JP3017754B2 - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
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- JP3017754B2 JP3017754B2 JP1203602A JP20360289A JP3017754B2 JP 3017754 B2 JP3017754 B2 JP 3017754B2 JP 1203602 A JP1203602 A JP 1203602A JP 20360289 A JP20360289 A JP 20360289A JP 3017754 B2 JP3017754 B2 JP 3017754B2
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- JP
- Japan
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- distal end
- endoscope
- air supply
- nozzle
- water supply
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、同一のノズルに送気管路と送水管路とが連
通した先端構成部を有する内視鏡の改良に関する。
通した先端構成部を有する内視鏡の改良に関する。
[従来の技術] 近年、細長の挿入部を体腔内に挿入することにより、
体腔内臓器等を診断したり、検査したりすることのでき
る内視鏡(スコープ又はファイバスコープ)が広く用い
られている。また、医療用のみならず工業用においても
ボイラ、機械、化学プラント等の管内、あるいは機械内
等の対象物を観察、検査したりするのに用いられてい
る。
体腔内臓器等を診断したり、検査したりすることのでき
る内視鏡(スコープ又はファイバスコープ)が広く用い
られている。また、医療用のみならず工業用においても
ボイラ、機械、化学プラント等の管内、あるいは機械内
等の対象物を観察、検査したりするのに用いられてい
る。
更に、電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を撮像
手段に用いた内視鏡も各種用いられている。
手段に用いた内視鏡も各種用いられている。
この医療用内視鏡の先端構成部の先端には、体腔内に
気体を送気するための送気管路に連設された送気ノズル
と、体腔内に液体を送水するための送水管路に連設され
た送水ノズルと、内視鏡内を挿通された鉗子チャンネル
と、被検部等の被写体像をイメージガイドファイバの入
射端面或いは固体撮像素子の光電変換面に結像するため
の対物レンズと、ライトガイドファイバの照明光を被写
体に集光するための照明レンズ等とが配設されている。
気体を送気するための送気管路に連設された送気ノズル
と、体腔内に液体を送水するための送水管路に連設され
た送水ノズルと、内視鏡内を挿通された鉗子チャンネル
と、被検部等の被写体像をイメージガイドファイバの入
射端面或いは固体撮像素子の光電変換面に結像するため
の対物レンズと、ライトガイドファイバの照明光を被写
体に集光するための照明レンズ等とが配設されている。
前記鉗子チャンネルを挿通して処置具を体腔内に突出
した場合に、処置具による処置を容易にするために、処
置具を対物レンズの観察視野の略中心位置に突出するよ
うにしなければならない。そのため、鉗子チャンネル
と、対物レンズとは、接近して配設する必要がある。
した場合に、処置具による処置を容易にするために、処
置具を対物レンズの観察視野の略中心位置に突出するよ
うにしなければならない。そのため、鉗子チャンネル
と、対物レンズとは、接近して配設する必要がある。
また、前記対物レンズの観察視野に充分な照明光を照
射するため、前記対物レンズと、前記照明レンズとも、
接近して配設する必要がある。
射するため、前記対物レンズと、前記照明レンズとも、
接近して配設する必要がある。
このため、鉗子チャンネルと、対物レンズと、照明レ
ンズとは接近して配設される。したがって、送気ノズル
及び送水ノズルは、前記先端構成部の外周に近い部分に
配設される。
ンズとは接近して配設される。したがって、送気ノズル
及び送水ノズルは、前記先端構成部の外周に近い部分に
配設される。
また、挿入部が挿入されている被検者の苦痛を軽減す
るため、先端構成部は細径に形成する必要があり、送気
ノズル及び送水ノズルは、小型である必要がある。
るため、先端構成部は細径に形成する必要があり、送気
ノズル及び送水ノズルは、小型である必要がある。
さらに、前記内視鏡の挿入部を体腔内に挿入した場合
に、体腔内等からの汚物が送気ノズル或いは送水ノズル
に滞留し、送気ノズル、或いは送水ノズルを詰まらせて
しまうことがある。特に送気ノズルでは、該ノズルに流
れる物質が気体であるので、詰まりを排除することが容
易でない。このため、内視鏡使用後は、該内視鏡の送水
管路や送気管路等を十分に洗浄しなければならない。
に、体腔内等からの汚物が送気ノズル或いは送水ノズル
に滞留し、送気ノズル、或いは送水ノズルを詰まらせて
しまうことがある。特に送気ノズルでは、該ノズルに流
れる物質が気体であるので、詰まりを排除することが容
易でない。このため、内視鏡使用後は、該内視鏡の送水
管路や送気管路等を十分に洗浄しなければならない。
このような、送気ノズル及び送水ノズルの汚物による
詰まりを防止した、例えば第5図に示すように、先端構
成部51の先端近傍に、先端構成部51の外周面から穿設し
た連通管路52により、該連通管路52と直交するように配
設された送水管路53と、同様に配設された送気管路54と
を連通し、さらに該連通管路52を、該連通管路52と直交
するように配設された共通ノズル55に連通した構造の内
視鏡が考えられていた。これは、送水管路53からの送水
により共通ノズルの汚物を排除するものである。この内
視鏡は、先端構成部の外周面から穿設した連通管路52に
よる、外周面の開口部を、例えばピン56を閉塞部材とし
て取付け、該ピン56を先端構成部に半田付け或いは接着
剤等で水密に固着している。
詰まりを防止した、例えば第5図に示すように、先端構
成部51の先端近傍に、先端構成部51の外周面から穿設し
た連通管路52により、該連通管路52と直交するように配
設された送水管路53と、同様に配設された送気管路54と
を連通し、さらに該連通管路52を、該連通管路52と直交
するように配設された共通ノズル55に連通した構造の内
視鏡が考えられていた。これは、送水管路53からの送水
により共通ノズルの汚物を排除するものである。この内
視鏡は、先端構成部の外周面から穿設した連通管路52に
よる、外周面の開口部を、例えばピン56を閉塞部材とし
て取付け、該ピン56を先端構成部に半田付け或いは接着
剤等で水密に固着している。
また、実開昭63−184003号公報では、第6図に示すよ
うに、先端構成部57の先端に凹部58を形成し、該凹部に
より送水管路59と、送気管路60とを連通した内視鏡が提
案されている。
うに、先端構成部57の先端に凹部58を形成し、該凹部に
より送水管路59と、送気管路60とを連通した内視鏡が提
案されている。
[発明が解決しようとする課題] 連通管路を用いた内視鏡の先端構成部においては、連
通管路による、外周面の開口部に閉塞部材を設けるた
め、先端構成部の外径が太くなり、また、凹部を形成し
た内視鏡の先端構成部においては、凹部の形成位置によ
り、送水管路と、送気管路との配設位置が決ってしま
い、さらに先端構成部の外径が太くなるという問題点が
ある。
通管路による、外周面の開口部に閉塞部材を設けるた
め、先端構成部の外径が太くなり、また、凹部を形成し
た内視鏡の先端構成部においては、凹部の形成位置によ
り、送水管路と、送気管路との配設位置が決ってしま
い、さらに先端構成部の外径が太くなるという問題点が
ある。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、共
通ノズルの汚物による詰まりを防止しつつ、先端構成部
の外径が細く、且つ、送水管路と、送気管路とが自由が
位置に配設できる内視鏡を提供することを目的としてい
る。
通ノズルの汚物による詰まりを防止しつつ、先端構成部
の外径が細く、且つ、送水管路と、送気管路とが自由が
位置に配設できる内視鏡を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 本発明による内視鏡は、共通ノズルが設けられる先端
部本体部材と、前記共通ノズルに連通する第1及び第2
の流体管とを備えた内視鏡において、 前記先端部本体部材に穿設され、前記共通ノズルと前
記第1の流体管の先端部とを連通する第1の流体管用孔
と、前記先端部本体部材に穿設され、前記第1の流体管
用孔と前記第2の流体管の先端部とを連通すると共に、
前記第1の流体管用孔に対して斜めに設けられる第2の
流体管用孔とを具備したことを特徴とする。
部本体部材と、前記共通ノズルに連通する第1及び第2
の流体管とを備えた内視鏡において、 前記先端部本体部材に穿設され、前記共通ノズルと前
記第1の流体管の先端部とを連通する第1の流体管用孔
と、前記先端部本体部材に穿設され、前記第1の流体管
用孔と前記第2の流体管の先端部とを連通すると共に、
前記第1の流体管用孔に対して斜めに設けられる第2の
流体管用孔とを具備したことを特徴とする。
[作 用] このように構成した内視鏡においては、先端部本体部
材に第1及び第2の流体管用孔が穿設されているので、
それぞれの孔に第1及び第2の流体管を接続するだけ
で、共通ノズルに連通することができる。
材に第1及び第2の流体管用孔が穿設されているので、
それぞれの孔に第1及び第2の流体管を接続するだけ
で、共通ノズルに連通することができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図及び第2図本発明の第1実施例に係り、第1図
(A)は内視鏡先端構成部の正面図、第1図(B)は内
視鏡先端構成部の要部断面図、第2図は内視鏡装置の構
成図である。
(A)は内視鏡先端構成部の正面図、第1図(B)は内
視鏡先端構成部の要部断面図、第2図は内視鏡装置の構
成図である。
内視鏡、例えば電子内視鏡装置は、第2図に示すよう
に、例えば体腔内に挿入できるように細長に形成された
内視鏡30と、前記内視鏡30のユニバーサルコード40がコ
ネクタ41により接続されるビデオプロセッサ42と、ビデ
オプロセッサ装置42の映像出力信号によって体腔内部位
等の被写体を映しだすモニタ43とから構成されるように
なっている。
に、例えば体腔内に挿入できるように細長に形成された
内視鏡30と、前記内視鏡30のユニバーサルコード40がコ
ネクタ41により接続されるビデオプロセッサ42と、ビデ
オプロセッサ装置42の映像出力信号によって体腔内部位
等の被写体を映しだすモニタ43とから構成されるように
なっている。
前記内視鏡30は細長の挿入部31と、この挿入部31の後
端部に連設された太径の操作部35と、この操作部35の側
方に延接されたユニバーサルコード40と、このユニバー
サルコード40の端部に設けられたコネクタ41とから構成
されている。
端部に連設された太径の操作部35と、この操作部35の側
方に延接されたユニバーサルコード40と、このユニバー
サルコード40の端部に設けられたコネクタ41とから構成
されている。
前記挿入部31は、被写体を撮像する撮像素子等が配設
された先端構成部32と、この先端構成部の後端に連設さ
れた上下/左右に湾曲可能な湾曲部33と、この湾曲部33
の後端に連設された可撓性の可撓管部34とから構成され
ている。前記操作部35には、前記湾曲部を湾曲操作する
ためのアングルノブ39と、前記挿入部31に内設された鉗
子チャンネルに連通した鉗子口36と、前記挿入部31に内
設された送水管路への送気及び前記挿入部31に内設され
た送水管路への送水を制御する送気送水制御弁37と、前
記挿入部31に内設された鉗子チャンネルからの吸引を制
御する吸引制御弁38と、ビデオプロセッサ42を制御する
ための図示しないスイッチ等とから構成されている。
された先端構成部32と、この先端構成部の後端に連設さ
れた上下/左右に湾曲可能な湾曲部33と、この湾曲部33
の後端に連設された可撓性の可撓管部34とから構成され
ている。前記操作部35には、前記湾曲部を湾曲操作する
ためのアングルノブ39と、前記挿入部31に内設された鉗
子チャンネルに連通した鉗子口36と、前記挿入部31に内
設された送水管路への送気及び前記挿入部31に内設され
た送水管路への送水を制御する送気送水制御弁37と、前
記挿入部31に内設された鉗子チャンネルからの吸引を制
御する吸引制御弁38と、ビデオプロセッサ42を制御する
ための図示しないスイッチ等とから構成されている。
前記ビデオプロセッサ装置42には、前記内視鏡に内設
されたライトガイドに照明光を供給する光源部と、前記
撮像素子から入力された撮像信号を、各種の信号処理を
行い映像信号として例えばモニタ43に出力する映像信号
処理部等とから構成されている。
されたライトガイドに照明光を供給する光源部と、前記
撮像素子から入力された撮像信号を、各種の信号処理を
行い映像信号として例えばモニタ43に出力する映像信号
処理部等とから構成されている。
本実施例では前述した内視鏡30の先端構成部32を後述
する形状としている。
する形状としている。
該先端構成部32は、第1図(A)に示すように、断面
が略円形状の先端カバー11に、前述したライトガイド6
の出射端面が後端に配設された略円形状の照明レンズ2,
3と、前述した鉗子口36に連通した断面が略円形状の鉗
子チャンネル5と、前述した撮像素子が後端に配設され
た略円形状の対物レンズ4と、この対物レンズに向けて
開口部が形成された共通ノズル1が配設している。第1
図(B)は、第1図(A)のX−X′における要部断面
図であり、先端カバー11は、先端部本体部材10の正面を
覆うように形成され、先端部本体部材10に例えば接着し
ている。また、先端部本体部材10の後端外周は被覆部材
18を例えば締着し、前述した湾曲部33に連設している。
が略円形状の先端カバー11に、前述したライトガイド6
の出射端面が後端に配設された略円形状の照明レンズ2,
3と、前述した鉗子口36に連通した断面が略円形状の鉗
子チャンネル5と、前述した撮像素子が後端に配設され
た略円形状の対物レンズ4と、この対物レンズに向けて
開口部が形成された共通ノズル1が配設している。第1
図(B)は、第1図(A)のX−X′における要部断面
図であり、先端カバー11は、先端部本体部材10の正面を
覆うように形成され、先端部本体部材10に例えば接着し
ている。また、先端部本体部材10の後端外周は被覆部材
18を例えば締着し、前述した湾曲部33に連設している。
この先端部本体部材10に、前述したライトガイド6を
挿設するための孔を、先端構成部32の長手方向に略平行
して穿設し、ライトガイド6を挿設している。また、先
端カバー11には、この先端部本体部材10にライトガイド
6を挿設するため孔に連通するように、照明レンズ3及
び該照明レンズ3の取付け部材の径に応じた開口を設
け、この開口に照明レンズ3を、該照明レンズ3の取付
け部材と共に挿設している。
挿設するための孔を、先端構成部32の長手方向に略平行
して穿設し、ライトガイド6を挿設している。また、先
端カバー11には、この先端部本体部材10にライトガイド
6を挿設するため孔に連通するように、照明レンズ3及
び該照明レンズ3の取付け部材の径に応じた開口を設
け、この開口に照明レンズ3を、該照明レンズ3の取付
け部材と共に挿設している。
また、先端部本体部材10に、先端構成部32の長手方向
に略平行して送気管路Aを穿設している。この送気管路
Aの先端の径は、前記共通ノズル1を挿入するため、共
通ノズル1の外径にほぼ等しく、中間の径は、共通ノズ
ル1の内径にほぼ等しく、後端の径は、送気管13を接続
するための送気口金12の外径にほぼ等しくなるように穿
設している。前記先端カバー11に、この送気管路Aに連
通するように、共通ノズル1の外径とほぼ等しい開口を
設けている。
に略平行して送気管路Aを穿設している。この送気管路
Aの先端の径は、前記共通ノズル1を挿入するため、共
通ノズル1の外径にほぼ等しく、中間の径は、共通ノズ
ル1の内径にほぼ等しく、後端の径は、送気管13を接続
するための送気口金12の外径にほぼ等しくなるように穿
設している。前記先端カバー11に、この送気管路Aに連
通するように、共通ノズル1の外径とほぼ等しい開口を
設けている。
さらに、先端部本体部材10の送気管路Aの先端に、送
気管路Aと垂直にねじ穴を穿設し、前記先端カバー11に
も、該ねじ穴に連通するように開口を設けている。
気管路Aと垂直にねじ穴を穿設し、前記先端カバー11に
も、該ねじ穴に連通するように開口を設けている。
さらに、送水管終Wは、前記送気管路Aの中間の位置
の先端近傍となるように、前記送気管路Aに対して角度
dで斜めに穿設されている。この送水管路Wの後端の径
は、送水管15を接続するための送気口金14の外径にほぼ
等しくなるように穿設している。
の先端近傍となるように、前記送気管路Aに対して角度
dで斜めに穿設されている。この送水管路Wの後端の径
は、送水管15を接続するための送気口金14の外径にほぼ
等しくなるように穿設している。
共通ノズル1は、前述した送気管路Aの先端側に挿入
され、ねじ穴に螺合したビス16と、共通ノズル1と先端
カバー11と隙間に塗布したシリコーンゴム等の低温硬化
型ゴム17とにより固定されている。
され、ねじ穴に螺合したビス16と、共通ノズル1と先端
カバー11と隙間に塗布したシリコーンゴム等の低温硬化
型ゴム17とにより固定されている。
このように構成することにより、送気送水弁37で制御
して送気する気体と、送水する液体とは、同一の共通ノ
ズル1から噴出され、共通ノズル1に滞留する汚物等は
スムーズに排除される。
して送気する気体と、送水する液体とは、同一の共通ノ
ズル1から噴出され、共通ノズル1に滞留する汚物等は
スムーズに排除される。
第3図は本発明の第2実施例に係り、内視鏡先端構成
部の要部断面図である。なお、第1実施例と同様の部材
には同一の符号を用いている。
部の要部断面図である。なお、第1実施例と同様の部材
には同一の符号を用いている。
本実施例では、先端部本体部材10には、先端構成部32
の長手方向に略平行して共通管路WAが該先端部本体部材
10の略中間まで設られている。この共通管路WAの径は、
第1実施例と同様に、共通ノズル1の外径にほぼ等しく
している。送水管路Wは、前記共通管路WAに対して角度
d1で斜めに穿設し、送気管路Aも、前記共通管路WAに対
して角度d2で斜めに穿設している。
の長手方向に略平行して共通管路WAが該先端部本体部材
10の略中間まで設られている。この共通管路WAの径は、
第1実施例と同様に、共通ノズル1の外径にほぼ等しく
している。送水管路Wは、前記共通管路WAに対して角度
d1で斜めに穿設し、送気管路Aも、前記共通管路WAに対
して角度d2で斜めに穿設している。
その他の構成は、第1実施例と同様である。
本実施例においては、送水口金14と、送気口金15と
が、図示しないライトガイドに接近して配設できる。即
ち、先端構成部32の外径が細くなるという効果がある。
が、図示しないライトガイドに接近して配設できる。即
ち、先端構成部32の外径が細くなるという効果がある。
また、その他の効果は第1実施例と同様である。
第4図は、本発明の第3実施例に係り、内視鏡先端構
成部の要部断面図である。なお、第1実施例及び第2実
施例と同様の部材には同一の符号を用いている。
成部の要部断面図である。なお、第1実施例及び第2実
施例と同様の部材には同一の符号を用いている。
本実施例では、先端部本体部材10には、先端構成部32
の長手方向に略平行して共通管路WAが共通ノズルが挿入
可能な位置まで設られている。この共通管路WAの径は、
第1実施例と同様に、共通ノズル1の外径にほぼ等しく
している。送水管路Wは、前記共通管路WAに対して角度
d3で斜めに穿設し、送気管路Aは、前記共通管路WAに連
通するように穿設している。
の長手方向に略平行して共通管路WAが共通ノズルが挿入
可能な位置まで設られている。この共通管路WAの径は、
第1実施例と同様に、共通ノズル1の外径にほぼ等しく
している。送水管路Wは、前記共通管路WAに対して角度
d3で斜めに穿設し、送気管路Aは、前記共通管路WAに連
通するように穿設している。
その他の構成は、第1実施例及び第2実施例と同様で
ある。
ある。
本実施例においては、送気管路Aに比べ、共通管路WA
の径を太くすることができるという効果がある。
の径を太くすることができるという効果がある。
また、その他の効果は第1実施例及び第2実施例と同
様である。
様である。
なお、本発明においては、内視鏡先端構成部32の断面
X−X′について説明したが、該断面にかかわらず送気
管路、送水管路及び共通管路を穿設してもよい。
X−X′について説明したが、該断面にかかわらず送気
管路、送水管路及び共通管路を穿設してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、先端部本体部材
に第1及び第2の流体管用孔が穿設されているため、第
1及び第2の流体管をそれぞれの孔に接続するだけで、
共通ノズルに連通させることができます。しかも、第2
の流体管用孔が第1の流体管用孔に対して斜めに設けら
れているので、共通ノズルの汚れによる詰まりを防止で
き、この種従来のもののように、共通ノズルに対して先
端部本体部材内に送気管路と送水管路とを平行に穿設
し、かつ、先端部本体部材に送水管路に直交する連通管
路を穿設し、これにより送気管路と送水管路とを連通さ
せ、連通管路の外周面側を閉塞部材で水密にするように
したもの(第5図参照)等に比べ閉塞部材や連通管路を
設ける必要がないため、その分挿入部先端の外径を細く
できるという効果が得られる。
に第1及び第2の流体管用孔が穿設されているため、第
1及び第2の流体管をそれぞれの孔に接続するだけで、
共通ノズルに連通させることができます。しかも、第2
の流体管用孔が第1の流体管用孔に対して斜めに設けら
れているので、共通ノズルの汚れによる詰まりを防止で
き、この種従来のもののように、共通ノズルに対して先
端部本体部材内に送気管路と送水管路とを平行に穿設
し、かつ、先端部本体部材に送水管路に直交する連通管
路を穿設し、これにより送気管路と送水管路とを連通さ
せ、連通管路の外周面側を閉塞部材で水密にするように
したもの(第5図参照)等に比べ閉塞部材や連通管路を
設ける必要がないため、その分挿入部先端の外径を細く
できるという効果が得られる。
更に、本発明によれば、第1及び第2の流体管用孔に
接続される第1及び第2の流体管の配置に応じて先端部
本体部材内で、第2の流体管用孔を第1の流体管用孔に
対して斜めに設ければよいので、第1及び第2の流体管
を自由に配設することができるという効果も得られる。
接続される第1及び第2の流体管の配置に応じて先端部
本体部材内で、第2の流体管用孔を第1の流体管用孔に
対して斜めに設ければよいので、第1及び第2の流体管
を自由に配設することができるという効果も得られる。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係り、第1図
(A)は内視鏡先端構成部の正面図、第1図(B)は内
視鏡先端構成部の要部断面図、第2図は内視鏡装置の構
成図、第3図は本発明の第2実施例に係り内視鏡先端構
成部の要部断面図、第4図は本発明の第3実施例に係り
内視鏡先端構成部の要部断面図、第5図及び第6図は従
来の内視鏡先端構成部の要部断面図である。 1……共通ノズル、10……先端部本体 11……先端カバー、32……先端構成部 A……送気管路、B……送水管路
(A)は内視鏡先端構成部の正面図、第1図(B)は内
視鏡先端構成部の要部断面図、第2図は内視鏡装置の構
成図、第3図は本発明の第2実施例に係り内視鏡先端構
成部の要部断面図、第4図は本発明の第3実施例に係り
内視鏡先端構成部の要部断面図、第5図及び第6図は従
来の内視鏡先端構成部の要部断面図である。 1……共通ノズル、10……先端部本体 11……先端カバー、32……先端構成部 A……送気管路、B……送水管路
Claims (1)
- 【請求項1】共通ノズルが設けられる先端部本体部材
と、前記共通ノズルに連通する第1及び第2の流体管と
を備えた内視鏡において、 前記先端部本体部材に穿設され、前記共通ノズルと前記
第1の流体管の先端部とを連通する第1の流体管用孔
と、 前記先端部本体部材に穿設され、前記第1の流体管用孔
と前記第2の流体管の先端部とを連通すると共に、前記
第1の流体管用孔に対して斜めに設けられる第2の流体
管用孔と、 を具備したことを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP1203602A JP3017754B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP1203602A JP3017754B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 内視鏡 |
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|---|---|
| JPH0366353A JPH0366353A (ja) | 1991-03-22 |
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Family
ID=16476768
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP1203602A Expired - Lifetime JP3017754B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 内視鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3017754B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2401955B1 (en) * | 2010-06-29 | 2016-11-02 | Fujifilm Corporation | Distal end part for supplying gas and liquid in an endoscope |
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-
1989
- 1989-08-04 JP JP1203602A patent/JP3017754B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2401955B1 (en) * | 2010-06-29 | 2016-11-02 | Fujifilm Corporation | Distal end part for supplying gas and liquid in an endoscope |
| US20230263377A1 (en) * | 2020-10-02 | 2023-08-24 | Hoya Corporation | Endoscope |
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| US12302998B2 (en) * | 2021-02-05 | 2025-05-20 | Ykk Corporation | Tape attachment |
Also Published As
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|---|---|
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