JP4412789B2 - 超音波内視鏡の先端部 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、光学観察部と超音波走査部とが併設された超音波内視鏡の先端部に関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波内視鏡の先端部は一般に、図7に示されるように、光学観察用対物光学系が配置された光学観察部91の後端部分が、挿入部の先端接続筒92に嵌合接続されてそこで小ネジ93でネジ止め固定され、超音波プローブが配置された超音波走査部94が光学観察部91の先端側に接続固定されている。
【0003】
そして、従来の超音波内視鏡の超音波走査部94と光学観察部91との接続固定部Aにおいては、両者94,91が嵌合接続されてそこで小ネジ95でネジ止め固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
超音波内視鏡の先端部は、超音波走査部94と光学観察部91とが直列に併設されているので、先端硬質部の長さが長くなり、挿入される患者が大きな苦痛を感じる場合が少なくない。
【0005】
しかも、超音波走査部94と光学観察部91との接続固定部Aは、両者94,91を嵌合接続して小ネジ95によってネジ止め固定するために相当の長さを必要とするので、結果として先端硬質部長をより長くしてしまい、患者が大きな苦痛を感じる原因の一つになっていた。
【0006】
そこで本発明は、先端硬質部長を極力短くすることができて、挿入される患者に与える苦痛が小さな挿入性のよい超音波内視鏡の先端部を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の超音波内視鏡の先端部は、光学観察用対物光学系が配置された光学観察部の後端部分が挿入部の先端接続筒に嵌合接続されてそこでネジ止め固定され、超音波プローブが配置された超音波走査部が光学観察部の先端側に接続固定された超音波内視鏡の先端部において、超音波走査部に入出力される信号を伝送するための信号ケーブルが通されたケーブル案内管を超音波走査部から後方に突設して、光学観察部と先端接続筒との嵌合接続部においてケーブル案内管を光学観察部にネジ止め固定したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図2は超音波内視鏡の全体構成を示しており、体内に挿入される挿入部1は、遠隔操作によって屈曲する湾曲部3が可撓管部2の先端に連結され、その湾曲部3の先端に光学観察部4と超音波走査部5とが直列に連結されている。
【0009】
挿入部1の基端には、湾曲部3の屈曲操作等を行うための操作部6が連結されており、操作部6から上方に突設された接眼部7において、光学観察像を観察することができる。ただし、内視鏡観察像を固体撮像素子で撮像してテレビモニタで観察するようにしたものでもよい。
【0010】
また、操作部6から延出する二本のケーブルの先端には、図示されていない超音波コントローラと光源装置とに接続される超音波コネクタとライトガイドコネクタとが設けられている。
【0011】
図1は挿入部1の先端部分を示しており、湾曲部3の部分だけは断面で示してある。超音波走査部5のボディーである走査部本体51の側面には、コンベックスタイプの超音波プローブ52が配置され、そこから発受信される超音波パルスによって側方の超音波断層像を得ることができる。
【0012】
走査部本体51の後端からは、図3に示されるようにステンレス鋼管製のケーブル案内管53が後方に突設されており、そのケーブル案内管53内に、図4に示されるように信号ケーブル54が通されている。55は、走査部本体51内に配置された物とケーブル案内管53との間を電気的に絶縁するための絶縁材である。
【0013】
図5は、図1及び図3におけるV−V断面を示しており、光学観察部4と超音波走査部5との接続部においては、光学観察部4のボディーである観察部本体41と走査部本体51とが短い嵌合代でガタつきのないように嵌合しており、その内側の空間にケーブル案内管53が通されている。
【0014】
光学観察部4の観察窓42の内部には、図示されていない対物光学系が配置されており、照明窓43から放射された照明光で照らされた被写体が、図示されていないイメージガイドファイババンドルの像入射端面に結像するようになっている。44は処置具突出口である。
【0015】
光学観察部4と湾曲部3との連結部においては、VI−VI断面を図示する図6にも示されるように、湾曲部3の先端接続筒31に観察部本体41の後端近傍部分が嵌挿接続され、そこで三本の皿ネジ49によって両者31,41が固定されている。なお、この実施例における先端接続筒31は、図示されていないリベットにより回動自在に連結された複数の節輪のうちの最先端の節輪である。
【0016】
走査部本体51から後方に突設されたケーブル案内管53は、この先端接続筒31と観察部本体41との嵌合接続部に達している。そして、この位置において観察部本体41にねじ込まれた二本の棒状の小ネジ59によりケーブル案内管53が押圧固定されており、これによって超音波走査部5が光学観察部4に対して固定された状態になっている。
【0017】
このように、もともと先端接続筒31と観察部本体41とを連結固定するために必要なスペ−スを利用して超音波走査部5を光学観察部4に固定したことにより、超音波走査部5と光学観察部4との接続部を短縮して、超音波内視鏡の先端硬質部長を短く構成することができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、超音波走査部に入出力される信号を伝送するための信号ケーブルが通されたケーブル案内管を超音波走査部から後方に突設して、光学観察部と挿入部の先端接続筒との嵌合接続部においてケーブル案内管を光学観察部にネジ止め固定したことにより、もともと先端接続筒と光学観察部とを連結固定するために必要なスペ−スを利用して超音波走査部を光学観察部に固定することができるので、先端硬質部長を極力短くすることができ、挿入される患者に与える苦痛が小さな優れた挿入性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の超音波内視鏡の先端部の一部を断面で示す側面図である。
【図2】本発明の実施例の超音波内視鏡の全体構成を示す側面図である。
【図3】本発明の実施例の超音波内視鏡の先端部の部分側面断面図である。
【図4】本発明の実施例の超音波走査部ユニットの側面図である。
【図5】本発明の図1及び図3におけるV−V断面図である。
【図6】本発明の図1におけるVI−VI断面図である。
【図7】従来の超音波内視鏡の先端部の一部を断面で示す側面図である。
【符号の説明】
1 挿入部
3 湾曲部
4 光学観察部
5 超音波走査部
31 先端接続筒
41 観察部本体
51 走査部本体
53 ケーブル案内管
54 信号ケーブル
59 小ネジ
Claims (1)
- 光学観察用対物光学系が配置された光学観察部の後端部分が挿入部の先端接続筒に嵌合接続されてそこでネジ止め固定され、超音波プローブが配置された超音波走査部が上記光学観察部の先端側に接続固定された超音波内視鏡の先端部において、
上記超音波走査部に入出力される信号を伝送するための信号ケーブルが通されたケーブル案内管を上記超音波走査部から後方に突設して、上記光学観察部と上記先端接続筒との嵌合接続部において上記ケーブル案内管を上記光学観察部にネジ止め固定したことを特徴とする超音波内視鏡の先端部。
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JP2000015170A JP4412789B2 (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 超音波内視鏡の先端部 |
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2000
- 2000-01-25 JP JP2000015170A patent/JP4412789B2/ja not_active Expired - Lifetime
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