JP2984034B2 - 内視鏡の鉗子挿通管路 - Google Patents

内視鏡の鉗子挿通管路

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JP2984034B2
JP2984034B2 JP2178339A JP17833990A JP2984034B2 JP 2984034 B2 JP2984034 B2 JP 2984034B2 JP 2178339 A JP2178339 A JP 2178339A JP 17833990 A JP17833990 A JP 17833990A JP 2984034 B2 JP2984034 B2 JP 2984034B2
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一浩 小内
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内視鏡の鉗子挿通管路に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第6図は従来の内視鏡の鉗子挿通管路を示している
(実開昭64−9608号公報)。
図中、50は、内視鏡の操作部の下端に接続された筒体
であり、合成樹脂チューブ製の鉗子チャンネル51に鉗子
等を挿通するための鉗子挿入口52が突設されている。53
は、鉗子挿入口52奥の鉗子挿通孔である。
鉗子チャンネル51の先端は、第6図下方の挿入部先端
(図示せず)において外部に開口し、基端は、チャンネ
ル接続パイプ54を介して、鉗子挿通孔53に連通接続され
ている。したがって、鉗子挿入口52から、鉗子挿通孔53
及びチャンネル接続パイプ54を介して、鉗子チャンネル
51内に鉗子等を挿通することができる。
このようにして鉗子等を挿通するための、鉗子挿通孔
53、チャンネル接続パイプ54及び鉗子チャンネル51等
は、従来は各々の内径がほぼ同じ太さに形成されてい
る。
56は、図示されていない吸引操作弁に接続された吸引
チューブ。57は、吸引チューブ56と連通するように、鉗
子挿通孔53の側壁に開口形成された連通口。58は、吸引
チューブ56を連通孔57に連通接続するための吸引接続パ
イプである。このような管路により、吸引チューブ56を
通して吸引を行えば、鉗子チャンネル51を、吸引のため
の流路として兼用することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
内視鏡の鉗子チャンネル51には、通常は鉗子挿入口52
から鉗子等が挿入される。
ところが、例えば尿管や腎臓の内部を内視鏡で検査す
る場合などには、曲がりくねった細長い管路内へ内視鏡
を挿入する必要がある。
そこで、まず可撓性のある細い挿入ガイドワイヤ60を
臓器側管路深部へ挿入しておき、その手元側端部を、内
視鏡の挿入部先端の鉗子突出口から鉗子チャンネル52内
に通して、さらに鉗子挿入口52から手元側に突出させ、
挿入ガイドワイヤ60をガイドにして、曲がりくねった細
長い管路内に内視鏡を挿入できると都合が良い。
ところが、鉗子チャンネル51内に先端側から挿入ガイ
ドワイヤ60を挿入すると、第6図に示されるように、そ
の挿入先端(手元側端部)60aが連通孔57の開口縁部に
ひっかかって、挿入ガイドワイヤ60が鉗子挿入口52まで
達することができず、挿入ガイドワイヤ60を内視鏡挿入
のガイドとして用いることができない。
これを解決するために、例えば、第7図に示されるよ
うにチャンネル接続パイプ54を長くして、直線部分の長
さLを長くすれば、上述のようなひっかかりをある程度
防ぐことができる。しかし、それでは内視鏡の操作部そ
のものが大型化して操作性が悪くなってしまうことにな
る。
本発明は、そのような従来の欠点を解消し、鉗子挿通
管路に先端側から挿入ガイドワイヤ等を挿通して、鉗子
挿通管路の基端部(鉗子挿入口)まで確実に到達させる
ことができ、しかも内視鏡の操作性を犠牲にする必要も
ない内視鏡の鉗子挿通管路を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の鉗子挿
通管路は、内視鏡の挿入部において先端が開口する鉗子
挿通管路を流体の流路として兼用するために、流体を通
すための流体管路を上記鉗子挿通管路の途中の側壁に開
口接続したものにおいて、上記接続部開口に隣接する鉗
子挿通管路の基部側の内壁を拡大形成したことを特徴と
する。
〔作用〕
鉗子挿通管路の先端側から、可撓性のある挿入ガイド
ワイヤなどを挿入すると、挿入ガイドワイヤの挿入先端
は、流体管路が接続された接続部開口の部分に達する。
しかし本発明では、接続部開口に隣接する鉗子挿通管路
の基部側の内壁が拡大形成されているので、挿入ガイド
ワイヤは、接続部開口に引っかかることなく通過する。
〔実施例〕
図面を参照して実施例を説明する。
第2図は内視鏡を示しており、操作部1の下端には、
体腔内に挿入される可撓性の挿入管2が連結され、挿入
管2の先端には、対物光学系などが内蔵された先端部本
体3が取着されている。
10は、操作部1の下端部付近に突設された鉗子挿入口
であり、挿入管2内に挿通された可撓性チューブからな
る鉗子チャンネル13が、上記鉗子挿入口10に連通してい
る。鉗子チャンネル13の先端は先端部本体3で外部に開
口しており、鉗子挿入口10から挿入される鉗子その他の
処置具類が、先端部本体3の開口部から突出するように
なっている。
5は、図示されていない吸引装置に接続されて吸引操
作を行うための吸引操作弁である。
操作部1と挿入部2との間には、筒状の外装ケース7,
8で外装された連結部9が形成されており、第1の外装
ケース7に鉗子挿入口10が突出形成されている。11はそ
の突出部である。
第1図は、連結部9付近の断面図である。
鉗子チャンネル13の基端部は、ステンレス鋼管製のチ
ャンネル接続パイプ14を介して分岐ブロック15に接続さ
れている。
チャンネル接続パイプ14は、外装ケース7,8部分をで
きるだけ小さくするために、分岐ブロック15と接続され
る側の半部は、ほとんど直線部分がなく、内部に挿通さ
れる鉗子等がスムーズに通過できる程度の曲率半径でカ
ーブして形成されている。
分岐ブロック15には、チャンネル接続パイプ14及び鉗
子挿入口10に対して真直に連通する鉗子挿通孔16が形成
されている。18は、吸引操作弁5に接続された吸引チュ
ーブであり、この吸引チューブ18に接続された吸引接続
パイプ17が、鉗子挿通孔16の側壁に開口形成された連通
口20に接続されている。したがって、吸引チューブ18を
通じて吸引操作弁5の方向へ吸引を行えば、鉗子チャン
ネル13が吸引のための流路として兼用され、先端開口か
ら吸引を行うことができる。
また、鉗子挿通孔16は、連通口20の途中から基端側の
部分(即ち、鉗子挿入口10寄りの部分)の内径が、それ
より先端寄りの部分の内径やチャンネル接続パイプ14の
内径などより太く形成されている。
したがって、鉗子チャンネル13に対して、第3図に示
されるように、先端側から挿入ガイドワイヤ60などを挿
入した場合には、挿入ガイドワイヤ60の挿入先端60a
は、連通口20の開口縁部にひっかかることなく、鉗子挿
通孔16の太径部分から鉗子挿入口10方向にスムーズに突
出する。
第1図に戻って、21は、分岐ブロック15に螺合する例
えばステンレス鋼製の締め環であり、締め環21を上方か
ら分岐ブロック15に螺合させることにより、分岐ブロッ
ク15が引き寄せられて第1図に示される状態に固定され
る。22はシール用のOリングである。
23は、突出部11の上端部にナット24により押圧固定さ
れた鉗子挿入口金であり、例えばステンレス鋼により形
成されている。この鉗子挿入口金23の頭部23aには、ゴ
ム製又は合成樹脂製の鉗子栓(図示せず)が着脱自在に
装着できるようになっている。また、鰐部23bは断面形
状が非円形に形成されて、突出部11内に回転しないよう
に係合している。
鉗子挿入口金23と締め環21との間には、電気絶縁性の
合成樹脂よりなる絶縁性継ぎ管25が介挿されていて、分
岐ブロックの鉗子挿通孔16と鉗子挿入口金23との間を電
気的に絶縁して連通接続している。そして、この接続部
に装着された3つのOリング26…によって、周囲に対し
て水密性が保たれている。
27は、操作部1と挿入部2の基端側口金2aとを接続す
るフレームである。フレーム27の上端部には操作部1に
ビス止め固定するためのビス穴28…が穿設されており、
下端部には、挿入部の口金2aをナット29で締め付けて固
定する受け金30が、例えば銀ロー付により固着されてい
る。そして、受け金30に螺合するナット31が2つの外装
ケース7,8を、下方から上方に向けて直列に、操作部1
の底部に押し付けて固定している。33はシール用のOリ
ングである。
第4図は本発明の第2の実施例を示したものであり、
分岐ブロック15部分だけが図示されている。
第4図の分岐ブロック15においては、一様の径で真直
に穿設された鉗子挿通孔16に対して、上方から斜めに孔
16a加工がされていて、連通口20に隣接する基部寄りの
内壁部分だけが拡大形成されている。
このように形成することによって、第5図に示される
ように、挿入ガイドワイヤ60が内視鏡の挿入部先端側か
ら鉗子チャンネル13に挿通されたとき、挿入ガイドワイ
ヤ60の先端60aは、内壁の拡大部16a,16bに沿って進み、
その部分でひっかかることなく鉗子挿入口10方向へスム
ーズに突出する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、種々の実施態様をとることができ、例えば、吸引チ
ューブ18に代えて送気又は送水などを行うためのチュー
ブ等を接続し、鉗子チャンネルを送気又は送水のための
流路として兼用したものなどであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明の内視鏡の鉗子挿通管路によれば、鉗子挿通管
路に先端側から挿入ガイドワイヤなどを挿通したとき
に、途中で流体管路接続部などにひっかかることなく通
過させることができるので、挿入ガイドワイヤなどを用
いて、曲がりくねった細長い臓器内管路などに対して内
視鏡を容易に誘導することができ、しかも、内視鏡を全
く大型化する必要がなくて、内視鏡の操作性を全く損な
うことなくこれを行うことができる優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1の実施例の側面断面図、 第2図は、内視鏡の全体斜視図、 第3図は、第1の実施例の使用状態の部分断面図、 第4図は、第2の実施例の部分断面図、 第5図は、第2の実施例の使用状態の部分断面図、 第6図は、従来例の側面断面図、 第7図は、従来例の改良案の一つを示す部分断面図であ
る。 10……鉗子挿入口、13……鉗子チャンネル、16……鉗子
挿通孔、20……連通口(開口)。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の挿入部において先端が開口する鉗
    子チャンネルを流体の流路として兼用するために、流体
    を通すための流体管路が真っ直ぐな鉗子挿通孔に対して
    側方から開口接続された分岐部材を設け、上記分岐部材
    を鉗子挿入口と上記鉗子チャンネルの基端との途中の部
    分に介挿接続したものにおいて、 上記分岐部材に形成された鉗子挿通孔を、基部側から上
    記流体管路の接続部開口の途中の位置まで拡大形成し、
    それより先側の部分は拡大形成しないことを特徴とする
    内視鏡の鉗子挿通管路。
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