JPH11211794A - 半導体集積回路およびその検査方法 - Google Patents

半導体集積回路およびその検査方法

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JPH11211794A
JPH11211794A JP10016271A JP1627198A JPH11211794A JP H11211794 A JPH11211794 A JP H11211794A JP 10016271 A JP10016271 A JP 10016271A JP 1627198 A JP1627198 A JP 1627198A JP H11211794 A JPH11211794 A JP H11211794A
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JP
Japan
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inspection
inspection result
semiconductor integrated
circuit
integrated circuit
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JP10016271A
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English (en)
Inventor
Emi Hayashi
恵美 林
Satoshi Shigeuchi
智 茂内
Shoji Sakamoto
正二 坂元
Kazuhiko Shimakawa
一彦 島川
Kiyoto Ota
清人 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリとロジックとを備えた混載型の半導体
集積回路において、検査時間を短縮してその検査効率を
向上できるようにする。 【解決手段】 DRAM12とロジック13とを備えた
混載型の半導体集積回路11に、DRAM12で使用さ
れた技術を用いて構成した検査結果記録回路15を設け
る。最初のメモリ検査の実行後、検査結果を記録回路1
5に書き込む。次のロジック検査の実行時には、その最
初の段階で、記録回路15に記録された検査結果を読み
出し、良品のみロジック検査を行なう。これにより、メ
モリ検査の不良品についてはロジック検査を行なう時間
を削減でき、検査効率を上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAMやフラッ
シュメモリなどの大容量メモリとマイクロプロセッサや
ASICなどのロジック品とを混載した半導体集積回路
およびその検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモリを搭載したロジック回路の検査
は、メモリ部とロジック部とをそれぞれに対応した専用
のテスターで行なうのが一般的である。拡散工程を完了
したスライスは、まずメモリテスターにて全チップにつ
いてメモリ部の検査が行なわれ、次にロジックテスター
にてロジック部の検査が再び全チップについて行なわれ
る。
【0003】図12は従来のDRAMとロジックとの混
載型の半導体集積回路を示している。ここで、121は
半導体集積回路、122はDRAM、123はロジッ
ク、124はパッドである。DRAM122、ロジック
123、パッド124は、各々、製品としての半導体集
積回路121の仕様に従った結線が行なわれている。
【0004】図13は、従来の半導体集積回路121に
おいて、1つのチップを2種類のテスターで検査する場
合のフローチャートである。最初にメモリ用のテスター
にてDRAM122すなわちメモリ部の検査が行なわ
れ、不良と判定された場合にはレーザー等を用いて該当
チップに識別マークを付ける(ステップ131)。この
作業はスライス上の全チップについて行なわれる。
【0005】次にロジック用テスターにてロジック12
3すなわちロジック部の検査を行ない、不良と判定され
た場合には同様にレーザー等を用いて該当チップに識別
マークをつける(ステップ132)。この作業もスライ
ス上の全チップについて行なわれる。
【0006】その後、メモリ部検査工程、ロジック部検
査工程ともに不良識別マークの付していないチップ(す
なわち良品チップ)のみを選別して、パッケージ組み立
てが行なわれる。
【0007】上記の例では検査をメモリ部、ロジック部
の順に行なうフローの説明を行なったが、ロジック部、
メモリ部の順に検査を行なう場合も同様の作業が必要で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
集積回路においては、メモリ部とロジック部の検査をす
るに当たってそれぞれの専用のテスターを使用する必要
がある。近年、半導体集積回路の製品コストに占める検
査コストの割合は大きくなっており、特に混載型の半導
体集積回路の場合、検査時間を短縮することは非常に重
要である。前記の従来例では、たとえメモリ部の検査で
不良と判定されたチップでも、ロジックの検査が行なわ
れるため検査時間の無駄が生じ、最終的には製品コスト
の上昇を招くという課題を有していた。
【0009】そこで本発明は、混載型の半導体集積回路
において、検査時間を短縮してその検査効率を向上でき
るようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の半導体集積回路は、検査結果記録回路を
設けるという構成を有している。
【0011】初回の検査実行時に検査結果を記録回路に
書き込み、次回の検査実行時には、最初に、記録回路に
記録されている初回の検査結果を読み出し、良品のみ検
査を行なう。これにより、初回検査の際の不良品は次回
の検査を行なう時間を省略でき、検査効率をあげること
ができる。また、この効果はテスターの機種に依存する
こともなく、検査結果の記録/読み出しにかかる時間も
非常に短い。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の本発明は、メモ
リセルへの書き込みや読み出しを目的とする第1の機能
ブロックと、CPUやランダムロジックなどのロジック
部で構成された第2の機能ブロックと、前記第1の機能
ブロックおよび、または第2の機能ブロックについての
検査結果を記録可能かつ外部から読み出し可能な検査結
果記録回路とを備えたものである。
【0013】これによれば、いずれか一方の機能ブロッ
クについての検査結果を記録回路に記録し、他方の機能
ブロックの検査を実行する前にその記録を読み出すこと
で、一方の機能ブロックが良品であるもののみについて
他方の機能ブロックの検査を行なえば済む。このため、
初回検査の際の不良品は次回の検査を行なう時間を省略
でき、検査効率をあげることができる。また、この効果
はテスターの機種に依存することもなく、検査結果の記
録/読み出しにかかる時間も非常に短い。
【0014】請求項2に記載の本発明は、製造工程で発
生した欠陥メモリセルを正常なメモリセルに置換するた
めに処理可能な冗長救済回路を備え、この冗長救済回路
は、第1の機能ブロックの検査結果が不良と判定された
場合でしかもこの冗長救済回路による救済が可能である
ときに処理されるように構成され、かつ前記検査結果記
録回路は、第1の機能ブロックの検査結果が不良と判定
された場合でしかも前記冗長救済回路による救済が不可
能であるときに検査結果を記録されるように構成されて
いるものである。
【0015】これによれば、第1の機能ブロックの検査
結果が不良であった場合に、冗長救済回路による救済を
試みることが可能であり、この冗長救済回路による救済
を行なえなかった場合のみに、検査結果記録回路に不良
の旨のデータを書き込みことができる。
【0016】請求項3に記載の本発明は、検査結果記録
回路がレーザーで切断可能なヒューズ素子にて形成され
ているものである。これによれば、レーザーで検査結果
記録回路のヒューズ素子を切断することによってこの検
査結果記録回路に1ビットのデータを書き込むことがで
き、また検査結果記録回路に所定の電圧を印加して電流
値を測定することにより、書き込んだデータを読み出す
ことができる。
【0017】請求項4に記載の本発明は、冗長救済回路
が、製造工程で発生した欠陥メモリセルを正常なメモリ
セルに置換するためにレーザーで切断可能な第1のヒュ
ーズ素子にて構成され、検査結果記録回路が、レーザー
で切断可能な第2のヒューズ素子にて構成されているよ
うにしたものである。
【0018】これによれば、第1の機能ブロックの検査
結果が不良であった場合に、冗長救済回路の第1のヒュ
ーズ素子をレーザーにて切断することによる救済を試み
ることができ、また、この冗長救済回路による救済を行
なえなかった場合のみに、レーザーで検査結果記録回路
の第2のヒューズ素子を切断することにより、この検査
結果記録回路に不良の旨のデータを書き込むことができ
る。
【0019】請求項5に記載の本発明は、検査結果記録
回路が電圧の印加により溶断可能な抵抗素子にて形成さ
れているものである。これによれば、検査結果記録回路
に所定の高電圧を所定時間印加して抵抗素子を溶断させ
ることによって検査結果記録回路に1ビットのデータを
書き込むことができる。また検査結果記録回路に所定の
電圧を印加し電流を測定することによって、書き込んだ
データを読み出すことができる。請求項6に記載の本発
明は、抵抗素子が、第1および、または第2の機能ブロ
ックを構成する電極材料または配線材料にて形成されて
いるものである。
【0020】これによれば、半導体集積回路において、
抵抗素子にて形成された検査結果記録回路を具体的に構
成することができる。
【0021】請求項7に記載の本発明は、検査結果記録
回路が電圧の印加により絶縁破壊を発生可能なコンデン
サ素子にて形成されているものである。これによれば、
検査結果記録回路に所定の電圧を所定時間印加してコン
デンサ素子に絶縁破壊を生じさせることによってこの検
査結果記録回路に1ビットのデータを書き込むことがで
き、また検査結果記録回路に所定の電圧を印加し電流を
測定することによって書き込んだデータを読み出すこと
ができる。請求項8に記載の本発明は、第1の機能ブロ
ックのメモリセルがコンデンサ素子を備え、検査結果記
録回路のコンデンサ素子が前記第1の機能ブロックのメ
モリセルのコンデンサ素子と同一の構成であるようにし
たものである。
【0022】これによれば、第1の機能ブロックのメモ
リセルがコンデンサ素子を備えた半導体集積回路におい
て、コンデンサ素子にて形成された検査結果記録回路を
具体的に構成することができる。
【0023】請求項9に記載の本発明は、検査結果記録
回路がフラッシュ型の不揮発性記憶素子にて形成されて
いるようにしたものである。これによれば、この記憶素
子のドレインおよびゲートに所定電位を設定するととも
にソースにグラウンド電位を設定することによって、検
査結果記録回路に1ビットのデータを書き込むことがで
きる。また記憶素子のドレインおよびゲートに前記書き
込み工程での印加電位より低い所定電位を設定するとと
もに、ソースにグラウンド電位を設定し、ドレインから
流れる電流値を測定することによって、書き込んだデー
タを読み出すことができる。
【0024】請求項10に記載の本発明は、第1の機能
ブロックがフローティングゲート構造のフラッシュ型の
メモリセルを備え、検査結果記録回路のフラッシュ型の
不揮発性記憶素子が前記メモリセルの記憶素子と同一の
構成であるようにしたものである。
【0025】これによれば、第1の機能ブロックがフロ
ーティングゲート構造のフラッシュ型のメモリセルを備
えた半導体集積回路において、フラッシュ型の不揮発性
記憶素子にて形成された検査結果記録回路を具体的に構
成することができる。
【0026】請求項11に記載の本発明は、検査結果記
録回路が紫外線消去型のフローティングゲート構造のF
AMOS型のEPROMにて形成されているようにした
ものである。
【0027】これによれば、この記憶素子のドレインお
よびゲートに所定電位を設定するとともにソースをグラ
ウンドに接続することによって、検査結果記録回路に1
ビットのデータを書き込むことができる。また記憶素子
のドレインおよびゲートに前記書き込み工程での印加電
圧より低い所定電位を設定して、ドレインから流れる電
流値を測定することによって、書き込んだデータを読み
出すことができる。
【0028】請求項12に記載の本発明は、第1の機能
ブロックが紫外線消去型のEPROMを備え、検査結果
記録回路のEPROMが前記第1の機能ブロックのEP
ROMと同一の構成であるようにしたものである。
【0029】これによれば、第1の機能ブロックが紫外
線消去型のEPROMを備えた半導体集積回路におい
て、紫外線消去型のフローティングゲート構造のFAM
OS型のEPROMにて形成された検査結果記録回路を
具体的に構成することができる。
【0030】請求項13に記載の本発明は、メモリセル
への書き込みや読み出しを目的とする第1の機能ブロッ
クと、CPUやランダムロジックなどのロジック部で構
成された第2の機能ブロックと、前記第1の機能ブロッ
クおよび、または第2の機能ブロックについての検査結
果を記録可能かつ外部から読み出し可能な検査結果記録
回路とを備えた半導体集積回路を検査するための方法
が、前記第1の機能ブロックと第2の機能ブロックとの
いずれか一方を検査する第1の検査工程と、前記第1の
検査工程の結果が不良と判定された場合に前記検査結果
記録回路にその情報の書き込みを行なう工程と、前記検
査結果記録回路の情報を読み出して、前記第1の検査工
程の結果が不良でない場合にのみ前記第1の機能ブロッ
クと第2の機能ブロックとのうちの他方を検査する第2
の検査工程とを備えたものである。
【0031】こうすると、第2の検査工程の最初に検査
結果記録回路のデータを読み出すことにより、第1の検
査工程の結果を知ることができ、この第1の検査で不良
となった半導体集積回路を有するチップについては、第
2の検査工程を省略して、この第2の検査工程に費やす
時間を短縮することができる。
【0032】請求項14に記載の本発明は、第1の機能
ブロックは、冗長救済回路を処理することによって欠陥
メモリセルを正常なメモリセルに置換し得るように構成
され、第1の検査工程において第1の機能ブロックを検
査し、この第1の検査工程の結果が不良と判定された場
合に、前記冗長救済回路による救済が可能かどうかを判
定し、救済が可能な場合は前記冗長救済回路を処理する
ことによる冗長救済を行ない、また救済が不可能な場合
は検査結果記録回路への情報の書き込みを行なうもので
ある。
【0033】こうすると、第1の機能ブロックの検査結
果が不良であった場合に、冗長救済回路による救済を試
みることが可能であり、この冗長救済回路による救済を
行なえなかった場合のみに、検査結果記録回路へ不良の
旨のデータを書き込むことができる。
【0034】請求項15に記載の本発明は、検査結果記
録回路をヒューズ素子にて形成し、このヒューズ素子を
レーザーで切断することによって情報の書き込みを行な
うものである。
【0035】こうすると、上述のようにレーザーで検査
結果記録回路のヒューズ素子を切断することによってこ
の検査結果記録回路に1ビットのデータを書き込みこと
ができるとともに、検査結果記録回路に所定の電圧を印
加して電流値を測定することによって書き込んだデータ
を読み出すことができる。
【0036】請求項16に記載の本発明は、冗長救済回
路を第1のヒューズ素子で形成して、この第1のヒュー
ズ素子をレーザーで切断することによって製造工程で発
生した欠陥メモリセルを正常なメモリセルに置換すると
ともに、検査結果記録回路を第2のヒューズ素子で形成
して、この第2のヒューズ素子をレーザーで切断するこ
とによって情報の書き込みを行なうものである。
【0037】こうすると、第1の機能ブロックの検査結
果が不良であった場合に、冗長救済回路の第1のヒュー
ズ素子をレーザーにて切断することによる救済を試みる
ことができ、また、この冗長救済回路による救済を行な
えなかった場合のみに、レーザーで検査結果記録回路の
第2のヒューズを切断することにより、この検査結果記
録回路に不良の旨のデータを書き込むことができる。
【0038】請求項17に記載の本発明は、検査結果記
録回路を抵抗素子にて形成し、この抵抗素子を電圧の印
加により溶断させることによって情報の書き込みを行な
うものである。
【0039】こうすると、検査結果記録回路の抵抗素子
に所定の高電圧を所定時間印加してこの抵抗素子を溶断
させることによって、この検査結果記録回路に1ビット
のデータを書き込みことができる。また、検査結果記録
回路に所定の電圧を印加して電流値を測定することによ
り、書き込んだデータを読み出すことができる。
【0040】請求項18に記載の本発明は、検査結果記
録回路をコンデンサ素子にて形成し、このコンデンサ素
子を電圧の印加により絶縁破壊させることによって情報
の書き込みを行なうものである。
【0041】こうすると、検査結果記録回路のコンデン
サ素子に所定の高電圧を所定時間印加してこのコンデン
サ素子を絶縁破壊させることによって、この検査結果記
録回路に1ビットのデータを書き込みことができる。ま
た、検査結果記録回路に所定の電圧を印加して電流値を
測定することにより、書き込んだデータを読み出すこと
ができる。
【0042】請求項19に記載の本発明は、第1の機能
ブロックがフローティングゲート構造のフラッシュ型の
メモリセルを備え、検査結果記録回路を前記メモリセル
の記憶素子と同一の構成のフラッシュ型の不揮発性記憶
素子にて形成し、この不揮発性記憶素子の初期状態を消
去状態に設定するとともに、この不揮発性記憶素子を書
き込み状態に設定することによって情報の書き込みを行
なうものである。
【0043】こうすると、上述のように検査結果記録回
路の初期状態が消去状態である不揮発性記憶素子を書き
込み状態に設定することによって情報の書き込みを行な
うことができるとともに、書き込み後の電圧印加によっ
て不揮発性記憶素子に流れる電流を測定することで、書
き込んだデータを読み出すことができる。
【0044】請求項20に記載の本発明は、第1の機能
ブロックが紫外線消去型のEPROMを備え、検査結果
記録回路を前記第1の機能ブロックのEPROMと同一
の構成のEPROMにて形成し、検査前に前記検査結果
記憶回路のEPROMに紫外線を照射してその初期状態
を消去状態に設定するとともに、この検査結果記憶回路
のEPROMを書き込み状態に設定することによって情
報の書き込みを行なうものである。
【0045】こうすると、上述のように紫外線の照射に
よって初期状態を消去状態に設定した検査結果記憶回路
のEPROMを書き込み状態に設定することで情報の書
き込みを行なうことができるとともに、書き込み後の電
圧印加によって検査結果記憶回路のEPROMに流れる
電流を測定することで、書き込んだデータを読み出すこ
とができる。
【0046】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1にもとづく、DRAMとロジックとの混載型の半
導体集積回路を示している。11は本発明の半導体集積
回路、12はDRAM、13はロジック、14はパッド
である。DRAM12、ロジック13、パッド14は、
各々、製品としての半導体集積回路11の仕様に従った
結線が行なわれている。15は検査結果記録回路であ
り、この検査結果記録回路15は、DRAM12、ロジ
ック13、パッド14とは独立に配置されている。
【0047】DRAM12は、不良が発生した場合に、
メタル等で形成されたヒューズをレーザーを用いて切断
し、不良メモリセルを正常な予備のメモリセルに置換す
る冗長救済手法で歩留まりの向上を図るのが一般的であ
る。この実施の形態1の半導体集積回路11のDRAM
12も、従来と同様にメタルで形成されたヒューズによ
り構成された冗長救済回路を備えている。
【0048】図2は、検査結果記録回路15の詳細回路
図を示している。21はDRAM12の冗長救済回路で
使用されるヒューズと同一の構造であるヒューズ素子
で、一端をパッド22に他端をグラウンドにそれぞれ接
続されている。
【0049】以上の様に構成された半導体集積回路11
において、その検査方法を図3のフローチャートに従い
説明する。拡散工程を完了したスライスについて、最初
にメモリ用のテスターにて検査1を行なう(ステップ3
1)。検査1ではまずDRAM12すなわちメモリ部の
検査を行ない(ステップ311)、その検査の結果が不
良の場合は、冗長救済可能かどうかを判断し(ステップ
312)、冗長救済可能なチップに関してはスライス上
でのチップの座標情報と冗長救済アドレス情報のデータ
ファイルを作成し(ステップ313)、一方冗長救済不
可能なチップに関しては、スライス上でのチップ座標情
報のみのデータファイルを作成する(ステップ31
4)。これらのデータファイルをレーザトリマ装置に転
送し、救済可能なチップはレーザートリマによる冗長救
済を行ない(ステップ32)、救済不可能なチップはメ
モリ部の検査結果を検査結果記録回路15に書き込む
(ステップ33)。
【0050】次に、各チップについてロジック13用の
テスターにて検査2を行なう(ステップ34)。検査2
では、まず検査結果記録回路15からメモリ検査の結果
を読み出し(ステップ341)、読み出した結果が良好
であればロジック13すなわちロジック部の検査を行な
い(ステップ342)、不良であれば検査を終了する。
【0051】ステップ33における検査結果記録回路1
5への検査結果書き込みは、レーザートリマでヒューズ
素子21を切断することにより行なう。またステップ3
41における検査結果の読みだしは、パッド22に所定
の電圧を印加してその電流を測定することにより行な
う。すなわちステップ311で良品と判定されたチップ
では、パッド22とグラウンドとがヒューズ素子21を
介して接続しているため電流が流れ、これによりメモリ
部の検査結果は良好と判断され、ステップ342のロジ
ック検査が引続き行なわれる。一方、ステップ311で
不良品と判定されたチップでは、ヒューズ素子21が切
断されているためであるためリーク電流以外には電流が
流れず、従ってメモリ部の検査結果は不良と判断され、
検査はこの時点で終了する。
【0052】(実施の形態2)この実施の形態では、図
1のDRAM12とロジック13との混載型の半導体集
積回路11において、検査結果記録回路15として、図
4に示した回路を適用する。図4は、この検査結果記録
回路15の詳細回路図を示している。ここで、41はゲ
ート電極の形成に用いられているポリシリコンで形成さ
れた抵抗素子で、一端をパッド42に他端をグラウンド
にそれぞれ接続されている。
【0053】以上の様に構成された半導体集積回路11
において、その検査方法を図5のフローチャートに従い
説明する。最初にメモリ用のテスターにて検査1を行な
う(ステップ51)。この検査1ではまずメモリ部の検
査を行ない(ステップ511)、その結果が不良の場合
は冗長救済可能かどうかを判断し(ステップ512)、
救済不可能なチップはメモリ部の検査結果を検査結果記
録回路15に書き込む(ステップ513)。冗長救済可
能なチップに関しては、スライス上でのチップの座標情
報と冗長救済アドレス情報とのデータファイルが作成さ
れる(ステップ514)。その後、救済可能なチップは
レーザートリマによる冗長救済を行なう(ステップ5
2)。
【0054】次に、各チップについてロジック用のテス
ターにて検査2を行なう(ステップ53)。検査2で
は、まず検査結果記録回路15からメモリ検査の結果を
読み出し(ステップ531)、読み出した結果が良好で
あればロジック部の検査を行ない(ステップ532)、
不良であれば検査を終了する。
【0055】ステップ512における検査結果記録回路
15への検査結果の書き込みは、パッド42に高電圧
(例えば10V)を所定時間印加してポリシリコン抵抗
素子41を溶断することにより行なう。またステップ5
31における検査結果の読み出しは、パッド42に所定
の電圧を印加してその電流を測定することにより行な
う。ステップ511で良品と判定されたチップでは、パ
ッド42とグラウンドがポリシリコン抵抗素子41を介
して接続しているため電流が流れ、メモリ部の検査結果
は良好と判断され、ステップ532のロジック部検査が
引続き行なわれる。一方、ステップ511で不良品と判
定されたチップでは、ポリシリコン抵抗素子41が溶断
されているためリーク電流以外には電流が流れず、従っ
てメモリ部の検査結果は不良と判断され、検査はこの時
点で終了する。
【0056】なお、この実施の形態においては、検査結
果記録回路15に図4に示すようにポリシリコン抵抗素
子41を使用したが、アルミ等のメタルの抵抗素子を使
用してもよい。
【0057】(実施の形態3)この実施の形態では、図
1のDRAM12とロジック13との混載型の半導体集
積回路11において、検査結果記録回路15として、図
6に示した回路を適用する。図6は、この検査結果記録
回路15の詳細回路図を示している。ここで、61はD
RAM12のメモリセルで用いられているコンデンサ素
子と同一の構造で構成されたコンデンサ素子で、一端を
パッド62に他端をグラウンドにそれぞれ接続されてい
る。
【0058】一般にDRAMは、集積度向上のためのメ
モリセルの微細化と一定のセル容量の確保とを図るため
に、メモリセルを形成するコンデンサ素子の両電極間の
間隔を薄くしている。またこの電極の絶縁破壊を防ぐた
め、電源電圧よりも低く降圧した電圧(例えば2.4
V)を印加している。
【0059】以上の様に構成された半導体集積回路11
において、その検査は実施の形態2と同様に図5のフロ
ーチャートに従って行なう。ステップ512における検
査結果記録回路15への検査結果書き込みは、パッド1
32に電圧(例えば5V以上)を所定時間印加してコン
デンサ素子131を破壊することにより行なう。またス
テップ531における検査結果の読み出しは、パッド1
32に所定の電圧(例えば1V)を印加してその電流を
測定することにより行なう。ステップ511で良品と判
定されたチップでは、パッド132とグラウンドとの間
にコンデンサ素子131があるためリーク電流以外には
電流が流れず、メモリ部の検査結果は良好と判断され、
ステップ532のロジック部検査が引続き行なわれる。
一方、前記ステップ511で不良品と判定されたチップ
では、コンデンサ素子131が破壊されているため電流
が流れ、従ってメモリ部の検査結果は不良と判断され、
検査はこの時点で終了する。
【0060】なお、この実施の形態においては、検査結
果記録回路15にメモリ素子と同一構造のコンデンサ素
子131を使用したが、FPGAで用いられるアンチヒ
ューズ素子を使用してもよい。
【0061】(実施の形態4)図7は、本発明の実施の
形態4にもとづく、フラッシュメモリとロジックとの混
載型の半導体集積回路を示している。すなわち71は本
発明にもとづく半導体集積回路、72はフラッシュメモ
リ、73はロジック、74はパッドである。フラッシュ
メモリ72、ロジック73、パッド74は、各々、製品
としての半導体集積回路71の仕様に従った結線が行な
われている。75は検査結果記録回路である。
【0062】図8は検査結果記録回路75の詳細回路図
を示している。ここで81はフラッシュ型の不揮発性記
憶素子で、フラッシュメモリ72と同一のプロセス工程
で形成される。82、83、84は、各々、この素子8
1のドレイン、ゲート、及びソースに接続されたパッド
である。
【0063】以上の様に構成された半導体集積回路71
において、その検査方法を図9のフローチャートに従い
説明する。最初にメモリ用のテスターにて検査1を行な
う(ステップ91)。すなわち、この検査1では、まず
メモリ部の検査を行ない(ステップ911)、その結果
が不良の場合は検査結果を検査結果記録回路65に書き
込む(ステップ912)。その後、ロジック用テスター
にて検査2を行なう(ステップ92)。検査2では、ま
ずメモリ検査の結果を読み出し(ステップ921)、読
み出した結果が良好であればロジック部の検査(ステッ
プ922)を行ない、不良であればその時点で検査は終
了する。
【0064】次にステップ912における検査結果記録
回路75への検査結果書き込み方法を説明する。まずフ
ラッシュ型の記憶素子81のドレイン82をオープン
し、ゲート83を0Vに設定し、ソース84に高電圧
(例えば5V以上)を所定時間印加し、この記憶素子8
1の初期状態を消去状態に設定する。続いてステップ9
11の検査で不良と判定された場合のみ、ドレイン8
2、ゲート83に高電圧(例えば5V以上)、ソース8
4に0Vを所定時間印加し、フラッシュ型の不揮発性記
憶素子81を書き込み状態に設定することで、検査結果
の書き込みを完了する。
【0065】次にステップ921における検査結果の読
み出し方法を説明する。まずフラッシュ型の不揮発性記
憶素子81のドレイン82を低電圧(例えば1V)、ゲ
ート83を電源電圧(例えば5V)、ソース84を0V
に設定し、ドレイン82からソース84への電流を測定
する。ステップ911で良品と判定されたチップでは、
記憶素子81は消去状態のままであるためドレイン電流
が流れ、メモリ部の検査結果は良好と判断され、ステッ
プ922のロジック部検査が引続き行なわれる。一方、
ステップ911で不良品と判定されたチップでは、フラ
ッシュ型の不揮発性記憶素子81は書き込み状態である
ためリーク電流以外にはドレイン電流が流れず、従って
メモリ部の検査結果は不良と判断され、検査はこの時点
で終了する。
【0066】なお、この実施の形態において、検査結果
記録回路75のゲート83、ソース84には、フラッシ
ュメモリ72の書き込み及び読み出し用の信号を使用し
てもよい。
【0067】(実施の形態5)図10は、本発明の実施
の形態5にもとづく、紫外線消去型EPROMとロジッ
クとの混載型の半導体集積回路を示している。すなわち
101は本発明にもとづく半導体集積回路、102はE
PROM、103はロジック、104はパッドである。
EPROM102、ロジック103、パッド104は、
各々、製品としての半導体集積回路101の仕様に従っ
た結線が行なわれている。105は検査結果記録回路で
ある。
【0068】図10は検査結果記録回路105の詳細回
路図を示している。ここで、111はフローティングゲ
ートで構成されたFAMOS型EPROM素子、11
2、113は各々そのドレイン、ゲートに接続されたパ
ッドであり、ソースはグラウンドに接続されている。
【0069】以上の様に構成された半導体集積回路10
1において、その検査は、図9のフローチャートに従
い、実施の形態4と同様に行なう。ただし、検査1(ス
テップ91)の前に、紫外線を所定時間照射してEPR
OM111の初期化(消去)を行っておく。
【0070】次にステップ912における検査結果記録
回路105への検査結果書き込み方法を説明する。ステ
ップ911の検査で不良と判定された場合のみ、ドレイ
ン112、ゲート113に高電圧(例えば10V以上)
を所定時間印加し、FAMOS型EPROM素子111
を書き込み状態に設定することで、検査結果書き込みを
完了する。
【0071】次にステップ921における検査結果の読
み出し方法を説明する。まずドレイン112を低電圧
(例えば1V)、ゲート113を電源電圧(例えば5
V)に設定した状態で、ドレイン112からの電流を測
定する。ステップ911で良品と判定されたチップで
は、FAMOS型EPROM素子111は消去状態のま
まであるためドレイン電流が流れ、メモリ部の検査結果
は良好と判断され、ステップ922のロジック部検査が
引続き行なわれる。一方、ステップ911で不良品と判
定されたチップでは、FAMOS型EPROM素子11
1は書き込み状態であるためリーク電流以外にはドレイ
ン電流が流れず、従ってメモリ部の検査結果は不良と判
断され、検査はこの時点で終了する。
【0072】なお、以上の各検査結果記録回路15、6
5、105のパッドはプローブ検査にのみ使用し、組み
立て時にワイヤー結線を行なわなくても良い。またそれ
らのパッドは、各実施の形態では独立したものにした
が、選択回路を設けてロジック部のパッドと兼用しても
よい。これら検査結果記録回路15、65、105のパ
ッドにサージ保護等の回路を付加してもよい。また、以
上の各実施の形態ではメモリ検査、ロジック検査の順序
でフローを説明したが、逆の順序で検査を行なってもよ
い。またプローブ検査について説明したが、組み立て検
査についても同様であることはいうまでもない。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明の半導体集積回路
およびその検査方法によると、検査結果記録回路を設け
ることにより、たとえばメモリ検査時の良品のみロジッ
ク検査を行なうことができ、これにより不良品であるこ
とが判明したものについての検査を行なう時間を省略で
き、検査効率を上げることができる。また、一般的なテ
スターに備わっている基本的な機能のみを使用できるた
めテスターの機種に依存することもなく、検査結果の記
録/読み出しにかかる時間もわずかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にもとづくDRAMとロ
ジックとの混載型の半導体集積回路の概略構成図であ
る。
【図2】図1における検査結果記録回路の詳細回路図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態1にもとづく検査のフロー
チャートである。
【図4】本発明の実施の形態2にもとづく検査結果記録
回路の詳細回路図である。
【図5】本発明の実施の形態2にもとづく検査のフロー
チャートである。
【図6】本発明の実施の形態3にもとづく検査結果記録
回路の詳細回路図である。
【図7】本発明の実施の形態4にもとづくフラッシュメ
モリとロジックとの混載型の半導体集積回路の概略構成
図である。
【図8】図7における検査結果記録回路の詳細回路図で
ある。
【図9】本発明の実施の形態4にもとづく検査のフロー
チャートである。
【図10】本発明の実施の形態5にもとづくEPROM
とロジックとの混載型の半導体集積回路の概略構成図で
ある。
【図11】図10における検査結果記録回路の詳細回路
図である。
【図12】従来のDRAMとロジックとの混載型の半導
体集積回路の概略構成図である。
【図13】従来の半導体集積回路の検査のフローチャー
トである。
【符号の説明】
11、71、101 半導体集積回路 13、73、103 ロジック 15、75、105 検査結果記録回路 12 DRAM 21 ヒューズ素子 41 ポリシリコン抵抗素子 61 コンデンサ素子 72 フラッシュメモリ 81 フラッシュ型不揮発性記憶素子 102 EPROM 111 FAMOS型EPROM素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/115 H01L 21/82 R 27/10 461 27/04 T 491 27/10 434 27/108 691 21/8242 29/78 371 21/8247 29/788 29/792 (72)発明者 島川 一彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大田 清人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルへの書き込みや読み出しを目
    的とする第1の機能ブロックと、CPUやランダムロジ
    ックなどのロジック部で構成された第2の機能ブロック
    と、前記第1の機能ブロックおよび、または第2の機能
    ブロックについての検査結果を記録可能かつ外部から読
    み出し可能な検査結果記録回路とを備えた半導体集積回
    路。
  2. 【請求項2】 製造工程で発生した欠陥メモリセルを正
    常なメモリセルに置換するために処理可能な冗長救済回
    路を備え、この冗長救済回路は、第1の機能ブロックの
    検査結果が不良と判定された場合でしかもこの冗長救済
    回路による救済が可能であるときに処理されるように構
    成され、かつ前記検査結果記録回路は、第1の機能ブロ
    ックの検査結果が不良と判定された場合でしかも前記冗
    長救済回路による救済が不可能であるときに検査結果を
    記録されるように構成されている請求項1記載の半導体
    集積回路。
  3. 【請求項3】 検査結果記録回路がレーザーで切断可能
    なヒューズ素子にて形成されている請求項1または2記
    載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 冗長救済回路が、製造工程で発生した欠
    陥メモリセルを正常なメモリセルに置換するためにレー
    ザーで切断可能な第1のヒューズ素子にて構成され、検
    査結果記録回路が、レーザーで切断可能な第2のヒュー
    ズ素子にて構成されている請求項2記載の半導体集積回
    路。
  5. 【請求項5】 検査結果記録回路が電圧の印加により溶
    断可能な抵抗素子にて形成されている請求項1または2
    記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 検査結果記録回路の抵抗素子は、第1お
    よび、または第2の機能ブロックを構成する電極材料ま
    たは配線材料にて形成されている請求項5記載の半導体
    集積回路。
  7. 【請求項7】 検査結果記録回路が電圧の印加により絶
    縁破壊を発生可能なコンデンサ素子にて形成されている
    請求項1または2記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 第1の機能ブロックのメモリセルがコン
    デンサ素子を備え、検査結果記録回路のコンデンサ素子
    が前記第1の機能ブロックのメモリセルのコンデンサ素
    子と同一の構成である請求項7記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 検査結果記録回路がフラッシュ型の不揮
    発性記憶素子にて形成されている請求項1記載の半導体
    集積回路。
  10. 【請求項10】 第1の機能ブロックがフローティング
    ゲート構造のフラッシュ型のメモリセルを備え、検査結
    果記録回路のフラッシュ型の不揮発性記憶素子が前記メ
    モリセルの記憶素子と同一の構成である請求項9記載の
    半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 検査結果記録回路が紫外線消去型のフ
    ローティングゲート構造のFAMOS型のEPROMに
    て形成されている請求項1記載の半導体集積回路。
  12. 【請求項12】 第1の機能ブロックが紫外線消去型の
    EPROMを備え、検査結果記録回路のEPROMが前
    記第1の機能ブロックのEPROMと同一の構成である
    請求項11記載の半導体集積回路。
  13. 【請求項13】 メモリセルへの書き込みや読み出しを
    目的とする第1の機能ブロックと、CPUやランダムロ
    ジックなどのロジック部で構成された第2の機能ブロッ
    クと、前記第1の機能ブロックおよび、または第2の機
    能ブロックについての検査結果を記録可能かつ外部から
    読み出し可能な検査結果記録回路とを備えた半導体集積
    回路を検査するための方法であって、 前記第1の機能ブロックと第2の機能ブロックとのいず
    れか一方を検査する第1の検査工程と、 前記第1の検査工程の結果が不良と判定された場合に前
    記検査結果記録回路にその情報の書き込みを行なう工程
    と、 前記検査結果記録回路の情報を読み出して、前記第1の
    検査工程の結果が不良でない場合にのみ前記第1の機能
    ブロックと第2の機能ブロックとのうちの他方を検査す
    る第2の検査工程と、 を備えた半導体集積回路の検査方法。
  14. 【請求項14】 第1の機能ブロックは、冗長救済回路
    を処理することによって欠陥メモリセルを正常なメモリ
    セルに置換し得るように構成され、第1の検査工程にお
    いて第1の機能ブロックを検査し、この第1の検査工程
    の結果が不良と判定された場合に、前記冗長救済回路に
    よる救済が可能かどうかを判定し、救済が可能な場合は
    前記冗長救済回路を処理することによる冗長救済を行な
    い、また救済が不可能な場合は検査結果記録回路への情
    報の書き込みを行なう請求項13記載の半導体集積回路
    の検査方法。
  15. 【請求項15】 検査結果記録回路をヒューズ素子にて
    形成し、このヒューズ素子をレーザーで切断することに
    よって情報の書き込みを行なう請求項13または14記
    載の半導体集積回路の検査方法。
  16. 【請求項16】 冗長救済回路を第1のヒューズ素子で
    形成して、この第1のヒューズ素子をレーザーで切断す
    ることによって製造工程で発生した欠陥メモリセルを正
    常なメモリセルに置換するとともに、検査結果記録回路
    を第2のヒューズ素子で形成して、この第2のヒューズ
    素子をレーザーで切断することによって情報の書き込み
    を行なう請求項14記載の半導体集積回路の検査方法。
  17. 【請求項17】 検査結果記録回路を抵抗素子にて形成
    し、この抵抗素子を電圧の印加により溶断させることに
    よって情報の書き込みを行なう請求項13または14記
    載の半導体集積回路の検査方法。
  18. 【請求項18】 検査結果記録回路をコンデンサ素子に
    て形成し、このコンデンサ素子を電圧の印加により絶縁
    破壊させることによって情報の書き込みを行なう請求項
    13または14記載の半導体集積回路の検査方法。
  19. 【請求項19】 第1の機能ブロックがフローティング
    ゲート構造のフラッシュ型のメモリセルを備え、検査結
    果記録回路を前記メモリセルの記憶素子と同一の構成の
    フラッシュ型の不揮発性記憶素子にて形成し、この不揮
    発性記憶素子の初期状態を消去状態に設定するととも
    に、この不揮発性記憶素子を書き込み状態に設定するこ
    とによって情報の書き込みを行なう請求項13記載の半
    導体集積回路の検査方法。
  20. 【請求項20】 第1の機能ブロックが紫外線消去型の
    EPROMを備え、検査結果記録回路を前記第1の機能
    ブロックのEPROMと同一の構成のEPROMにて形
    成し、検査前に前記検査結果記憶回路のEPROMに紫
    外線を照射してその初期状態を消去状態に設定するとと
    もに、この検査結果記憶回路のEPROMを書き込み状
    態に設定することによって情報の書き込みを行なう請求
    項13記載の半導体集積回路の検査方法。
JP10016271A 1998-01-29 1998-01-29 半導体集積回路およびその検査方法 Pending JPH11211794A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002045168A1 (fr) * 2000-11-29 2002-06-06 Yamatake Corporation Dispositif semi-conducteur
US6925018B2 (en) 2002-11-06 2005-08-02 Renesas Technology Corp. System-in-package type semiconductor device
US7187198B2 (en) 2004-11-04 2007-03-06 Fujitsu Limited Programmable logic device

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