JP3461959B2 - 内視鏡スコープ - Google Patents

内視鏡スコープ

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JP3461959B2 JP07431695A JP7431695A JP3461959B2 JP 3461959 B2 JP3461959 B2 JP 3461959B2 JP 07431695 A JP07431695 A JP 07431695A JP 7431695 A JP7431695 A JP 7431695A JP 3461959 B2 JP3461959 B2 JP 3461959B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体腔内を診断する医用
の内視鏡スコープに関し、特に鉗子が挿入される鉗子管
路を分岐する三方分岐管を適切に固定することが可能な
内視鏡スコープに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように体腔内を診断する内視鏡ス
コープ100は、図3に示すように操作者により把持さ
れる把持部101と、体腔内に挿入される挿入部103
から成る。また、把持部101には、鉗子が挿入される
鉗子口105が設けられている。この鉗子口105は、
把持部101と挿入部103を通って被検体側先端まで
貫通された鉗子管路107に接続されている。また鉗子
管路107は、分岐され、先端に吸引装置(図示せず)
の接続された吸引管路109と接続されている。
【0003】前記鉗子管路107を分岐させるには、図
5に示すように三方向に分岐された三方分岐管111を
用いて行っている。この三方分岐管111の一端は、鉗
子口105内部に設けられ、把持部101のカバー体で
ある把持部ケース101aに接合される鉗子口金部11
3と接続され、他端は鉗子管路107と接続され、さら
にもう一端は吸引管路109と接続されている。尚、三
方分岐管111と鉗子口金部113との固定は、三方分
岐管111の一端に設けられ、表面に螺子の設けられた
固定部材115にナット117を螺合することにより行
われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡スコープ100の三方分岐管111は、鉗子口金
部113にしか固定されないので、内視鏡スコープ10
0を組み立てる際、鉗子口金部113に三方分岐管11
1を固定させるまでに、ライトガイド、送気送水チャネ
ル、信号ケーブル等の他の内蔵物に傷を付ける可能性が
あった。また、把持部101内という狭い空間で固定部
材115とナット117の位置合わせを行わなくてはな
らず、作業性が悪いという問題があった。さらに、三方
分岐管111と鉗子管路107を接続する際、三方分岐
管111の対応する端部が鉗子管路107側に向くよう
に治具やピンセット等で仮固定しなければならず、手間
が掛かるという問題があった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、鉗子が挿入される鉗子管路を分岐する三方分岐管を
適切に固定することができ、ひいては組み立て効率を向
上させることが可能な内視鏡スコープを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願第1の発明は、操作者により把持される把持部と、
体腔内に挿入される挿入部と、前記把持部の表面に設け
られた鉗子口から前記把持部と挿入部を通って被検体側
に貫通され、鉗子が挿入される鉗子管路と、鉗子管路を
分岐する三方分岐管と、を備える内視鏡スコープにおい
て、前記三方分岐管の外周部に接続され、前記把持部と
挿入部とを接続する円筒状の接続部材の内径と略同一径
のリングと、前記リングの外周部に設けられた突起部
と、前記接続部材に設けられ、前記突起部の径と略同一
幅の切り欠きと、を有することを要旨とする。また望ま
しくは、前記突起部は前記三方分岐管の外周部に前記リ
ングを接続するネジの頭部であることが良い。
【0007】
【作用】本願第1の発明の内視鏡スコープは、操作者に
より把持される把持部と、体腔内に挿入される挿入部
と、前記把持部の表面に設けられた鉗子口から前記把持
部と挿入部を通って被検体側に貫通され、鉗子が挿入さ
れる鉗子管路と、鉗子管路を分岐する三方分岐管と、を
備える内視鏡スコープにおいて、前記把持部と挿入部と
を接続する円筒状の接続部材の内径と略同一径で外周部
に突起の設けられたリングを前記三方分岐管の外周部に
接続し、前記接続部材に前記突起部の径と略同一幅の切
り欠きを設ける。そして、前記切り欠きに前記突起部を
挿入することにより前記リングを前記接続部材内に挿入
して前記接続部材内で前記三方分岐管の周方向の動きを
限定させることにより構成されている。このため、三方
分岐管を適切に固定することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る内視鏡スコープを示し
た断面図である。尚、本発明に係る内視鏡スコープ1の
外観構成は図4に示す従来の内視鏡スコープ100と同
一であるので同一部材には同一符号を付して図示および
説明を省略した。
【0009】図1に示すように、本実施例の内視鏡スコ
ープ1は、操作者により把持される把持部101と、体
腔内に挿入される挿入部103と、把持部101上に設
けられた鉗子口105から把持部101と挿入部103
を通って被検体側に貫通された鉗子管路107と、鉗子
管路107を分岐する三方分岐管3と、三方分岐管3の
外周部にネジ5を介して接続され、把持部101と挿入
部103とを接続する円筒状の接続部材7の内部径と略
同一径のリング9と、接続部材7の三方分岐管3設置位
置に対応させて設けられ、ネジ5の頭部5aの径と略同
一幅の切り欠き11(図2参照)とを備えている。
【0010】次に、本実施例の内視鏡スコープ1の三方
分岐管3の接続動作を説明する。まず、三方分岐管3の
外周の所望の位置にリング9をネジ5を用いて固定す
る。尚、リング9の三方分岐管3への固定は、図3に示
すようにリング9の外周に設けられた穴9aと三方分岐
管3に設けられ、ネジ5が螺合されるネジ受け3aにネ
ジ5を挿入して螺合することにより行う。
【0011】この状態で図2に示すように、三方分岐管
3の対応する端部に鉗子管路107を接続し、ネジ5の
頭部5aが切り欠き11に挿入されるようにリング9を
接続部材7内に挿入する。このとき三方分岐管3の設置
位置は鉗子管路107の長さにより決定されるが、鉗子
管路107に弾性があるため、三方分岐管3の設置位置
を微調整することは可能である。これにより三方分岐管
3は、接続部材7内で周方向の動きが限定される。尚、
この状態では三方分岐管3は、前後方向(長手方向)の
動きはまだ完全に限定されていない。また、切り欠き1
1をネジ5の頭部5aより若干大きくしておけば三方分
岐管3の位置調整範囲を広くすることができる。
【0012】次いで吸引管路109を三方分岐管3の対
応する端部に接続し、さらに把持部101のカバー体で
ある把持部ケース101aに接合される鉗子口金部13
を鉗子口105側から三方分岐管3の対応する端部に嵌
合する。その後、鉗子口金部13の三方分岐管3と対向
する側の端部に設けられた螺子(図示せず)にナット1
5を螺合することにより鉗子口金部13を把持部ケース
101aに固定する。
【0013】これにより三方分岐管3は、前後方向の動
きも限定され、接続部材7に完全に固定される。尚、鉗
子口金部13と三方分岐管3との嵌合は三方分岐管3が
リング9によりある程度正確に位置しているため容易に
行うことができる。
【0014】こうして三方分岐管3が完全に固定され、
さらに三方分岐管3の一端は鉗子口金部13と接続さ
れ、他端は鉗子管路107と接続され、さらにもう一端
は吸引管路109と接続される。
【0015】このように本実施例の内視鏡スコープ1
は、三方分岐管3と鉗子管路107とを接続する円筒状
の接続部材7の内部径と略同一径のリング9を三方分岐
管3の外周部にネジ5を介して接続し、ネジ5の頭部5
aの径と略同一幅の切り欠き11を接続部材7の三方分
岐管3設置位置に対応させて設け、三方分岐管3の対応
する端部に鉗子管路107を接続し、ネジ5の頭部5a
が切り欠き11に挿入されるようにリング9を接続部材
7内に挿入し、その後、鉗子口金部13を三方分岐管3
の対応する端部に嵌合するようにしているので、三方分
岐管3を適切に固定することができ、このため組み立て
効率を向上させることも可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、鉗子が挿
入される鉗子管路を分岐する三方分岐管を適切に固定す
ることができ、ひいては組み立て効率を向上させること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内視鏡スコープを示した断面図で
ある。
【図2】リングと接続部材との接続部分をネジ頭側から
見た場合の図である。
【図3】リングと接続部材との接続部分の断面を示す図
である。
【図4】内視鏡スコープの外観構成を示す図である。
【図5】従来の内視鏡スコープの三方分岐管部分の断面
を示す図である。
【符号の説明】
1 内視鏡スコープ 3 三方分岐管 5 ネジ 7 接続部材 9 リング 11 切り欠き 13 鉗子口金部 15 ナット 100 内視鏡スコープ 101 把持部 103 挿入部 105 鉗子口 107 鉗子管路 109 吸引管路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者により把持される把持部と、体腔
    内に挿入される挿入部と、前記把持部の表面に設けられ
    た鉗子口から前記把持部と挿入部を通って被検体側に貫
    通され、鉗子が挿入される鉗子管路と、鉗子管路を分岐
    する三方分岐管と、を備える内視鏡スコープにおいて、 前記三方分岐管の外周部に接続され、前記把持部と挿入
    部とを接続する円筒状の接続部材の内径と略同一径のリ
    ングと、 前記リングの外周部に設けられた突起部と、 前記接続部材に設けられ、前記突起部の径と略同一幅の
    切り欠きと、 を備え、前記切り欠きに前記突起部を挿入することによ
    り前記リングを前記接続部材内に挿入して前記接続部材
    内で前記三方分岐管の周方向の動きを限定させて成る内
    視鏡スコープ。
  2. 【請求項2】 前記突起部は前記三方分岐管の外周部に
    前記リングを接続するネジの頭部であることを特徴とす
    る請求項1記載の内視鏡スコープ。
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