JPH0553092U - 接地装置 - Google Patents

接地装置

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JPH0553092U
JPH0553092U JP11217391U JP11217391U JPH0553092U JP H0553092 U JPH0553092 U JP H0553092U JP 11217391 U JP11217391 U JP 11217391U JP 11217391 U JP11217391 U JP 11217391U JP H0553092 U JPH0553092 U JP H0553092U
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JP
Japan
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voltage
conductors
container
movable
conductor
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Pending
Application number
JP11217391U
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Inventor
雅夫 今井
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主回路電圧の検電が容易で取り扱いの簡略化
を図ることのできる接地装置を提供する。 【構成】 ガス密封容器4内に収納された接地開閉器3
A,3Bの可動側シールド電極8A,8Bに検圧用導体
15A,15Bを接続すると共に、この導体15A,1
5Bを可動主接触子6A,6Bから絶縁して容器4外に
引き出し、引き出された導体15A,15Bに電圧有無
確認用の発光ダイオード28A,28Bを接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガス絶縁開閉装置(以下GISという)等に好適な接地装置に関し 、詳しくは接地開閉器を用いて行う検電構成の改良に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば1次変電所におけるGISは、図2の単線接続図で示すような変 圧器回路ユニットの場合、図3に示すように構成され、操作箱A上に設置された 遮断器容器B内にガス遮断器GCBとこの前後の主回路導体をそれぞれ接地する 接地開閉器ESと計器用変流器CTとが収納され、母線用断路器DSをそれぞれ 収納した2重母線の母線容器C,D及びケーブル接続部CHdを収納した架台E 上のケーブル接続容器Fがそれぞれ遮断器容器Bに連結され、ケーブル接続部C Hdにケーブルを介して図外の変圧器が接続されている。
【0003】 ところで、ガス遮断器GCBの前後に設けられた接地開閉器ESにおいては、 主回路導体を接地する以外に、ガス遮断器GCBの接触抵抗を含む主回路抵抗の 測定等に利用される場合があり、例えば、実願昭61−49199号の明細書及 び図面等に示されている。
【0004】 すなわち、図4に示すように、主回路導体1A,1Bを直列接続したガス遮断 器2の前後に接地開閉器3A,3Bを設け、これらを共通の密封容器,すなわち GISの遮断器容器4に収納し、SF6 ガス等の絶縁性ガス5を充填している。
【0005】 この接地開閉器3A,3Bはそれぞれ、可動主接触子6A,6B,摺動接触子 7A,7B,可動側シールド電極8A,8B,固定主接触子9A,9B及び固定 側シールド電極10A,10B等により構成され、摺動接触子7A,7Bに接続 された接地導体11A,11Bが容器4に気密に貫設された絶縁ブッシング12 A,12Bを通じて外部に引き出され、外部端子13A,13Bに接続されると 共に、これが接地バー14A,14Bを介して接地されており、さらに、可動側 シールド電極8A,8Bに接続された検圧用導体15A,15Bが絶縁ブッシン グ16A,16Bを通じて外部に引き出され、その外部端子17A,17Bが短 絡プラグ18A,18Bを介して接地されている。
【0006】 前記短絡プラグ18A,18Bは、図3に示す操作箱A内の試験用端子板19 に取り付けられ、図5に示すように、端子板19に接地開閉器3A,3B毎に設 けられた3相の試験用端子20A,20Bに常時は短絡プラグ18A,18Bが 差し込まれ、可動側シールド電極8A,8Bが接地されている。
【0007】 このような接地装置においては、接地開閉器3A,3Bの投入に際し、主回路 導体1A,1Bが無電圧状態であることを確認する必要があるが、この場合、固 定側シールド電極10A,10Bと可動側シールド電極8A,8Bとの間に形成 される静電容量C1,C2及び可動側シールド電極8A,8Bと容器4との間に 形成される静電容量C3,C4により、主回路導体1A,1Bの電圧を分圧して 可動側シールド電極8A,8Bに加わる電圧を検出することにより、主回路導体 1A,1Bが無電圧か否かを検知する。
【0008】 すなわち、図6に示すように、端子板19の短絡プラグ18A,18Bを試験 用端子20A,20Bから取り外し、端子板19に常備した測定プラグ21を試 験用端子20A,20Bに差し込み、ポータブルVD22A,22Bの端子を測 定プラグ21に差し込んで主回路電圧の有無を確認する。
【0009】 また、ガス遮断器2の抵抗測定に際しては、前述した要領で主回路導体1A, 1Bの無電圧を確認したのち、可動主接触子6A,6Bを投入し、次いで接地線 側の接地バー18A,18Bを取り外し、外部端子13A,13B間に直流電源 23と直流電流計24を直列に接続すると共に、この外部端子13A,13B間 に直流電圧計25を接続し、電圧降下法により測定する。 なお、26は主回路導体1Bに取り付けられた計器用変流器である。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
前述した従来の接地装置にあっては、接地開閉器3A,3Bの投入に先立って 行う主回路電圧の検電時、あらかじめポータブルVD22A,22Bを用意し、 短絡プラグ18A,18Bを試験用端子20A,20Bから取り外すと共に、端 子板19から取り外した測定プラグ21を試験用端子20A,20Bに差し込み 、これにポータブルVD22A,22Bの端子を接続して回路電圧を確認する必 要があり、電圧測定器としてのポータブルVD22A,22Bを特に必要とする ばかりでなく、検電の際の操作が非常に複雑な欠点があり、しかも、使用部品が 多く、高価になるといった問題がある。
【0011】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に留意してなされたものであ り、その目的とするところは、主回路導体の検電を簡略化できる接地装置を提供 することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案の接地装置においては、ガス密封容器内に 収納された接地開閉器の可動側シールド電極に検圧用導体を接続すると共に、こ の導体を可動主接触子から絶縁して容器外に引き出し、引き出された導体に電圧 有無確認用の発光ダイオードを接続したものである。
【0013】
【作用】
前述した接地装置にあっては、接地開閉器の固定側シールド電極と可動側シー ルド電極との間及びこの可動側シールド電極と容器との間でそれぞれ形成される 静電容量により主回路導体の電圧が分圧され、可動側シールド電極に加わる電圧 により検圧用導体を介して発光ダイオードが点灯する。したがって、発光ダイオ ードの点滅により主回路導体の電圧の有無を確認できる。
【0014】
【実施例】 実施例につき、図1を用いて説明する。なお、前記と同一符号は同一もしくは 相当するものを示すものとする。 図1において、従来と異なる点は、接地開閉器3A,3Bの可動側シールド電 極8A,8Bに検圧用導体15A,15Bを介して接続された外部端子17A, 17Bと大地間に、整流素子27A,27Bと発光ダイオード28A,28Bと の直列回路を接続した点であり、この発光ダイオード28A,28BはGISの 操作箱A内に設けられた試験用端子板19に取り付けられ、外部から見易い位置 に配置されている。
【0015】 主回路導体1A,1Bに電圧が印加されている時は、固定側シールド電極10 A,10Bと可動側シールド電極8A,8Bとの間に形成される静電容量C1, C2及び可動側シールド電極8A,8Bと容器4との間に形成される静電容量C 3,C4により主回路導体1AA,8Bに電圧が加わるため、これにより整流素 子27A,27Bを介して発光ダイオード28A,28Bが点灯駆動され、電圧 有の状態を確認することができ、主回路導体1A,1Bが無電圧の時は可動側シ ールド電極8A,8Bも無電圧となり、発光ダイオード28A,28Bが消灯す る。
【0016】 したがって、発光ダイオード28A,28Bの点滅を確認することにより電圧 の有無をGISの外部から常時監視することができ、従来のような短絡プラグの 抜き差し等の操作を全く不要にでき、電圧測定器も不要にできる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているため、つぎに記載する効果を奏 する。 主回路導体の電圧を静電容量で分圧する可動側シールド電極に検圧用導体を介 して発光ダイオードを接続し、この発光ダイオードの点滅により主回路電圧の有 無を確認できるようにしたので、従来のような電圧測定器や短絡プラグ,測定用 プラグ等といった部品が不要となり、安価になると共に、検電操作も不要で常時 電圧有無の状態を監視でき、取り扱いの簡略化が図れるものであり、しかも、外 部より目視確認するため安全であるといった効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による接地装置の実施例1を示す構成図
である。
【図2】GISの単線接続図である。
【図3】GISの正面図である。
【図4】従来の接地装置を示す構成図である。
【図5】図4に示した短絡プラグの配置構成を示したも
のであり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図6】図4の接地装置における検電操作を説明する斜
視図である。
【符号の説明】
1A,1B 主回路導体 2 ガス遮断器 3A,3B 接地開閉器 4 密封容器 8A,8B 可動側シールド電極 15A,15B 検圧用導体 28A,28B 発光ダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス密封容器内に収納された接地開閉器
    の可動側シールド電極に検圧用導体を接続すると共に、
    前記導体を可動主接触子から絶縁して前記容器外に引き
    出し、引き出された前記導体に電圧有無確認用の発光ダ
    イオードを接続した接地装置。
JP11217391U 1991-12-24 1991-12-24 接地装置 Pending JPH0553092U (ja)

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JP11217391U JPH0553092U (ja) 1991-12-24 1991-12-24 接地装置

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JP11217391U JPH0553092U (ja) 1991-12-24 1991-12-24 接地装置

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JPH0553092U true JPH0553092U (ja) 1993-07-13

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ID=14580083

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JP11217391U Pending JPH0553092U (ja) 1991-12-24 1991-12-24 接地装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159180A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Toshiba Corp 金属閉鎖形スイッチギヤ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159180A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Toshiba Corp 金属閉鎖形スイッチギヤ
JP4686343B2 (ja) * 2005-11-30 2011-05-25 株式会社東芝 金属閉鎖形スイッチギヤ

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