JP3389359B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP3389359B2
JP3389359B2 JP00358595A JP358595A JP3389359B2 JP 3389359 B2 JP3389359 B2 JP 3389359B2 JP 00358595 A JP00358595 A JP 00358595A JP 358595 A JP358595 A JP 358595A JP 3389359 B2 JP3389359 B2 JP 3389359B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、可撓性チューブ等の構
成部分を連結するための構成を有する内視鏡に関する。 【0002】 【従来の技術】内視鏡は、一般に挿入部とこの挿入部に
連結される操作部とを有し、処置具を挿通するチャンネ
ルや流体を通すチャンネル、あるいは吸引管路等を挿通
している。このため、内視鏡は、大きくは操作部と挿入
部の連結部を備え、また部分的には各種チャンネルや管
路の接続部を設けている。このような、連結部や接続部
としては、以下のような構成が従来例として知られてい
る。 【0003】従来の内視鏡において、可撓性チューブを
確実に固定するための接続装置が、実開平5−2070
6号公報に、図16に示す技術が開示されている。 【0004】この公報記載の内視鏡は、操作部に連結部
材である口金部材301を有し、この口金部材301の
本体302の先端には、可撓性チューブ303が被覆さ
れる被嵌部304が設けられている。この本体302の
被嵌部304の外周面には、先端側から後端側に向かう
に従って、外径寸法が徐々に拡径する第1のテーパ面3
05が形成されている。さらに、前記口金部材301の
中途部には円板状の突起部306が設けられており、こ
の突起部306の外周面には雄ネジ部307が形成され
ている。 【0005】前記突起部306の雄ネジ部307には、
可撓性チューブ303を固定するための固定部材308
が螺合するようになっている。このため、前記固定部材
308にはほぼ円筒状の本体の一端側内周面に、雌ネジ
部(締め付け固定部)309が形成されている。さら
に、この固定部材308の本体の他端側には内方向に向
けて屈曲されたフランジ部310が設けられている。 【0006】また、固定部材308の本体内には、口金
部材301の被嵌部304の第1のテーパ面305に被
嵌された可撓性チューブ303の連結端部の外周面を押
さえる押さえリング(押さえ部)311が設けられてい
る。この押さえリング311の内周面には、固定部材3
08がフランジ部310側から雌ネジ部309側に向か
うにしたがって内径寸法が徐々に拡大する第2のテーパ
面312が形成されている。この場合、第1のテーパ面
305の角度θ1 と、第2のテーパ面の角度θ2 との関
係は、 θ1 <θ2 に設定されている。 【0007】一方、別の従来例に係る内視鏡では、操作
部外装カバーに開口した処置具挿入口体と操作部内の鉗
子チャンネルが接続された分岐管体を接続する方法とし
て、実公昭63−9285号公報に図17に示す技術が
開示されている。 【0008】図17において、鉗子チャンネル313の
操作部314側端部は、操作部314内で分岐管体31
5に接続されており、この分岐管体315は操作部31
4に内設された円筒体316にネジ固定されている。ま
た、前記分管体315は、鉗子チャンネル313を吸引
源に連通する吸引管路317と、処置具挿入口体318
の鉗子挿通通路319に連通するメイン通路320に分
岐している。前記分岐管体315のメイン通路320側
の端部には、バヨネット結合機構321により、操作部
外装カバー322の取り付け孔323に挿入された前記
処置具挿入口体318が接続されている。この時、処置
具挿入口体318と操作部外装カバー322の取り付け
孔323にはそれぞれ溝350,351が設けられ、前
記溝350,351にはストッパ部材352が挿入され
て、処置具挿入口体318は回動不可に操作部外装カバ
ー322に接続されている。また、処置具挿入口体31
8はバヨネット結合機構321側に内腔部324を有
し、軸方向に弾性変形可能なダンパ部材325が嵌入さ
れている。このダンパ部材325は、処置具挿入口体3
18を分岐管体315に接続した時、軸方向に圧縮され
るようになっている。なお、前記ダンパ部材325の端
部には、分岐管体315の外周面と挿入口体318の内
周とでシール部326が形成されている。 【0009】また、特開昭63−275315号公報に
は図18に示すような別の技術が開示されている。 【0010】分岐管体315′は、鉗子チャンネル31
3が接続されたメイン通路320′と吸引源に連通する
吸引管路317′とが、端面が斜めに形成された厚肉の
筒体327にロウ付け等により接続され構成されてい
る。分岐管体315′は、フレーム328に形成された
すり割りに嵌め込まれ、操作部外装カバー322′の内
側に収容されている。 【0011】前記筒体327には、分岐管体315′の
メイン管路320′とほぼ真っ直ぐになるように、接続
管330が連通・接続されている。この接続管330
は、厚肉の外管331と薄肉の内管332とにより一体
に構成され、Oリング333を挟んで内管332が分岐
管体315′に嵌入・接続されている。これに処置具挿
入口体318′がその下部をOリング335でシールし
ながら接続管330と筒体327の外周に嵌挿させて、
取り付け孔323にナット334で押圧固定されてい
る。 【0012】実公昭63−9285号公報に記載の内視
鏡では、バヨネット結合機構321によって、処置具挿
入口体318と分岐管体315によりダンパ部材325
を軸方向に圧縮して接続している。 【0013】しかし、処置部挿入口体318側のバヨネ
ット爪と分岐管体315側のバヨネット受けには、バヨ
ネット結合機構321の組立作業を損なわないように軸
方向に隙間が設けられており、処置具挿入口体318と
分岐管体315を組み立てる時に、斜めに組み立てられ
ることがある。その結果、ダンパ部材325の両端面も
しくは一方の端面に隙間ができ、汚物がここに溜まるこ
とになり、洗浄時間が長くなるという欠点があった。ま
た、ストッパ部材352を樹脂性の操作部外装カバー3
22に挿入することにより、処置具挿入口体318が操
作部外装カバー322に対して回動不可に接続されてい
る。しかし、処置具挿入口体318に大きなトルクが加
わると、操作部外装カバー322が溝351で破壊され
やすいという欠点があった。 【0014】一方、特開昭63−275315号公報に
記載の内視鏡においては、フレーム328によって回動
規制された分岐管体315′に接続管330を嵌入接続
し、これの外周に処置具挿入口体318′を嵌挿して、
ナット334を操作部外装カバー322′に螺合させて
押圧固定している。 【0015】しかし、この従来例では前記のように操作
部外装カバー322′にネジを切ってナット334を螺
合させており、鉗子挿入口体318′に力が加わると樹
脂製の操作部外装カバー322′のネジ部が破壊されや
すいという欠点があった。また、処置具挿入口体31
8′は回動規制されておらず、処置具挿入口体318に
大きなトルクが加わると回動してしまい、ナット334
が緩みやすいという欠点もある。 【0016】以上のように、洗浄性がよく、かつ強度的
に強い分岐管体と処置具挿入口体の接続構成を有する内
視鏡を必要としている。 【0017】従来の内視鏡において、金属製のパイプの
端面と、金属製の被接続部の端面を半田により接続する
管路の接続部の構成には、図19及び図20に示すよう
な技術が公知である。 【0018】図19及び図20に示すように、パイプ3
46は被接続部347と嵌合しており、前記パイプ34
6の端面は被接続部347の内部に配置される。パイプ
346と被接続部347とを半田により接合する際に発
生するガスを逃がすために、図19に示す切り欠き34
8あるいは図20の貫通孔349を被接続部347に設
けており、半田ゴテを当てて半田を流し込む作業も、前
記切り欠き348や貫通孔349から行っている。 【0019】従来例として半田による接続方法では、切
り欠きや貫通孔を設けて半田による接続を行っている。
しかし、パイプと被接続部の嵌合部や接続端面には半田
ゴテをいくら長く当てても半田が流れ込まず、その部分
には隙間ができており、この部分に汚物が溜まると洗浄
時間が長くかかるという欠点があった。 【0020】従来の内視鏡において、挿入部外装の可撓
管の後端口金部と操作部を接続する構成として、特開平
1−227735号公報には、図21に示すような技術
が開示されている。 【0021】内視鏡操作部314と挿入部外装の可撓管
336は、後端口金部343を操作部314のテーパ部
(被接続部)344に、止め輪345を後端口金部34
3のネジ部に螺合することにより押圧固定されている。 【0022】以上述べた内視鏡の挿入部可撓管と操作部
を接続する構成において、挿入部可撓管後端口金部を操
作部のテーパ部に、止め輪を後端口金のネジ部に螺合す
ることにより押圧・固定されている。しかし、止め輪は
非常に大きなトルクで締め付けられるので、分解組立時
に後端口金部のネジ部を破壊する虞れがあり、ネジ部が
破壊すると挿入部全体の交換にもなりかねず、分解組立
時に大きな工数がかかるという欠点があった。 【0023】このため、挿入部可撓管と、操作部とを接
続する構成において分解組立時にも少部品の交換で済む
ものが望まれている。 【0024】従来の内視鏡において、挿入部外装の可撓
管の後端口金部と操作部を接続する構成として、実公平
4−15201号公報には図22に示すような技術が開
示されている。 【0025】図22に示す長尺の可撓管336は、その
端部に口金部337が嵌合・固定され、被接続部338
には、気密的に止めネジ339により固定されている。
また被接続部338には筒状のインサート金物340が
ネジ止め固定され、前記インサート金物340の外周に
対して折れ止め341の基端部が被嵌してライニング固
着されている。折れ止め341は外壁部を肉厚一定でテ
ーパ状に成形し、インサート金物340にはその大径側
を被着してあり、小径側先端は可撓管外周に気密的に密
着している。折れ止め341内部には、軸方向に複数の
ひだ部342が突出して成形されている。 【0026】この挿入部可撓管と操作部を接続する構成
において、折れ止め全長にわたって折れ止め効果を持つ
ようにしている。しかし、実使用状態で挿入部に力を加
えて挿入部を屈曲させることが多々あるが、この時、挿
入部を折れ止め近傍まで挿入していると、患者に苦痛を
与えるという欠点があった。 【0027】このため、挿入部可撓管と、操作部とを接
続する構成において、挿入部を折れ止め近傍まで挿入し
た場合に挿入部を屈曲させても、患者に苦痛を与えない
ものが望まれている。 【0028】 【発明が解決しようとする課題】実開平5−20706
号公報に記載の内視鏡において、口金部材301の被嵌
部304に可撓性チューブ303を接続固定する時にθ
1 <θ2 であるので、押さえリング311の第2のテー
パ部312の小径側端部で可撓性チューブ303を締め
付けることになるが、この時、締め付け力が被嵌部30
4の第1のテーパ面305先端近傍に加わることにな
る。 【0029】しかし、この先端部は薄く剛性が低いの
で、締め付け時に変形することがある。変形すると、そ
の部分には、可撓性チューブ303と被嵌部304との
間に隙間ができ、吸引による汚物がここに溜まると洗浄
時間が長くなるという欠点があった。 【0030】また、可撓性チューブ303に曲げの大き
な力が加わると、口金部材301の先端部分で可撓性チ
ューブ303が折れたり、口金部材301の先端で可撓
性チューブ303が浮き上がったりして隙間ができたり
することもあった。隙間ができるとその部分には、汚物
が溜まり洗浄時間が長くなるという欠点があった。 【0031】本発明は前記事情にかんがみてなされたも
ので、可撓性チューブとの連結に際して変形せず剛性が
高く、かつ可撓性チューブを確実に固定すると共に、可
撓性チューブとの連結部分において、汚物が溜まりやす
い隙間が生じないようにして洗浄性を向上させることが
できる内視鏡を提供することを目的としている。 【0032】 【課題を解決するための手段】本発明は、管路を構成す
る可撓性チューブを有し、少なくとも一端部に向かって
外径が細径となる第1のテーパ部を外周面に設けかつそ
の内部に管路を有する連結部材と、前記第1のテーパ部
に被嵌される前記可撓性チューブの一端部外周面に被嵌
されかつ前記第1のテーパ部に係合するように同方向に
内径が細径となる第2のテーパ部を内周面に有したリン
グ状の押さえ部材と、前記第1のテーパ部が拡径となる
方向であって軸方向に前記押さえ部材を押圧して前記可
撓性チューブを前記連結部材に押圧して固定する締め付
け部材とを有する前記可撓性チューブの接続装置を、備
えている内視鏡において、前記可撓性チューブの前記連
結部材の前記可撓性チューブ連結側端部に被嵌された外
周部分を覆うと共に、前記第1のテーパ部に前記可撓性
チューブを付勢して固定する付勢被覆部材が設けられて
いる。 【0033】 【作用】本発明の構成では、連結部材の外周面に少なく
とも一端部に向かって外径が細径となる第1のテーパ部
に被嵌された可撓性チューブの外周を、締め付け部材を
締め付けて可撓性チューブを連結部材に固定しており、
さらに付勢被覆部材により、可撓性チューブを被覆する
と共にこの可撓性チューブの内周面を第1のテーパ面に
付勢しているので、可撓性チューブと第1のテーパ面の
間に汚物の溜まる隙間が生じない。 【0034】 【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1ないし図11は本発明の第1実施例に
係り、図1は内視鏡挿入部と操作部の接続部分近傍の縦
断面図、図2(a)は内視鏡の全体的な外観図、図2
(b)は内視鏡に接続される機器の正面図、図3は内視
鏡の折れ止め部の縦断面図、図4(a),(b)は内視
鏡グリップの左右側面図、図5は図1のA方向矢視図、
図6は図1のB方向矢視図、図7は筒状部材の組立て斜
視図、図8は接続部材の斜視図、図9は分岐管体の先端
側端部の拡大断面図、図10は可撓性チューブ及び分岐
管体とチャンネル口金との接続の様子を示す断面図、図
11は図1のC−C線断面図である。 【0035】図2(a)には、本実施例における内視鏡
2の全体図を示す。前記内視鏡2は、手元側の操作部3
と、この操作部3に連結される例えば細長の挿入部6
と、前記操作部3の側部から延出するユニバーサルコー
ド13とを有している。 【0036】前記挿入部6は、ポリウレタン等の樹脂で
被覆されると共に、後端部分は操作部3に接続され、そ
の接続部は折れ止め部25により保護されている。挿入
部6の先端部分には、軟らかい弾性体で被覆された湾曲
部4が設けられている。湾曲部4のさらに先端には先端
硬質部5が設けられており、この先端硬質部5の先端面
には、図示しない撮像素子に対向する観察光学系、照明
光を出射する照明光学系、送気送水ノズル及び鉗子口出
口等が配置されている。 【0037】前記操作部3には、吸引を行う際に使用す
る吸引制御装置1と、送気送水を行う際に操作する送気
送水バルブ7と、撮像素子から出力された映像信号を処
理するためのリモートスイッチ8とが取り付けられてい
る。さらに操作部3には、硬い樹脂製のアングルノブ
9,9が取り付けられており、これらを操作することに
よって湾曲部4を上下左右方向に湾曲させることが可能
となっている。また、前記湾曲部4を湾曲固定状態に保
ったり、湾曲固定状態を開放する時に使用する硬い樹脂
製のFEレバー10,10も取り付けられている。 【0038】一方、操作部3から延出するユニバーサル
コード13は、ポリウレタン等の樹脂で被覆されてお
り、その先端には硬い樹脂で形成されるコネクタ11が
取り付けられている。ユニバーサルコード13の両端、
つまり操作部3側とコネクタ11側の接続部は、折れ止
め28,29によりそれぞれ保護されている。 【0039】前記コネクタ11には、高周波漏れ電流を
焼灼電源に戻すためのS端子12と、図示されていない
送水タンクに接続して送水を行うための金属製の送水口
金14と、送気を行うための金属製の送気管15と、図
示されていない吸引ポンプが接続される金属製の吸引口
金24と、複数の電気接点16と、がそれぞれ設けられ
ている。また、コネクタ11に設けられたライトガイド
端部17が、図2(b)に示す光源装置18のコネクタ
受け19に接続されることによって、先端硬質部5の照
明光学系から照明光が照射されることになる。さらに、
コネクタ11の側面には、電気コネクタ部20が設けら
れている。この電気コネクタ部20に図2(b)に示す
接続コード21を接続してビデオプロセッサ22と接続
することで、撮像素子から出力された電気信号をモニタ
23上に映像として映し出せる。 【0040】また、内視鏡2の操作部3の先端側には、
内視鏡2を把持するためのポリサルフォン等の硬い樹脂
で形成されたグリップ30が設けられている。グリップ
30には、その側部に、鉗子等の処置具を挿通させるた
めの鉗子口26が突設されている。この鉗子口26に
は、シリコンゴム等の弾性体で形成される鉗子栓27が
取り付けられる構造になっている。 【0041】次に鉗子口26付近の操作部3の断面図を
図1に示す。 【0042】内視鏡2のグリップ30の内部には、湾曲
部4を湾曲させるための金属素線を編んで作った図示せ
ぬアングル操作用ワイヤ、フッ素樹脂から形成される図
示せぬ送気用チャンネル、送水用チャンネル、及び撮像
素子からの出力信号伝達用の図示せぬ電気ケーブルが組
み込まれている。前記グリップ30の内部には、これら
内装物の保護と他の部材の保持等を目的としたアルミニ
ウム合金製の筒状部材31が設けられている。筒状部材
31には、その手元側に、図7に示すようにその右側端
部から中央部にかけての上面に切り欠いてある筒状部材
開口部32が設けられている。と共に、この筒状部材開
口部32には、グリップ30内部に設けられた金属製の
図1に示す固定用フレーム33をネジ35により固定し
た金属製の継ぎ板34a,34bが、ネジ35で固定さ
れている。この継ぎ板34bは、筒状部材31が筒状部
材開口部32により低下した剛性を向上させる効果も有
している。 【0043】前記グリップ30は、前記筒状部材31の
軸方向中央部外周に設けられたネジ部36に螺合する金
属製の図1に示すグリップ固定用リング37を、締め込
むことで固定される。 【0044】図3に操作部3と挿入部6の接続部を示
す。筒状部材31は、挿入部6側端部内周に、その外径
が挿入部6側から操作部3側に向かって細径となるテー
パ部38を有している。 【0045】一方、挿入部6の外装部に固定される円筒
部材40をネジ41によって固定する接続部材42は、
その操作部3側端部外周に前記筒状部材31のテーパ部
38に沿った形状のテーパ部39を設けており、テーパ
部同士が当接され筒状部材31に係合するようになって
いる。さらに、挿入部固定リング43を接続部材42の
挿入部6側から螺合させてテーパ部38、39が押圧さ
れることにより、挿入部6と操作部3とが固定されるよ
うになっている。前記接続部材42は、その操作部側内
径が、挿入部6から操作部3に向かっ拡径となるテーパ
55を有しており、図8に示すように幅tの切り欠き4
2aが軸方向全長にわたって形成されている。 【0046】前記挿入部6の外装部は、内側から一重な
いし三重のフープ材44、金属製の網状管45及びポリ
ウレタン等の樹脂層の外装チューブ46からなり、その
後端部が円筒部材40に接着固定され更にその外側が、
例えばFEP,TFE,PFA,シリコンゴム製等の熱
収縮チューブ47が被覆されて固定されている。 【0047】また、前述の操作部と挿入部の接続部に
は、この接続部を保護するための折れ止め部25が設け
られている。この折れ止め部25は、高硬度で弾性のあ
る樹脂で成形された折れ止め48と、手元側の大径部5
6と前記大径部56より先端側に設けられた小径部57
とを有する折れ止め口金49と、引き裂き耐性の高いシ
リコン系ゴムの樹脂で成形された折れ止めカバー51と
から構成されている。 【0048】前記折れ止め口金49は、前記接続部材4
2を小径部57で内嵌し、この小径部57外周に折れ止
め48を一体的に成形し、大径部56の内径に設けたネ
ジ部50を前記筒状部材41に螺合させると共に、手元
側でグリップ固定リング37に突き当てて固定してい
る。 【0049】前記折れ止めカバー51は、折れ止め48
と折れ止め口金49に外挿され、折れ止め口金49の大
径部56後端近傍外周に設けられたフランジ52に、嵌
挿接着される円筒状の溝58を有しており、この嵌合に
より長手方向に位置決めされ、かつ先端部は挿入部6の
外装チューブ46に接着固定している。 【0050】なお、折れ止めカバー51の操作部3側端
部は、筒状部材31と接続部材42の接続部よりも操作
部3側に配置され、操作部3を外観上短く見えるように
構成されている。 【0051】折れ止め48の外径は、折れ止めカバー5
1に内挿される部分で折れ止めカバー51の内径よりも
大径に成形されており、組み付け状態で折れ止めカバー
51によって締め付けられている。折れ止め口金49の
後端部とグリップ30の先端部との間には、水密確保の
ためOリング53が嵌め込まれている。同じく折れ止め
口金49の先端部と円筒部材40の中途との間にも、水
密確保のためOリング54が嵌め込まれている。 【0052】図4(a)にグリップ30をアングルノブ
9側から見た図を示し、その反対から見た図を図4
(b)に示す。グリップ30にはアングルノブ9側外表
に2本の滑り止め59が長手方向に突設され、その裏面
外表には滑り止め59より狭い幅で配置され突設した滑
り止め60が長手方向に4本設けてある。 【0053】また、グリップ30には鉗子口26が設け
られた突設部61が設けられており、その突設部61の
両側面には凹部62が開口し、チャンネル径等を第2メ
イハン64の色以外の色で表示されその色の樹脂で成形
された第1メイハン63を接着しかつ機種名等を記載し
た第2メイハン64と、製造社名等を記載した第3メイ
ハン65とが接着固定されている。これらのメイハン6
3,64,65はポリサルフォン等の硬い樹脂で成形さ
れている。 【0054】一方、前記挿入部6には、鉗子等の処置具
を挿通するためのチャンネル70を構成する可撓性チュ
ーブ66が挿通・配置されている。この可撓性チューブ
66の操作部3側端部は操作部3内に導かれており、分
岐管体67に連通・接続されている。この分岐管体67
は、操作部3内で筒状部材31にネジ68で固定されて
いる。そして、この分岐管体67はすべて切削加工で形
成された管路が形成されており、チャンネル70は分岐
管体67において、ほぼ直線状の鉗子管路69と、吸引
管路71とに分岐している。 【0055】前記分岐管体67は、鉗子管路69側にお
いて、内視鏡2の長手方向に対して45度の方向に開口
した、グリップ30の突設部61に設けられた取り付け
孔77に対向して配置される端部73を有している。こ
の端部73外径にはネジ部76を設け、図1に示す分岐
管体67の矢視Aより見た図の図5に示すように鉗子管
路69より太径の円孔74と、2つの回転止め75とを
有している。前記取り付け孔77内に挿入された接続筒
78は、下端の内径にネジ部79が設けられ、分岐管6
7のネジ部76に螺合して端部73に当接して固定さ
れ、内部に円孔74より大径か等しい円孔80が形成さ
れている。接続筒78と取り付け孔77の間には、水密
確保のためOリング81が嵌め込まれている。 【0056】円孔80内には筒状の鉗子口金82が挿入
されており、下端近傍の端面84には、鉗子口金82の
管路90より大径の円孔89に嵌挿されかつ内径が、分
岐管体67の鉗子管路69の内径とほぼ等しく高硬度で
弾性のあるシリコンゴム等の樹脂で成形されたパッキン
83がシリコン系接着剤により接着され、鉗子口金82
の管路90は、内径をほぼ等しくして段差なく接続され
ている。 【0057】また図1に示す鉗子口金82の矢視Bより
見た図の図6に示すように、下端近傍には、外形に2つ
の回転止め75間に嵌合する2つの面取り部91が設け
られており、鉗子口金82と分岐管体67は回動不可と
なっている。 【0058】また、前記接着筒78の上端内周のネジ部
86に押さえ管87が螺合し、鉗子口金82のフランジ
88を押圧して、分岐管体67の端部73近傍の端面8
5に鉗子口金82が当接することによりパッキン83が
圧縮され、同時に鉗子口金82は分岐管体67に固定さ
れている。 【0059】鉗子口金82と接続筒78、鉗子口金82
と分岐管体67の間には水密確保のため、それぞれOリ
ング93,94が嵌め込まれている。また、押さえ管8
7の上端には弾性のあるシリコンゴム等の樹脂で成形さ
れたカバー部材95が当接され、グリップ30の突設部
61と段差がないように、取り付け孔77に嵌挿されて
固定されている。 【0060】前記分岐管体67には、チャンネル70を
形成する可撓性チューブ66が接続されるチャンネル口
金97と、吸引管路71に接続される吸引口金99が接
続された吸引パイプ98とが半田付けにより結合されて
いる。図1のC−C線断面を先端側から見た図11に示
すように、分岐管体67の取り付け方向とグリップ30
の突接部61の突接方向はグリップ30の中心線Dに対
して35度、吸引パイプ98の延設方向と吸引口金99
の位置はグリップ中心線Dよりアングルノブ9取り付け
方向Eとは反対方向に偏心している。 【0061】また吸引パイプ98には吸引口金99が半
田により結合され、吸引口金99には吸引チューブ10
0が接続され、吸引制御装置1に接続されている。ここ
で、半田による結合はいずれの部分も同じであるので、
チャンネル口金97と分岐管体67との結合のみを説明
する。 【0062】図9及び図10に示すように、分岐管体6
7には、チャンネル口金97が嵌挿される孔101と、
その孔101の深さとほぼ等しい深さを持つ少なくとも
一つの切り欠き102とが設けられている。 【0063】前記チャンネル口金97を孔101に嵌挿
し、孔101の端面に当接させて結合する。鉗子管路6
9の内径とチャンネル口金97後端の内径117はほぼ
等しく、接続部には、半田もしくは接着剤103による
層が両部材に跨がり両部材とほぼ同径に形成されて管路
を形成している。 【0064】また、前記チャンネル口金97は、その中
途外周に大径のネジ部104と、その先端側に小径の可
撓性チューブ66が外嵌される被嵌部105とを有し、
この被嵌部105の外周には、先端114から後端に向
かって徐々に大径となる第1のテーパ部106が設けら
れている。 【0065】この第1のテーパ部106には可撓性チュ
ーブ66が嵌挿されて接着され、可撓性チューブ66の
外周面には、内周に先端134から後端に向かって徐々
に太径となる第2のテーパ面107を有する押さえリン
グ108が嵌挿されている。この押さえリング108の
先端134面は、固定部材109の先端側内周に設けら
れたフランジ部110が当接し、後端側内周に設けられ
たネジ部111をネジ部104に螺合することにより、
押さえリング108がチャンネル口金97の後端側に押
圧され、可撓性チューブ66を挟持することにより可撓
性チューブ66をチャンネル口金97に接続・固定して
いる。この状態で、チャンネル口金97の被嵌部105
の先端114部は、押さえリング108の先端134側
より突出し、先端114での外径と内径の差は0.1mm
以下で、内周に先端114より後端側に向かって徐々に
細径となる第3のテーパ部116を有し、最小径部はチ
ャンネル最小径部115をなしており、チャンネル70
の径よりも大径の図示せぬ処置具が挿入された時に、こ
の部分で止まり可撓性チューブ66に傷が付かないよう
になっている。 【0066】第3のテーパ部116によって形成される
角度θは、10度以下に設定されて内径になるべく段差
ができないようにしている。さらに、このチャンネル最
小径部115と内径117を連結するチャンネル口金9
7の部分には、第4のテーパ部118が設けられてい
る。また、前記先端114に被嵌した可撓性チューブ6
6は、熱収縮チューブ112により第1のテーパ面10
6に圧接され、可撓性チューブ66の内面と被嵌部10
5の先端部には、段差がなく接続されている。 【0067】また、可撓性チューブ66のチャンネル口
金97近傍から折れ止め部25全長にわたって、可撓性
チューブ66の座屈防止のために密巻コイルバネ等の螺
旋状管の保護部材113が外挿されており、熱収縮チュ
ーブ112によって可撓性チューブ66に圧接固定され
ている。 【0068】次に、本実施例の作用について説明する。
まずここで、内視鏡2の要部の組立方法を述べる。フッ
素樹脂等の比較的硬い樹脂によって形成される可撓性チ
ューブ66は、挿入部6を組み立てる際に、組立状態で
必要な長さよりも長尺で、挿入部6に固定される。 【0069】一方、分岐管体67は、吸引口金99が結
合された吸引パイプ98をチャンネル口金97と同じく
半田付けによって結合しているが、全て同じ方法で結合
しているので、チャンネル口金97を結合する構成のみ
述べる。チャンネル口金97は、分岐管体67の孔10
1に嵌挿される外周部と当接する端面に予め薄く半田を
広げて被覆しておく。このチャンネル口金97を孔10
1に突き当たるまで挿入し、鉗子管路69と後端の内径
117の内径とほぼ同外径の図示せぬ半田層制御治具に
より、半田の内面への突出を制御し、内径を鉗子管路6
9と後端の内径117の内径にほぼ同径に確保しながら
図示せぬ半田ゴテで、切り欠き102や分岐管体67の
端部を加熱することにより予め薄く塗っておいた半田を
溶かして、図10に示すように、内面に鉗子管路69と
後端の内径117に跨がる半田層103を形成して結合
させる。 【0070】この時、切り欠き102には強度を持たせ
るために、厚い層の半田層103が形成される。 【0071】なお、分岐管路69と後端の内径117の
内面に跨がる両部材とほぼ同径に形成された半田層10
3に代えて、接着剤による層を形成してもよい。チャン
ネル口金97を分岐管体67に半田で接続した後、内面
に接着剤を塗り図示せぬ接着剤抜き取り治具により接着
剤の内面への突出を制御するように抜き取り、分岐管路
69と後端の内径117の内径とほぼ同径の内径で、分
岐管路69と後端の内径117の内面に跨がる接着剤層
を形成して結合させてもよい。 【0072】次に、可撓性チューブ66を、円筒部材4
0の端部からチャンネル口金97に固定できる位置まで
の長さに切断する。その後、その切断端から保護部材1
13、熱収縮チューブ112、固定部材109、押さえ
リング108の順に挿入し、可撓性チューブ66後の端
部を、図示せぬ成形用治具によりチャンネル口金97の
被嵌部105に挿入しやすい形状、例えばラッパ形状等
に加熱成形する。 【0073】この時、可撓性チューブ66の被嵌部10
5の先端114に被嵌される部分は成形されないように
して、組立時に可撓性チューブ66と被嵌部105の先
端114の間で隙間ができないようにしてある。 【0074】図10に示すように、可撓性チューブ66
は、その後端部を被嵌部105の接着剤が全面に塗布さ
れた第1のテーパ部106に挿入後、固定部材109を
チャンネル口金97に螺合させることにより、押さえリ
ング108が押圧されて固定される。この時、被嵌部1
05の先端114の外形は可撓性チューブ66の内径と
等しいか、もしくは大径で先端114の外径と可撓性チ
ューブ66の内径の差は、0.6mm以下に形成されてい
る。そして、保護部材113を所定位置で引き戻し、熱
収縮チューブ112を所定位置まで被覆して加熱収縮さ
せることで、可撓性チューブ66に固定する。 【0075】この後、図8に示す接続部材42の切り欠
き42aを利用して、円筒部材40より突出している挿
入部6の内蔵物を、接続部材42の内周部に挿入してい
く。この時、最大径の内蔵物よりも切り欠き42aの幅
tは、大きくしてある。図3に示すように、接続部材4
2は、ネジ41により円筒部材40に固定され、挿入部
6の先端部より挿入されてきた筒状部材31のテーパ部
39を、テーパ部38に当接させ、さらに挿入部固定リ
ング43を螺合することにより筒状部材31に固定す
る。 【0076】次に、図1に示すように、分岐管体67を
ネジ68により筒状部材31に固定し、図2に示す吸引
制御装置1や送気送水ノズル7、リモートスイッチ8、
アンルグノブ9が固定された操作部3の要部を、固定用
フレーム33、継ぎ板34a、34b、ネジ35により
固定する。 【0077】続いて同じく挿入部6の先端から挿入され
てきたグリップ30を、グリップ固定用リング37を螺
合することにより固定する。この時、筒状部材31は固
定用フレーム33の弾性変形等で0.5mm程引き出され
るが、グリップ30は、それを見込んで取り付け孔77
の位置を設けてある。 【0078】次に、図1に示すように、Oリング81を
嵌め込んだ接続筒78を取り付け孔77に挿入し、ネジ
部79を分岐管体67のネジ部76に螺合して分岐管体
67に対して固定する。そして、接続筒78には円孔8
0が形成されており、この円孔80の端面84には、シ
リコン系接着剤でパッキン83を固定し、かつOリング
93及びOリング94を嵌め込んだ鉗子口金82を挿入
し、回転止め75と面取り部91により回動不可に位置
決めされる。 【0079】次に、押さえ管87を接続筒78のネジ部
86に螺合し、鉗子口金82のフランジ88を押圧する
ことにより、鉗子口金82を分岐管体67の端面85に
押圧して固定する。この時、パッキン83と鉗子管路6
9と管路90は、内径がほぼ等しく管路は段差がなく接
続されている。なお、パッキン83の潰し代は、パッキ
ン83の管路90の方向の長さと円孔89の深さにより
制御されている。 【0080】前記接続の後、カバー部材95を取り付け
孔77に嵌め込むことにより、グリップ30の突設部6
1と段差がないように固定されている。 【0081】次に、図1に示す折れ止めカバー51の溝
58と折れ止め口金49のフランジ52を接着した折れ
止め部25を、挿入部6の先端から挿入して接続部材4
2に嵌挿し、ネジ部50を筒状部材31に螺合して、グ
リップ固定用リング37に当接して固定する。この直前
に、図3に示すように、Oリング54が嵌め込まれた円
筒部材40で、グリップ30と筒状部材31は水密が確
保されている。 【0082】次に、折れ止めカバー51の先端内周部と
挿入部6の外装チューブ46を、接着して固定する。こ
の組立上で、内視鏡2の挿入部6の径の異なるもので
も、グリップ固定用リング37と接続部材42とOリン
グ53とは共通のものを使い、部品点数を少なくするよ
うにしている。また、Oリング53については挿入部6
の径が異なっても水密が高い品質で確保される。 【0083】本実施例の効果について以下に説明する。
以上のように組み立てられた内視鏡2において、図10
に示すように、可撓性チューブ66と分岐管体67のチ
ャンネル口金97の接続は、チャンネル口金97の先端
114が押さえリング108の先端134側より先端側
に突出し、その突出した被嵌部105に被覆した可撓性
チューブ66に熱収縮チューブ112を収縮させること
により、強固に可撓性チューブ66がチャンネル口金9
7の第1のテーパ部106の先端114から離れた厚肉
の部分に押圧されるので、剛性の高く、かつ接続部内周
に汚物が溜まる隙間がなく洗浄性もよい。 【0084】また、熱収縮チューブ112は、可撓性チ
ューブ66の折れ止め効果も有しており、可撓性チュー
ブ66に曲げの力が加わってもチャンネル口金97の先
端114で折れ曲がるのを防止し、かつ可撓性チューブ
66とチャンネル口金97の間で汚物が溜まる隙間が発
生するのを防止できる。 【0085】また、チャンネル口金97の先端114の
外径は、可撓性チューブ66の内径と等しいか、もしく
は大径で先端114の外径と可撓性チューブ66の内径
の差は0.6mm以下であるので、チャンネル口金97の
先端114で可撓性チューブ66がより強固に押圧され
る。 【0086】また、チャンネル口金97の先端114で
の外径と内径の差は0.1mm以下であり、段差がほとん
どなく固定されるので、内周に汚れの溜まる隙間なく接
合でき、接続部内部の洗浄を行う場合に洗浄ブラシが接
続部内部に均等に当たり、流水洗浄時間が短縮でき洗浄
性を向上させるとができる。 【0087】また、チャンネル口金97の先端114内
周には、10度以下に形成された第3のテーパ部116
があるので、チャンネル最小径を確保しつつ接続部の段
差を小さくできる。 【0088】また、チャンネル口金97の第1のテーパ
部106と可撓性チューブ66の内面を接着したので、
接続部内周に汚物が溜まる隙間を完全になくすことがで
きる。 【0089】また、図1に示すように、グリップ30の
取り付け孔77に接続筒78を挿入し分岐管体67に固
定して円孔80を構成し、その後、鉗子口金82を円孔
80に挿入して分岐管体67に押圧固定して、管路に段
差なく接続するようにしたので内周に汚れの溜まる隙間
なく接合できる。従って、接続部内部の洗浄を行う場合
に洗浄ブラシが接続部内部に均等に当たり、流水洗浄時
間が短縮でき洗浄性が向上すると同時に、樹脂で成形さ
れたグリップ30にネジ部を形成していないので強度を
高く維持できる。 【0090】また、鉗子口金82の下端近傍には、図5
及び図6に示すように、外径に2つの回転止め75間に
嵌合する2つの面取り部91が設けられ、鉗子口金82
と分岐管体67は回動不可となっているので、強度の大
きい回転止め機構を設けることができる。 【0091】また、パッキン83をシリコン系の接着剤
で鉗子口金82の端面84に接着したので、鉗子口金8
2を分岐管体67に接続時、パッキン83が脱落するこ
とがない。 【0092】また、図3に示すように、挿入部6の端部
の円筒部材40と操作部3の接続を接続部材42を介し
て接続したので、接続部材42を円筒部材40に固定す
るネジ41を外すことにより円筒部材40は挿入部6か
ら着脱自在となり、分解組立時に大きなトルクで挿入部
固定リング43を締め付けて破壊してしまっても、接続
部材42のみの交換で済み分解組み立て工数が少なくて
済む。 【0093】さらに、接続部材42には全長に内蔵物の
最大径よりも大きな幅の切り欠き42aを有するので、
接続部材42自体の円筒部材40への固定も挿入部6先
端から挿入せずに円筒部材40より突出した内蔵物の長
手方向に垂直に組み付けることができ、組立工数が少な
くて済む。 【0094】また、接続部材42には、全長に切り欠き
42aを有するが、筒状部材31との当接部に操作部3
側から挿入部6側に向かって拡径となるテーパ部38を
有しており、このテーパー部38が当接された後、挿入
部固定リング43を接続部材42に螺合して固定した場
合に接続部材42は、径方向に広がるように変形しよう
としてもこのテーパ部38により抜けることがない。 【0095】また、折れ止めカバー51の溝58と折れ
止め口金49のフランジ52、折れ止めカバー51の先
端内周部と外装チューブ46をそれぞれ接着して水密を
確保してある。もし、この部分の接着が剥がれた場合に
は折れ止めカバー51内に水が侵入するので、ユーザー
でも容易に水密の故障が発見できる。 【0096】また、折れ止め48の外径は折れ止めカバ
ー51に内挿される部分で折れ止めカバー51の内径よ
りも大径に成形されており、組み付け状態で折れ止めカ
バー51によって締め付けられるので、この部分を屈曲
した時、しわ等が出ず外観も良好になる。 【0097】また、折れ止め口金49が接続部材42と
円筒部材40を接続するネジ41を被覆するように配置
されており、もしネジ41が緩むことがあっても抜け出
てくることがなく、円筒部材40と接続部材42が離れ
てしまって内蔵物を破壊するようなことがない。 【0098】また、折れ止めカバー51の材質をシリコ
ン系ゴムの樹脂で成形したことにより、内視鏡2を洗
浄、消毒、滅菌する場合に耐薬品性が向上する。 【0099】また、折れ止めカバー51を引き裂き耐性
の高い樹脂で、折れ止め48を高硬度の樹脂で成形して
ある。従って、折れ止めカバー51は肉厚を薄くしても
傷に強く、折れ止め48は肉厚を薄くしても折れ止め効
果が得られるので、折れ止め部25を小さくできる。 【0100】また、半田による管路の接続部ではチャン
ネル口金97の分岐管体67に挿入される深さと切り欠
き102の深さを、ほぼ等しくしたので切り欠き102
部に厚い半田層103ができ、接続部の強度が増すと同
時に、半田ゴテの当てられる面積が大きくなり切り欠き
102部以外にも半田層103が流れ込みやすくなる。 【0101】また、接続部内周に両部材の内周に跨が
る、両部材の内径にほぼ等しい半田や接着剤による層が
形成されているので、接続部内部に汚れの溜まる隙間が
なく接合でき、接続部内部の洗浄を行う場合に洗浄ブラ
シが接続部内部に均等に当たり、洗浄時間が短縮でき洗
浄性が向上する。 【0102】また、グリップ30には機種名等を記載し
た第2メイハン64にチャンネル径等を第2メイハン6
4の色以外の色で表示されその色の樹脂で成形された第
1メイハン63を接着したので、チャンネル径等の色は
洗浄、消毒、滅菌において耐薬品性が高く色落ちがな
い。 【0103】次に、第2実施例について説明する。図1
2には、図1に示す吸引パイプ98に接続された吸引口
金99と、吸引チューブ100の接続部の拡大断面を示
す。 【0104】吸引パイプ98と吸引口金99とは、第1
実施例に示すように半田により結合している。吸引口金
99には内径119が全長にわたって吸引パイプ98と
ほぼ等しく、また吸引口金99の先端114の外径は吸
引チューブ100の内径と等しいか、もしくは大径で第
1実施例と同じく先端114の外径と吸引チューブ10
0の内径との差は0.6mm以下である。 【0105】可撓性チューブ66とチャンネル口金97
の接続部は、第1実施例と同じであるので省略する。そ
の他、第1実施例と同様の構成及び作用については、同
じ符号を付して説明を省略すると共に、異なる点につい
てのみ説明する。 【0106】前記構成において、組立方法も第1実施例
の可撓性チューブ66とチャンネル口金97の接続部と
ほぼ等しく、保護部材113がないだけであるので説明
を省略する。 【0107】本第2実施例では、第1実施例のような第
3のテーパ部116がなく、接続部内周に段差がないの
でさらに洗浄性が向上する。 【0108】本発明の第3実施例について図13及び図
14を参照して説明する。図13(a)は操作部3と挿
入部6の接続部付近の断面図、図13(b)は分岐管体
67と筒状部材31の接続部を矢視Dより見た側面図、
図14は吸引チューブ100と吸引制御装置1に接続さ
れたパイプ132との接続部の断面図である。 【0109】第1実施例と同様に幅tの切り欠き42a
が全長にわたって設けられている接続部材42は、筒状
部材31に固定されている。また、円筒部材40も第1
実施例と同様に挿入部6の外装部が固定されている。そ
の他、第1実施例と同様の構成及び作用については、同
じ符号を付して説明を省略すると共に、異なる点につい
てのみ説明する。 【0110】図13(a)に示すように、円筒部材40
は、その外径部121に少なくとも2個の雌ネジ120
が設けられ、この外径部121が接続部材42の内径部
122に挿入されて、雌ネジ120にそれぞれネジ12
3が螺合され固定されている。前記外径部121と内径
部122との間には、径方向に直径にして0.2mm程度
のクリアランスがある。 【0111】また、ネジ123の頭部124には、その
頂部126から底部125に向かって徐々に大径となる
テーパ部127を有している。少なくとも2個のネジ1
23はその内1個が、接続部材42に1つ設けられた小
径の孔128に頭部が挿入されており、その他のネジ1
23は、それぞれ対応する位置に設けられた大径の孔1
29に頭部124が挿入されている。小径の孔128
は、ネジ123の頭部124の底部125と嵌合する大
きさであり、大径の孔129は、底部125よりもかな
り大径である。 【0112】ここで、ネジ123が小径の孔128に頭
部124を挿入しているので、円筒部材40と接続部材
42は、挿入部6の長手方向と外径方向にほぼ位置決め
されて接続されている。 【0113】図13(a),(b)に示すように、分岐
管体67は、筒状部材31にネジ68で固定されたガイ
ド130と筒状部材31に挟持されて長手方向に摺動可
能となっている。 【0114】可撓性チューブ66をチャンネル口金97
に固定する接続部は、第1実施例とほとんど同じである
が、可撓性チューブ66の外径よりも内径が小径の螺旋
状管131が第1実施例の保護部材113を構成し、そ
の螺旋状管131がそのまま、チャンネル口金97の先
端114に被覆した可撓性チューブ66の上にさらに被
覆されて圧接・固定されている。 【0115】また、図14に示すように、吸引チューブ
100は、操作部3内で吸引制御装置1に接続されたパ
イプ132の被嵌部133とパイプ132の端部に接着
剤を塗って接着固定されて管路を連通させており、接続
部内部に汚れの溜まる隙間がない。 【0116】前記構成において、第3実施例の組立方法
は第1実施例とほぼ同じであるが異なる部分のみ以下に
説明する。第1実施例と同様に可撓性チューブ66をチ
ャンネル口金97に固定した後、螺旋状管131をチャ
ンネル口金97の先端114に被覆した可撓性チューブ
66の上にさらに被覆して固定する。 【0117】また、第1実施例と同様に接続部材42に
内蔵物を挿入した後、接続部材42を円筒部材40に被
覆してネジ123を細径の孔128、太径の孔129に
嵌挿して、円筒部材40に固定することにより接続部材
42は円筒部材40に接続され、第1実施例と同様に筒
状部材31を接続部材42に固定する。 【0118】次に、分岐管体67にガイド130をセッ
トしてネジ68により、ガイド130を筒状部材31に
固定し、分岐管体67を長手方向に摺動可能に挟持す
る。 【0119】この後は第1実施例と同様であるので省略
するが、次に第3実施例特有の作用を説明する。 【0120】接続部材42と円筒部材40の接続部は、
ネジ123の頭部124を小径の孔128に挿入して接
続しているが、内径部122と外径部121にクリアラ
ンスがあるので、ネジ123の頭部124を中心として
円筒部材40が図13(a)の紙面上で左右に揺動可能
であり、揺動角度は外径部121が内径部122に当接
して制限される範囲に制御される。 【0121】また、図13(a)の紙面に垂直方向に
も、ネジ123の頭部124を中心として円筒部材40
が揺動可能であり、揺動角度は、外径部121が内径部
122に当接して制限される。このように挿入部6は、
操作部3に対して揺動可能となる。 【0122】また、分岐管体67は筒状部材31とガイ
ド130によって長手方向に摺動可能に挟持されている
が、接続筒78を取り付け孔77に挿入して分岐管体6
7に固定する時に取り付け孔77と同軸に分岐管体67
のネジ部76が位置するように、接続筒78の円孔80
より図示せぬピンセット等で、分岐管体67を位置決め
する。 【0123】以上のように組み立てられた内視鏡2にお
いて、第1実施例以外の効果としては、可撓性チューブ
66と分岐管体67のチャンネル口金97の接続は、チ
ャンネル口金97の先端114に被覆した可撓性チュー
ブ66に折れ止め部25の全長にわたって外挿された保
護部材113としての螺旋状管131をそのまま被覆し
て圧接・固定してある。この構成によって、強固に可撓
性チューブ66がチャンネル口金97の第1のテーパ部
106に押圧されるので、接続部内周に汚物が溜まる隙
間がないだけでなく、部品点数も減り組み立てが容易に
なる。 【0124】また、挿入部6の端部の円筒部材40と操
作部3の接続を接続部材42を介して接続し、その接続
部材42と円筒部材40の接続をクリアランスを有して
揺動可能にしたことにより、挿入部6は操作部3に対し
て揺動可能になる。これにより、挿入部6を折れ止め部
25近傍まで患者に挿入した時も、挿入部6に力を加え
て折れ止め部25近傍を屈曲させても患者に苦痛を与え
ない。また、接続部材42を円筒部材40に接続する
際、少なくとも2個のネジ123を接続部材42の外周
に設けた細径の孔128と太径の孔129に頭部124
を挿入して螺合固定して、その後、接続部材42に折れ
止め口金49が嵌合するため、もしネジ123が緩むこ
とがあっても抜け出てくることがなく、円筒部材40と
接続部材42が離れてしまい内蔵物を破壊するようなこ
とがない。 【0125】また、ネジ123が細径の孔128に頭部
124の底部125を嵌合させて挿入しているので、円
筒部材40と接続部材42は、挿入部6の長手方向と外
径方向にほぼ位置決めされて接続されている。 【0126】また、分岐管体67を長手方向に摺動可能
にしたことにより、内視鏡2の組立時にグリップ30の
取り付け孔77と分岐管体67の鉗子管路69を、完全
に同軸にして接続筒78を組み付けることができる。こ
れにより、部品点数が数多くなり、寸法のばらつきが大
きくなっても、グリップ30の取り付け孔77と分岐管
体67の鉗子管路69が完全に同軸であるので、グリッ
プ30の一部分に余分な力が加わることもなく、また水
密確保も安定する。 【0127】次に、第4実施例について説明する。図1
5には、吸引パイプ98に接続された吸引口金99と吸
引チューブ100の第2実施例とは異なる構成による接
続部の拡大断面図を示す。 【0128】その他、第2実施例と同様の構成及び作用
については、同じ符号を付して説明を省略すると共に、
異なる点についてのみ説明する。 【0129】吸引口金99の被嵌部105の第1のテー
パ部106に嵌挿されて接着された吸引チューブ100
の外周には、熱収縮チューブ112が収縮固定され、そ
の外周に押さえリング108の第2のテーパ部107が
固定部材109により圧接され、吸引チューブ100が
接続・固定されている。前記構成において、第4実施例
の組立方法は、第1実施例と同様に吸引チューブ100
を第1のテーパ部106に挿入した後、ほぼ第1のテー
パ部106全体に被嵌された吸引チューブ100上で、
熱収縮チューブ112を加熱収縮して固定する。その
後、押さえリング108を熱収縮チューブ112外周か
ら固定部材109により圧接して、吸引チューブ100
を接続する。その他は第2実施例と同じであるので省略
する。 【0130】以上の第4実施例では第2実施例の効果以
外に、熱収縮チューブの固定がより強固にできるという
効果がある。 【0131】[付記]以上詳述したように本発明の実施
態様によれば、以下のような構成を得ることができる。
すなわち、 (1) 管路を構成する可撓性チューブを有し、少なく
とも一端部に向かって外径が細径となる第1のテーパ部
を外周面に設けかつその内部に管路を有する連結部材
と、前記第1のテーパ部に被嵌される前記可撓性チュー
ブの一端部外周面に被嵌されかつ前記第1のテーパ部に
係合するように同方向に内径が細径となる第2のテーパ
部を内周面に有したリング状の押さえ部材と、前記第1
のテーパ部が拡径となる方向であって軸方向に前記押さ
え部材を押圧して前記可撓性チューブを前記連結部材に
押圧して固定する締め付け部材とを有する前記可撓性チ
ューブの接続装置を、備えている内視鏡において、前記
可撓性チューブの前記連結部材の前記可撓性チューブ連
結側端部に被嵌された外周部分を覆うと共に、前記第1
のテーパ部に前記可撓性チューブを付勢して固定する付
勢被覆部材が設けられている。 【0132】付記1に記載の構成では、連結部材の外周
面に少なくとも一端部に向かって外径が細径となる第1
のテーパ部に被嵌された可撓性チューブの外周を、締め
付け部材を締め付けて可撓性チューブを連結部材に固定
しており、さらに付勢被覆部材により、可撓性チューブ
の内周面を第1のテーパ面に付勢しているので、可撓性
チューブと第1のテーパ面の間に汚物の溜まる隙間が生
じない。 【0133】付記1に記載の構成によれば、可撓性チュ
ーブと連結部材として例えば分岐管体のチャンネル口金
や吸引口金との接続は、連結部材の一端部に被覆した可
撓性チューブに付勢被覆部材例えば熱収縮チューブや螺
旋状管を付勢して固定することにより、強固に可撓性チ
ューブを連結部材の第1のテーパ部の先端から離れた厚
肉の部分に押圧されるので、剛性が高くかつ接続部内周
に汚物が溜まる隙間が生じないので洗浄性を向上させる
ことができる。 【0134】(2) 前記連結部材は、前記第1のテー
パ部を有しかつ前記可撓性チューブが連結される連結側
端が、前記第1のテーパ部に被嵌される前記可撓性チュ
ーブの一端部外周面に被嵌された状態にある前記押さえ
部材の第2のテーパ部の細径側端部より、可撓性チュー
ブ連結側に位置する付記1に記載の内視鏡。 【0135】付記2に記載の構成によれば、前記第1の
テーパ部を有しかつ前記可撓性チューブが連結される前
記連結部材の連結側端が、前記第1のテーパ部に被嵌さ
れる前記可撓性チューブの一端部外周面に被嵌された状
態にある前記押さえ部材の第2のテーパ部の細径側端部
より、可撓性チューブ連結側に位置するので、前記締め
付け部材を固定する際に、前記連結部材に被嵌された可
撓性チューブの一端部を目視で確認できる。 【0136】(3) 前記連結部材は、前記可撓性チュ
ーブが連結される連結側端である前記第1のテーパ部の
端部外径が、前記可撓性チューブの内径とほぼ同径かも
しくは大径であり、前記連結部材の第1のテーパ部の端
部外径と前記可撓性チューブの内径の差は0.6mm以下
に構成されている付記1に記載の内視鏡。 【0137】付記3に記載の構成では、連結部材例えば
チャンネル口金や吸引口金の第1のテーパ部の端部外径
と、この端部に装着される可撓性チューブの内径とは等
しいかもしくは大径で、連結部材の先端外径と可撓性チ
ューブや吸引チューブ内径の差を0.6mm以下にするこ
とにより、可撓性チューブを連結部材の可撓性チューブ
側端部により強固に押圧され、可撓性チューブと第1の
テーパ面の間に汚物の溜まる隙間をなくせる。従って、
洗浄性を向上させることができる。 【0138】(4) 前記連結部材は、前記可撓性チュ
ーブが連結される連結側端である前記第1のテーパ部の
端部外径と、前記可撓性チューブが連結される連結側端
であって管路の内径との差が0.1mm以下である付記
1、付記2または付記3のいずれかに記載の内視鏡。 【0139】付記4に記載の構成では、前記連結部材の
可撓性チューブの連結側端外径と内径の差を0.1mm以
下にすることにより、可撓性チューブと連結部材の可撓
性チューブを連結する連結側端の内周面に殆ど段差をな
くして接続される。従って、内周に汚れの溜まる隙間な
く接合でき、接続部内部の洗浄を行う場合に洗浄ブラシ
が接続部内部に均等に当たり、洗浄時間が短縮でき洗浄
性を向上させることができる。 【0140】(5) 前記連結部材は、前記可撓性チュ
ーブが連結する連結側端から他端側に向かうにしたがっ
て管路の内径が細径となる第3のテーパ面が設けられて
おり、前記第3のテーパ面の角度は軸方向に対して10
度以下である付記1、付記2及、付記3または付記4の
いずれかに記載の内視鏡。 【0141】付記5に記載の構成では、前記連結部材内
周面に可撓性チューブの連結側端から他端側に向かうに
したがって内径寸法が10度以下で細径となる第3のテ
ーパ面により、内周面に殆ど段差がなく連結部材と可撓
性チューブが接続される。すなわち、チャンネル最小径
を確保しつつ接続部の段差を小さくできる。 【0142】(6) 前記付勢被覆部材は、FEP、T
FE、PFA、あるいはシリコンゴムを含む熱収縮性を
有する材質で構成される熱収縮チューブからなる付記1
に記載の内視鏡。 【0143】付記6に記載の構成では、付勢被覆部材と
してFEP,TFE,PFA,シリコンゴム製等の熱収
縮チューブにより、可撓性チューブを第1のテーパ面に
強く付勢して、可撓性チューブと第1のテーパ面の間に
汚物の溜まらないように隙間をなくしてある。従って、
洗浄性が向上する。さらに、熱収縮チューブは可撓性チ
ューブの折れ止め効果も有しており、可撓性チューブに
曲げの力が加わっても、連結部材例えばチャンネル口金
や吸引口金先端で折れ曲がるのを防止でき、かつ可撓性
チューブと連結部材の間で汚物が溜まる隙間等が生じる
のを防止できる。 【0144】(7) 前記付勢被覆部材は、自然状態で
内径が前記連結部材の可撓性チューブが連結される連結
側端の外径よりも小さく構成される螺旋状部材管である
付記1に記載の内視鏡。 【0145】付記7に記載の構成では、前記付勢被覆部
材は自然状態で内径が連結部材の連結側端の外径よりも
小さい螺旋状部材管とすることにより、可撓性チューブ
を第1のテーパ面に強く付勢し、可撓性チューブと第1
のテーパ面の間に汚物の溜まる隙間をなくしてあるの
で、洗浄性を向上できる。また、可撓性チューブの保護
部材の螺旋状部材管をそのまま連結部材の一端部に被覆
・固定するので、部品点数を減らせる。 【0146】(8) 挿入部に挿通・配置されるチャン
ネルを手元側で複数の管路に分岐する分岐部材に接続
し、この分岐部材で分岐される複数の管路のうち処置具
挿通管路を外装部に開口する装着孔に対向するように配
置すると共に、前記処置具挿通管路を前記装着孔の内部
に挿入される筒状の処置具挿入口体部材に貫通しかつ前
記処置具挿通管路と内径が同径の処置具挿通通路を介し
て外部と連通するよう構成する内視鏡において、前記処
置具挿入口体部材に外嵌されると共に、一端に前記分岐
部材と接続される第1の接続部を有し、他端に前記処置
具挿入口体部材を前記分岐部材に付勢する付勢手段が設
けられる第2の接続部を有する付勢接続筒を備えてお
り、前記処置具挿入口体部材を前記分岐部材に連結する
内視鏡。 【0147】付記8に記載の構成では、処置具挿入口体
部材に外嵌される付勢接続筒が一端に設けられた第1の
接続部分により分岐部材と接続され、他端に設けらた第
2の接続部の付勢手段が前記処置具挿入口体部材を前記
分岐部材に付勢し、両部材を当接・固定することによ
り、処置具挿入口体部材の処置具挿通通路と分岐部材の
処置具挿通管路とを段差なく、かつ内周に汚れの溜まり
易い隙間も生じさせない。従って、接続部内部の洗浄を
行う場合に洗浄ブラシが接続部内部に均等に当たり、洗
浄時間が短縮でき洗浄性が向上する。前記装着孔が設け
られる部分を例えば操作部の把持部とし、この把持部を
樹脂で構成してもネジ部を設ける必要がないので強度を
高く維持できる。 【0148】(9) 前記処置具挿通通路と前記処置具
挿通管路との境界部分には、前記処置具挿通通路と前記
処置具挿通管路とほぼ同径の弾性部材を介装する付記8
に記載の内視鏡。 【0149】付記9に記載の構成では、前記付勢手段の
付勢力により、前記処置具挿通通路と前記処置具挿通管
路との境界部分に設けられた弾性部材が押圧されるの
で、処置具挿入口体部材の処置具挿通通路と分岐部材の
処置具挿通管路とを段差なく、かつ内周に隙間も生じな
い。 【0150】(10) 前記処置具挿入口体部材と前記
分岐部材とを連結する部分に回動防止手段を設けている
付記8の内視鏡。 【0151】付記10に記載の構成では、前記処置具挿
入口体部材と前記分岐部材との連結部に設けられた回動
防止手段により、処置具挿入口体部材を回動不可とする
ことができる。回転防止手段として、処置具挿入口体部
材の連結部側には外径に複数の回転止め突部を設け、分
岐部材には前記回転止め突部に係合する面取り部を設
け、回動不可とすることができ、強度の大きな回転止め
の構成を実現できる。 【0152】(11) 金属製のパイプ部材と、前記パ
イプ部材の内径とほぼ等しい径の管路を有する金属製の
被接続部材とを嵌合し概略当接して連結する接続部を有
する内視鏡において、前記パイプ部材の外径に嵌合可能
な内径の装着孔が形成される突出部を前記被接続部材の
管路と同軸に設けると共に、前記被接続部材の突出部に
は、切り欠き部を少なくとも1箇所嵌合長にほぼ等しい
長さで軸方向に形成しており、前記パイプ部材及び被接
続部材の少なくとも嵌合当接部分は固定材で固着する内
視鏡。 【0153】付記11に記載の内視鏡は、前記被接続部
材の突出部と前記パイプ部材の嵌合当接面を固定材によ
り固定する際、嵌合長とほぼ同じ長さの切り欠き部を介
して固定材が回り込ませることが容易である。従って、
接続部内部に固定材による層によりパイプ部材の管路と
被接続部材の管路の段差が生じ難く、接続部内部に汚れ
の溜まり易い隙間も生じないように接合でき、接続部内
部の洗浄を行う場合に洗浄ブラシが接続部内部に均等に
当たり、例えば流水洗浄による時間が短縮でき洗浄性を
向上させるとができる。また、前記被接続部材の前記切
り欠き部にも、前記固定材を例えば前記突出部の肉厚程
度に形成して固着を補強することができる。 【0154】(12) 前記固定材は半田である付記1
1に記載の内視鏡。 【0155】付記12に記載の構成では、半田による管
路の接続部では、被接続部材例えばチャンネル口金の分
岐管体に挿入される長さと切り欠き部の長さとをほぼ等
しくしたので半田ゴテの当てられる面積が大きくなり、
切り欠き部以外にも半田が流れ込みやすくなり、嵌合当
接面に半田による層が隙間なく形成され、接続部内部に
汚れの溜まり易い隙間をなくして接合でき、洗浄性が向
上する。そして、接続を半田で行うので、他のロウ材よ
りも作業性が向上する。 【0156】(13) 金属製のパイプ部材と、前記パ
イプ部材の内径とほぼ等しい径の管路を有する金属製の
被接続部材とを嵌合し概略当接して連結する接続部を有
する内視鏡において、前記パイプ部材と前記被接続部材
の当接部とその近傍であって各部材の管路内周に跨がる
ように、両部材の内径とほぼ等しくなる程度に薄肉に固
定材による層を形成する内視鏡。 【0157】付記13に記載の構成では、前記パイプ部
材と前記被接続部材の当接部とその近傍の内周に両部材
の内周に跨がり、両部材の内径とほぼ等しい内径の固定
材例えばロウ材もしくは接着剤の層を設けることによ
り、管路の接続部に汚物の溜まる隙間をなくした。隙間
なく接合できることにより、接続部内部の洗浄を行う場
合に洗浄ブラシが接続部内部に均等に当たり、例えば流
水による洗浄時間が短縮でき洗浄性が向上する。 【0158】(14)前記固定材は半田である付記13
に記載の内視鏡。 【0159】付記14に記載の構成では、前記固定材を
半田にすることにより、管路の接続部に汚物の溜まる隙
間をなくしており、接続を半田で行ったので作業性が他
の固定材よりも向上する。 【0160】(15) 可撓管部が設けられている挿入
部と、この挿入部の手元側で連結されかつ外装部材で覆
われる操作部とを有する内視鏡において、前記挿入部の
可撓管部に内設される手元側口金部材と、前記操作部の
前記外装部材に固定されかつ係合部が設けられている内
部構成部材と、前記可撓管部の手元側口金部材に対して
着脱可能に固定され、かつ前記内部構成部材の係合部に
係合する係合部が設けられている接続部材と、前記接続
部材または前記内部構成部材の少なくとも一方を付勢し
て前記接続部材と前記内部構成部材との各係合部を密接
させて固定する付勢部材と、を有する内視鏡。 【0161】付記15に記載の構成では、前記接続部材
が、前記可撓管部の手元側口金部材に対して着脱可能に
固定され、前記付勢部材により前記接続部材と内部構成
部材との係合部を密接させて、係合・係止の状態を確実
にできる一方、前記付勢部材の付勢を解除することによ
り接続部材を内部構成部材より着脱交換可能としてい
る。付記15に記載の構成によれば、手元側口金部材と
しての例えば円筒部材と、内部構成部材とを接続部材を
介して接続したので、接続部材を手元側口金部材に固定
する例えばネジを外すことにより手元側口金部材を取り
外しできる。さらに、分解組立時に大きな付勢力例えば
トルクで付勢部材としての挿入部固定リングを締め付け
て破壊してしまっても接続部材のみの交換で済み、分解
組立の工数を少なく済ませることができる。 【0162】(16) 前記接続部材は、挿入部軸方向
の全長に渡り、かつ内視鏡内蔵物のうちで最も太いもの
の幅よりも大きな幅の切り欠きを設けている付記15に
記載の内視鏡。 【0163】付記16に記載の構成では、前記接続部材
に設けられた切り欠きにより、内視鏡内蔵物の内で最も
幅のあるものでも、接続部材内に容易に挿通でき、これ
ら内蔵物の着脱交換を挿入部軸方向に垂直に可能として
いるので、組立工数を少なくできる。 【0164】(17) 可撓管部が設けられている挿入
部と、この挿入部の手元側で連結されかつ外装部材で覆
われる操作部とを有する内視鏡において、前記挿入部の
可撓管部に内設される手元側口金部材と、前記操作部の
前記外装部材に固定される内部構成部材と、前記操作部
の前記内部構成部材と前記手元側口金部材とを挿入部の
軸方向に相対的に揺動可能に連結する接続手段と、を有
する内視鏡。 【0165】付記17に記載の構成では、挿入部可撓管
の手元側口金部が、操作部の外装部材に固定された内部
構成部材に接続手段を介して接続されており、前記接続
手段により前記操作部の内部構成部材と前記手元側口金
部とが軸方向に対して揺動可能となっている。従って、
操作部との連結部分近傍まで挿入部を患者に挿入した際
にも、加重に対して挿入部と操作部の連結部分が揺動
し、湾曲するので患者に苦痛を与えない。 【0166】(18) 前記接続手段は、着脱自在に前
記手元側口金部に固定されかつ装着時に頭部を突出させ
るように設けられる少なくとも2本の係止ピンと、前記
手元側口金部外径より大径の内径でかつ側周に前記係止
ピンの頭部を少なくとも一つを遊嵌する孔が設けられる
と共に前記内部構成部材に連結される接続筒と、を有す
る付記17に記載の内視鏡。 【0167】付記18に記載の構成では、挿入部の手元
側口金部材と操作部の内部構成部材とを接続筒を介して
連結し、この接続筒が手元側口金部材との間にクリアラ
ンスを有しかつ係止ピンの少なくとも一つは遊嵌してい
るので、挿入部の手元側口金部材と操作部の内部構成部
材が揺動可能となっている。従って、操作部との連結部
分近傍まで挿入部を患者に挿入した際にも、加重に対し
て挿入部と操作部の連結部分が揺動し、湾曲するので患
者に苦痛を与えない。(19) 前記係止ピンの頭部を
覆う折れ止め口金部材を設けている付記18に記載の内
視鏡。 【0168】付記18に記載の構成では、もし係止ピン
が緩むことがあっても、前記係止ピンの頭部を覆う折れ
止め口金部材により係止ピンが抜け出てくることがな
く、手元側口金部材と接続筒とが離れることもなく、内
蔵物を破壊するようなことがない。 【0169】(20) 前記接続筒に設けた孔のうち一
つは前記係止ピンの頭部とほぼ同径である一方、残りの
他の孔は前記係止ピンの頭部より大径である付記18に
記載の内視鏡。 【0170】付記20に記載の構成では、接続筒に設け
た前記残りの他の孔が係止ピンの頭部よりも大径とする
ことで、頭部とほぼ同径である前記一つの孔に挿入され
る係止ピンを揺動中心として前記操作部の内部構成部材
と前記手元側口金部材とを挿入部の軸方向に対して揺動
可能としている。 【0171】なお、係止ピン例えばネジが小径の孔に頭
部の例えば底部を嵌合させて挿入でき、手元側口金部材
と接続筒とを挿入部の軸方向と外径方向にほぼ位置決め
されて接続でき、小径の孔に嵌合したネジを中心として
接続部材と円筒部材が揺動可能とすることができる。 【0172】(21) 挿入部に挿通・配置されるチャ
ンネルを手元側で複数の管路に分岐する分岐部材に接続
し、この分岐部材で分岐される複数の管路のうち処置具
挿通管路を外装部に開口する装着孔に対向するように配
置すると共に、前記処置具挿通管路を前記装着孔の内部
に挿入される筒状の処置具挿入口体部材に貫通しかつ前
記処置具挿通管路と内径が同径の処置具挿通通路を介し
て外部と連通するよう構成する内視鏡において、前記装
着孔に対する前記処置具挿通管路の配置位置を変えられ
るように、前記分岐部材を摺動可能に配置する内視鏡。 【0173】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、連
結部材の一端部である第1のテーパ部に被覆した可撓性
チューブに付勢被覆部材を付勢することにより、変形な
く剛性を高めて可撓性チューブを確実に固定でき、かつ
接続部内周に汚物が溜まり易い隙間が生じることなく洗
浄性を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1ないし図11は第1実施例に係り、図1は
内視鏡挿入部と操作部の接続部分近傍の縦断面図。 【図2】図2(a)は内視鏡の全体的な外観図、図2
(b)は内視鏡に接続される機器の正面図。 【図3】図3は内視鏡の折れ止め部の縦断面図。 【図4】図4(a),(b)は内視鏡グリップの左右側
面図。 【図5】図5は図1のA方向矢視図。 【図6】図6は図1のB方向矢視図。 【図7】図7は筒状部材の組立て斜視図。 【図8】図8は接続部材の斜視図。 【図9】図9は分岐管体の先端側端部の拡大断面図。 【図10】図10は可撓性チューブ及び分岐管体とチャ
ンネル口金との接続の様子を示す断面図。 【図11】図11は図1のC−C線断面図。 【図12】図12は第2実施例に係り、吸引パイプに接
続された吸引口金と、吸引チューブの接続部の拡大断面
図。 【図13】図13及び図14は第3実施例に係り、図1
3(a)は操作部と挿入部の接続部付近の断面図、図1
3(b)は図13(a)のD方向矢視図。 【図14】図14は吸引チューブと吸引制御装置に接続
されたパイプとの接続部の断面図。 【図15】図15は第4実施例に係り、吸引パイプに接
続された吸引口金と吸引チューブの接続部の拡大断面
図。 【図16】図16は従来例に係る可撓性チューブを固定
するための接続装置の断面図。 【図17】図17は従来例に係る処置具挿入口体と鉗子
チャンネルの接続部分を示す縦断面図。 【図18】図18は図17とは別の従来例に係る縦断面
図。 【図19】図19は金属製のパイプと被接続部との接続
部分を示す断面図。 【図20】図20は図19と異なる構成の接続部分を示
す断面図。 【図21】図21は従来例に係る挿入部と操作部の接続
部分の縦断面図。 【図22】図22は従来例に係る挿入部と操作部の接続
部分の縦断面図。 【符号の説明】 2…内視鏡 3…操作部 6…挿入部 66…可撓性チューブ 67…分岐管体 97…チャンネル口金 104…ネジ部 106…第1のテーパ部 107…第2のテーパ部 108…押さえリング 109…固定部材 112…熱収縮チューブ 114…先端 116…第3のテーパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢部 久雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−161394(JP,A) 特開 平4−361731(JP,A) 特開 昭58−200211(JP,A) 特開 昭63−275315(JP,A) 特開 平1−227735(JP,A) 特開 平2−46821(JP,A) 実開 平5−20706(JP,U) 実開 昭58−13201(JP,U) 実開 昭62−122602(JP,U) 実公 平4−15201(JP,Y2) 実公 昭63−9285(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/26 F16L 29/00 - 35/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 管路を構成する可撓性チューブを有し、
    少なくとも一端部に向かって外径が細径となる第1のテ
    ーパ部を外周面に設けかつその内部に管路を有する連結
    部材と、前記第1のテーパ部に被嵌される前記可撓性チ
    ューブの一端部外周面に被嵌されかつ前記第1のテーパ
    部に係合するように同方向に内径が細径となる第2のテ
    ーパ部を内周面に有したリング状の押さえ部材と、前記
    第1のテーパ部が拡径となる方向であって軸方向に前記
    押さえ部材を押圧して前記可撓性チューブを前記連結部
    材に押圧して固定する締め付け部材とを有する前記可撓
    性チューブの接続装置を、備えている内視鏡において、 前記可撓性チューブの前記連結部材の前記可撓性チュー
    ブ連結側端部に被嵌された外周部分を覆うと共に、前記
    第1のテーパ部に前記可撓性チューブを付勢して固定す
    る付勢被覆部材が設けられていることを特徴とする内視
    鏡。
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