JP3482288B2 - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
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Description
くは挿入部と操作部本体とを連結する連結部に特徴のあ
る内視鏡に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、内視鏡は、細長の挿入部の基端
部に各種機能を操作するボタンやレバー等を配設した操
作部が設けられている。この種の内視鏡としては、特公
平5−3287号公報に開示されているように、操作部
において湾曲レバー等を設けた操作部本体から延出する
握り部が形成されたものがある。 【0003】つまり、この特公平5−3287号公報の
内視鏡では、操作部本体、握り部、連結部本体が連設さ
れて操作部が構成され、連結部本体に挿入部の基端部が
連結されている。 【0004】前記操作部本体の内部には、湾曲レバーの
操作を受けて挿入部先端の湾曲部まで挿通された湾曲操
作ワイヤを押し引き操作する湾曲操作機構などが収納さ
れ、また、操作部本体の端部には、挿入部側に位置して
開口する挿通孔が形成されており、この挿通孔より湾曲
操作ワイヤ、イメージガイドファイバ束、ライトガイド
ファイバ束などの内蔵物を握り部及び挿入部側へ導出す
るような構成となっている。 【0005】また、前記握り部内周面の一部には握り部
内の連結部材に係合するような手段が設けられたり、握
り部の内周面と連結部材の外周面に沿った形状を有する
補強部材が設けられたりする構成となっている。 【0006】そして、このような構成によって、握り部
と握り部内連結部材との捻りを阻止していた。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来構成では、握り部内の連結部材に握り部の内周面の
一部と係合するような平面や溝を設けたり、連結部材の
外周面と握り部の内周面に沿った形状を有する補強部材
を設けたりしなければならず、部品の形状が複雑になっ
たり、部品点数が多くなったりするといった問題があ
る。 【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、連結部材に連結部との係合手段を設けることな
く、かつ部品点数が少なく連結部材と連結部の周方向の
回転を防止する内視鏡を提供することを目的としてい
る。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡は、体腔
内に挿入する挿入部と、前記挿入部の基端に設けられた
操作部本体と、前記挿入部と前記操作部本体とを連結す
る連結部とを有する内視鏡において、前記連結部は、内
部に配設した一対のフレームと、前記一対のフレームを
外装する内面に凸部を形成した外装部材とを備え、前記
凸部を前記一対のフレームによって形成される隙間に狭
持して、前記外装部材を前記一対のフレームで係合して
構成される。 【0010】本発明の内視鏡では、前記連結部におい
て、前記凸部を前記一対のフレームによって形成される
隙間に狭持して、前記外装部材を前記一対のフレームで
係合することで、連結部材(フレーム)に連結部との係
合手段を設けることなく、かつ部品点数が少なく連結部
材と連結部の周方向の回転を防止することを可能とす
る。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。 【0012】図1ないし図5は本発明の一実施の形態に
係わり、図1は内視鏡の構成を示す構成図、図2は図1
の連結部の長手方向の断面を示す断面図、図3は図2の
A−A線断面を示す断面図、図4は図2のB−B線断面
を示す断面図、図5は図2のC−C線断面を示す断面図
である。 【0013】(構成)図1に示すように、内視鏡1は、
体腔内に挿入する細長な挿入部2と、この挿入部2の基
端側に連結部3を介して接続される操作部本体4と、こ
の操作部本体4から延出するユニバーサルコード5とか
ら構成され、このユニバーサルコード5には、図示しな
い光源に接続する図示しないコネクタ部が設けられてい
る。 【0014】一方、操作部本体4には、リモートスイッ
チ6、湾曲操作ノブ7、図示しない吸引ポンプに接続さ
れる吸引バルブ8が設けられ、上記連結部3には、鉗子
等の処置具挿入口9が設けられている。また、上記挿入
部2は、可撓部10と湾曲部11及び先端構成部12と
から構成されている。 【0015】図2に示すように、連結部3は、本実施の
形態においては、上下一対の一体化されたフレーム1
3、14により連結部材である図示しない基端側のつな
ぎ環と先端側の連結環15を連結し、さらにその中間に
チャンネル接合部材と一体化された三方管継手16を設
けて各フレーム13、14を結合するとともに、これら
の外側を後述する合成樹脂や金属などから筐体を構成す
る筒状の外装部材17で覆って構成される。 【0016】また、上記各フレーム13、14は、その
上記つなぎ環取付部から三方管継手16の取付用溝18
の後端付近までの間が、それぞれ、図2のA−A線断面
である図3で示すように、断面形状が短寸円弧状にな
り、また、三方管継手16の取付用溝18の後端付近か
ら上記連結環15までは、それぞれ、図2のB−B線断
面である図4で示すように、組立てた際、2つの係合す
る隙間19、20が対称的に設けられている。 【0017】また、これらの隙間19、20と対向する
外装部材17の内周部には隙間19、20に係合する係
合凸部21、22が一体的に設けられている。そして、
この隙間19、20と係合凸部21、22との係合によ
って、上記つなぎ環、連結環15およびフレーム13、
14の内部部品と外装部材17とが互いに周方向に回動
するのを阻止している。 【0018】フレーム13、14は、本実施の形態で
は、金属板たとえばアルミニウム製から形成されてい
る。そして、各フレーム13、14の両端を止めネジを
利用して上記つなぎ環および連結環15の外周面に対し
接合する状態で締結されている。 【0019】さらに、この各フレーム13、14は、図
3に示したように、つなぎ環取付部から三方管継手16
の取付溝18後端付近までの間が外装部材17の中心軸
に対して一方へ片寄って配置されている。 【0020】一方、ワイヤガイド支持部材23には、コ
イル取付穴24、25とイメージガイドファイバー束、
ライトガイドファイバーなどの内蔵物を通す空間26が
設けられており、上記コイル取付穴24、25と内蔵物
を通す空間26には、それぞれ湾曲ワイヤ、内蔵物が横
から通すことができる巾の溝27、開口部28が設けら
れている。さらに内蔵物を通す空間26にはチャンネル
29が干渉しないように切り欠き30が設けられてい
る。そしてこのワイヤガイド支持部材23には、その外
周に突き当て部31が設けられており突き当て部31が
上記フレーム13、14端部に突き当たり位置決めされ
てネジ固定されている。 【0021】さらに、図2に戻り、上記連結部3には、
上述したように、フレーム13、14全体の包囲するよ
うに合成樹脂製で筒状の外装部材17が外装されてい
る。この外装部材17の基端部は操作部本体3に密に被
嵌して固着されている。なお、この被嵌部には、液密用
のOリングが介挿されている。さらに外装部材17は固
定環32により操作部本体4へ押しつけられることによ
り操作部本体4に固着されている。 【0022】また、上記外装部材17は、その先端部に
ほぼY字状に分岐された分岐部33を有しており、前記
フレーム13の三方管継手16の取付用溝18の挿入部
側端に突き当てられ、ネジ固定された三方管継手16は
上記分岐部33に対応するような第1〜第3の連結穴3
4、35、36を有している。そして、上記第1、2の
連結孔34、35には、チャンネル37、29が連結さ
れ、また、第3の連結孔36は、上記分岐部33の主筒
部38から分岐した分岐筒部39と同方向θに指向して
おり、この第3の連結孔36には鉗子口につながる筒体
40の基端部が嵌合されている。また、この嵌合部には
液密用のOリング41が設けられている。この筒体40
の中途部は、固定リング42およびばね座金43によっ
て筒体40の基端部を三方管継手16に押し込み固定し
ている。 【0023】詳細には、図2のC−C線断面である図5
に示すように、筒体40の基端部に三方管継手16の開
口部と突き当たるような平面部44が設けられ、組み立
てた際、筒体40が三方管継手16に対して回転しない
ようになっている。そして、図2に戻り、その下には、
液密用のOリング45と三方管継手16との隙間をなく
すためのパッキン46が設けられている。 【0024】また、分岐部33の開口端には分岐部33
と筒体40の隙間を埋める為に弾性部材47が設けられ
ている。また、筒体40の先端部には、樹脂製の口金4
8がねじこみ固定されており、分岐筒部39より突出し
ている。また、この嵌合部には、液密用のOリング49
が設けられている。 【0025】(作用)本実施の形態では、内視鏡1の連
結部3において、フレーム13、14を組み付けた際の
隙間19、20が外装部材17の係合凸部21、22と
係合する。 【0026】(効果)従って、本実施の形態では、外装
部材17の係合凸部21、22とフレーム13、14の
隙間19、20との係合を利用しているので、部品点数
が少なく、かつ内部の連結部材に溝や平面部を設けない
簡略な構造にて、外装部材17内部の連結部材と外装部
材17の周方向の回動防止及び組立作業時の外装部材1
7の位置決めを行うことができる。 【0027】[付記1] (付記項1−1) 体腔内に挿入する挿入部と、前記挿
入部の基端に設けられた操作部本体と、前記挿入部と前
記操作部本体とを連結する連結部とを有する内視鏡にお
いて、前記連結部は、内部に配設した一対のフレーム
と、前記一対のフレームを外装する内面に凸部を形成し
た外装部材とを備え、前記凸部を前記一対のフレームに
よって形成される隙間に狭持して、前記外装部材を前記
一対のフレームで係合することを特徴とする内視鏡。 【0028】(付記項1−2) 前記凸部を前記一対の
フレームの先端側で係合させることを特徴とする付記項
1−1に記載の内視鏡。 【0029】(付記項1−3) 前記外装部材は、合成
樹脂製であることを特徴とする付記項1−1に記載の内
視鏡。 【0030】(付記項1−4) 前記凸部を前記一対の
フレームの隙間の片側に係合させることを特徴とする付
記項1−1に記載の内視鏡。 【0031】(付記項1−5) 前記凸部を前記一対の
フレームの隙間の両側に係合させることを特徴とする付
記項1−1に記載の内視鏡。 【0032】ところで、例えば特公平3−40242号
公報等に示されるように、従来の内視鏡の操作部把持部
においては、手の滑り止めの突起は設けられてはいる
が、洗滌性が考慮されたものではなかった。 【0033】そこで、把持した手の滑りを防止すると共
に洗滌性の優れた操作部を備えた内視鏡について説明す
る。 【0034】図6ないし図11は把持した手の滑りを防
止すると共に洗滌性の優れた操作部を備えた内視鏡の一
実施の形態に係わり、図6は内視鏡の構成を示す構成
図、図7は図6のD−D線断面を示す断面図、図8は図
7の要部の拡大を示す拡大断面図、図9は図6の内視鏡
の第1の変形例の要部の拡大を示す拡大断面図、図10
は図6の内視鏡の第2の変形例の要部の拡大を示す拡大
断面図である。 【0035】(構成)図6に示すように、内視鏡101
は、ユニバーサルコード102、操作部本体103、握
り部104、挿入部105から構成されている。上記ユ
ニバーサルコード102には図示しない光源に接続する
図示しないコネクタ部が設けられている。また、上記操
作部本体103には、リモートスイッチ106、湾曲操
作ノブ107、図示しない吸引ポンプに接続される吸引
バルブ108が設けられ、上記握り部104には、鉗子
等の処置具挿入口109が設けられている。さらに、上
記挿入部105は、可撓部110と湾曲部111と先端
構成部112とから構成されている。 【0036】握り部104には滑り止め用の突起114
が設けられている。そして、図6のD−D線断面である
図7に示すように、突起114の両裾野部分115、1
16はなめらかに把持部外壁117に連続してつながれ
ている。図7の拡大である図9に示すように、突起11
4は、片手で把持した際、その指の関節113が位置す
る場所に設けられており、突起114の少なくとも下方
側の指の腹118が当たる部分がなめらかな凹部になっ
ている。また、この突起114は握り部104の略軸方
向に連続して設けられており、本実施の形態では、握り
部104全長にわたっている。この突起114は少なく
とも握り部104を把持した際、指の当たる部分にあれ
ば良い。 【0037】(作用)指の関節113の握り部104の
突起114に引っ掛かる。また、握り部104の外周面
に段差、隙間などがなく、なめらかなため、ゴミなどが
たまりにくい。 【0038】(効果)従って、把持する手が滑らないた
め、常に操作部を定位置に確実に把持し良好な操作性を
確保できる。また、良好な洗滌性を確保できる。 【0039】なお、把持した手の滑りを防止すると共に
洗滌性の優れた操作部を備えた内視鏡の第1の変形例と
して、図9に示すように、握り部104の突起114の
上方側の裾野115を直線に形成して構成しても、同様
の作用・効果を得ることができる。 【0040】また、把持した手の滑りを防止すると共に
洗滌性の優れた操作部を備えた内視鏡の第2の変形例と
して、図10に示すように、握り部104に片手で把持
した際指の第2関節119が位置する場所に滑り止め用
の突起120を設けて構成しても良い。 【0041】この場合、指の関節113および第2関節
119が、それぞれ握り部104の突起114、120
に引っ掛かる。また、握り部104の外周面に段差、隙
間などがなく、なめらかなため、ゴミなどがたまりにく
く、同様の効果を得ることができる。 【0042】[付記2] (付記項2−1) 手で把持する操作部を有する内視鏡
において、前記操作部は、把持の際の手の指の関節が位
置する場所に、前記操作部の略軸方向に連続した突起を
備え、前記突起の両裾野部分は、なめらかに前記操作部
外壁に連続しており、前記突起の少なくとも下方側の指
の腹が当たる部分は、なめらかな凹部に成形されている
ことを特徴とする内視鏡 付記項2−1の内視鏡では、操作に起因して操作部が回
転力を受けても把持する手が滑らないため、常に操作部
を定位置に確実に把持し良好な操作性を確保でき、また
良好な洗滌性を確保できるという効果がある。 【0043】一方、従来の内視鏡においては、例えば特
開平6−161599号公報等に示されるように、内視
鏡の吸引制御装置の吸引量の調整を、吸引ピストンの押
し込み量によって調整しているが、指の感覚のみでピス
トンの押し込み量制御するのは困難なため、微調整を行
うのは難しいといった問題がある。 【0044】そこで、次に、吸引ピストンの押し込み量
の調節で、確実に吸引制御装置の吸引量を微調整するこ
とのできる内視鏡の吸引制御装置について説明する。 【0045】図11ないし図13は吸引ピストンの押し
込み量の調節で確実に吸引制御装置の吸引量を微調整す
ることのできる内視鏡の吸引制御装置に係わり、図11
は吸引制御装置の構成を示す構成図、図12は図11の
F断面を示す断面図、図13は図11の要部の拡大を示
す拡大断面図である。 【0046】図11に示すように、吸引制御装置201
では、吸引チャンネル202に連通した取付部203が
内視鏡の操作部204に設けられており、取付部203
に吸引制御装置201のシリンダ205が着脱自在に組
み付けられている。シリンダ205の下端部には弾性材
で設けられた弁体206が設けられている。 【0047】この弁体206は内面が円筒形の弁部20
7が設けられている。また、弁体206の外周面にシー
ル部208が設けられており、シール部208の外径は
シール部208が当接する取付部203の内径より大き
い。 【0048】シリンダ205内には吸引操作用のピスト
ン体210が設けられており、下端部の円形の弁部20
9が設けられている。この弁部209は、弁体206に
設けられている弁部207の内径より若干大きな外径を
有する。 【0049】ピストン体210は、シリンダ205の軸
方向に所定ストローク量、すなわち弁部207と弁部2
09によって閉塞する第1の位置と開放する第2の位置
との間だけ進退自在に設けられている。 【0050】また、ピストン体210の上端部にはフラ
ンジ部211が設けられており、フランジ部211の下
端部にはピストン体210を第1の位置に保持する略円
筒状の付勢手段としてのゴムバネ212が組み付けられ
ている。このゴムバネ212の下端部はシリンダ205
に形成された固定溝213に嵌着されている。 【0051】また、ピストン体210が第1の位置にあ
るときは、弁体206とゴムバネ212とピストン体2
10とシリンダ205に囲まれ、図示しない吸引ポンプ
と連結している吸引口金214内の吸引孔と連通される
空間215が形成され、この空間215が連通孔216
を介して外気と連通されている。 【0052】また、弁部209が弁部207に圧入され
ているため、図示しない吸引ポンプへ連通する空間21
5と吸引チャンネル202は遮断されている。さらに取
付部203へシール部208が圧入されているため、吸
引チャンネル202と外気は遮断されている。 【0053】また、図11のF断面である図12に示す
ように、ゴムバネ212の上面に突き当て部217が設
けられ、突き当て部217には1部に切り欠き218が
設けられている。突き当て部217と切り欠き218の
面積比は約1:1となっている。 【0054】図13に示すように、シリンダ205の上
端部219は、ゴムバネ212に設けた環状突起220
により全周が覆われている。さらにピストン体210に
も環状突起220とでシール可能な第2突き当て部22
1が設けられている。 【0055】(作用)ピストン体210を押し下げる弁
体206の弁部207と、ピストン体210の弁部20
9が離れて、空間215が吸引チャンネル202と連通
する。 【0056】更に、ピストン体210を押し続けると、
まずゴムバネ212の突き当て部217が環状突起22
0に突き当たり外気が約半部遮断される(図13の状
態)。 【0057】更に、ピストン体210を押し下げると、
ピストン体210の第2突き当て部221が環状突起2
20に密着して完全に外気と空間215が遮断される
(その際も環状突起220の外側と連通孔の間には空間
222が設けられている)。 【0058】この結果、弁部207と弁部209の間、
空間215、吸引口金214を介して吸引チャンネル2
02と吸引ポンプが連通する。 【0059】次に、ピストン体210を押すのを止めた
とき、ピストン体210はゴムバネ212の付勢力によ
って押し上げられる。このとき、環状突起220と第2
突き当て部221及び突き当て部217は離れ、空間2
15と外気は連通孔216を通じて連通し、吸引口金2
14、空間215、連通孔216通じて吸引ポンプによ
って外気を吸引する。その後弁体209は弁部207を
弾性変形させながら圧入され、空間215と吸引チャン
ネル202は完全に遮断される。 【0060】(効果)このように、ゴムバネ212の突
き当て部217と環状突起220が当設したときは約半
分のシールなので、微妙な吸引操作が可能となる。 【0061】また切り欠き218があるため、突き当て
部217と環状突起220のゴム同志の密着度合いが低
くなり、ゴムバネ212の作動レスポンスが良いという
効果もある。 【0062】 【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡によ
れば、連結部において、凸部を一対のフレームによって
形成される隙間に狭持して、外装部材を一対のフレーム
で係合するので、連結部材(フレーム)に連結部との係
合手段を設けることなく、かつ部品点数が少なく連結部
材と連結部の周方向の回転を防止することができるとい
う効果がある。
す構成図 【図2】図1の連結部の長手方向の断面を示す断面図 【図3】図2のA−A線断面を示す断面図 【図4】図2のB−B線断面を示す断面図 【図5】図2のC−C線断面を示す断面図 【図6】把持した手の滑りを防止すると共に洗滌性の優
れた操作部を備えた内視鏡の一実施の形態に係る内視鏡
の構成を示す構成図 【図7】図6のD−D線断面を示す断面図 【図8】図7の要部の拡大を示す拡大断面図 【図9】図6の内視鏡の第1の変形例の要部の拡大を示
す拡大断面図 【図10】図6の内視鏡の第2の変形例の要部の拡大を
示す拡大断面図 【図11】吸引ピストンの押し込み量の調節で確実に吸
引制御装置の吸引量を微調整することのできるの内視鏡
の吸引制御装置の一実施の形態に係る吸引制御装置の構
成を示す構成図 【図12】図11のF断面を示す断面図 【図13】図11の要部の拡大を示す拡大断面図 【符号の説明】 1…内視鏡 2…挿入部 3…連結部 4…操作部本体 5…ユニバーサルコード 6…リモートスイッチ 7…湾曲操作ノブ 8…吸引バルブ 9…処置具挿入口 10…可撓部 11…湾曲部 12…先端構成部 13、14…フレーム 15…連結環 16…三方管継手 17…外装部材 18…取付用溝 19、20…隙間 21、22…係合凸部 23…ワイヤガイド支持部材 24、25…コイル取付穴 26…空間 27…溝 28…開口部 29、37…チャンネル 30…切り欠き 31…突き当て部 32…固定環 33…分岐部 34…第1の連結穴 35…第2の連結穴 36…第3の連結穴 38…主筒部 39…分岐筒部 40…筒体 41、45、49…Oリング 42…固定リング 43…座金 44…平面部 46…パッキン 47…弾性部材 48…口金
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 体腔内に挿入する挿入部と、前記挿入部
の基端に設けられた操作部本体と、前記挿入部と前記操
作部本体とを連結する連結部とを有する内視鏡におい
て、 前記連結部は、内部に配設した一対のフレームと、 前記一対のフレームを外装する内面に凸部を形成した外
装部材とを備え、 前記凸部を前記一対のフレームによって形成される隙間
に狭持して、前記外装部材を前記一対のフレームで係合
することを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34132995A JP3482288B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 内視鏡 |
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---|---|---|---|
JP34132995A JP3482288B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09173277A JPH09173277A (ja) | 1997-07-08 |
JP3482288B2 true JP3482288B2 (ja) | 2003-12-22 |
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ID=18345217
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3461390B1 (en) * | 2017-09-29 | 2020-10-21 | FUJIFILM Corporation | Endoscope |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP34132995A patent/JP3482288B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3461390B1 (en) * | 2017-09-29 | 2020-10-21 | FUJIFILM Corporation | Endoscope |
US11213187B2 (en) | 2017-09-29 | 2022-01-04 | Fujifilm Corporation | Endoscope |
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JPH09173277A (ja) | 1997-07-08 |
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