JPH0750809Y2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH0750809Y2
JPH0750809Y2 JP1987090547U JP9054787U JPH0750809Y2 JP H0750809 Y2 JPH0750809 Y2 JP H0750809Y2 JP 1987090547 U JP1987090547 U JP 1987090547U JP 9054787 U JP9054787 U JP 9054787U JP H0750809 Y2 JPH0750809 Y2 JP H0750809Y2
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JP
Japan
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circuit breaker
container
measurement
grounding
switch
Prior art date
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JP1987090547U
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JPS63199077U (ja
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純美夫 下田
昌男 里見
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、変電所等の電気所に設置されるガス絶縁開閉
装置に関するものである。
[従来の技術] 周知のように、ガス絶縁開閉装置は、遮断器、断路器、
接地開閉器、母線導体等の機器をSF6ガス等の絶縁ガス
が封入された容器内に収納した構造を有する。第3図に
ガス絶縁開閉装置の外観の一例を示し、その電気的構成
の一例を第4図に示す。第3図において1は架台を兼ね
る操作器箱、2は操作器箱1の上に支持された円筒状の
遮断器容器で、遮断器容器2内には遮断器CBと、遮断器
CBの点検時にその両端をそれぞれ接地する第1及び第2
の遮断器点検用接地開閉器ES1及びES2と、変流器CTとが
3相分一括して収納されている。操作器箱1内には遮断
器CBを操作する操作器や制御盤等が収納されている。
3及び4は遮断器容器2の前面上部及び下部にそれぞれ
設けられた管台部2a及び2bに絶縁スペーサSを介して接
続された母線断路器容器で、これらの母線断路器容器3
及び4内にはそれぞれ母線B1及びB2を構成する母線導体
と該両母線と遮断器CBとの間を開閉する断路器DS1及びD
S2とが3相分収納されている。
5は操作器箱1の背面側に設置された架台6の上に支持
された円筒状のケーブルヘッド容器で、該ケーブルヘッ
ド容器5はその前面側上部に管台部5aを有し、管台部5a
が遮断器容器2の背面側上部に設けられた管台部2cに絶
縁スペーサSを介して接続されている。ケーブルヘッド
容器5内には3相分のケーブルヘッドCHdと各ケーブル
ヘッドにつながる導体を接地する線路接地用接地開閉器
ES3と各相のケーブルヘッドと遮断器CBとの間を開閉す
る断路器DS3とが収納されている。
7は架台6の背面側に配置された架台8の上に支持され
た円筒状の避雷器容器で、この避雷器容器7の内部に3
相の避雷器LAが収納されている。
避雷器容器7の上端には十字管状の容器9の垂直管路部
の下端が接続され、該容器9の垂直管路部の上端に計器
用変成器LPTを収納した容器10が接続されている。十字
管状容器9の水平管路部の一端はケーブルヘッド容器5
の背面側下部に設けられた管台部に絶縁スペーサSを介
して接続され、この容器9内には各相のケーブルヘッド
CHdにつながる導体と避雷器LAとの間を開閉する断路器D
S4が収納されている。
上記各容器は気密構造を有し、それぞれの容器内にはSF
6ガスが所定の圧力で封入されている。
上記のようなガス絶縁開閉装置においては、主回路が全
て金属容器内に収納されているため、主回路の検電や遮
断器の開閉特性の測定等は、接地開閉器を利用して行っ
ている。そのため従来は、測定に利用する接地開閉器と
接地線との間に切離し可能な試験用端子を設けておき、
測定を行う際に該試験用端子を接地線から切り離して測
定器につなぎ替えるようにしていた。
第5図は従来のガス絶縁開閉装置の遮断器CBにつながる
第2の遮断器点検用接地開閉器ES2付近の構成を概略的
に示したもので、同図において11は遮断器CBにつながる
主回路導体である。主回路導体11には接地開閉器ES2の
一端が接続され、接地開閉器ES2の他端は接地線12に接
続されている。接地線12は容器2に取付けられたブッシ
ング13を通して試験用端子14の一端に接続され、該試験
用端子14の他端は接地線15に切離し可能に接続されてい
る。
ここで主回路導体11の検電を行う場合には、接地開閉器
ES2を開いた後、第5図に破線で示したように試験用端
子14を検電器VDにつなぎ替える。主回路導体11に課電さ
れている時には、主回路導体11から接地開閉器ES2の極
間の静電容量Cに充電電流が流れるので、この充電電流
を検電器VDでとらえることにより主回路導体11の検電を
行うことができる。この試験の際に、主回路が活線状態
であると、試験用端子14を接地線15から外した途端に該
試験用端子に誘導電圧が発生するため、作業に当っては
細心の注意が必要である。
また遮断器CBの開閉特性を測定する場合の測定回路は第
6図に示す通りである。この場合には、先ず遮断器CBを
開いて線路を停電させ、遮断器CBの両側の断路器DS1,DS
2及びDS3を開き、次いで遮断器CBの両側の接地開閉器ES
1及びES2を閉じる。その後接地開閉器ES1及びES2にそれ
ぞれつながる試験用端子14′及び14をそれぞれ接地線1
5′及び15から切り離し、両試験用端子14′,14間に測定
器Mと直流電源Eとの直列回路を接続する。この状態で
遮断器CBを開閉させることにより遮断器CBの開閉特性を
測定する。この測定の際にも、断路器DS1,DS2またはDS3
の遮断器CBと反対側の電極に課電されていると試験用端
子14′,14を接地線から切離した際に誘導電圧が現れる
ため、細心の注意が必要である。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように、従来のガス絶縁開閉装置においては、接
地開閉器を利用して各種の測定を行っていたが、測定時
に試験用端子を切換える必要があったため、測定の際の
作業が面倒であり、測定回路を形成するまでに多くの時
間がかかるという問題があった。また試験用端子を切換
える際に誘導電圧が発生することが多いため、作業に危
険が伴うという問題があった。更に、測定作業を終了し
た後接地線を接続するのを忘れるおそれがあるという問
題もあった。
本考案の目的は、試験用端子を切換えることなく接地開
閉器の回路を利用して各種の測定を行い得るようにした
ガス絶縁開閉装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、絶縁ガスが封入された容器内に少なくとも遮
断器と該遮断器の一端及び他端をそれぞれ接地する第1
及び第2の遮断器点検用接地開閉器とを含む開閉回路の
構成機器が収納されていて、第1及び第2の遮断器点検
用接地開閉器の一方を通して構成機器に関する測定が行
われるガス絶縁開閉装置に係わるものである。
本考案においては、測定に用いる遮断器点検用接地開閉
器につながる接地線が容器に対して絶縁された状態で容
器外に導出されていて、該接地線の容器外に位置する部
分に測定用変流器が装着されている。
[作用] 上記のように、測定に用いる遮断器点検用接地開閉器に
つながる接地線に測定用変流器が装着しておくと、該変
流器に測定器を接続することにより接地回路を流れる電
流を測定できるため、接地線を切離すことなく各種の測
定を行うことができる。
例えば接地開閉器が開いている状態で測定用変流器に測
定器を接続すると、接地開閉器につながる主回路に課電
されていないときには上記測定用変流器から検出信号が
得られないが、該主回路が活線状態にあるときには、主
回路から接地開閉器の電極間の静電容量に流れる充電電
流を上記測定用変流器を通して検出できるため、主回路
の検電を行うことができる。
また遮断器の一端側の接地開閉器の接地線に上記測定用
変流器を装着して、遮断器の一端側の断路器を開き、他
端側の断路器を閉じた状態で、遮断器の開閉に伴って接
地開閉器の電極間容量に流れる充電電流を上記測定用変
流器を通して測定することにより、遮断器の開閉特性の
測定を行うことができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の実施例を示したもので、この例では、
第3図及び第4図に示した構成のガス絶縁開閉装置にお
いて、第2の遮断器点検用接地開閉器ES2につながる接
地線に測定用変流器CT1を装着している。すなわち、遮
断器点検用接地開閉器ES2の一端は遮断器CBにつながる
導体11に接続され、接地開閉器ES2の他端は容器2の底
壁部を気密に貫通させて取付けたブッシング13の中心導
体の一端に導線12を介して接続されている。ブッシング
13の中心導体の他端は接地線15を介して接地電位部に接
続され、該接地線に測定用変流器CT1が装着されてい
る。その他の点は第3図及び第5図に示したものと同様
である。
本実施例のガス絶縁開閉装置において、遮断器CBにつな
がる主回路導体の検電を行う場合には、測定用変流器CT
1に検電器VDを接続する。主回路導体11が活線状態にあ
るときには、導体11から開路状態にある遮断器点検用接
地開閉器ES2の電極間の静電容量Cを通して充電電流が
流れ、該充電電流が測定用変流器CT1により検出され
る。従って変流器CT1の出力を検電器VDにより検出する
ことにより、主回路導体11の検電を行うことができる。
また本実施例において、遮断器CBの開閉特性を測定する
場合には、第2図に示すように、断路器DS1及びDS2を閉
じ、断路器DS3を開いた状態で測定用変流器CT1に測定器
Mを接続する。この場合遮断器点検用接地開閉器ES1及
びES2を開いておくのはもちろんである。この状態で遮
断器CBを開閉操作する。遮断器CBが開いているときには
接地開閉器ES2の極間の静電容量を通して充電電流が流
れず、測定器Mは変流器CTの出力を検出しない。遮断器
CBが閉じているときには、主回路導体11から接地開閉器
ES2の電極間静電容量Cを通して充電電流が流れるた
め、変流器CT1が検出出力を発生し、測定器Mがこれを
検出する。このように、遮断器CBの開閉に伴って生じる
電流の断続が変流器CT1により検出されるため、遮断器
の開閉特性を測定することができる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、遮断器点検用接地開閉
器の一方につながる接地線を容器に対して絶縁した状態
で外部に導出して、該接地線の容器外に位置する部分に
測定用変流器を装着したので、接地線を切離すことなく
主回路の検電と、遮断器の開閉特性の測定とを行なうこ
とができる。
本考案によれば、接地線を切り離す作業を必要としない
ため、測定作業を簡単にして作業時間の短縮を図ること
ができるだけでなく、誘導電圧に対する心配をなくして
作業の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例において主回路の検電を行って
いる状態を示す単線結線図、第2図は本考案の実施例に
おいて遮断器の開閉特性の測定を行っている状態を示す
単線結線図、第3図はガス絶縁開閉装置の外観の一例を
示す側面図、第4図は同ガス絶縁開閉装置の各相の電気
的構成を示す単線結線図、第5図及び第6図はそれぞれ
従来のガス絶縁開閉装置において主回路の検電及び遮断
器の開閉特性の測定を行っている状態を示す単線結線図
である。 CB……遮断器、ES1〜ES3……接地開閉器、DS1〜DS4……
断路器、CHd……ケーブルヘッド、B1,B2……母線、CT1
……測定用変流器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02B 13/02 13/065 H02B 13/06 E H G01R 15/02 Z

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁ガスが封入された容器内に少なくとも
    遮断器と該遮断器の一端及び他端をそれぞれ接地する第
    1及び第2の遮断器点検用接地開閉器とを含む開閉回路
    の構成機器が収納されていて、前記第1及び第2の遮断
    器点検用接地開閉器の一方を通して前記構成機器に関す
    る測定が行われるガス絶縁開閉装置において、 前記測定に用いる遮断器点検用接地開閉器につながる接
    地線は前記容器に対して絶縁された状態で容器外に導出
    されていて、該接地線の容器外に位置する部分に測定用
    変流器が装着されていることを特徴とするガス絶縁開閉
    装置。
JP1987090547U 1987-06-12 1987-06-12 ガス絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JPH0750809Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59566B2 (ja) * 1981-06-24 1984-01-07 株式会社神戸製鋼所 溶銑の連続脱硫・脱燐方法
JPS60163317A (ja) * 1984-02-06 1985-08-26 株式会社東芝 ガス絶縁開閉装置

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