JPH0532781Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0532781Y2 JPH0532781Y2 JP13301785U JP13301785U JPH0532781Y2 JP H0532781 Y2 JPH0532781 Y2 JP H0532781Y2 JP 13301785 U JP13301785 U JP 13301785U JP 13301785 U JP13301785 U JP 13301785U JP H0532781 Y2 JPH0532781 Y2 JP H0532781Y2
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- JP
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- ground fault
- voltage
- detection
- voltage detection
- cable
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- Expired - Lifetime
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- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Locating Faults (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は貫通形CT等の特別の検出用部材を用
いることなく架空ケーブルの地絡検出を容易に行
えるようにした架空ケーブル地絡検出装置に関す
る。
いることなく架空ケーブルの地絡検出を容易に行
えるようにした架空ケーブル地絡検出装置に関す
る。
従来の地絡検出装置として、例えば、貫通形
CTを予め架空ケーブルに貫通させて設置し、或
いは、架空ケーブルの被覆を外し内部導体に検出
端子を直接接続して検出信号を取り出し、その検
出結果から地絡を判定するようにしたものがあ
る。
CTを予め架空ケーブルに貫通させて設置し、或
いは、架空ケーブルの被覆を外し内部導体に検出
端子を直接接続して検出信号を取り出し、その検
出結果から地絡を判定するようにしたものがあ
る。
しかし、従来の架空ケーブル地絡検出装置にあ
つては、検出部を装着するために、ケーブルの一
部を貫通もしくは被覆を外す必要があり、この部
分の絶縁対策が大がかりになる不具合があつた。
これを解決するために、分割形CTも提案されて
いるが、比較的コスト高になる恐れがある。
つては、検出部を装着するために、ケーブルの一
部を貫通もしくは被覆を外す必要があり、この部
分の絶縁対策が大がかりになる不具合があつた。
これを解決するために、分割形CTも提案されて
いるが、比較的コスト高になる恐れがある。
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、架
空ケーブルの地絡検出を特別の検出部材を用いる
こと無く、また、特別の絶縁処理を施すこと無く
かつ、コスト高を抑えて行えるようにするため、
ケーブルの接続体に従来より設けられている検電
端子キヤツプと交換可能な検出用検電端子を設
け、該端子よりの検出信号を位相比較用信号とす
る架空ケーブル地絡検出装置を提供するものであ
る。
空ケーブルの地絡検出を特別の検出部材を用いる
こと無く、また、特別の絶縁処理を施すこと無く
かつ、コスト高を抑えて行えるようにするため、
ケーブルの接続体に従来より設けられている検電
端子キヤツプと交換可能な検出用検電端子を設
け、該端子よりの検出信号を位相比較用信号とす
る架空ケーブル地絡検出装置を提供するものであ
る。
以下、本考案による架空ケーブル地絡検出装置
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
第4図のように電柱等の近傍の架空ケーブル21
に引下ケーブル23を接続すべく架空ケーブル2
1に装着されている接続体22(例えば、π形接
続体)に設けられている検電端子キヤツプ26に
代えて装着できるようにした構成を有している。
第4図のように電柱等の近傍の架空ケーブル21
に引下ケーブル23を接続すべく架空ケーブル2
1に装着されている接続体22(例えば、π形接
続体)に設けられている検電端子キヤツプ26に
代えて装着できるようにした構成を有している。
かかる検出部10は、接続体22と嵌合する部
分が検電端子キヤツプ26と同一のサイズの外形
とを有する。この部分は中央部に突起12を有
し、且つ該突起12の外周に溝13が設けられ、
底部に半円筒状の凹みを有し、絶縁ゴム材料等を
用いて全体として方形に加工された本体部11
と、突起12内に昇降自在に配設されると共に導
電材料によつて加工された接触子14と、該接触
子14を下方へ押圧するコイルスプリング15
と、リード線20がハンダ等によつて接続される
ラグ板16と、本体部11内にラグ板16を固定
すると共に、その先端部がコイルスプリング15
に接触するように配設されるネジ17と、ラグ板
16のハンダ付け部分とリード線20の先端部に
外嵌される加熱収縮チユーブ18より構成され
る。
分が検電端子キヤツプ26と同一のサイズの外形
とを有する。この部分は中央部に突起12を有
し、且つ該突起12の外周に溝13が設けられ、
底部に半円筒状の凹みを有し、絶縁ゴム材料等を
用いて全体として方形に加工された本体部11
と、突起12内に昇降自在に配設されると共に導
電材料によつて加工された接触子14と、該接触
子14を下方へ押圧するコイルスプリング15
と、リード線20がハンダ等によつて接続される
ラグ板16と、本体部11内にラグ板16を固定
すると共に、その先端部がコイルスプリング15
に接触するように配設されるネジ17と、ラグ板
16のハンダ付け部分とリード線20の先端部に
外嵌される加熱収縮チユーブ18より構成され
る。
以上の構成において、検出部10を装着するに
際しては、地絡検出をしたい区域の電柱の近傍に
設けられた第4図に示す如き接続体22の本線側
端に設けられている検電端子24に装着されてい
るキヤツプ26を取外し、該キヤツプ26の代わ
りに検出部10を第4図のように装着する。この
とき、検出部10の底部に設けられている半円筒
形部分が接続体22の外周面に合致するようにセ
ツトする。この結果検出部10のコンタクタ14
が検電端子24にコイルスプリング15の押圧力
によつて圧接し、検電端子24とコンタクタ14
が導通する。(尚、検電端子24と内部導体とは
静電容量を介して結合されている。) 第5図は検出部10の検出信号を用いて地絡を
検出する地絡検出回路の構成を示すものである。
地絡検出対策の回線は、例えば6600Vの3相高圧
ライン30と、該ライン30に接続されて例えば
3相200Vに降圧する変圧器31と、高圧ライン
30の各相と接地間に接続される接地用コンデン
サ32より構成される。このような高圧ライン3
0における地絡の発生を検知し、事故表示等を行
うのが地絡検出回路40である。
際しては、地絡検出をしたい区域の電柱の近傍に
設けられた第4図に示す如き接続体22の本線側
端に設けられている検電端子24に装着されてい
るキヤツプ26を取外し、該キヤツプ26の代わ
りに検出部10を第4図のように装着する。この
とき、検出部10の底部に設けられている半円筒
形部分が接続体22の外周面に合致するようにセ
ツトする。この結果検出部10のコンタクタ14
が検電端子24にコイルスプリング15の押圧力
によつて圧接し、検電端子24とコンタクタ14
が導通する。(尚、検電端子24と内部導体とは
静電容量を介して結合されている。) 第5図は検出部10の検出信号を用いて地絡を
検出する地絡検出回路の構成を示すものである。
地絡検出対策の回線は、例えば6600Vの3相高圧
ライン30と、該ライン30に接続されて例えば
3相200Vに降圧する変圧器31と、高圧ライン
30の各相と接地間に接続される接地用コンデン
サ32より構成される。このような高圧ライン3
0における地絡の発生を検知し、事故表示等を行
うのが地絡検出回路40である。
地絡検出回路40は、高圧ライン30の各相に
装着されて零相電流を検出する分割形CT41a,
41b,41c(円環状の電流検出部が2分割で
きるため、ケーブルへの装着が簡単にできる)
と、分割形CT41a〜41cの検出信号を増幅、
波形整形する信号処理部42と、検出部10の検
出信号を増幅、移相処理を実行する信号処理部4
3と、該信号処理部43及び信号処理部42の各
出力信号を移相比較する位相比較器44と、該位
相比較器44の出力信号に基づいて地絡事故を表
示する表示回路45より構成され、接続部22近
傍の柱上に設置される。
装着されて零相電流を検出する分割形CT41a,
41b,41c(円環状の電流検出部が2分割で
きるため、ケーブルへの装着が簡単にできる)
と、分割形CT41a〜41cの検出信号を増幅、
波形整形する信号処理部42と、検出部10の検
出信号を増幅、移相処理を実行する信号処理部4
3と、該信号処理部43及び信号処理部42の各
出力信号を移相比較する位相比較器44と、該位
相比較器44の出力信号に基づいて地絡事故を表
示する表示回路45より構成され、接続部22近
傍の柱上に設置される。
以上の構成において、検出部10は高圧ライン
の零相電圧を検出し、これが位相比較の基準とな
る。一方、分割CT41a〜41cによつて検出
部10の出力信号と比較される零相電流が検出さ
れる。信号処理部42の出力信号と信号処理部4
3の出力信号との位相比較を位相比較器44によ
つて行い、方向判別する。位相比較器44が設定
レベルを超えたことをもつて地絡を判定し、表示
回路45によつて地絡事故の発生を自動表示す
る。この表示は電源復帰後の一定時間経過時に自
動復帰する。
の零相電圧を検出し、これが位相比較の基準とな
る。一方、分割CT41a〜41cによつて検出
部10の出力信号と比較される零相電流が検出さ
れる。信号処理部42の出力信号と信号処理部4
3の出力信号との位相比較を位相比較器44によ
つて行い、方向判別する。位相比較器44が設定
レベルを超えたことをもつて地絡を判定し、表示
回路45によつて地絡事故の発生を自動表示す
る。この表示は電源復帰後の一定時間経過時に自
動復帰する。
尚、第6図に検電装置を示し、作業者が検電器
50を握りながら、その先端部をケーブルの半導
電体層51の一部を切除して形成した検電端子5
2に当接させ、内部導体53が活線状態にあるか
否かを検電器50内のネオンランプの点・消灯に
よつて判定するものである。
50を握りながら、その先端部をケーブルの半導
電体層51の一部を切除して形成した検電端子5
2に当接させ、内部導体53が活線状態にあるか
否かを検電器50内のネオンランプの点・消灯に
よつて判定するものである。
以上説明した通り、本考案の架空ケーブル地絡
検出装置によれば、零相電圧を検出するめたの検
出部を接続体の検電端子キヤツプに代えて装着で
きるようにしたため、CT等の特別の部品を用い
ること無く、既存の設備を利用して零相電圧を検
出することができる。また、検電端子の出力は地
絡検出回路を介して接地されるため、検出部に電
圧が誘起されないため、安全性を高めることがで
きる。
検出装置によれば、零相電圧を検出するめたの検
出部を接続体の検電端子キヤツプに代えて装着で
きるようにしたため、CT等の特別の部品を用い
ること無く、既存の設備を利用して零相電圧を検
出することができる。また、検電端子の出力は地
絡検出回路を介して接地されるため、検出部に電
圧が誘起されないため、安全性を高めることがで
きる。
第1図、第2図及び第3図は本考案の一実施例
を示す正面断面図、側面図及び底面図、第4図は
本考案に係る検電部が装着される接続部を示す正
面図、第5図は地絡検出回路の一例を示すブロツ
ク図、第6図は検電装置の一例を示す構成図。 符号の説明、10……検出部、12……突起、
13……溝、14……接触子、15……コイルス
プリング、16……ラグ板、17……ネジ、18
……加熱収縮チユーブ、21……架空ケーブル、
22……接続体、24……検電端子、26……検
電端子キヤツプ、40……地絡検出回路。
を示す正面断面図、側面図及び底面図、第4図は
本考案に係る検電部が装着される接続部を示す正
面図、第5図は地絡検出回路の一例を示すブロツ
ク図、第6図は検電装置の一例を示す構成図。 符号の説明、10……検出部、12……突起、
13……溝、14……接触子、15……コイルス
プリング、16……ラグ板、17……ネジ、18
……加熱収縮チユーブ、21……架空ケーブル、
22……接続体、24……検電端子、26……検
電端子キヤツプ、40……地絡検出回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 多相架空ケーブルの零相電圧及び零相電流を検
出し、両者の位相を比較して地絡検知及び地絡点
の方向の判別を行う地絡検出装置において、 前記ケーブルの分岐接続部に設けられた接続体
に付属する検電端子に接触するコンタクトユニツ
トを内臓し、絶縁材料を用いてその嵌合部分が検
電端子キヤツプと同一サイズの外形に加工された
検出部を備え、地絡検出時に前記検出部を前記検
電端子キヤツプに代えて該キヤツプの装着位置に
装着し、接地された検出回路の表示部によつて表
示することを特徴とする架空ケーブル地絡検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13301785U JPH0532781Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13301785U JPH0532781Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6242079U JPS6242079U (ja) | 1987-03-13 |
JPH0532781Y2 true JPH0532781Y2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=31032940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13301785U Expired - Lifetime JPH0532781Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532781Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0528898Y2 (ja) * | 1988-07-28 | 1993-07-26 |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP13301785U patent/JPH0532781Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6242079U (ja) | 1987-03-13 |
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