JPH10107096A - 半導体試験装置、半導体試験方法及び半導体試験プログラムを記録した媒体 - Google Patents
半導体試験装置、半導体試験方法及び半導体試験プログラムを記録した媒体Info
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- JPH10107096A JPH10107096A JP8254697A JP25469796A JPH10107096A JP H10107096 A JPH10107096 A JP H10107096A JP 8254697 A JP8254697 A JP 8254697A JP 25469796 A JP25469796 A JP 25469796A JP H10107096 A JPH10107096 A JP H10107096A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビットマスク処理により、救済可否判定処理
及びビットフェイル救済処理を短時間で行う。 【解決手段】 テスタからリダンダンシー処理装置にフ
ェイル情報が転送され(S101)、バッファメモリに
記憶されたフェイルアドレス数と最大フェイルビット個
数とが比較される(S103)。つぎに、ラインフェイ
ル検出/救済処理が行われ(S105)、ラインフェイ
ル数がスペア行数又はスペア列数を超えるか否かが判断
される(S107)。つぎに、フェイルアドレスについ
てビットマスク処理が行われ(S109)、救済可否判
定を行う(S111)。救済可能な最大ビットマスク処
理回数は、”行スペア数R+列スペア数C”で算出され
る。ビットマスク処理回数がこのリミット値を越える
と、救済不可能と判定され(S121)、後処理である
ビットフェイル救済処理は実行されない。
及びビットフェイル救済処理を短時間で行う。 【解決手段】 テスタからリダンダンシー処理装置にフ
ェイル情報が転送され(S101)、バッファメモリに
記憶されたフェイルアドレス数と最大フェイルビット個
数とが比較される(S103)。つぎに、ラインフェイ
ル検出/救済処理が行われ(S105)、ラインフェイ
ル数がスペア行数又はスペア列数を超えるか否かが判断
される(S107)。つぎに、フェイルアドレスについ
てビットマスク処理が行われ(S109)、救済可否判
定を行う(S111)。救済可能な最大ビットマスク処
理回数は、”行スペア数R+列スペア数C”で算出され
る。ビットマスク処理回数がこのリミット値を越える
と、救済不可能と判定され(S121)、後処理である
ビットフェイル救済処理は実行されない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体試験装置、
半導体試験方法及び半導体試験プログラムを記録した媒
体に係り、特に、冗長回路付デバイス等のテスト工程で
使用するテスタに関連し、被測定デバイスのフェイル情
報に基づきデバイスの持つ冗長回路による置き換えが可
能か否かを判定するリダンダンシー処理装置、リダンダ
ンシー処理方法及びリダンダンシー処理プログラムを記
録した媒体に関するものである。
半導体試験方法及び半導体試験プログラムを記録した媒
体に係り、特に、冗長回路付デバイス等のテスト工程で
使用するテスタに関連し、被測定デバイスのフェイル情
報に基づきデバイスの持つ冗長回路による置き換えが可
能か否かを判定するリダンダンシー処理装置、リダンダ
ンシー処理方法及びリダンダンシー処理プログラムを記
録した媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の冗長回路付IC、LSI
等のウェーハテスト工程においては、ウェーハの不良箇
所を冗長回路により救済することが可能か否かを判定す
る処理、即ちリダンダンシー処理を行っている。
等のウェーハテスト工程においては、ウェーハの不良箇
所を冗長回路により救済することが可能か否かを判定す
る処理、即ちリダンダンシー処理を行っている。
【0003】このようなウェーハテスト工程においては
LSIテスタが使用される。LSIテスタは、不良情報
を記憶するバッファメモリを有し、テストした時にデバ
イスの不良情報をこのバッファメモリに格納する。そし
てこの不良情報に基づいてデバイスの持つ冗長回路によ
る置き換えが可能か否かを判定している。
LSIテスタが使用される。LSIテスタは、不良情報
を記憶するバッファメモリを有し、テストした時にデバ
イスの不良情報をこのバッファメモリに格納する。そし
てこの不良情報に基づいてデバイスの持つ冗長回路によ
る置き換えが可能か否かを判定している。
【0004】近年、デバイスの大容量化、冗長回路の複
雑化等によりこの処理に要する時間は増大してきてお
り、一般に、この対策としてLSIテスタでは、救済可
否判定処理を行うための専用のリダンダンシー処理装置
を有し、デバイスのテストと並列処理化することによ
り、見掛け上の処理時間の短縮を図っている。
雑化等によりこの処理に要する時間は増大してきてお
り、一般に、この対策としてLSIテスタでは、救済可
否判定処理を行うための専用のリダンダンシー処理装置
を有し、デバイスのテストと並列処理化することによ
り、見掛け上の処理時間の短縮を図っている。
【0005】図11に、テストシステムの概略構成図を
示す。テストシステムは、テスタ1及びリダンダンシー
処置装置2を備える。
示す。テストシステムは、テスタ1及びリダンダンシー
処置装置2を備える。
【0006】テスタ1は、コントローラ1a、テスト部
1b及びバッファメモリ1cを含む。試験の際には、テ
スト部1bに被測定デバイスであるIC、LSI等をセ
ットし、コントローラ1aの制御により、フェイル情報
がバッファメモリ1cに記憶される。フェイル情報と
は、例えば、メモリ中の各行及び列アドレスにおける正
常又は異常等を示す情報である。
1b及びバッファメモリ1cを含む。試験の際には、テ
スト部1bに被測定デバイスであるIC、LSI等をセ
ットし、コントローラ1aの制御により、フェイル情報
がバッファメモリ1cに記憶される。フェイル情報と
は、例えば、メモリ中の各行及び列アドレスにおける正
常又は異常等を示す情報である。
【0007】リダンダンシー処理装置2は、バッファメ
モリ2a及びコントローラ2bを含む。コントローラ2
bは、リダンダンシー処理装置2の全体的な制御を司
る。バッファメモリ2aは、テスタ1のバッファメモリ
1cからデータ転送されたフェイル情報について、その
フェイルアドレスを記憶するものである。この場合、リ
ダンダンシー処理装置2ではフェイルアドレスのみをバ
ッファメモリ2aに格納し、この情報を基にして救済可
否判定を行う。このバッファメモリ2aの必要容量は、
格納するフェイルアドレスの個数により決まるが、この
個数は、一般に、被測定デバイスの容量に比例して増大
する。そのため、バッファメモリ2aの容量増大による
テスタのコスト上昇や、フェイルアドレスの読み出し時
間の増大に伴う処理能力低下等を招くおそれがある。
モリ2a及びコントローラ2bを含む。コントローラ2
bは、リダンダンシー処理装置2の全体的な制御を司
る。バッファメモリ2aは、テスタ1のバッファメモリ
1cからデータ転送されたフェイル情報について、その
フェイルアドレスを記憶するものである。この場合、リ
ダンダンシー処理装置2ではフェイルアドレスのみをバ
ッファメモリ2aに格納し、この情報を基にして救済可
否判定を行う。このバッファメモリ2aの必要容量は、
格納するフェイルアドレスの個数により決まるが、この
個数は、一般に、被測定デバイスの容量に比例して増大
する。そのため、バッファメモリ2aの容量増大による
テスタのコスト上昇や、フェイルアドレスの読み出し時
間の増大に伴う処理能力低下等を招くおそれがある。
【0008】図12に、テストシステムの動作概要図を
示す。図12に示すように、まず、テスタ1において、
テスト部1bにセットされたIC、LSI等の被試験デ
バイスについて、コントローラ1aによりファンクショ
ンテスト(1)が実行され、所定のフェイル情報等がバ
ッファメモリ1cに記憶される。つぎに、ファンクショ
ンテスト(2)が実行されるとともに、ファンクション
テスト(1)によるフェイル情報等がデータ転送され、
リダンダンシー処理装置2では、バッファメモリ2aに
より救済可否判定、スペア置き換え等の救済処理(1)
が実行される。以下、テスタ1によるファンクションテ
スト(3)〜(n)及びリダンダンシー処理装置による
救済処理(3)〜(n)が順次実行される。
示す。図12に示すように、まず、テスタ1において、
テスト部1bにセットされたIC、LSI等の被試験デ
バイスについて、コントローラ1aによりファンクショ
ンテスト(1)が実行され、所定のフェイル情報等がバ
ッファメモリ1cに記憶される。つぎに、ファンクショ
ンテスト(2)が実行されるとともに、ファンクション
テスト(1)によるフェイル情報等がデータ転送され、
リダンダンシー処理装置2では、バッファメモリ2aに
より救済可否判定、スペア置き換え等の救済処理(1)
が実行される。以下、テスタ1によるファンクションテ
スト(3)〜(n)及びリダンダンシー処理装置による
救済処理(3)〜(n)が順次実行される。
【0009】図13に、従来のテスタ及びリダンダンシ
ー処理装置におけるフェイル情報のデータ構成図を示
す。
ー処理装置におけるフェイル情報のデータ構成図を示
す。
【0010】図13では、行アドレスが8、列アドレス
が8で、合計64個のアドレスを持つメモリを想定す
る。また、スペア数は行2本、列2本とする。ここで、
このようなテスタ1側のバッファメモリ1cに、図13
(a)の「*」印で示すようなフェイル情報が格納され
ているとする。そして、このフェイル情報をリダンダン
シー処理装置2のバッファメモリ2aへ転送すると、全
てのフェイルアドレスがバッファメモリ2aに格納され
る。この例では、図13(b)の実際の格納データで示
すように、合計で14個のアドレスが格納される。
が8で、合計64個のアドレスを持つメモリを想定す
る。また、スペア数は行2本、列2本とする。ここで、
このようなテスタ1側のバッファメモリ1cに、図13
(a)の「*」印で示すようなフェイル情報が格納され
ているとする。そして、このフェイル情報をリダンダン
シー処理装置2のバッファメモリ2aへ転送すると、全
てのフェイルアドレスがバッファメモリ2aに格納され
る。この例では、図13(b)の実際の格納データで示
すように、合計で14個のアドレスが格納される。
【0011】図14は、従来のリダンダンシー処理装置
における救済可否判定処理のためのフローチャートを示
す。
における救済可否判定処理のためのフローチャートを示
す。
【0012】まず、テスタ1からリダンダンシー処理装
置2へ、バッファメモリ2aヘデータ転送が行われる
(S01)。その後、フェイルアドレスの個数が救済可
能なアドレスの最大個数を超えていないか確認する(S
02)。ここで救済可能な最大個数は、以下の式で求め
られる。 救済可能な最大個数= 行アドレスの最大値×列スペア
数+列アドレスの最大値×行スペア数 図13の例では、(8×2)+(8×2)=32個とな
る。この最大個数を超えている場合は、救済不可となる
(S08)。
置2へ、バッファメモリ2aヘデータ転送が行われる
(S01)。その後、フェイルアドレスの個数が救済可
能なアドレスの最大個数を超えていないか確認する(S
02)。ここで救済可能な最大個数は、以下の式で求め
られる。 救済可能な最大個数= 行アドレスの最大値×列スペア
数+列アドレスの最大値×行スペア数 図13の例では、(8×2)+(8×2)=32個とな
る。この最大個数を超えている場合は、救済不可となる
(S08)。
【0013】つぎに、バッファメモリ2aに格納された
フェイルアドレスを基にして、ラインフェイルの検出を
行い、検出したラインフェイルに対してスペアを割り当
てることで救済処理を行う(S03)。
フェイルアドレスを基にして、ラインフェイルの検出を
行い、検出したラインフェイルに対してスペアを割り当
てることで救済処理を行う(S03)。
【0014】ここで、”ラインフェイル”とは、フェイ
ルアドレスに対して置き換える行スペア又は列スペアを
割り当てる際に、同一アドレス上(ライン上)にフェイ
ル数が多いためにそのライン全体の置き換えが不可欠と
なる場合に、そのアドレスを”ラインフェイル”と称す
る。また、ラインフェイル以外のフェイルアドレス
は、”ビットフェイル”と称して区別される。ラインフ
ェイルが確定する条件としては、行アドレスの場合は同
一アドレス上のフェイル数が列スペア数を起えた場合で
あり、列アドレスの場合はその逆となる。
ルアドレスに対して置き換える行スペア又は列スペアを
割り当てる際に、同一アドレス上(ライン上)にフェイ
ル数が多いためにそのライン全体の置き換えが不可欠と
なる場合に、そのアドレスを”ラインフェイル”と称す
る。また、ラインフェイル以外のフェイルアドレス
は、”ビットフェイル”と称して区別される。ラインフ
ェイルが確定する条件としては、行アドレスの場合は同
一アドレス上のフェイル数が列スペア数を起えた場合で
あり、列アドレスの場合はその逆となる。
【0015】つぎに、行又は列ラインフェイル数のいず
れかが、行又は列スペア数をそれぞれ超えた場合は、救
済不可と判定する(S04)。
れかが、行又は列スペア数をそれぞれ超えた場合は、救
済不可と判定する(S04)。
【0016】最後に、ビットフェイルに対して残りスペ
アを割り当てて救済処理を行う(S05)。この場合、
一般的には残りスペアによる全ての組み合わせについて
割り当てを行うことで救済処理を行い、実際に救済がで
きたら(S06)、救済可とされる(S07)。
アを割り当てて救済処理を行う(S05)。この場合、
一般的には残りスペアによる全ての組み合わせについて
割り当てを行うことで救済処理を行い、実際に救済がで
きたら(S06)、救済可とされる(S07)。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、最近の大容量メモリデバイスにより、スペア数は多
くなる傾向にある。そして、従来技術では、ビットフェ
イルの救済可否判定はフェイルアドレスに対して使用可
能なスペアを割り当てて行っている。この場合スペア行
とスペア列の全ての組み合わせについて総当たりで行っ
ているため、ビットフェイル数とスペア数が増えるほ
ど、組み合わせ数が増えていき、その結果救済処理時間
が要する事になる。そのため結果的にフェイルとなる被
測定デバイスの場合は、全ての組み合わせを実行しない
と救済不可の判定ができないことになる。
に、最近の大容量メモリデバイスにより、スペア数は多
くなる傾向にある。そして、従来技術では、ビットフェ
イルの救済可否判定はフェイルアドレスに対して使用可
能なスペアを割り当てて行っている。この場合スペア行
とスペア列の全ての組み合わせについて総当たりで行っ
ているため、ビットフェイル数とスペア数が増えるほ
ど、組み合わせ数が増えていき、その結果救済処理時間
が要する事になる。そのため結果的にフェイルとなる被
測定デバイスの場合は、全ての組み合わせを実行しない
と救済不可の判定ができないことになる。
【0018】また、一般に、ビットフェイル救済を行い
救済解を求める際に、幾つかの救済解から使用本数が一
番最小な解を求める必要性がある。この場合は全てのス
ペアの組み合わせを行う必要性があり、使用できるスペ
ア数が多いほど組み合わせ数が増加し、その結果救済処
理時間が要することになる。
救済解を求める際に、幾つかの救済解から使用本数が一
番最小な解を求める必要性がある。この場合は全てのス
ペアの組み合わせを行う必要性があり、使用できるスペ
ア数が多いほど組み合わせ数が増加し、その結果救済処
理時間が要することになる。
【0019】すなわち、救済解を求めるビットフェイル
救済処理において、残りスペアによる全ての組み合わせ
割り当てを行い、その組み合わせ実行中に残りビットフ
ェイルが無くなった時点でその組み合わせが1つの救済
解となる。この組み合わせは、残りスペア行、スペア列
本数、残りビットフェイル数が多いほど増大する。その
ため、救済不可となる場合は、全ての組み合わせを実行
した後に判明するため、救済処理時間増大につながり、
結果として処理能力の低下を招き、FCテスト時間内に
救済処理が終了しないおそれが出てくる。
救済処理において、残りスペアによる全ての組み合わせ
割り当てを行い、その組み合わせ実行中に残りビットフ
ェイルが無くなった時点でその組み合わせが1つの救済
解となる。この組み合わせは、残りスペア行、スペア列
本数、残りビットフェイル数が多いほど増大する。その
ため、救済不可となる場合は、全ての組み合わせを実行
した後に判明するため、救済処理時間増大につながり、
結果として処理能力の低下を招き、FCテスト時間内に
救済処理が終了しないおそれが出てくる。
【0020】本発明は、以上の点に鑑み、ビットマスク
処理回数と格納可能最大個数とを比較して救済可否判定
処理を行うことにより、救済可否判定処理を短時間で行
うことを目的とする。
処理回数と格納可能最大個数とを比較して救済可否判定
処理を行うことにより、救済可否判定処理を短時間で行
うことを目的とする。
【0021】また、本発明は、ビットマスク処理回数を
使用して、ビットフェイル救済処理を行い、救済解本数
がビットマスク処理回数値と同一になる場合は、全ての
組み合わせを行わないでそこで組み合わせを終了して救
済解を求めることにより、救済処理時間を短縮すること
を目的とする。
使用して、ビットフェイル救済処理を行い、救済解本数
がビットマスク処理回数値と同一になる場合は、全ての
組み合わせを行わないでそこで組み合わせを終了して救
済解を求めることにより、救済処理時間を短縮すること
を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明によると、フェイ
ル情報及び前記フェイル情報のアドレスに基づいて、前
記フェイル情報がフェイルであるフェイルアドレスにつ
いて行方向及び列方向の両ラインで前記フェイルを消去
するビットマスク処理手順と、行スペア数と列スペア数
との加算値を救済可能処理回数とし、前記ビットマスク
処理手順により実行したビットマスク処理回数と前記救
済可能処理回数とを比較し、前記ビットマスク処理回数
が前記救済可能処理回数を超えたときに救済不可と判定
する救済可否判定手順とを備えた半導体試験方法を提供
する。
ル情報及び前記フェイル情報のアドレスに基づいて、前
記フェイル情報がフェイルであるフェイルアドレスにつ
いて行方向及び列方向の両ラインで前記フェイルを消去
するビットマスク処理手順と、行スペア数と列スペア数
との加算値を救済可能処理回数とし、前記ビットマスク
処理手順により実行したビットマスク処理回数と前記救
済可能処理回数とを比較し、前記ビットマスク処理回数
が前記救済可能処理回数を超えたときに救済不可と判定
する救済可否判定手順とを備えた半導体試験方法を提供
する。
【0023】また、本発明によると、フェイル情報及び
前記フェイル情報のアドレスに基づいて、前記フェイル
情報がフェイルであるフェイルアドレスを記憶する第1
の記憶手段と、行スペア数と列スペア数との加算値を救
済可能処理回数として記憶する第2の記憶手段と、前記
第1の記憶手段に記憶された前記フェイルアドレスにつ
いて行方向及び列方向の両ラインで前記フェイルを消去
するビットマスク処理手段と、前記ビットマスク処理手
段により実行したビットマスク処理回数を記憶する第3
の記憶手段と、前記第3の記憶手段に記憶された前記ビ
ットマスク処理回数と前記第2の記憶手段に記憶された
前記救済可能処理回数とを比較し、前記ビットマスク処
理回数が前記救済可能処理回数を超えたときに救済不可
と判定する救済可否判定手段とを備えた半導体試験装置
を提供する。
前記フェイル情報のアドレスに基づいて、前記フェイル
情報がフェイルであるフェイルアドレスを記憶する第1
の記憶手段と、行スペア数と列スペア数との加算値を救
済可能処理回数として記憶する第2の記憶手段と、前記
第1の記憶手段に記憶された前記フェイルアドレスにつ
いて行方向及び列方向の両ラインで前記フェイルを消去
するビットマスク処理手段と、前記ビットマスク処理手
段により実行したビットマスク処理回数を記憶する第3
の記憶手段と、前記第3の記憶手段に記憶された前記ビ
ットマスク処理回数と前記第2の記憶手段に記憶された
前記救済可能処理回数とを比較し、前記ビットマスク処
理回数が前記救済可能処理回数を超えたときに救済不可
と判定する救済可否判定手段とを備えた半導体試験装置
を提供する。
【0024】さらに、本発明によると、フェイル情報及
び前記フェイル情報のアドレスに基づいて、前記フェイ
ル情報がフェイルであるフェイルアドレスについて行方
向及び列方向の両ラインで前記フェイルを消去するビッ
トマスク処理手段と、行スペア数と列スペア数との加算
値を救済可能処理回数とし、前記ビットマスク処理手段
により実行したビットマスク処理回数と前記救済可能処
理回数とを比較し、前記ビットマスク処理回数が前記救
済可能処理回数を超えたときに救済不可と判定する救済
可否判定手順とを実行させるための半導体試験プログラ
ムを記録した媒体を提供する。
び前記フェイル情報のアドレスに基づいて、前記フェイ
ル情報がフェイルであるフェイルアドレスについて行方
向及び列方向の両ラインで前記フェイルを消去するビッ
トマスク処理手段と、行スペア数と列スペア数との加算
値を救済可能処理回数とし、前記ビットマスク処理手段
により実行したビットマスク処理回数と前記救済可能処
理回数とを比較し、前記ビットマスク処理回数が前記救
済可能処理回数を超えたときに救済不可と判定する救済
可否判定手順とを実行させるための半導体試験プログラ
ムを記録した媒体を提供する。
【0025】
【発明の実施の形態】図1に、本発明におけるリダンダ
ンシー処理装置の構成図を示す。
ンシー処理装置の構成図を示す。
【0026】なお、テスタ及びリダンダンシー処理装置
を備えたテストシステムの全体概略構成は、図11に示
したものと同様である。すなわち、テスタ1は、試験の
際には、テスト部1bに被測定デバイスであるIC、L
SI等をセットし、コントローラ1aの制御により、フ
ェイル情報がバッファメモリ1cに記憶される。一方、
リダンダンシー処理装置2では、バッファメモリが、テ
スタ1のバッファメモリ1cからデータ転送されたフェ
イル情報について、そのフェイルアドレスを記憶する。
この場合、リダンダンシー処理装置では、フェイルアド
レスのみをバッファメモリに格納し、この情報を基にし
て救済可否判定を行う。
を備えたテストシステムの全体概略構成は、図11に示
したものと同様である。すなわち、テスタ1は、試験の
際には、テスト部1bに被測定デバイスであるIC、L
SI等をセットし、コントローラ1aの制御により、フ
ェイル情報がバッファメモリ1cに記憶される。一方、
リダンダンシー処理装置2では、バッファメモリが、テ
スタ1のバッファメモリ1cからデータ転送されたフェ
イル情報について、そのフェイルアドレスを記憶する。
この場合、リダンダンシー処理装置では、フェイルアド
レスのみをバッファメモリに格納し、この情報を基にし
て救済可否判定を行う。
【0027】本発明におけるリダンダンシー処理装置に
は、行アドレスに対して、行アドレスフェイルカウンタ
101、行ラインフェイル検出器103、行ラインフェ
イルフラグ105を備え、また、列アドレスに対して、
列アドレスフェイルカウンタ102、列ラインフェイル
検出器104、列ラインフェイルフラグ106を備え
る。また、書込制御部107、バッファメモリ108、
リミットオーバフラグ109、演算処理器110等を含
む。さらに、列スペア数、行スペア数、書き込みリミッ
ト数を適宜記憶するための構成を含む。
は、行アドレスに対して、行アドレスフェイルカウンタ
101、行ラインフェイル検出器103、行ラインフェ
イルフラグ105を備え、また、列アドレスに対して、
列アドレスフェイルカウンタ102、列ラインフェイル
検出器104、列ラインフェイルフラグ106を備え
る。また、書込制御部107、バッファメモリ108、
リミットオーバフラグ109、演算処理器110等を含
む。さらに、列スペア数、行スペア数、書き込みリミッ
ト数を適宜記憶するための構成を含む。
【0028】行アドレスフェイルカウンタ101及び列
アドレスフェイルカウンタ102は、テスタのバッファ
メモリから転送された行アドレス及び列アドレスについ
て、その行及び列で指定されたアドレスのフェイル情報
が順次入力される。行アドレスフェイルカウンタ101
では、フェイル情報が”フェイル”(異常、故障、不良
等)であった場合に、指定された行アドレスのフェイル
数を順次カウントしていく。同様に、列アドレスフェイ
ルカウンタ102では、フェイル情報が”フェイル”で
あった場合に、指定された列アドレスのフェイル数を順
次カウントしていく。
アドレスフェイルカウンタ102は、テスタのバッファ
メモリから転送された行アドレス及び列アドレスについ
て、その行及び列で指定されたアドレスのフェイル情報
が順次入力される。行アドレスフェイルカウンタ101
では、フェイル情報が”フェイル”(異常、故障、不良
等)であった場合に、指定された行アドレスのフェイル
数を順次カウントしていく。同様に、列アドレスフェイ
ルカウンタ102では、フェイル情報が”フェイル”で
あった場合に、指定された列アドレスのフェイル数を順
次カウントしていく。
【0029】行ラインフェイル検出器103又は列ライ
ンフェイル検出器104は、行又は列アドレスフェイル
カウンタ101又は102でのフェイル数のカウント値
により、それぞれラインフェイル判定を行う。ラインフ
ェイル判定は、行アドレスのフェイル数は列スペア数と
比較し、一方、列アドレスのフェイル数は行スペア数と
比較して行う。
ンフェイル検出器104は、行又は列アドレスフェイル
カウンタ101又は102でのフェイル数のカウント値
により、それぞれラインフェイル判定を行う。ラインフ
ェイル判定は、行アドレスのフェイル数は列スペア数と
比較し、一方、列アドレスのフェイル数は行スペア数と
比較して行う。
【0030】行ラインフェイルフラグ105又は列ライ
ンフェイルフラグ106には、それぞれ行又は列ライン
フェイル検出器103又は104により行ラインフェイ
ル又は列ラインフェイルであると確定した時点で、該当
する行アドレス又は列アドレスについて、フラグ”1”
を設定する。例えば、列ラインフェイル検出器104で
は、行スペア数が2本の場合に、同一列アドレスに3個
目のフェイルアドレスがあった時点で、列ラインフェイ
ルフラグ106の該当する列アドレスの箇所にフラグ”
1”がセットされる。
ンフェイルフラグ106には、それぞれ行又は列ライン
フェイル検出器103又は104により行ラインフェイ
ル又は列ラインフェイルであると確定した時点で、該当
する行アドレス又は列アドレスについて、フラグ”1”
を設定する。例えば、列ラインフェイル検出器104で
は、行スペア数が2本の場合に、同一列アドレスに3個
目のフェイルアドレスがあった時点で、列ラインフェイ
ルフラグ106の該当する列アドレスの箇所にフラグ”
1”がセットされる。
【0031】書込制御部107は、テスタから転送され
る行及び列アドレス、行ラインフェイル検出器103及
び列ラインフェイル検出器104の判定結果に基づい
て、バッファメモリ108に、フェイルアドレスを記憶
する。
る行及び列アドレス、行ラインフェイル検出器103及
び列ラインフェイル検出器104の判定結果に基づい
て、バッファメモリ108に、フェイルアドレスを記憶
する。
【0032】すなわち、通常は、テスタ1から転送され
たフェイル情報が”フェイル”であった場合に、指定さ
れた行及び列アドレスを順次バッファメモリ108に記
憶する。ただし、行又は列ラインフェイル検出器103
又は104の判定によりラインフェイルとして置き換え
することが確定した場合、その時点から該当する行又は
列のフェイルアドレスは、既に置き換え対象であり、バ
ッファメモリ108には格納する必要はなくなるため、
書込制御部107によりバッファメモリ108への書き
込みは行わない。この該当する行又は列がラインフェイ
ルであることは、行又は列ラインフェイルフラグ105
又は106を参照して判断することができる。
たフェイル情報が”フェイル”であった場合に、指定さ
れた行及び列アドレスを順次バッファメモリ108に記
憶する。ただし、行又は列ラインフェイル検出器103
又は104の判定によりラインフェイルとして置き換え
することが確定した場合、その時点から該当する行又は
列のフェイルアドレスは、既に置き換え対象であり、バ
ッファメモリ108には格納する必要はなくなるため、
書込制御部107によりバッファメモリ108への書き
込みは行わない。この該当する行又は列がラインフェイ
ルであることは、行又は列ラインフェイルフラグ105
又は106を参照して判断することができる。
【0033】また、リミットオーバフラグ109には、
書込制御部により救済可能な最大格納数を超えると判断
された場合、例えばフラグ“1”を設定する。このフラ
グが設定されている場合は、救済不可能であると直ちに
判断することができる。
書込制御部により救済可能な最大格納数を超えると判断
された場合、例えばフラグ“1”を設定する。このフラ
グが設定されている場合は、救済不可能であると直ちに
判断することができる。
【0034】演算処理器110は、以上のようにして求
められたバッファメモリ108、行及び列ラインフェイ
ルフラグ105及び106等の記憶内容に応じて、以降
の処理を適宜実行して、スペアへの置き換え等による救
済が行われる。この際、演算処理器110は、バッファ
メモリ108に記憶されたフェイルアドレスに基づい
て、救済可否の判定及びビットフェイル救済処理等を行
う。
められたバッファメモリ108、行及び列ラインフェイ
ルフラグ105及び106等の記憶内容に応じて、以降
の処理を適宜実行して、スペアへの置き換え等による救
済が行われる。この際、演算処理器110は、バッファ
メモリ108に記憶されたフェイルアドレスに基づい
て、救済可否の判定及びビットフェイル救済処理等を行
う。
【0035】つぎに、図2に、ビットマトリクスへの変
換についての説明図を示す。
換についての説明図を示す。
【0036】本発明のLSIテスタのリダンダンシー機
能においては、テスタのフェイル情報格納用バファメモ
リからリダンダンシー処理装置へ転送されるフェイル情
報の行アドレス、及び列アドレスに基づいて、ラインフ
ェイル検出/救済判定を行った後、ラインフェイル以外
のビットフェイルに対して、行/列のビット展開された
情報であるビットマトリックスに演算処理器110上で
変換する。
能においては、テスタのフェイル情報格納用バファメモ
リからリダンダンシー処理装置へ転送されるフェイル情
報の行アドレス、及び列アドレスに基づいて、ラインフ
ェイル検出/救済判定を行った後、ラインフェイル以外
のビットフェイルに対して、行/列のビット展開された
情報であるビットマトリックスに演算処理器110上で
変換する。
【0037】バッファメモリ108に記憶されたフェイ
ルアドレスは、演算処理器110によって行アドレス及
び列アドレスに展開されビットマトリクスに変換され
る。図中、「*」がフェイルアドレスの位置を示す。
ルアドレスは、演算処理器110によって行アドレス及
び列アドレスに展開されビットマトリクスに変換され
る。図中、「*」がフェイルアドレスの位置を示す。
【0038】つぎに、図3に、フェイルビット消去のた
めのビットマスク処理の説明図を示す。
めのビットマスク処理の説明図を示す。
【0039】演算処理器110は、ビットマトリクス上
に展開されたビットフェイルに対し救済可否判定を行
う。その際に、ビットマスク処理が実行される。
に展開されたビットフェイルに対し救済可否判定を行
う。その際に、ビットマスク処理が実行される。
【0040】本発明において、必要とするスペア数は、
ビットフェイル救済を行う前にそのビットフェイルに対
して最低必要スペア本数を算出することにより、従来技
術によるリダンダンシー処理機能に比較して高速な処理
を行うものである。
ビットフェイル救済を行う前にそのビットフェイルに対
して最低必要スペア本数を算出することにより、従来技
術によるリダンダンシー処理機能に比較して高速な処理
を行うものである。
【0041】図3(a)に示すように、ビットマトリク
ス上で検索されたフェイルに対し、行方向及び列方向の
両ライン方向でフェイルビットを消去する処理、即ちビ
ットマスク処理を実行する。一般に、検索されたビット
フェイルを救済する場合、スペア行又はスペア列のいず
れかによる置き換え可能であるが、この時点ではスペア
行又はスペア列のいずれで置き換えるかが確定していな
い。
ス上で検索されたフェイルに対し、行方向及び列方向の
両ライン方向でフェイルビットを消去する処理、即ちビ
ットマスク処理を実行する。一般に、検索されたビット
フェイルを救済する場合、スペア行又はスペア列のいず
れかによる置き換え可能であるが、この時点ではスペア
行又はスペア列のいずれで置き換えるかが確定していな
い。
【0042】例えば、図2のようなビットマトリクスに
対しては、図3(b)に示すように、ビットマスク処理
をフェイルビットに対して順次実行し、ビットマトリッ
クス上のフェイルビットを全て消去するビットマスク処
理回数が求められる。ここで、このビットマスク処理回
数が、ビットマトリクスのすべてのフェイルを救済でき
る必要スペア本数となる。また、ラインフェイルを救済
した後に残ったスペアについて、残りスペア行及び残り
スペア列による救済可能最大ビットマスク処理回数は、
以下の式で表される。 救済可能最大ビットマスク処理回数=R+C (但し、残り行スペア数=R、残り列スペア数=C) 本発明においては、この値より救済可否の判定を行うこ
とができる。具体的には、スペアの置き換えが可能なク
ローズされた単位(以下1処理単位)での使用できる残
りスペア本数(R,C)から予め救済可能最大ビットマ
スク処理回数を算出してリミット値として設定してお
き、実際のビットマスク処理回数がリミット値を超えた
時点で救済不可として判定する。
対しては、図3(b)に示すように、ビットマスク処理
をフェイルビットに対して順次実行し、ビットマトリッ
クス上のフェイルビットを全て消去するビットマスク処
理回数が求められる。ここで、このビットマスク処理回
数が、ビットマトリクスのすべてのフェイルを救済でき
る必要スペア本数となる。また、ラインフェイルを救済
した後に残ったスペアについて、残りスペア行及び残り
スペア列による救済可能最大ビットマスク処理回数は、
以下の式で表される。 救済可能最大ビットマスク処理回数=R+C (但し、残り行スペア数=R、残り列スペア数=C) 本発明においては、この値より救済可否の判定を行うこ
とができる。具体的には、スペアの置き換えが可能なク
ローズされた単位(以下1処理単位)での使用できる残
りスペア本数(R,C)から予め救済可能最大ビットマ
スク処理回数を算出してリミット値として設定してお
き、実際のビットマスク処理回数がリミット値を超えた
時点で救済不可として判定する。
【0043】そして、リミット値以内であれば、以下の
処理であるビットフェイル救済を行う。ビットフェイル
救済においても、前記ビットマスク処理で算出したビッ
トマスク処理回数値が、必要スペア本数となる。必要ス
ペア本数値はそのビットフェイルを救済する時に必要な
最小のスペア本数となる。そのためビットフェイル救済
でのスペア組み合わせ時に、この値を組み合わせストッ
プ値として各組み合わせ毎にこの値と比較して、同一で
ある場合には、そこで組み合わせ処理を終了し、最小の
使用スペア本数の救済解として出力する。
処理であるビットフェイル救済を行う。ビットフェイル
救済においても、前記ビットマスク処理で算出したビッ
トマスク処理回数値が、必要スペア本数となる。必要ス
ペア本数値はそのビットフェイルを救済する時に必要な
最小のスペア本数となる。そのためビットフェイル救済
でのスペア組み合わせ時に、この値を組み合わせストッ
プ値として各組み合わせ毎にこの値と比較して、同一で
ある場合には、そこで組み合わせ処理を終了し、最小の
使用スペア本数の救済解として出力する。
【0044】つぎに、図4に、本発明に係る救済可否判
定処理のフローチャートを示し、演算処理器110の処
理動作について詳細に説明する。
定処理のフローチャートを示し、演算処理器110の処
理動作について詳細に説明する。
【0045】以下の具体例では、一例として、行アドレ
スが最小”0”及び最大”7”、列アドレスが最小”
0”及び最大”7”で、合計64個分のアドレスを持つ
メモリを想定する。また、スペア数は、スペア行2本及
びスペア列2本が設けられている。 (a)図5に、本発明による救済可否判定処理の第1の
具体例についての説明図を示す。この具体例は、メイン
セルにおいてビットマスク処理回数が救済可能ビットマ
スク処理回数を越える場合である。
スが最小”0”及び最大”7”、列アドレスが最小”
0”及び最大”7”で、合計64個分のアドレスを持つ
メモリを想定する。また、スペア数は、スペア行2本及
びスペア列2本が設けられている。 (a)図5に、本発明による救済可否判定処理の第1の
具体例についての説明図を示す。この具体例は、メイン
セルにおいてビットマスク処理回数が救済可能ビットマ
スク処理回数を越える場合である。
【0046】図4に示された救済可否判定フローチャー
トがスタートされると、テスタからリダンダンシー処理
装置に、フェイル情報(フェイルビットデータ)が転送
される(S101)。図5(a)は、テスタ側のバッフ
ァメモリからフェィル情報のみをリダンダンシー処理装
置に転送し、リダンダンシー処理装置側のバッファメモ
リ108から演算処理器110にビットマトリクス展開
したものである。転送はアドレス(0、0)〜(7、
7)まで行うものとする(ここで、(x、y)は、x行
y列を示す。)。
トがスタートされると、テスタからリダンダンシー処理
装置に、フェイル情報(フェイルビットデータ)が転送
される(S101)。図5(a)は、テスタ側のバッフ
ァメモリからフェィル情報のみをリダンダンシー処理装
置に転送し、リダンダンシー処理装置側のバッファメモ
リ108から演算処理器110にビットマトリクス展開
したものである。転送はアドレス(0、0)〜(7、
7)まで行うものとする(ここで、(x、y)は、x行
y列を示す。)。
【0047】つぎに、バッファメモリ108に記憶され
たフェイルアドレス数が最大フェイルビット個数を超え
ているか否かが判断される(S103)。すなわち、ス
ペア行及びスペア列数がそれぞれ2本であり、各スペア
行又は列のビット数は8であるから、救済可能な最大フ
ェイルビット個数は、(8×2)+(8×2)=32と
なる。図5(a)に示されたビットマトリクスにおい
て、実際のフェイル個数は”8”であり、最大フェイル
ビット個数の32以下であるため、この時点では救済不
可能と判定されることはない。
たフェイルアドレス数が最大フェイルビット個数を超え
ているか否かが判断される(S103)。すなわち、ス
ペア行及びスペア列数がそれぞれ2本であり、各スペア
行又は列のビット数は8であるから、救済可能な最大フ
ェイルビット個数は、(8×2)+(8×2)=32と
なる。図5(a)に示されたビットマトリクスにおい
て、実際のフェイル個数は”8”であり、最大フェイル
ビット個数の32以下であるため、この時点では救済不
可能と判定されることはない。
【0048】つぎに、ラインフェイル検出/救済処理が
行われる(S105)。この場合、ラインフェイル数が
スペア行数又はスペア列数を超えるか否かが判断される
(S107)。図5(a)において、全てのフェイル情
報は1ビットフェイルであり、行スペア数及び列スペア
数値である”2”を越えないため、ラインフェイルと確
定するフェイルは無く、この時点でも救済不可能と判定
されることはない。
行われる(S105)。この場合、ラインフェイル数が
スペア行数又はスペア列数を超えるか否かが判断される
(S107)。図5(a)において、全てのフェイル情
報は1ビットフェイルであり、行スペア数及び列スペア
数値である”2”を越えないため、ラインフェイルと確
定するフェイルは無く、この時点でも救済不可能と判定
されることはない。
【0049】つぎに、ビットマスク処理が行われる(S
109)。前述したように、フェイルアドレスについ
て、ビットマスク処理を順次行う。ビットフェイルに対
してビットマスク処理を実施すると、ビットフェイル
(0,0)から(4、4)までについてビットマスク処
理を行った時点でビットマスク処理回数”5”となる。
109)。前述したように、フェイルアドレスについ
て、ビットマスク処理を順次行う。ビットフェイルに対
してビットマスク処理を実施すると、ビットフェイル
(0,0)から(4、4)までについてビットマスク処
理を行った時点でビットマスク処理回数”5”となる。
【0050】ビットマスク処理を実行した後に、救済可
否判定を行う(S111)。前述のように、救済可能な
最大ビットマスク処理回数は、”R+C”で算出される
ので、この具体例では、R=2、C=2とすると”4”
となり、これがリミット値となる。図5(b)に示すよ
うに、ビットフェイル(4,4)についてビットマスク
処理を行った時点で、ビットマスク処理回数”5”が、
リミット値”4”を越えるため、救済不可能と判定され
(S121)、後処理であるビットフェイル救済処理は
実行されない。
否判定を行う(S111)。前述のように、救済可能な
最大ビットマスク処理回数は、”R+C”で算出される
ので、この具体例では、R=2、C=2とすると”4”
となり、これがリミット値となる。図5(b)に示すよ
うに、ビットフェイル(4,4)についてビットマスク
処理を行った時点で、ビットマスク処理回数”5”が、
リミット値”4”を越えるため、救済不可能と判定され
(S121)、後処理であるビットフェイル救済処理は
実行されない。
【0051】一方、ビットマスク処理回数が救済可能マ
スク回数より小さければ、ビットフェイル救済処理が実
行され(S115)、救済が完了すると(S117)、
救済可能と判断される(S119)。 (b)図6に、本発明による救済可否判定処理の第2の
具体例についての説明図を示す。この具体例は、メイン
セルにおいてビットマスク処理回数が救済可能ビットマ
スク処理回数と同一であり、かつ、スペアセル上にビッ
トフェイルが存在する場合である。
スク回数より小さければ、ビットフェイル救済処理が実
行され(S115)、救済が完了すると(S117)、
救済可能と判断される(S119)。 (b)図6に、本発明による救済可否判定処理の第2の
具体例についての説明図を示す。この具体例は、メイン
セルにおいてビットマスク処理回数が救済可能ビットマ
スク処理回数と同一であり、かつ、スペアセル上にビッ
トフェイルが存在する場合である。
【0052】図6(a)に示されるように、ここでは上
述の第1の具体例と同様のメモリを想定する。第2の具
体例では、テスタのバッファメモリに格納されているフ
ェイル情報が異なり、行スペアにフェイルビット61が
存在するものである。
述の第1の具体例と同様のメモリを想定する。第2の具
体例では、テスタのバッファメモリに格納されているフ
ェイル情報が異なり、行スペアにフェイルビット61が
存在するものである。
【0053】図4に示されるフローチャートにより、
(0、0)から(3、3)までのアドレスまでの処理
は、第1の具体例と同様である。救済可能ビットマスク
処理回数は”4”と算出されており、ここまでの処理で
ビットマスク処理回数は”4”であるため救済できる可
能性がある。しかしながら、行スペア上にフェイルビッ
ト61が存在する(行スペアR1、5列)。実際にはス
ペア上にあるフェイルビットも救済できる場合がある
が、その場合には必ず別のスペアを使用しなければなら
ない。例えば、行スペア上のフェイルビットを救済する
時は列スペアで救済し、一方、列スペア上ではその逆に
行スペアで救済することができる。
(0、0)から(3、3)までのアドレスまでの処理
は、第1の具体例と同様である。救済可能ビットマスク
処理回数は”4”と算出されており、ここまでの処理で
ビットマスク処理回数は”4”であるため救済できる可
能性がある。しかしながら、行スペア上にフェイルビッ
ト61が存在する(行スペアR1、5列)。実際にはス
ペア上にあるフェイルビットも救済できる場合がある
が、その場合には必ず別のスペアを使用しなければなら
ない。例えば、行スペア上のフェイルビットを救済する
時は列スペアで救済し、一方、列スペア上ではその逆に
行スペアで救済することができる。
【0054】ここで、図6(b)に示されるように、第
2の具体例の場合は、図4のフローチャートのステップ
S111により、 ビットマスク回数=救済可能ビットマスク処理回数 であり、ステップS113に移行する。ステップS11
3では、さらに、行スペア上又は列スペア上にフェイル
ビットがある(又は残っている)か否か判断され、フェ
イルビットがある(又は残っている)場合は、救済不可
能と判定される(S121)。
2の具体例の場合は、図4のフローチャートのステップ
S111により、 ビットマスク回数=救済可能ビットマスク処理回数 であり、ステップS113に移行する。ステップS11
3では、さらに、行スペア上又は列スペア上にフェイル
ビットがある(又は残っている)か否か判断され、フェ
イルビットがある(又は残っている)場合は、救済不可
能と判定される(S121)。
【0055】従来技術では、第1の具体例と同様に、メ
インセルのビットフェイル救済処理を実行し、スペア上
のフェイルビット救済処理を実行して初めて救済不可と
判定することができるが、本発明によると、これら処理
を実行せずに救済不可であると判定できる。 (c)図7に、本発明による救済可否判定処理の第3の
具体例についての説明図を示す。この具体例は、メイン
セルにおいてビットマスク処理回数か救済可能ビットマ
スク処理回数と同一であり、かつ、スペア行とスペア列
との交点にフェイルビットが存在する場合である。
インセルのビットフェイル救済処理を実行し、スペア上
のフェイルビット救済処理を実行して初めて救済不可と
判定することができるが、本発明によると、これら処理
を実行せずに救済不可であると判定できる。 (c)図7に、本発明による救済可否判定処理の第3の
具体例についての説明図を示す。この具体例は、メイン
セルにおいてビットマスク処理回数か救済可能ビットマ
スク処理回数と同一であり、かつ、スペア行とスペア列
との交点にフェイルビットが存在する場合である。
【0056】図7(a)に示されるように、ここでは上
述の第1の具体例と同様のメモリを想定する。第3の具
体例では、テスタのバッファメモリに格納されているフ
ェイル情報が異なり、行スペアと列スペアの交点にフェ
イルビット71が存在するものである。
述の第1の具体例と同様のメモリを想定する。第3の具
体例では、テスタのバッファメモリに格納されているフ
ェイル情報が異なり、行スペアと列スペアの交点にフェ
イルビット71が存在するものである。
【0057】図4に示されるフローチャートにより、
(0、0)から(3、3)までのアドレスまでの処理
は、第1の具体例と同様である。救済可能ビットマスク
処理回数は”4”と算出されており、ここまでの処理で
ビットマスク処理回数は”4”であるため救済できる可
能性がある。しかしながら、行スペアと列スペアとの交
点にフェイルビットが存在する。実際にはスペアの交点
にフェイルビット71が存在する場合、その延長上にあ
るスペアは一緒に置き換えることができない。例えば、
図7では、スペア行R1とスペア列C1である。
(0、0)から(3、3)までのアドレスまでの処理
は、第1の具体例と同様である。救済可能ビットマスク
処理回数は”4”と算出されており、ここまでの処理で
ビットマスク処理回数は”4”であるため救済できる可
能性がある。しかしながら、行スペアと列スペアとの交
点にフェイルビットが存在する。実際にはスペアの交点
にフェイルビット71が存在する場合、その延長上にあ
るスペアは一緒に置き換えることができない。例えば、
図7では、スペア行R1とスペア列C1である。
【0058】そのため、図7(b)に示されるように、
第3の具体例の場合は、図4のフローチャートのステッ
プS111により、 ビットマスク回数=救済可能ビットマスク処理回数 であり、ステップS113に移行する。ステップS11
3では、さらに、行スペアと列スペアとの交点上にフェ
イルビットがある(又は残っている)か否か判断され、
フェイルビットがある(又は残っている)場合は、救済
不可能と判定される(S121)。
第3の具体例の場合は、図4のフローチャートのステッ
プS111により、 ビットマスク回数=救済可能ビットマスク処理回数 であり、ステップS113に移行する。ステップS11
3では、さらに、行スペアと列スペアとの交点上にフェ
イルビットがある(又は残っている)か否か判断され、
フェイルビットがある(又は残っている)場合は、救済
不可能と判定される(S121)。
【0059】従来技術では、ビットフェイル救済処理を
行う際、スペアの交点のフェイルビットも考慮して処理
を実行することにより初めて救済不可と判定できるが、
本発明によると、これら処理を実行せずに救済不可であ
ると判定できる。
行う際、スペアの交点のフェイルビットも考慮して処理
を実行することにより初めて救済不可と判定できるが、
本発明によると、これら処理を実行せずに救済不可であ
ると判定できる。
【0060】つぎに、図8に、本発明によるビットフェ
イル救済処理についての説明図を示す。
イル救済処理についての説明図を示す。
【0061】図8では、上述の実施の形態と同様のメモ
リを想定する。この実施の形態ではテスタのバッファメ
モリに格納されている情報が異なり、図8(a)に示さ
れるように、フェイルビットが4個存在する。
リを想定する。この実施の形態ではテスタのバッファメ
モリに格納されている情報が異なり、図8(a)に示さ
れるように、フェイルビットが4個存在する。
【0062】ここで、上述の実施の形態と同様にビット
マスク処理を行う。ラインフェイル検出/救済処理(S
105)が完了後に、図8(a)に示されるように、
(0、0)、(1、1)、(2、2)の各フェイルにつ
いてビットマスク処理(S109)を行うと、アドレス
(2、3)のフェイルも救済できる。よって、図8
(b)に示されるように、ビットマスク処理回数は
“3”となり、一方、救済可能ビットマスク処理回数は
“4”と算出されるので、ここでの救済可否判定は可と
なり(S111)、次のビットフェイル救済処理(S1
15)を行う。
マスク処理を行う。ラインフェイル検出/救済処理(S
105)が完了後に、図8(a)に示されるように、
(0、0)、(1、1)、(2、2)の各フェイルにつ
いてビットマスク処理(S109)を行うと、アドレス
(2、3)のフェイルも救済できる。よって、図8
(b)に示されるように、ビットマスク処理回数は
“3”となり、一方、救済可能ビットマスク処理回数は
“4”と算出されるので、ここでの救済可否判定は可と
なり(S111)、次のビットフェイル救済処理(S1
15)を行う。
【0063】一般に、ビットフェイル救済は、残りスペ
アによる置き換えについて全ての組み合わせを行い、求
められた解の中で使用スペアの数が最も少ないものを救
済解として求める。
アによる置き換えについて全ての組み合わせを行い、求
められた解の中で使用スペアの数が最も少ないものを救
済解として求める。
【0064】ここで、図9に、従来のビットフェイル救
済のための置換え組合わせの説明図を示す。図9に示さ
れるように、従来技術では、ビットフェイル救済処理
(S115)において、行スペア及び列スペアの置換え
組合わせを、順次実行する。すなわち、例えば、4つの
ビットフェイルを救済する場合、まず、第1のビットフ
ェイルをスペア行R1で救済し、つぎのビットフェイル
をスペア行R2で救済し、以降のビットフェイルを順次
スペア列C1及びC2で救済するという処理が第1の組
み合わせである。このような置換え組合わせが、順列と
して24通り存在する。従来では、このような置換え組
合わせを、“24”通り処理して初めて救済不可と判定
できる。また、救済可の場合も全ての組合せを実行して
適当な組合せを選択する。
済のための置換え組合わせの説明図を示す。図9に示さ
れるように、従来技術では、ビットフェイル救済処理
(S115)において、行スペア及び列スペアの置換え
組合わせを、順次実行する。すなわち、例えば、4つの
ビットフェイルを救済する場合、まず、第1のビットフ
ェイルをスペア行R1で救済し、つぎのビットフェイル
をスペア行R2で救済し、以降のビットフェイルを順次
スペア列C1及びC2で救済するという処理が第1の組
み合わせである。このような置換え組合わせが、順列と
して24通り存在する。従来では、このような置換え組
合わせを、“24”通り処理して初めて救済不可と判定
できる。また、救済可の場合も全ての組合せを実行して
適当な組合せを選択する。
【0065】しかしながら、本発明では置換え組合わせ
を従来のように24通りも行わずして救済可否を判定す
ることができる。
を従来のように24通りも行わずして救済可否を判定す
ることができる。
【0066】また、図8(b)に示すように、救済可と
判定された後に、以下のように、ビットフェイル救済組
合わせ処理についても、ビットマスク処理回数を用いて
短時間で実行することができる。
判定された後に、以下のように、ビットフェイル救済組
合わせ処理についても、ビットマスク処理回数を用いて
短時間で実行することができる。
【0067】図10に、本発明のビットフェイル救済の
ための置換え組合わせの説明図を示す。
ための置換え組合わせの説明図を示す。
【0068】この例では、図8(b)及び図10に示さ
れるように、ビットマスク処理回数“3”を、置換え組
合わせストップ値として使用する。そして、順次に置換
え組合わせを実行し、各置換え組合わせ処理毎にビット
マスク処理回数“3”と比較する。ここで、ある組合わ
せによる、使用スペア本数が、ビットマスク処理回数と
同一となった組み合わせ、即ち“R1−Cl−R2”
を、スペアの使用本数が最も少ない救済解と判断して出
力する。置換え組合わせ処理は、ここで終了する。その
ため全ての組み合わせを行わずに救済解を求めることが
できる。
れるように、ビットマスク処理回数“3”を、置換え組
合わせストップ値として使用する。そして、順次に置換
え組合わせを実行し、各置換え組合わせ処理毎にビット
マスク処理回数“3”と比較する。ここで、ある組合わ
せによる、使用スペア本数が、ビットマスク処理回数と
同一となった組み合わせ、即ち“R1−Cl−R2”
を、スペアの使用本数が最も少ない救済解と判断して出
力する。置換え組合わせ処理は、ここで終了する。その
ため全ての組み合わせを行わずに救済解を求めることが
できる。
【0069】以上の実施の形態において、メモリサイ
ズ、スペアサイズ等は適宜設定することができる。
ズ、スペアサイズ等は適宜設定することができる。
【0070】また、以上のような処理プログラムは、適
宜媒体に記録することができる。
宜媒体に記録することができる。
【0071】
(1)本発明によるリダンダンシー処理装置及び方法を
使用してウェーハテストを実施し、救済可否判定を行っ
た場合、救済可否判定処理を従来システムより短時間で
行う事が可能である。
使用してウェーハテストを実施し、救済可否判定を行っ
た場合、救済可否判定処理を従来システムより短時間で
行う事が可能である。
【0072】従来ではビットフェイルの救済可否判定は
フェイルアドレスに対して使用可能なスペアを割り当て
て行っている。この場合スペア行とスペア列の全ての組
み合わせについて総当たりで行っているため、ビットフ
ェイル数とスペア数が増えるほど、組み合わせ数が増え
ていき、その結果救済処理時間が要する事になる。その
ため結果的にフェイルとなる被測定デバイスの場合は、
全ての組み合わせを実行しないと救済不可の判定ができ
ない事になる。
フェイルアドレスに対して使用可能なスペアを割り当て
て行っている。この場合スペア行とスペア列の全ての組
み合わせについて総当たりで行っているため、ビットフ
ェイル数とスペア数が増えるほど、組み合わせ数が増え
ていき、その結果救済処理時間が要する事になる。その
ため結果的にフェイルとなる被測定デバイスの場合は、
全ての組み合わせを実行しないと救済不可の判定ができ
ない事になる。
【0073】本発明によるシステムでは、ビットフェイ
ルの救済可否判定の前にそのフェイルアドレスに対して
のビットマスク処理を実施し、救済可能ビットマスク処
理回数値(スペア行+スペア列)をリミット値として、
算出したビットマスク処理回数値と比較する事で救済可
否判定を行う。そのため、上記のように拮呆的にフェイ
ルとなる被測定デバイスの無駄なビットフェイル救済処
理を行わずに救済不可と判定できる分だけ時間が短縮で
きる。
ルの救済可否判定の前にそのフェイルアドレスに対して
のビットマスク処理を実施し、救済可能ビットマスク処
理回数値(スペア行+スペア列)をリミット値として、
算出したビットマスク処理回数値と比較する事で救済可
否判定を行う。そのため、上記のように拮呆的にフェイ
ルとなる被測定デバイスの無駄なビットフェイル救済処
理を行わずに救済不可と判定できる分だけ時間が短縮で
きる。
【0074】例えば、結果的にフェイルとなる被測定デ
バイスのビットフェイル救済判定時間を10秒と仮定
し、本発明で検出可能なフェイルの出現率が15%とす
ると、1ウェーハのチップが200個で、同時測定数が
64個、同時にリダンダンシー処理される被測定デバイ
スが8個だと仮定した場合に、1ウェーハの短縮される
処理時間Tは、以下のようになる。 T = 測定インデックス回数×検出可能なフェイル
出現率×ビットフェイル救済判定時間×(同時測定数÷
同時にリダンダンシー処理される被測定デバイス数) そのため1ウェーハでは、4×0.15×10×(64
/8)=48秒、1ロット(25ウェーハ)では48秒
×25=20分の処理時間短縮が可能となる。
バイスのビットフェイル救済判定時間を10秒と仮定
し、本発明で検出可能なフェイルの出現率が15%とす
ると、1ウェーハのチップが200個で、同時測定数が
64個、同時にリダンダンシー処理される被測定デバイ
スが8個だと仮定した場合に、1ウェーハの短縮される
処理時間Tは、以下のようになる。 T = 測定インデックス回数×検出可能なフェイル
出現率×ビットフェイル救済判定時間×(同時測定数÷
同時にリダンダンシー処理される被測定デバイス数) そのため1ウェーハでは、4×0.15×10×(64
/8)=48秒、1ロット(25ウェーハ)では48秒
×25=20分の処理時間短縮が可能となる。
【0075】またテスト時間250秒、1ウェーハのチ
ップが200個、1ロットが25ウェーハ、テスタ同時
測定数が64個のテストと仮定した場合、テスタ所要1
台分で測定できるロット数は、以下のようになる。ここ
で、一般に、テスタ所要台数とは、デバイスを生産する
時にテスタが何台必要か表すもので、例えば、1ケ月
(30日×24時間)×テスタ稼働率(0.8)=57
6時間を、テスタ所要1台分の稼働時間とする。従来技
術では、 ロット数= テスタ所要1台分の稼働時間 ÷ テス
ト時間× 1ウェーハのインデックス数 × 1ロット
ウェーハ数 で求められ、約83ロット分である。
ップが200個、1ロットが25ウェーハ、テスタ同時
測定数が64個のテストと仮定した場合、テスタ所要1
台分で測定できるロット数は、以下のようになる。ここ
で、一般に、テスタ所要台数とは、デバイスを生産する
時にテスタが何台必要か表すもので、例えば、1ケ月
(30日×24時間)×テスタ稼働率(0.8)=57
6時間を、テスタ所要1台分の稼働時間とする。従来技
術では、 ロット数= テスタ所要1台分の稼働時間 ÷ テス
ト時間× 1ウェーハのインデックス数 × 1ロット
ウェーハ数 で求められ、約83ロット分である。
【0076】一方、本発明では、上記のように1ロット
当たり約20分の処理時間短縮が可能となるため、同じ
83ロット分を測定する場合には、83ロット×20分
で約28時間の短縮になる。
当たり約20分の処理時間短縮が可能となるため、同じ
83ロット分を測定する場合には、83ロット×20分
で約28時間の短縮になる。
【0077】これはテスタ所要台数に変換すると、 28時間÷(テスタ所用1台分の稼働時間=576時
間) で求められ、約0.05台分に相当する。例えば、メモ
リテスタ1台の価格を¥200、000、000と仮定
すると、¥10、000、000のコストダウンが見込
める。 (2)一般に、ビットフェイル救済を行い救済解を求め
る際に、幾つかの救済解から使用本数が一番最小な解を
求める必要性がある。この場合は全てのスペアの組み合
わせを行う必要性があり、使用できるスペア数が多いほ
ど組み合わせ数が増加し、その結果救済処理時間が要す
る事になる。
間) で求められ、約0.05台分に相当する。例えば、メモ
リテスタ1台の価格を¥200、000、000と仮定
すると、¥10、000、000のコストダウンが見込
める。 (2)一般に、ビットフェイル救済を行い救済解を求め
る際に、幾つかの救済解から使用本数が一番最小な解を
求める必要性がある。この場合は全てのスペアの組み合
わせを行う必要性があり、使用できるスペア数が多いほ
ど組み合わせ数が増加し、その結果救済処理時間が要す
る事になる。
【0078】本発明によるシステムでは、ビットフェイ
ルの救済可否判定の前にそのフェイルアドレスに対して
のビットマスク処理を実施し、ビットマスク処理回数を
算出し、これを組み合わせストップ値として各組み合わ
せを行いながら求まった救済解の本数と比較する。そし
て、救済解本数がビットマスク処理回数値と同一になる
場合は、そこで組み合わせを終了し、その救済解を使用
本数が一番最小な解として出力する事ができる。そのた
め全ての組み合わせを行わない分、救済処理時間短縮が
できる。
ルの救済可否判定の前にそのフェイルアドレスに対して
のビットマスク処理を実施し、ビットマスク処理回数を
算出し、これを組み合わせストップ値として各組み合わ
せを行いながら求まった救済解の本数と比較する。そし
て、救済解本数がビットマスク処理回数値と同一になる
場合は、そこで組み合わせを終了し、その救済解を使用
本数が一番最小な解として出力する事ができる。そのた
め全ての組み合わせを行わない分、救済処理時間短縮が
できる。
【0079】上述(1)のようにビットフェイル救済判
定時間を10秒と仮定し、総組み合わせの半分(5秒)
で発見できた被測定デバイスの検出率が1ウェーハ当た
り10%とすると、例えば、1ウェーハのチップが20
0個で、同時測定数が64個、同時にリダンダンシー処
理される被測定デバイスが8個だと仮定した場合に、1
ウェーハの短縮される時間T’は、以下のようになる。 T’= 測定インデックス回数×組み合わせ削減した
被測定デバイス出現率×削減時間×(同時測定数÷同時
にリダンダンシー処理される被測定デバイス数) そのため1ウェーハでは、T’=4×0.1×5×(6
4/8)=16秒、また、1ロット(25ウェーハ)で
は、16秒×25=7分の処理時間短縮が可能となる。
定時間を10秒と仮定し、総組み合わせの半分(5秒)
で発見できた被測定デバイスの検出率が1ウェーハ当た
り10%とすると、例えば、1ウェーハのチップが20
0個で、同時測定数が64個、同時にリダンダンシー処
理される被測定デバイスが8個だと仮定した場合に、1
ウェーハの短縮される時間T’は、以下のようになる。 T’= 測定インデックス回数×組み合わせ削減した
被測定デバイス出現率×削減時間×(同時測定数÷同時
にリダンダンシー処理される被測定デバイス数) そのため1ウェーハでは、T’=4×0.1×5×(6
4/8)=16秒、また、1ロット(25ウェーハ)で
は、16秒×25=7分の処理時間短縮が可能となる。
【0080】テスタ所要1台分で測定できるロット数
は、上述(1)の例では、83ロットであり、同じロッ
ト数を測定した場合、83ロット×7分=約9.7時間
の短縮となる。
は、上述(1)の例では、83ロットであり、同じロッ
ト数を測定した場合、83ロット×7分=約9.7時間
の短縮となる。
【0081】これはテスタ所要台数に変換すると、 9.7時間÷(テスタ所用1台分の稼働時間=576時
間) で求められ、約0.017台分に相当する。メモリテス
タ1台の価格を¥200、000、000と仮定する
と、¥3、400、000のコストダウンが見込める。
間) で求められ、約0.017台分に相当する。メモリテス
タ1台の価格を¥200、000、000と仮定する
と、¥3、400、000のコストダウンが見込める。
【図1】本発明におけるリダンダンシー処理装置の構成
図。
図。
【図2】ビットマトリクスへの変換についての説明図。
【図3】フェイルビット消去のためのビットマスク処理
の説明図。
の説明図。
【図4】本発明に係る救済可否判定処理のフローチャー
ト。
ト。
【図5】本発明による救済可否判定処理の第1の具体例
についての説明図。
についての説明図。
【図6】本発明による救済可否判定処理の第2の具体例
についての説明図。
についての説明図。
【図7】本発明による救済可否判定処理の第3の具体例
についての説明図。
についての説明図。
【図8】本発明によるビットフェイル救済処理について
の説明図。
の説明図。
【図9】従来のビットフェイル救済のための置換え組合
わせの説明図。
わせの説明図。
【図10】本発明のビットフェイル救済のための置換え
組合わせの説明図。
組合わせの説明図。
【図11】テストシステムの概略構成図。
【図12】テストシステムの動作概要図。
【図13】従来のテスタ及びリダンダンシー処理装置に
おけるフェイル情報のデータ構成図。
おけるフェイル情報のデータ構成図。
【図14】従来のリダンダンシー処理装置における救済
可否判定処理のためのフローチャート。
可否判定処理のためのフローチャート。
101 行アドレスフェイルカウンタ 102 列アドレスフェイルカウンタ 103 行ラインフェイル検出器 104 列ラインフェイル検出器 105 行ラインフェイルフラグ 106 列ラインフェイルフラグ 107 書込制御部 108 バッファメモリ 110 演算処理器
Claims (12)
- 【請求項1】フェイル情報及び前記フェイル情報のアド
レスに基づいて、前記フェイル情報がフェイルであるフ
ェイルアドレスについて行方向及び列方向の両ラインで
前記フェイルを消去するビットマスク処理手順と、 行スペア数と列スペア数との加算値を救済可能処理回数
とし、前記ビットマスク処理手順により実行したビット
マスク処理回数と前記救済可能処理回数とを比較し、前
記ビットマスク処理回数が前記救済可能処理回数を超え
たときに救済不可と判定する救済可否判定手順とを備え
た半導体試験方法。 - 【請求項2】テスタから転送された冗長回路付き半導体
装置のフェイル情報及び前記フェイル情報のアドレスに
基づいて、ラインフェイルを検出して救済するラインフ
ェイル救済処理手順と、 前記フェイル情報がフェイルであるフェイルアドレス
中、前記ラインフェイル救済処理手順で救済されないビ
ットフェイルのフェイルアドレスについて行方向及び列
方向の両ラインで前記フェイルを消去するビットマスク
処理手順と、 前記ラインフェイル救済処理手順により使用した残りの
スペアについて行スペア数と列スペア数との加算値を救
済可能処理回数とし、前記ビットマスク処理手順により
実行したビットマスク処理回数と前記救済可能処理回数
とを比較し、前記ビットマスク処理回数が前記救済可能
処理回数を超えたときに救済不可と判定する救済可否判
定手順とを備えた半導体試験方法。 - 【請求項3】前記救済可否判定手順は、 前記ビットマスク処理回数が前記救済可能処理回数と等
しい場合に、スペア行又はスペア列上にフェイルが存在
するとき救済不可と判定することを特徴とする請求項1
又は2に記載の半導体試験方法。 - 【請求項4】前記救済可否判定手順は、 前記ビットマスク処理回数が前記救済可能処理回数と等
しい場合に、スペア行とスペア列との交点上にフェイル
が存在するとき救済不可と判定することを特徴とする請
求項1乃至3のいずれかに記載の半導体試験方法。 - 【請求項5】前記救済可否判定手順により救済可能と判
定された場合、 全ての前記フェイルに対して、順次に所定のスペア行及
びスペア列の組み合わせにより置き換え処理を実行し
て、前記フェイルの置き換えのために必要なスペア本数
が前記ビットマスク処理回数と等しくなった場合、前記
置き換え処理を停止して、その際の前記組み合わせによ
り前記フェイルの救済を実行する救済処理手順をさらに
備えたを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
半導体試験方法。 - 【請求項6】フェイル情報及び前記フェイル情報のアド
レスに基づいて、前記フェイル情報がフェイルであるフ
ェイルアドレスを記憶する第1の記憶手段と、 行スペア数と列スペア数との加算値を救済可能処理回数
として記憶する第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された前記フェイルアドレス
について行方向及び列方向の両ラインで前記フェイルを
消去するビットマスク処理手段と、 前記ビットマスク処理手段により実行したビットマスク
処理回数を記憶する第3の記憶手段と、 前記第3の記憶手段に記憶された前記ビットマスク処理
回数と前記第2の記憶手段に記憶された前記救済可能処
理回数とを比較し、前記ビットマスク処理回数が前記救
済可能処理回数を超えたときに救済不可と判定する救済
可否判定手段とを備えた半導体試験装置。 - 【請求項7】テスタから転送された冗長回路付き半導体
装置のフェイル情報及び前記フェイル情報のアドレスに
基づいて、前記フェイル情報がフェイルであるフェイル
アドレスを記憶する第1の記憶手段と、 前記フェイル情報及び前記アドレスに基づいて、ライン
フェイルを検出して救済するラインフェイル救済処理手
段と、 前記ラインフェイル救済処理手段により使用した残りの
スペアについて行スペア数と列スペア数との加算値を救
済可能処理回数として記憶する第2の記憶手段と、 前記フェイル情報がフェイルであるフェイルアドレス
中、前記ラインフェイル救済処理手段で救済されないビ
ットフェイルのフェイルアドレスについて行方向及び列
方向の両ラインで前記フェイルを消去するビットマスク
処理手段と、 前記ビットマスク処理手段により実行したビットマスク
処理回数を記憶する第3の記憶手段と、 前記第3の記憶手段に記憶された前記ビットマスク処理
回数と前記第2の記憶手段に記憶された前記救済可能処
理回数とを比較し、前記ビットマスク処理回数が前記救
済可能処理回数を超えたときに救済不可と判定する救済
可否判定手段とを備えた半導体試験装置。 - 【請求項8】前記救済可否判定手段により救済可能と判
定された場合、 全ての前記フェイルに対して、順次に所定のスペア行及
びスペア列の組み合わせにより置き換え処理を実行し
て、前記フェイルの置き換えのために必要なスペア本数
が前記ビットマスク処理回数と等しくなった場合、前記
置き換え処理を停止して、その際の前記組み合わせによ
り前記フェイルの救済を実行する救済処理手段をさらに
備えたを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体試験
装置。 - 【請求項9】前記テスタは、冗長回路付き半導体装置の
フェイル情報を格納するフェイル情報格納用記憶装置を
備え、前記フェイル情報及び前記フェイルアドレスを転
送することを特徴とした請求項7又は8に記載の半導体
試験装置。 - 【請求項10】フェイル情報及び前記フェイル情報のア
ドレスに基づいて、前記フェイル情報がフェイルである
フェイルアドレスについて行方向及び列方向の両ライン
で前記フェイルを消去するビットマスク処理手段と、 行スペア数と列スペア数との加算値を救済可能処理回数
とし、前記ビットマスク処理手段により実行したビット
マスク処理回数と前記救済可能処理回数とを比較し、前
記ビットマスク処理回数が前記救済可能処理回数を超え
たときに救済不可と判定する救済可否判定手順とを実行
させるための半導体試験プログラムを記録した媒体。 - 【請求項11】テスタから転送された冗長回路付き半導
体装置のフェイル情報及び前記フェイル情報のアドレス
に基づいて、ラインフェイルを検出して救済するライン
フェイル救済処理手段と、 前記フェイル情報がフェイルであるフェイルアドレス
中、前記ラインフェイル救済処理手段で救済されないビ
ットフェイルのフェイルアドレスについて行方向及び列
方向の両ラインで前記フェイルを消去するビットマスク
処理手段と、 前記ラインフェイル救済処理手段により使用した残りの
スペアについて行スペア数と列スペア数との加算値を救
済可能処理回数とし、前記ビットマスク処理手段により
実行したビットマスク処理回数と前記救済可能処理回数
とを比較し、前記ビットマスク処理回数が前記救済可能
処理回数を超えたときに救済不可と判定する救済可否判
定手段とを実行させるための半導体試験プログラムを記
録した媒体。 - 【請求項12】前記救済可否判定手順により救済可能と
判定された場合、 全ての前記フェイルに対して、順次に所定のスペア行及
びスペア列の組み合わせにより置き換え処理を実行し
て、前記フェイルの置き換えのために必要なスペア本数
が前記ビットマスク処理回数と等しくなった場合、前記
置き換え処理を停止して、その際の前記組み合わせによ
り前記フェイルの救済を実行する救済処理手段をさらに
備えたを特徴とする請求項10又は11に記載の半導体
試験プログラムを記録した媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8254697A JPH10107096A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 半導体試験装置、半導体試験方法及び半導体試験プログラムを記録した媒体 |
US08/936,895 US5983374A (en) | 1996-09-26 | 1997-09-25 | Semiconductor test system and method, and medium for recording test program therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8254697A JPH10107096A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 半導体試験装置、半導体試験方法及び半導体試験プログラムを記録した媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10107096A true JPH10107096A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=33430146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8254697A Pending JPH10107096A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 半導体試験装置、半導体試験方法及び半導体試験プログラムを記録した媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10107096A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010070155A (ko) * | 1999-10-27 | 2001-07-25 | 나까무라 쇼오 | 리던던시 연산시스템 |
KR100363531B1 (ko) * | 1999-06-08 | 2002-12-05 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 반도체 기억 장치를 위한 시험 장치 |
JP2008065897A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Yokogawa Electric Corp | メモリ検査方法およびメモリ検査装置 |
JP2010108585A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-05-13 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体記憶装置 |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP8254697A patent/JPH10107096A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100363531B1 (ko) * | 1999-06-08 | 2002-12-05 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 반도체 기억 장치를 위한 시험 장치 |
US6535993B1 (en) | 1999-06-08 | 2003-03-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Testing apparatus for semiconductor memory device |
KR20010070155A (ko) * | 1999-10-27 | 2001-07-25 | 나까무라 쇼오 | 리던던시 연산시스템 |
JP2008065897A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Yokogawa Electric Corp | メモリ検査方法およびメモリ検査装置 |
JP2010108585A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-05-13 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体記憶装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021025 |