JP2569155Y2 - チャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡 - Google Patents

チャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡

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JP2569155Y2
JP2569155Y2 JP205193U JP205193U JP2569155Y2 JP 2569155 Y2 JP2569155 Y2 JP 2569155Y2 JP 205193 U JP205193 U JP 205193U JP 205193 U JP205193 U JP 205193U JP 2569155 Y2 JP2569155 Y2 JP 2569155Y2
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明 鈴木
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秀雄 伊藤
稔 山崎
芳夫 田代
修 瑞田
高嗣 山谷
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内視鏡カバー方式の内
視鏡、特に鉗子チャンネルや管路チャンネルなどのチャ
ンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】内視鏡検査では、検査前に十分な洗滌・
消毒をした清潔な内視鏡を使用する必要がある。従っ
て、一旦検査に使用した内視鏡を次の検査に用いる場
合、そのような洗滌・消毒を十分に行うのに必要な時間
の間、次の検査は開始できず、かつその処置のため相当
の手間も要する。
【0003】これらの不便を軽減しようとして、そのよ
うな従来の繰り返し使用型の内視鏡に対し、事前に洗滌
・消毒をした挿入部と検査後の (即ち、使用後の) 挿入
部を交換する使い捨て型の内視鏡カバー方式の内視鏡が
提案されている。これによると、従来の繰り返し使用型
の内視鏡、即ちカバー無しの内視鏡に比し、上述したよ
うな従来必要とされる使用毎の洗滌・消毒に要する時間
の削減、作業性の向上が期待できる。このような内視鏡
カバー方式の内視鏡は、内視鏡カバーと内視鏡カバーに
挿入する内視鏡カバー用内視鏡の組み合わせからなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の提案に係る内視
鏡カバー方式の内視鏡に関する技術においては、次のよ
うな点が指摘できる。
【0005】チャンネルを有するチャンネル付き内視鏡
カバーでは、吸引管路、送気管路、送水管路の各チュー
ブ類が一方向に存在し (カバー径方向の一方の片側にお
いて延在し) 、その反対側はチャンネル付き内視鏡カバ
ー用内視鏡が入る空間になっていて、先端に湾曲部を有
するチャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡は、このよう
な空間に挿入するようにして組み合わせて使用すること
ができる。一方、チャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡
の単体での湾曲半径は、上記チャンネル付き内視鏡カバ
ーと組み合わせた時の管路側に対応する湾曲方向と、そ
うでない方向とで、均等である。そのため、チャンネル
付き内視鏡カバーにチャンネル付き内視鏡カバー用内視
鏡を組み込んで使用すると、チャンネル付き内視鏡カバ
ーの管路側を湾曲内側になるように曲げた時の湾曲半径
に対し、管路側を湾曲外側になるように曲げた時の湾曲
半径が大きくなることになる。このような方向性による
湾曲性能の問題は、使用時での操作をしにくいものにす
ることとなる。上記のように湾曲半径が大きいと、検査
時、その方向で湾曲させた状態で湾曲部を回転させたと
き、患者の管腔壁にふれやすくなるなど、チャンネル付
き内視鏡カバー方式の内視鏡使用時の操作に違いが出
て、操作性は悪くなる。従来の提案に係るものにあって
は、このような点からの対策は考慮されてはいない。
【0006】本考案の目的は、チャンネル付き内視鏡カ
バーに、先端に湾曲部を有するチャンネル付き内視鏡カ
バー用内視鏡を組み合わせたときの湾曲半径を、チャン
ネル付き内視鏡カバーのチャンネル側を湾曲外側になる
ように曲げたときも、湾曲内側になるように曲げたとき
とほぼ同等なものになるようにし、操作性の良いチャン
ネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のチャンネル付き
内視鏡カバー方式の内視鏡は、チャンネル付き内視鏡カ
バーと、このチャンネル付き内視鏡カバーに挿入され
る、先端に湾曲部を有するチャンネル付き内視鏡カバー
用内視鏡とからなるチャンネル付き内視鏡カバー方式の
内視鏡において、前記チャンネル付き内視鏡カバー用内
視鏡単体での湾曲半径を、前記チャンネル付き内視鏡カ
バーと組み合わせた際のチャンネル側に対応する方向の
湾曲半径より、その反対方向の湾曲半径を小さくなるよ
うな手段を、当該チャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡
に設けてなることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本考案においては、チャンネル付き内視鏡カバ
ーに、先端に湾曲部を有するチャンネル付き内視鏡カバ
ー用内視鏡を挿入し組み合わせて使用するが、そのチャ
ンネル付き内視鏡カバー用内視鏡単体での湾曲半径に関
して、前記チャンネル付き内視鏡カバーと組み合わせた
際のチャンネル側に対応する方向の湾曲半径と、その反
対方向の湾曲半径とでは、予め、前者の湾曲半径の方を
後者の湾曲半径に比し小さくするようになされているも
のである。このため、チャンネル付き内視鏡カバーにか
かるチャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡を組み込んで
使用した場合は、その使用時、チャンネル付き内視鏡カ
バーのチャンネル側を湾曲外側になるように湾曲をかけ
るよう曲げたときの湾曲半径は、チャンネル側を湾曲内
側になるように湾曲をかけるよう曲げたときの湾曲半径
とほぼ同等なもの、もしくはそれ以下になるようするこ
とも可能で、従って、内視鏡カバーがチャンネル付きの
ものであっても、そのチャンネル付き内視鏡カバーとチ
ャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡との組合せ状態でチ
ャンネル側を湾曲外側になるように曲げた場合の方が湾
曲半径が大きくなってしまうという状況は回避でき、湾
曲性能は向上し、操作性は上がる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、チャンネル付き内視鏡カバーを用いた内視
鏡装置の一例の全体図である。ここでは、電子内視鏡と
して使用する場合の内視鏡、光源、流体制御装置などか
らなるセットの全体構成を示してある。
【0010】図中、 1は周辺機器が収納されているカー
トである。このカート1 には、例えば光源装置2 、ビデ
オプロセッサー3 、流体制御装置4 、チャンネル付き内
視鏡カバー拡張器 (以下、拡張器とも略す)5、モニター
6 等が収納されている。光源装置2 には、チャンネル付
き内視鏡カバー用内視鏡 (以下、カバー用内視鏡とも略
す)7が接続されている。カバー用内視鏡7 には、その挿
入部先端近傍に設けられた図2 に示す撮像部108 の図示
しない撮像素子から出力された信号をビデオプロセッサ
ー3 に入力させるケーブル8 が接続されている。
【0011】カバー用内視鏡7 には、カバー用内視鏡7
を覆う汚染防止用のチャンネル付き内視鏡カバー10 (以
下、カバーとも略す) が被覆されている。カバー10は挿
入部カバー部11、操作部カバー12、ユニバーサルコード
カバー13によって構成されている。これらは、使用前は
全て滅菌されている。ここに、挿入部カバー部11は、上
記カバー10のうち、カバー用内視鏡7 の挿入部を覆う部
分及びその近傍構成部分で構成される。操作部カバー12
は、カバー用内視鏡7 の操作部を覆うカバー部分であ
る。
【0012】拡張器5 には、拡張チューブ14が設けられ
ている。拡張器5 は、カバー10にカバー用内視鏡7 を装
着しやすくするために、カバー10に空気を送り込むなど
してカバーを拡張するための装置 (インフレータ) であ
る。拡張チューブ14は、このような拡張器本体とカバー
10を接続するのに用いるチューブ (インフレータチュー
ブ) である。図1 中、15はカバー用内視鏡7 に挿入部カ
バー部11を装着するために挿入部カバー部11を保持する
カバー保持具である。
【0013】図2 及び図4 に併せて詳細を示すように、
チャンネル付き内視鏡カバー10の挿入部カバー部11は、
鉗子チャンネル81兼吸引管路28等を有する。鉗子チャン
ネル81兼吸引管路28は、図1 に示す第1の吸引チューブ
73 (手元側吸引チューブ) と連通し、この吸引チューブ
73は、吸引源 (図示せず) に接続された第2の吸引チュ
ーブ80に吸引制御弁76を介してつながれている。
【0014】挿入部カバー部11内には、更に、流体制御
装置4 経由で送水タンク79に送水制御弁77を介してつな
がれた送水チューブ74 (手元側送水チューブ) と、流体
制御装置4 経由で送気制御弁78を介してつながれた送気
チューブ75 (手元側送気チューブ) との各チューブに対
し連通した送気管路26、送水管路27を有していると共
に、ケーブル8 を経由してビデオプロセッサー3 に接続
されるカバー方式の内視鏡7 の挿入部が通る、内視鏡挿
入チャンネル24を有している。挿入部カバー部11はま
た、鉗子挿入口体29を有し、この鉗子挿入口体29には、
弾性部材よりなる鉗子栓30を着脱自在に設ける。
【0015】図2 には、カバー用内視鏡7 に挿入部カバ
ー部11を装着した状態の挿入部カバー部11の詳細構造の
一例が示されている。図3 はカバー用内視鏡の先端部部
分の外観の例を示し、図4 は、そのカバー用内視鏡と組
み合わせられるカバー先端部部分の外観の例を示す。図
2,4 中、 9はカバーの先端部である。このカバーの先端
部9 には、図3 に示すカバー用内視鏡7 の先端部131 の
照明光学系116 、観察光学系21に相当する位置に設けら
れた透明な観察窓16を有し、更に、その窓16に向かって
開口した送気送水ノズル17、鉗子出口120 が設けられて
いる。カバーの先端部9 にはまた、カバー用内視鏡7 の
挿入部18を外部環境から離隔するための軟性材料からな
る挿入部カバー外皮19が気密的に接続されている。挿入
部カバー外皮19の手元側には、内視鏡操作部固定用口体
部23が設けられている。
【0016】挿入部カバー外皮19の手元側において、分
岐口20がこのような内視鏡操作部固定用口体部23と一体
成形され、また、この内視鏡操作部固定用口体部23は、
前記拡張器5 に設けられた拡張チューブ14 (図1)を接続
する拡張チューブ口体22等を有する。内視鏡操作部固定
用口体部23の手元側には、カバー用に設けられた内視鏡
挿入チャンネル24の開口部25が設けられ、その端部には
操作部カバー取付け溝41が、また外囲にはカバー保持具
取付け溝42が夫々設けられている。更に、端部には、一
端がカバーの先端部9 の送気ノズル17に連通した送気管
路26、送水管路27、鉗子出口120 に連通した鉗子チャン
ネル81兼用吸引管路28等の管路が突出している。
【0017】内視鏡操作部固定用口体部23と一体成形さ
れた分岐口20の端部には鉗子挿入口123 をもつ鉗子挿入
口体29が設けられ、その端部には鉗子栓30が分岐口20と
着脱自在に設けられている。
【0018】挿入部カバー部11の内視鏡操作部固定用口
体部23の端部に突出する各管路は、パイプ材156 を介し
て、夫々手元側送気チューブ75、手元側送水チューブ7
4、手元側吸引チューブ73に接続され、これら手元側送
気チューブ75、手元側送水チューブ74、手元側吸引チュ
ーブ73は、先に述べた操作部カバー12、ユニバーサルコ
ードカバー13内を通り、カバー用内視鏡7 のコネクター
部164 側へ導かれている(図1)。
【0019】また、図2 に示すように、カバーの先端部
9 の端面43には、挿入部カバー外皮19が接続される固定
溝61が設けられている。これにより、カバーの先端部9
に対する挿入部カバー外皮の接続がなされている。内視
鏡操作部固定用口体部23側にも固定溝61が設けられてい
る。図2 に示す挿入部カバー外皮19の両端は、カバーの
先端部19と内視鏡操作部固定用口体部23とに、夫々、は
め込み (差し込み) 固定されており、また、その挿入部
カバー外皮19の両端の形状は、同形状でかつ略対称にな
っている。このようにすると、挿入部カバー部11の組み
立て時の作業性は良くなる。
【0020】更にまた、本例において、図2 中、符号14
0 は、挿入部カバー部11内の送気管路26、送水管路27、
吸引管路28 (先端側では鉗子チャンネル81兼用) をマル
チルーメンチューブで構成した場合におけるそのマルチ
ルーメンチューブ全体を示している。送気管路26、送水
管路27、吸引管路28からなるマルチルーメンチューブ14
0 の両端の形状については、マルチルーメンチューブ自
体の図2 中のQ−Q線相当個所、R−R線相当個所にお
ける断面を表す例えば図5 にその一例を示すように、同
形状で略軸対称になっているものであってよい。ここ
に、マルチルーメンチューブ140 の先端側と手元側は、
先端硬性部137 と内視鏡操作部固定用口体部23に固定さ
れる (図2)。マルチルーメンチューブ140 は、これに限
らず、例えば図6 に示すように、略軸対称であり、かつ
略回転対称でもかまわない。また、例えば図7 に示すよ
うに、略回転対称だけでもかまわない。
【0021】即ち、これら図5 乃至図7 の各例は、組立
時に、チューブを逆方向に付けられるようにすることを
狙ったものである。詳しくは、図5 の例では、このマル
チルーメンチューブ140 は、組立作業の際、その一端側
と他端側は、夫々、先端側 (図2 の断面Q−Q側) とし
ても、手元側 (図2 の断面R−R側) としても、それを
チェンジできる。図6 の例の場合は、そのマルチルーメ
ンチューブ140 は、図5 の例と同様、先端側と手元側を
チェンジできる他、180 °回転もできる。図7 では、そ
のマルチルーメンチューブ140 は、180 °回転だけでき
る。
【0022】上記構成に従うと、挿入部カバー外皮19
と、挿入部カバー部内の各管路からなるマルチルーメン
チューブ140 のうち、少なくともどちらか一方におい
て、先端側形状と手元側形状が同形状であり、かつ各管
路の配置が略対称 (挿入部カバー外皮に関しては端面形
状が略対称) になっているチャンネル付き内視鏡カバー
の挿入部カバー部11を提供することができ、組立作業性
の向上が図れる。
【0023】なお、上記では好適構成例として各管路か
らなるマルチルーメンチューブとしたが、マルチルーメ
ンチューブでなくてもよい。また、挿入部カバー外皮ま
たはマルチルーメンチューブの両端だけが同形状または
対称でなくても、例えば全長でそうであってもよい。こ
こに、上記両端とは、先端硬性部137 に固定する部分と
内視鏡操作部固定用口体部23に固定する部分でもよい
し、あるいは、先端に固定する部分と流体制御装置4(図
1)側に接続する部分でもよい。即ち、例えば、操作部カ
バー12、ユニバーサルコードカバー13内を通るその途中
の部分も、各種チューブが一体形状となったマルチルー
メンチューブタイプである場合でもよい。
【0024】図8 は、例として、前記図5 あるいは図6
に示した構造のマルチルーメンチューブ140 が実装され
たとした場合の挿入部カバー部11に、カバー用内視鏡7
が挿入された状態での図2 のS−S線部分の断面を示
す。図8 A,Bをみると、各管路を構成するマルチルー
メンチューブ140 がカバー径方向の一方の片側 (図中の
上側) にあり、その反対側 (図中の下側) にカバー用内
視鏡7 が配置されていることが分かる。ここに、図8
A,Bに表されたカバー用内視鏡7 部分についての断面
個所は、図2 に示すカバー用内視鏡7 の先端に有する湾
曲部132 の部分であって、湾曲部132 は、ブレード138
と湾曲ゴム139 を被覆された駒134 を備え、駒134 内に
は、先端部より延びるライトガイドファイバー149 やケ
ーブル8 が通っている。
【0025】本実施例においては、このように各管路が
カバー径方向の一方向に存在しており、その反対側にカ
バー用内視鏡7 を組み込んで使用するチャンネル付き内
視鏡カバー方式の内視鏡において、カバー用内視鏡7 単
体での湾曲半径を、チャンネル付き内視鏡カバー10と組
み合わせた際の管路側に対応する方向の湾曲半径(図8
の場合でいえば、湾曲部132 の図中上側の断面直線状側
を内側とするよう、カバー用内視鏡7 単体状態で曲げた
としたときのその湾曲半径)より、その反対方向の湾曲
半径(同様に、図8 の場合でいえば、湾曲部132 の図中
下側の断面半円弧状側を内側とするよう、カバー用内視
鏡7 単体状態で曲げたとしたときのその湾曲半径)を小
さくなるような状態とできる構成をカバー用内視鏡7 に
付加するものである。この場合において、好ましくは、
カバー用内視鏡7 単体での管路側に対応する方向の湾曲
半径とその反対方向の湾曲半径を、チャンネル付き内視
鏡カバー10と組み合わせた時のチャンネル付き内視鏡カ
バー10の管路側の湾曲半径とその反対方向の湾曲半径と
が同じになるように、設定する。
【0026】以下、そのようにするための手段の具体例
も併せて、カバー用内視鏡7 の湾曲部132 の一例の構成
につき、図9 以降をも参照して、より詳しく述べる。図
2 がカバー10の挿入部カバー部11にカバー用内視鏡7 が
装着された状態の断面を示したものであったが、図9
は、主としてその湾曲部132 の部分を拡大して示してあ
る。なお、図9 の左部は、図9 の右部におけるP−P断
面図である。まず、湾曲部132 の概要を述べると、図9
中、133 は湾曲管であり、この湾曲管133 は、複数の駒
134 と、それらの各連結部材135 と、ブレード138 と、
操作ワイヤー151 と、ワイヤーウケ154 とから構成され
ている。駒134 どうしは、駒連結部材135 で回転自在に
連結されており、駒134 の先端側には、カバー用内視鏡
7 の先端構成部152 に例えばビス153 で固定される第1
駒136 がある。この第1駒136 の内面には、4本の操作
ワイヤー151 がロー付け等で固定されており、他端は図
1 に示すアングルノブ150 に連結されている。
【0027】駒134 の内面には、ワイヤーウケ154 が同
じくロー付け等で固定されており、ワイヤーウケ154 の
内側を操作ワイヤー151 が自在に通っている。一方、駒
134の外側 (外周側) には、例えば金属細線からなるブ
レード138 がかぶせられ、そのブレード138 の先端側は
第1駒136 の外表面と、後端側は最後端側の駒 (図9に
は表れていない) の外表面とハンダ等で固定されてい
る。更に、これらから構成された湾曲管133 の外側 (ブ
レード138 の外周面上) には、湾曲ゴム139 が被覆さ
れ、その湾曲ゴム139 の先端側は先端構成部152 におい
て、また後端側は湾曲管133 を固定している図示しない
蛇管上で、夫々、例えば糸しばり等で水密的に固定され
ている。
【0028】ここで、上記操作ワイヤー151 の手元側が
接続されている操作機構について説明すると、図1 のカ
バー用内視鏡7 の操作部155 内には、UD用 (上下用)
スプロケットとRL用 (左右用) スプロケット (不図
示) がある。湾曲部132 から延びる操作ワイヤー151 の
うちUP用とDOWN用のものが上記UD用スプロケッ
トに、またRIGHT用とLEFT用のものが上記RL
用スプロケットに、ともにチェーンを介して連結されて
いる。スプロケットを回転させるアングル軸は、操作部
155 の外へ突出し、更に操作部カバー12の外まで出てい
る。そのアングル軸にアングルノブ150(図1)が着脱自在
に取り付けられている。上記アングルノブ150 を回転さ
せると、操作ワイヤー151 が牽引され、これでカバー用
内視鏡7 の湾曲部132 を湾曲させ、その結果、挿入部カ
バー部11の先端を湾曲させることになる。ここで、図1
をみると、カバー内視鏡7 の挿入部18は、蛇管部165 と
湾曲部132 とからなり、図1 で符号Kを付して示した範
囲は、その湾曲部132 の軸方向の範囲を表すものであ
る。
【0029】さて、図9 において、駒134 と駒134 ( 隣
接する駒と駒) のつき当てで出る角度を左右させる寸法
を肩口寸法と定義すると、本実施例では、チャンネル付
き内視鏡カバー用内視鏡7 単体での湾曲半径において、
チャンネル付き内視鏡カバー10と組み合わせた時の管路
側を湾曲外側になるように湾曲させた時の湾曲半径を、
管路側を湾曲内側になるように湾曲させた時の湾曲半径
より、予め小さくしておくようにするための構成は、挿
入部カバー部11の各管路側がある方向に対応する方向に
曲げる (即ち、図9 で、図中上部側を湾曲内側となるよ
うに曲げる) 肩口寸法lを、その反対側に曲げる (即
ち、図9 で、図中下部側を湾曲外側となるように曲げ
る) 肩口寸法Lよりも小さくするようにしたものであ
る。ここに、l<Lの関係は、湾曲管133 全長にわたっ
ていてもかまわないし、途中にl≒Lとなる状態の部分
が多少混在していてもかまわない。
【0030】上記のようにすることによって、トータル
として湾曲をかけた時、図10に示すように、カバー用内
視鏡7 の湾曲部132 の湾曲半径として、挿入部カバー部
11の管路側がある方向の湾曲半径R1より、その反対側
の湾曲半径R2を小さくするものである。更に、上記R
1とR2の関係については、ここでは、図11に示すよう
に、カバーの挿入部カバー部11を装着した状態での湾曲
半径R3と湾曲半径R4が概略等しく (即ち、R3≒R
4) なるように、夫々湾曲半径R1及び湾曲半径R2の
大きさが設定されている。上記の説明で明らかではある
が、ここで、図11の矢印の先のポイントを明確にするべ
く、更に念のため付言しておくと、R1, R2はカバー
内視鏡の湾曲半径であり、一方、R3, R4はカバーの
湾曲半径である。
【0031】ここに、「湾曲半径」は、「湾曲部」全体
に対してひとつの「湾曲半径」と考えてもよく、また、
「湾曲部」における軸方向の一部分に対しての「湾曲半
径」と考えてもよい (なお、ここでいう上記の括弧表記
の湾曲半径、湾曲部は、カバー内視鏡及びカバーの両者
についてにものを意味する) 。例えば、もしカバー用内
視鏡の最大湾曲角がUP210°、DOWN90°の時
(例えば、UPはカバーの吸引管路側への方向とする)
、UPとDOWNを各々45°かけると、カバー用内
視鏡の手元側のみが湾曲し、先端側はあまり湾曲部しな
い。この例では、45°の時に湾曲部している部分のカ
バーの湾曲半径がUPとDOWNで等しいことが取扱い
上好ましい。
【0032】本実施例によれば、上述のように、R1>
R2にして、R3とR4を等しく (R3≒R4) したも
のであるから、R3<R4の状態の湾曲時に生ずる操作
性の悪さが解消できる。即ち、チャンネル付き内視鏡カ
バー10にそのカバー用内視鏡7 を組み合わせた時の湾曲
半径を、カバー10の管路側を湾曲外側になるように曲げ
た時 (湾曲半径R4の状態) も、湾曲内側になるように
曲げた時 (湾曲半径R3の状態) と同等になるようにす
ることができ、従って、既述したように、使用時、チャ
ンネル付き内視鏡カバーの管路側を湾曲内側になるよう
に曲げた時の湾曲半径に対して管路側を湾曲外側になる
ように曲げた時の湾曲半径が大きくなることが原因で湾
曲部の回転時に管腔壁にふれやすくなるなどのことが避
けられ、操作性は良くなる。
【0033】次に、本考案の他の各実施例について説明
する。図12は第2実施例を示すもので、これは前記図9
乃至図11でその要部を説明した実施例 (第1実施例) の
ものに対し、次のように構成する。なお、図12の左部
は、図12の右部におけるD−D断面図である。要部を述
べると、図12のように、本実施例では、挿入部カバー部
11の管路側のある方向に対応する方向に曲げるための前
記の肩口寸法lを、それと反対側に曲げるための前記の
肩口寸法Lに対し、l=L (またはl≒L) とするもの
であるが、その一方、それら2方向に曲げる駒134 と駒
134 の回動支点 (駒連結部材135 の軸心) を、管路側の
ある方向 (図12中の上側方向) とは逆の方向 (図12中の
下側方向) に距離Yだけずらすように構成したものであ
る。
【0034】即ち、図9 の場合と異なり、本実施例の場
合の駒134 と駒134 の回動支点は、夫々図12中で寸法y
=yとなる中点の位置をしめるように設定されるのでは
なく、それから図中下側へYだけずれている。結果的
に、カバー用内視鏡7 単体で湾曲をかけた時、前記第1
実施例と同様、挿入部カバー部11の管路側がある方向の
湾曲半径 (R1) より、その反対側の湾曲半径 (R2)
を小さくし得 (図10) 、かつ、それらの湾曲半径の大き
さの設定で、この場合も、図11のように、カバーの挿入
部カバー部11を装着した状態での湾曲半径R3と湾曲半
径R4を概略等しく (即ち、R3≒R4) なるようにす
ることもできる。従って、本実施例でも、第1実施例と
同様の効果が得られ、チャンネル付き内視鏡カバー10に
チャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡7 を組み込んで使
用しても、チューブ類側の湾曲半径は、その反対側の湾
曲半径と同等とでき、湾曲性能を向上できる。
【0035】図13は第3実施例を示す。図13の左部は、
図13の右部におけるA−A断面図である。以下要部を説
明すると、図13において、駒134 と駒134 の肩口寸法l
と肩口寸法Lとは、前記第2実施例と同様、l≒Lであ
り、また、その回動支点は前記第1実施例と同様に図13
中の幅Mの中点を通る。本実施例にあっては、上記構成
において、挿入部カバー部11の管路側のある方向に対応
する方向に曲げるときに内側となる湾曲ゴム139 側 (図
13中の上側の部分) の厚さTと、その反対側の湾曲ゴム
139 側の厚さtを異ならせるものである。即ち、湾曲ゴ
ム139 の各側の肉厚の関係をT>tなる関係とし、これ
により、カバー用内視鏡7 単体で湾曲をかけた時、前記
第1実施例と同様、挿入部カバー部11の管路側がある方
向の湾曲半径 (R1) より、それと反対側の湾曲半径
(R2) を小さくしでき (図10) 、また、この場合で
も、図11のように、カバーの挿入部カバー部11を装着し
た状態での湾曲半径R3と湾曲半径R4を概略等しく
(即ち、R3≒R4) なるようにすることもできる。本
実施例でも、第1実施例と同様の効果が得られるもので
ある。
【0036】更に、本考案は、次のような構成で実施す
ることもできる (第4実施例) 。これは、チャンネル付
き内視鏡カバー用内視鏡7 単体での管路側に対応する方
向の湾曲半径R1とその反対方向の湾曲半径R2を、チ
ャンネル付き内視鏡カバー10と組み合わせた時の鉗子チ
ャンネル81の湾曲半径が両側で同じになるように設定す
るものである。即ち、前記第1実施例から第3実施例ま
でを通し、図14のように、R2≪R1とし、最終的に、
各管路からなるマルチルーメンチューブ140 の鉗子チャ
ンネル81 (鉗子挿通管路) 兼吸引管路28の内接Rの半径
R5とR6を概略等しく (即ち、R5≒R6) しよう
というものである。なお、ここで、図14の矢印の先のポ
イントを明確にするため念のため明記するが、R5, R
6はカバーの鉗子チャンネル81兼吸引管路28の湾曲半径
であり、R1, R2は前記図11同様、カバー内視鏡の湾
曲半径である。
【0037】上記のようにすれば、湾曲抵抗を両側でほ
ぼ同じにすることもでき、また、マルチルーメンチュー
ブ140 内の鉗子チャンネル81兼吸引管路28内に各処置具
を通した時も、その挿通力量を両側でほぼ同じにするこ
とができる利点がある。その結果、マルチルーメンチュ
ーブ140 にとっては、常に両側からバランスよく同じよ
うな力を受けるのでチューブ耐性はむしろ安定すること
になる。本考案はこのようにして実施してもよいもので
ある。
【0038】次に、図15及び図16を参照して、チャンネ
ル付き内視鏡カバー10の挿入部カバー部11における内視
鏡操作部固定用口体部23に別体の分岐管を組付けて使用
する場合に好適な構成例を説明する。図に示すように、
この場合は、内視鏡操作部固定用口体部23の端面に、吸
引管路と鉗子挿入口とを分離する手段としての分岐管14
2 を取り付けるもので、分岐管142 の先端側吸引管路14
8 を直に吸引管路28に固定したものである。即ち、吸引
管路28と鉗子挿入口123 とを分離する分岐管142 を、内
視鏡操作部固定用口体部23の端面に開口している吸引管
路28に対し分岐管142 の先端側吸引管路148 部分を接合
することで固定するよう構成してある。なお、図16は、
図15のZ方向の概略矢視図である。また、上記の固定の
ための手段は、接着でも熱溶着でもかまわない。
【0039】上述のようにすると、内視鏡操作部固定用
口体部23に対して、鉗子挿入口123の位置は、組立作業
で任意に変えられることから、ユーザーの好みに応じた
鉗子挿入口方向にすることが部品を変えないで実現可能
となる。図16の矢印は、鉗子挿入口方向の向きが変えら
れることを表しており、このような利点がある。チャン
ネル付き内視鏡カバー10の挿入部カバー部11における内
視鏡操作部固定用口体部23及びその近傍構成部分につい
ては、このようにして実施してもよい。
【0040】次に、図17及び図18を参照して、カバー用
内視鏡がファイバータイプのカバー用内視鏡である場合
に、その操作部カバー12として好適な構成例を説明す
る。図17A及びBは、例えばアングルノブ150 付きのフ
ァイバータイプのカバー用内視鏡143 に操作部カバー12
が付いた状態での側面図及び平面図であり、図18はその
操作部カバー12の分解説明図である。操作部カバー12
は、図に示すように、上操作部カバー144 及び下操作部
カバー145 を有し、更には、それらと別体の接眼カバー
146 が付加されている。これら3つのカバー部分の各分
割面には、例えば、図18のように、凸部144aまたは凹部
145a,146a があり、凸部144aを対応する凹部145a,146a
に嵌合させて組付ける構成となっている。
【0041】更に、接眼カバー146 には、視度レンズ14
7 が設けてある。ここで、図示はしないが、この接眼カ
バー146 としては、視度の異なる視度レンズ147 を備え
た接眼カバー146 が数種類用意されていて、それらも勿
論、上下操作部カバー144,145 に対して着脱自在として
ある。
【0042】このような構成にすると、接眼カバー146
を変えるだけで視度の選択が行え、ファイバータイプの
カバー用内視鏡143 を使用する場合でも、操作部カバー
をかぶせたことにより視度がくるったままの状態で観察
するということもなくすことができる。検査にあたって
は、上記のように用意されたものの中から、使用者自身
に合う視度の視度レンズ147 を備えた接眼カバー146 を
選び、それを用いるようにすればよく、簡便である。な
お、上記では、例えば視度レンズ147 の異なる接眼カバ
ー146 を数種類用意することとしたが、これに限らず、
例えば、視度レンズ147 の方を数種類用意しておいて、
それを一の接眼カバー146 に着脱自在にするようにして
もかまわない。また、接眼カバー146 が上下操作部カバ
ー144,145 からなる操作部カバー本体側に対して着脱自
在であるとしたが、接眼カバーが操作部カバー本体側と
一体的であって、視度レンズ147 がそれに対して着脱自
在な構成となっているなどしてもいてもかまわない。即
ち、操作部カバーまたは接眼カバーの内視鏡接眼部に相
当する位置に視度レンズを着脱可能とし、視度の異なる
視度レンズを複数用意する態様であっても、視度レンズ
が実装された接眼カバーそのものを操作部カバーまたは
内視鏡接眼部に着脱可能とし、視度の異なる視度レンズ
を備える接眼カバーを複数用意する態様でも、いずれで
あってもよい。図1 のシステムでは、電子内視鏡タイプ
で説明したが、チャンネ付き内視鏡カバー10にファイバ
ータイプのカバー用内視鏡143 を組み合わせて使用する
場合においては、上記のような視度の選択が容易である
操作部カバー12を用いて実施してもよい。
【0043】
【考案の効果】本考案によれば、チャンネル付き内視鏡
カバーに挿入し組み合わせて使用するチャンネル付き内
視鏡カバー用内視鏡には、先端に湾曲部を有する当該チ
ャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡単体で湾曲させた場
合、チャンネル付き内視鏡カバーと組み合わせた際のチ
ャンネル側に対応する方向の湾曲半径より、その反対方
向の湾曲半径が小さくなるような手段を設けたので、内
視鏡カバーがチャンネル付きのものであっても、そのチ
ャンネル付き内視鏡カバーとチャンネル付き内視鏡カバ
ー用内視鏡との組合せ状態でチャンネル側を湾曲外側に
なるように曲げた場合の方が湾曲半径が大きくなってし
まうという状況は回避でき、湾曲性能の向上が図れ、操
作性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のチャンネル付き内視鏡カバ
ー方式の内視鏡による内視鏡装置の一例の全体図であ
る。
【図2】チャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡に挿入部
カバー部を装着した状態の挿入部カバー部の詳細構造の
一例を示す図である。
【図3】チャンネルカバー用内視鏡の先端部の例を示す
斜視図である。
【図4】チャンネル付き内視鏡カバーの先端部の一例を
示す斜視図である。
【図5】適用できるマルチルーメンチューブの両端の形
状を示すもので、図2 のQ−Q線相当個所、R−R線相
当個所におけるマルチルーメンチューブの一例の断面図
である。
【図6】同じく、同様のQ−Q線相当個所、R−R線相
当個所におけるマルチルーメンチューブの他の例の断面
図である。
【図7】同じく、同様のQ−Q線相当個所、R−R線相
当個所におけるマルチルーメンチューブの更に他の例の
断面図である。
【図8】マルチルーメンチューブが実装された場合の挿
入部カバー部にカバー用内視鏡を挿入した状態での図2
のS−S線部分の断面の各例 (A,B) を示す図であ
る。
【図9】カバー用内視鏡の湾曲部の部分を拡大して示す
説明図で、カバー用内視鏡単体での湾曲半径を異ならせ
る構成の一例を示す図である。
【図10】カバー用内視鏡単体で湾曲させたときの湾曲
状態を示す図である。
【図11】チャンネル付き内視鏡カバーとカバー用内視
鏡を組み合わせた状態での湾曲状態の一例の説明に供す
る図である。
【図12】カバー用内視鏡単体での湾曲半径を異ならせ
る構成の他の例を示す図である。
【図13】同じく、更に他の例を示す図である。
【図14】チャンネル付き内視鏡カバーとカバー用内視
鏡を組み合わせた状態での湾曲状態の他の例の説明に供
する図である。
【図15】チャンネル付き内視鏡カバーの内視鏡操作部
固定用口体端部に分岐管を接続する場合の構成を示す図
である。
【図16】図15のZ方向の矢視図である。
【図17】ファイバータイプのカバー用内視鏡に適用で
きる操作部カバーの一例を示す図である。
【図18】その操作部カバーの分解説明図である。
【符号の説明】
1 カート 2 光源装置 3 ビデオプロセッサー 4 流体制御装置 5 チャンネル付き内視鏡カバー拡張器 6 モニター 7 チャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡 8 ケーブル 9 カバーの先端部 10 チャンネル付き内視鏡カバー 11 挿入部カバー部 12 操作部カバー 13 ユニバーサルコードカバー 14 拡張チューブ 15 カバー保持具 16 観察窓 17 送気送水ノズル 18 カバー用内視鏡の挿入部 19 挿入部カバー外皮 20 分岐口 21 観察光学系 22 拡張チューブ口体 23 内視鏡操作部固定用口体部 24 内視鏡挿入チャンネル 25 開口部 26 送気管路 27 送水管路 28 吸引管路 29 鉗子挿入口体 30 鉗子栓 41 操作部カバー取付け溝 42 カバー保持具取付け溝 43 端面 61 固定溝 73 第1の吸引チューブ (手元側吸引チューブ) 74 送水チューブ (手元側送水チューブ) 75 送気チューブ (手元側送気チューブ) 76 吸引制御弁 77 送水制御弁 78 送気制御弁 79 送水タンク 80 第2の吸引チューブ 81 鉗子チャンネル 108 撮像部 116 照明光学系 120 鉗子出口 123 鉗子挿入口 131 カバー用内視鏡の先端部 132 カバー用内視鏡の湾曲部 133 湾曲管 134 駒 135 駒連結部材 136 第1駒 137 先端硬性部 138 ブレード 139 湾曲ゴム 140 マルチルーメンチューブ 142 分岐管 143 ファイバータイプのカバー用内視鏡 144 上操作部カバー 145 下操作部カバー 146 接眼カバー 147 視度レンズ 148 吸引管路 149 ライトガイドファイバー 150 アングルノブ 151 操作ワイヤー 152 カバー用内視鏡の先端構成部 153 ビス 154 ワイヤーウケ 155 カバー用内視鏡の操作部 156 パイプ部材 164 カバー用内視鏡のコネクター部 165 蛇管部
フロントページの続き (72)考案者 伊藤 秀雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 山崎 稔 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 田代 芳夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 瑞田 修 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 山谷 高嗣 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−313038(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンネル付き内視鏡カバーと、 このチャンネル付き内視鏡カバーに挿入される、先端に
    湾曲部を有するチャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡と
    からなるチャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡にお
    いて、 前記チャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡単体での湾曲
    半径を、前記チャンネル付き内視鏡カバーと組み合わせ
    た際のチャンネル側に対応する方向の湾曲半径より、そ
    の反対方向の湾曲半径を小さくなるような手段を、当該
    チャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡に設けてなること
    を特徴とするチャンネル付き内視鏡カバー方式の内視
    鏡。
JP205193U 1993-01-27 1993-01-29 チャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡 Expired - Lifetime JP2569155Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP205193U JP2569155Y2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 チャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡
US08/036,890 US5863286A (en) 1993-01-27 1993-03-25 Endoscope system including endoscope and disposable protection cover
US08/631,133 US5702347A (en) 1993-01-27 1996-04-12 Endoscope system including endoscope and disposable protection cover

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JPH0658905U JPH0658905U (ja) 1994-08-16
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