JP2002177204A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2002177204A
JP2002177204A JP2000383776A JP2000383776A JP2002177204A JP 2002177204 A JP2002177204 A JP 2002177204A JP 2000383776 A JP2000383776 A JP 2000383776A JP 2000383776 A JP2000383776 A JP 2000383776A JP 2002177204 A JP2002177204 A JP 2002177204A
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JP
Japan
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frame
water supply
supply tube
base end
endoscope
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JP2000383776A
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English (en)
Inventor
Kunitoshi Ikeda
邦利 池田
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】挿入部と操作部とを連結する筒状連結部に配置
された注水口金に、送水チューブの基端を容易に接続す
ることができる内視鏡を提供すること。 【解決手段】注水口金20と送水チューブ4とを連通接
続するための連通接続部材10が送水チューブ4に接続
された状態で通過できる大きさの開口部33を筒状連結
部3のフレーム5に形成して、フレーム5外において送
水チューブ4の基端に取り付けられた連通接続部材10
を送水チューブ4と共に開口部33からフレーム5内に
入れることができるようにすると共に、連通接続部材1
0をフレーム5の外側からフレーム5に固定するための
固定手段40を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、挿入部と操作部
とを連結する筒状連結部に注水口金が配置された内視鏡
に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡には一般に、観察窓の表面を洗浄
するための送気送水装置が設けられているが、大腸内を
観察するための内視鏡等では、さらに観察対象である粘
膜表面の汚れを洗い流すための副送水装置が設けられて
いる。
【0003】そのような副送水装置は、補助的に使用さ
れるものなので、操作部を徒に大型化してしまわないよ
う、内視鏡の挿入部と操作部とを連結する筒状連結部に
突設された注水口金に注射器等を接続して送水操作を行
うようになっている。
【0004】したがって、そのような内視鏡において
は、副送水用の送水チューブの基端と注水口金とが挿入
部と操作部とを連結する筒状連結部内で接続されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような筒
状連結部内には、光学繊維束類の他、チューブ類や操作
ワイヤ類など多数の内蔵物が狭い空間内に通されてい
る。
【0006】したがって、筒状連結部内において送水チ
ューブの基端を注水口金に接続する際には、外科手術さ
ながらに他の内蔵物を押し退けながら接続及び固定の作
業を行わなければならず、作業性が悪くて接続状態が不
確実になりがちなだけでなく、作業中に光学繊維束を折
損してしまう場合があった。
【0007】そこで本発明は、挿入部と操作部とを連結
する筒状連結部に配置された注水口金に、送水チューブ
の基端を容易に接続することができる内視鏡を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡は、挿入部内に挿通配置された送水
チューブの基端が、挿入部と操作部とを連結する筒状連
結部に配置された注水口金に接続された構造の内視鏡に
おいて、注水口金と送水チューブとを連通接続するため
の連通接続部材が送水チューブに接続された状態で通過
できる大きさの開口部を筒状連結部のフレームに形成し
て、フレーム外において送水チューブの基端に取り付け
られた連通接続部材を送水チューブと共に開口部からフ
レーム内に入れることができるようにすると共に、連通
接続部材をフレームの外側からフレームに固定するため
の固定手段を設けたものである。
【0009】なお、注水口金が、送水チューブの基端に
取り付けられてフレームに固定された状態の連通接続部
材に対してフレームの外側から接続されて、フレームに
固定されるようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図6は内視鏡の全体構成を示しており、処置
具が差し込まれる鉗子栓50が、操作部1と挿入部2と
を連結する筒状連結部3に、斜め上方に向けて突出して
配置されている。
【0011】挿入部2内には、挿入部2の先端に配置さ
れた観察窓からの観察方向に向けて先端が開口する副送
水チューブ4が全長にわたって挿通配置されていて、筒
状連結部3の背面部に後方に向けて突設された注水口金
20に副送水チューブ4の基端が接続されている。
【0012】図5は、筒状連結部3を示しており、操作
部1のフレームをそのまま延長して形成された筒状連結
部3のフレーム5の下端に、挿入部2の基端口金2aが
ナット6で押し付け固定されている。8は、操作部ハウ
ジング7をフレーム5に固定するナットである。
【0013】フレーム5の外面を囲んで筒状連結部3を
外装する連結部ハウジングは、組み立て時に先に取り付
けられる上半ハウジング31と、後から取り付けられる
下半ハウジング38とが、境界部受け環37を挟んで配
置されて、固定ナット9によりフレーム5に固定されて
いる。51は処置具挿通チャンネルであり、分岐接続部
材53によって吸引管52と分岐接続されている。
【0014】副送水チューブ4の基端には、フレーム5
にビス止め固定される連通接続部材10が接続されてお
り、その連通接続部材10に外方から螺合する締め環2
2によって、注水口金20の口金筒体21がフレーム5
に固定されている。
【0015】また、注水口金20内には逆流を防止する
ための逆止弁24が弁取付筒23に取り付けられて配置
され、注水口金20の開口口元には、ゴム栓25が着脱
自在に取り付けられている。
【0016】図1は、筒状連結部3を組み立てる際の、
特に連通接続部材10を組み付ける際の状態を示してお
り、操作部ハウジング7と挿入部2の基端口金2aとは
すでにフレーム5に固定され、処置具挿通チャンネル5
1と吸引管52も分岐接続部材53に接続されて上半ハ
ウジング31に取り付けられている。なお、光学繊維束
やチューブ類等の各種内蔵物の図示は省略されている。
【0017】上半ハウジング31は筒状連結部3に取り
付けられた状態になっているが、下半ハウジング38は
取り付けられておらず、下半ハウジング38が取り付け
られる部分の内側には、組み立て作業用の開口部33,
34がフレーム5の前後両側に形成されている。
【0018】連通接続部材10は、副送水チューブ4の
基端に差し込まれて接続されるチューブ接続管部11
と、それに連通して注水口金20の軸線位置に突出する
口金接続筒部14との間に、フレーム5に固定するビス
をねじ込むための二つのネジ孔13が形成された鍔部1
2が、フランジ状に側方に突出して形成されている。
【0019】ただし、鍔部12は、二つのネジ孔13を
180°対称の位置に形成するのに最小限必要な長方形
状に形成されていて、組み立て作業時に、フレーム5内
で他の内蔵物との干渉が最小になるようになっている。
【0020】フレーム5の背面側の中央部分には、連通
接続部材10の口金接続筒部14が通される接続筒通し
孔35が穿設され、その上下位置に、連通接続部材10
のネジ孔13と位置を合わせて二つのビス通し孔36が
形成されている。また、その外側に面して、注水口金2
0の口金筒体21が嵌め込まれる受け孔32が上半ハウ
ジング31に形成されている。
【0021】可撓性チューブからなる副送水チューブ4
の基端にステンレス鋼製の連通接続部材10を取り付け
る作業は、二点鎖線で示されるように、副送水チューブ
4をフレーム5の前側の開口部33から外部へ引き出し
た状態で行われる。
【0022】具体的には、連通接続部材10のチューブ
接続管部11に接着剤を塗布して副送水チューブ4の基
端内に差し込み、さらに副送水チューブ4の外周から糸
で緊縛して接着固定する。
【0023】II−II断面を示す図2にも示されるよう
に、フレーム5の前面側の開口部33は、副送水チュー
ブ4の基端に取り付けられた状態の連通接続部材10
を、副送水チューブ4と共に通過させるのに十分な大き
さに形成されている。
【0024】したがって、連通接続部材10をそれに接
続された副送水チューブ4と共に開口部33からフレー
ム5内に入れ、フレーム5内に挿通配置されている各種
内蔵物(図示せず)を軽く押し退けるだけで、図1及び
図2に示されるように、副送水チューブ4の基端に取り
付けられた状態の連通接続部材10をフレーム5の後面
側の所定の固定位置まで誘導することができる。
【0025】次いで、図3及び図4に示されるように、
連通接続部材10の口金接続筒部14をフレーム5の接
続筒通し孔35から外方に突き出させて、ビス通し孔3
6にフレーム5の外側からビス40(固定手段)を差し
込んで連通接続部材10のネジ孔13にねじ込むことに
より、連通接続部材10がフレーム5に固定された状態
になる。
【0026】そして、図5に示されるように、連通接続
部材10の口金接続筒部14にフレーム5の外側から締
め環22を螺合させて口金筒体21をフレーム5に固定
し、逆止弁24が取り付けられた弁取付筒23とゴム栓
25等を口金筒体21に取り付け、最後に、フレーム5
の開口部33,34を塞ぐように下半ハウジング38を
取り付け、挿入部2の基端に折れ止めゴム2bを取り付
けて終了する。
【0027】このようにして、フレーム5内において接
続作業や固定作業を行うことなく、副送水チューブ4を
注水口金20に接続することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、連通接続部材と送水チ
ューブを、挿入部と操作部とを連結する筒状連結部のフ
レーム外において接続して、フレームに形成された開口
部からフレーム内に入れ、連通接続部材をフレームの外
側からフレームに固定することができるようにしたこと
により、フレーム内において接続作業や固定作業を行う
ことなく、送水チューブの基端を筒状連結部に配置され
た注水口金に容易に接続することができ、光学繊維束な
ど他の内蔵物の破損を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡の組み立て工程途中の状態の縦
断面図である。
【図2】本発明の内視鏡の組み立て工程途中の図1にお
けるII−II断面図である。
【図3】本発明の内視鏡の組み立て工程途中の状態の縦
断面図である。
【図4】本発明の内視鏡の組み立て工程途中の状態の背
面図である。
【図5】本発明の内視鏡の筒状連結部の縦断面図であ
る。
【図6】本発明の内視鏡の全体構成を示す外観図であ
る。
【符号の説明】
1 操作部 2 挿入部 3 筒状連結部 4 副送水チューブ 5 フレーム 10 連通接続部材 11 チューブ接続管部 12 鍔部 13 ネジ孔 14 口金接続筒部 20 注水口金 33 開口部 35 接続筒通し孔 36 ビス通し孔 40 ビス(固定手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入部内に挿通配置された送水チューブの
    基端が、上記挿入部と操作部とを連結する筒状連結部に
    配置された注水口金に接続された構造の内視鏡におい
    て、 上記注水口金と上記送水チューブとを連通接続するため
    の連通接続部材が上記送水チューブに接続された状態で
    通過できる大きさの開口部を上記筒状連結部のフレーム
    に形成して、上記フレーム外において上記送水チューブ
    の基端に取り付けられた上記連通接続部材を上記送水チ
    ューブと共に上記開口部から上記フレーム内に入れるこ
    とができるようにすると共に、上記連通接続部材を上記
    フレームの外側から上記フレームに固定するための固定
    手段を設けたことを特徴とする内視鏡。
  2. 【請求項2】上記注水口金が、上記送水チューブの基端
    に取り付けられて上記フレームに固定された状態の上記
    連通接続部材に対して上記フレームの外側から接続され
    て、上記フレームに固定される請求項1記載の内視鏡。
JP2000383776A 2000-12-18 2000-12-18 内視鏡 Pending JP2002177204A (ja)

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JP2009254468A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
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