている。そし
て、この係合凹部132と係合凸部133との係
合によつて連結部本体127と握り部カバー12
4とが互いに周方向に回動するのを阻止する係合
手段を構成している。すなわち、上記フレーム1
23,123は握り部カバー124に対して係合
された連結部本体127に固定されているため
に、使用時や組立時にフレーム123,123に
捩り力が加わることはなく、内蔵物の破損を防止
できる。また、連結部本体127の先端部は、そ
の内径が先細となるようにテーパ部134に形成
され、このテーパ部134には上記挿入部3が連
結されている。すなわち、136は挿入部3の基
端部を構成する連結管体であり、この連結管体1
36には挿入部3の挿入管137の基端が連結さ
れている。この連結管体136の外周面は上記連
結部本体127のテーパ部134に対応するテー
パ面138およびねじ部139が形成されてい
る。そして、ねじ部139には上記連結部本体1
27の端面と当接する締付リング140が螺合さ
れ、この締付リング140の締付け力によつて連
結部本体127と連結管体136とを連結してい
る。さらに、この連結管体136の大径部には第
8図に示すように、2つの係合凹部141,14
1が対称的に設けられている。また、これら係合
凹部141,141と対向する上記連結部本体1
27の内周部には係合凹部141,141に係合
する係合凸部142,142が一体に設けられて
いる。そして、この係合凹部141と係合凸部1
42との係合によつて連結部本体127と挿入部
3の連結管体136とが互いに周方向に回動する
のを阻止する係合手段を構成している。また、連
結部本体127の先端部における外周部には固定
環が143が螺合され、この固定環143によつ
て折れ止め管体144が連結されている。このと
き、締付リング140の締付力によつて連結管体
136に捩り力が加わつても、この連結管体13
6は係合凹部141と係合凸部142との係合に
よつて連結部本体127に伝わる。つまり、連結
部本体127との係合によつて連結管体136の
周方向の回動が阻止され、挿入部3に捩り力が加
わることはない。
さらに、前記分岐部本体125の内部には分岐
ブロツク145が固定的に設けられている。この
分岐ブロツク145には上記分岐部本体125に
対応するように、第1〜第3の連結孔146〜1
48を有しており、これら連結孔146〜148
はほぼY字状の分岐通路149によつて連通して
いる。そして、上記第1の連結孔146にはチヤ
ンネル形成用パイプ150が連結され、第2の連
結孔147には上記挿入管体136に内装される
チヤンネル管151が連結されている。また、上
記分岐ブロツク145の第3の連結孔148は、
上記分岐部本体125の主筒部126から分岐し
た分岐筒部152と同方向に指向しており、この
第3の連結孔148にはチヤンネル口金153の
基端部か連結されている。このチヤンネル口金1
53の中途部は固定リング153aによつて上記
分岐筒部152の開口端に固定されており、先端
部は分岐筒部152より突出している。
また、前記分岐ブロツク145の第2の連結孔
147とチヤンネル管151との接続部は、第9
図に拡大して示すように構成されている。すなわ
ち、分岐ブロツク145の第2の連結孔147に
おける内周面には、第2の連結孔147の軸心に
対して偏心して嵌合受け部154が設けられてい
る。つまり、この嵌合受け部154は第2の連結
孔147を内面研削することによつて形成され、
前記第3の連結孔148の延長線上側が深く、こ
れと反対側が浅く形成されている。そして、この
嵌合受け部154には接続管体155の基端側の
嵌合筒部156が挿入されている。この接続管体
155の嵌合筒部156の肉厚は深い方の嵌合受
け部154より薄肉に形成されていて、嵌合受け
部154に対して嵌合した状態においては、前記
第2の連結孔147の内面と嵌合筒部156の内
面との間に段差aが形成されている。そして、前
記チヤンネル口金153から挿入される処置具1
57の先端部158および先端部158と処置具
可撓管159との境界部160が引掛りなく、ス
ムーズに挿入できるようになつている。さらに、
前記接続管体155の中途部にはねじ部161
が、先端部には接続部162が設けられ、この接
続部162には前記チヤンネル管151が嵌合接
続されている。そして、この嵌合接続部は前記ね
じ部161に螺合されるナツト163によつて締
付け固定されている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、使用
時および組立時に握り部カバー、挿入部に捩り方
向の外力が加わつても、連結部材との係合手段に
よつて捩りを阻止することができる。したがつ
て、操作部および挿入部の内蔵物の捩りによる破
損を防止できるとともに、前記係合手段によつて
組立時に連結部品相互の位置決めができ、組立作
業性を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの発明の第1の実施例を
示すもので、第1図Aは握り部の縦断面図、Bは
連結部本体の縦断側面図、第2図は内視鏡全体の
側面図、第3図は第1図Aの−線に沿う断面
図、第4図はこの発明の第2の実施例を示すもの
で、第3図と同一位置の断面図、第5図はこの発
明の第2の実施例の係止部材の斜視図、第6図乃
至第9図はこの発明の第3の実施例を示すもの
で、第6図Aは握り部の縦断側面図、第6図Bは
連結部本体の縦断側面図、第7図は第6図Bの
−線に沿う断面図、第8図は第6図Bの−
線に沿う断面図、第9図は分岐ブロツクの一部を
拡大した断面図である。 1……内視鏡、2……操作部、3……挿入部、
4……操作部本体、5……握り部、6,127…
…連結部本体、83……握り部カバー、132,
141……係合凹部、133,142……係合凸
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 操作部本体と握り部を有する筐体と、筺体内
    に配設された一端側を操作部本体とで連結するフ
    レームを有する補強部材と、上記フレーム端部か
    ら挿入部側の補強部材と上記筺体とに設けられ互
    いに係合して周方向の回動を阻止する係合手段と
    を具備したことを特徴とする内視鏡。 2 上記係合手段は、上記筺体の内周面と、筺体
    の内周面に沿つた形状を有する補強部材からなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内
    視鏡。
JP61249529A 1986-02-20 1986-10-22 内視鏡 Granted JPS62281917A (ja)

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