JPS6325858Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6325858Y2 JPS6325858Y2 JP8849281U JP8849281U JPS6325858Y2 JP S6325858 Y2 JPS6325858 Y2 JP S6325858Y2 JP 8849281 U JP8849281 U JP 8849281U JP 8849281 U JP8849281 U JP 8849281U JP S6325858 Y2 JPS6325858 Y2 JP S6325858Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformer
- ground fault
- circuit
- tap
- arbitrary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Protection Of Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、制御用変圧器の２次側の地絡を検
出する地絡検出回路、特に任意電圧で使用する制
御回路のための任意タツプを地絡検出用にも共用
した地絡検出回路に関するものである。
出する地絡検出回路、特に任意電圧で使用する制
御回路のための任意タツプを地絡検出用にも共用
した地絡検出回路に関するものである。
従来、この種の回路として、第１図に示すコン
トロールセンタ制御変圧回路があつた。第１図に
おいて、１は交流電源（図示せず）へ接続された
１次巻線および２次巻線を有する制御用変圧器
（以下変圧器と称す）、２はこの変圧器１の２次巻
線へ接続された負荷、３は変圧器１の２次巻線に
設けた中間タツプ、４は地絡電流を切るためのヒ
ユーズ、５は地絡回路を分離するための区分スイ
ツチ、６は地絡電流を検出するための漏電リレー
である。なお、これらのヒユーズ４、区分スイツ
チ５および漏電リレー６は中間タツプ３と大地の
間で直列に接続されている。また、Ａ点、Ｂ点は
各々変圧器２次側回路での地絡点である。
トロールセンタ制御変圧回路があつた。第１図に
おいて、１は交流電源（図示せず）へ接続された
１次巻線および２次巻線を有する制御用変圧器
（以下変圧器と称す）、２はこの変圧器１の２次巻
線へ接続された負荷、３は変圧器１の２次巻線に
設けた中間タツプ、４は地絡電流を切るためのヒ
ユーズ、５は地絡回路を分離するための区分スイ
ツチ、６は地絡電流を検出するための漏電リレー
である。なお、これらのヒユーズ４、区分スイツ
チ５および漏電リレー６は中間タツプ３と大地の
間で直列に接続されている。また、Ａ点、Ｂ点は
各々変圧器２次側回路での地絡点である。
次に第１図に示したコントロールセンタ制御変
圧器回路の機能について説明する。変圧器２次側
回路のＡ点またはＢ点で地絡が発生した場合、変
圧器１の中間タツプ３を接地しているため地絡電
流Igは同一の電流値となる。また、その地絡電流
Igは下記の(1)式で表わされる。
圧器回路の機能について説明する。変圧器２次側
回路のＡ点またはＢ点で地絡が発生した場合、変
圧器１の中間タツプ３を接地しているため地絡電
流Igは同一の電流値となる。また、その地絡電流
Igは下記の(1)式で表わされる。
Ig＝Ｔ×V2／V1／V2×％Ｚ＝Ｔ／V1％Ｚ ……(1)式
なお、各記号は次のとうりである。
Ｔ：変圧器容量、V1：変圧器２次側定格電圧、
V2：変圧器２次巻線中間タツプ電圧、％Ｚ：変
圧器パーセントインピーダンス、 したがつて、(1)式から求められる地絡電流Igで
動作するヒユーズ４および漏電リレー６が選定さ
れ、変圧器２次側回路の地絡検出を行なつてい
る。
V2：変圧器２次巻線中間タツプ電圧、％Ｚ：変
圧器パーセントインピーダンス、 したがつて、(1)式から求められる地絡電流Igで
動作するヒユーズ４および漏電リレー６が選定さ
れ、変圧器２次側回路の地絡検出を行なつてい
る。
しかし、上述した従来の回路ではＡ点およびＢ
点での地絡電流値を同一値とするために変圧器１
の中間タツプ３から接地をとる方式が考えられて
いたが、変圧器１の２次側に任意電圧で使用する
制御回路を必要とする場合、従来は変圧器１の２
次巻線に任意タツプと地絡検出用中間タツプとの
２つのタツプを設ける必要が生じ、変圧器１の製
作上および回路上も合理的、経済的でないなどの
欠点があつた。
点での地絡電流値を同一値とするために変圧器１
の中間タツプ３から接地をとる方式が考えられて
いたが、変圧器１の２次側に任意電圧で使用する
制御回路を必要とする場合、従来は変圧器１の２
次巻線に任意タツプと地絡検出用中間タツプとの
２つのタツプを設ける必要が生じ、変圧器１の製
作上および回路上も合理的、経済的でないなどの
欠点があつた。
この考案は、上述した従来のものの欠点を除去
するためになされたもので、変圧器の２次巻線に
任意電圧で使用する制御回路のための任意タツプ
を設け、この任意タツプを地絡検出用タツプにも
共用した制御用変圧器の地絡検出回路を提供する
ことを目的としている。
するためになされたもので、変圧器の２次巻線に
任意電圧で使用する制御回路のための任意タツプ
を設け、この任意タツプを地絡検出用タツプにも
共用した制御用変圧器の地絡検出回路を提供する
ことを目的としている。
第２図はこの考案の一実施例を示し、変圧器１
の２次巻線に、任意電圧に選ばられる任意タツプ
７を中間タツプの代りに設け、この任意タツプ７
を任意電圧で使用する制御回路８にも接続した点
で、第１図の従来回路と違う。もう少し詳しく云
えば、任意タツプ７は、地絡検出手段、例えば直
列接続されたヒユーズ４および漏電リレー６を介
して大地へ接続されると共に、制御回路８を介し
て２次巻線の一端に接続される。
の２次巻線に、任意電圧に選ばられる任意タツプ
７を中間タツプの代りに設け、この任意タツプ７
を任意電圧で使用する制御回路８にも接続した点
で、第１図の従来回路と違う。もう少し詳しく云
えば、任意タツプ７は、地絡検出手段、例えば直
列接続されたヒユーズ４および漏電リレー６を介
して大地へ接続されると共に、制御回路８を介し
て２次巻線の一端に接続される。
次にこの考案の一実施例の機能について説明す
れば、変圧器２次側回路のＡ点またはＢ点で地絡
が発生した場合、Ａ点での地絡電流IgA、Ｂ点で
の地絡電流IgBは下記のそれぞれ(2)式、(3)式で表
わされる。
れば、変圧器２次側回路のＡ点またはＢ点で地絡
が発生した場合、Ａ点での地絡電流IgA、Ｂ点で
の地絡電流IgBは下記のそれぞれ(2)式、(3)式で表
わされる。
IgA＝Ｔ×V1−V3／V1／（V1−V3）×％Ｚ＝Ｔ／V1％Ｚ
……(2)式 IgB＝Ｔ×V3／V1／V3×％Ｚ＝Ｔ／V1％Ｚ ……(3)式 なお、各記号は次のとおりである。
……(2)式 IgB＝Ｔ×V3／V1／V3×％Ｚ＝Ｔ／V1％Ｚ ……(3)式 なお、各記号は次のとおりである。
Ｔ：変圧器容量、V1：変圧器２次側定格電圧、
V3：変圧器２次巻線任意タツプ電圧、 (2)式、および(3)式から明らかなように、IgA、
IgBは変圧器１の任意タツプ７を引出して接地し
ても、従来の回路のように変圧器１の中間タツプ
３を引出して接地した場合と同一の地絡電流値Ig
となる。したがつて、その地絡電流で動作するヒ
ユーズ４および漏電リレー６を選定し、変圧器１
の２次側回路の地絡検出を行なうのである。
V3：変圧器２次巻線任意タツプ電圧、 (2)式、および(3)式から明らかなように、IgA、
IgBは変圧器１の任意タツプ７を引出して接地し
ても、従来の回路のように変圧器１の中間タツプ
３を引出して接地した場合と同一の地絡電流値Ig
となる。したがつて、その地絡電流で動作するヒ
ユーズ４および漏電リレー６を選定し、変圧器１
の２次側回路の地絡検出を行なうのである。
ところで、上述した説明はコントロールセンタ
制御用変圧器回路について行なつたが、その他単
相制御用変圧器を使用した変圧器２次側回路の地
絡検出回路であつてもよく、又、地絡を検出する
手段はヒユーズ、漏電リレー以外のものであつて
も上述した実施例と同様な効果を奏する。
制御用変圧器回路について行なつたが、その他単
相制御用変圧器を使用した変圧器２次側回路の地
絡検出回路であつてもよく、又、地絡を検出する
手段はヒユーズ、漏電リレー以外のものであつて
も上述した実施例と同様な効果を奏する。
以上のように、この考案によれば、変圧器２次
巻線に地絡検出用タツプと任意電圧制御回路用タ
ツプとの２つのタツプが必要な場合、それらのタ
ツプを共用したことにより、１つのタツプでもつ
て、任意電圧制御回路へ電源電圧を供給しかつ地
絡検出も行なえる安価でかつ機能が高い回路が提
供できる。
巻線に地絡検出用タツプと任意電圧制御回路用タ
ツプとの２つのタツプが必要な場合、それらのタ
ツプを共用したことにより、１つのタツプでもつ
て、任意電圧制御回路へ電源電圧を供給しかつ地
絡検出も行なえる安価でかつ機能が高い回路が提
供できる。
第１図は従来のコントロールセンタ制御変圧器
回路を示す回路図、第２図はこの考案の一実施例
を示す回路図である。 １……制御用変圧器、４……ヒユーズ、６……
漏電リレー、７……任意タツプ、８……制御回
路。符号は同一又は相当部を示す。
回路を示す回路図、第２図はこの考案の一実施例
を示す回路図である。 １……制御用変圧器、４……ヒユーズ、６……
漏電リレー、７……任意タツプ、８……制御回
路。符号は同一又は相当部を示す。
Claims (1)
- 制御用変圧器の２次巻線に、任意電圧を取り出
す任意タツプを設け、この任意タツプを、地絡検
出手段を介して大地へ接続すると共に、任意電圧
で使用する制御回路を介して前記２次巻線の一端
に接続したことを特徴とする制御用変圧器の地絡
検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8849281U JPS6325858Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8849281U JPS6325858Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57201033U JPS57201033U (ja) | 1982-12-21 |
| JPS6325858Y2 true JPS6325858Y2 (ja) | 1988-07-14 |
Family
ID=29883663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8849281U Expired JPS6325858Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6325858Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-15 JP JP8849281U patent/JPS6325858Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57201033U (ja) | 1982-12-21 |
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