JPH0245822Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0245822Y2 JPH0245822Y2 JP7456383U JP7456383U JPH0245822Y2 JP H0245822 Y2 JPH0245822 Y2 JP H0245822Y2 JP 7456383 U JP7456383 U JP 7456383U JP 7456383 U JP7456383 U JP 7456383U JP H0245822 Y2 JPH0245822 Y2 JP H0245822Y2
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- Japan
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- voltage
- insulator
- side terminal
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- voltage detection
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 33
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 28
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 11
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 229910052754 neon Inorganic materials 0.000 description 7
- GKAOGPIIYCISHV-UHFFFAOYSA-N neon atom Chemical compound [Ne] GKAOGPIIYCISHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、高圧または特別高圧の電路における電路
電圧や零相電圧を検出する場合、第1図や第2図
に示されている電圧検出用碍子1が使用されてい
る。
電圧や零相電圧を検出する場合、第1図や第2図
に示されている電圧検出用碍子1が使用されてい
る。
この電圧検出用碍子1は、高圧または特別高圧
用碍子2に電圧検出用蓄電器3を内蔵し、同碍子
2に蓄電器3とそれぞれ接続した高圧側端子4
と、低圧側端子5を設けた構造を有し、電路電圧
を検出する場合は、第1図示のように低圧側端子
5に検出用抵抗器6を接続するとともに、抵抗器
6に検電用ネオン灯7を並列に接続して検出を行
い、零相電圧を検出する場合は、第2図示のよう
に三相電路の各相を高圧側端子4にそれぞれ接続
した3個の碍子2の各低圧側端子5に零相電圧検
出用変成器8を接続して検出をおこなうが、これ
らの機器配線が正常に接続されている場合には、
蓄電器3は微少容量のため、商用周波において、
高いインピーダンスとなつており、一方検出用抵
抗器6、検電用ネオン灯7又は変成器8はこれに
比べ十分小さなインピーダンスに設定されている
ので、蓄電器3と検出用抵抗器6、検電用ネオン
灯7、又は蓄電器3と変成器8による電圧分割の
結果、低圧側端子5と検出用抵抗器6、検電用ネ
オン灯7を結ぶ配線、又は低圧側端子5と変成器
8を結ぶ配線は、通常700V以下の低圧電位とな
つている。万一、この低圧側端子5と検出用抵抗
器6、検電用ネオン灯7を結ぶ配線、又は低圧側
端子5と変成器8を結ぶ配線が過失又は事故によ
りはずれたり、切断された場合には、負荷が開放
となり、高圧側端子4に加わつた一次側電路の高
電圧が、電圧分割されることなく、低圧側端子5
にそのまま現われ、これに接続している配線にも
高電圧が発生し、極めて危険な状態になるという
欠点がある。
用碍子2に電圧検出用蓄電器3を内蔵し、同碍子
2に蓄電器3とそれぞれ接続した高圧側端子4
と、低圧側端子5を設けた構造を有し、電路電圧
を検出する場合は、第1図示のように低圧側端子
5に検出用抵抗器6を接続するとともに、抵抗器
6に検電用ネオン灯7を並列に接続して検出を行
い、零相電圧を検出する場合は、第2図示のよう
に三相電路の各相を高圧側端子4にそれぞれ接続
した3個の碍子2の各低圧側端子5に零相電圧検
出用変成器8を接続して検出をおこなうが、これ
らの機器配線が正常に接続されている場合には、
蓄電器3は微少容量のため、商用周波において、
高いインピーダンスとなつており、一方検出用抵
抗器6、検電用ネオン灯7又は変成器8はこれに
比べ十分小さなインピーダンスに設定されている
ので、蓄電器3と検出用抵抗器6、検電用ネオン
灯7、又は蓄電器3と変成器8による電圧分割の
結果、低圧側端子5と検出用抵抗器6、検電用ネ
オン灯7を結ぶ配線、又は低圧側端子5と変成器
8を結ぶ配線は、通常700V以下の低圧電位とな
つている。万一、この低圧側端子5と検出用抵抗
器6、検電用ネオン灯7を結ぶ配線、又は低圧側
端子5と変成器8を結ぶ配線が過失又は事故によ
りはずれたり、切断された場合には、負荷が開放
となり、高圧側端子4に加わつた一次側電路の高
電圧が、電圧分割されることなく、低圧側端子5
にそのまま現われ、これに接続している配線にも
高電圧が発生し、極めて危険な状態になるという
欠点がある。
本考案は、上記従来の欠点を解消しうる電圧検
出用碍子を提供しようとするものである。
出用碍子を提供しようとするものである。
以下図面第3図及び第4図にもとずいて本考案
の実施例を説明すると、9は高圧または特別高圧
用の碍子、10は碍子9に内蔵した電圧検出用蓄
電器、11は碍子9の一方の端面に設けた高圧側
端子で、蓄電器10に接続している。12は碍子
9の他方の端面に設けた低圧側端子で、蓄電気1
0に接続している。13は碍子9において低圧側
端子12が設けられている端面に設けた保護接地
用端子、14は碍子9に内蔵し、かつ保護接地用
端子13と、低圧側端子12の間に接続した電圧
制限素子で、バリスタ、双方向ツエナーダイオー
ド等を使用する。
の実施例を説明すると、9は高圧または特別高圧
用の碍子、10は碍子9に内蔵した電圧検出用蓄
電器、11は碍子9の一方の端面に設けた高圧側
端子で、蓄電器10に接続している。12は碍子
9の他方の端面に設けた低圧側端子で、蓄電気1
0に接続している。13は碍子9において低圧側
端子12が設けられている端面に設けた保護接地
用端子、14は碍子9に内蔵し、かつ保護接地用
端子13と、低圧側端子12の間に接続した電圧
制限素子で、バリスタ、双方向ツエナーダイオー
ド等を使用する。
上記の構成より成る電圧検出用碍子を用いて電
路電圧を検出する場合は、第3図示のように低圧
側端子12に検出用抵抗器15を接続するととも
に、抵抗器15に検電用ネオン灯16を並列に接
続し、保護接地用端子13にアース線17の一端
を接続し、アース線17の他端を碍子9の近傍で
大地、例えば電路を支える鉄塔の一部等に接続す
る。また、上記の構成より成る電圧検出碍子を用
いて零相電圧を検出する場合は、第4図示のよう
に3個の碍子9の各低圧側端子12に零相電圧検
出用変成器18を接続し、各保護接地用端子13
に各アース線19の一端を接続し、各アース線1
9の他端を碍子9の近傍で大地、例えば電路を支
える鉄塔の一部等に接続する。
路電圧を検出する場合は、第3図示のように低圧
側端子12に検出用抵抗器15を接続するととも
に、抵抗器15に検電用ネオン灯16を並列に接
続し、保護接地用端子13にアース線17の一端
を接続し、アース線17の他端を碍子9の近傍で
大地、例えば電路を支える鉄塔の一部等に接続す
る。また、上記の構成より成る電圧検出碍子を用
いて零相電圧を検出する場合は、第4図示のよう
に3個の碍子9の各低圧側端子12に零相電圧検
出用変成器18を接続し、各保護接地用端子13
に各アース線19の一端を接続し、各アース線1
9の他端を碍子9の近傍で大地、例えば電路を支
える鉄塔の一部等に接続する。
本考案は、叙上のように電圧検出用蓄電器を内
蔵した碍子に、上記蓄電器とそれぞれ接続した高
圧側端子と低圧側端子とを設けて成る電圧検出用
碍子において、保護接地用端子を設け、この保護
接地用端子と、低圧側端子との間に電圧制限素子
を接続したから、本考案に係る電圧検出用碍子を
電路電圧や零相電圧の検出に用いれば、これらの
機器配線が過失または事故によりはずれた場合、
例えば検電用ネオン灯や検出用抵抗器や零相電圧
検出用変成器等がはずれても、電圧制限素子の働
きにより、低圧側端子には電路の高圧または特別
高圧があらわれなくなり、安全な碍子を提供する
ことができる。
蔵した碍子に、上記蓄電器とそれぞれ接続した高
圧側端子と低圧側端子とを設けて成る電圧検出用
碍子において、保護接地用端子を設け、この保護
接地用端子と、低圧側端子との間に電圧制限素子
を接続したから、本考案に係る電圧検出用碍子を
電路電圧や零相電圧の検出に用いれば、これらの
機器配線が過失または事故によりはずれた場合、
例えば検電用ネオン灯や検出用抵抗器や零相電圧
検出用変成器等がはずれても、電圧制限素子の働
きにより、低圧側端子には電路の高圧または特別
高圧があらわれなくなり、安全な碍子を提供する
ことができる。
第1図は従来の電圧検出用碍子を用いて電路電
圧を検出する場合の配線図、第2図は従来の電圧
検出用碍子を用いて零相電圧を検出する場合の配
線図、第3図は本考案に係る電圧検出用碍子を用
いて電路電圧を検出する場合の配線図、第4図は
本考案に係る電圧検出用碍子を用いて零相電圧を
検出する場合の配線図である。 9……碍子、10……電圧検出用蓄電器、11
……高圧側端子、12……低圧側端子、13……
保護接地用端子、14……電圧制限素子。
圧を検出する場合の配線図、第2図は従来の電圧
検出用碍子を用いて零相電圧を検出する場合の配
線図、第3図は本考案に係る電圧検出用碍子を用
いて電路電圧を検出する場合の配線図、第4図は
本考案に係る電圧検出用碍子を用いて零相電圧を
検出する場合の配線図である。 9……碍子、10……電圧検出用蓄電器、11
……高圧側端子、12……低圧側端子、13……
保護接地用端子、14……電圧制限素子。
Claims (1)
- 電圧検出用蓄電器を内蔵した碍子に、上記蓄電
器とそれぞれ接続した高圧側端子と低圧側端子と
を設けて成る電圧検出用碍子において、保護接地
用端子を設け、この保護接地用端子と、上記低圧
側端子との間に電圧制限素子を接続して成る電圧
検出用碍子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7456383U JPS59180679U (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 電圧検出用碍子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7456383U JPS59180679U (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 電圧検出用碍子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59180679U JPS59180679U (ja) | 1984-12-03 |
JPH0245822Y2 true JPH0245822Y2 (ja) | 1990-12-04 |
Family
ID=30204652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7456383U Granted JPS59180679U (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 電圧検出用碍子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59180679U (ja) |
-
1983
- 1983-05-20 JP JP7456383U patent/JPS59180679U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59180679U (ja) | 1984-12-03 |
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