JPS6341789Y2 - - Google Patents

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JPS6341789Y2
JPS6341789Y2 JP5425481U JP5425481U JPS6341789Y2 JP S6341789 Y2 JPS6341789 Y2 JP S6341789Y2 JP 5425481 U JP5425481 U JP 5425481U JP 5425481 U JP5425481 U JP 5425481U JP S6341789 Y2 JPS6341789 Y2 JP S6341789Y2
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス絶縁開閉装置等のガス絶縁電気装
置に用いるのに好適な接地装置に関するものであ
る。
ガス絶縁開閉装置等のガス絶縁電気装置におい
ては、SF6の如き絶縁性ガスを充填した金属容器
内にしや断器や断路器、或いは母線導体等の機器
を収納し、各機器の充電部導体を容器に対して絶
縁して支持している。この種の装置においては、
機器の充電部導体を接地するための接地装置が設
けられており、容器内の機器を点検する際には先
ず機器への通電を停止した後機器の充電部導体を
接地装置により接地して残留電荷による感電事故
を防止する。ガス絶縁電気装置においては、系統
の静電容量が大きいため残留電荷が大きく、しか
も減衰定数が大きいため、これを直接接地すると
大きな高周波突入電流が流れるのを避けられな
い。そこで先ず抵抗接地をした後に直接接地をす
るようにした接地装置が提案されている。
この提案された接地装置においては、被接地機
器を収納した容器に絶縁物を介して接続した接地
装置収納容器内に第1及び第2の接触子を配置し
て第1の接触子を収納容器に対して絶縁して支持
するとともに第2の接触子を収納容器に電気的及
び機械的に接続し、第1の接触子と収納容器との
間に抵抗体を設けている。そして被接地機器の充
電部に固定接触子を設けるとともに、収納容器内
に上記第1及び第2の接触子と固定接触子とを順
次接続する可動接触子を設け、この可動接触子に
より先ず第1の接触子と固定接触子とを接続して
被接地機器を抵抗体を通して接地した後、第2の
接触子と固定接触子とを接続して被接地機器を直
接接地するようにしている。
この接地装置によれば、接地の際に先ず抵抗接
地をするため高周波突入電流を抑制でき、直接接
地系統の電位上昇や誘導障害を防止することがで
きる。また抵抗体が常時は被接地機器から切り離
されているため抵抗体の責務を軽減することがで
きる。しかしながら、この接地装置では、第2の
接触子及び抵抗体が接地装置収納容器に電気的に
接続されていて、収納容器が被接地機器の容器に
対して絶縁されているため、収納容器と被接地機
器との間の接続が面倒であり、また接地装置収納
容器と被接地機器の容器との間を短絡片により電
気的に接続する必要があつて面倒であつた。また
上記従来の接地装置では3相分の接地装置を共通
の収納容器内に一括して収納する構造をとること
が困難であつた。
本考案の目的は、上記従来の欠点を解消した接
地装置を提供することにある。
本考案は、第1及び第2の接触子を接地装置収
納容器に対して絶縁して設けたこと、第2の接触
子と抵抗体とを接地電位部に接続するための端子
と測定用の端子とを兼ねる外部引出端子とを接地
装置収納容器に対して絶縁して設けたこと、及び
接地装置収納容器と被接地機器の容器とを電気的
にも接続したことを特徴とする。
以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図及び第2図は、三相一括収納形に構成し
た本考案の一実施例を示したもので、これらの図
において1は被接地機器を収納した円筒状の金属
容器であり、この容器1内にはSF6等の絶縁性ガ
スが所定の圧力で充填されている。図示の被接地
機器は母線導体2であり、3相分の母線導体2が
容器1の横断面上において三角形の頂点にそれぞ
れ位置するように配置されている。各相の導体2
の端部には接地装置用の固定接触子3が、容器1
の開口部側に向けて取付けられている。容器1の
開口端周縁部にはフランジ1aが設けられ、この
フランジ1aに接地装置収納容器4のフランジ4
aが気密且つ取外し可能に接続されている。フラ
ンジ1aと4aとは絶縁物を介することなく直接
接続され、容器1と収納容器4とは機械的に接続
されるのは勿論、電気的にも接続されている。尚
容器1と収納容器4との接続部の気密を保つた
め、両容器間の電気的導通を妨げないように配慮
してフランジ1a,4a間にOリング等の気密保
持手段を介在させることは自由である。
接地装置収納容器4は容器1と反対側の端部が
閉じた円筒の形状に形成され、この収納容器4の
容器1側の端部寄りの部分の内周面には収納容器
4の周方向に延びるリング状の取付部材5が溶接
されている。取付部材5には円板状の取付板6が
ボルト止めされ、この取付板の前記固定接触子3
に対応する位置にはそれぞれ絶縁棒7を介して第
1の接触子8が取付けられている。取付板6上の
各第1の接触子8に対応する位置にはリング状の
絶縁板9を介して第2の接触子10が取付けられ
ている。第1及び第2の接触子8及び10は、後
記する可動接触子に接触するチユーリツプ形のコ
ンタクトをシールド内に設けた公知の構造のもの
で、第2の接触子10の内径は第1の接触子8の
内径よりも大きく設定されている。取付板6の各
第2の接触子10が取付けられた部分には、第2
の接触子10の内側の孔よりも僅かに径が大きい
孔11が形成され、各孔11と第1及び第2の接
触子8及び10と前記固定接触子3とはそれぞれ
の軸心が一致するように設けられている。
各第1及び第2の接触子8及び10の中心軸線
に沿つて直線変位し得るようにして可動接触子1
2が設けられている。各可動接触子12は第1の
接触子8及び固定接触子3に接触し得るように構
成されて常時第1の接触子8に接触している小径
部12aと、第2の接触子10に接触し得る大径
部12bとを有しており、大径部12b側の端部
が絶縁支持部材13を介して連結板14に接続さ
れている。連結板14の中央部にはスリーブ状の
摺動部材15が固着され、この摺動部材15と連
結板14の中央に設けた孔16とを貫通して案内
杆17が配設されている。案内杆17の両端は取
付板6及び収納容器4の底部の中央に固定され、
摺動部材15にはリンク18が接続されている。
リンク18は手動または適宜の駆動源により操作
されるもので、このリンク18が操作されると連
結板14が案内杆17に沿つて図面上左右方向に
移動し、これにより各相の可動接触子12が同時
に左右方向に移動するようになつている。そして
各可動接触子12は、図示の位置から左方に変位
したときに大径部12bが第2の接触子10に接
触する前に先ず小径部12aの先端が固定接触子
3に接触して第1の接触子8と固定接触子3とを
相互に接続し、次いで小径部12aの先端が固定
接触子3内に深く進入すると大径部12bが第2
の接触子10に接触してこの第2の接触子10を
固定接触子3に接続するようになつている。
一方接地装置収納容器4の底部4bを絶縁套管
19を介して貫通する外部引出端子20が3相分
設けられ、これらの引出端子も導体2と同様に三
角形の頂点に位置するように配置されている。ま
た取付板6の各引出端子20に対応する位置に孔
21が設けられ、この孔21を通して配置された
接続導体22により第1の接触子8に抵抗体23
の一端が接続されている。抵抗体23はその他端
が対応する引出端子20に電気的及び機械的に接
続されて保持されている。また取付板6の孔21
を通して配置された接続導体24により第2の接
触子10と引出端子20とが接続されている。
上記の接地装置において、非接地時には各部が
第1図に示した状態にある。こゝで外部引出端子
20は図示しない接地導体を介して接地電位部に
接続されている。今容器1内の被接地機器を接地
する必要が生じた場合には、リンク18を介して
連結板14を図面上左方向に変位させ、これによ
り各相の可動接触子12を同時に固定接触子2側
に変位させる。このとき各可動接触子12は先ず
その小径部12aの先端が固定接触子3に接触し
て第1の接触子8と固定接触子3とを接続する。
これにより導体2が固定接触子3、可動接触子1
2、第1の接触子8、接続導体22、抵抗体23
及び外部引出端子20を通して抵抗接地される。
次いで可動接触子12が更に固定接触子2側に変
位すると可動接触子12の大径部12bが第2の
接触子10に接触するため導体2が固定接触子
3、可動接触子12、第2の接触子10、接続導
体24及び外部引出端子20を通して直接接地さ
れる。このように、接地の際には、先ず抵抗体2
3を通して抵抗接地をし、次いで第2の接触子1
0と可動接触子12との接触により直接接地する
ので、大きな高周波突入電流が流れるのを防止す
ることができる。また被接地機器の容器1と接地
装置収納容器4との間を絶縁する必要がないため
両容器の接続は容易であり、両容器間を短絡片に
より接続する必要もない。更に、外部引出端子2
0と容器1または収納容器4との間に絶縁抵抗測
定装置を接続することにより被接地機器の絶縁抵
抗を測定することができる。また被接地機器の異
なる2以上の導電部または端子部をそれぞれ接地
する接地装置をすべて上記実施例のように構成す
れば、各接地装置の外部引出端子を用いて、接地
装置により接地される導電部または端子部相互間
の主回路抵抗の測定や、被接地機器の無負荷特性
等の測定を行なうことができる。例えば被接地機
器がしや断器や断路器である場合、それぞれの可
動接触子及び固定接触子の双方に対して接地装置
が設けられるのが普通であるが、この場合可動接
触子側及び固定接触子側の両接地装置の外部引出
端子を用いて該しや断器や断路器の無負荷特性を
測定することができる。尚被接地機器の絶縁抵抗
や無負荷特性等の測定は、3相の各相毎に独立に
行なうことができ、また測定の際に容器1及び収
納容器4内の絶縁性ガスの回収作業を行なう必要
がないのは勿論である。
本考案は、上記実施例のように三相分の接地装
置を共通の容器内に一括して収納する場合に特に
有用であるが、各相の接地装置を別個の容器内に
収納する場合にも同様に本考案を適用することが
できる。
上記の実施例では、抵抗体23を収納容器4内
に設けているが、収納容器4に分岐管を接続し
て、その中に抵抗体を取付けることも可能であ
る。
以上のように、本考案によれば、第1及び第2
の接触子を接地装置収納容器に対して絶縁して設
けるため、3相の各相の接地装置を構成する第1
及び第2の接触子と可動接触子とを共通の収納容
器内に収納することができ、接地装置を3相一括
形に構成することが容易である。また接地装置収
納容器と被接地機器の容器とを電気的に接続した
ので、両容器の接続構造が簡単になる上に両容器
間を電気的に接続する短絡片が不要になるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す縦断面
図、第2図は第1図の−線断面図である。 1……被接地機器の容器、2……母線導体(被
接地導電部)、3……固定接触子、4……接地装
置収納容器、6……取付板、7……絶縁棒、8…
…第1の接触子、9……絶縁板、10……第2の
接触子、12……可動接触子、13……絶縁支持
部材、14……連結板、19……絶縁套管、20
……外部引出端子、23……抵抗体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被接地機器を収納した容器に接地装置収納容
    器を着脱可能に接続し、前記収納容器内に第1
    及び第2の接触子を支持して該第1の接触子に
    抵抗体の一端を接続するとともに該抵抗体の他
    端を前記第2の接触子とともに接地電位部に接
    続するようにし、前記被接地機器の被接地導電
    部には固定接触子を設け、前記収納容器内に前
    記第1及び第2の接触子と前記固定接触子との
    間を接続する可動接触子を設けて該可動接触子
    により前記第1の接触子と固定接触子とを接続
    した後に前記第2の接触子と固定接触子を接続
    するようにした接地装置において、前記接地装
    置収納容器は前記容器に絶縁物を介することな
    く電気的及び機械的に接続され、前記第1及び
    第2の接触子は前記収納容器に対して絶縁して
    設けられ、前記収納容器に対して絶縁された外
    部引出端子が設けられて該引出端子に前記抵抗
    体の他端及び第2の接触子が接続されているこ
    とを特徴とする接地装置。 (2) 前記被接地機器は三相機器であつて前記固定
    接触子が3相分設けられ、前記可動接触子と第
    1及び第2の接触子と抵抗体とは3相分設けら
    れて前記収納容器内に一括して収納されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の接地装置。
JP5425481U 1981-04-15 1981-04-15 Expired JPS6341789Y2 (ja)

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JP5425481U JPS6341789Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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JPS57168909U JPS57168909U (ja) 1982-10-25
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JPH0744768B2 (ja) * 1985-02-13 1995-05-15 日新電機株式会社 ガス絶縁開閉器

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JPS57168909U (ja) 1982-10-25

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