JPS6245768B2 - - Google Patents
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- JPS6245768B2 JPS6245768B2 JP55007521A JP752180A JPS6245768B2 JP S6245768 B2 JPS6245768 B2 JP S6245768B2 JP 55007521 A JP55007521 A JP 55007521A JP 752180 A JP752180 A JP 752180A JP S6245768 B2 JPS6245768 B2 JP S6245768B2
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 20
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 101001057156 Homo sapiens Melanoma-associated antigen C2 Proteins 0.000 description 1
- 102100027252 Melanoma-associated antigen C2 Human genes 0.000 description 1
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- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一端を直接接地、他端をコンデンサー
接地とした直流送電設備における直流送電線の事
故を検出する直流送電線保護装置に関する。
接地とした直流送電設備における直流送電線の事
故を検出する直流送電線保護装置に関する。
第1図に直流送電設備の構成図を示す。第1図
において1,2は交流を直流に又は直流を交流に
変換する変換器、3,4は直流電流を平滑する直
流リアクトル、5は本線、6は中性線、7は接地
コンデンサー、8は計器用変圧器(V.D)、9,
10,11は計器用変流器(C.T)を示す。
において1,2は交流を直流に又は直流を交流に
変換する変換器、3,4は直流電流を平滑する直
流リアクトル、5は本線、6は中性線、7は接地
コンデンサー、8は計器用変圧器(V.D)、9,
10,11は計器用変流器(C.T)を示す。
このような構成における直流送電設備におい
て、本線が雷撃などにより例えば地絡事故を発生
した場合、従来の地絡事故検出装置としては例え
ば第1図におけるC.T10,11によつて検出さ
れた電流値を通信回線で伝送し、順変換器側で電
流が増加し逆変換器側で電流が減少したと云う条
件で地絡事故を判定する方式、あるいは順変換
器、逆変換器に関係なくCT10,11によつて
検出された電流値に或る差分が一定時間生じてい
ると云う条件で地絡事故を判定する方式などが考
えられている。しかしながら、これら従来の直流
送電線保護方式はいずれも通信回線を介している
為に高速度の検出が不可能である。又通信回線異
常時には通信回線装置は前値保持して変換器を運
転継続させる方式が直流送電では一般的である
為、かゝる状態のとき直流送電線事故が発生して
も従来の直流送電線保護方式では事故の検出が不
可能であると云う欠点があつた。
て、本線が雷撃などにより例えば地絡事故を発生
した場合、従来の地絡事故検出装置としては例え
ば第1図におけるC.T10,11によつて検出さ
れた電流値を通信回線で伝送し、順変換器側で電
流が増加し逆変換器側で電流が減少したと云う条
件で地絡事故を判定する方式、あるいは順変換
器、逆変換器に関係なくCT10,11によつて
検出された電流値に或る差分が一定時間生じてい
ると云う条件で地絡事故を判定する方式などが考
えられている。しかしながら、これら従来の直流
送電線保護方式はいずれも通信回線を介している
為に高速度の検出が不可能である。又通信回線異
常時には通信回線装置は前値保持して変換器を運
転継続させる方式が直流送電では一般的である
為、かゝる状態のとき直流送電線事故が発生して
も従来の直流送電線保護方式では事故の検出が不
可能であると云う欠点があつた。
従つて、本発明の目的はこのような欠点を除去
するためになされたものであつて、通信回線を用
いない高速度且つ確実な直流送電線保護装置を提
供することにある。
するためになされたものであつて、通信回線を用
いない高速度且つ確実な直流送電線保護装置を提
供することにある。
第2図は本発明の一実施例を示す構成図であ
り、第2図が第1図と異なる点について説明する
と、12は接地電流を検出する接地電流検出装
置、13,14は電流設定値IdpとCT10,1
1により検出された直流電流検出値とを比較し、
その偏差が所定値以上のとき、出力信号がロジツ
クレベル“1”となる過不足電流検出装置、15
はVD8によつて検出された直流電圧の変化速度
を検出する電圧変化速度検出装置、16,17は
アンド素子である。
り、第2図が第1図と異なる点について説明する
と、12は接地電流を検出する接地電流検出装
置、13,14は電流設定値IdpとCT10,1
1により検出された直流電流検出値とを比較し、
その偏差が所定値以上のとき、出力信号がロジツ
クレベル“1”となる過不足電流検出装置、15
はVD8によつて検出された直流電圧の変化速度
を検出する電圧変化速度検出装置、16,17は
アンド素子である。
直流送電線地絡などが発生して地絡電流が流
れ、接地電流検出装置12及び過不足電流検出装
置13の出力信号がともにロジツクレベル“1”
となると、アンド素子16がロジツクレベル
“1”となり、又過不足電流検出装置14及び電
圧変化速度検出装置15がともにロジツクレベル
“1”となるとアンド素子17がロジツクレベル
“1”となる。かかる状態のとき、即ち前記アン
ド素子16又は17がロジツクレベル“1”とな
つたとき直流送電線事故と判定する。
れ、接地電流検出装置12及び過不足電流検出装
置13の出力信号がともにロジツクレベル“1”
となると、アンド素子16がロジツクレベル
“1”となり、又過不足電流検出装置14及び電
圧変化速度検出装置15がともにロジツクレベル
“1”となるとアンド素子17がロジツクレベル
“1”となる。かかる状態のとき、即ち前記アン
ド素子16又は17がロジツクレベル“1”とな
つたとき直流送電線事故と判定する。
以上のような構成において、例えば第2図にお
ける変換器1が順変換器として運転され、変換器
2が逆変換器として運転されているときに、本線
5に地絡が発生した場合地絡電流が地絡点から直
接接地点へ流れる為に接地電流が流れ、又、同時
にCT10には過電流が、CT11には不足電流が
流れる。従つて接地電流検出装置12、過不足電
流検出装置13,14の出力信号はいずれもロジ
ツクレベル“1”となる。又、前記地絡が発生し
た場合本線の直流電圧は急減し、ここで中性線6
側には線路の静電リアクタンス成分及び誘導リア
クタンス成分やコンデンサ7があるので、これら
LCにより電圧の共振減少が現われ、中性線の直
流電圧は振動するので、電圧変化速度検出装置の
出力信号もロジツクレベル“1”となり最終的に
アンド素子16,17の出力信号がロジツクレベ
ル“1”となり、直流送電線事故を判定すること
ができる。
ける変換器1が順変換器として運転され、変換器
2が逆変換器として運転されているときに、本線
5に地絡が発生した場合地絡電流が地絡点から直
接接地点へ流れる為に接地電流が流れ、又、同時
にCT10には過電流が、CT11には不足電流が
流れる。従つて接地電流検出装置12、過不足電
流検出装置13,14の出力信号はいずれもロジ
ツクレベル“1”となる。又、前記地絡が発生し
た場合本線の直流電圧は急減し、ここで中性線6
側には線路の静電リアクタンス成分及び誘導リア
クタンス成分やコンデンサ7があるので、これら
LCにより電圧の共振減少が現われ、中性線の直
流電圧は振動するので、電圧変化速度検出装置の
出力信号もロジツクレベル“1”となり最終的に
アンド素子16,17の出力信号がロジツクレベ
ル“1”となり、直流送電線事故を判定すること
ができる。
尚、中性線の直流電圧が振動することに着眼す
れば、電圧変化速度検出装置15の代りに過電圧
検出装置又は不足電圧検出装置を用いてもよい。
更に、直流送電線保護装置の動作を確実にする為
に転流失敗検出装置の出力信号でロツクするよう
にしてもよい。即ち、変換器が転流失敗して転流
失敗検出装置の出力信号がロジツクレベル“1”
となつたときには、アンド素子16,17の出力
信号をロツクする方法である。
れば、電圧変化速度検出装置15の代りに過電圧
検出装置又は不足電圧検出装置を用いてもよい。
更に、直流送電線保護装置の動作を確実にする為
に転流失敗検出装置の出力信号でロツクするよう
にしてもよい。即ち、変換器が転流失敗して転流
失敗検出装置の出力信号がロジツクレベル“1”
となつたときには、アンド素子16,17の出力
信号をロツクする方法である。
以上の説明のように、本発明は直接接地端では
直流電流の過不足電流と接地電流を検出すること
により、又コンデンサー接地端では直流電流の過
不足電流と中性線の直流電圧の急増又は急減を検
出することにより、通信回線を用いず変換所端で
ほぼ同時に高速且つ確実に直流送電線事故を検出
することができる。
直流電流の過不足電流と接地電流を検出すること
により、又コンデンサー接地端では直流電流の過
不足電流と中性線の直流電圧の急増又は急減を検
出することにより、通信回線を用いず変換所端で
ほぼ同時に高速且つ確実に直流送電線事故を検出
することができる。
第1図は直流送電設備の構成図、第2図は本発
明の一実施例を示す構成図である。 1,2……変換器、3,4……直流リアクト
ル、5……本線、6……中性線、7……接地コン
デンサー、8……計器用変圧器(VD)、9,1
0,11……計器用変流器(CT)、12……接地
電流検出装置、13,14……過不足電流検出装
置、15……電圧変化速度検出装置、16,17
……アンド素子。
明の一実施例を示す構成図である。 1,2……変換器、3,4……直流リアクト
ル、5……本線、6……中性線、7……接地コン
デンサー、8……計器用変圧器(VD)、9,1
0,11……計器用変流器(CT)、12……接地
電流検出装置、13,14……過不足電流検出装
置、15……電圧変化速度検出装置、16,17
……アンド素子。
Claims (1)
- 1 一端を直接接地、他端をコンデンサー接地と
した直流送電設備において、前記直流送電設備は
電流設定値と直流電流検出値との偏差を検出する
装置、直接接地点の接地電流を検出する装置、更
に中性線の直流電圧の増加又は減少を検出する装
置を具備し、直接接地端では前記電流設定値と直
流電流検出値との偏差を検出する装置の出力信号
と前記直接接地点の接地電流を検出する装置との
出力信号とのアンドにより直流送電線の事故を検
出し、コンデンサー接地端では前記電流設定値と
直流電流検出値との偏差を検出する装置の出力信
号と前記中性線の直流電圧の増加又は減少を検出
する装置の出力信号とのアンドにより直流送電線
の事故を検出することを特徴とする直流送電線保
護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP752180A JPS56107724A (en) | 1980-01-25 | 1980-01-25 | Dc transmission line protecting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP752180A JPS56107724A (en) | 1980-01-25 | 1980-01-25 | Dc transmission line protecting device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56107724A JPS56107724A (en) | 1981-08-26 |
JPS6245768B2 true JPS6245768B2 (ja) | 1987-09-29 |
Family
ID=11668071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP752180A Granted JPS56107724A (en) | 1980-01-25 | 1980-01-25 | Dc transmission line protecting device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56107724A (ja) |
-
1980
- 1980-01-25 JP JP752180A patent/JPS56107724A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56107724A (en) | 1981-08-26 |
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