JPH05325594A - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JPH05325594A
JPH05325594A JP4130974A JP13097492A JPH05325594A JP H05325594 A JPH05325594 A JP H05325594A JP 4130974 A JP4130974 A JP 4130974A JP 13097492 A JP13097492 A JP 13097492A JP H05325594 A JPH05325594 A JP H05325594A
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JP4130974A
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Inventor
Makoto Todome
誠 留目
Shiyunsuke Nebutani
俊介 根布谷
Akiko Matsuo
晶子 松尾
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】試験中に救済不可能であると判明したらその時
点で試験を中止する。また、救済可能なデバイスのビッ
ト不良の試験を不良が存在する範囲で行う。 【構成】行又は列ごとに不良素子の合計数を算出するカ
ウンタ(12,13)と、行又は列ごとに、前記不良素
子の合計数と予め設定された第1の基準数とを比較する
比較器(16,17)と、前記不良素子の合計数が前記
第1の基準数以上の行又は列を選択するカウンタ(1
8,20)と、前記不良素子の合計数が前記第1の基準
数以上である行又は列の合計数を算出するレジスタ(1
9,21)と、前記行又は列の合計数と予め設定された
第2の基準数とを比較する比較器(22,25)と、前
記行又は列の合計数が前記第2の基準数以上である場合
に、前記素子についての良否の判断を中止する論理回路
(24)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、行と列による冗
長回路を持つメモリの試験に使用する半導体試験装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、行と列による冗長回路を持つメモ
リの試験は、例えば図8に示すようなシステムにより行
われている。すなわち、このシステムでは、パタ−ン発
生器1によりアドレス及びデ−タを作成し、被試験デバ
イス(以下、DUT)2の試験を行う。また、DUT2
のメモリ容量と同じ容量を持つバッファメモリ(以下、
フェイルメモリ)5を備える。コントロ−ラ4は、比較
器3から出力される試験の結果に基づいて、DUT2の
不良部分に対応するアドレスのフェイルメモリ5にその
不良情報を書き込む。そして、試験終了後、フェイルメ
モリ5の内容を読出し、その情報に従って、DUT2の
不良部分の冗長回路による置き換えの可否を判断する。
【0003】図9は、上記図8のシステムによる従来の
試験方法を概略的に示すものである。図9において、左
欄は時系列を示し、右欄はそれぞれDUT、フェイルメ
モリのようすを示している。
【0004】試験は、各アドレスに対応するメモリごと
に行われる。試験の途中において、不良アドレスが発見
されると、その情報がフェイルメモリに書き込まれる。
そして、全てのアドレスに対応するDUTのメモリの試
験が終了した後、フェイルメモリの内容を読出し、その
情報に従って、DUTの不良部分の冗長回路による救済
が可能か否か判断する。
【0005】しかしながら、このようなシステムによる
試験方法では、DUTの全アドレスに対応するメモリの
不良情報をフェイルメモリに書き込まなければならな
い。このため、冗長回路による救済可否の判断におい
て、同様に、フェイルメモリから全アドレスに対応する
メモリの不良情報を読み出す必要があり、試験に要する
時間が多大となる。かかる事態は、DUTの容量が大き
なデバイスについて顕著である。
【0006】また、一般に、DUTの持つ冗長回路は、
全てのメモリの不良に対して救済することは不可能で、
その限界が存在する。すなわち、不良の行又は列の数
が、冗長回路の予備行又は予備列の数よりも多いとき
は、全ての不良について救済することが不可能である。
つまり、不良の行又は列の数が、冗長回路の予備行又は
予備列の数を越えるデバイスについては、救済不可能で
あるにもかかわらず試験が行われ、その試験時間が無駄
なものとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
冗長回路を持つメモリの試験において、特に、DUTの
容量が大きなデバイスについて試験に要する時間が多大
となる欠点があり、また、救済が不可能なデバイスにつ
いての無駄な処理により試験時間が増大する欠点があっ
た。
【0008】本発明は、上記欠点を解決すべくなされた
もので、その目的は、冗長回路を持つメモリの試験にお
いて、試験中、救済が不可能であると判明したデバイス
については、その時点で試験を中止し、その後の無駄な
試験時間を省略し、かつ、行不良及び列不良の救済が可
能なデバイスについて、さらにビット不良の情報をフェ
イルメモリから読み出す際には、そのビット不良が存在
する範囲をできるだけ絞り、メモリの試験時間を大幅に
短縮することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体試験装置は、行列状に配置された素
子の各々について良否の判断を行い、行又は列ごとに不
良素子の合計数を算出するカウンタと、行又は列ごと
に、前記不良素子の合計数と予め設定された第1の基準
数とを比較する比較器と、前記不良素子の合計数が前記
第1の基準数以上の行又は列を選択するカウンタと、前
記不良素子の合計数が前記第1の基準数以上である行又
は列の合計数を算出するレジスタと、前記行又は列の合
計数と予め設定された第2の基準数とを比較する比較器
と、前記行又は列の合計数が前記第2の基準数以上であ
る場合に、前記素子についての良否の判断を中止する論
理回路とを備える。
【0010】また、前記素子についての良否の判断が中
止されずに、全ての素子について良否の判断が行われた
場合において、前記不良素子の合計数が前記第1の基準
数未満の行又は列のみについて、行又は列ごとに不良素
子の合計数を算出する回路と、前記不良素子の合計数が
前記第1の基準数未満の行について、行ごとに、不良素
子の合計数から前記不良素子の合計数が前記第1の基準
数以上である列の合計数を減算する減算器と、前記不良
素子の合計数が前記第1の基準数未満の列について、列
ごとに、不良素子の合計数から前記不良素子の合計数が
前記第1の基準数以上である行の合計数を減算する減算
器と、前記不良素子の合計数が前記第1の基準数未満の
行又は列について、行又は列ごとに、不良素子が存在す
る範囲を検出する回路とを備える。
【0011】本発明の半導体試験装置は、行列状に配置
された素子の各々について良否の判断を行い、行及び列
ごとに不良素子の合計数を算出するカウンタと、行ごと
に、前記不良素子の行方向の合計数と予め設定された第
1の基準数とを比較する比較器と、前記不良素子の行方
向の合計数が前記第1の基準数以上の行を選択するカウ
ンタと、列ごとに、前記不良素子の列方向の合計数と予
め設定された第2の基準数とを比較する比較器と、前記
不良素子の列方向の合計数が前記第2の基準数以上の列
を選択するカウンタと、前記不良素子の行方向の合計数
が前記第1の基準数以上である行の合計数を算出するレ
ジスタと、前記不良素子の列方向の合計数が前記第2の
基準数以上である列の合計数を算出するレジスタと、前
記行の合計数と予め設定された第3の基準数とを比較す
る比較器と、前記列の合計数と予め設定された第4の基
準数とを比較する比較器と、前記行の合計数が前記第3
の基準数以上であり、かつ、前記列の合計数が前記第4
の基準数以上である場合に、前記素子についての良否の
判断を中止する論理回路とを備える。
【0012】また、前記素子についての良否の判断が中
止されずに、全ての素子について良否の判断が行われた
場合において、前記不良素子の行方向の合計数が前記第
1の基準数未満の行のみについて、行ごとに不良素子の
行方向の合計数を算出する回路と、前記不良素子の列方
向の合計数が前記第2の基準数未満の行のみについて、
列ごとに不良素子の列方向の合計数を算出する回路と、
前記不良素子の行方向の合計数が前記第1の基準数未満
の行について、行ごとに、不良素子の行方向の合計数か
ら、前記不良素子の列方向の合計数が前記第2の基準数
以上である列の合計数を減算する減算器と、前記不良素
子の列方向の合計数が前記第2の基準数未満の列につい
て、列ごとに、不良素子の列方向の合計数から、前記不
良素子の行方向の合計数が前記第1の基準数以上である
行の合計数を減算する減算器と、前記不良素子の行方向
の合計数が前記第1の基準数未満の行について、行ごと
に、不良素子が存在する範囲を検出する回路と、前記不
良素子の列方向の合計数が前記第2の基準数未満の列に
ついて、列ごとに、不良素子が存在する範囲を検出する
回路とを備える。
【0013】
【作用】上記構成によれば、例えば冗長回路を持つメモ
リの試験において、試験中、救済が不可能であると判明
したデバイスについては、その時点で試験を中止でき
る。従って、その後の無駄な試験時間を省略できる。
【0014】また、行又は列ごとに不良素子の救済が可
能なデバイスについて、さらにビット不良の救済の可否
について判断する場合には、そのビット不良の内容を読
み出す際、ビット不良が存在する範囲をできるだけ絞れ
るため、メモリの試験時間が大幅に短縮される。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例について詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例に係わる半導体
試験装置の構成を示すものである。図1において、11
は、フェイルメモリである。このフェイルメモリ11に
は、各素子の試験の終了ごとに、その素子が不良である
場合に、その素子のアドレスに対応する部分に不良情報
が書き込まれる。また、本発明では、各素子の試験終了
後、不良情報のフェイルメモリへの書込みと共に不良行
と不良列の数をカウントし、その数が許容不良行又は許
容不良列の数以上となった場合に試験を中止するように
構成する。その具体的構成を以下に示す。
【0017】試験中止の判定は、以下のようにして行わ
れる。まず、行不良アドレスカウンタ12及び列不良ア
ドレスカウンタ13により、各行ごと、各列ごとに不良
素子(以下、ビット不良)の数をカウントする。行不良
アドレス数設定レジスタ14及び列不良アドレス数設定
レジスタ15には、予め行又は列ごとの不良基準数が設
定されている。比較器16,17では、各行又は各列ご
とに、ビット不良数と不良基準数とが比較される。そし
て、そのビット不良数が不良基準数以上となった場合に
は、その行又は列は不良であると判断される。
【0018】次に、行不良カウンタ18において、ビッ
ト不良の数が行不良基準数以上である不良行が選択さ
れ、かつ、行不良数カウンタ19において、その不良行
の合計数がカウントされる。また、列不良カウンタ20
において、ビット不良の数が列不良基準数以上である不
良列が選択され、かつ、列不良数カウンタ21におい
て、その不良列の合計数がカウントされる。不良行の合
計数は、比較器22において、予め行不良数設定レジス
タ23に設定された行許容基準数と比較され、その結果
がOR回路24の一方の入力端子に入力される。また、
不良列の合計数は、比較器25において、予め列不良数
設定レジスタ26に設定された列許容基準数と比較さ
れ、その結果がOR回路24の他方の入力端子に入力さ
れる。そして、OR回路24の出力に基づいて、CPU
が、不良行又は不良列の救済可否の判定を行い、救済不
可能である場合には、試験を中止する。これにより、無
駄な試験とフェイルメモリへの書込み時間を省略する。
【0019】また、本発明では、全アドレスの試験終了
後、救済が可能であると判断されたデバイスについて、
さらに以下の処理を行う。すなわち、不良と判断された
行,列を除いた残りの行,列について、ビット不良の数
をカウントし、そのカウント値に基づいて、行又は列ご
とに、ビット不良が存在する範囲を絞るように構成す
る。その具体的構成を以下に示す。
【0020】ビット不良の存在する範囲は、以下のよう
にして決定される。まず、EX−OR回路27により、
DUTにおける各行のビット不良の数が行不良基準数未
満の行を選択し、その行について、各ビット不良の数を
カウントし、その数を行不良ビットカウンタ28へ設定
する。また、EX−OR回路29により、DUTにおけ
る各列のビット不良の数が列不良基準数未満の列を選択
し、その列について、各ビット不良の数をカウントし、
その数を列不良ビットカウンタ30へ設定する。
【0021】次に、行ビット不良カウンタ28における
各行のビット不良数から、演算器31を介して得られた
列の不良数を減算する。その結果、アドレス検出器32
を介して、行についてのビット不良の存在する範囲(最
小値及び最大値)が求まる。一方、列ビット不良カウン
タ30における各列のビット不良数から、演算器33を
介して得られた列の不良数を減算する。その結果、アド
レス検出器34を介して、列についてのビット不良の存
在する範囲(最小値及び最大値)が求まる。
【0022】これにより、特に、冗長回路を持つメモリ
における不良セルの救済可否判定において、救済対象と
なる不良行及び不良列に存在するビット不良を除いたビ
ット不良について、そのビット不良が存在する範囲を定
め、この範囲においてさらにビット不良の救済可否判定
が可能となる。
【0023】図2及び図3は、それぞれ図1の半導体試
験装置における試験の流れを示すフロ−チャ−トであ
る。また、図4〜図7は、それぞれ当該試験の途中にお
けるフェイルメモリ、カウンタ等の状態を示している。
なお、図4〜図7において、フェイルメモリ11中の×
は、ビット不良を表している。
【0024】まず、DUTを構成する素子について、行
(X)=0、列(Y)=0に位置するものから順次、ビ
ット単位で試験を行う。そして、個々の素子の試験終了
後、その素子が不良(ビット不良)であった場合には、
その情報がフェイルメモリ11に書き込まれる。また、
その素子のアドレスに対応する不良アドレスカウンタ1
2,13に“1”が加算される(ステップST1〜ST
4)。例えば、図4において、アドレス(X=0、Y=
1)に位置する素子は不良であるから、アドレス(X=
0、Y=1)に対応する不良アドレスカウンタ12,1
3に“1”が加算される。
【0025】次に、行不良アドレスカウンタ12の各行
における数と行不良基準数(本例では“4”)とが比較
され、当該各行について、その数が不良基準数以上
(≧)である場合には、それぞれ行不良カウンタ18の
対応する行に“1”が設定される。また、列不良アドレ
スカウンタ13の各列における数と列不良基準数(本例
では“4”)とが比較され、当該各列について、その数
が不良基準数以上(≧)である場合には、それぞれ列不
良カウンタ20の対応する列に“1”が設定される(ス
テップST6)。
【0026】なお、以上の動作が、原則としてX=0、
Y=0の素子からX=3、Y=3の素子まで繰り返され
る(ステップST1〜ST10)。但し、後述するよう
に、所定の場合には、試験は最後まで行われず、途中で
中止される。
【0027】例えば、図4において、アドレス(X=
2、Y=1)まで終了した時点を考えてみる。この場
合、行については、行不良アドレスカウンタ12の数
は、それぞれX=0が“1”、X=1が“4”、X=2
が“1”、X=3が“0”である。従って、X=1にお
ける数が行不良基準数“4”以上であるため、行不良カ
ウンタ18のX=1に相当する部分に“1”が加算され
る。また、列については、列不良アドレスカウンタ13
のY=0〜3の全てにおいて列不良基準数未満(<)で
あるため、列不良カウンタ20は全て“0”に設定され
る。
【0028】また、行不良カウンタ18の合計数が行不
良数カウンタ19に設定され(本例では“1”)、列不
良カウンタ20の合計数が列不良数カウンタ21に設定
される(本例では“0”)。さらに、不良数カウンタ1
9,20の数と許容基準数(本例では“1”)とが比較
される。そして、不良数カウンタ19,20の数が、許
容基準数以上(≧)である場合には“0”が出力され、
許容基準数未満(<)である場合には“1”が出力され
る。
【0029】例えば、図4において、行不良数カウンタ
19の数は行許容基準数以上であるため“0”が出力さ
れ、列不良数カウンタ20の数は列許容基準数未満であ
るため“1”が出力される。従って、OR回路24から
は“1”が出力されるため、救済が可能であると判断さ
れ、試験が継続される(ステップST6)。
【0030】次に、例えば図5に示されるように、アド
レス(X=3、Y=1)まで終了した時点を考えてみ
る。この場合、行については、X=1で不良アドレスカ
ウンタ12の数“4”が不良基準数“4”以上であるた
め、行不良カウンタ18のX=1に相当する部分に
“1”が加算される。また、列については、Y=1で不
良アドレスカウンタ13の数“4”が不良基準数“4”
以上であるため、列不良カウンタ20のY=1に相当す
る部分に“1”が加算される。
【0031】従って、図5において、行不良数カウンタ
19の数“1”は行許容基準数“1”以上であるため
“0”が出力され、列不良数カウンタ20の数“1”は
列許容基準数“1”以上であるため“0”が出力され
る。従って、OR回路24からは“0”が出力されるた
め、救済が不可能であると判断され、試験が中止される
(ステップST6)。
【0032】次に、DUTの試験が、アドレスX=0、
Y=0からX=3、Y=3までの全ての素子について行
われ、かつ、全ての試験が終了した後においても救済可
能である場合(例えば、図6のような場合)には、以下
に示すビット不良の存在する範囲を検出するための処理
を行う。
【0033】まず、図7に示すように、行不良アドレス
カウンタ12における各行のビット不良の数と、行不良
カウンタ18の数とを比較し、不良行の値が“1”でな
い行について、各行のビット不良の数を行不良ビットカ
ウンタ28に設定する。同様に、列不良アドレスカウン
タ13における各列のビット不良の数と、列不良カウン
タ20の数とを比較し、不良列の値が“1”でない列に
ついて、各列のビット不良の数を列不良ビットカウンタ
30に設定する(ステップST11)。
【0034】例えば、図7において、行不良カウンタ1
8の数は、X=1に相当する部分が“1”であるため、
X=1に相当する部分を除く、行不良アドレスカウンタ
12における各行のビット不良の数がそれぞれ行不良ビ
ットカウンタ28に設定される。また、列不良カウンタ
20の数は、Y=1に相当する部分が“1”であるた
め、Y=1に相当する部分を除く、列不良アドレスカウ
ンタ13における各列のビット不良の数がそれぞれ列不
良ビットカウンタ30に設定される。
【0035】次に、行不良ビットカウンタ28の各行に
おける数から、それぞれ列不良数カウンタ21の数(本
例では“1”)を減算し、その結果、得られた値を行ビ
ット不良カウンタ32に設定する(ステップST1
2)。また、列不良ビットカウンタ30の各列における
数から、それぞれ行不良数カウンタ19の数(本例では
“1”)を減算し、その結果、得られた値を列ビット不
良カウンタ34に設定する(ステップST13)。
【0036】そして、行不良ビットカウンタ32の数が
“1”以上の行はビット不良が存在する行であるとし、
また、列不良ビットカウンタ34の数が“1”以上の列
はビット不良が存在する列であると判断される。従っ
て、行,列不良ビットカウンタ32,34の数が“1”
以上である範囲、すなわち最小アドレス(Min)と最
大アドレス(Max)を検出することにより、ビット不
良の存在する範囲を検出する(ステップST14)。
【0037】例えば図7では、行不良ビットカウンタ3
2の数が“1”以上である範囲は、最小アドレス(X
Min =3)、最大アドレス(XMax =3)であり、列不
良ビットカウンタ34の数が“1”以上である範囲は、
最小アドレス(YMin =3)、最大アドレス(YMax
3)である。従って、DUTのビット不良は、XMin
X≦XMax 、YMin ≦Y≦YMax の範囲に存在すること
がわかる。
【0038】なお、冗長回路が行のみ又は列のみで救済
可能なデバイスの試験においては、救済可否の出力を行
のみ又は列のみで取り出し、又は、行及び列のいずれか
を選択して取り出すことによって対応することが可能で
ある。また、冗長回路によって置き換える行と列のアド
レスは、例えば行不良カウンタ18及び列不良カウンタ
20から読み出すことが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の半導体
装置によれば、次のような効果を奏する。
【0040】冗長回路付きデバイス、特に行と列の冗長
回路を持つメモリの試験において、従来の方法では、常
に全アドレスについて試験を行い、フェイルメモリに結
果を書き込んでいたのに対し、本発明では、不良行又は
不良列が救済可能な許容数を越えた時点で試験を中止す
るため、無駄な試験時間を省略することができるように
なった。
【0041】また、行不良及び列不良が救済可能な範囲
内である場合において、従来の方法では、全アドレスに
ついてフェイルメモリから試験結果を読み出した後、ソ
フトウェア処理により救済可否判定を行っていたのに対
し、本発明では、DUTの試験終了後、行不良及び列不
良を除いた各ビット不良について、そのビット不良が存
在する範囲を限定し、その範囲内で救済可否の判定を行
うことにしているため、救済可否判定時の無駄な読み出
し時間を省略することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる半導体試験装置の構
成を示す図。
【図2】図1の半導体試験装置における試験の流れを示
すフロ−チャ−ト。
【図3】図1の半導体試験装置における試験の流れを示
すフロ−チャ−ト。
【図4】本発明に係わる試験の途中におけるフェイルメ
モリ、カウンタ等の状態を概念的に示す図。
【図5】本発明に係わる試験の途中におけるフェイルメ
モリ、カウンタ等の状態を概念的に示す図。
【図6】本発明に係わる試験の途中におけるフェイルメ
モリ、カウンタ等の状態を概念的に示す図。
【図7】本発明に係わる試験の途中におけるフェイルメ
モリ、カウンタ等の状態を概念的に示す図。
【図8】従来の半導体試験装置の構成を示すブロック
図。
【図9】従来に係わる試験の途中におけるフェイルメモ
リ、カウンタ等の状態を概念的に示す図。
【符号の説明】
11…フェイルメモリ、 12…行不良アドレスカウンタ、 13…列不良アドレスカウンタ、 14…行不良アドレス数設定レジスタ、 15…列不良アドレス数設定レジスタ、 16,17,22,25…比較器、 18…行不良カウンタ、 19…行不良数カウンタ、 20…列不良カウンタ、 21…列不良数カウンタ、 23…行不良数設定レジスタ、 24…OR回路、 26…列不良数設定レジスタ、 27,29…EX−OR回路、 28…行ビット不良カウンタ、 30…列ビット不良カウンタ、 31,33…演算器、 32,34…アドレス検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 W 7352−4M (72)発明者 松尾 晶子 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配置された素子の各々について
    良否の判断を行い、行又は列ごとに不良素子の合計数を
    算出する手段(12,13)と、行又は列ごとに、前記
    不良素子の合計数と予め設定された第1の基準数とを比
    較し、前記不良素子の合計数が前記第1の基準数以上の
    行又は列を選択する手段(16,17,18,20)
    と、前記不良素子の合計数が前記第1の基準数以上であ
    る行又は列の合計数を算出する手段(19,21)と、
    前記行又は列の合計数と予め設定された第2の基準数と
    を比較し、前記行又は列の合計数が前記第2の基準数以
    上である場合に、前記素子についての良否の判断を中止
    する手段(22,24,25)とを具備することを特徴
    とする半導体試験装置。
  2. 【請求項2】 行列状に配置された素子の各々について
    良否の判断を行い、行及び列ごとに不良素子の合計数を
    算出する手段(12,13)と、行ごとに、前記不良素
    子の行方向の合計数と予め設定された第1の基準数とを
    比較し、前記不良素子の行方向の合計数が前記第1の基
    準数以上の行を選択する手段(16,18)と、列ごと
    に、前記不良素子の列方向の合計数と予め設定された第
    2の基準数とを比較し、前記不良素子の列方向の合計数
    が前記第2の基準数以上の列を選択する手段(17,2
    0)と、前記不良素子の行方向の合計数が前記第1の基
    準数以上である行の合計数を算出する手段(19)と、
    前記不良素子の列方向の合計数が前記第2の基準数以上
    である列の合計数を算出する手段(21)と、前記行の
    合計数と予め設定された第3の基準数とを比較する手段
    (22)と、前記列の合計数と予め設定された第4の基
    準数とを比較する手段(25)と、前記行の合計数が前
    記第3の基準数以上であり、かつ、前記列の合計数が前
    記第4の基準数以上である場合に、前記素子についての
    良否の判断を中止する手段(24)とを具備することを
    特徴とする半導体試験装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体試験装置により前
    記素子についての良否の判断が中止されずに、全ての素
    子について良否の判断が行われた場合において、前記不
    良素子の合計数が前記第1の基準数未満の行又は列のみ
    について、行又は列ごとに不良素子の合計数を算出する
    手段(27,28,29,30)と、前記不良素子の合
    計数が前記第1の基準数未満の行について、行ごとに、
    不良素子の合計数から前記不良素子の合計数が前記第1
    の基準数以上である列の合計数を減算する手段(31)
    と、前記不良素子の合計数が前記第1の基準数未満の列
    について、列ごとに、不良素子の合計数から前記不良素
    子の合計数が前記第1の基準数以上である行の合計数を
    減算する手段(33)と、前記不良素子の合計数が前記
    第1の基準数未満の行又は列について、行又は列ごと
    に、不良素子が存在する範囲を検出する手段(32,3
    4)とを具備することを特徴とする半導体試験装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の半導体試験装置により前
    記素子についての良否の判断が中止されずに、全ての素
    子について良否の判断が行われた場合において、前記不
    良素子の行方向の合計数が前記第1の基準数未満の行の
    みについて、行ごとに不良素子の行方向の合計数を算出
    する手段(27,28)と、前記不良素子の列方向の合
    計数が前記第2の基準数未満の行のみについて、列ごと
    に不良素子の列方向の合計数を算出する手段(29,3
    0)と、前記不良素子の行方向の合計数が前記第1の基
    準数未満の行について、行ごとに、不良素子の行方向の
    合計数から、前記不良素子の列方向の合計数が前記第2
    の基準数以上である列の合計数を減算する手段(31)
    と、前記不良素子の列方向の合計数が前記第2の基準数
    未満の列について、列ごとに、不良素子の列方向の合計
    数から、前記不良素子の行方向の合計数が前記第1の基
    準数以上である行の合計数を減算する手段(33)と、
    前記不良素子の行方向の合計数が前記第1の基準数未満
    の行について、行ごとに、不良素子が存在する範囲を検
    出する手段(32)と、前記不良素子の列方向の合計数
    が前記第2の基準数未満の列について、列ごとに、不良
    素子が存在する範囲を検出する手段(34)とを具備す
    ることを特徴とする半導体試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5983374A (en) * 1996-09-26 1999-11-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor test system and method, and medium for recording test program therefor
JP2002541611A (ja) * 1999-04-02 2002-12-03 テラダイン・インコーポレーテッド 自動テスト機器の故障捕捉装置および方法
US6535993B1 (en) 1999-06-08 2003-03-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Testing apparatus for semiconductor memory device

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