JPS637203Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS637203Y2
JPS637203Y2 JP8644683U JP8644683U JPS637203Y2 JP S637203 Y2 JPS637203 Y2 JP S637203Y2 JP 8644683 U JP8644683 U JP 8644683U JP 8644683 U JP8644683 U JP 8644683U JP S637203 Y2 JPS637203 Y2 JP S637203Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
tightening
casing lid
protrusion
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8644683U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59190202U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8644683U priority Critical patent/JPS59190202U/ja
Publication of JPS59190202U publication Critical patent/JPS59190202U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS637203Y2 publication Critical patent/JPS637203Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は操作部の組立て構造を改良した内視鏡
に関する。
最近、内視鏡、特にその操作部の軽量化を図る
ため、そのケーシング本体やケーシング蓋体を合
成樹脂により成形するようになつてきた。そし
て、この操作部はケーシング本体と、このケーシ
ング本体の一部に設けた開口を閉塞するケーシン
グ蓋体との組立て体から構成されている。このケ
ーシング本体内には図示しないがフレームが設け
られ、このフレームに対して彎曲操作機構などの
各種部品を取付けたのち、最終的にそのケーシン
グ本体の上記開口をケーシング蓋体によつて閉塞
している。
しかしながら、上記ケーシング蓋体のケーシン
グ本体に対しての取付構造は、ケーシング蓋体の
周縁に多数の貫通孔を設け、これら貫通孔に締付
ねじを貫通し、ケーシング本体または上記フレー
ムに対してねじ込み固定している。したがつて、
ケーシング本体とケーシング蓋体との間のみなら
ず、ケーシング蓋体を多数の締付ねじとの間にシ
ール材を設けて水密にシールする必要があり、シ
ール構造が複雑化するとともに、シールが不完全
で、洗浄・消毒を繰返し行なうと、ケーシング本
体とケーシング蓋体との間およびケーシング蓋体
の貫通孔から洗浄水あるいは薬液が侵入する虞れ
がある。
そこで、これを解消するための手段が特願昭57
−129818号(特開昭59−20141号公報参照)の出
願により提示されている。これは操作部本体を覆
うケーシング本体に開口部を設け、この開口部を
ケーシング蓋体によつて閉塞するとともに、この
ケーシング蓋体に上記ケーシング本体の開口部か
ら突出する突出物の貫通孔を設け、さらに、この
突出物の外周に締付け部材を設け、この締付け部
材の締付け操作によつてケーシング蓋体をケーシ
ングに当接するように構成したものである。
しかし、この方式においては締付け部材を締め
付けていくとき手加減をしないと、締付け力が必
要以上に発生し、この過大な力でケーシング蓋体
の変形量、内部応力等を増大し、ついにはクリー
プやクラツクなどを起させるという欠点があつ
た。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは簡単な構成でありながら
ケーシング蓋体に必要以上の締付け力を与えない
ようにしてクリープやクラツク等の不具合の危険
を回避できる内視鏡を提供することにある。
以下、本考案を図面に示す実施例にもとづいて
説明する。第1図ないし第3図は本考案の一実施
例を示すもので、1は体腔内診断装置としての内
視鏡の操作部である。この操作部1は金属板によ
つて形成された操作部本体(フレーム)2とこの
操作部本体2を覆う合成樹脂材料からなるケーシ
ング本体3とから構成されている。このケーシン
グ本体3には検者が左手で握持するに適した外径
および長さを持つたグリツプ4が設けられ、この
グリツプ4の先端側には可撓管5からなる挿入部
6およびチヤンネル口体7が設けられている。さ
らに、グリツプ4の基端側には接眼部8、送気送
水制御部材9、吸引制御部材10および彎曲操作
ノブ11が設けられている。また、この彎曲操作
ノブ11と反対側の上記ケーシング本体3には傾
斜面12が設けられ、この傾斜面12には上記操
作部本体2と対向する開口部13が設けられてい
る。そして、この開口部13は合成樹脂材料から
なるケーシング蓋体14によつて閉塞され、この
ケーシング蓋体14には可撓性部材としてのライ
トガイドケーブル15が接続されている。
また、上記操作部本体2はケーシング本体3に
対して固定されており、このケーシング本体3に
設けられた挿入部6、チヤンネル口体7、接眼部
8、送気送水制御部材9、吸引制御部材10、彎
曲操作ノブ11およびライトガイドケーブル15
は操作部本体2に対して固定されている。さら
に、この操作部本体2には彎曲操作機構16が設
けられ、これは上記彎曲操作ノブ11と連動する
ようになつている。
つぎに、上記ケーシング本体3に対するケーシ
ング蓋体14の固定構造および操作部本体2に対
するライトガイドケーブル15の接続構造につい
て第3図にもとづいて詳述する。操作部本体2の
上記開口部13に対向する板面には固定部材とし
てたとえば金属板よりプレス加工してなる固定金
具17が設けられている。この固定金具17は天
板部18とこの天板部18と一体に折曲して設け
られた3本の支持脚部19…とから形成され、こ
れら支持脚部19…の下端は固定ねじ20…によ
つて支持操作部本体2に固定されている。したが
つて、固定金具17の天板部18および支持脚部
19…の上部はケーシング本体3の開口部13か
ら突出しており、この突出した天板部18および
支持脚部19には取付孔21…が穿設されてい
る。そして、この固定金具17には上記ライトガ
イドケーブル15の基端部が連結されている。す
なわち、ライトガイドケーブル15の光学繊維束
22を内装する保護管23の基端部には切欠部2
4が設けられ、この切欠部24には上記固定金具
17の取付孔21…と対向するねじ孔25…が穿
設されている。そして、上記取付孔21…を貫通
する固定ねじ26…をねじ孔25…に螺挿するこ
とにより一体的に固定されている。さらに、上記
保護管23の基端部には折れ止めゴムチユーブ2
7が嵌合されていて、この開口端には口金28が
接着されている。また、この口金28には締付け
部材29の基端部が固定されている。この締付け
部材29は上記折れ止めゴムチユーブ27の端面
より突出しており、この突出部の内周面には第1
の環状溝30、外周面には第2の環状溝31が設
けられている。そして、この第1、第2の環状溝
30,31は締付け部材29の軸方向に隣接して
おり、これら上記第1、第2の環状溝30,31
にはOリングからなる弾性シール部材32,33
が収納されている。さらに、第1、第2の環状溝
30,31間における外周面には段差部34が設
けられ、第2の環状溝31と対応する内周面には
めねじ部35が刻設されている。そして、このめ
ねじ部35は上記保護管23の外周面に刻設され
たおねじ部36に螺合している。また、この締付
け部材29の基端面には断面楔状の締付環状部3
7が一体に設けられ、上記ケーシング蓋体14と
係合するようになつている。
さらに、上記ケーシング本体3の傾斜面12に
設けられた開口部13は矩形状をなしており、こ
の開口部13の内周縁には傾斜受圧部38が設け
られている。また、ケーシング蓋体14は上記開
口部13を閉塞するように矩形状をなしており、
その外周縁には上記傾斜受圧部38と接合する傾
斜押圧部39が設けられている。さらに、この傾
斜押圧部39の内側にはその外周縁に沿つて突条
部40が突設され、この突条部40の外側にはケ
ーシング本体3の内周面との間を水密にシールす
るOリングからなる弾性シール部材41が嵌着さ
れている。また、上記ケーシング蓋体14の外面
には貫通孔としての角筒状の嵌合筒42が一体に
突設されていて、これは上記固定金具17に嵌合
している。この嵌合筒42の先端には上記締付け
部材29の外周に嵌合まる円形の開口43が設け
られ、この開口端には締付部材29の段差部34
に対向する嵌合段部44が形成されている。さら
に、上記嵌合筒42における内周面の上記締付環
状部37の一部と対向する部分には内周突起部4
5が設けられている。そして、この内周突起部4
5には締付環状部37と掛合する掛合切欠部46
が形成されている。
また、内挿物としての保護管23の外周面には
第3図で示すように締付け部材29における締付
け環状部37の基端面47に対向し得るように突
当て部材48が止めねじ49…を利用してねじ止
め固定されている。そして、この突当て部材48
の上記締付け環状部37側端面を突当部50とし
てある。なお、この突当て部材48は上記内周突
起部45に当らない範囲でその内側に設けられて
おり、また、締付け部材29を締付ける前はその
突当部50が上記締付け部材29の基端面47に
当らず、所定量締付けたとき当る程度の距離をあ
けて設けてある。
つぎに、ケーシング本体3内に固定された操作
部本体2に対してライトガイドケーブル15を連
結する組立方法について説明する。ケーシング本
体3の開口部13から固定金具17を挿入し、そ
の支持脚部19…を固定ねじ20…によつて操作
部本体2にそれぞれ締付固定する。つぎに、ライ
トガイドケーブル15の保護管23の基端部を固
定金具17の天板部18に位置決めし、固定ねじ
26…によつて保護管23と固定金具17とを一
体的に固定する。一方、ケーシング蓋体14の突
条部40に弾性シール部材41を嵌着したのち、
このケーシング蓋体14の嵌合筒42を上記ライ
トガイドケーブル15の保護管23に嵌合する。
そして、このケーシング蓋体14をケーシング本
体3方向へ移動させ、その嵌合筒42によつて固
定金具17を包容するとともに、ケーシング蓋体
14の傾斜押圧部39をケーシング本体3の傾斜
受圧部38に接合して開口部13を閉塞する。つ
ぎに、弾性シール部材32,33を装着した締付
け部材29とこれと一体的にたとえば接着した折
れ止めゴムチユーブ27を上記ライトガイドケー
ブル15の保護管23に嵌合し、そのおねじ部3
6に締付け部材29のめねじ部35を螺合して締
付ける。この場合、ライトガイドケーブル15の
軸心15aと嵌合筒42の軸心42aとはαだけ
偏心しているため、締付け部材29の締付けによ
つて弾性シール部材33が軸心15aと直角方
向、すなわち矢印イ方向の力を与える。さらに、
締付け部材29の締付環状部37が嵌合筒42の
内周突起部45における掛合切欠部46に掛合す
るため、締付け部材29の締付けによつて内周突
起部45に矢印P方向の力を与える。この力Pは
A点を支点とするトルクを与えたとき(Pは斜面
に垂直な力qと摩擦力rの合力)、ケーシング蓋
体14がケーシング本体3から回転離脱すること
を妨げる。ケーシング蓋体14とケーシング本体
3とは傾斜受圧部38に対して傾斜押圧部39が
接合し、当接面A点の法線ベクトルaと当接面B
点の法線ベクトルbの合ベクトル(a+b)を法
線とする面を当接面として密着する。なお、弾性
シール部材33は締付け部材29の締付けによつ
て偏りがでるが、締付け部材29とケーシング蓋
体14とのクリアランス許すだけの最大量、偏つ
てもシールは確保されるようになつており、締付
け部材29とケーシング蓋体14とは弾性シール
部材33によつて完全に水密にシールされ、ケー
シング本体3とケーシング蓋体14とは弾性シー
ル部材41によつて水密にシールされる。
また、上記締付け部材29を締め付ける方向に
前進させる過程においてその締付け部材29の締
付環状部37が、嵌合筒42の内周突起部45に
おける掛合切欠部46に押し当りケーシング蓋体
14を所定の圧力で押し付ける状態になると、締
付け環状部37の基端面47が突当て部材48の
突当部50に当りそれ以上の押込みを阻止する。
したがつて、必要以上に締付け部材29で締め付
けすぎることにより、合成樹脂からなるケーシン
グ蓋体14を異常に変形させたり内部応力等を増
大させすぎたりすることがなく、またその結果、
クリープやクラツクなどを起すこともない。
また、上記実施例では固定金具17を金属板か
ら弾性変形可能な枠状に構成したので、たとえば
突当部50が内周突起部45よりも後退した位置
にあつても、その位置の差だけケーシング蓋体1
4を変形させて押し付けるのではなく、上記固定
金具17の弾性変形により上記突当部50が外方
へ引き出され、上記ケーシング蓋体14の内周突
起部45の所定の位置に近い位置において締付け
部材29に突き当る。これ以上は締付け部材29
を締め付けることができない。つまり、突当部5
0の取付け精度が悪くてもケーシング蓋体14に
は過大な締付け力が作用しない。
なお、上記実施例では突当部50は別部材の突
当て部材48を用いて形成したが、たとえば保護
管23の外周部に直接一体に突起部分を形成し、
これを突当部50としてもよい。また、第4図で
示すように固定金具17の一部を延出してこの延
出先端を突当部50としてもよい。
以上説明したように本考案は締付け部材が必要
以上の力でケーシング蓋体を締め付けないように
その締付け部材を規制する突当部を設けたから、
ケーシング蓋体には必要以上の過大な締付け力が
加わらないようになり、変形させたりクリープや
クラツクを起させたりする危険を回避できる。ま
た、その突当部を設ける簡単な構成で済む利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における操作部の斜
視図、第2図は同じくその使用状態における操作
部の斜視図、第3図は同じく操作部の要部を示す
側断面図、第4図は本考案の他の実施例における
操作部の要部を示す側断面図である。 2……操作部本体、3……ケーシング本体、1
3……開口部、17……固定金具(固定部材)、
23……保護管(突出物)、29……締付け部材、
42……嵌合筒(貫通孔)、50……突当部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 操作部本体と、この操作部本体を覆うととも
    に一部に開口部を有するケーシング本体と、こ
    のケーシング本体の上記開口部を閉塞するとと
    もに貫通孔を有したケーシング蓋体と、このケ
    ーシング蓋体の上記貫通孔を通つて外方へ突き
    出す突出物と、この突出物を上記操作部本体に
    保持する固定部材と、上記突出物の外周に進退
    自在に設けられ前進することにより上記ケーシ
    ング蓋体をケーシング本体に押し付ける締付け
    部材と、上記突出部材および固定部材の少なく
    とも一方側に設けられ、上記締付け部材により
    ケーシング蓋体を所定量押し付けたときその締
    付け部材に当り前進を阻止する突当部とを具備
    したことを特徴とする内視鏡。 (2) 上記固定部材は金属板により弾性変形可能な
    枠状に形成してなることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の内視鏡。
JP8644683U 1983-06-07 1983-06-07 内視鏡 Granted JPS59190202U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8644683U JPS59190202U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8644683U JPS59190202U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59190202U JPS59190202U (ja) 1984-12-17
JPS637203Y2 true JPS637203Y2 (ja) 1988-03-01

Family

ID=30216377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8644683U Granted JPS59190202U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59190202U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744921B2 (ja) * 1986-12-25 1995-05-17 旭光学工業株式会社 内視鏡の操作部カバ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59190202U (ja) 1984-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3379821B2 (ja) 内視鏡
JP4087606B2 (ja) パイプ用カップリング
JP3380080B2 (ja) 内視鏡の吸引管路切換装置
BR9903376A (pt) Dispositivo de entrada estanque de um cabo de fibras óticas.
GB2042755A (en) An optical fibre connector
JPS637203Y2 (ja)
JP3389359B2 (ja) 内視鏡
JP3423499B2 (ja) 内視鏡
JPH034205B2 (ja)
JPH035166B2 (ja)
JPH045121Y2 (ja)
JPS62281917A (ja) 内視鏡
JP3276197B2 (ja) 内視鏡
JPH07184827A (ja) 内視鏡
JPH0374568B2 (ja)
JP3143164B2 (ja) 内視鏡の吸引操作装置
JPH0234645Y2 (ja)
JPH10234656A (ja) 内視鏡用マウスピース
JPS5928942A (ja) 内視鏡
JP3607743B2 (ja) 内視鏡
JPS637201Y2 (ja)
JPH0446723Y2 (ja)
JPH0238722Y2 (ja)
JPH0732762B2 (ja) 内視鏡
JP3223786B2 (ja) 内視鏡の光源コネクタ