JPH11121627A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH11121627A
JPH11121627A JP9283890A JP28389097A JPH11121627A JP H11121627 A JPH11121627 A JP H11121627A JP 9283890 A JP9283890 A JP 9283890A JP 28389097 A JP28389097 A JP 28389097A JP H11121627 A JPH11121627 A JP H11121627A
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JP
Japan
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fuse
redundant
identification
memory cell
cut
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JP9283890A
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Takeshi Ichikawa
武志 市川
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 置き換え処理の際に、置き換えの指定用の冗
長ヒューズと不良識別用のヒューズとに対するリペア装
置の位置決めが容易な半導体メモリを提供することを目
的(課題)とする。 【解決手段】 半導体メモリ1は、正規メモリセルと冗
長メモリセルとを含むメモリブロックI/O300〜I/O315を
16ブロック備えると共に、一方にヒューズ領域2を備
え、内部回路の外部に対する接続点となる16個の入出
力パッド3a〜3pを備えている。ヒューズ領域2に
は、行冗長ヒューズ領域21、列冗長ヒューズ領域2
2、作動ヒューズ領域23が含まれ、作動ヒューズ領域
23には作動ヒューズ231,232と、内部回路が不
良である場合に切断される識別用ヒューズ4とが互いに
隣接して設けられている。また、このヒューズ領域2に
隣接して、識別用ヒューズ4の状態を外部へ出力する識
別パッド5が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DRAM等の半
導体メモリに関し、特に本体メモリの不良箇所に置き換
え可能な冗長メモリセルを備える半導体メモリに関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリは全てのメモリセルが正常
に機能しないと製品として使用できないが、全てのメモ
リセルが正常な部品のみを良品とすると歩留まりが悪く
なるため、正規メモリセルの他に予め冗長メモリセルを
予備のメモリセルとして設けておき、正常に機能しない
正規メモリセルがあった場合には、これを冗長メモリセ
ルに電気的に置き換えて利用するようにしている。
【0003】正規メモリセルに含まれる不良メモリセル
は、ウェーハが個々の半導体メモリのチップ(ダイ)に分
割される前の段階のウェーハテストにより検出される。
半導体メモリのウェーハテストは、正規メモリセルが正
常に機能するか否か、そして不良セルがあった場合はこ
れを冗長メモリセルで置き換えられるかどうかを検査す
る一次検査(プリウェーハテスト)と、必要な置き換え
(不良救済)処理の後、その置き換えが行われた状態でメ
モリセルが正常に機能するか否かを検査する二次検査
(ファイナルウェーハテスト)との二段階の構成となって
いる。
【0004】一次検査の結果、検査対象の半導体メモリ
は、(1)全ての正規メモリセルが正常な良品のグルー
プ、(2)正規メモリセルの一部に不良があるが、冗長メ
モリセルで置き換え可能な救済可能品のグループ、(3)
救済不可能な不良がある(正規メモリセル中の不良セル
が冗長メモリセルで置き換えられないほど多い等の不良
を有する等)不良品のグループの3つのグループに分類
される。置き換え処理は、(2)の救済可能品のグループ
に対して行われる。
【0005】一次、二次の検査はそれぞれ複数の項目検
査を含むが、(3)の不良品のグループに分類されたメモ
リについてはチップの分割後に廃棄されるため、このグ
ループのメモリについて二次検査をすることは検査時間
を無用に引き延ばすこととなる。そこで、例えば特開平
5−47862号公報、特開平7−30068号公報に
は、回路内に不良識別用のヒューズを設けた半導体メモ
リが開示されている。
【0006】これらの公報に開示される不良識別用ヒュ
ーズを用いれば、一次検査の結果(3)の不良品のグルー
プに分類されたメモリについては、識別用のヒューズを
切断し、二次検査では最初に識別用ヒューズの状態を検
出することにより、識別用ヒューズが切断されているも
のについてはその時点で検査を中断して次のメモリの検
査に移行することができる。なお、特開平5−4786
2号公報に開示される実施例では、識別用ヒューズがG
ND端子とダミー端子との間に設けられており、特開平
7−30068号公報においては、識別用ヒューズが半
導体メモリ内のいずれの位置に設けられるのかが開示さ
れていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の第
1の問題点は、不良な正規メモリセルと冗長メモリセル
との置き換えを指定するためのヒューズの位置と、識別
用ヒューズの位置との関連が何ら開示されていない点で
ある。各ヒューズは、置き換え処理の際にリペア装置を
用いてレーザーにより必要に応じて切断されるが、微小
なチップ内のさらに小さな領域に設けられたヒューズを
切断するには、チップ毎に正確な位置決めが不可欠とな
る。したがって、上述した各公報に開示される装置のよ
うに、置き換えを指定するためのヒューズと識別用ヒュ
ーズとの位置関係が特定されていない場合には、指定用
ヒューズ、識別用ヒューズのそれぞれについてヒューズ
切断のための位置決めが必要になり、置き換え処理の歩
留まりが悪くなる。
【0008】従来技術の第2の問題点は、識別用ヒュー
ズの状態から判断できるのが良品/不良品の区別のみで
あり、不良品と判定されたチップからはどのようなエラ
ーが発生したかを判別することはできない点である。こ
のような不良品に関する情報は、検査記録(ログ)に記録
されており、歩留まりを向上させるため製造工程にフィ
ードバックされて対策が立てられる。しかしながら、ロ
グはウェーハのシリアル番号のみで管理されているた
め、ウェーハ内のいずれの位置にあるチップにどのよう
な不良が発生したかが不明となる場合があり、そのよう
な場合には対策を立てることができなくなる。
【0009】従来技術の第3の問題点は、アドレス指定
用のヒューズとは別に識別用専用のヒューズが別個に設
けられているため、ヒューズの数が識別用ヒューズを持
たない装置より多くなるという点である。
【0010】本願の第1の発明は、上述した従来技術の
第1の問題点に鑑みてなされたものであり、置き換え処
理の際に、置き換えの指定用の冗長ヒューズと不良識別
用のヒューズとに対するリペア装置の位置決めが容易な
半導体メモリを提供することを目的(課題)とする。本願
の第2の発明は、上述した従来技術の第2の問題点に鑑
みてなされたものであり、良品/不良品の区別のみでな
く、不良品の場合にどのようなエラーが発生したかを判
別することができる半導体メモリを提供することを目的
(課題)とする。本願の第3の発明は、上述した従来技術
の第3の問題点に鑑みてなされたものであり、識別用に
専用のヒューズを設けることなく二次検査で良品/不良
品の判別が可能な半導体メモリを提供することを目的
(課題)とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明にかかる半導
体メモリは、救済回路を構成するアドレス指定用の冗長
ヒューズと識別用ヒューズとを同一のヒューズ領域内に
並列して設けたことを特徴とする。すなわち、第1の発
明の半導体メモリは、所定の容量を持つ正規メモリセル
と、正規メモリセルの一部と置き換え可能な冗長メモリ
セルと、正規メモリセル、および冗長メモリセルを含む
内部回路の外部に対する接続点となる入出力パッドと、
正規メモリセルの一部が不良の場合に、該不良部分を指
定して冗長メモリセルに置き換えるために切断される冗
長ヒューズと、冗長ヒューズに並列してヒューズ領域内
に設けられ、チップに救済不可能な不良がある場合に切
断される識別用ヒューズと、識別用ヒューズの状態を外
部へ出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0012】第1の発明によれば、一次検査の際にチッ
プに救済不可能な不良があると判断された際には、リペ
ア工程で識別ヒューズを切断しておくことにより、二次
検査の際には識別ヒューズの状態を検知することにより
当該チップが不良であることを容易に判断することがで
きる。
【0013】第1の発明のヒューズ領域には、複数の冗
長ヒューズと、冗長ヒューズによる指定を有効にする際
に切断される作動ヒューズとを含ませることができ、そ
の場合、識別用ヒューズは作動ヒューズに隣接して配置
することができる。また、識別用ヒューズは、単一また
は複数のヒューズから構成することができる。識別用ヒ
ューズが複数のヒューズから構成される場合には、救済
不可能な不良がある際に、不良のカテゴリーに合わせて
特定のヒューズを切断するようにすることができる。さ
らに、第1の発明の出力手段としては、識別用ヒューズ
の状態を検出するための専用の識別用パッド、あるい
は、入出力パッドと兼用された兼用パッドを用いること
ができる。兼用パッドを用いる場合、識別用ヒューズが
切断されていない場合には兼用パッドが内部回路に電気
的に接続され、識別用ヒューズが切断された場合には兼
用パッドが内部回路から電気的に切り放されるように回
路構成すればよい。
【0014】第2の発明にかかる半導体メモリは、上記
の識別用ヒューズ等の記録手段を複数備えることを特徴
とする。すなわち、第2の発明の半導体メモリは、所定
の容量を持つ正規メモリセルと、正規メモリセルの一部
と置き換え可能な冗長メモリセルと、正規メモリセル、
および冗長メモリセルを含む内部回路の外部に対する接
続点となる入出力パッドと、正規メモリセルの一部が不
良の場合に、該不良部分を指定して冗長メモリセルに置
き換えるために切断される冗長ヒューズと、不良のカテ
ゴリーに対応させて設けられ、チップに救済不可能な不
良がある場合に不良のカテゴリーに合わせて状態が設定
される複数の記録手段と、記録手段の状態を外部へ出力
する複数の出力手段とを備えることを特徴とする半導体
メモリ。
【0015】第2の発明によれば、一次検査の際にチッ
プに救済不可能な不良があると判断された際には、リペ
ア工程で複数の記録手段の中の一つを検出された不良の
カテゴリーに合わせて状態を変更(ヒューズの場合には
切断)しておくことにより、二次検査では当該チップが
不良であることを容易に判断できると共に、チップがウ
ェーハから切り離された後にも、当該チップに記録され
た情報からどのようなカテゴリーの不良が生じたかを知
ることができる。
【0016】第2の発明の記録手段としては、冗長ヒュ
ーズとは別個に設けられた識別用ヒューズを用いること
ができる。この場合、出力手段としては、識別用ヒュー
ズの状態を出力する専用の識別用パッドを用いることが
でき、あるいは、入出力パッドと兼用された兼用パッド
を用いることができる。なお、冗長ヒューズによる指定
を有効にする際に切断される作動ヒューズを備える場
合、第2の発明の記録手段として、冗長ヒューズ中に含
まれる複数のヒューズを兼用ヒューズとして判定回路と
の組み合わせで用いることができる。判定回路は、兼用
ヒューズが切断され、作動ヒューズが切断されていない
場合に、チップに救済不可能な不良があると判定して兼
用ヒューズの状態を出力手段から外部へ出力させる。ま
た、不良と判定される場合、いずれの兼用ヒューズが切
断されているかにより、不良のカテゴリーを知ることが
できる。
【0017】第3の発明にかかる半導体メモリは、不良
判定用の手段として、アドレス指定用の冗長ヒューズの
一部を兼用ヒューズとして用いると共に、この兼用ヒュ
ーズと、冗長ヒューズによる指定を有効にする際に切断
される作動ヒューズとの組み合わせにより、兼用ヒュー
ズが冗長メモリの置き換えのために切断されているの
か、あるいはチップに救済不可能な不良があるために切
断されているのかを判別する判定回路を設けたことを特
徴としている。すなわち、第3の発明の半導体メモリ
は、所定の容量を持つ正規メモリセルと、正規メモリセ
ルの一部と置き換え可能な冗長メモリセルと、正規メモ
リセル、および冗長メモリセルを含む内部回路の外部に
対する接続点となる入出力パッドと、正規メモリセルの
一部が不良の場合に、該不良部分を指定して冗長メモリ
セルに置き換えるために切断されると共に、一部が兼用
ヒューズとして不良識別用に用いられる冗長ヒューズ
と、冗長ヒューズによる指定を有効にする際に切断され
る作動ヒューズと、兼用ヒューズの一部が切断され、作
動ヒューズが切断されていない場合に、チップに救済不
可能な不良があると判定する判定回路と、判定回路が不
良と判定した場合に兼用ヒューズの状態を外部へ出力す
る出力手段とを備えることを特徴とする。
【0018】第3の発明によれば、一次検査の際にチッ
プに救済不可能な不良があると判断された際には、リペ
ア工程で作動ヒューズを切断せずに兼用ヒューズを切断
しておくことにより、判定回路が不良であることを判別
して兼用ヒューズの状態を出力手段から外部に出力させ
る。二次検査ではこの出力手段から出力される兼用ヒュ
ーズの状態から当該チップが不良であることを容易に判
断できる。
【0019】第3の発明の出力手段としては、入出力パ
ッドと兼用された兼用パッドを用いることができる。兼
用パッドは、チップに救済不可能な不良があると判定さ
れた場合には内部回路から電気的に切り放され、このよ
うな不良があると判定されない場合には内部回路に電気
的に接続される。不良判定用に兼用されるのは、複数の
冗長ヒューズ中の単一または複数のヒューズである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる半導体メ
モリの実施形態を説明する。ここでは、6つの実施例に
基づいて発明を説明する。始めに、各実施例と第1〜第
3の発明との関係について簡単に説明しておく。各実施
例は、識別用のヒューズが専用であるか冗長ヒューズと
の兼用であるかと、このヒューズが単一であるか複数で
あるかにより以下の表1のように分類される。
【0021】
【表1】
【0022】第1の発明は、識別用ヒューズと冗長ヒュ
ーズとが近接した位置に配置されたことを特徴としてお
り、実施例1,2,4,5がその要件を満たしている。また、
第2の発明は、記録手段が複数設けられていることを特
徴としており、実施例4,5,6がその要件を満たしてい
る。さらに、第3の発明は、不良判定用の手段として、
アドレス指定用の冗長ヒューズを兼用することを特徴と
しており、実施例3,6がその要件を満たしている。
【0023】
【実施例1】図1は実施例1にかかる半導体メモリの構
成を示す。各実施例では、半導体メモリとして容量4メ
ガビット(Mb)のダイナミックランダムアクセスメモリ(D
RAM)1を例としている。この半導体メモリ1は、それぞ
れ256キロビット(Kb)分の正規メモリセルと所定容量
の冗長メモリセルとを含むメモリブロック I/O300〜I/O
315を16ブロック備えると共に、図中下側となる一方
にヒューズ領域2を備え、両側には正規メモリセルおよ
び冗長メモリセルを含む内部回路の外部に対する接続点
となる16個の入出力パッド3a〜3pを備えている。
【0024】ヒューズ領域2には、行冗長ヒューズ領域
21、列冗長ヒューズ領域22、作動ヒューズ領域23
が含まれている。作動ヒューズ領域23には、各冗長ヒ
ューズ領域21,22に含まれる冗長ヒューズによる指
定を有効にする際に切断される2本の作動ヒューズ23
1,232と、チップに救済不可能な不良がある場合に
切断される識別用ヒューズ4とが互いに隣接して設けら
れている。また、このヒューズ領域2に隣接して、識別
用ヒューズ4の状態を外部へ出力する出力手段として、
専用の識別パッド5が設けられている。実施例1のよう
に、識別用ヒューズ4は、既存の作動ヒューズ231,
232に隣接して1本のヒューズを追加するのみで設け
ることができるため、ヒューズ追加による設計変更は僅
かである。
【0025】識別用ヒューズ4と識別パッド5とは、図
2に示されるように接続されている。すなわち、識別用
ヒューズ4の一端は、外部から供給される電源電圧VD
Dに接続され、他端はゲート6のスイッチ端子に接続さ
れている。ゲート6は、スイッチ端子を除く一方の端子
が電源電圧VDDに接続されると共に、他方の端子が識
別パッド5に接続されている。識別用ヒューズ4が切断
されていない場合、電源電圧が印加されるとゲートはオ
ンし、識別用パッドはVDDと同一の電位(High)となる
が、識別用ヒューズ4が切断されている場合には、電源
電圧が印加されても識別パッドの電位は不定(Hiz)とな
る。
【0026】メモリブロックI/O300は、図3に示される
ように、行(Row)、列(Column)の両方向に共に513個
のメモリセルが配列して正方マトリクスを構成してい
る。このうち斜線部分を除いた512×512=262
114bit(256Kbit)分が正規メモリセルであり、正規メ
モリセル以外の斜線で示された一行分の512bitが行
冗長メモリセルRM、一列分の512bitが列冗長メモ
リセルCMとして確保されている。他のメモリブロック
I/O301〜I/O315もI/O300と同一の構成である。
【0027】行冗長ヒューズ領域21、列冗長ヒューズ
領域22に含まれる各冗長ヒューズは、各メモリブロッ
クの正規メモリセルに不良セルが含まれる場合、これを
行単位、あるいは列単位で指定して行冗長メモリセルR
M、あるいは列冗長メモリセルCMに置き換える機能を
有している。各メモリブロックの正規メモリセルは、上
記のように512×512のマトリクスから構成される
ため、その内の一行、あるいは一列を指定するためには
16bitのアドレス情報が必要となる。ヒューズは、1b
itを表現するために「0」用と「1」用とで2本必要と
なるため、16bitのアドレス指定に32本のヒューズ
が必要となる。
【0028】行冗長ヒューズ領域21には、図4に示さ
れるように、正規メモリセルの不良部分を一行単位で指
定する行アドレス指定用ヒューズ211と、この指定用
ヒューズ211によるアドレス指定を有効にするための
全体で2本の行セレクトヒューズ212とが設けられて
いる。行アドレス指定用ヒューズ211は、隣接する2
つのメモリブロック、例えばI/O300とI/O315、あるいは
I/O303とI/O312等を一組として32本づつ、合計256
本設けられており、一組毎に行アドレスを指定できる。
すなわち、行アドレスの指定に関しては、隣接する2つ
のメモリブロックが1つの単位として扱われ、たとえ一
方のブロックにのみ不良セルが含まれる行がある場合に
も、他方のブロックの正規メモリセルも行冗長メモリセ
ルに置き換えられる。行セレクトヒューズ212は、行
アドレス指定用ヒューズ211によるアドレスの指定を
有効とする場合に切断され、切断された場合にのみ内部
回路で冗長メモリセルによる置き換えが行われる。行セ
レクトヒューズ212が切断されていない場合には、た
とえ行アドレス指定用ヒューズが切断されている場合に
も、行冗長メモリセルによる置き換えは行われない。こ
の明細書において「行冗長ヒューズ」は、上記の行アド
レス指定用ヒューズ211と行セレクトヒューズ212
とを含む概念である。
【0029】一方、列冗長ヒューズ領域22には、図5
に示されるように、正規メモリセルの不良部分を一列単
位で指定する列アドレス指定用ヒューズ221と、この
指定用ヒューズ221による指定を有効にするための列
セレクトヒューズ222とが設けられている。列アドレ
ス指定用ヒューズ221は、各メモリブロック毎に32
本づつ、合計512本備えられており、各メモリブロッ
ク毎に列を指定することができる。列セレクトヒューズ
222は、各メモリブロック毎に1本づつ合計16本設
けられており、各メモリブロック毎に列アドレス指定用
ヒューズ221による指定を有効にする場合に切断され
る。特定のメモリブロックに対応する列セレクトヒュー
ズ222が切断されていない場合には、たとえそのメモ
リブロックに対応する列アドレス指定用ヒューズ221
が切断されている場合にも、列冗長メモリセルによる置
き換えは行われない。この明細書において「列冗長ヒュ
ーズ」は、上記の列アドレス指定用ヒューズ221と列
セレクトヒューズ222とを含む概念である。
【0030】前述した作動ヒューズ領域23に含まれる
2本の作動ヒューズは、一方が行作動ヒューズ231、
他方が列作動ヒューズ232であり、それぞれ行冗長ヒ
ューズ、列冗長ヒューズにより指定された正規メモリセ
ルの冗長セルによる置き換えを許可する場合に切断され
る。
【0031】次に、実施例1の半導体メモリに対するウ
ェーハテストについて図6および図7に示すフローチャ
ートに沿って説明する。ウェーハテストは、ウェーハが
個々の半導体メモリのチップ(ダイ)に分割される前の段
階で実行されるテストであり、正規メモリセルが正常に
機能するか否か、そして不良セルがあった場合はこれを
冗長メモリセルで置き換えられるかどうかを検査する一
次検査(プリウェーハテスト)と、必要な置き換え(不良
救済)処理の後、その置き換えが行われた状態でメモリ
セルが正常に機能するか否かを検査する二次検査(ファ
イナルウェーハテスト)との二段階の構成となってい
る。図6が一次検査、図7が二次検査の工程をそれぞれ
示している。
【0032】一次検査は、図6に示すように、ステップ
(S)1のコンタクトチェック、S2のDCテスト、S3のファ
ンクションテストの3段階のテストを備えており、これ
らのテストが順に実行される。コンタクトチェックは、
テスタと入出力パッド3a〜3pとの接続確認であり、
DCテストは、消費電力が定格どうりであるか等の定格
試験である。コンタクトチェック、あるいはDCテスト
でエラーが検出された場合には、検査対象のチップは救
済不可能な不良品と判断され、後のテストを実行せずに
S4で識別用ヒューズを切断するようデータを出力し、S5
で記録(LOG)を出力して一次検査を終了する。
【0033】ファンクションテストは、正規メモリセル
が正常なメモリセルとして機能するか否かのテストであ
り、全ての正規メモリセルについてビット単位で"
0"、"1"を読み書きし、読み書きが失敗したメモリセ
ルのアドレスを保存しておく。全ての正規メモリセルに
ついて読み書きテストが終了した後、読み書きが失敗し
たセルがない場合には検査対象のチップは良品と判断さ
れ、S5で記録(LOG)を出力して一次検査を終了する。
【0034】ファンクションテストで読み書きに失敗し
たメモリセルが存在した場合には、これらの不良なメモ
リセルを冗長メモリセルで置き換えることにより救済で
きるか否かがS6において判断され、救済可能な場合には
救済可能品としてS7で置き換え対象となる正規メモリセ
ルの行、列のアドレスを指定するよう冗長ヒューズの切
断データが出力され、S5で記録(LOG)を出力して一次検
査を終了する。S6において救済不可能な不良品と判断さ
れた場合には、コンタクトチェックやDCテストでエラ
ーが検出されたチップと同様にS4において識別用ヒュー
ズを切断するようデータを出力し、S5で記録(LOG)を出
力して一次検査を終了する。
【0035】一次検査の結果、検査対象の半導体メモリ
は、(1)全ての正規メモリセルが正常な良品のグルー
プ、(2)正規メモリセルの一部に不良があるが、冗長メ
モリセルで置き換え可能な救済可能品のグループ、(3)
コンタクトチェックまたはDCテストで不良が検出さ
れ、あるいは正規メモリセル中の不良セルが冗長メモリ
セルで置き換えられないほど多いと判定される等の救済
不可能な不良を有する不良品のグループ、の3つのグル
ープに分類される。
【0036】一次検査にづいて実行される置き換え処理
では、(2)の救済可能品のグループのチップは、一次検
査のS7で出力された冗長ヒューズ切断データに基づいて
リペア装置により処理され、選択された列および行アド
レス指定用ヒューズ211,221、列および行セレク
トヒューズ212,222がレーザーにより切断され
る。また、(3)の不良品のグループのチップは、一次検
査のS4で出力された識別用ヒューズ切断データに基づい
てリペア装置により処理され、識別用ヒューズ233が
切断される。
【0037】実施例1の構成では、作動ヒューズ領域2
3の2本の作動ヒューズに隣接して識別用ヒューズ4が
設けられているため、いずれのヒューズが切断の対象と
なった場合にも、1つのチップに対するレーザーヘッド
の位置決め範囲を小さく限定することかでき、置き換え
処理の歩留まりを向上させることができる。
【0038】二次検査は、図7に示すように、S11のコ
ンタクトチェック、S12の不良判定テスト、S13のDCテ
スト、S14のファンクションテストの4段階のテストか
ら成り、これらのテストが順に実行される。コンタクト
チェック、DCテスト、ファンクションテストは一次試
験における各テストとほぼ同一のテストである。S12の
不良判定テストは、識別パッド5に接続されたゲート6
の端子に電源電圧VDDを印加して識別パッド5の電位
を測定するテストである。チップが良品、あるいは救済
可能品であって一次検査で識別用ヒューズ4が切断され
ていない場合には識別パッド5の電位はVDDと等しい
レベル(High)となり、不良品であって識別用ヒューズ4
が切断されている場合には、識別パッド5の電位は不定
(Hiz)となる。したがって、識別パッド5の電位を検出
することにより一次検査で不良品と判定されたチップか
否かを判定することができる。
【0039】コンタクトチェック、不良判定テスト、D
Cテストの各テスト段階で不良が検出された場合には、
検出された時点で対象チップに対する検査を中断し、S1
5で不良であることの記録(LOG)を出力して二次検査を終
了する。これらの3段階のテストの結果が良好なチップ
のみがファンクションテストの対象となる。ファンクシ
ョンテストの結果、不良がない場合にはS15で良品であ
ることの記録(LOG)を出力し、不良が検出された場合に
はS15で不良であることの記録(LOG)を出力して二次検査
を終了する。S12の不良判定テストを設けることによ
り、一次検査においてファンクションテストまで実行し
て不良と判定された不良品のチップについても、二次検
査ではより早い段階で不良品として検査を中断すること
ができ、検査にかかる時間を短縮することができる。
【0040】
【実施例2】図8は、実施例2の半導体メモリの構成を
示す。実施例2の半導体メモリ1aは、実施例1と同様
に16のメモリブロックI/O300〜I/O315と、行冗長ヒュ
ーズ領域21、列冗長ヒューズ領域22、作動ヒューズ
領域23を含むヒューズ領域2と、16個の入出力パッ
ド3a〜3pとを備えている。作動ヒューズ領域23に
は、2本の作動ヒューズ231,232と識別用ヒュー
ズ4とが互いに隣接して設けられている。ただし、この
実施例では、識別用ヒューズ4の状態を外部へ出力する
出力手段として、複数の入出力パッド3a〜3pのうち
図中左側列の一番下側の入出力パッド3aを兼用パッド
として用いている。既存の入出力パッドの1つを識別用
に兼用することにより、識別用ヒューズが設けられてい
ない従来タイプのチップに対してパッドの設計を変更す
る必要がなく、従来タイプのパッドのレイアウトをその
まま流用することができる。特に、パッドを増設するス
ペースを確保するのが困難なチップについては、実施例
2のようなパッドの兼用は有用である。
【0041】識別用ヒューズ4と兼用バッド3aとの接
続関係は図9に示すとおりである。すなわち、識別用ヒ
ューズ4の一端は、外部から供給される電源電圧VDD
に接続され、他端はゲート6のスイッチ端子に接続され
ている。ゲート6は、スイッチ端子を除く一方の端子が
内部回路に接続されると共に、他方の端子が兼用パッド
3aに接続されている。識別用ヒューズ4が切断されて
いない場合、電源電圧が印加されるとゲート6はオン
し、兼用パッド3aは内部回路に電気的に接続され、兼
用パッド3aの電位は内部回路の状態に応じてHighレベ
ル、あるいはLowレベルとなる。識別用ヒューズ4が切
断されている場合には、兼用パッド3aは内部回路から
切り放され、電源電圧が印加されても兼用パッド3aの
電位は不定(Hiz)となる。
【0042】実施例2の半導体メモリ1aのウェーハテ
ストは、実施例1と同様の工程で実行される。ただし、
二次検査の不良判定テストにおいては、ヒューズの一端
に電源電圧が印加され、ゲート6に接続された内部回路
は出力がHighレベルとなるよう固定される。これによ
り、兼用パッド3aの電位がHighレベルとなったときに
は正常、不定となったときには不良と判断することがで
きる。
【0043】
【実施例3】図10は、実施例3の半導体メモリの構成
を示す。実施例3の半導体メモリ1bは、実施例1と同
様に16のメモリブロックI/O300〜I/O315と、行冗長ヒ
ューズ領域21、列冗長ヒューズ領域22、作動ヒュー
ズ領域23を含むヒューズ領域2と、16個の入出力パ
ッド3a〜3pとを備えている。ただし、実施例3で
は、不良識別用の専用のヒューズは設けられておらず、
作動ヒューズ領域23には行作動ヒューズ231と列作
動ヒューズ232のみが含まれている。また、列冗長ヒ
ューズの一部が不良識別用にも用いられる兼用ヒューズ
として用られると共に、この兼用ヒューズと、作動ヒュ
ーズ領域23に含まれる列作動ヒューズ232とに接続
された判定回路9を備えている。出力手段としては、実
施例2と同様に入出力パッド3a〜3pのうち図中左側
列の一番下側の入出力パッド3aを兼用パッドとして用
いている。
【0044】実施例3の列冗長ヒューズは、図5に示さ
れる実施例1の列冗長ヒューズと同様に256本の列ア
ドレス指定用ヒューズ221と16本の列セレクトヒュ
ーズ222とを備えており、この例では、これらの列セ
レクトヒューズ222のうちのメモリブロックI/O300に
対応する特定の1本のヒューズが兼用ヒューズとして機
能する。
【0045】各ヒューズと兼用バッド3a、および判定
回路9との接続関係は図11に示すとおりである。すな
わち、列セレクトヒューズ222中の兼用ヒューズ22
2a、および列作動ヒューズ232の各一端は、外部か
ら供給される電源電圧VDDに接続され、他端は判定回
路9に接続されている。判定回路9の出力は、ゲート6
のスイッチ端子に接続されている。ゲート6は、スイッ
チ端子を除く一方の端子が内部回路に接続されると共
に、他方の端子が兼用パッド3aに接続されている。判
定回路9は、列セレクトヒューズ222中の兼用ヒュー
ズ222aの状態と、列作動ヒューズ232の状態とを
モニターし、これらのヒューズの状態に応じてゲート6
を制御している。
【0046】判定回路9は、列セレクトヒューズ222
中の兼用ヒューズ222aが切断され、かつ、列作動ヒ
ューズ232が切断されている場合、およびこれらのヒ
ューズのいずれもが切断されていない場合に、ゲート6
をオンする。この結果、兼用パッド3aは内部回路に電
気的に接続される。一方、兼用ヒューズ222aが切断
されているにも拘わらず、列作動ヒューズ232が切断
されていない場合には、判定回路9はチップが不良であ
ると判定してゲート6をオフする。この結果、兼用パッ
ド3aは内部回路から電気的に切り放される。すなわ
ち、判定回路9は、兼用ヒューズが切断されている場
合、これが冗長メモリの置き換えのために切断されてい
るのか、あるいチップが不良であるために切断されてい
るのかを判別する機能を有している。
【0047】実施例3の半導体メモリ1bのウェーハテ
ストは、実施例1と同様の工程で実行される。ただし、
一次検査終了後の置き換え処理においては、チップが不
良品と判断された場合には、兼用ヒューズ222aを切
断し、列作動ヒューズ232を切断せずに残しておく。
救済可能品の取り扱いについては実施例1と同様であ
る。二次検査の不良判定テストにおいては、兼用ヒュー
ズ222aと列作動ヒューズ232との一端に電源電圧
が印加され、ゲート6に接続された内部回路は出力がHi
ghレベルとなるよう固定される。判定回路9は、列作動
ヒューズ232が切断されておらず兼用ヒューズ222
aが切断されている場合にはゲート6をオフさせ、それ
以外の場合にはゲート6をオンさせる。兼用パッド3a
の電位は、ゲート6がオフしていると不定(Hiz)とな
り、ゲート6がオンしているとHighレベルになる。した
がって、兼用パッド3aの電位がHighレベルとなったと
きにはチップが正常であり、不定となったときには不良
であると判断することができる。
【0048】実施例3によれば、実施例1、2と同様
に、二次検査において良品と不良品とを容易に識別する
ことができるのに加え、識別用のヒューズが設けられて
いない従来の半導体メモリに対して、実施例1、2のよ
うに新たに専用の識別用ヒューズを増設する必要がな
く、ヒューズ数の増加を避けることができる。
【0049】
【実施例4】図12は、実施例4にかかる半導体メモリ
の構成を示す。実施例4の半導体メモリ1cは、実施例
1と同様に16のメモリブロックI/O300〜I/O315と、行
冗長ヒューズ領域21、列冗長ヒューズ領域22、作動
ヒューズ領域23を含むヒューズ領域2と、16個の入
出力パッド3a〜3pとを備えている。作動ヒューズ領
域23には、2本の作動ヒューズ231,232と16
本の識別用ヒューズ4a〜4pとが一方向に沿って配列
している。また、ヒューズ領域2の図中下側には、識別
用ヒューズ4a〜4pのそれぞれに対応して16個の識
別用パッド5a〜5pが設けられている。
【0050】識別用ヒューズ4a〜4pは、不良のカテ
ゴリーに対応させて設けられた専用のヒューズであり、
これらの識別ヒューズは、不良のカテゴリーにあわせて
状態が設定される記録手段に該当する。すなわち、それ
ぞれの識別用ヒューズ4a〜4pは、例えば、DCテス
トの消費電力検査でエラーとなった場合には3番目の識
別ヒューズ4c、ファンクションテストでエラーとなり
救済できない場合には5番目の識別用ヒューズ4eを切
断するといったように、不良のカテゴリーに対応づけら
れている。また、識別用パッド5a〜5pは、それぞれ
の識別用ヒューズ4a〜4pの状態を外部へ出力する専
用の出力手段として機能する。
【0051】識別用ヒューズ4a〜4pと識別用バッド
5a〜5pとの接続関係は図13に示すとおりである。
すなわち、識別用ヒューズ4a〜4pの各一端は、外部
から供給される電源電圧VDDに接続され、他端はゲー
ト6a〜6pのスイッチ端子に接続されている。ゲート
6a〜6pは、スイッチ端子を除く一方の端子が電源電
圧に接続されると共に、他方の端子がそれぞれ識別用パ
ッド5a〜5pに接続されている。全ての識別用ヒュー
ズ4a〜4pが切断されていない場合、電源電圧が印加
されるとゲート6a〜6pはオンし、識別用パッド5a
〜5pの電位は電源電圧に等しいHighレベルとなる。識
別用ヒューズ4a〜4pのいずれかが切断されている場
合には、切断された識別用ヒューズに対応するゲートが
オフし、対応する識別用パッドの電位は不定(Hiz)とな
る。
【0052】実施例4の半導体メモリ1cのウェーハテ
ストは、実施例1と同様の工程で実行される。ただし、
一次検査終了後の置き換え処理においては、チップが不
良品と判断された場合には、識別用ヒューズ4a〜4p
のいずれかが不良のカテゴリーに合わせて切断される。
救済可能品の取り扱いについては実施例1と同様であ
る。二次検査の不良判定テストにおいては、識別用ヒュ
ーズ4a〜4pの一端に電源電圧が印加され、識別用パ
ッド5a〜5pの電位が検知される。全ての識別用パッ
ド5a〜5pの電位がHighレベルであれば良品、いずれ
かの識別用パッドの電位が不定であれば不良品と判定さ
れる。
【0053】実施例4の構成によれば、二次検査におい
て良品と不良品とを容易に識別することができるのに加
え、不良品については製造工程にフィードバックされる
べきエラーのカテゴリーに関する情報をチップ自身から
検出することができ、記録上で不良のカテゴリーが不明
となった場合にも、製造工程における対策を立てること
ができる。
【0054】
【実施例5】図14は、実施例5にかかる半導体メモリ
の構造を示す。実施例5の半導体メモリ1dは、実施例
1と同様に16のメモリブロックI/O300〜I/O315と、行
冗長ヒューズ領域21、列冗長ヒューズ領域22、作動
ヒューズ領域23を含むヒューズ領域2と、16個の入
出力パッド3a〜3pとを備えている。また、作動ヒュ
ーズ領域23には、実施例4と同様に2本の作動ヒュー
ズ231,232と16本の識別用ヒューズ4a〜4p
とが一方向に沿って配列している。実施例5では、16
個の入出力パッド3a〜3pの全てが、識別用ヒューズ
4a〜4pの状態を外部に出力する出力手段に兼用され
た兼用パッドとして機能する。なお、識別用ヒューズ4
a〜4pは、実施例4と同様に不良のカテゴリーに対応
させて設けられた専用のヒューズである。
【0055】識別用ヒューズ4a〜4pと識別用バッド
5a〜5pとの接続関係は図15に示すとおりである。
すなわち、識別用ヒューズ4a〜4pの各一端は、外部
から供給される電源電圧VDDに接続され、他端はゲー
ト6a〜6pのスイッチ端子に接続されている。ゲート
6a〜6pは、スイッチ端子を除く一方の端子が内部回
路に接続されると共に、他方の端子がそれぞれ入出力パ
ッド3a〜3pに接続されている。全ての識別用ヒュー
ズ4a〜4pが切断されていない場合、電源電圧が印加
されるとゲート6a〜6pがオンし、入出力パッド3a
〜3pの電位は内部回路の状態に応じてHighレベル、あ
るいはLowレベルとなる。識別用ヒューズ4a〜4pの
いずれかが切断されている場合には、切断された識別用
ヒューズに対応するゲートがオフして対応する入出力パ
ッドが内部回路から切り放され、電源電圧が印加されて
も対応する入出力パッドの電位は不定(Hiz)となる。
【0056】実施例5の半導体メモリ1dのウェーハテ
ストは、実施例4と同様の工程で実行される。すなわ
ち、一次検査終了後の置き換え処理においては、チップ
が不良品と判断された場合には、識別用ヒューズ4a〜
4pのいずれかが不良のカテゴリーに合わせて切断され
る。二次検査の不良判定テストにおいては、識別用ヒュ
ーズ4a〜4pの一端に電源電圧が印加され、ゲート6
a〜6pに接続された内部回路は出力がHighレベルとな
るよう固定される。これにより、全ての入出力パッド3
a〜3pの電位がHighレベルとなったときには良品、い
ずれかの入出力パッドの電位が不定であれば不良品と判
定される。また、電位が不定となった入出力パッドを特
定することにより、不良のカテゴリーを判別することが
できる。
【0057】実施例5の構成によれば、実施例4と同様
に、二次検査において良品と不良品とを容易に識別する
ことができるのに加え、不良品については製造工程にフ
ィードバックされるべきエラーのカテゴリーに関する情
報をチップ自身から検出することができる。また、既存
の入出力パッドを識別用に兼用することにより、識別用
ヒューズが設けられていない従来タイプのチップに対し
てパッドの設計を変更する必要がなく、従来タイプのパ
ッドのレイアウトをそのまま流用することができる。特
に、パッドを増設するスペースを確保するのが困難なチ
ップについては、実施例5のようなパッドの兼用は有用
である。
【0058】
【実施例6】図16は、実施例6にかかる半導体メモリ
の構造を示す。実施例6の半導体メモリ1eは、実施例
1と同様に16のメモリブロックI/O300〜I/O315と、行
冗長ヒューズ領域21、列冗長ヒューズ領域22、作動
ヒューズ領域23を含むヒューズ領域2と、16個の入
出力パッド3a〜3pとを備えている。ただし、実施例
6では、不良識別用の専用のヒューズは設けられておら
ず、作動ヒューズ領域23には行作動ヒューズ231と
列作動ヒューズ232のみが含まれている。また、列冗
長ヒューズのに含まれる16本のヒューズが不良識別用
にも用いられる兼用ヒューズとして用られると共に、こ
の兼用ヒューズと、作動ヒューズ領域23に含まれる列
作動ヒューズ232とに接続された判定回路9aを備え
ている。
【0059】実施例6の列冗長ヒューズは、図5に示さ
れる実施例1の列冗長ヒューズと同様に256本の列ア
ドレス指定用ヒューズ221と16本の列セレクトヒュ
ーズ222とを備えている。これらの16本の列セレク
トヒューズ222は、列アドレス指定用ヒューズ221
による指定の有効、無効を定める機能と、不良のカテゴ
リーにあわせて状態が設定される記録手段としての機能
とに兼用されている。出力手段としては、実施例5と同
様に入出力パッド3a〜3pの全てを兼用パッドとして
用いている。これらの入出力パッド3a〜3pは、16
本の列セレクトヒューズ222のそれぞれに対応してい
る。
【0060】各ヒューズと入出力バッド3a〜3p、お
よび判定回路9aとの接続関係は図17に示すとおりで
ある。すなわち、列セレクトヒューズ222、および列
作動ヒューズ232の各一端は、外部から供給される電
源電圧VDDに接続され、他端は判定回路9に接続され
ている。判定回路9aからは16本の出力線が出てお
り、これらの出力線は16個のゲート6a〜6pのスイ
ッチ端子にそれぞれ接続されている。ゲート6a〜6p
は、スイッチ端子を除く一方の端子が内部回路に接続さ
れると共に、他方の端子が入出力パッド3a〜3pにそ
れぞれ接続されている。判定回路9aは、列セレクトヒ
ューズ222の状態と、列作動ヒューズ232の状態と
をモニターし、これらのヒューズの状態に応じてゲート
6a〜6pを個別に制御している。
【0061】判定回路9aは、列セレクトヒューズ22
2中の何れかのヒューズが切断され、かつ、列作動ヒュ
ーズ232が切断されている場合、およびこれらのヒュ
ーズのいずれもが切断されていない場合に、全てのゲー
ト6a〜6pをオンする。この結果、全ての入出力パッ
ド3a〜3pは内部回路に電気的に接続される。一方、
列セレクトヒューズ222のいずれかが切断されている
にも拘わらず、列作動ヒューズ232が切断されていな
い場合には、判定回路9aはチップが不良であると判定
し、切断されたヒューズに対応するゲートをオフする。
この結果、切断されたヒューズに対応する入出力パッド
は内部回路から電気的に切り放される。すなわち、判定
回路9aは、列セレクトヒューズが切断されている場
合、これが冗長メモリの置き換えのために切断されてい
るのか、あるいチップが不良であるために切断されてい
るのかを判別する機能を有している。
【0062】実施例6の半導体メモリ1eのウェーハテ
ストは、実施例4と同様の工程で実行される。すなわ
ち、一次検査終了後の置き換え処理においては、チップ
が不良品と判断された場合には、列セレクトヒューズ2
22のいずれかが不良のカテゴリーに合わせて切断され
る。二次検査の不良判定テストにおいては、列セレクト
ヒューズ222と列作動ヒューズ232との一端に電源
電圧が印加され、ゲート6a〜6pに接続された内部回
路は出力がHighレベルとなるよう固定される。これによ
り、全ての入出力パッド3a〜3pの電位がHighレベル
となったときには良品、いずれかの入出力パッドの電位
が不定であれば不良品と判定される。また、電位が不定
となった入出力パッドを特定することにより、不良のカ
テゴリーを判別することができる。
【0063】実施例6の構成によれば、二次検査におい
て良品と不良品とを容易に識別することができるのに加
え、不良品については製造工程にフィードバックされる
べきエラーのカテゴリーに関する情報をチップ自身から
検出することができる。また、既存の入出力パッドを識
別用に兼用することにより、識別用ヒューズが設けられ
ていない従来タイプのチップに対してパッドの設計を変
更する必要がなく、従来タイプのパッドのレイアウトを
そのまま流用することができる。さらに、識別用のヒュ
ーズが設けられていない従来の半導体メモリに対して、
実施例4、5のように新たに専用の識別用ヒューズを増
設する必要がなく、ヒューズ数の増加を避けることがで
きる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本願の各発明によ
れば、一次検査の際にチップに救済不可能な不良がある
と判断された際には、リペア工程で識別ヒューズを切断
しておくことにより、二次検査の際には識別ヒューズの
状態を検知することにより当該チップが不良であること
を容易に判断することができ、以後の試験工程を行うこ
となく次のチップの検査を続けることができ、二次検査
の所要時間を短縮することができる。
【0065】第1の発明によれば、冗長ヒューズと識別
用ヒューズとを同一のヒューズ領域内に並列して設けた
ため、いずれのヒューズが切断の対象となった場合に
も、ヒューズ領域内でリペア装置のレーザーヘッドをヒ
ューズに対して位置決めすればよく、1つのチップに対
するレーザーヘッドの位置決め範囲を小さく限定するこ
とかでき、置き換え処理の歩留まりを向上させることが
できる。また、第2の発明によれば、不良品のチップに
不良のカテゴリーに関する情報を持たせることにより、
不良品については製造工程にフィードバックされるべき
エラーのカテゴリーに関する情報をチップ自身から検出
することができ、記録上でエラーのカテゴリーが不明と
なった場合にも、製造工程における対策を立てることが
できる。さらに、第3の発明によれば、不良判定用の手
段として、アドレス指定用の冗長ヒューズの一部を兼用
することにより、識別用のヒューズが設けられていない
従来の半導体メモリに対して、新たに専用の識別用ヒュ
ーズを増設する必要がなく、ヒューズ数の増加を避ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の半導体メモリの構成を示す説明
図。
【図2】 実施例1の半導体メモリの識別用ヒューズと
識別用パッドとの関係を示す回路図。
【図3】 実施例1の半導体メモリのメモリブロックの
メモリセルの配列を示す説明図。
【図4】 実施例1の半導体メモリの行冗長ヒューズの
構成を示す説明図。
【図5】 実施例1の半導体メモリの列冗長ヒューズの
構成を示す説明図。
【図6】 実施例1の半導体メモリに対するウェーハテ
ストの一次検査の工程を示すフローチャート。
【図7】 実施例1の半導体メモリに対するウェーハテ
ストの二次検査の工程を示すフローチャート。
【図8】 実施例2の半導体メモリの構成を示す説明
図。
【図9】 実施例2の半導体メモリの識別用ヒューズと
兼用パッドとの関係を示す回路図。
【図10】 実施例3の半導体メモリの構成を示す説明
図。
【図11】 実施例3の半導体メモリのヒューズと判定
回路、兼用パッドとの関係を示す回路図。
【図12】 実施例4の半導体メモリの構成を示す説明
図。
【図13】 実施例4の半導体メモリの識別用ヒューズ
と識別用パッドとの関係を示す回路図。
【図14】 実施例5の半導体メモリの構成を示す説明
図。
【図15】 実施例5の半導体メモリの識別用ヒューズ
と兼用パッドとの関係を示す回路図。
【図16】 実施例6の半導体メモリの構成を示す説明
図。
【図17】 実施例6の半導体メモリのヒューズと判定
回路、兼用パッドとの関係を示す回路図。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d,1e 半導体メモリ 2 ヒューズ領域 21 行冗長ヒューズ領域 22 列冗長ヒューズ領域 23 作動ヒューズ領域 3a〜3p 入出力パッド 4,4a〜4p 識別用ヒューズ 5,5a〜5p 識別用パッド 6,6a〜6p ゲート 9,9a 判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/8242 H01L 27/10 681F

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の容量を持つ正規メモリセルと、 前記正規メモリセルの一部と置き換え可能な冗長メモリ
    セルと、 前記正規メモリセル、および前記冗長メモリセルを含む
    内部回路の外部に対する接続点となる入出力パッドと、 前記正規メモリの一部が不良の場合に、該不良部分を指
    定して前記冗長メモリセルに置き換えるために切断され
    る冗長ヒューズと、 前記冗長ヒューズに並列してヒューズ領域内に設けら
    れ、チップに救済不可能な不良がある場合に切断される
    識別用ヒューズと、 前記識別用ヒューズの状態を外部に出力するための出力
    手段とを備えることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 前記ヒューズ領域には、複数の前記冗長
    ヒューズと、前記冗長ヒューズによる指定を有効にする
    際に切断される作動ヒューズとが含まれており、前記識
    別用ヒューズは、前記作動ヒューズに隣接して配置され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモ
    リ。
  3. 【請求項3】 前記識別用ヒューズは、単一のヒューズ
    から構成されることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体メモリ。
  4. 【請求項4】 前記識別用ヒューズは、複数のヒューズ
    から構成され、前記チップに救済不能な不良がある場
    合、不良のカテゴリーに合わせて特定のヒューズが切断
    されることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモ
    リ。
  5. 【請求項5】 所定の容量を持つ正規メモリセルと、 前記正規メモリセルの一部と置き換え可能な冗長メモリ
    セルと、 前記正規メモリセル、および前記冗長メモリセルを含む
    内部回路の外部に対する接続点となる入出力パッドと、 前記正規メモリセルの一部が不良の場合に、該不良部分
    を指定して前記冗長メモリセルに置き換えるために切断
    される冗長ヒューズと、 不良のカテゴリーに対応させて設けられ、チップに救済
    不可能な不良がある場合に不良のカテゴリーに合わせて
    状態が設定される複数の記録手段と、 前記記録手段の状態を外部へ出力する複数の出力手段と
    を備えることを特徴とする半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、前記冗長ヒューズとは
    別個に設けられた識別用ヒューズを備えることを特徴と
    する請求項5に記載の半導体メモリ。
  7. 【請求項7】 前記出力手段は、前記入出力パッドとは
    別に設けられ、前記識別用ヒューズの状態を検出するた
    めの専用の識別用パッドであることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、6のいずれかに記載の半導体メモリ。
  8. 【請求項8】 前記出力手段は、前記入出力パッドと兼
    用された兼用パッドであり、該兼用パッドは、前記識別
    用ヒューズが切断されていない場合には前記内部回路に
    電気的に接続され、前記識別用ヒューズが切断された場
    合には前記内部回路から電気的に切り放されることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、6のいずれかに記載の
    半導体メモリ。
  9. 【請求項9】 前記冗長ヒューズによる指定を有効にす
    る際に切断される作動ヒューズと、前記冗長ヒューズの
    一部が切断され、前記作動ヒューズが切断されていない
    場合に、前記チップに救済不可能な不良があると判定す
    る判定回路とを備え、前記記録手段は、前記冗長ヒュー
    ズ中に含まれる兼用ヒューズから構成され、前記出力手
    段は、前記判定回路が不良と判定した際に前記兼用ヒュ
    ーズの状態を外部に出力することを特徴とする請求項5
    に記載の半導体メモリ。
  10. 【請求項10】 所定の容量を持つ正規メモリセルと、 前記正規メモリセルの一部と置き換え可能な冗長メモリ
    セルと、 前記正規メモリセル、および前記冗長メモリセルを含む
    内部回路の外部に対する接続点となる入出力パッドと、 前記正規メモリセルの一部が不良の場合に、該不良部分
    を指定して前記冗長メモリセルに置き換えるために切断
    されると共に、一部が兼用ヒューズとして不良識別用に
    用いられる冗長ヒューズと、 前記冗長ヒューズによる指定を有効にする際に切断され
    る作動ヒューズと、 前記兼用ヒューズが切断され、前記作動ヒューズが切断
    されていない場合に、チップに救済不可能な不良がある
    と判定する判定回路と、 前記判定回路が不良と判定した場合に前記兼用ヒューズ
    の状態を外部へ出力する出力手段とを備えることを特徴
    とする半導体メモリ。
  11. 【請求項11】 前記出力手段は、前記入出力パッドと
    兼用された兼用パッドであり、該兼用パッドは、前記チ
    ップに救済不能な不良があると判定された場合には前記
    内部回路から電気的に切り放され、不良があると判定さ
    れない場合には前記内部回路に電気的に接続されること
    を特徴とする請求項9または10のいずれかに記載の半
    導体メモリ。
  12. 【請求項12】 前記兼用ヒューズは、前記複数の冗長
    ヒューズ中の単一のヒューズから構成されることを特徴
    とする請求項10に記載の半導体メモリ。
  13. 【請求項13】 前記兼用ヒューズは、前記複数の冗長
    ヒューズ中の複数のヒューズから構成され、前記チップ
    に救済不可能な不良がある場合、不良のカテゴリーに合
    わせて特定の前記兼用ヒューズが切断されることを特徴
    とする請求項10に記載の半導体メモリ。
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