JPH1147083A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH1147083A
JPH1147083A JP9211976A JP21197697A JPH1147083A JP H1147083 A JPH1147083 A JP H1147083A JP 9211976 A JP9211976 A JP 9211976A JP 21197697 A JP21197697 A JP 21197697A JP H1147083 A JPH1147083 A JP H1147083A
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hole
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JP9211976A
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Keiichi Arai
敬一 荒井
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的とするところは連結部材に形成さ
れる分岐通路の空間内の掃除がしやすい構造とした内視
鏡を提供することにある。 【解決手段】本発明は、チャンネル口金11を接続した
連結孔と、処置具チャンネル20を接続した連結孔と、
吸引パイプ21を接続した連結孔とを形成した分岐用連
結部材15において、3つの連結孔のなかで孔の断面積
が最も大きなものに対して、他の2つの連結孔を斜めに
接続し、それら連結孔を連結する連結部が、孔の断面積
が最も大きな連結孔の内面が小さな連結孔に合わせるよ
うな絞込み形状に形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作部の処置具挿
入口から処置具チャンネルまでの導入管路を形成する連
結部材を備えた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡には鉗子等の処置具を誘
導するための処置具挿通用チャンネルが設けられてい
る。また、この処置具挿通用チャンネルは吸引チャンネ
ルとしても利用される。そこで、処置具挿通用チャンネ
ルと操作部の処置具挿入口と吸引チャンネルを接続する
ため、それらの間には、三股状に分岐した3つの通路を
形成した三股状の連結用分岐ブロック部材が設けられて
いる。そして、各分岐通路には処置具挿通用チャンネル
と操作部の処置具挿入口と吸引チャンネルを個別的に接
続してある(例えば特公平4−70897号公報を参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記連結用
分岐ブロック部材に設けられた各分岐通路はそれぞれ異
なる向きで三股状に配置され、各分岐通路を形成する連
結孔のそれぞれの中心軸の方向が異なっている。このた
め、分岐ブロック部材内において各分岐通路を連通する
連通部の空間はその天井側と底面側に大きく広がる断面
形状が長円の空間として形成される。このため、処置具
挿入口からその空間部内にブラシを挿入して掃除を行う
場合、そのブラシの毛が空間部の全面に当たり難く、掃
除が非能率的である。
【0004】また、処置具挿入口に連結する孔部分と吸
引チャンネルに連結する孔部分との間の境界部分には処
置具挿通用チャンネルに連結する孔部分をドリル等の工
具で機械加工したときに形成される平面部があって、こ
の平面部分が処置具挿入口から挿入するブラシの挿入方
向から見て、裏側になり掃除しにくいものになってい
た。
【0005】本発明は前記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところは連結部材に形成される分岐
通路の空間内の掃除がしやすい構造とした内視鏡を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は内視
鏡の挿入部内に挿通される処置具チャンネルと、操作部
に設けられた処置具挿入口から挿入される処置具を導入
する処置具挿入口体と、前記処置具チャンネルに連通さ
せるための吸引管路と、前記操作部に設けられ、前記処
置具チャンネル、前記処置具挿入口体、及び前記吸引管
路にそれぞれ個別的に接続されると共に互いに連通する
3つの連結孔を有したブロック状の分岐用連結部材とを
具備した内視鏡において、前記分岐用連結部材は3つの
連結孔のなかで孔の断面積が最も大きなものに対して、
他の2つの連結孔を斜めに接続し、それら連結孔を連結
する連結部が、孔の断面積が最も大きな連結孔の内面が
小さな連結孔に合わせるような絞込み形状に形成されて
いることを特徴とするものである。
【0007】本発明では分岐用連結部材内に形成される
3つの連結孔が接続する分岐部の孔の断面形が、最も大
きなものを絞り込み、3つの連結孔を単純に一致する形
としているため、連結部に、例えば長円や急激な段差端
面のような掃除用ブラシの毛が届きにくい箇所が生じる
ようなことがない。最も大きい孔径より大きな掃除用ブ
ラシの1回程度の挿脱で掃除を能率的に行うことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1及び図2を参照して本発明の第1
実施形態を説明する。内視鏡は操作部1と図示しない挿
入部を有してなり、操作部1は図示しない操作部本体
と、これの一部に形成される把持部と、この把持部と挿
入部との間に設けられる、図1で示される連結部2とか
ら構成されている。操作部本体には図示しないライトガ
イドケーブルが連結されている。内視鏡の一般的な構成
については具体的に説明しない。
【0009】図1で示す如く、前記連結部2の連結部本
体3は円筒状の部材からなり、この部材は操作部本体側
から延出した一対のフレーム4の先端に連結リング5を
介して連結されている。連結部本体3の外周には一部が
分岐した筒状の分岐部本体6と外筒7が被嵌され、外筒
7にはカバー8が被嵌されている。分岐部本体6の前端
部は外筒7の後端縁部に重ねて被嵌しており、その間は
Oリング9によりシールされている。連結部本体3の先
端には図示しない挿入部が連結されている。
【0010】前記分岐部本体6は主筒部6aと、この主
筒部6aから斜め後方に突き出す分岐筒部6bとからな
り、主筒部6aは連結部本体3と同軸的に配設されてい
る。分岐筒部6b内には略筒状のチャンネル口金(処置
具挿入口体)11が配置されている。チャンネル口金1
1の外周にはOリング12,13を嵌め込み、このOリ
ング12,13により分岐筒部6bとチャンネル口金1
1の間をシールする。チャンネル口金11の組み付け位
置はキー状のピン部材14により定められるようになっ
ている。
【0011】前記分岐部本体6内にはYの字状に分岐す
る一体のブロック状の分岐用連結部材15が設けられて
いる。分岐用連結部材15は止めねじ16により前記連
結部本体3にねじ止め固定されている。分岐用連結部材
15には、前記チャンネル口金11に連結される導入孔
(連結孔)17と、チャンネルチューブ18に連結され
るチャンネル孔(連結孔)19と、吸引パイプ21に連
結される吸引孔(連結孔)22との三股状に分岐した3
つの分岐通路が形成されている。つまり、この分岐用連
結部材15に形成される導入孔17、チャンネル孔19
及び吸引孔22はそれぞれ異なる向きで三股状に分岐す
る配置であり、それらの中心軸は一点で交差し、あるい
は近傍位置で交差している(図1参照)。
【0012】分岐用連結部材15の導入孔17側の接続
端部は前記チャンネル口金11の内端部内に嵌め込まれ
て係合している。この両者間にはシール部材26が介在
しており、このシール部材26によりその両者を気密的
に連結している。チャンネル孔19の接続端部には接続
管(接続口体)27が取着され、この接続管27には前
記チャンネルチューブ18の基端部を嵌め込み、接続管
27にねじ込む接続リング28によりチャンネルチュー
ブ18を締結している。チャンネルチューブ18は処置
具挿通チャンネル20を構成している。一方、このチャ
ンネルチューブ18と対向する反対側には前記吸引孔2
2の接続端部が位置し、この接続端部には前記吸引パイ
プ21が半田付け等で取着されている。この吸引パイプ
21には図示しない吸引チューブ等を介して吸引制御機
構や吸引ポンプへと連結されるようになっている。
【0013】また、吸引孔22の内径は導入孔17やチ
ャンネル孔19の内径よりも小さく、処置具挿通チャン
ネル20の内径に近い。さらに、導入孔17とチャンネ
ル孔19との内径は同じであり、3つの孔の断面の中で
は最大であるが、もちろん、掃除用ブラシのブラシの外
径はその内径よりも大きい。
【0014】前記分岐用連結部材15を構成する一体の
ブロック部材はSUS303相当の材料で金属射出成形
によって成形される。この成形の際、各孔17,19,
22の部分にはそれぞれ円柱の抜きピンが用いられる。
チャンネル孔19を形成する円柱の抜きピンの端部に、
導入孔17を形成する円柱の抜きピンと、吸引孔22を
形成する円柱の抜きピンを突き合わせ、これらの3つの
抜きピンを用いて抜き樹脂型を形成した後、焼いて成形
する。
【0015】ここで、分岐用連結部材15内に形成され
る、導入孔17、チャンネル孔19及び吸引孔22によ
る内部空間の形状について、図2に基づいて説明する。
図2(b)は同図(a)中A−A線に沿った、その連結
孔の内部空間の内壁を半割りした形状の形態を示す。す
なわち、チャンネル孔19の断面形状が導入孔17と吸
引孔22の断面形状に合うように、そのチャンネル孔1
9の抜きピンの端部が二股状になっていて、連続的に変
化して滑らかにつながっている二股部29が設けられて
いる。この二股部29の存在により大きな孔のチャンネ
ル孔19から同径の導入孔17と小径の吸引孔22に、
それらが連続的に変化して滑らかに連なるようになる。
二股部29の部分の断面形状は図2(b)で示す如く、
いわゆるダルマ形となっている。
【0016】この実施形態では操作部1、つまり連結部
2の中心軸2aと、処置具挿入用チャンネル口金11の
中心軸11aとが成す角αは分岐用連結部材15の導入
孔17の中心軸17aと、連結部2の中心軸2aとが成
す角βよりも大きく、チャンネル口金11と分岐用連結
部材15の接続端部分でその連通する孔が曲がってい
る。もちろん、チャンネル孔19の中心軸19aと連結
部2の中心軸2aが成す角度γはそれらの角度α,βよ
り小さく、チャンネルチューブ18の処置具挿通チャン
ネル20を通して処置具を挿入する際、その処置具の導
入方向が連結部2の中心軸2aに沿う方向へスムーズに
近づくようにしてある。
【0017】(作用・効果)各孔17,19,22の合
わせ部とその連結部に平面となる段差端面部分がなくそ
の孔の断面形が円であるので、ブラシの毛が全面的に当
たり易い。特にチャンネル口金11から導入孔17を通
って分岐用連結部材15内にブラシを挿通したとき、そ
の導入孔17と内径の差の大きい吸引孔22との境界部
に二股部29があるので、ブラシの毛が確実にその内面
に当接する。従って、掃除用ブラシの1回程度の挿脱で
掃除を能率的に行うことができる。また、分岐部29内
は基本的に3つの円柱を合わせた形状なので、3本の抜
きピンで成形ができる。二股部29も抜きピン同志の合
わせ部や端面の断面積を連続的に小さくなるように加工
することで形成できる。
【0018】(第2実施形態)図3及び図4を参照して
本発明の第2実施形態を説明する。この実施形態での分
岐用連結部材15にあっては第1実施形態のものとは異
なり、チャンネル孔19の連結端部が徐々に絞られ、そ
の端面に吸引孔22が合わさっており、導入孔17は前
記チャンネル孔19の連結端部の上側面部分でそのチャ
ンネル孔19に合わさっている。
【0019】そして、導入孔17の断面形状は上端部で
は円だが、連結合わせ部に行くに従って長円となり、そ
の長円の長軸は上端部での円の直径と等しくし、その長
軸の方向を連結部2の中心軸2aと平行となる楕円形状
となっている。また、二股部29はチャンネル孔19と
吸引孔22の連結合わせ部にあって、チャンネル孔19
と吸引孔22の底面側に行くに従って絞り斜面が増える
ようになっている。
【0020】(作用・効果)第1実施形態と同様の作用
・効果が得られ、さらに第2実施形態特有のものとし
て、型の形状が第1実施形態より簡単にできる。第1実
施形態ではチャンネル孔19と導入孔17が同径である
ために抜きピン同志を正確に合わせるのが難しいが、図
4で示す如く、導入孔17の形状が円でなく楕円である
ために、チャンネル孔19の抜きピンに導入孔17の抜
きピンの端部を埋設でき、正確に合わせることができ
る。
【0021】(第3実施形態)図5を参照して本発明の
第3実施形態を説明する。この例ではチャンネルチュー
ブ18を接続する接続管27の中心軸27aと、チャン
ネル孔19の中心軸19aとの間に角度εをつけてあ
り、連結部2の中心軸2aと、その接続管27の中心軸
27aとの間の角度δが、接続管27の中心軸27aと
チャンネル孔19の中心軸19aが一致する第1実施形
態や第2実施形態の角度γより小さくなっている。ま
た、チャンネル孔19の抜き型は接続管27を分岐用連
結部材15に嵌合した際、その接続管27の後端が段差
や隙間ができないように、また、中心軸27aに直角な
断面で円形になるように連続的に変化して滑らかにつな
げる形状にしてある。チャンネル孔19と接続管27の
接続合わせ部の内径は同じ径になるようにしてある。
【0022】(作用・効果)第1実施形態と同様の作用
・効果が得られるが、第3実施形態では分岐用連結部材
15と接続管27との境界に曲点が設けてあり、処置具
はここでも曲げられる。このため、前述した第1実施形
態や第2実施形態のものよりもスムーズに処置具を処置
具挿通チャンネル20内に導ける。
【0023】本発明は前述した実施形態のものに限定さ
れるものではない。以下の事項は本発明に関連する事項
であり、それらの事項の組み合わせも可能なものであ
る。 <付記>1.内視鏡の挿入部内に挿通される処置具チャ
ンネルと、操作部に設けられた処置具挿入口から挿入さ
れる処置具を導入する処置具挿入口体と、前記処置具チ
ャンネルに連通させるための吸引管路と、前記操作部に
設けられ、前記処置具チャンネル、前記処置具挿入口
体、及び前記吸引管路にそれぞれ個別的に接続されると
共に互いに連通する3つの連結孔を有した一体のブロッ
ク状の分岐用連結部材とを具備した内視鏡において、前
記分岐用連結部材は3つの連結孔のなかで孔の断面積が
最も大きなものに対して、他の2つの連結孔を斜めに接
続し、それら連結孔を連結する連結部が、孔の断面積が
最も大きな連結孔の内面が小さな連結孔に合わせるよう
な絞込み形状に形成されていることを特徴とする内視
鏡。
【0024】2.前記分岐用連結部材においての3つの
連結孔を連結する連結部は、孔の断面積が最も大きな連
結孔の連結端部が二股状に形成され、この二股状の各端
部がこれに連結する小さな連結孔にそれぞれ合わせるよ
うな断面形状まで孔の形状を連続的に滑らかに変化させ
た絞込み形状に形成したことを特徴とする第1項の内視
鏡。 3.処置具チャンネルに連通する連結孔と、処置具挿入
口体に連通する連結孔とを同じ断面積の孔形状に形成
し、処置具チャンネルに連通する連結孔の接続端部に処
置具挿入口体に連通する連結孔と、これより断面積の小
さい、吸引管路を連通する連結孔を接続する形状にする
と共に、前記処置具チャンネルに連通する連結孔の連結
端部を二股状に形成し、かつこの連結端部分をこれらに
合わせられる2つの連結孔の断面形状まで連続的に変化
させて滑らかにつないだことを特徴とする第1項の内視
鏡。
【0025】4.処置具チャンネルに連通する連結孔の
断面積を最大にすると共に、その連結孔の連結部形状を
斜め方向に、他の連結孔をそれぞれ突き合わせる二股状
に形成して、各連結端部の孔の断面形状が接続する他の
連結孔の形状まで連続的に変化させ滑らかにつないだこ
とを特徴とする第1項の内視鏡。 5.処置具挿入口体に連通する連結孔の中心軸と処置具
挿入口体の中心軸が成す角度を、処置具挿入口体と操作
部の中心軸とが成す角度よりも小さくし、処置具挿入口
体と連結部材の境界に曲点を設けたことを特徴とする第
1項の内視鏡。
【0026】6.処置具挿入口体に連通する連結孔と処
置具チャンネルに連通する連結孔との合わせ部の孔部の
断面形状を操作部の軸に平行な長径を持つ楕円形に形成
したことを特徴とする第1〜5項の内視鏡。
【0027】7.処置具挿入口体に連通する連結孔と処
置具チャンネルに連通する連結孔との合わせ部の孔の断
面形状を操作部の軸に平行な長径を持つ長円形に形成し
たことを特徴とする第1〜5項の内視鏡。 8.処置具挿入口体に連通する連結孔において処置具挿
入口体との接続端側部分では断面が円形であり、他の連
結孔との合わせ部分では楕円もしくは長円の断面であ
り、その間の断面積が徐々に変化してなることを特徴と
する内視鏡。 9.内視鏡の挿入部内に挿通される処置具チャンネル
と、操作部に設けられた処置具挿入口から挿入される処
置具を導入する処置具挿入口体と、前記処置具チャンネ
ルに連通させるための吸引管路と、前記操作部に設けら
れ、前記処置具チャンネル、前記処置具挿入口体、及び
前記吸引管路にそれぞれ個別的に接続されると共に互い
に連通する3つの連結孔を有した一体のブロック状の分
岐用連結部材とを具備した内視鏡において、処置具チャ
ンネルに連通する連結孔の中心軸と操作部の中心軸が成
す角度よりも処置具チャンネル側に設けられる接続口体
の中心軸と操作部の中心軸とが成す角度を小さくしたこ
とを特徴とする内視鏡。
【0028】特公平4−70897号公報では処置具挿
入口体の中心軸と、これを接続する、分岐ブロック部材
内において分岐通路の中心軸の角度が同じであり、処置
具を曲げて鉗子チャンネルへと方向を変えるのは分岐通
路であり、一気に曲げる必要が生じ、特に先端硬質長の
長い処置具を挿通する際には、引掛ることがあった。
【0029】付記第5〜9項のものによれば、従来の分
岐部に加えて処置具の方向を変える点を分岐部の導入孔
と処置具挿入口体の接続部に設けたから一度に、大きな
角度で処置具の方向を変えるのではなく、2度に分けて
大きな湾曲曲率で徐々に処置具の方向を変えるため、曲
率半径を大きくできるので、処置具の挿通がしやすくな
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、分
岐部の3つの連結孔の連結合わせ部内全体に、掃除用ブ
ラシの毛が当たり易いので、能率的に掃除し易い。ま
た、3つの連結孔の連結端やその連結合わせ部に平面や
段差がなく断面形状が滑らかにつながっているので、掃
除がし易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る内視鏡の要部を示す操作部
の連結部の縦断面図。
【図2】同じく第1実施形態の分岐用連結部材の連結孔
の形状の説明図であって、(a)はその側面図、(b)
は(a)中A−A線に沿う断面図。
【図3】第2実施形態の分岐用連結部材の連結孔の形状
の説明図。
【図4】図3中B−B線に沿う部分の断面図。
【図5】第3実施形態に係る内視鏡の要部を示す操作部
の連結部の縦断面図。
【符号の説明】
1…操作部、2…連結部、3…連結部本体、6…分岐部
本体、11…チャンネル口金、15…分岐用連結部材、
17…導入孔(連結孔)、18…チャンネルチューブ、
19…チャンネル孔(連結孔)、21…吸引パイプ、2
2…吸引孔(連結孔)、20…処置具挿通チャンネル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の挿入部内に挿通される処置具チャ
    ンネルと、操作部に設けられた処置具挿入口から挿入さ
    れる処置具を導入する処置具挿入口体と、前記処置具チ
    ャンネルに連通させるための吸引管路と、前記操作部に
    設けられ、前記処置具チャンネル、前記処置具挿入口
    体、及び前記吸引管路にそれぞれ個別的に接続されると
    共に互いに連通する3つの連結孔を有した分岐用連結部
    材とを具備した内視鏡において、 前記分岐用連結部材は3つの連結孔のなかで孔の断面積
    が最も大きなものに対して、他の2つの連結孔を斜めに
    接続し、それら連結孔を連結する連結部が、孔の断面積
    が最も大きな連結孔の内面が小さな連結孔に合わせるよ
    うな絞込み形状に形成されていることを特徴とする内視
    鏡。
JP9211976A 1997-08-06 1997-08-06 内視鏡 Withdrawn JPH1147083A (ja)

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Cited By (4)

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